奈良の年中行事  

2009 ■  ■ 2月  3月■ 4月 ■ 5月  ■ 6月 ■ 7月 ■ 8月   ■ 9月  ■ 10月   ■ 11月 ■ 12月


 
□ 寺社・催し  □ 伝統行事 □ 秘宝・秘仏特別公開 □ ミュージアム情報  □ イベント  □ その他  □ 花情報
□ 寺社・催し
□ 伝統行事
■ 談山神社 厄除大根だき 
 
期間 : 2009年 12月 6日 (日)
時間 : 9時〜 
場所 : 桜井市多武峰
問い合わせ先 : 談山神社 TEL 0744-49-0001 
 
■ 信貴山千手院「大根だき会」 
期間 : 2009年 12月 6日 (日) (毎年12月第1日曜日)
時間 : 午前10時より午後4時まで 
場所 : 生駒郡平群町信貴山2280

拝観料 : 奉納料1000円(大根・御祈祷札・護摩木つきです) 

問い合わせ先 : 0745-72-4481 
関連URL : http://www.senjuin.net/

師走 信貴山恒例の厄除長寿祈願大根だき会が行われます。 
今年の1年無難に暮らせたことへの感謝と来年も無事息災であるように祈願する行事です。 

■ 法隆寺 お身拭い
期間 : 2009年 12月 8日 (火)
場所 : 法隆寺 

問い合わせ先 : 法隆寺 0745-75-2555 
関連URL : http://www.horyuji.or.jp

新しい年を迎えるために、御仏につもった埃を払います。 

■ 春日若宮 おん祭
期間 : 2009年 12月 15日 (火) 〜 2009年 12月 18日 (金) (毎年同日) 
関連URL : http://www.kasugataisha.or.jp/o_index.html 

時間 : お渡り式 17日12時〜
お旅所祭 17日14時30分〜
場所 : 奈良市春日野町 春日大社他 
拝観料 : 無料 但し「おん祭保存会(会費3,000円以上)」に入会すると
おん祭当日、松の下式、お旅所祭拝観券等の特典があります。 
問い合わせ先 : 春日若宮おん祭保存会事務局 TEL 0742-22-7788 
関連URL : http://www.kasugataisha.or.jp/

春日若宮おん祭の起源は、1136年当時、全国的な洪水飢饉のために万民が苦しんでいるのを憂えた時の関白藤原忠通公が若宮神を春日野の仮御殿にお遷し申し上げて数々の芸能を奉納し、丁重にお祭りしたところ、雨は止み、作物豊穣となり、天下が無事に治まったので、以来毎年行うことになったと伝えられています。
神秘的な神事が厳格に守られ、芸能においては、日本古来の神楽などをはじめ、大陸から伝来した舞楽や、中世民間におこった田楽・猿楽等の珍しい芸能も正しい形で継承されており、生きた古典芸能博物館といわれています。
15日に大宿所(おおしゅくしょ)でお祭りが行われ、16日に若宮神社で宵宮のお祭りが行われますが、何と言っても17日が一番盛り上がり、午前0時から始まる遷幸(せんこう)の儀から午前11時の還幸(かんこう)の儀まで24時間中お祭りが続きます。
一般的に、正午から始まるお渡り式が有名ですが、午後2時30分から行われるお旅所祭は、おん祭の本番ともいうべき中心行事です。仮御殿へお遷りになられた若宮様の御前、芝居の語源といわれる芝舞台の上で、厳粛な祭典が斎行され、神楽をはじめとする珠玉の古典芸能が午後10時30分頃まで、絶え間なく奉納されます。18日にはお祭りに関わった人々へのねぎらいの行事といわれる後宴として、奉納相撲と後宴能が行われます。

■ 唐招提寺 お身ぬぐい
期間 : 2009年 12月 15日 (火) 毎年同日
関連URL : http://www.toshodaiji.jp/

時間 : 9時〜 
場所 : 唐招提寺
問い合わせ先 : 唐招提寺 0742-33-7900 

諸仏につもった一年間の埃を払います。 

■ 大鳥居注連縄奉納
期間 : 2009年 12月 16日 (水)
場所 : 宝山寺 

問い合わせ先 : 宝山寺 0743-73-2006 

大鳥居に新しい注連縄を掲げる行事 

■ 正暦寺 冬至祭 (中風封じ祈祷)
期間 : 2009年 12月 22日 (火)
時間 : 10時〜14時 
場所 : 奈良市菩提山町 
拝観料 : 大人400円 小学生200円
問い合わせ先 : 正暦寺 TEL 0742-62-9569 

