カレンダー 花情報 古墳・遺跡 源氏物語・文学 歴史と幕末 花 街 古典芸能 教育/修旅 飛雲庵 他府県版 海外版 報道関係


HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク アップファイル一覧 検索 過去ログ

■ 管理人以外の投稿はお断りします!

    ・記事中の画像表示形式
[全スレッド636件(1-50 表示)] 全ページ数 / [0] [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
親記事の順番 [レス最新順/投稿順/記事数順]

記事リスト ( )内の数字はレス数
「中興忌梵網会」に向けて、奈良市の唐招提寺で準備(0) | 京都市内の主要ホテル(0) | 京都三大祭りの葵祭 総勢500人の優美な王朝絵巻(0) | 平安時代創建の寺に白砂の庭完成 五体の仏イメージ、浄土の世界表現(0) | 久御山町の神社にピンク色「どこでもドア」がなぜ登場?(0) | 大久保利通が京都で用いた旧邸「見取り図」に専門家ビックリ(0) | 小塩山に春の「女神」と「妖精」 京都府の貴重な動植物(0) | 世界遺産・下鴨神社で「御蔭祭」 新しく生まれた神霊を迎える儀式(0) | 蔵の「源頼朝」武者人形を初公開(0) | 光源氏モデルの平安貴族、もう一つの家あった?(0) | 長岡京市でスイレンが見ごろ 「6月中は楽しめそう」(0) | 明日香村、高松塚古墳壁画・西壁男子群像の“杖”「ポロ」のマレット(0) | 奈良公園で今年最初の子鹿誕生 (0) | 滋賀県出土の指定文化財を中心に / 安土城考古博物館(0) | 「わたしの打った能面」披露、大津の伝統芸能会館(0) | 信仰の島「竹生島」の宝厳寺、開山1300年記念の企画展(0) | 「大仏鉄道」廃線跡を歩こう 11日に「大仏鉄道ウォーキング」(0) | 漆黒の床板に映る新緑 名刹で「床みどり」の季節到来(0) | 上賀茂神社で「賀茂競馬」 乗馬発祥の地、勝ったのは?(0) | 神泉苑に祇園囃子の「コンチキチン」響く 女性囃子方グループが奉納(0) | 千本ゑんま堂「大念仏狂言」千秋楽 「土蜘蛛」の糸に観客沸く(0) | 下鴨神社で葵祭「御禊の儀」 十二単の斎王代が祭りの無事願う(0) | 石清水八幡宮で「夜の特別拝観」 本殿や参道が明かりで浮かぶ(0) | 世界遺産の神社で「足汰式」 新緑の馬場を馬が駆け抜ける(0) | 京都るり渓温泉でツツジ見頃(0) | 京都・祇園祭を詳細な解説と細密画で紹介(0) | 近江八幡市の神社で「ナンジャモンジャ」見頃(0) | 南区の地下鉄駅近にオープンした新ホテル 「まるで夜の図書館」どんな客室?(0) | 「新緑スポット」見ごろ 深み増す青もみじ「日陰で涼しい」(0) | 非公開寺院の尼寺で特別公開 アヤメ科のイチハツ見頃に合わせ(0) | 伝統の「壬生狂言」炮烙割に歓声 舞台から豪快に皿を落とし割る(0) | 「大原女時代行列」新緑の京都を行く(0) | びわ湖バレイでスイセン見頃 30万株、初夏の装い(0) | 長岡京市の古刹で新緑ウイーク(0) | ツツジ2万株のじゅうたん、宇治市の「花の寺」で見頃(0) | 北区の神社で天然記念物の花が見頃(0) | 現存しない東大寺の東塔 高さ論争に決着 高さは70メートルか(0) | 満開 春日大社の「砂ずりの藤」(0) | 淀殿ゆかりの伝承も、京都市伏見区の寺院で「秘仏」初公開(0) | 紫式部が京都に遺したものとは(0) | 「千本ゑんま堂狂言」復活から50年で節目の公演(0) | 京都で63年ぶりの特別な狂言、人間国宝3人が出演へ(0) | 文化財「旧邸御室」、一般公開へ 数寄屋造り、新緑美しい庭園も(0) | 綾部市の大本梅松苑の一本桜を紹介(0) | 高島市の神社で「力士祭」6年ぶり復活へ(0) | 春の特別公開 ふだんは見られない重文の仏像など、15カ所で4月27日から(0) | 観光客に大人気の市場、世界と連携へ(0) | 6基のみこしが京都・桂川を船で渡御 松尾大社「神幸祭」(0) | 清水寺近くの産寧坂で桜倒木(0) | 鑑真和上ゆかりの瓊花が見頃 奈良市の唐招提寺(0) |


■647 / 親記事)  「中興忌梵網会」に向けて、奈良市の唐招提寺で準備
□投稿者/ 管理人 院生(652回)-(2024/05/15(Wed) 18:33:00)

     心を込めハート形うちわ作り 5月19日の伝統行事

     「うちわまき」で知られる19日の伝統行事「中興忌梵網会(ぼんもうえ)」に向けて、奈良市五条町の唐招提寺ではハート形のうちわ(宝扇)作りが進められている。

     同行事は鎌倉時代の同寺中興の祖・覚盛(かくじょう)上人が蚊を殺そうとした弟子を戒めた故事にちなみ、上人の死後に蚊を払う宝扇を供えたのが始まり。宝扇は「千手観音」と「烏枢沙魔明王(うすさまみょうおう)」の真言が書かれ、魔よけなどのご利益があるとされる。

     14日は寺の僧侶と職員計3人が作業。長さ約40センチに加工した竹軸の先の枠に和紙を貼ると、丁寧に切ってハート形に仕上げ、「ボテ」と呼ばれるワラの台に1本1本挿していった。作業は1月ごろから始まり、計3千本を準備する。

     行事当日は午後1時から法要、舞楽の奉納がある。うちわまきは午後3時から、約200本のうちわを4回に分けてまく。参加券は午前9時から、南大門付近で先着200人に配布する。安全に配慮し、参加対象は20〜60歳の健康な人。このほか抽選で400本を授与。抽選券は午前9時から午後2時半まで、金堂正面参道で配布する。

     松浦俊昭副執事長は「世界中の紛争や正月の震災で心を痛めている方も多いと思う。利他の心で全世界の人々の安寧も祈念していただければ」と話す。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■646 / 親記事)  京都市内の主要ホテル
□投稿者/ 管理人 院生(651回)-(2024/05/15(Wed) 18:17:51)

     日本人の延べ宿泊数が25・7%減 外国人は75・9%の大幅増 3月

     京都市観光協会が発表した3月の市内主要ホテルの客室稼働率は、前年同月比2・6ポイント増の81・1%だった。物価高やサクラの開花の遅れにより国内客は伸びなかったが、為替の円安などでインバウンド(訪日客)需要が大きく伸びた。

     日本人延べ宿泊数は39万479泊。昨年の全国旅行支援の反動もあって25・7%減少した。一方、外国人延べ宿泊数は75・9%増の56万4223泊と大幅に増えた。総延べ宿泊数の外国人比率は59・1%で、2014年の統計開始以降では19年4月の60%に次いで2番目に高かった。国・地域別では、米国が最多の23・4%で、中国12・3%、台湾9・2%が続いた。

     旅館の稼働率は4・5ポイント上昇の60・3%だった。

     同協会は4月の客室稼働率について、サクラの見頃に合わせて宿泊日を3月から振り替える動きもあったとみて、高水準の82・4%を予測する。ただ、人手不足のため単価を上げて稼働率を抑えるホテルが増えていることから、5月以降はコロナ禍前の19年を下回る見通しという。

     調査は112ホテル、25旅館が対象。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■645 / 親記事)  京都三大祭りの葵祭 総勢500人の優美な王朝絵巻
□投稿者/ 管理人 院生(650回)-(2024/05/15(Wed) 18:15:14)

     京都三大祭りの一つ葵祭が15日、京都市内で行われた。平安装束姿の総勢約500人が新緑の都大路を行列し、王朝絵巻さながらの光景を繰り広げた。

     行列は平安王朝を再現した「路頭の議」と呼ばれ、京都御所(上京区)を出発し、下鴨神社(左京区)で神事を行った後、上賀茂神社(北区)への約8キロを練り歩いた。先頭から最後尾まで1キロにも及ぶ優美な大行列。
600×600 => 250×250

may026.jpg
/146KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■644 / 親記事)  平安時代創建の寺に白砂の庭完成 五体の仏イメージ、浄土の世界表現
□投稿者/ 管理人 院生(649回)-(2024/05/14(Tue) 16:33:27)

     平安時代に創建された安祥寺(京都市山科区)が、国宝・五智如来坐像(京都国立博物館寄託)に由来する庭「五智遍明庭(ごちへんみょうてい)」を新たにつくった。庭の中央には五体の仏をイメージした岩を置き、大日如来のいる「密厳(みつごん)浄土」の世界を表現しているという。

     庭は客殿の廊下から全体を望むことができ、幅約15メートル、奥行き11メートル。美しく整えられた白砂に、大日、阿閦(あしゅく)、宝生、阿弥陀、不空(ふくう)成就(じょうじゅ)の五仏を表した岩を置いた。しだれ桜や松が周囲に植えられている。

     安祥寺は空海の孫弟子で中国・唐に留学した真言宗の僧・恵運(えうん)が848年に開いた。五智如来は山上にあった多宝塔に置かれたとみられる。由緒はあるものの檀家がおらず、明治時代以降は境内が荒れて参拝を受け入れられない状況が続いていた。

