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Nomal 春の特別公開 ふだんは見られない重文の仏像など、15カ所で4月27日から /管理人 (24/04/24(Wed) 17:16) [602] apr061.jpg/168KB


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[602]  春の特別公開 ふだんは見られない重文の仏像など、15カ所で4月27日から
□投稿者/ 管理人 院生(607回)-(2024/04/24(Wed) 17:16:01)

     通常見られない寺社などの文化財を公開する「春期京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会主催)が27日から京都市や八幡市、伊根町の15カ所で始まる。隨心院(山科区)では修理を進めてきた重要文化財の仏像3体が4年ぶりにそろい踏みし、常照寺(北区)と宝筺院(右京区)が初参加する。

     隨心院では3月に仏師・快慶作「金剛薩埵坐像」が修繕を終えて戻り、先に修理を終えていた別の慶派仏師による本尊「如意輪観世音菩薩坐像」や伝定朝作「阿弥陀如来坐像」と本堂に並べられた。亀谷英央門跡は「修理によって表情が和らいだ仏様を見ていただけるのはありがたい」と話す。期間中は3体を間近で拝観できる。

     常照寺は江戸時代の島原で希代の名妓とされた二代目の吉野太夫とゆかりが深い。吉野太夫を描いた絵画や、夫で江戸初期の豪商・灰屋紹益とともに暮らした建物の障子が見学できる。

     宝筺院は室町幕府の2代将軍足利義詮らの墓所があり、書院や茶室の内部を公開する。書院はかつて岐阜県にあり、明治天皇の行在所となり、幕末期の画家谷文中のふすま絵がある。

         ◇

      各施設の公開期間と概要は次の通り  

    (一部を除き午前9時〜午後4時、大人千円、中高生500円)

    【北区】

    上賀茂神社 27日〜5月6日 いずれも国宝の本殿、権殿を神職が案内。高倉殿(重要文化財)で祭具の展示。

    梅辻家住宅 27日〜5月10日 江戸時代に御所の学問所を移築した社家住宅(京都市指定文化財)を公開。「江戸城本丸秘図」などの展示。

    常照寺 27日〜5月4日、5月6〜12日 三面大黒天像など秘仏の公開。学僧が修行した「鷹峰檀林」の関係資料も。

    【上京区】

    廬山寺 27日〜5月12日 非公開の元三大師堂内部で明智光秀念持仏地蔵菩薩像などの公開。本堂にある重文の阿弥陀如来及両脇侍坐像や住吉廣尚筆の源氏物語「若紫」の図も。

    【左京区】

    下鴨神社 27日〜5月6日 ともに国宝の東本殿、西本殿を拝所から参拝。三井神社、大炊殿、神服殿(いずれも重文)などの公開。

    金戒光明寺 27日〜5月12日 府指定文化財の山門内部で、宝冠釈迦如来像や文殊菩薩像、普賢菩薩像、天井画「蟠龍図」など

    【東山区】

    知恩院 29日〜5月12日 ともに重文の大方丈、小方丈を公開。内部は狩野派の狩野尚信や信政、久隅守景らの障壁画に彩られる。

    【南区】

    東寺 27日〜5月6日 現存の木造建造物で最も高い五重塔(国宝)の初層内陣を公開。阿弥陀如来や宝生如来などの諸仏が安置されている。午前8時〜午後4時半、大人800円、高校生700円、中学生以下500円。

    【右京区】

    鹿王院 27日〜5月12日 舎利殿に安置されている仏牙舎利(釈迦の歯)を公開。重文の釈迦三尊并三十祖像も。

    宝筺院 27日〜5月12日 平安時代、白河天皇の勅願寺として創建。茶室「丹照庵」は明治時代の陸軍大将乃木希典の愛用で、明治天皇ゆかりの書院がある同院に移築された。

    【伏見区】

    伏見稲荷大社 27日〜5月12日 江戸時代の国学者・荷田春満旧宅(国史跡)や後水尾天皇から下賜された重文の「お茶屋」など。

    【山科区】

    隨心院 27日〜5月12日 重文の仏像3体のほか、小野小町文張地蔵尊像、表書院、億書院など。

    【西京区】

    松尾大社 27日〜5月12日 重文の本殿を神職が案内。神像館での神宝の展示も。午前9時〜午後3時半。

    【八幡市】

    石清水八幡宮 27日〜5月12日 国宝の本社で、織田信長が寄進した「黄金の雨樋」や名工・左甚五郎作と伝わる「目抜きの猿」などが見られる。

    【伊根町】

    浦嶋神社 5月11日〜6月16日のうち5月18日を除く土、日曜 日本で最古の浦島太カ伝説が残る。伝説の元となった浦嶋子の伝承と神社創建の歴史を描く掛幅本の「浦嶋明神縁起」(府指定)や亀甲紋門櫛笥(玉手箱)など。大人800円、中高生400円。

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