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大覚寺に生け花ずらり いけばな嵯峨御流の「嵯峨天皇奉献華道祭」 |
□投稿者/ 管理人 院生(578回)-(2024/04/16(Tue) 15:43:49)
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いけばな嵯峨御流の始祖・嵯峨天皇に花を献じる「嵯峨天皇奉献華道祭」が12日、京都市右京区の大覚寺で始まった。春の花材を華やかに生け込んだ、全国106司所の門人らの作品約150点が展示されている。
「シン・日本をいける」をテーマに、隣接する大沢池の風景を杉やアセビなどで表現した「庭湖の景」や春の嵐山を模した「嵐峡の景」、御所車に満開の桜やツツジをふんだんに盛り込んだ大作など流派ならではの作品が並んだ。
重要文化財の宸殿(しんでん)には桜や青モミジ、松とボタンなどを用いた格調高い伝承花が生けられた。能登半島地震復興への祈りを込めたいけばなもあり、訪れた人は境内の桜や新緑との競演を楽しんでいた。
14日まで。午前10時〜午後4時(最終日は午後3時)。いけばな体験(午前11時から、各日6回)やお茶席もある。有料。
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