     2019年、五智如来の国宝指定を機に開かれた寺を目指そうと、藤田瞬央住職が境内の整備に着手した。京都の観光振興を手がけるJR東海の支援により作庭した。

     藤田住職は「五智如来があまねく周りを照らしていた安祥寺のかつての姿を再現した。ぜひ見に来てほしい」と話している。

     一般拝観の予定日は5月18、19日、6月8、9、16、17日。拝観料500円。重要文化財の十一面観音菩薩立像も見られる。
600×400 => 250×166

may025.jpg
/74KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■643 / 親記事)  久御山町の神社にピンク色「どこでもドア」がなぜ登場?
□投稿者/ 管理人 院生(648回)-(2024/05/14(Tue) 16:30:48)

     ユニークな試み続々…SNS炎上防止お守りも

     古樹の茂る参道を抜けた先に、ピンク色の不思議なドアが現れる―。人気アニメ「ドラえもん」のひみつ道具「どこでもドア」を思わせる扉が、京都府久御山町森の玉田神社に設置された。参拝者はノブを引いて扉をくぐったり、記念撮影をしたりして楽しんでいる。

     玉田神社は710(和銅3)年、元明天皇の命で創建されたと伝わり、方除けの守り神として知られる。火難除けの神社でもあることから「SNS炎上除御守」を製作するなど、ユニークな試みを行っている。

     ドアは高さ約2メートルで、拝殿前にある。どこでもドアのようだが、その名は「夢の扉」。野口貴子禰≠ヘ「どこでもドアをくぐると違う世界につながるように、新しい世界への第一歩につながる場になれば」と狙いを話す。

     同様の試みが全国で行われているのをヒントに、玉田神社が製作しようとしていたところ、城陽市寺田の建築会社「田中建築」が「いつもお世話になっているので」とプレゼントした。境内には4月に設置された。

     どこでもドアをイメージしたデザインであるが、子どもたちからは「(新海誠監督のアニメ映画)『すずめの戸締まり』の扉みたい」との声も寄せられているという。野口禰≠ヘ「(映画のキャラクターの)3本足のイスでも置かないといけないのかな」と笑う。

     玉田神社では夏越しの大祓(おおはらえ)に合わせ、6月上旬から1カ月ほど茅の輪も設置する。扉と合わせてくぐりに来てと呼びかけている。
600×400 => 250×166

may024.jpg
/78KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■642 / 親記事)  大久保利通が京都で用いた旧邸「見取り図」に専門家ビックリ
□投稿者/ 管理人 院生(647回)-(2024/05/14(Tue) 16:28:23)

     子孫が保管、明治維新に向けた「密談」逸話も裏付け

     大久保利通が幕末に京都で用いた旧邸(京都市上京区)の見取り図が、子孫の大久保家に残っていることが分かった。写真データで図面を確認した京都の歴史研究家は「こんな資料があって驚いた。大久保や家族の生活の場と、維新につながる『仕事』の場の関係がよく伝わる」と話す。

     旧邸は1866(慶応2)年から68(明治元)年まで用いられ、茶室「有待庵」は薩長同盟が結ばれた小松帯刀の邸宅「御花畑」から大久保邸へ移されたとされる。大久保家の子孫によると、見取り図は利通の三男・利武から代々、利通のひ孫に当たる利泰氏まで受け継がれた。中京区の原田良子さん(57)が2023年春、大久保家から図面の写真データの提供を受け、確認した。

     原本は縦39・4センチ、横27・3センチ。欄外に「原 大久保利通侯之𦾔(旧)屋敷地」とあり、「上京區(区)石薬師通寺町東入南側」の住所、「六拾八坪三分四厘(68・34坪)」の広さが記される。主屋の間取りを8畳、6畳、4畳半の部屋が計五つあると示し、南側に茶室を描く。茶室そばには岩倉具視や西郷隆盛、木戸孝允らの名を列挙し、「当時之勤王諸氏蜜(密)談場所ニシテ殊ニ錦旗調製セシ場所蜜室ナリ」と朱書きする。

     見取り図について、原田さんは、この茶室で明治維新に向けた密談が行われたという逸話を裏付けるとした上、旧薩摩藩士の大山巌が密談に入れず別の部屋で待っていたと述懐している点にも触れ、「旧邸の利用実態を裏付ける」とする。

     明治維新史の青山忠正・佛教大名誉教授は、大久保家の所有を離れた旧邸を利武が再び入手し、公開を始めた大正時代初期ごろに製作された図面とみる。「主屋の構造や茶室との位置関係はよく分かっていなかった。文献資料が示す旧邸の内実をよく理解できる資料だ」と話している。

     茶室「有待庵」は原田さんらが2019年に大久保旧邸跡で残存を確認した。現在は解体され、京都市が移築を計画している。
600×808 => 186×250

may023.jpg
/73KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■641 / 親記事)  小塩山に春の「女神」と「妖精」 京都府の貴重な動植物
□投稿者/ 管理人 院生(646回)-(2024/05/13(Mon) 08:19:47)

     柔らかな日差しを浴び、薄紫色の花びらを反り返らせた花が林床いっぱいに咲き誇る。ひらひらと舞うしま模様のチョウが一輪に止まり、蜜を吸った。 

     西山連峰の小塩山(京都市西京区大原野)。4月中旬、「春の妖精」と呼ばれるカタクリの花の群生地に「春の女神」の異名を持つギフチョウが訪れた。

     ともに京都府の絶滅危惧種。ギフチョウは府天然記念物でもあり、府南部では小塩山のみで生息が確認されている。昨年11月には地域個体群として初めて「指定希少野生生物」に追加された。指定に伴い、捕獲や採取に罰則が科されるようになった。

     かつては各地の里山で妖精に女神が降臨する光景が見られたが、人の営みとともに環境は変わった。高度成長期の燃料革命で薪や炭から電気やガスにエネルギーが転換すると、クヌギやコナラの薪炭林は荒廃したり、スギ・ヒノキの人工林に置き換わったりして姿を消していった。

     小塩山ではボランティア団体「西山自然保護ネットワーク」がわずかに残った生息地を保全してきた。共同代表の中川光博さん(69)は「薪炭林の環境を守り、獣害を防ぐのが活動の2本柱」と話す。

     シカやイノシシによる食害を受け、2008年から山頂(642メートル)付近の斜面にネット柵を設置し、日照を遮る常緑樹を間伐したところ植生が回復してきた。局地的に里山の自然がよみがえる。柵の内側では生き物がドラマを繰り広げる。

     ギフチョウの成虫はポリネーター(花粉媒介昆虫)としてカタクリの花の受粉を手助けする。吸蜜(きゅうみつ)して養分を得て交尾。幼虫の食草であるミヤコアオイが芽吹くと、葉の裏に産卵し、次の世代へと種を託していく。はかない命が生き、生かされている。
600×828 => 181×250

may022.jpg
/52KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■640 / 親記事)  世界遺産・下鴨神社で「御蔭祭」 新しく生まれた神霊を迎える儀式
□投稿者/ 管理人 院生(645回)-(2024/05/13(Mon) 08:15:25)

     葵祭(15日)の前儀として、新しく生まれた神霊を下鴨神社(京都市左京区)へ迎える「御蔭祭(みかげまつり)」が12日に行われた。境内の糺の森では神をたたえる舞楽「東游(あずまあそび)」が披露された。

     午前11時すぎ、同区上高野にある御蔭神社で冠にフタバアオイを飾った神職が新たな神霊「荒魂(あらみたま)」を榊(さかき)に移して櫃(ひつ)に納める御生(みあれ)神事を厳かに執り行った。神職や氏子らが境外摂社・赤の宮神社に立ち寄った後、神霊を「神)馬(しんめ)」の馬上に移すと、曇り空の下、約260人の行列が下鴨本通などを南下した。

     午後3時半ごろ、下鴨神社に到着した一行は、新緑に包まれた糺の森を進んだ。神域の「切芝(きりしば)」で神事に臨み、雅楽が響く中、神霊をいただく神馬の前で舞人(まいびと)6人が優雅に舞った。

     運ばれた神霊は本殿で祭神と一体となり、葵祭の当日を迎える。
600×413 => 250×172

may019.jpg
/102KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■639 / 親記事)  蔵の「源頼朝」武者人形を初公開
□投稿者/ 管理人 院生(644回)-(2024/05/09(Thu) 20:25:45)

     滋賀県日野町の商家に伝わる豪華品

     日野売薬の創始者だった商家に伝わる江戸時代末期の武者人形が滋賀県日野町に寄贈され、同町の近江日野商人館で初公開されている。来館者が豪華でりりしい人形に見入っている。

     武者人形は、日野を拠点に薬を売って歩いた正野玄三の子孫が1859(安政6)年に長男の初節句で京の人形師に作らせた。源頼朝が富士山の麓で巻狩をした様子を再現し、北条時政などの人形9体、馬、よろい、かぶとなどがそろう。

     同館は人形の持ち主の依頼で保管してきたが、4月下旬に町への寄付が正式に決まり、展示することにした。会場には、安政期に日野商人の支援を受けた京都の日本画家塩川文麟が武者人形を見て巻狩の様子を描いた絵画も並べる。満田良順館長(77)は「財力のある日野商人の家ならではの貴重な品々」と話す。31日まで(火曜休館)。入館料が必要。
600×835 => 180×250

may018.jpg
/138KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■638 / 親記事)  光源氏モデルの平安貴族、もう一つの家あった?
□投稿者/ 管理人 院生(643回)-(2024/05/09(Thu) 20:20:12)

    中京区の発掘調査、手がかりになった遺物とは

     光源氏のモデルとされる平安貴族の邸宅が、現在の島津製作所敷地(京都市中京区西ノ京)にあった―。平安時代初期の貴族・源融の邸宅「河原院」が源氏物語の主人公・光源氏の六条院のモデルとして知られるが、文献にない源融のもう一つの邸宅が明らかになった。手がかりは「きらーん」と光る遺物。京都市考古資料館(上京区)の山本雅和館長が講演し、考古成果に基づく考察を語った。

