お盆を前に先祖の霊を迎える伝統行事「六道まいり」が7日、京都市東山区松原通東大路西入ルの六道珍皇寺で始まった。厳しい暑さの中、参拝者が列をなして「迎え鐘」を鳴らした。
六道まいりは、同寺の周辺がかつて葬送の地であり、あの世の入り口「六道の辻(つじ)」と古くから信じられてきたことに由来する。お盆には先祖の「お精霊(しょうらい)」がこの地を通って帰ってくるとされ、江戸時代には京都の人々がお盆前に参拝する慣習があったという。
午前9時には既に30度を超える暑さだったにもかかわらず、早朝から参拝者がひっきりなしに訪れた。参拝者らは、水塔婆(みずとうば)に故人の戒名を書いてもらった後、先祖の霊を呼び戻すと伝わる迎え鐘を突き、コウヤマキの穂先で塔婆を湿らせる「水回向(えこう)」を行っていた。
10日まで。午前6時〜午後10時(最終日は午後9時半まで)。
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