護摩堂で護摩祈祷と中風封じの祈祷が行われます。
また冬至にかぼちゃを食べると、中風をはじめ種々の病気にならないといわれていることから、当日はかぼちゃづくしの精進弁当のふるまいも行われます。(有料、要予約) 

■ 薬師寺 お身拭い
期間 : 2009年 12月 29日 (火)
時間 : 13時〜15時頃 
場所 : 奈良市西ノ京町 
拝観料 : 大人500円 中高生400円 小学生200円 
問い合わせ先 : 薬師寺 TEL 0742-33-6001 
関連URL : http://www.nara-yakushiji.com/

仏様の魂を抜く法要を営み、朝の餅つきに使用したお湯で、
青年僧らにより、薬師如来坐像や日光・月光両菩薩立像のお身拭(みぬぐ)いが行われます。

■ 長谷寺 観音万燈会
 
時間 : 2009年12月31日 19時〜2010年1月1日 17時     2010年1月1日〜3日  17時〜20時

問い合わせ先 : 長谷寺 TEL 0744-47-7001 

家内安全・開運隆昌など檀信徒、ご参詣のみなさまの願いを燈したいくつもの燈明、万燈籠を観音様にお供えし、ご祈願いたします。 
 

  
■ 奈良のお寺でつける 除夜の鐘
期間 : 2009年 12月 31日 (木)

東大寺

一般参拝者に午後11時より整理券を配布。
先着約800名まで鐘をつくことができます。
1日午前0時から午前8時まで大仏殿中門が開門(拝観無料)され、また大仏殿正面の窓(桟唐戸)が開かれ、大仏様の拝顔ができます。 
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興福寺 
問い合わせ先 : TEL 0742-22-7755 

南円堂と大御堂の鐘の2箇所で参拝者100名ずつ(計200名)までつくことができます。午後11時30分から整理券を配布します。
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薬師寺
問い合わせ先 : TEL 0742-33-6001 

一般参拝者に午後11時より整理券が配布され、全員つくことができます(写経の人優先)。
先着順でお餅のふるまいもあります。
31日夕方から1日夜明けまでの金堂、東塔、西塔がライトアップされます。 
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唐招提寺 
問い合わせ先 : TEL 0742-33-7900 

午後11時15分より整理券配布、先着順108名。
午後11時30分から鐘をつくことができます。
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西大寺
午後11時45分頃から希望者全員がつくことができます。

参加者には福寿酒がふるまわれます。 
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般若寺
午後11時45分から希望者全員がつくことができます。

1日午前1時ごろまで、福酒がふるまわれ、本堂も無料で拝観できます。 
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長岳寺
問い合わせ先 : TEL 0743-66-1051 

午後11時30分から参拝者106名が先着順に鐘をつきます(整理券配布 11:00から)。 
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安倍文殊院
問い合わせ先 : TEL 0744-43-0002 

午後11時45分より希望者全員が順につくことができます。
1日午前0時30分から知恵雑煮がふるまわれます(先着1万名)。 
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聖林寺
問い合わせ先 : TEL 0744-43-0005 

午後11時から希望者全員が順番につくことができます。
1日から3日まで秘仏の弁財天、宝蔵天が開扉されます。 
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室生寺 
問い合わせ先 : TEL 0745-93-2003 

1日午前0時から先着108名まで鐘をつくことができます。
甘酒やお酒のふるまいもあります。 
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飛鳥寺 
問い合わせ先 : TEL 0744-54-2126 

午後11時30分から希望者全員により鐘をつくことができます。
しょうが湯のふるまいがあります。 
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□ 秘宝・秘仏特別公開
□ 談山神社 社宝特別公開(秋)  「三十六歌仙図」(桃山時代)
期間 : 2009年 10月 11日 (日) 〜 2009年 12月 13日 (日)

日本唯一の木造十三重塔を拝む神廟拝所の内部を特別公開 

時間 : 8時30分〜16時30分 
場所 : 桜井市多武峯
問い合わせ先 : TEL0744-49-0001 
関連URL : http://www.tanzan.or.jp/
拝観料 : 大人500円、小学生250円 

多武峯にあるこの神社は大和随一の紅葉の名所として知られています。
神廟拝所に昇殿して、壁画などの宝物を拝観できます。

□ 長谷寺 秋季特別寺宝展
期間 : 2009年 10月 1日 (木)〜 2009年 12月 31日 (木)