     山本さんは2017年、島津製作所の発掘調査に関わり、平安初期で最大級の貴族邸宅建物跡を見つけた。公表時は源融邸と断定しなかったが、合わせて大量に出土した緑釉陶器の評価が裏付けの一つとなった。父の嵯峨天皇ら一部しか所有していない最上級の逸品と分かったからだ。

     「緑釉陶器には上等なものとそうでもないものがあって、違いが明らかになった。出土品は嵯峨天皇の冷然院で見つかった緑釉陶器と同じように『きらーん』としていた」

     また、天皇の意思や命令を意味する勅旨の「旨」を刻印した瓦が出土した状況も、講演で解説があった。山本さんによると、長岡京を経て平安京でも用いられた遺物で、この地に遷都当初(794年)から巨大邸宅があったことを示唆する。源融(822〜95年)以前の家主が想定され、「親王時の嵯峨天皇かもしれない。天皇になる時に(邸宅を)息子へ譲ったといった想像も働く」とした。

     講演は4月20日、同館の「紫式部の平安京展」(6月23日まで)の関連行事として催され、約30人が聞いた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■637 / 親記事)  長岡京市でスイレンが見ごろ 「6月中は楽しめそう」
□投稿者/ 管理人 院生(642回)-(2024/05/09(Thu) 20:15:27)

     夏本番を思わせる高温が続く中、スイレンの涼やかな白い花が見頃を迎えた。八条ケ池西池(京都府長岡京市天神2丁目)では、例年と比べ1カ月ほど早く開花し、来場者を驚かせている。

     西池のスイレンは、1998年の改修事業で「カキツバタ園」を整備した際に併せて植えられた。花は朝に目覚めるように開き始め、夕方には眠るように閉じる。

     花を楽しみに訪れた年配の男女は「アヤメやカキツバタ、キショウブが、もう同時に花の終わりを迎えている。スイレンの開花も早過ぎる」と驚いた様子。スイレンは開花期間が長いため、市商工観光課は「終わるのも早くなりそうだが、6月中は楽しめそう」と見込んでいる。
600×350 => 250×145

may017.jpg
/73KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■636 / 親記事)  明日香村、高松塚古墳壁画・西壁男子群像の“杖”「ポロ」のマレット
□投稿者/ 管理人 院生(641回)-(2024/05/08(Wed) 17:17:37)

     橿考研の中村氏「唐の壁画と共通点」史資料検討し独自見解

     奈良県明日香村の国宝・高松塚古墳壁画(7世紀末〜8世紀初め)の西壁男子群像が手にする杖状の持ち物は、ポロのマレット(スティック)ではないか―。中国・唐や中央アジアの壁画と史資料を検討し、そんな説を県立橿原考古学研究所(橿考研)の中村健太郎主任企画員(中央ユーラシア史)が発表した。これまでマレットとみる見解もあったが、証拠を示して論じたのは初めて。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■635 / 親記事)  奈良公園で今年最初の子鹿誕生
□投稿者/ 管理人 院生(640回)-(2024/05/07(Tue) 17:52:01)

     奈良市の奈良公園で、今年最初の鹿の赤ちゃんが確認され、「奈良の鹿愛護会」が7日発表した。

     子鹿は雌で体長約56センチ、体重3・6キロ。5日午後4時半ごろ、国天然記念物「奈良のシカ」の保護施設「鹿苑(ろくえん)」で子鹿が生まれているのを同会職員が見つけた。

     同会は子鹿の保護と人とのトラブル防止のため、4月上旬から妊娠した雌鹿を鹿苑に保護しており、現在、83頭が暮らしている。出産の最盛期は5〜6月で毎年、奈良公園で200頭前後の子鹿が誕生する。鹿苑で出産した子鹿は7月下旬に奈良公園に放す予定。

     同会は「子鹿を見かけた時は、少し離れた場所から温かく見守っていただきたい」と呼び掛けている。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■634 / 親記事)  滋賀県出土の指定文化財を中心に / 安土城考古博物館
□投稿者/ 管理人 院生(639回)-(2024/05/07(Tue) 17:49:56)

    ■滋賀県立安土城考古博物館(滋賀県近江八幡市) 春季特別展「稀品・逸品 滋賀県出土の指定文化財を中心に」(4月27日〜5月26日。7、13、20日休館)

    ▼県内の遺跡で発掘した考古資料から、国の重要文化財や県と市の指定文化財を中心に紹介。旧石器時代から近世初頭までの出土品を展示

    ▼午前9時〜午後5時

    ▼900円

    ▼11日午後1時半から関連講座「大岩山銅鐸と近江の弥生社会」。講師は伊庭功・同館前学芸課長。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■633 / 親記事)  「わたしの打った能面」披露、大津の伝統芸能会館
□投稿者/ 管理人 院生(638回)-(2024/05/07(Tue) 17:46:30)

     能面作りの愛好家が出品する「わたしの打った能面」展がこのほど、大津市の市伝統芸能会館で開かれた。プロが丁寧に彫り込んだ作品から、初心者の面まで55点を紹介した。

     今回で25回目。京都や滋賀、兵庫の55人が1点ずつ出展した。庶民的で艶っぽい女性をモチーフにした「近江女」や、平家物語に登場する平知盛の怪士系の面「三日月」など表情豊かな作品が並び、来場者は真剣なまなざしで見入っていた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■632 / 親記事)  信仰の島「竹生島」の宝厳寺、開山1300年記念の企画展
□投稿者/ 管理人 院生(637回)-(2024/05/07(Tue) 17:40:34)

    2024/05/07(Tue) 17:43:46 編集

     長浜城歴史博物館(滋賀県長浜市公園町)は、琵琶湖に浮かぶ竹生島(同市)の宝厳寺(ほうごんじ)の開山1300年を記念した企画展を開いている。織田信長や長浜の町を開いた豊臣秀吉の朱印状など貴重な資料計52点を展示して国内屈指の聖地だった島の歴史を紹介している。

     島は西国三十三所や弁才天の聖地として古くから信仰を集めてきた。同寺は奈良時代の724年、聖武天皇の命によって開かれたとされる。国宝の唐門は元は大坂城にあったとされ、秀吉時代の大坂城の唯一の建物と考えられている。

     寺に伝来する「竹生島文書」は3100点以上に及び、うち312点は国の重要文化財(重文)に指定されている。企画展では、島と武将の関係や江戸時代の民衆の竹生島信仰に焦点を当て、同文書を中心に展示している。

     重文の「足利尊氏地頭職寄進状」は、室町幕府を開いた尊氏が1345年に幕府の安泰を祈って竹生島に土地の収入権利を与えた寄進状で、島はその後、足利家の祈願寺となった。

     「織田信長朱印状」(重文)は、信長が島の建物や寺領の保護を伝えた1573年の朱印状。この時、信長と北近江の戦国武将、浅井長政との戦いはヤマ場を迎えており、島が浅井氏から信長の保護下に入っていることが分かるという。その他、豊臣秀吉の朱印状も出されている。

     竹生島に弁才天信仰がもたらされたのは平安時代ごろとされ、江戸時代になると多くの巡礼者でにぎわったという。

     「竹生嶋出現尊像(たけおしましゅつげんそんぞう)」は19世紀の作で、竹生島の弁才天を描いている。弁才天の周りには従者の「十五童子」や、弁才天と同じく豊かさをもたらす「大黒天」が配されている。上部には島に祭られている龍神も描かれ、多様な竹生島信仰がうかがえる。

     6月9日まで(月曜と5月7日は休館)。午前9時〜午後5時。11日午後1時半から展示説明会がある。入館有料。同博物館0749(63)4611。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■631 / 親記事)  「大仏鉄道」廃線跡を歩こう 11日に「大仏鉄道ウォーキング」
□投稿者/ 管理人 院生(636回)-(2024/05/07(Tue) 17:37:18)

     かつて加茂駅(京都府木津川市)と奈良駅(奈良市)を結んでいた「大仏鉄道」の廃線跡を、シールを集めて巡る「大仏鉄道ウォーキング」が11日に開かれる。約110年前にわずか9年余りで廃止され、「幻の鉄道」と呼ばれる古跡をたどる。

     JR木津駅東口から出発し、れんがをアーチ状に組み合わせた「梶ケ谷隧道」や、花こう岩の石積みの「鹿背山橋台」など10カ所を回る。住民グループ「大仏鉄道研究会」のメンバーが4カ所でポイントガイドを行う。

     午前8時45分から10時45分までに受付をし、午後1時までに約6・5キロの道のりを完歩する予定。先着500人に「完歩賞」が贈られる。事前申し込みは不要で参加費500円(小学生以下無料)。問い合わせは木津川市観光協会0774(39)8191。
600×848 => 177×250

may013.jpg
/193KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■630 / 親記事)  漆黒の床板に映る新緑 名刹で「床みどり」の季節到来
□投稿者/ 管理人 院生(635回)-(2024/05/07(Tue) 17:30:19)

     新緑のカエデが床に映り込む「床みどり」の季節が、京都市左京区の実相院に今年も巡ってきた。涼やかな風が吹く中、参拝者は漆黒の床板を染める鮮やかな緑色に見入っている。

     床みどりが見られるのは客殿の「滝の間」。開かれた襖(ふすま)越しに見える木々が、磨き込まれた床板に映る。同院によると、例年より半月ほど早く、4月上旬に芽吹き始めた。雨天時はより緑が濃くなり、梅雨時期が最も美しく見られるという。

    午前9時〜午後5時。拝観料が必要。
600×823 => 182×250

may012.jpg
/112KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■629 / 親記事)  上賀茂神社で「賀茂競馬」 乗馬発祥の地、勝ったのは?
□投稿者/ 管理人 院生(634回)-(2024/05/06(Mon) 18:36:47)

