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長浜城歴史博物館で「中川耕斎粉本類」など新たな収蔵品展示 |
□投稿者/ 管理人 院生(573回)-(2024/04/16(Tue) 15:26:10)
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長浜城歴史博物館(滋賀県長浜市公園町)で特別陳列「令和4年度新収館蔵品展」が開かれている。「中川耕斎粉本類」や「国友一貫斎天体観測関係図面」など同年度は6件を新たに収蔵品とした。
中川耕斎粉本類は同市山階町出身の絵師、中川耕斎(1838〜1922年)の関連資料。中川は画業の傍らで神照村の村長を務めるなどした。粉本類は絵手本や下絵からなり、20代の修業時代の活動が分かって貴重だという。
国友一貫斎天体観測関係図面は、天体望遠鏡を製作するなどした同市国友町出身の発明家、国友一貫斎(1778〜1840年)による太陽黒点や月面などの観測図8枚で構成。伊勢国津藩の城代家老の家に伝来し、一貫斎が望遠鏡を売り込むために差し出したとされる。
その他、坂田郡宮川村(長浜市宮司町)に館を構えた土豪の垣見氏に戦国武将の浅井久政が送った書状などからなる「垣見恒男氏旧蔵資料」もある。
4月21日まで。午前9時〜午後5時。入館有料。15日は休館。
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