国宝「法華経」はじめ、重要文化財が目白押し 

時間 : 9時〜16時
問い合わせ先 : 長谷寺 TEL 0744-47-7001 
関連URL : http://www.hasedera.or.jp/
拝観料 : 大人500円 小学生250円 (寺宝展見学は別途100円) 

西国霊場第八番札所で、ぼたんで有名ですが、初瀬山一面に広がる紅葉も美しいお寺です。 

□ 長谷寺 大観音特別拝観 
 
期間 : 2009年 10月 1日 (木) 〜 2009年 12月 31日 (木) 

時間 : 9時30分〜16時 
拝観料 : 入山料:大人500円 小学生250円 (団体30名以上 大人450円、中高生350円、小学生200円)(特別拝観料、別途1000円)
問い合わせ先 : 長谷寺 TEL 0744-47-7001 

関連URL : http://www.hasedera.or.jp/

西国霊場第八番札所で、ぼたんで有名ですが、初瀬山一面に広がる紅葉も美しいお寺です。 

 
□ 東大寺 開山堂 良弁僧正坐像特別開扉
期間 :  2009年 12月 16日 (水) (毎年同日)

時間 : 法要終了後(9時30分頃)〜16時頃 
場所 : 奈良市雑司町 
拝観料 : 開山堂 無料
問い合わせ先 : 東大寺 TEL 0742-22-5511 
関連URL : http://www.todaiji.or.jp/

東大寺初代別当である良弁(ろうべん)僧正は、幼いとき鷲にさらわれ、東大寺境内の杉の木に取り残されたという説話があります。
その聡明さからそのまま東大寺の僧となり、大仏建立に力を尽くしたといわれています。
この良弁僧正の肖像が、二月堂の西側に位置する子院内の開山堂に安置されています。
鋭い彫りの衣をまとい、厚みがある堂々たる体躯は、精力的に活躍された人柄がよく偲ばれるものです。
ともに国宝である良弁僧正坐像と開山堂を拝観できるのは、年に1回、僧正の忌日であるこの日だけです。 

□ 東大寺 法華堂 執金剛神像特別開扉
期間 :  2009年 12月 16日 (水) (毎年同日)

時間 : 法要終了後(9時30分頃)〜16時頃 
場所 : 奈良市雑司町 
拝観料 : 法華堂 大人500円、小学生以下300円
問い合わせ先 : 東大寺 TEL 0742-22-5511 
関連URL : http://www.todaiji.or.jp/

法華堂(三月堂)の本尊不空羂索観音像(ふくうけんさくかんのん)の背後に設置されている厨子の中に安置されている神将像です。
良弁僧正の念持仏との伝承があり、僧正の肖像同様、年にこの日一度限り公開される秘仏となっています。
すさまじい形相に、甲(かぶと)で身を固め、右手で金剛杵を振りかざし、左手は拳を握りしめ、両足で岩座を踏みしめた姿をしています。
怒りによる肉体の躍動を現した、天平盛期の塑造技術の粋を見せる立像です。 

□ 春日大社 特別公開 刀剣の美U   春日大社の名刀と現代大和の名工
期間 : 2009年 12月 1日 (火) 〜 2010年 1月 17日 (日) 

時間 : 9:00〜16:30(入場は16:00まで) 
場所 : 春日大社宝物殿 
拝観料 : 大人400円 中高生300円 小学生200円
問い合わせ先 : 奈良市春日野町160 0742-22-7788 

大和は日本刀の故郷。有力な寺社を背景に日本の五大生産地(五ヶ伝)の中でも最も早く発展した地域です。
近代より今日まで、この大和の地を愛し、工房を構える刀匠が増え、現在11名が作刀の許可を得る他、金具の製作者も在住しています。
刀剣の美?では、春日大社蔵の名刀の中から刀身の名品を選んで展示をすると共に、大和在住の名工の渾身の作品を一堂に展示するはじめての試みです。 

□ ミュージアム情報
□ 春日大社宝物殿 特別公開 『刀と鎧と合戦図』 
 
期間 : 
時間 : 9:00〜16:30(入館は16:00まで) 
場所 : 奈良市春日野町160 
料金 : 大人420円 中高生315円 小学生210円 
問い合わせ先 : 春日大社 TEL 0742-22-7788 

春日大社は、名刀と鎧の宝庫として知られています。特にその質の高さが注目され、特に太刀の外装や鎧の装飾の面では各時代を代表する逸品ぞろいです。これは日本を代表する神社の一つである春日社に、当時の権力者から奉納されたものだからでしょう。
神に奉納するものとして武器武具が相応しいと考えることは、合戦図や武者絵を勇ましい目出度いものとする意識にも繋がります。合戦図屏風や絵巻、近代に愛された錦絵の合戦図なども併せて展示して刀と鎧の美に迫ります。

 
□  奈良県立美術館特別展「遷都1300年プレ展示 神話」
期間 : 2009年 10月 24日 (土)〜 2009年 12月 24日 (木) 

〜日本美術の想像力〜

時間 : 9:00〜17:00(入館は16:30まで)  ※期間中の金・土曜日は〜21:00まで(入館は20:30まで) 
場所 : 奈良市登大路町10-6 
料金 : 大人1,000(900)円、大高生700(600)円、中小生400(300)円  ()内は団体20名以上の料金 
休館日 : 月曜日(祝日の場合はその翌日)
問い合わせ先 : 奈良県立美術館 tel 0742-23-3968

テレフォンサービス tel 0742-23-1700 
近代日本洋画、日本画の中で、神話や歴史を題材にした絵画を展示します。
日本人の美意識の原点、心の原点を探るとともに、絵そのものの面白さも紹介します。 

□ 奈良県立民俗博物館 シリース展  民具は語る  山の仕事にみる伝統技法 
 
期間 : 2009年 12月 12日 (土) 〜 2010年 1月 31日 (日)
関連URL : http://www.pref.nara.jp/bunkak/minpaku/
時間 : 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所 : 奈良県立民俗博物館 
料金 : 大人200円、大・高生150円、小人70円
※65才以上の方、身障者の方は無料
※土曜日は小・中・高生は無料 
休館日 : 月曜日は休館(月曜日は休日にあたる日は翌日に振り替えて休館)、年末年始(12月28日?1月4日)は休館

問い合わせ先 : 奈良県立民俗博物館 0743-53-3171 

◆ 12/20(日) Pm 1:30〜 企画展列品解説 
◆ 1/17(日) Pm 1:30〜 企画展列品解説
◆ 1/31(日) Pm 1:30〜 企画展列品解説 

 
□ 松伯美術館  収蔵作品展U 「白の魅力」
期間 : 2009年 12月 9日 (水) 〜 2010年 1月 31日 (日)    12/24〜1/4休館 

時間 : 10時〜17時(入館は16時まで) 
場所 : 奈良市登美ヶ丘2-1-4 
料金 : 高校生以上1,000円 小・中学生500円 <予定> 
休館日 : 月曜日(但し、祝日となる場合はその翌火曜日)
問い合わせ先 : TEL0742-41-6666 
関連URL : http://www.kintetsu.co.jp/shohaku/

生涯にわたり鮮やかな色彩で花鳥風月の世界を描き続けた上村松篁ですが、一方で「白の画家」と呼ばれるほど白色の表現を高く評価されていたことはあまり知られていません。
本展では、白の美しさが引き立つ作品を中心に構成し、内側から光り輝くような豊かさを持つ松篁独自の白の魅力をご紹介します。 

□ 入江泰吉記念奈良市写真美術館   万葉恋文(ラブレター) 
 
期間 : 2009年 10月 3日 (土) 〜 2009年 12月 23日 (水) (祝) 

関連URL : http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/

時間 : 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 
場所 : 入江泰吉記念奈良市写真美術館 
料金 : 一般500円、高校大学生200円(高校生は土曜日無料)、小中学生100円(土曜日は無料) 
休館日 : 月曜日(祝日の場合は最も近い平日)、祝日の翌日(平日の場合)、展示替の期間、年末年始
問い合わせ先 : 入江泰吉記念奈良市写真美術館 0742-22-9811 

約4500首ある万葉集の内の7割が男女の恋を詠んだ歌とされています。互いに想いを巡らせ、その内に秘めたるものを歌にした気持ちは昔も今も同じです。万葉びとが風景や花に想いを託すように、入江は自身の作品に万葉びとの歌心を反映してきました。今回は「万葉集」の中から、万葉の男女が想いのたけを綴った恋の歌に万葉の世界をファインダー越しに見て写し撮った入江作品を合わせ展示構成します。

□ 万葉文化館 秋の万葉日本画展
 
期間 : 2009年 10月 2日 (金) 〜 2009年 12月 23日 (水) 

関連URL : http://www.manyo.jp

浅野均 日本画展 〜アーカイックへの遡上〜 

時間 : 10:00〜17:30(入館は17:00まで) 
場所 : 奈良県立万葉文化館 
料金 : 一般600円 学生(高校・大学)500円 小人(小・中学生)300円 
休館日 : 毎週水曜日(祝日の場合はその翌日) 

問い合わせ先 : 奈良県立万葉文化館 0744-54-1850

 
□ イベント
□ 第37回 かぎろひを観る会
期間 : 

かぎろひ・・・観光協会では、「厳寒の良く晴れた早朝、太陽が地平線上に現れる約1時間前に太陽光線のスペクトルにより現れる最初の陽光」としています。 

時間 : 午前4時〜6時(予定) 
場所 : 宇陀市大宇陀区 かぎろひの丘万葉公園
問い合わせ先 : 大宇陀観光協会 TEL 0745-83-0252 

柿本人麻呂が詠んだ「ひむがしの野にかぎろひの立つみえてかへりみすれば月かたぶきぬ」は、万葉集の中の秀歌です。この歌は、阿騎野という現在の大宇陀町周辺で雄大な夜明けの情景を詠んだもので、時期は持統6年(西暦692年)、旧暦の11月17日と推定されます。このことにちなんで、毎年この日に当たる早朝にかぎろひの丘万葉公園で行われるのがこのイベントです。当日、参加者はたき火を囲み、笹酒、芋汁で暖をとり、人麻呂が詠んだ、阿騎野の雄大な「かぎろひ」の現象を体験し、万葉の昔をしのびます。
イベントの後は、近くにある薬の館、森野旧薬園など旧城下町の街並みを訪ねるのもおすすめです。 


 
□ その他
□ 鹿寄せと茶がゆの朝
2009年12月1日(火)〜2009年12月14日(月)まで毎日

ホルンの音色に集まる鹿たち(特別企画) 

主催 : 奈良県観光地魅力づくり委員会

時間 : 9時〜(約15分ほど) 
場所 : 飛火野 
料金 : 無料
問い合わせ先 : 奈良市観光協会 TEL 0742?27?2299 

フレンチホルンの音色に誘われて、やってくるのは鹿の群れ。
奈良でしか見ることのできないのどかな光景を楽しみながら、朝の奈良公園を散歩してみてはいかがでしょうか。 
 

ご宿泊のお客様へ特別に奈良の朝をプレゼント。野生の鹿との共生を飛火野の幻想的な朝を舞台に体験して頂きます。郷土料理の茶粥もご用意しています。奈良の朝をたっぷりお楽しみください。 

時間 : 毎朝9時30分〜 
場所 : 鹿寄せ会場:飛火野(奈良市春日野町・春日大社参道南側)
     茶粥ふるまい:春日大社参道(鹿寄せ会場からご案内します) 
料金 : 無料
問い合わせ先 : 奈良県旅館ホテル生活衛生同業組合奈良支部
電話:0742-22-3675 

茶粥
奈良の郷土料理。東大寺や興福寺の僧侶たちが、中国より日本に伝わった貴重なお茶を使って作ったのが その始まりです。

□ 花情報 (期間はおおよその目安にして下さい)
 花の種類  / 場 所  / 時 季
さざんか 橿原神宮 12月中旬〜2月中旬 

さざんか 滝谷花しょうぶ園 11月〜2月 

さざんか 大安寺 11月〜12月 

さざんか 法華寺 12月〜3月 

さざんか (財)大和文華館 11月上旬〜12月中旬 

椿 今西家書院 12月中旬〜3月 

れんぎょう 法華寺 12月〜3月 

ぼたん 石光寺 11月中旬〜1月下旬 

ぼたん 長谷寺 11月〜1月中旬 

千両(センリョウ) 聖林寺 11月〜2月 

千両(センリョウ) 當麻寺中之坊 11月頃〜1月頃 

千両(センリョウ) 不退寺 10月下旬〜1月下旬 

美男葛(びなんかずら) 不退寺 10月下旬〜1月下旬 

もみじ 信貴山朝護孫子寺 11月中旬〜12月下旬 

もみじ 正暦寺 11月上旬〜12月上旬 

もみじ 竜田川 11月中旬〜12月上旬 

もみじ 霊山寺 11月中旬〜12月上旬 

紅葉 岡寺 11月下旬〜12月上旬

紅葉 壷阪寺 11月中旬〜12月上旬

紅葉 白毫寺 11月下旬〜12月

ロウバイ (財)大和文華館 12月下旬〜2月下旬 
 

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