     日本の乗馬発祥の地とされる京都市北区の上賀茂神社で5日、伝統行事「賀茂競(くらべ)馬(うま)」が開かれた。初夏の晴天の下、2頭の馬が競いながら芝を駆け抜け、約5千人の観客の視線をくぎ付けにした。

     五穀豊(ほう)穣(じょう)を願う宮中行事を1093(寛治7)年に神社に移して始まったとされ、葵祭(15日)の前儀ともいわれている。

     「競(きょう)馳(ち)」は午後2時半ごろから始まり、2頭ずつ計6組の馬が乗(のり)尻(じり)と呼ばれる騎手の巧みなむちさばきで約200メートルの馬場を地響きを立てて疾走した。

     乗尻は赤の装束の「左(さ)方(かた)」と黒の「右(う)方(かた)」に分かれ、左方が勝った年は豊作とされており、今年の結果は左方の4勝1敗1分けだった。
600×414 => 250×172

may009.jpg
/107KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■628 / 親記事)  神泉苑に祇園囃子の「コンチキチン」響く 女性囃子方グループが奉納
□投稿者/ 管理人 院生(633回)-(2024/05/05(Sun) 17:32:52)

     女性の囃子(はやし)方グループ「平成女鉾清音(さやね)会」が4日、京都市中京区の神泉苑で祇園囃子を奉納した。新緑輝く五月晴れの境内に「コンチキチン」の音色が小気味よく響いた。

     神泉苑は祇園祭の起源とされる869年の御霊会が行われた歴史がある。月2回の練習を続ける同会は2015年から神泉苑祭が行われるこの日に囃子を披露してきた。

     そろいの紫の浴衣を着た会員23人が池の中央に立つ善女龍王社の前で太鼓と鉦(かね)、笛を演奏した。「ソーレ」「ヨーイヨイ」と掛け声に合わせて10曲以上の囃子を奉納した。

     今回は一昨年に入会した大学生島野花練(かれん)さん(22)がベテラン会員とともに初めて神泉苑で鉦を奏でた。市中心部の鉾町の近くで育ち、祇園祭を身近に感じてきたといい、「息のそろった囃子を届けたい」と真剣な表情で鉦を打ち鳴らした。
600×400 => 250×166

may008.jpg
/96KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■627 / 親記事)  千本ゑんま堂「大念仏狂言」千秋楽 「土蜘蛛」の糸に観客沸く
□投稿者/ 管理人 院生(632回)-(2024/05/05(Sun) 17:30:58)

     伝統芸能「千本ゑんま堂大念仏狂言」の復活50回目となる記念公演が4日、京都市上京区の千本ゑんま堂(引接寺(いんしょうじ))で千秋楽を迎えた。会場は大勢の観客で満席となり、演者のコミカルなしぐさやせりふが笑いを誘った。

     同狂言は京都三大念仏狂言の一つ。1964年に後継者不足で一時中断し、74年に復興上演された。翌75年結成の保存会が稽古を重ね、毎年5月1〜4日に公演を開いている。

     2日夜には同じ京都三大念仏狂言で、国の重要無形民俗文化財に指定される嵯峨大念仏狂言が特別出演し、人気演目「土蜘蛛(つちぐも)」を披露した。千本ゑんま堂での上演は35年ぶり。双方の役者がそれぞれクモの糸を豪快に放つ競演もあり、客席を盛大に沸かした。

     嵯峨大念仏狂言は無言なのに対し、千本ゑんま堂は大半にせりふが付く。千秋楽も冒頭に演じる無言の「えんま庁」から最終を飾る「千人切り」まで計11演目が披露された。昼の部は立ち見が出るほど盛況で、観客はユーモラスな演技に拍手喝采していた。
600×400 => 250×166

may007.jpg
/64KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■626 / 親記事)  下鴨神社で葵祭「御禊の儀」 十二単の斎王代が祭りの無事願う
□投稿者/ 管理人 院生(631回)-(2024/05/05(Sun) 17:29:44)

     葵祭を控えた斎王代と女人が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が4日、京都市左京区の下鴨神社で営まれた。十二単(ひとえ)姿の斎王代・松浦璋子(あきこ)さん(22)=中京区=が境内の御手洗(みたらし)池に両手を合わせて浸し、葵祭の無事を願った。

     初夏の日差しが照りつける午前10時半ごろ、斎王代の松浦さんが童女(わらわめ)や命婦(みょうぶ)ら女人50人を従えて楼門に現れた。雅楽が鳴り響く中、列をなして御手洗池まで進んだ。

     神職がおはらいの祝詞を上げた後、松浦さんは池のそばに寄って、合わせた手先を水に入れた。自身のけがれを移した斎串(いぐし)を、女人とともに御手洗川に流して清めた。

     松浦さんは「無事終えられてほっとしている。かつて斎王は祭りまでの10日間をつつましく生活していたと聞いたので、私も見習って過ごしたい」と話していた。

     この日は、故寛仁親王の長女彬子さまも出席された。儀式を見守った後、斎王代らと記念撮影していた。参拝者は約1万人に上り、斎王代や女人列を一目見ようとカメラを構える人々で境内はあふれ返った。

     葵祭は15日に行われる。御禊の儀は斎王代が創設された1956年に始まり、上賀茂、下鴨の両神社で1年交代で行われている。
600×435 => 250×181

may004.jpg
/91KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■625 / 親記事)  石清水八幡宮で「夜の特別拝観」 本殿や参道が明かりで浮かぶ
□投稿者/ 管理人 院生(630回)-(2024/05/05(Sun) 17:26:27)

     京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で4日、夜の特別拝観「石清水灯(とう)燎(りょう)華(か)」が5年ぶりに行われた。本殿や参道に灯籠の明かりが浮かび、訪れた人たちが見入っていた。

     石清水灯燎華は新型コロナウイルスの影響で、2019年を最後に中止していた。今回は能登半島地震の復興や世界平和を祈る祈願祭も実施され、本殿前の特設舞台にはろうそくに火をともした灯籠500基以上が置かれた。

     境内では発光ダイオード(LED)照明の石灯籠150基以上などが点灯し、参道の石畳や国宝に指定されている朱色の本殿が浮かび上がった。熱心にカメラのシャッターを切る人の姿もあった。

     本殿で神職が説明を行う「昇殿参拝」も行われた。日中の雰囲気と異なるやわらかな明かりの中で、参拝者が社殿の彫刻や同八幡宮の歴史について理解を深めていた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■624 / 親記事)  世界遺産の神社で「足汰式」 新緑の馬場を馬が駆け抜ける
□投稿者/ 管理人 院生(629回)-(2024/05/04(Sat) 16:48:08)

     京都市北区の世界遺産・上賀茂神社(賀茂別雷神社)で、葵祭の前儀「賀茂競馬(かもくらべうま)」を前に1日、出走する馬の組み合わせを決める「足汰式(あしぞろえしき)」が行われた。時折雨が降り、肌寒さを感じる中、訪れた観衆が、新緑の馬場を駆ける馬の姿を楽しんだ。

     賀茂競馬は1093(寛治7)年に始まったとされる。上賀茂神社の社家の子弟が「乗尻(のりじり)」と呼ばれる騎手を務め、2頭一組で馬の速さを競う。足汰式は、乗尻の馬上での姿勢や鞭(むち)の指し方、馬の優劣を基に出走順を決める。

     この日は伝統文化を学ぶ授業の一環で、近くの柊野小学校や上賀茂小学校などの小学6年生たちも訪れ、観覧席から神事や走る馬を見守った。間近を駆け抜ける馬体の迫力に、児童らは感嘆の声を上げていた。
600×408 => 250×170

may003.jpg
/63KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■623 / 親記事)  京都るり渓温泉でツツジ見頃
□投稿者/ 管理人 院生(628回)-(2024/05/04(Sat) 16:45:58)

    京都府南丹市園部町の京都るり渓温泉でツツジが見頃を迎えている。ピンク色の鮮やかな花が、行楽客の目を楽しませている。

     同温泉のイルミネーションスポットには、山の斜面や池を囲むようにツツジが植えられている。

     訪れた人たちは、ツツジを背景に写真を撮ったり、花にとまった昆虫を観察したりして、散策を楽しんでいた。花は大型連休明けごろまで楽しめる見通し。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■622 / 親記事)  京都・祇園祭を詳細な解説と細密画で紹介
□投稿者/ 管理人 院生(627回)-(2024/05/04(Sat) 16:43:38)

     祇園祭を詳細な解説と細密画で紹介した名著「祇園祭細見・山鉾篇」が、半世紀ぶりに改訂された。郷土史家の故松田元さんが自ら各山鉾町を取材・作画した1977年出版の労作だが、刊行後に復活した山鉾を追加したほか、戦後の祭りの歴史を紹介する章や、巡行以外の行事の章などを加筆し、内容を充実させた。

     改訂版を手がけたのは、「都のまつり文化研究会」顧問の島田崇志さん(85)。松田さんと交流があり、京都市文化財保護課や観光課などで長年、祇園祭に関わってきた。

     改訂版では戦後の祇園祭の歩みを紹介する章を追加。66年に前祭と後祭が合同巡行になった背景をはじめ、懸装品新調のための制度の発足や、山鉾町の共助で山鉾が復興した経緯など、町並みや経済状況の変化などにも触れながらまとめた。

     各山鉾の紹介では、松田さんの細密画はそのままに、歴史に基づく記述に改めたほか、現在の山鉾を支える人たちの紹介や、81年以降に復元新調された主な懸装品の一覧などを加筆した。

     松田さんが構想したものの実現できなかった「神幸・還幸篇」に代わる「神輿(みこし)等関連行事」の章も新たに設け、神幸祭やさぎ舞など、残されていた松田さんの絵や切り絵を使い紹介している。

     B5判約230ページで1200部発行。下京区寺町通仏光寺下ルの三密堂書店でのみ販売する。2500円。問い合わせは都のまつり文化研究会メールアドレスmiyakomatsuribunka@gmail.com

→ 親記事 / 引用返信/返信


■621 / 親記事)  近江八幡市の神社で「ナンジャモンジャ」見頃
□投稿者/ 管理人 院生(626回)-(2024/05/04(Sat) 16:37:39)

     滋賀県近江八幡市安土町の沙沙貴神社で「ナンジャモンジャ」の名で知られるヒトツバタゴの木が、真っ白の花を咲かせている。

     モクセイ科の落葉樹。1988年に苗木で植えられ、現在は高さ約11メートルのシンボルツリーになった。以前は見頃は5月中旬だったが、温暖化が影響しているのか近年は初旬になり、今年は4月29日ごろに一気に咲き始めたという。

     快晴の下、雪が積もったように咲く花に参拝者はカメラを向けた。野洲市の「デイサービスセンターほほえみ」の利用者としてリハビリの散歩で訪れた同市の80代女性は「満開の白色がきれいね」とほほえんだ。混雑が予想されるため、神社は公共交通機関の利用を呼びかけている。
600×400 => 250×166

may002.jpg
/91KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■620 / 親記事)  南区の地下鉄駅近にオープンした新ホテル 「まるで夜の図書館」どんな客室?
□投稿者/ 管理人 院生(625回)-(2024/05/01(Wed) 17:43:38)

     観光客の増加とともにホテルも増え続ける京都市。超高級ホテルから民泊まで、街中で宿泊施設を見かけることは少なくないが、最近「読書に特化したホテル」がお目見えしたと聞いた。本を読むなら家でいいようにも思うが、あえてホテルで読書を推す理由とは何なのか。訪れてみると、本を読まずにはいられなくなる仕掛けが館内のあちこちにちりばめられていた。

     「ブックホテル 京都九条」があるのは京都市南区東九条烏丸町の大石橋交差点近く。地下鉄九条駅から徒歩3分の好立地で3月18日にオープンした。

     ホテルに入ると、さっそく入り口からフロントまで大きな本棚が出迎えた。並ぶのは1年間のそれぞれの日付に関係する本366冊。作者の誕生日や物語内の出来事にちなみ、自分や家族の誕生日をきっかけに本を手にとってもらう狙いがあるという。

     運営する企業「ドット」(東京都千代田区)は、マンガ約5千冊を備えたカプセル型ホテルなどを手がけてきた。「本をより身近に感じてほしい」と出版大手の小学館と資本提携を行い、古本店の街として知られる東京・神保町で2022年に最初のブックホテルを開設した。神保町では読書のために来る人が4割を占めることもあるほど好評といい、京都市で2店舗目を開いたという。

     京都のブックホテルは、読書を目的とした滞在を楽しめるだけでなく、新しい本との出合いを提供することも特徴だ。館内には名作からスタッフが選んだこだわりの本まで約2500冊の蔵書を持つ。すべてにスタッフの書評も添え、利用者は自由に読むことができるという。

     メインとなる一階のライブラリーには、特注という曲線型のソファ兼本棚が並ぶ。ソファは配置を変えられるようにタイヤ付きで、広報担当者は「本の迷路をわくわくしながら進み、目が合った本を手にとってもらうようにしている」という。

     午後8時以降は明るさを落として「ナイトライブラリー」になる。まるで夜の図書館にいるような気分で読書に没頭できるのが魅力で「閉店後の本屋さんに忍び込んだ気分も楽しめます」と読書好きのあこがれもかなえているという。

     館内は読書に集中できるように音楽を流さないのもこだわりの一つ。48ある客室それぞれには「本好きあるある」「よむ順番で世界が変わる」といったテーマを設け、その部屋でしか出合えない5冊程度を用意。客室には腰掛けたり、もたれたりしやすいベッドやいすを備え、じっくりこもって読書にふけるようにもしている。

     京都で「本の街」と言えば左京区のイメージもある。南区を選んだ理由を同社は「観光地のきらきらした感じより、住民の方とも近い、落ち着いた環境で周りの地域の方にも来て楽しんでほしかった」と説明する。

     神保町では、古本市で買い物を楽しんだ後に泊る人や、母親が子を預けて自分だけの時間を楽しんだする利用もみられているという。京都市民はほとんどホテルを利用しないが同社の広報担当者は「リフレッシュやちょっとしたぜいたくに利用してもらっても楽しいのでは」と提案。夏にはカフェバーもオープンする予定といい「気軽に遊びに来てもらいたい」と話していた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■619 / 親記事)  「新緑スポット」見ごろ 深み増す青もみじ「日陰で涼しい」
□投稿者/ 管理人 院生(624回)-(2024/05/01(Wed) 17:41:37)

     京都市上京区の北野天満宮で、「もみじ苑」の新緑が見頃を迎えている。境内を通り抜ける風に若葉がさやさやと揺れ、参拝者に涼を届けている。

     本殿の西側に広がるもみじ苑には、豊臣秀吉が築かせた御土居が残り、紙屋川が流れ込む。約350本のモミジが高低差のある地形に植えられ、上から眺めたり見上げたりして観賞できる。この時期と紅葉シーズンに公開している。

     6日まで夜間ライトアップを実施中。一般公開は6月30日まで。入苑料が必要。
600×353 => 250×147

may001.jpg
/87KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■618 / 親記事)  非公開寺院の尼寺で特別公開 アヤメ科のイチハツ見頃に合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(623回)-(2024/05/01(Wed) 17:37:40)

     京都市東山区華頂道神宮道西入ルの得浄明院で、アヤメ科の多年草「イチハツ」の見頃に合わせた特別公開が行われている。白と紫の花が、由緒ある尼寺の清浄な雰囲気を引き立たせている。

     得浄明院は、善光寺大本願(長野市)の京都別院で浄土宗の特別寺院の一つ。善光寺の堂宇を模したとされる本堂前には、紫と白色の花のイチハツ約250株が植えられている。

     例年、イチハツの花は4月20日ごろから順次咲くが、今年は暖かい日が続いたことからほぼ一斉に開花し、見頃を迎えたという。境内では本尊に手を合わせた参拝者が不順な天候に負けず、花を開かせたイチハツに見入っていた。

     参拝者は暗闇を歩き、本尊の功徳を得る「戒壇巡り」もできる。伏見浄香副住職は「ご本尊は二つのお願いを聞いてくださる。一つは自身の、もう一つは震災や戦災で苦しむ人を思い手を合わせてほしい」と語り参拝を呼びかける。特別公開は5月5日まで。拝観料が必要。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■617 / 親記事)  伝統の「壬生狂言」炮烙割に歓声 舞台から豪快に皿を落とし割る
□投稿者/ 管理人 院生(622回)-(2024/04/30(Tue) 17:20:15)

     国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の春の公演が29日、京都市中京区の壬生寺で始まった。舞台から素焼きの皿を豪快に落として割る「炮烙割(ほうらくわり)」などが演じられ、観客が見入った。

     壬生狂言は、面を着けた演者がせりふを用いず表現する無言劇。約700年前、円覚上人が仏の教えを分かりやすく説くために始めたと伝わる。

     炮烙割は、市場にどちらが先に出店するかを競って太鼓売りと炮烙売りで争う様子を描く。笛や太鼓の音に合わせてユニークな所作を見せ、終盤では、太鼓売りが約3メートルの高さの舞台から約千枚の炮烙を次々に落とした。砂煙が舞いあがる迫力に、観客から歓声がわき起こった。5月5日までの各日、初番の炮烙割を含む5番を演じる。要入場料。

     狂言に合わせ、普段は非公開の本堂や庭園、寺宝の特別公開も行う。1962年に焼失した旧本尊を、修復図面などを基に3年かけて復元した「縄目地蔵尊像」などを公開している。要拝観料。
600×400 => 250×166

apr075.jpg
/46KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■616 / 親記事)  「大原女時代行列」新緑の京都を行く
□投稿者/ 管理人 院生(621回)-(2024/04/30(Tue) 17:18:39)

    着物にたすき掛け、かぶった手ぬぐいにまき乗せて

     大型連休の前半最終日の29日、まきや野菜を売り歩いた大原女の姿を模した女性たちによる「大原女時代行列」が、京都市左京区の大原地区であった。時代ごとの装束に身を包んだ約50人が新緑の山里を進み、多くの観光客がカメラに収めていた。

     大原観光保勝会が春と秋に行っている「大原女まつり」のメイン行事。

     一行は午後1時に寂光院を出発。参加者は藍染めの着物に赤いたすきを掛け、頭にかぶった手ぬぐいの上にまきを乗せて進んだ。新緑に包まれた大原地域を1時間半、約2キロを歩き、三千院や勝林院を参拝した。

     着付けを習う地元女性らが、初めて参加者の着付けを担当した。
600×409 => 250×170

apr074.jpg
/101KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■615 / 親記事)  びわ湖バレイでスイセン見頃 30万株、初夏の装い
□投稿者/ 管理人 院生(620回)-(2024/04/29(Mon) 16:26:46)

     大津市木戸のびわ湖バレイで、30万株のスイセンの花が見頃を迎えている。冬は真っ白なゲレンデとなる蓬莱山の山肌を黄色く染め、初夏の装いとなっている。

     標高約1100メートルに位置する2万平方メートルの敷地に、ガーデンジャイアントとタヒチ、マリークといった品種が植えられている。今年は例年並みの4月中旬に咲き始め、25日ごろに見頃を迎えた。ゴールデンウイークの終わりごろまで楽しめるという。

     斜面の下から眺めると、花畑が遠くまで続き、訪れた人々が点在していた。風が吹くと愛らしい花が揺れた。
600×400 => 250×166

apr073.jpg
/94KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■614 / 親記事)  長岡京市の古刹で新緑ウイーク
□投稿者/ 管理人 院生(619回)-(2024/04/29(Mon) 16:24:00)

     西山の山あいにある柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷)で27日、大型連休のイベント「新緑ウイーク」が始まった。参拝者は特別公開の上書院から、雨に洗われた「青モミジ」を堪能した。

     上書院は、かつて天皇家や公家など限られた客だけを通していた場所。映画やCMのロケ地にもなっている。訪れた人たちは、眼下に広がる名勝庭園の眺めをゆっくりと楽しんだ。

     5月6日まで。期間中、上書院を特別公開する。4月28日午後1時から琴の演奏体験、5月3日午前10時半から数珠ブレスレット作り教室(有料)を催す。オリジナル御朱印の授与や、押し花をあしらって作る御朱印キットの販売もある。

     この日は、大山崎町大山崎の重要文化財「聴竹居」でも、建物を一般公開する「新緑を愛(め)でる会」が開かれた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■613 / 親記事)  ツツジ2万株のじゅうたん、宇治市の「花の寺」で見頃
□投稿者/ 管理人 院生(618回)-(2024/04/29(Mon) 16:20:38)

     「花の寺」として知られる京都府宇治市莵道の三室戸寺で、ツツジの花が見頃を迎えている。紫や白、ピンク色の花々がじゅうたんのように境内の斜面を覆い、参拝者がうっとりと眺めている。

     同寺はアジサイやしだれ梅、シャクナゲなどを育てており、花の名所として親しまれている。

     ツツジ園は1989年に整備し、約7千平方メートルにヒラドツツジを中心に約2万株を植えている。今年の開花は4月中旬ごろと平年並みで、花の咲き具合が良いという。

     ウグイスの鳴き声が聞こえる園内で、参拝者たちはツツジの花にカメラを向けたり、園路の散策を楽しんだりして過ごしていた。見頃は5月初めまでの見通し。開園期間は5月12日まで。拝観料が必要。

     また、同寺では昨年から新たに境内にクルメツツジ園を整備している。約5千平方メートルに約1万株を植え、来春から一般公開する予定。伊丹光恭住職は「色とりどりのツツジの花をこれまでより長い期間楽しんでほしい」と話している。

600×414 => 250×172

apr070.jpg
/130KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■612 / 親記事)  北区の神社で天然記念物の花が見頃
□投稿者/ 管理人 院生(617回)-(2024/04/29(Mon) 16:12:11)

     新緑に薄紫色の花々が浮かび上がる

     京都市北区上賀茂の大田神社で、カキツバタが早くも見頃を迎えている。夏を思わせる暑さの中、新緑を背景に鮮やかな薄紫色の花々が浮かび上がり、訪れた人たちを魅了している。

     鳥居の東側にある広さ約2千平方メートルの大田ノ沢には、約2万5千株のカキツバタが群生しており、国の天然記念物に指定されている。

     大田神社によると、今年は開花が一週間ほど遅れたが、4月後半に高い気温の日が続いたことで、ここ数日で一気に開花が進んだという。見頃は5月上旬まで。300円の協力金が必要。
600×853 => 176×250

apr068.jpg
/82KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■611 / 親記事)  現存しない東大寺の東塔 高さ論争に決着 高さは70メートルか
□投稿者/ 管理人 院生(616回)-(2024/04/26(Fri) 18:06:14)

    2024/04/26(Fri) 18:10:45 編集

     奈良文化財研究所(奈良市)は25日、奈良時代に建立され現存しない東大寺(同市)の東塔について、高さ約70メートルの七重塔だったとみられると発表した。高さ約100メートルとする文献もあるが、関係史料を精査し100メートル説は写本の際の誤記が原因と特定した。2018年に東大寺から委託を受けて研究を進めており、従来考えられていた塔の復元イメージを大きく変える結果となった。

     奈文研によると、創建時の東塔について記した史料は複数あり、高さを「23丈8寸(約70メートル)」とする文献と「33丈8寸(約100メートル)」とするものがあった。一方、頂から垂直に延びる金属製の「相輪(そうりん)」の長さを約26メートルとする記録があり、全高70メートルなら相輪の割合が全体の4割近くに及ぶ。バランスの点で、建築史家からは70メートル説に異論が出ていた。

     奈文研は、焼失した最古の史料を基に塔の高さを記したとみられる平安時代の4系統の文献を調べ、うち1系統で「廿(にじゅう)三丈」とされていた記述が、後世に写本されていく過程で「卅(さんじゅう)三丈」と誤記されたことを突き止めた。

     写本をさかのぼると、江戸時代の国文学者が誤って校訂し、その後誤った数字の引き写しが続いたとみられる。また、相輪の長さが全体の高さの4割近くを占めることについても国内外の塔と比較し、古代においては不自然ではないと結論付けた。

     東塔は15〜16年の発掘調査で、奈良時代の創建時と鎌倉時代の再建時の遺構が見つかった。創建時の1階部分は約15メートル四方の正方形と大規模で、現存する塔建築より柱の数も多いことが分かった。高さは特定されておらず、長年の課題となっていた。

     ただ、高さ約70メートルは、現存最大の東寺五重塔(国宝、京都市)の55メートルを大きく超える。現存する七重塔もないことから、奈文研は塔の復元研究としては初めて構造解析を実施した。興福寺五重塔(同、奈良市)を指標とし、七重塔が自重(推定2307トン)に耐えられるかを検証。一定の妥当性が確認できたという。

     東大寺東塔建築復元検討委員の金多潔・京都大名誉教授(耐震工学)は「高さ100メートルはさすがに無理があると思っていた。70メートルでも現在の構造計算で耐えられる強度があったのは驚きだ。1階の面積の大きさが高さを支えていたのは間違いない」と話している。

    東大寺七重塔
     奈良時代の大仏の建立に伴い、大仏殿の南にいずれも七重の東塔と西塔が建てられたと伝わる。東塔は764年建立。1181年1月、平氏の南都焼き打ちで焼失した。鎌倉時代に再建後、落雷で再び焼失。西塔も平安時代に落雷で失われた。聖武天皇は741年、全国に国分寺と七重塔の建立を命じており、各地に同様の塔が建てられたとされる。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■610 / 親記事)  満開 春日大社の「砂ずりの藤」
□投稿者/ 管理人 院生(615回)-(2024/04/26(Fri) 18:02:03)

     「砂ずりの藤」で知られる春日大社(奈良市春日野町)の藤の花が見ごろを迎えている。

     本殿をめぐる回廊の内側につくられた棚に咲く藤は樹齢700年以上といわれ、花房が1m以上にも延び、地面の砂にすれるということからこの名が付けられた。

     藤原氏とゆかりの深い春日大社では藤が社紋となっており、巫女(みこ)の髪にも藤のかんざしが飾られている。撮影した25日は前日に降った雨の水滴がキラキラと輝き、朝から多くの人がカメラを向けていた。

     平年より1週間ほど遅く開花したため、ゴールデンウィークごろまで楽しめそうだ。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■609 / 親記事)  淀殿ゆかりの伝承も、京都市伏見区の寺院で「秘仏」初公開
□投稿者/ 管理人 院生(614回)-(2024/04/26(Fri) 17:42:58)

     京都市伏見区淀の浄土宗寺院・常念寺で、修復を終えた秘仏「郡分(こおりわけ)十一面観音菩薩像」が27日から初公開される。豊富な水がもたらす功罪とともに歩んだ淀の歴史を映す仏像で、本多廣賢住職(72)は「水害の多い地域で守り伝えられてきた像。これからも多くの命を守ってもらいたい」と思いを込める。

     常念寺は桂川右岸の水垂(みずだれ)地域にあるが、元は左岸の納所(のうそ)地域にあったとされる。豊臣秀吉の淀城整備で右岸に移った後も、1900(明治33)年と2010年に、川の改修工事に伴い集落とともに伽藍(がらん)を移転してきた。

     初公開の像(高さ42センチ)は10年の移転時に復興した観音堂にまつられ、秀吉の妻・淀殿の念持仏だったとの伝承がある。腕などにひびが入っていたため、22年から修復。全体を覆う黒い塗料を剥(は)ぐと金地の体と彩色の衣装が現れ、その下にも別の塗装や文様があると分かり、修復では最も古い姿を再現した。

     修復に伴う調査で像の来歴も判明した。像内に16世紀半ばに修復したとの墨書があり、過去の調査で推定されていた制作年代(14世紀)が一定、裏付けられた。さらに寺の記録から、像は桂川左岸にあった巨椋池の島でまつられ、常念寺の前身の西福寺に移ったことも分かったという。

     「水害から地域や家族を守って、という願いを託された像では」。本多住職はそう推測する。大河川や巨椋池に囲まれた淀は、河川港「淀津」が設けられたように水の恩恵を受ける一方、水害にも悩まされてきた。像内の墨書には「雨復」とあり、「雨が降りすぎないようにと願い、修復したのだと思う」。

     本多住職はこうした来歴を踏まえ、元日に発生した能登半島地震での津波被害の報に触れ、「何が起きるか分からないのが災害。今こそ淀の歴史を知ってもらおう」と公開を決意した。拝観料は像の護持と被災地支援の寄付に充てるつもりだ。

     公開は30日まで。午前10時〜午後3時半受付。高校生以上700円。
600×899 => 167×250

apr067.jpg
/133KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■608 / 親記事)  紫式部が京都に遺したものとは
□投稿者/ 管理人 院生(613回)-(2024/04/26(Fri) 17:38:50)

     京都市歴史資料館で源氏物語の特別展

     平安京を舞台にした紫式部の大作が、その後の京都でどのように受け継がれたかに迫る特別展「京都と源氏物語」が、京都市歴史資料館(上京区)で開かれている。物語が生まれた平安時代の遺物や、江戸時代の文化人が集めた蔵書など約90件をそろえ、千年を超える都市と物語の結び付きを伝える。

     平安期の遺物では、藤原道長の法成寺にまつわる瓦や、別の上級貴族邸宅跡で見つかった白い水晶と那智黒の碁石がみられる。紫式部が道長娘の中宮・彰子に仕えながら源氏物語を書き上げてゆくいきさつや、物語にも出てくる囲碁道具の実物も確かめられる。

     文書類では、上賀茂神社の社家に生まれた江戸期の歌人・賀茂季鷹(かものすえたか)の蔵書群がずらりと並ぶ。紫式部の原本から約200年後に藤原定家らが現代につながる源氏物語の底本を整え、400人以上が登場する人物の系図や、注釈書といった読解本も多くつくられた点を紹介。絵巻物や能楽の演目にも展開し、物語が広まるさまも分かる。

     江戸後期の地図「京町絵図細見大成」には、今も下京区にある「夕顔丁(町)」が記される。物語の主人公・光源氏が通った架空の女性にちなむ地名。近世に印刷本が普及して多くの人が手に取りやすくなり、平安の古典が町人らにも親しまれていた状況をうかがわせる。

     入館無料。6月23日まで。月曜と祝日は休館。
600×314 => 250×130

apr065.jpg
/67KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■607 / 親記事)  「千本ゑんま堂狂言」復活から50年で節目の公演
□投稿者/ 管理人 院生(612回)-(2024/04/26(Fri) 17:36:01)

     嵯峨大念仏狂言と人気演目「競演」へ

     京都三大念仏狂言の一つ「千本ゑんま堂大念仏狂言」の復活から50回目の節目となる本公演が5月1〜4日、京都市上京区の千本ゑんま堂(引接寺)で催される。節目を祝い、2日には京都三大念仏狂言の一角をなす「嵯峨大念仏狂言」も加わり、人気の演目「土蜘蛛(つちぐも)」を競演する。

     千本ゑんま堂狂言は後継者不足で1964年から中断したが、74年の狂言堂焼失をきっかけに復活。その後は新型コロナウイルス禍でも毎年の公演を絶やさず、来年は継承を担う保存会の結成50周年を迎える。

     嵯峨大念仏狂言とは長年交流があり、千本ゑんま堂側のメンバーが「土蜘蛛」で使う紙製クモの糸の作り方を伝授したり、たびたび競演したりしてきた。2日は、せりふのある千本ゑんま堂の狂言と、無言で演じる嵯峨の狂言をそれぞれ披露するという。

     保存会では、今回の本公演を50周年記念イベントの第1弾と位置付け、今後も各地での自主公演を企画する。嶋秀人事務長(59)は「市内外に発信して後継者を発掘し、将来的には狂言堂をもう一度建てるところまで盛り上げたい」と話す。

     1、2日は午後7時開演、3、4日は午後1時と6時開演。詳細は保存会ホームページで。鑑賞無料。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■606 / 親記事)  京都で63年ぶりの特別な狂言、人間国宝3人が出演へ
□投稿者/ 管理人 院生(611回)-(2024/04/26(Fri) 17:31:48)

     京都市立芸術大の移転で「祝賀能」

     京都市立芸術大(京都市下京区)は5月3日、キャンパス移転を記念した「祝賀能」を催す。「翁」「高砂」に、幕府や宮中などでの演能の際に取り入れた、特別な狂言「松竹風流(ふりゅう)」と謡「開口(かいこ)」を挿入して上演する。京都では63年ぶりとみられ、企画した研究者は「能楽に儀式的な芸能の側面があることを再確認する場に」と期待する。舞台にはいずれも人間国宝の金剛永謹、宝生欣哉、茂山七五三が顔をそろえる。

     「翁」と「高砂」を続ける「翁付高砂」として上演。「松竹風流」は翁(永謹)の荘重な舞の後、松と竹の精(茂山茂、宗彦)が舞台になだれ込み、風流千歳(七五三)に語り、天下泰平(たいへい)をことほぐ舞を披露、三番三(茂山千五郎)が続く。「開口」は「高砂」のワキ方(欣哉)が、主催者や舞台のある土地などをたたえる新作の謡を謡い、尉(じょう)(金剛龍謹)や姥(うば)(宇高徳成)が現れる本編へと移っていく。

     京都では東本願寺の能舞台で50年に1度、宗祖親鸞の御遠忌に合わせて上演されてきた。2011年にも予定されたが、東日本大震災の影響で中止となり、継承の機会が失われていた。

     今回の上演は、同大学日本伝統音楽研究センターの藤田隆則教授が企画した。昨年10月以降、過去の文書などから上演のスタイルを改めて洗い直すなど、準備を進める。「開口」の詞章は、大学のある下京や崇仁地区をたたえるような内容になるという。「この先も見る機会が限られた形式での上演。『式能』のありさまを後世に伝えたい」としている。

     午後3時開演。5千円。問い合わせは同大学075(585)2006。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■605 / 親記事)  文化財「旧邸御室」、一般公開へ 数寄屋造り、新緑美しい庭園も
□投稿者/ 管理人 院生(610回)-(2024/04/26(Fri) 17:29:12)

     昭和初期に建てられた国登録有形文化財「旧邸御室」(京都市右京区)の一般公開が27日から始まる。青モミジやアカマツの新緑が庭園を美しく彩っている。

     1937年築の数寄屋造りで、元大手酒造会社役員の邸宅だった。現在は中京区の工務店が所有している。

     敷地面積は約500坪。母屋や蔵、茶室などがあり、2016年に文化財登録された。22畳の大広間にはカリン材の座卓が置かれ、漆塗りの表面はすがすがしい庭の景色を反射させていた。

     例年は約1カ月間公開していたが、邸宅の一棟貸しの人気が高まりつつあるため、大型連休中の5月6日までに期間を限定した。各日午前10時から午後4時半まで。予約不要、大人1500円。

     非公開の2階部分や立ち入れない庭園内を散策できる特別公開枠(茶菓子込み、5500円)も初めて設ける。午前9時から1時間、1日10人まで。要予約。申し込みは市観光協会公式サイト「京都観光Navi」から。旧邸御室075(366)0376。
600×399 => 250×166

apr064.jpg
/65KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■604 / 親記事)  綾部市の大本梅松苑の一本桜を紹介
□投稿者/ 管理人 院生(609回)-(2024/04/26(Fri) 17:26:11)

      綾部大本協賛会が動画作成

     京都府綾部市内の自治会や商工関係者らでつくる「綾部大本協賛会」は、大本梅松苑(本宮町)の一本桜として知られる「コノハナザクラ(木の花桜)」の魅力をPRする動画を作った。同苑内の長生殿そばで美しく咲く姿を紹介している。

     コノハナザクラは、宗教法人・大本の出口直日(なおひ)三代教主が発見したとされる。八重咲きのヤマザクラの変種で花びらが40〜60枚あるという。原木は亀岡市の花明山植物園に自生している。

     綾部市のコノハナザクラは長生殿完成の1992年に取り木による苗が植栽された。高さ約5メートル。4月上〜中旬が見頃で市民に親しまれている。

     動画は2分20秒。市内で映像制作を手がける旅行業者に委託して作成した。りんと咲き誇る満開のコノハナザクラが舞い散る様子、品種の詳細を日本語で伝えている。同協賛会事務局の市観光協会の動画サイト「ユーチューブ」で公開している。
600×337 => 250×140

apr063.jpg
/41KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■603 / 親記事)  高島市の神社で「力士祭」6年ぶり復活へ
□投稿者/ 管理人 院生(608回)-(2024/04/26(Fri) 17:23:49)

     江戸期から続く歴史「絶やしてはいけない」

     滋賀県高島市マキノ町の海津天神社で29日、春季大祭の一行事「海津力士祭」が、台風被害や新型コロナウイルス禍を経て、6年ぶりに執り行われる。地域に伝わる文化を継承しようと、氏子らは準備を進めている。

     伝えでは、江戸時代から湖上輸送の港町として栄えた海津で、回船問屋の荷役の若者たちが、力士をまねて豪華な化粧まわしを身に着け、美や力を競い合ったのが始まりとされる。現在は海津と西浜の若者たちが1基ずつ神輿(みこし)を担ぎ、各町内を渡御する。海津では稚児行列もある。

     2018年9月の台風21号の影響で、海津や西浜は甚大な被害を受けた。同神社は倒木で末社の恵比須(えびす)神社が全壊、八坂神社が半壊し、復旧していない。二つある神輿庫の屋根も破損した。

     19年は見送り、20年からはコロナ禍に担ぎ手不足も重なって中止が続いた。しかし氏子らの「絶やしてはいけない」という思いは強く、地元を離れた若者に声をかけて人数をそろえた。氏子と神社で協議し再開にこぎ着けた。

     21日には、神輿庫から神輿を出して装飾する「おいで」を行った。氏子ら約30人が集まり、久々の作業に戸惑いながらも若者らが丁寧に汚れを拭き取り、鏡や飾りひもなどを取り付けた。年配者らは境内の清掃に汗を流した。

     同神社の藤田長史宮司(71)は「神輿渡御が復活することは氏子にも神社にもとてもありがたい」と話す。地元若者組織の海津青年会会長の岩松将史さん(30)と西浜農友会会長の谷口哲也さん(30)は「祭りで地域が一つになることができる。心待ちにしていた」と口をそろえる。

     神輿渡御は午後2時半、同神社出発で始まる。今回の同祭の責任者で海津・西浜4町総代の永田清さん(69)は「昔から続く行事を絶やしてはならないという使命感で迎えたい」と気持ちを引き締めている。
600×500 => 250×208

apr062.jpg
/101KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■602 / 親記事)  春の特別公開 ふだんは見られない重文の仏像など、15カ所で4月27日から
□投稿者/ 管理人 院生(607回)-(2024/04/24(Wed) 17:16:01)

     通常見られない寺社などの文化財を公開する「春期京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会主催)が27日から京都市や八幡市、伊根町の15カ所で始まる。隨心院(山科区)では修理を進めてきた重要文化財の仏像3体が4年ぶりにそろい踏みし、常照寺(北区)と宝筺院(右京区)が初参加する。

     隨心院では3月に仏師・快慶作「金剛薩埵坐像」が修繕を終えて戻り、先に修理を終えていた別の慶派仏師による本尊「如意輪観世音菩薩坐像」や伝定朝作「阿弥陀如来坐像」と本堂に並べられた。亀谷英央門跡は「修理によって表情が和らいだ仏様を見ていただけるのはありがたい」と話す。期間中は3体を間近で拝観できる。

     常照寺は江戸時代の島原で希代の名妓とされた二代目の吉野太夫とゆかりが深い。吉野太夫を描いた絵画や、夫で江戸初期の豪商・灰屋紹益とともに暮らした建物の障子が見学できる。

     宝筺院は室町幕府の2代将軍足利義詮らの墓所があり、書院や茶室の内部を公開する。書院はかつて岐阜県にあり、明治天皇の行在所となり、幕末期の画家谷文中のふすま絵がある。

         ◇

      各施設の公開期間と概要は次の通り  

    (一部を除き午前9時〜午後4時、大人千円、中高生500円)

    【北区】

    上賀茂神社 27日〜5月6日 いずれも国宝の本殿、権殿を神職が案内。高倉殿(重要文化財)で祭具の展示。

    梅辻家住宅 27日〜5月10日 江戸時代に御所の学問所を移築した社家住宅(京都市指定文化財)を公開。「江戸城本丸秘図」などの展示。

    常照寺 27日〜5月4日、5月6〜12日 三面大黒天像など秘仏の公開。学僧が修行した「鷹峰檀林」の関係資料も。

    【上京区】

    廬山寺 27日〜5月12日 非公開の元三大師堂内部で明智光秀念持仏地蔵菩薩像などの公開。本堂にある重文の阿弥陀如来及両脇侍坐像や住吉廣尚筆の源氏物語「若紫」の図も。

    【左京区】

    下鴨神社 27日〜5月6日 ともに国宝の東本殿、西本殿を拝所から参拝。三井神社、大炊殿、神服殿(いずれも重文)などの公開。

    金戒光明寺 27日〜5月12日 府指定文化財の山門内部で、宝冠釈迦如来像や文殊菩薩像、普賢菩薩像、天井画「蟠龍図」など

    【東山区】

    知恩院 29日〜5月12日 ともに重文の大方丈、小方丈を公開。内部は狩野派の狩野尚信や信政、久隅守景らの障壁画に彩られる。

    【南区】

    東寺 27日〜5月6日 現存の木造建造物で最も高い五重塔(国宝)の初層内陣を公開。阿弥陀如来や宝生如来などの諸仏が安置されている。午前8時〜午後4時半、大人800円、高校生700円、中学生以下500円。

    【右京区】

    鹿王院 27日〜5月12日 舎利殿に安置されている仏牙舎利(釈迦の歯)を公開。重文の釈迦三尊并三十祖像も。

    宝筺院 27日〜5月12日 平安時代、白河天皇の勅願寺として創建。茶室「丹照庵」は明治時代の陸軍大将乃木希典の愛用で、明治天皇ゆかりの書院がある同院に移築された。

    【伏見区】

    伏見稲荷大社 27日〜5月12日 江戸時代の国学者・荷田春満旧宅(国史跡)や後水尾天皇から下賜された重文の「お茶屋」など。

    【山科区】

    隨心院 27日〜5月12日 重文の仏像3体のほか、小野小町文張地蔵尊像、表書院、億書院など。

    【西京区】

    松尾大社 27日〜5月12日 重文の本殿を神職が案内。神像館での神宝の展示も。午前9時〜午後3時半。

    【八幡市】

    石清水八幡宮 27日〜5月12日 国宝の本社で、織田信長が寄進した「黄金の雨樋」や名工・左甚五郎作と伝わる「目抜きの猿」などが見られる。

    【伊根町】

    浦嶋神社 5月11日〜6月16日のうち5月18日を除く土、日曜 日本で最古の浦島太カ伝説が残る。伝説の元となった浦嶋子の伝承と神社創建の歴史を描く掛幅本の「浦嶋明神縁起」(府指定)や亀甲紋門櫛笥(玉手箱)など。大人800円、中高生400円。
600×759 => 197×250

apr061.jpg
/168KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■601 / 親記事)  観光客に大人気の市場、世界と連携へ
□投稿者/ 管理人 院生(606回)-(2024/04/24(Wed) 17:10:59)

     「京の台所」として観光客に人気の錦市場(京都市中京区)が世界各地の歴史ある市場と連携し、オーバーツーリズム(観光過剰)対策や市場文化の保全継承に取り組む。友好提携を結ぶイタリア・フィレンツェ市の「サンロレンツォ中央市場」が呼びかけたネットワークに参加し、観光客との共存に知恵を絞る。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産登録も目指す。

     京都錦市場商店街振興組合が23日夜の理事会で決めた。錦とサンロレンツォの他に、デンマーク・コペンハーゲンの「トーヴヘーラネKBH」、ドイツ・ベルリンの「マルクトハレ・ノイン」、イスラエル・エルサレムの「マハネ・イェフダ」など11市場が参加し、錦市場はアジアで唯一となる。いずれも屋根があり、食品や飲料を中心に扱う昔ながらの市場という。

     ネットワークの設立は、オーバーツーリズムの対処と伝統的な食文化の保護が狙い。観光都市の市場には大勢の旅行者が押し寄せ、混雑やごみ問題が地元住民とのあつれきを生んでいる。錦市場も訪日客の急増で混雑が常態化し、伝統の味を伝える老舗が減少して地元客離れやマナーの低下が課題となっている。

     13市場の代表者が4月上旬にフィレンツェに集い、各市場の現状と課題を報告し、サンロレンツォ中央市場の混雑対策を視察した。今後は参加市場で規約を定め、世界歴史市場協会(仮称)を発足させる予定。協会では、歴史ある市場の文化的価値と役割を国内外に発信し、世界文化遺産登録への足掛かりにする。

     同組合の初田信行理事長は「オーバーツーリズムなど共通課題の解決に連携して取り組むことに賛同した。商店と観光客、地元住民が楽しんで買い物するためのヒントを見つけたい」と話している。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■600 / 親記事)  6基のみこしが京都・桂川を船で渡御 松尾大社「神幸祭」
□投稿者/ 管理人 院生(605回)-(2024/04/23(Tue) 16:46:53)

     松尾大社(京都市西京区)の伝統行事「神幸祭」が21日、同区や右京区などで営まれた。担ぎ手の氏子らの勇ましいかけ声が響く中、6基のみこしが船で桂川を渡る様子を大勢の見物人たちが見守った。

     神幸祭は平安時代に始まったと伝わり、地元では「おいで」と呼ばれる。みこし6基が松尾大社から御旅所まで巡行する。大社へ戻る還幸祭は「おかえり」と呼ばれ、今年は5月12日に行う。

     この日、松尾大社を出発したみこしが桂大橋の上流の桂川右岸に到着すると、午後0時45分ごろに川を渡る「船渡御」が始まった。雨が降りしきる中、氏子らが「ほいっと、ほいっと」と威勢のいい声を上げて川に入り、みこしを船に乗せて対岸に運んだ。河川敷や桂大橋に集まった見物人たちは写真や動画に熱心に収めていた。

     みこしはその後、西七条御旅所(下京区)など御旅所3カ所に向かった。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■599 / 親記事)  清水寺近くの産寧坂で桜倒木
□投稿者/ 管理人 院生(604回)-(2024/04/23(Tue) 16:35:15)

     23日午前11時45分ごろ、京都市東山区清水3丁目の産寧坂で「倒木の下敷きになって男性が動けない」と119番があった。市消防局と京都府警東山署によると、60代の日本人観光客が下敷きになって負傷したとみられるが、意識はあるという。

     同署の説明では、倒れたのは桜の木で、高さ約9メートル、幹回り約1・7メートル。観光名所の産寧坂の道路をふさぐようにして倒れた。
600×779 => 192×250

zpr060.jpg
/168KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■598 / 親記事)  鑑真和上ゆかりの瓊花が見頃 奈良市の唐招提寺
□投稿者/ 管理人 院生(603回)-(2024/04/23(Tue) 07:23:27)

     純白の花、果物のような甘い香り

     中国の渡来僧、鑑真和上が開いた奈良市五条町の唐招提寺で、和上ゆかりの花の瓊花(けいか)が見頃を迎え、特別公開されている。

     中国・隋の皇帝、煬帝(ようだい)も愛したという瓊花は、鑑真和上の故郷・揚州市の名花。スイカズラ科で5弁の花を8個付けることから八仙花ともいわれる。和上の没後1200年の1963(昭和38)年に中国仏教協会から同寺に贈られた。

     御影堂の庭、供華園ではガクアジサイに似た純白の花が咲き誇り、果物のような甘い香りを漂わせ参拝者を楽しませている。

     今年は例年より1週間ほど早く開花し、すでに見頃を迎えている。公開は5月8日までの予定だが、花の状況により早く終了する可能性もある。

→ 親記事 / 引用返信/返信


    次のスレッド50>
      ( 全ページ数 / [0] [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] )
    [検索フォーム]
      全記事数/637 (親/636 レス/1) から検索  キーワード/
    [削除/編集フォーム]
      記事No(半角数字)/ 削除キー/

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク アップファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -