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■728 / 親記事)  祇園祭の鶏鉾の稚児人形「実は正座できたんです」関係者もアッと驚く構造とは
□投稿者/ 管理人 院生(733回)-(2024/06/28(Fri) 17:38:59)

     祇園祭の鶏鉾の稚児人形の修復が完了し、京都市下京区の会所で27日にお披露目された。修復により脚部が曲がって正座できる仕掛けが施されていることが分かったという。鶏鉾保存会の坂本篤史代表理事は「50年ほど祇園祭に関わっているが、初めて知って驚いた」と話している。

     稚児人形は全長130センチほどで、脚部は大腿部、すね、足首より先に分かれており、着脱できる。普段は腰より下を取り外した状態で収納し、巡行時は足裏から胸までを貫く鉄芯を通して立てた状態にしている。

     美術院(下京区)が2023年度に関節部を修復したところ、脚の付け根と膝の関節部分に竹の芯を差し込み、芯を軸として折り曲げられる構造と判明した。収納箱の状態から、以前は正座した姿で収納されていたという。

     監修した追手門学院大の浅湫毅教授(日本彫刻史)は、鉾にはかつて子どもが担う「生稚児(いきちご)」が乗っていた伝統を踏まえ、「稚児人形が正座できるのは、生稚児が立ったり座ったりしたのを再現しようとしたのではないか」とみる。

     また、人形内の墨書や鉄芯の印刻から、幕末の1863年の製作と証明されたほか、文献などで「山口源光好」とされた作者の本当の名が「山下源光好」だったことも分かった。

     この日は21、22年度に修復した鉾の屋根を受ける部材「軒桁」と関連の錺金具も公開された。正座する稚児人形は、7月13日に会所の拝観で拝めるようにする。
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■727 / 親記事)  祇園祭の提灯作り 老舗で最盛期 約2500個を制作中
□投稿者/ 管理人 院生(732回)-(2024/06/27(Thu) 18:34:02)

     京都市下京区にある老舗「奥川提燈店」では職人が黙々と手を動かし、仕上げ作業に昼夜いそしんでいる。

     同店は山鉾に飾る駒形提灯などを手がける。今年は約2500個を納品する予定。5月ごろから制作を始め、作業場では職人たちが骨組みの形を整えたり、筆を使い和紙に赤や黒で文字や紋を描いたりしていた。

     7月20日ごろまで制作を続けるという。
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■726 / 親記事)  北野天満宮で25年に1度の「半萬燈祭」に向け 提灯1700個が夜空に浮かぶ
□投稿者/ 管理人 院生(731回)-(2024/06/26(Wed) 15:37:22)

     京都市上京区の北野天満宮は25日、祭神・菅原道真をしのんで25年に1度営む「半萬燈(まんとう)祭」に向け、約1700個の提灯を境内にともした。3年後に営む祭礼の先触れ行事としており、柔らかな明かりが、参拝者の目を引いている。

     天満宮では、菅原道真が亡くなって50年ごとの「大萬燈祭」に加え、その間に半萬燈祭を営む。次回は菅原道真没後1125年の節目に当たる2027年に執り行い、先駆けとして提灯点灯を始めた。

     この日は午後4時半ごろ、本殿前で点灯式が行われた。信者や芸舞妓、地域住民ら約100人が小ぶりの提灯を手に、「一の鳥居」から歩いて参列した。参列者が見守る中、神職が4基の石燈籠にろうそくの火をともすと、参道沿いに整然と並んだ1700個の提灯にも一斉に明かりが付き、やがて夜空に浮かんだ。

     提灯は27年まで取り付けられる。通常の閉門は午後5時だが、縁日の25日やライトアップの時期は午後8時まで開門するという。

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■725 / 親記事)  アジサイ1000株の名所 星形にハート形まで
□投稿者/ 管理人 院生(730回)-(2024/06/26(Wed) 15:32:08)

    2024/06/26(Wed) 15:51:21 編集

     京都市左京区大原の三千院でアジサイが見頃を迎えている。梅雨空の下、青を中心に紫やピンクの花が咲き、淡い色彩が参拝者を魅了する。

     境内の中ほどの斜面にある「あじさい苑」に約千株が植えられている。

     青を基調とした大ぶりのアジサイに加え、星を散らせたようなホシアジサイやヤマアジサイなどが開花する。ハート形の大輪も通路沿いにあった。

     境内は、ろれつが回らないという言葉の語源にもなっている「呂川」と「律川」のはざまに位置する。雨で水量を増した流れが涼やかな川音を響かせる。豊富な水は境内にも注ぎ、ちょうず鉢にも花が浮かべられていた。

     三千院では見頃が続く7月7日まで恒例の「あじさい祭」を行う。京滋の仏教高僧や神社の宮司が手掛けた書画を並べた「墨蹟チャリティー展」も催す。
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■724 / 親記事)  「花の寺」でアジサイ見頃 重文の三重の塔、色とりどり大輪に浮かび上がる
□投稿者/ 管理人 院生(729回)-(2024/06/25(Tue) 17:15:00)

     「花の寺」として知られる木津川市加茂町の岩船寺で、アジサイが見頃となっている。梅雨を迎え、紫や青、ピンクなど色とりどりの大輪がしっとりと境内で咲き誇っている。

     岩船寺は1930年代から先代の住職が荒れた境内を美しくしようと、アジサイを植え始め、現在は約35種類、5千株以上のアジサイが訪れた人の目を楽しませている。重要文化財「三重塔」の朱色と、青々としたアジサイが涼を運んでいる。


     植村幸雄住職(85)は「自然に任せて生まれた風景。アジサイにも成長の長短があり、さまざまな個性を持ち、咲いている姿を見て疲れを癒やしてほしい」と話した。


     7月上旬まで楽しめる。拝観料が必要。

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■723 / 親記事)  大原野神社でスイレンが見頃に 純白の花弁が彩る「モネの世界」
□投稿者/ 管理人 院生(728回)-(2024/06/25(Tue) 17:12:12)

     大原野神社(京都市西京区大原野)の鯉沢池で、スイレンの花が見頃を迎えている。純白の花弁が水面を彩り、参拝者の目を楽しませている。

     池は、784(延暦3)年の神社創建時に奈良市の猿沢池を模して造られたとされている。池には朱色の小橋が架かっており、近年は印象派画家クロード・モネの作品「睡蓮(すいれん)の池と日本の橋」に似ている、とSNS(交流サイト)でも注目を集めている。

     神社によると、今年は5月下旬ごろから咲き始めた。参拝者らが腰かけて池を眺めたり、スマートフォンを向けて写真に収めたりしていた。杉原淳一権禰宜(ごんねぎ)(45)は「美しい花をめで、心を清めてほしい」と話していた。花は8月中旬まで楽しめる。

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■722 / 親記事)  京都御所で、かつて踊られていた「二つの音頭」
□投稿者/ 管理人 院生(727回)-(2024/06/24(Mon) 17:07:59)

     下鴨・上賀茂に伝わる踊り、初めて一緒に奉納

     かつて京都御所で踊られていたという共通のルーツがある二つの踊り「上賀茂紅葉音頭」と「下鴨御所音頭・紅葉節」が、京都市上京区の京都御苑内の白雲神社で初めて一緒に奉納披露された。それぞれの保存会関係者は「ゆかりの場所で踊れてよかった」と喜んだ。

     紅葉音頭(節)は、かつて宮中に出仕していた女官が高貴な人の前で踊り、地元の北区上賀茂や左京区下鴨、修学院などに戻って広めたとされる。上賀茂紅葉音頭は、市無形民俗文化財に指定されている。

     下鴨の保存会は2014年に京都御所に近い同神社で「里帰り」披露を行っており、今回は初めて上賀茂の保存会とそろって奉納しようと企画された。

     6月15日に行われた同神社の例祭で、まず下鴨の保存会の歌い手の男性たちが曲目「三社めぐり」を歌い、女性の踊り手たちが優雅な所作で踊った。続いて、上賀茂の保存会が「里の秋(四条八景)」を奉納。頭に紅葉の飾りを付けた女性の踊り手たちが、歌に合わせてしなやかに踊った。

     下鴨の保存会はかつて、存続の危機に陥り、上賀茂の保存会から支援を受けた経緯もあり、関係者らは「踊りは似ているが少し違うところが面白い。これを機にそれぞれ踊りを活性化させたい」と意気込んでいた。
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■721 / 親記事)  「奈良大文字送り火」に合わせ、奈良県庁屋上を開放
□投稿者/ 管理人 院生(726回)-(2024/06/23(Sun) 17:19:38)

      6月30日応募締め切り

     奈良県は、8月15日に奈良市の高円山で行われる奈良の伝統行事「奈良大文字送り火」を楽しんでもらおうと、開催に合わせて県庁屋上を開放する。要申し込み。

     応募方法は往復はがきの往信用の裏に(1)県庁屋上奈良大文字送り火鑑賞希望(2)住所(3)氏名を、返信用の表に(1)郵便番号(2)住所(3)氏名を記入し、郵送する。定員は100組200人。応募は1組1通で、1通につき2人入場可能。応募多数の場合は抽選。

     宛先は〒630―8501奈良市登大路町30 県管財課県庁屋上大文字送り火鑑賞係へ。締め切りは6月30日(当日消印有効)。7月下旬に結果を通知する。

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■720 / 親記事)  両足院でハンゲショウが見頃 緑から白へ
□投稿者/ 管理人 院生(725回)-(2024/06/23(Sun) 17:12:46)

     建仁寺塔頭の両足院(京都市東山区)で、ハンゲショウが見頃を迎えている。緑から白へと色を変えた葉が庭園を彩り、梅雨空の下、参拝者たちに涼を届けている。

     ハンゲショウはドクダミ科の多年草。名前の由来は、半分白くなった葉が「半化粧」したように見えるためとも、夏至から11日目の「半夏生」に色づくためともいわれる。

     大書院前の池を囲むように約800株が植わる。23日は雨交じりの中、訪れた人たちが近づいて写真を撮るなどして、しっとりとした雰囲気を楽しんでいた。

     庭園の特別公開は7月14日まで。庭に下りての散策は同院ウェブサイトから事前予約が必要。有料。
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■719 / 親記事)  「紫式部」「光源氏」「清少納言」が勢ぞろい スイレンとハナショウブ見頃
□投稿者/ 管理人 院生(724回)-(2024/06/23(Sun) 17:09:06)

     滋賀県草津市下物町の水生植物公園みずの森でスイレンが見頃を迎え、訪れた人たちを魅了している。

     同園では、屋外の池で耐寒性スイレン、温室内で熱帯性スイレンを計150種類以上育てている。毎年この時期に次々と開花を迎え、最も多くの種類が見られることから「スイレン展」を催している。花のほとんどは午前中に咲き広がり、昼過ぎから午後3時ごろにかけて閉じるという。

     今年は放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、入り口付近に「紫式部」という名の品種を展示し、ハナショウブの「光源氏」「清少納言」も飾られている。

     来園者は、水面に映える鮮やかな花を写真に収めたり、鼻を近づけて香りの違いを比べたりしていた。

     スイレン展は30日まで。月曜休園。入園料が必要。

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■718 / 親記事)  南座で5年ぶり 坂東玉三郎「壇浦兜軍記 阿古屋」 最高位の遊女の心の動きをくもりなく
□投稿者/ 管理人 院生(723回)-(2024/06/23(Sun) 16:59:06)

     豪奢(ごうしゃ)な衣装、高い教養を身に付け、力で押さえる者にも屈しない。舞台上で圧倒的な存在感を誇る傾城(けいせい)(最高位の遊女)だが、「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき) 阿古屋」で描かれるのは胸すく強さばかりではない。南座では5年ぶりとなる上演で、坂東玉三郎は言葉や振りごとの一つ一つから、不安や覚悟など、一人の女性の心の動きをたくまず浮かび上がらせる。

     五条坂の遊君阿古屋(玉三郎)は、鎌倉方に捕らえられ、堀川御所に引き出される。詮議(せんぎ)役の重忠(中村吉之丞)と岩永(片岡千次郎)は、恋人である平家の武将・悪七兵衛景清の行方を問い詰めようとする。

     捕り手に囲まれた花道の出。阿古屋の絢爛(けんらん)たるたたずまいに息をのむ。同時に、行方知れずの恋人を思ってうち沈む、対照的な感情を身に宿らせ、♪形は派手に気はしおれ−と語る浄瑠璃の詞章を体現する。

     白州に上がると、拷問をちらつかせて脅す岩永を冷笑し、情理を尽くして問う重忠には、その誠実さが苦しいと訴える。傾城たる揺るがぬプライドと、思い人に筋を立て通す気丈さを印象づける。

     一方で、景清とのなれそめを語る時、品格はそのままに、硬かった表情や語調がふと色を帯びる。ささいな出会いを振り返る恥じらいや、格子越しの別れの悲しさなど、動きの少ない舞台だからこそ、阿古屋の内面がくもりなく伝わってくる。琴、三味線、胡弓(こきゅう)の三曲を弾きこなし、その音色から心に偽りがないかを見極める「琴責め」というフィクションにも、いっそう筋が通って見える。

     吉之丞はさばき役の重忠をゆるみなく務め、千次郎は岩永を人形振りのおかしみある動きで演じ、客席を沸かせる。いずれも抜てきに応えた。

     公演では冒頭に玉三郎の「口上」と、千次郎による「解説」が付く。玉三郎は作品の思い出や京都とのゆかりを語り、裃(かみしも)姿で登場した千次郎が、筋書きや見どころを聞かせる。観劇前に内容に触れることは好みが分かれそうだが、1演目に集中した公演らしい、行き届いた企画だろう。6月26日まで。
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■717 / 親記事)  南丹市のお寺で咲き始めた「沙羅双樹の花」3年ぶりに境内公開
□投稿者/ 管理人 院生(722回)-(2024/06/22(Sat) 12:15:29)

     平家物語にも登場する「沙羅(さら)双樹の花」として親しまれるナツツバキが、京都府南丹市八木町の瑞雲寺で咲き始めている。半世紀近く前に府立植物園(京都市左京区)に勤めていた地元住民が株分けして育てていたが、38歳の若さで病没したため、長門義明・前住職(86)が後を受けて育ててきた。

     新緑の葉に交じり、涼しげな白い花が鮮やか。「若くして亡くなった彼も喜んでいるはず。みなさんも沙羅双樹の花の美しさ、はかなさを味わってほしい」と前住職は語る。

     ナツツバキは朝に咲いて夕方散る「一日花」。落花しても、白い花弁が散り残る姿に趣がある。

     釈迦(しゃか)入滅の際、周りにあった沙羅双樹と似ており、日本では「沙羅双樹の花」としてめでられてきた。

     瑞雲寺では3年ぶりに境内を公開し、花は7月初旬まで楽しめるという。

     6月23日には「沙羅の花」を描いた限定御朱印を無料配布する。墨絵をたしなむ前住職がナツツバキを描いている。同寺0771(42)3597。
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■716 / 親記事)  愛宕神社の伝統行事「千日詣」夜間参拝中止に
□投稿者/ 管理人 院生(721回)-(2024/06/21(Fri) 16:35:53)

     「火伏せの神」として信仰を集める京都市右京区の愛宕神社は今年、夏の伝統行事「千日詣(まいり)」の夜間参拝を中止する。参拝者の安全確保のため参道にともしていた照明の点灯が困難になったためで、祭礼期間を7月23日〜8月1日に拡大し、日中の参拝を呼びかける。

     7月31日夜から8月1日早朝にかけて愛宕山(924メートル)の山上にある同神社へ参拝すると千日分の御利益があるとされ、例年多くの参拝者でにぎわってきた。新型コロナウイルスの影響で夜間参拝の中止が続いていたが、昨年4年ぶりに復活したばかりだった。

     同神社によると、登り口から境内まで約4キロの参道に点灯する照明について設置方法の変更が必要になったといい、今年は対応が間に合わず照明設置が困難になった。

     お札の授与や御朱印の対応は午前9時から午後4時に行う。護摩たきなど夜間に行っていた一部神事は中止とし、31日午後9時と1日午前2時に行う祭典は神職のみで実施する。

     同神社は「昨年再開したばかりで再び中止となり、申し訳ない。来年はなんとか復活できるよう尽力したい」としている。

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■715 / 親記事)  近畿地方が梅雨入り、史上3番目タイの遅
□投稿者/ 管理人 院生(720回)-(2024/06/21(Fri) 16:27:44)
□U R L/ http://https

     大阪管区気象台は21日、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年(6月6日)より15日遅く、記録が残る1951年以降で3位タイの遅さだった。

     梅雨前線が北上し、近畿地方は南部を中心に朝から雨となった。明日22日以降も雨が続くと予想されており、梅雨入りしたとみられる。

     京都市内も朝から雨が降り、ぬれたアジサイの横を小学生が傘をさして登校していた。

     近畿地方の梅雨入りが最も遅かったのは、2019年6月27日。気象台は、この先1カ月の降水量について「平年並みか多い」と予想している。

     東海地方と関東甲信地方も、21日に梅雨入りが発表された。

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■714 / 親記事)  平安神宮太極殿の修理や大覚寺御所跡の整備などへ2億2千万円交付
□投稿者/ 管理人 院生(719回)-(2024/06/20(Thu) 18:11:04)
□U R L/ http://https

     文化財修理国庫補助

    京都府教育委員会は18日、国指定文化財の保存や修理に充てる国庫補助の2024度第2回分の交付先を発表した。重要文化財「平安神宮大極殿」(京都市左京区)の修理や史跡「大覚寺御所跡」(右京区)の整備など、新規事業19件をはじめとした21件に計2億2千万円を交付する。

     平安神宮の建物は1895(明治28)年、平安遷都千百年紀念祭と第4回内国勧業博覧会の会場として、平安宮大極殿を模して造られた。2025年の創建130年の記念事業として、外拝殿に当たる大極殿のほか、東西の歩廊と蒼龍(そうりゅう)楼、白虎楼、応天門について、前回の修理から30年を経過していることから、外壁を塗り直し、耐震補強も施す。

     大覚寺御所跡は、かつて嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」だった大覚寺境内や大沢池を範囲とする。嵯峨院の鎮守社として空海が勧請したと伝わる五社明神の社殿の全解体修理などを行う。

     その他の新規事業は次の通り。

     【建造物防災施設整備】松殿山荘修礼講堂及び事務所(宇治市)▽良正院本堂及び表門(京都市東山区)

     【建造物公開活用】本願寺御影堂ほか18棟(下京区)

     【美術工芸品保存修理】木造薬師如来立像ほか1件(右京区、神護寺)▽金銅骨蔵器(左京区、京都大)▽絹本著色楊柳観音像ほか2件(北区、大徳寺)▽紙本墨画猿猴竹林図 等伯筆 六曲屏風(上京区、相国寺)▽京都電気鉄道電車(京都市交通局二号電車)=左京区、平安神宮

     【美術工芸品防災施設整備】京都電気鉄道電車(京都市交通局二号電車)=左京区、平安神宮▽赤楽茶碗(太カ坊) 長次郎作(上京区、今日庵)

     【美術工芸品保存修理用具・原材料管理等業務支援】補修紙作成(中京区、国宝修理装潢師連盟)▽紋紙データベース化(同)▽美術工芸品保存桐箱製作用桐調達・加工(京都市、小島登)

     【史跡等保存活用計画策定】賀茂別雷神社境内(北区)

     【史跡等総合活用整備】慈照寺(銀閣寺)旧境内(左京区)▽醍醐寺境内の長尾天満宮庭園整備(伏見区)

     【記念物防災施設整備】仁和寺御所跡(右京区)
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■713 / 親記事)  平安神宮にある現存で「日本最古の路面電車」無料公開へ
□投稿者/ 管理人 院生(718回)-(2024/06/20(Thu) 18:08:12)
□U R L/ http://https

     日本初の路面電車として知られる京都電気鉄道(京電)で使われた重要文化財の車両「京都電気鉄道電車(京都市交通局二号電車)」が、平安神宮(京都市左京区)の南神苑から応天門西側へ移される。2025年の同神宮創建130年記念事業の取り組みで、移設先に建屋を新設して本体を修理し、25年度中の無料公開を目指している。

     車両は明治時代末期の1911年の製造で、現存する路面電車の車両で最も古い。61年の京都市電北野線の廃止まで使われた後、平安神宮が払い下げを受けた。現在は有料拝観エリアの南神苑で展示されている。

     平安神宮によると、2024年度中に応天門西側に建屋を設け、車両を移す。25年度には車両を修理し、「26年3月の130年記念大祭に間に合わせたい」(同神宮担当者)としている。移設と修理の費用は国庫補助のほか、クラウドファンディングなどで寄付を募ってまかなう方針。

     平安神宮は1895年の平安遷都千百年紀念祭と第4回内国勧業博覧会に合わせて創建され、両行事の来場者を市電の前身である京電が運んだ縁がある。
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■712 / 親記事)  守山市の文化財の屋敷でハンゲショウ見頃
□投稿者/ 管理人 院生(717回)-(2024/06/20(Thu) 18:06:07)
□U R L/ http://https

     白と緑が鮮やかなコントラスト

     滋賀県守山市赤野井町の大庄屋諏訪家屋敷で、ハンゲショウが見頃を迎えている。白く染まった葉が庭園を埋め尽くし、趣のあるかやぶきの建物を彩っている。

     同屋敷は市指定文化財で、代々大庄屋を務めた諏訪家の主屋や書院のほか二つの庭園があり、かつて池だった湿地にハンゲショウが植わる。

     訪れた人は庭園を散策したり、心地よい風が吹き抜ける書院や主屋から眺めたりして、夏の訪れを感じていた。

     入場料が必要。火曜休館。7月6日には地域の特産品の販売やハンゲショウの鑑賞会を催す。
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■711 / 親記事)  安楽寺で沙羅の花咲く - 奈良県御所市
□投稿者/ 管理人 院生(716回)-(2024/06/18(Tue) 15:55:20)
□U R L/ http://https

     聖徳太子ゆかりの奈良県御所市稲宿の「安楽寺」で、沙羅(ナツツバキ)の花が咲いている。7月上旬ごろまで見られそう。

     同寺では1983(昭和58)年ごろに沙羅の木を植え、現在、本堂横の斜面などに100本ほどある。蓮谷真範住職によると、今年は今月7日ごろに咲き始め、例年より少し遅めという。

     白い可憐(かれん)な花が境内を彩り、参拝者を楽しませている。沙羅の花は咲いたら1日で散ってしまうという。

     「花が散った後に残る実の形が擬宝珠(ぎぼし)の形に似ているなど、仏教とも縁が深い花」と蓮谷住職。20日前後が見ごろという。

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■710 / 親記事)  平安神宮の上空で馬が疾走 宝塚記念を前にドローンショー
□投稿者/ 管理人 院生(715回)-(2024/06/18(Tue) 15:45:33)
□U R L/ http://www.youtube.com/watch?v=OHSa3_3j4Oc&t=3s

    2024/06/18(Tue) 15:46:54 編集

     光を放つドローンの編隊がさまざまな造形を描くイベントが、京都市左京区の平安神宮で開催される。18年ぶりに日本中央競馬会(JRA)京都競馬場(伏見区)で実施される「宝塚記念」(23日)を盛り上げようと、同競馬場が主催。12日には内覧会があり、夜空に疾走する馬などが浮かんだ。

     辺りが夕闇に包まれると、ライトアップされた同神宮応天門の上空に発光ダイオード(LED)の照明を搭載した500機のドローンが一斉に飛び立った。上空を飛行する編隊は、音楽に合わせて色や形を変え、ペガサスや花火、馬などの像を次々と描き出した。

     ドローンショーは13〜15日の午後7時半と同8時45分、それぞれ10分間上演される。隣接する岡崎公園に観覧エリアが設けられる。無料。

     https://www.youtube.com/watch?v=OHSa3_3j4Oc&t=3s

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■709 / 親記事)  八坂神社の宮司が観光協会理事を辞任へ 山鉾巡行「ショーではない」プレミアム席を問題視
□投稿者/ 管理人 院生(714回)-(2024/06/18(Tue) 15:43:18)

     京都市観光協会が販売する祇園祭の「プレミアム観覧席」を巡り、八坂神社(京都市東山区)の野村明義宮司(65)が反対の立場を示し、協会理事を辞任する意向を同協会に伝えていることが12日、京都新聞社の取材で分かった。プレミアム席について酒類などの提供があることを踏まえ、「(山鉾巡行は)神事であって、お酒を楽しみながら見るショーではない」と話している。

     プレミアム席は急増する外国人観光客の利用を見込み、昨年から始まった。昨年は1席40万円、今年は1席15万円の価格が話題になり、収益の一部は祇園祭の保存・継承に充てられる。7月17日の前祭のみ、中京区河原町御池交差点の南西側に設けられ、昨年と同様に酒類のほか、飲み物やかき氷などが提供される。

     野村宮司はプレミアム席を昨年から問題視しており、この春には市観光協会職員と面会した際、対応するよう伝えていたという。しかし、今年も同じ形態で実施されることを知り、6月6日と11日に辞任する意向を神職を通じて同協会に伝えたという。

     取材に対し、野村宮司は「祭りに奉仕している人から違和感があるという意見も聞いた。われわれは疫病を鎮めるために真剣にやっている。神様を感じていただけるような観覧席であるべきで、神社として今のやり方を推奨するわけにはいかない」と話した。

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     一方、京都市観光協会は辞任意向について担当者レベルでは聞いているとしつつ、「まずは宮司から直接話を聞きたい」としている。

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■708 / 親記事)  滋賀県甲賀市の神社で彩る「あじさい花手水」
□投稿者/ 管理人 院生(713回)-(2024/06/18(Tue) 15:42:54)

     滋賀県甲賀市水口町の水口神社で恒例の「あじさい花手水(ちょうず)」が始まった。蒸し暑い日が続く中、境内に涼しげな雰囲気を漂わせている。

     甲賀市観光まちづくり協会が市内の社寺で2021年から3年間企画していたのを引き継いだ。同神社の手水舎に紫色のアジサイを敷きつめ、傍らに青モミジを添えている。3年前に境内に植えたアジサイが育っており、来週には自前の花だけで飾り付けることができそうだという。

     石王治寛宮司は「涼しさとともに、モミジも含めて季節の移ろいを感じていただければ」と話していた。

     同神社の納涼祭のある7月8日まで展示する予定。

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■707 / 親記事)  猛暑にチリン、2000個の涼 京都の山寺で「風鈴まつり」
□投稿者/ 管理人 院生(712回)-(2024/06/18(Tue) 15:33:53)

     京都府宇治田原町奥山田の正寿院で「風鈴まつり」が開かれている。能登半島地震復興支援として水引で作った風鈴やアジサイの花が入った「花風鈴」など約2千個が境内を彩り、風に揺れて涼しげな音を奏でている。

     境内には地域住民たちが飾り付けた伝統工芸品の「江戸風鈴」や47都道府県の「ご当地風鈴」、ひょうたんの形をしたものなどがつるされている。被災地の復興を願い、能登地方の水引を編んで作った色とりどりの約40個も並ぶ。

     久野村観光住職(65)は「風鈴の音色で心を癒やして涼を感じ、楽しんでほしい」と話す。

     9月30日まで(8月17日は拝観中止)。午前9時〜午後4時半。水引風鈴を販売し、売り上げを後日被災地に寄付する。花風鈴は7月上旬からは「ヒマワリ」、9月は「コスモス」が楽しめる。拝観料が必要。問い合わせは正寿院0774(88)3601。
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■706 / 親記事)  仁和寺、クマ出没で霊場を入山禁止に
□投稿者/ 管理人 院生(711回)-(2024/06/18(Tue) 15:29:49)

     京都市右京区の仁和寺(真言宗御室派総本山)は、境内北側にある「御室八十八カ所霊場」について付近でのクマ出没のため、17日までに入山禁止としたことを明らかにした。霊場のある右京区と北区の境界周辺では14日にクマが目撃されていた。

     「御室八十八カ所霊場」は1827(文政10)年に整備された四国八十八カ所の写し霊場。約3キロにわたってお堂が点在しており、約2時間で回ることができる。全て回ると四国八十八カ所を全て参拝したのと同じ御利益が得られるとされる。

     北区地域力推進室や京都府警北署によると、14日午前4時20分ごろ、北区と右京区の境界付近を自動車で通行した人から「クマを見かけた」と110番通報があった。

     仁和寺は右京署からの注意喚起を受け、14日に入山禁止の看板を設置した。仁和寺は「参拝者や職員の安全を考え入山禁止とした。期間は現時点では決まっていない」としている。

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■705 / 親記事)  京都市役所の屋上から「山鉾巡行」見ませんか?
□投稿者/ 管理人 院生(710回)-(2024/06/18(Tue) 15:27:47)

     参加無料のモニター募集

     祇園祭前祭の山鉾巡行(7月17日)を京都市役所本庁舎(中京区)の屋上から鑑賞する試験的な取り組みが初めて行われる。「関西近代建築の父」といわれる武田五一ゆかりの庁舎活用の一環として市が催し、抽選で最大100人がモニター参加できる。

     市役所は河原町御池交差点の北西角にあり、地上4階建て。京都帝国大教授の武田が設計に関わり、1927年に完成した。屋上からは御池通を西に進む山鉾を望め、一部の場所からは交差点での辻回しを見ることができる。

     屋上庭園は3年前、本庁舎の改修工事で、誰もが利用できる市民憩いのスペースとして整備した。昨年の山鉾巡行時は鑑賞者の混雑を避けるため、立ち入りを禁止していたが、屋上庭園に親しんでもらおうと、今回の取り組みを企画した。

     参加無料。モニターの参加者は17日午前10時〜午後1時15分に入場し、参加した感想などをアンケートで回答する。7月8日までに、電話かファクス、メールで申し込む。最大2人まで。小学生以下は保護者の同伴が必要。詳細は京都市のホームページ。

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■704 / 親記事)  相国寺塔頭でユニークな日本庭園公開へ 十二支イメージの天然岩にナデシコも
□投稿者/ 管理人 院生(709回)-(2024/06/14(Fri) 18:01:51)

     京都市上京区の相国寺塔頭・光源院に十二支をイメージした岩と鮮やかなナデシコを楽しめるユニークな日本庭園がある。来年からの公開に向け、庭を整えて準備している。

     庭は約300平方メートル。松やモミジ、ツバキなどを背景に、十二支の動物を連想させる無加工の天然岩12個が随所に置かれている。ヒツジやイヌの姿に形が似ていたり、岩肌がトラの模様に見えたりするなど、一つ一つが個性的だ。ネズミの岩の近くには、チーズを模した三角形の石も添えられている。

     庭は、光源院に十二支が描かれたふすまがあることにちなみ、2019年に造られた。華やぎのある庭にしようと、カワラナデシコを21年から植えたところ、良く育って群生し、今では庭の一部をピンクと白の花びらが彩っている。

     ナデシコはこれからが見頃。来年は開花のピークに合わせて公開する予定という。副住職の荒木泰量さん(49)は「さまざまな楽しみ方ができる庭。皆さんに見てもらえるように準備を進めたい」と話している。
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■703 / 親記事)  南丹市で地域に守り育てられたササユリ見頃 15日と16日に開花祭
□投稿者/ 管理人 院生(708回)-(2024/06/14(Fri) 17:50:29)

     京都府南丹市日吉町の「佐々江あたご山野草苑」でササユリが見頃を迎えている。愛らしい白や薄ピンクの花が今月初旬から咲き始めた。15、16の両日には「ささゆり開花祭」が開かれる。

     同苑のある佐々江地区は、半世紀ほど前まで自生のササユリが多く見られたが、めっきり姿を消した。2015年頃から、ササユリを獣害から守るため、苑に柵を設けるなど地域で守り育ててきた。

     見頃は今月いっぱい続く。同苑の久世和義代表(72)は「山アジサイも咲き始めるので、ササユリとのコラボが楽しめるかもしれません」とほほ笑む。

     「ささゆり開花祭」では地元で採れた朴葉(ほおば)で包んだ豆ご飯やバンド演奏が楽しめる。

     午前10時〜午後4時。30日まで無休。問い合わせ久世さん090(8125)7750。
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■702 / 親記事)  京都市で35度超え、今年初めての猛暑日
□投稿者/ 管理人 院生(707回)-(2024/06/14(Fri) 17:47:18)

     高気圧に覆われてよく晴れた14日、京都市中京区では午後2時過ぎに最高気温が35・2度に達し、今年初めての猛暑日となった。

     気象庁によると、京都府内では福知山市も35・3度を記録。南丹市や京田辺市などでも最高気温が30度を超えた。滋賀県内では大津市や東近江市、米原市などで最高気温が30度を上回っている。

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■701 / 親記事)  間もなく梅雨入り 岡寺(明日香村)でアジサイが見頃
□投稿者/ 管理人 院生(706回)-(2024/06/12(Wed) 18:52:03)

     奈良県明日香村岡の岡寺では、梅雨入りを目前に控え、この時期の主役であるアジサイが参拝者の目を楽しませている。

     特に人気を集めているのが花手水(はなちょうず)や池に浮かべられたアジサイやダリアで、「映える」フォトスポットとなっている。

     また奥の院の回廊には鉢植えのアジサイが敷き詰められ、参拝者は青、紫、ピンクなど様々な色で織りなす光景に見入っていた。

     現在、同寺と長谷寺(桜井市)、壺阪寺(高取町)の3寺に咲くアジサイを巡る「大和三大観音あぢさゐ回廊」が開催中で、今年は室生寺(宇陀市)も参加し、4寺を巡って一つの絵を完成させる新たな企画「大和あじさい重ね色巡礼」も同時開催されている。ともに7月7日まで。

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■700 / 親記事)  藤森神社、庭園あずまやの天井を彩る書と日本画お目見え
□投稿者/ 管理人 院生(705回)-(2024/06/12(Wed) 18:39:48)

     藤森神社(京都市伏見区)の庭園「藤勝苑(とうしょうえん)」のあずまやで、天井を彩る書と日本画がお目見えした。作品はいずれも日展作家で近くに住む氏子2人が手がけた。藤森長正宮司(60)は「日本でも指折りの作家の方に奉納してもらった。氏子さんたちの支えが神社の誇り」と胸を張る。

     藤森神社では2023年、アジサイ約3500株が咲く庭園「紫陽花(あじさい)苑」の一部を氏子総代らが再整備。内部に藤棚などを整え、バリアフリー対応にした「藤勝苑」を新設した。再整備に伴ってあずまやも修繕し、氏子総代の辻宗和さん(71)と親交のある書家の杭迫柏樹さん、日本画家の久保嶺爾さんが作品を奉納した。

     あずまやは格子状の格天井で、久保さんによるハナショウブやツバキといった四季の花々の絵4枚が取り付けられている。藤勝苑の開設時、石碑を揮毫(きごう)した杭迫さんは「白虎」「玄武」など四神の名を書にしたためた。

     辻さんは「天井にはまだ空いたスペースもある。奉納したい方がいれば、天井を彩る絵や書を増やしていきたい」と話している。藤勝苑はおおむね6月いっぱい開園している。午前9時〜午後5時。有料。
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■699 / 親記事)  祇園祭の長刀鉾で「結納の儀」 稚児の父親が大役引き受けに決意
□投稿者/ 管理人 院生(704回)-(2024/06/12(Wed) 18:32:10)

     祇園祭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)が今年の稚児・西川雅基さん(11)を町内に迎え入れる「結納の儀」が12日、父の経営する京都市東山区の日本料理店「祇園にしかわ」で行われた。保存会役員を前に、稚児の親が大役を引き受ける決意を述べた。

     祭神を示す「祇園牛頭(ごず)天皇」の軸が掛かる祭壇が店内に設けられ、八坂神社(東山区)の神職がお清めを行った。その後、祭壇前で保存会役員と稚児の父・西川正芳さん(49)と禿(かむろ)の父小川洋輔さん(47)、西淵健太郎さん(40)たちが向かい合った。

     保存会の井上俊郎代表理事(65)は「お稚児さまのご大役をお受けいただき、誠におめでとうございます。幾久しくお納めください」と結納の品を差し出した。西川さんは「大役を授かり、禿さんとともにご奉仕できるよう精進して参ります」と返礼した。

     雅基さんは今後、「町内の子」としてさまざまな神事に臨む。
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■698 / 親記事)  高島市の「浜分花菖蒲園」でハナショウブが見頃
□投稿者/ 管理人 院生(703回)-(2024/06/10(Mon) 17:21:40)

     初夏彩る紫の大輪

     滋賀県高島市今津町浜分の「浜分花菖蒲(はなしょうぶ)園」で、ハナショウブが次々と花を咲かせている。20日ごろまで、濃い紫の大輪が初夏を彩る。

     3千平方メートルに約5千株が植わる。紫以外にも白や薄いブルーの花の約20品種を栽培しており、園内に整備された小道を歩いて間近に花を楽しめる。

     ハナショウブの栽培は、園を管理している岩本忠晴さん(71)の亡き父が40年ほど前に始めたという。10年ほど前から規模を広げ、近くの高齢者福祉施設の利用者を招くようになった。新聞報道などを通じて広く知られるようになり、現在は県内外の人が訪れる。

     10〜16日は近くの浜分草の根ハウスでコーヒーなどを有料で提供する。同園と隣接する駐車場は無料。
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■697 / 親記事)  妙心寺東林院で「沙羅の花を愛でる会」 白い花に無常を感じて
□投稿者/ 管理人 院生(702回)-(2024/06/10(Mon) 17:13:22)

     「平家物語」にも登場する「沙羅(さら)双樹の花」として知られるナツツバキが妙心寺塔頭の東林院(京都市右京区)で見頃を迎え10日、特別公開「沙羅の花を愛(め)でる会」が始まった。こけむした禅寺の庭のところどころに白い花が散らばり、参拝者は花の命に思いを巡らせていた。

     ナツツバキはツバキ科の高木。朝に咲き、夕方には花を落とすことから、はかなさを現すとされる。日本では釈迦入滅の際、四方にあった沙羅双樹に例えられる。

     東林院境内には約20本のナツツバキがある。西川玄房住職(85)によると例年は5月下旬に開花するが今年は5日ほど遅く、6月に入って咲き始めたという。

     10日は、西川住職が「花供養」を行って読経し、ナツツバキのある本堂前庭に向かい香を供えた。西川住職は「一日で開き散ってしまう花を見て、人の世の無常を感じてもらえれば」と話す。

     特別公開は23日まで。菓子・抹茶付き1600円。
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■696 / 親記事)  インバウンド好調の陰で進む日本人の「京都離れ」
□投稿者/ 管理人 院生(701回)-(2024/06/07(Fri) 16:39:41)

     国内宿泊客の減少止まらない背景は

     京都市の主要なホテルに宿泊した外国人客の割合が今年4月に初めて7割を超えたことが、市観光協会などの調査で分かった。日本人客は3割を割り込んだ。記録的な円安と物価高を背景に、京都の宿泊市場ではインバウンド(訪日客)利用に対して国内需要が落ち込む「外高内低」が当面続く可能性がある。

     調査は市内の大・中規模ホテル110施設が対象。1日ごとの宿泊者数を積み上げた総延べ宿泊数に占める外国人比率が4月に70・1%となり、2014年の統計開始以降で最高となった。前月から11ポイント上昇し、これまで最も高かった19年4月の60・0%を大幅に上回った。

     4月の総延べ宿泊数は96万8768泊で、前年同月比14・4%増えた。うち外国人は67万8752泊で42・3%伸びた。国別の構成比は米国が21・0%と最多で、中国が14・2%、オーストラリアが6・5%で続いた。一方、日本人の延べ宿泊数は29万16泊と21・6%減り、13カ月連続で前年を下回った。

     新型コロナウイルス禍前の19年4月時点の調査対象(45施設)との比較でも、今年4月の日本人の延べ宿泊数は20・9%少なく、外国人比率は8・1ポイント上昇の65・4%となる。京都で訪日客が急増し、国内客が減った5年前よりもさらに落ち込んでいる。

     円安で外国人による日本での購買力が高まる一方、物価高で日本人の個人消費は伸び悩み、京都市内の宿泊市場で外国人依存が加速している。

     物価高を受け、市内ホテルの客室料金も上昇が続く。4月の平均客室単価は1泊2万4406円で、1年で20・7%増えた。19年4月比でも9・2%増となる。

     ホテル日航プリンセス京都(下京区)は、4月の日本人の延べ宿泊数が前年同月比で約15%減少し、外国人比率が59%に高まった。光熱費や人件費の上昇分を吸収するため客室料金を前年度から約2割値上げしたといい、ホテル担当者は「国内の人には割高感が増している。物価高で旅行にお金を使うことに慎重になっている」と懸念する。

     国内客の減少については、オーバーツーリズム(観光過剰)の影響を心配する声も。4月の外国人宿泊比率が約65%まで上昇したリーガロイヤルホテル京都(同)の担当者は「京都は特にメディアで取り上げられる機会が多く、観光を敬遠する傾向もあるのでは」と話す。
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■695 / 親記事)  宇治市で「暗夜の奇祭」開催、「ぶん回し」で観衆魅了
□投稿者/ 管理人 院生(700回)-(2024/06/07(Fri) 16:31:30)

     「暗夜の奇祭」として知られる県(あがた)祭が5日から6日未明にかけ、宇治市宇治の県神社周辺で行われた。クライマックスの梵天(ぼんてん)渡御では、梵天を豪快に回転させる「ぶん回し」が大勢の観衆を魅了した。

     梵天は白い御幣を球状に束ねたもので、神のより代。6日午前0時ごろ、境内の明かりが全て消され、静寂の中で神移しの神事が執り行われた。

     その後、40人ほどの男性たちが梵天を担ぎ上げ、「ヨイ、ヨイ」と威勢のいいかけ声を上げながら神社周辺を練り歩いた。梵天を勇ましく回したり、左右に揺さぶったりする様に、見物人たちは拍手や歓声を上げて沸き立った。

     梵天渡御を巡っては県神社と県祭奉賛会が対立し、分裂開催が長年続いている。奉賛会は新型コロナウイルス禍を機に実施を見送っており、5日午前に宇治神社御旅所で神事のみを行った。

     一帯には約400の露店が並んだ。人出は約12万5千人(県祭安全対策推進協議会発表)だった。

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■694 / 親記事)  「花の寺」闇夜に浮かぶアジサイ ライトアップ、現在の開花状況は
□投稿者/ 管理人 院生(699回)-(2024/06/07(Fri) 16:11:26)

     「花の寺」として知られる京都府宇治市莵道の三室戸寺で6日夜、アジサイ園のライトアップの試験点灯があった。絵巻物のような色とりどりのアジサイが闇夜に浮かび上がり、幻想的な光景が広がった。

     アジサイ園は約100種2万株が植わる。ライトアップは30年近く続けている。今年は8日から始め、照明器具約70基で照らす。

     明かりが照らされると、谷あいに咲くピンクや青色や紫色のアジサイが鮮やかさを増した。現在は二分〜三分咲きだが、6月中旬には見頃を迎えるという。伊丹光恭住職(81)は「小径の両側に広がるアジサイを閑静な雰囲気の中で楽しんでほしい」と話す。

     ライトアップは23日までの土、日曜の午後7〜9時(受け付けは同8時半まで)。日中は7月7日まで毎日開園している。拝観料が必要。

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■693 / 親記事)  祇園祭の「プレミアム観覧席」今年は大幅値下げ 11日から販売
□投稿者/ 管理人 院生(698回)-(2024/06/06(Thu) 16:03:44)

     京都市観光協会は5日、7月の祇園祭で行われる山鉾巡行の有料観覧席を11日から販売すると発表した。畳敷きの台座の「プレミアム観覧席」も昨年に続いて設けるが、利用者層を広げるため、1席40万円から15万円に値下げする。

     一般席は例年通りで、7月17日の前祭は御池通の河原町―新町間に1万席を、24日の後祭は御池通の河原町―寺町と烏丸―高倉間に計3600席を設ける。

     プレミアム席は前祭だけで、河原町御池交差点の南西側に設ける。巡行や辻回しを目の前で楽しめるうえ、酒類を含む飲み物やかき氷などの提供もある。

     昨年、プレミアム席は外国人観光客を中心に8割が埋まり、好評だったという。今年は値下げで客層を広げるとともに席数も約20席減の60席に抑えて写真撮影や観覧をしやすくする。プレミアム席のうち、宵山(16日)の午後に函谷鉾を貸し切る見学付きのプランは1席20万円で用意する。

     一般席は4100円、最前列は6千円。全席指定でパンフレットとオリジナルの記念符が付く。6月11日午前10時から、インターネットのチケットぴあ、ローチケ、イープラスのほかコンビニのセブン―イレブン、ローソン、ファミリーマート店頭で販売する。

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■692 / 親記事)  祇園祭「長刀鉾」稚児と補佐役の禿が決まる
□投稿者/ 管理人 院生(697回)-(2024/06/06(Thu) 16:02:53)

     祇園祭の長刀鉾保存会(京都市下京区)は6日、鉾に乗る今年の稚児が洛央小学校6年の西川雅基さん(11)に決まった、と発表した。西川さんは東山区の料理店「祇園にしかわ」主人、西川正芳さん(49)の長男。稚児を補佐する禿(かむろ)は朱雀第七小学校2年の小川門土さん(7)と洛央小学校3年の西淵一登さん(8)が務める。

     長刀鉾は祇園祭の前祭(さきまつり)で山鉾巡行の先頭を進み、唯一、生身の人間である「生(いき)稚児」を乗せる。稚児は町内に迎えられる「結納の儀」や祭りの無事を祈る「お千度の儀」、神の使いとなる「社参の儀」などを経て、7月17日の巡行に臨む。巡行では鉾上で「太平の舞」を舞い、四条通に張られた注連縄(しめなわ)を切る。

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■691 / 親記事)  「本能寺の変」の日に、京都市右京区で明智光秀講演会
□投稿者/ 管理人 院生(696回)-(2024/06/03(Mon) 15:52:43)

     「秀吉に面目つぶされた末の決行」

     天正10(1582)年に本能寺の変があった6月2日、明智光秀研究の第一人者とされる三重大の藤田達生名誉教授が、変の背景について京都市右京区京北のあうる京北で講演した。羽柴秀吉との派閥抗争で敗北が決定的となった光秀の、生き残りを懸けた計画的な政変だと指摘した。

     藤田名誉教授は、中国地方の平定を図る織田家では天正8年、秀吉が毛利家側を攻めていた一方、信長は光秀を通じて和平交渉に持ち込もうとしていたと指摘。だが秀吉は「面目がなくなる」と急速に進軍。戦果に喜んだ信長が対決方針に転換し「光秀の計画をつぶした」と説いた。

     四国でも、長宗我部家が光秀を通じて織田家と良好な関係を築いていたが、秀吉に近い三好家が厚遇されていったと解説。信長は、阿波、讃岐国を三好家に譲るよう長宗我部家に求めたことで、光秀は中国に続き、家中での立場を失ったとした。

     応じない同家を攻める織田軍が四国に渡る直前まで我慢した末に本能寺の変を起こし、新政権には足利義昭を担いで正当性を得る構想だったと推測。光秀は「座して死を待つか、仲間を救うために主君を討つか、どちらも地獄。きつい選択を迫られた」と評価した。

     講演は、光秀が築いた城跡が残る京北の住民でつくる「周山城址(じょうし)を守る会」が主催。約120人が聴いた。

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■690 / 親記事)  甘き香に誘われて 森に見つけたピンクのしずく ササユリ見頃はあと1週間
□投稿者/ 管理人 院生(695回)-(2024/06/03(Mon) 15:49:02)

     わち山野草の森(京都府京丹波町坂原)で、ササユリが咲き始めた。薄いピンク色の花が山中の緑に映え、ほんのりと甘い香りを漂わせている。

     ササユリは木陰や水はけのよい山の斜面に生息するユリ科の植物で、葉がササに似ていることから、その名が付いたとされる。

     山野草の森によると、花が最も多く咲くのは5、6日ごろの予想。10日ごろまで楽しめるという。

     1、2日は「ささゆりまつり」(午前10時〜午後3時半)も園内で開かれる。ササユリをはじめとした季節の花を紹介する観察会、好みの山菜を揚げたての天ぷらで味わえるコーナー(有料)もある。

     山田義法園長は「ササユリと季節の山野草をじかに見て楽しんでほしい」と話す。詳細は同森0771(84)2041へ。
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■689 / 親記事)  祇園祭の「厄よけちまき」郵送準備が本格化 「全国から注文ある」
□投稿者/ 管理人 院生(694回)-(2024/06/02(Sun) 18:20:00)

     京都市内の祇園祭の山鉾町で「厄よけちまき」の郵送授与の準備が本格化している。関係者は袋詰めにいそしみ、5月から公式サイトで事前注文を受け付ける保存会もある。新型コロナウイルス禍の対応で始まった取り組みが定着しつつある。

     長刀鉾保存会(京都市下京区)は5月下旬、町内にある企業の社員や保存会のボランティアらが、郵送するちまきの袋詰めに力を合わせた。「はかま」と呼ばれる紙と長刀鉾の紹介リーフレットを添えて、手際よく袋に滑り込ませた。

     郵送授与はコロナ禍の2020年、対面授与を中止する代わりに始め、今年で5年目。22年から対面授与が再開されたが、1番人気で例年長い行列ができることで知られ、「3密対策」も兼ねて郵送授与が続けられている。

     今年は年明けから郵送を希望する問い合わせがあったといい、川那辺健治専務理事(76)は「ちまきを求めて並ぶ時の暑さの問題もある。来年以降もニーズがあれば検討したい」と話している。

     月鉾保存会(下京区)は公式サイトで「オンライン授与」の注文受け付けを5月15日から始めた。ちまきをはじめ、限定デザインのてぬぐいなども郵送対象として紹介している。斎藤政宏理事長(77)は「すでに北海道から沖縄まで、全国から注文がある」と遠方からのアクセスもあるという。

     郵送授与の注文受け付けは長刀鉾保存会が6月10日から公式サイトで開始。郵送用がなくなり次第、受け付け終了。ちまきは原価高騰で昨年より200円増の1束1200円。月鉾保存会は6月30日まで。7月1日から順次発送。ちまきは1束千円。
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■688 / 親記事)  深緑あふれる参道にひづめの音響く
□投稿者/ 管理人 院生(693回)-(2024/06/02(Sun) 18:17:48)

     大津市の近江神宮で流鏑馬神事

     馬を走らせながら弓矢で的を射る「流鏑馬(やぶさめ)神事」が2日、大津市神宮町の近江神宮で営まれた。深緑であふれる参道にひづめの音が響き、武者装束をまとった射手が勇壮な表情で矢を放った。

     五穀豊穣(ほうじょう)や子どもの健やかな成長を願う毎年恒例の神事で、約250メートルの馬場に55センチ四方の「式の的」が三つ設けられた。今年は5人の射手が挑み、疾走する馬の上から順に矢を放っていった。

     約15センチの「土器の的」など小ぶりな的もあり、命中すると大きな歓声が上がった。

     流鏑馬は「日本古式弓馬術協会」(東京都)と滋賀観光協会が主催し、近江神宮によると5千人以上が観覧に訪れた。
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■687 / 親記事)  延暦寺で貴重な「唐櫃」公開 天皇の命で封印された木箱
□投稿者/ 管理人 院生(692回)-(2024/06/02(Sun) 18:10:02)

     比叡山延暦寺(大津市)が、全体に朱漆が塗られた「勅封唐櫃(ちょくふうからびつ)」を公開している。天皇の命によって封印された木製の箱のことで、4年に1度開催される同寺の最高法会(ほうえ)、法華大会(だいえ)に欠かせない道具のひとつである。同寺国宝殿に展示されており、間近に見られる貴重な機会となっている。

     幅112センチ、奥行き60センチ、高さ63センチ。1891(明治24)年に新調されたことが底板に朱書きされている。中には、桓武天皇御宸影(しんえい)や、三筆と称される嵯峨天皇直筆の光定和尚戒牒(かいちょう)、伝教大師眞筆法華経などが納められている。

     勅封とは、天皇の命により勅使が封印すること。この勅封唐櫃は現在も使用されており、法華大会の中日に根本中堂で行われる「勅封披覧の儀」では、勅使が封を解き中身を確認する。封印する際には、天皇陛下の勅符を勅使が持参して船型錠に巻き付け、勅使は、これとは別の和紙を錠に取り付けてその場で花押(かおう)と呼ばれるサインを墨書する。

     国宝殿主任学芸員の宇代(うしろ)貴文さんの研究によると、延暦寺の中世以前の勅封の有無は不明で、法華大会の勅封披覧の儀が始まった時期も分かっていない。確実な記録は織田信長による焼き打ち以降しかなく、現在の唐櫃には後陽成天皇から明治天皇までの勅符17枚が納められている。

     国宝殿では、根本中堂の修理に合わせて「延暦寺の宝物を守り伝える」のテーマで企画展が開催中だ。江戸時代の3代将軍家光の命を受けて再建された大講堂の勤行日時を記載した「比叡山御造営官宣旨」や、14世紀の朝鮮半島で描かれた阿弥陀八大菩薩(ぼさつ)像、掛け軸の修理工程のパネル、チョウナやヤリガンナ、撫(な)で刷毛(はけ)の実物などが展示され、文化財修理の流れをうかがうことができる。

     6月17日まで。境内に入るための諸堂巡拝料とは別に、国宝殿拝観料(大人500円、中高300円、小学生100円)が必要。
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■686 / 親記事)  「嵐山若鮎祭」5年ぶり復活へ 初夏の風物詩、アユの塩焼き振る舞いも
□投稿者/ 管理人 院生(691回)-(2024/06/01(Sat) 16:30:52)

     新型コロナウイルスの影響で2019年を最後に中止が続いていた嵯峨嵐山の初夏の風物詩「嵐山若鮎(あゆ)祭」が15、16の両日、5年ぶりに京都市右京区の嵐山公園中ノ島地区で開かれる。環境保全のための寄付金を募り、寄付者に焼きたてのアユの塩焼きが振る舞われる

     保津川のアユ漁解禁に合わせ、嵐山保勝会が主催する。今年で37回目。寄付金を1口千円から募り、地元の料亭などで働く料理人がその場で焼き上げたアユの塩焼きを返礼品として提供する。集めた寄付金は、森林や桂川の環境を守る活動の資金に使う。

     その他、アユのつかみ取りや金魚すくいなどの催しもある。同保勝会は「嵐山の景色と焼きたてのアユを楽しみながら、美しい環境を守る大切さを感じてほしい」と呼びかける。

     午前11時から午後4時。小雨決行、荒天中止。アユの塩焼きは1日400匹限定のため事前申し込み優先。寄付は現地で受け付ける。申し込みは若鮎祭の特設サイトまたは、同祭実行委員会075(600)2865。
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■685 / 親記事)  近江八幡市で戦国時代の道路遺構を発見
□投稿者/ 管理人 院生(690回)-(2024/05/31(Fri) 16:52:12)

     「高い技術で土木工事」現地説明会あり

     滋賀県文化財保護協会は30日、滋賀県近江八幡市島町の阿弥陀寺遺跡で、戦国時代の道路遺構が見つかったと発表した。

     阿弥陀寺現本堂の北東約200メートルの「北谷」と呼ばれる一帯。昨夏、県内最古級の戦国時代の石垣が見つかっていた。

     道路遺構は幅4メートルで、西側の山頂に向かって長さ26メートル見つかった。道路には4段分の石段があり、両側に排水用の側溝があった。堆積土から15世紀末〜16世紀の陶磁器が見つかった。

     道沿いにひな壇状の平坦(へいたん)面があり、寺の関係施設があったとみられる。平坦面から道路脇へ注ぐ溝も残っており、同協会調査課の阿刀弘史(あとうこうじ)主幹は「複雑な構造で、高い技術で土木工事がされていた」と話した。

     同寺は平安時代に建立され、中世には周辺に多くの寺坊があり、天台宗の重要な行場だったという。近くを流れる堂川の砂防ダム工事に伴い、2022年11月から調査が進められている。

     現地説明会は6月2日午後1時から、同町の調査現場で。駐車場はなく、公共交通機関での来場を呼びかけている。問い合わせは同協会077(548)9780。
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■684 / 親記事)  亀岡市の古墳群で初の方墳
□投稿者/ 管理人 院生(689回)-(2024/05/31(Fri) 16:46:12)

      鉄刀や金具も「大和政権とつながりもつ有力者埋葬か」現地説明会あり

     京都府亀岡市曽我部町の法貴古墳群で初めて方墳を確認したと、府埋蔵文化財調査研究センターが発表した。古墳を造ることが少なくなっていく飛鳥時代の中頃(7世紀半ば)の築造で、口丹波地域では最も新しい方墳の一つになる。初期の円墳から奈良時代前半の火葬墓に至る約200年の空白期を埋める発見で、地域の有力者らを葬る墓域として継続して使われてきたことが明らかになったという。

     法貴古墳群では初めての鉄刀も、古墳時代後期末から飛鳥時代前半に造られた円墳の横穴式石室から出土。長さ72センチで、木製さやの末端に付けた装飾用とみられる金具もあったことから、大和政権とつながりをもつ有力者が埋葬された可能性があるという。

     法貴バイパス整備に伴い、2022年5月から同センターが発掘を続けている。67基ある同古墳群について、古墳が造られ始めた時期と推定される古墳時代後期中頃(6世紀半ば)の円墳や、仏教伝来による葬送儀礼の変化を受けたとみられる火葬墓が見つかっていた。一方、飛鳥時代の古墳は不明で、いったん墓域として廃れたとも考えられていた。

     新たに12基を調べ、築造初期と火葬墓への移行までの間に造られた円墳を確かめた。

     初確認の方墳は長辺約10メートル、短辺約7メートルで、2段にした墳丘の裾にそれぞれ石垣のように石を配置していた。古墳や石室の形、出土した須恵器から築造時期を判断した。

     担当する竹村亮仁主任は29日の記者発表で「古墳は全て円墳と思っていたので驚いた。墓域として連綿と、霊仙ケ岳をシンボルに山麓に造られてきた法貴古墳群の変遷が明らかになった」と話した。

     現地説明会は6月1日午後2時〜4時。小雨決行。場所の詳細はセンターホームページで。当日の連絡先080(1402)4478。
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■683 / 親記事)  かまど備えた竪穴建物発見、開田遺跡 「有力者の住居の可能性」
□投稿者/ 管理人 院生(688回)-(2024/05/30(Thu) 17:46:43)

     京都府の長岡京市埋蔵文化財センターは、同市開田3丁目の開田遺跡で、古墳時代後期とみられる竪穴建物跡を確認したと発表した。馬蹄(ばてい)形のかまど跡や土師(はじ)器などの土器も見つかり、過去に周囲で発掘された同時期の建物跡と比べて大きいことから、同センターは「集落の有力者の住居の可能性がある」としている。

     開田遺跡は縄文時代や古墳時代、中世などの複合遺跡で、これまでも竪穴建物や掘っ立て柱建物、墓などが見つかっている。

     今回発見された竪穴建物跡は1辺6・5メートルで、四隅が丸みを帯びた方形。北西の壁があった部分には馬蹄形のかまどが設けられており、中には土師器のかめが残されていた。熱を受けて変色したような土の塊や炭片もあり、かまどのそばから通常は漁網の重りなどに用いられる「土錘」や石が見つかった。壁際の部分に溝が巡らされており、大きな柱跡は3カ所確認できた。

     これまで周辺で見つかった竪穴建物跡は1辺4〜5メートルのものが多いという。同センターの原秀樹さん(65)は「ものづくりをしていた痕跡もないので、工房とも言いづらく、集落の有力者の住居とみられる。良好な状態で、当時の暮らしぶりが分かるのでは」と話した。

     調査地は阪急長岡天神駅南東にあり、同駅東街区の整備に伴う長岡京跡の発掘調査として、4月から約350平方メートルを調べている。ほかにも、長岡京期の掘っ立て柱建物(東西8・1メートル、南北5・4メートル)も新たに見つかった。

     現地説明会は6月1日午後1時から。小雨決行。駐車場はない。平日の問い合わせ先は市埋蔵文化財センター(955)3622。
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■682 / 親記事)  智光秀の「幻の城」坂本城跡、新たな石垣発見
□投稿者/ 管理人 院生(687回)-(2024/05/30(Thu) 17:42:46)

     三の丸堀の幅の大きさも判明

     大津市は29日、戦国武将の明智光秀が築いた坂本城跡の発掘調査地(同市下阪本3丁目)で、新たな石垣が見つかったと発表した。昨秋からの調査で発見されている「三の丸」西端の石垣よりも西にあり、三の丸の外側にあった堀の幅が9メートルだったことが判明したという。市文化財保護課は「城全体の規模を解明する上でも貴重な発見だ」としている。

     これまでの調査で、三の丸石垣の西側は泥状の土だったことなどから、堀だったと推定されている。今回の石垣は、三の丸石垣から西へ9メートル離れた地点で見つかった。堀の幅は場所によって異なる可能性もあるが、三の丸石垣に並行して築かれていたと推測されるといい、船による物資運搬や外部からの侵入防止に役立っていたとみられる。

     坂本城は残された資料が少ないことから「幻の城」ともいわれており、今回の発見について滋賀県立大の中井均名誉教授は「今後の坂本城の復元にあたっては、これらの石垣が基軸となっていく」との見方を示した。

     坂本城遺構の国史跡指定を目指す市は、3月下旬に発掘地の開発事業者と覚書を交わした上で、追加の発掘調査を進めてきた。一定の成果が得られたことから、同地点での調査には区切りをつける。大雨などから遺構を保護するため、前回見つかった石垣も含めて一時的に埋め戻すという。作業は30日から。市は「坂本城跡の見学はできない。私有地には侵入しないで」と呼びかけている。
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■681 / 親記事)  「びわ湖大花火大会」有料ゾーンの定員拡大 価格に需要反映させる仕組みも
□投稿者/ 管理人 院生(686回)-(2024/05/29(Wed) 18:09:23)

     8月8日に大津市の大津港一帯で開催される「びわ湖大花火大会」について、大会実行委員会は27日、地面に座って観賞できる「有料自由エリア」の入場可能人数を大幅に増やす計画を発表した。より多くの人に安全に参加してもらうためで、椅子や桟敷の「有料観覧席」を合わせた有料ゾーンの定員は、昨年より1万4千人多い計6万2千人分となる。

     4年ぶりの開催となった昨年も一帯の混雑緩和のため有料ゾーンを増やし、計4万8千人分を設けていた。今年は、桟敷・普通席だったエリアの一部を有料自由エリアに変更。有料観覧席数は7千席減るが、有料ゾーンの広さを変えずに定員を増やすことができ、路上観覧の抑制とともに収入確保につなげるという。

     また、有料ゾーンのチケットをより多く販売するため、需要と供給に応じて販売価格を変動させる「ダイナミックプライシング」の仕組みを新たに導入する。詳細は検討中だが、売れ行きに合わせて販売価格を安くする可能性もあるとしている。

     有料観覧席のうち、最も多く販売するのは「イス席」(1人6300円)で、1万6千席を用意。ほかに、カップル向けのシートや、アルコール飲料の飲み放題が付いた高額席なども設ける。有料観覧席の抽選販売は31日から。

     有料自由エリアは、ピアザ淡海周辺の湖岸緑地などに設け、1人4800円。6月22日から先着順で一般販売する。

     大会は午後7時半〜8時半の開催。約1万発を打ち上げ、昨年と同水準の約30万人の観客を見込む。路上に人が滞留するのを防ぐことを目的とした道路沿いの目隠しフェンスは、今年も設置する方針という。
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■680 / 親記事)  向日市の古墳で一般公開 横穴式石室に来場者が感嘆の声
□投稿者/ 管理人 院生(685回)-(2024/05/29(Wed) 18:07:50)

    2024/05/29(Wed) 18:16:28 編集

     国史跡である乙訓古墳群の一つ、物集女車塚古墳(京都府向日市物集女町)で、横穴式石室が一般公開されている。考古学ファンや親子連れらが、向日市埋蔵文化財センターの職員による解説を聞きながら古代に思いをはせている。

     同古墳は6世紀半ばごろの前方後円墳で、全長約46メートル。継体天皇の近くに仕えた有力豪族の墓とみられている。一般公開は毎年この時期に行っている。

     来場者はさまざまな大きさの石を組んで造られた石室の奥にある玄室(長さ5・1メートル、幅2・6メートル、高さ3・1メートル)や、魔よけのために赤色顔料のベンガラが塗られた跡がある石棺などを見学した。副葬品についても詳細な説明を受け、感嘆の声を上げた。

     一般公開は6月2日まで。無料。定員は各日105人。午前10時〜正午と午後1時15分〜4時半の時間帯に、15分ずつ、最大5人が石室内部に入ることができる。申し込みは市文教課075(874)3860。
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■679 / 親記事)  「京都薪能」が黄昏の平安神宮で6月1・2日に開催
□投稿者/ 管理人 院生(684回)-(2024/05/29(Wed) 18:04:35)

     平安神宮(京都市左京区)で6月1、2日に開かれる「京都薪能」。今年は源氏物語に染まる。「光源氏の夢」をテーマに、物語を彩る登場人物が現れる能、狂言をそろえた。多くの作品は京都が舞台。演能の背景に平安京の大内裏を再現した社殿が横たわる格別の環境で、平安絵巻を堪能できそうだ。=敬称略

     200余りある能の現行曲のうち、源氏物語を題材とするのは10曲ほど。世阿弥は「風姿花伝」で、能の題材に「本説正しき」(名の知られた古典などに基づく)ものを勧めており、作品の多さは物語が広く親しまれた証しと言える。

     能において、屈指の人気を誇る登場人物は六条御息所だろう。高貴な女性が光源氏の正妻・葵上への嫉妬のあまり、はからずも生き霊になってしまう激情と悲しさはそれだけでドラマチックに映る。

     「葵上」=1日・金剛流=は、原作の展開に従いながら、御息所(役者・金剛永謹)の怨霊が現れ、病床の葵上を打ち据える。やがて鬼女と化し、僧の祈祷(きとう)と対決する。一方「野宮(ののみや)」=2日・観世流=では、後世、嵯峨野の野宮の旧跡に現れた御息所の霊(青木道喜)が、旅の僧を前に過去をしのびつつ、舞を舞う姿を叙情的に描く。異なる光の当て方で、多面的な魅力が浮かぶ。

     はかなく清廉な存在感が際立つ夕顔が登場するのは「半蔀(はじとみ)」=1日・観世流=。紫野雲林院の僧が、不思議な女の言葉に従い、五条あたりの小さな家を訪ねると、夕顔の霊(松井美樹)が現れる。在りし日の光源氏との出会いを語って舞い、夜明けとともに姿を消す。

     唯一、光源氏が登場する「須磨源氏」=2日・観世流=は、須磨の浦に立ち寄った神官の前に、かつてわび住まいした光源氏の霊(河村晴道)が現れ、風雅に舞う。

     狂言は古典曲に源氏物語由来の作品がなく、2000年以降の新作「おばんと光君」=1日、「ひめあらそい」=2日=を茂山千五郎、忠三郎両家で上演。源氏物語のパロディーでありつつ、原典の価値観を一歩引いた視点で見つめた批評と見ることもできる。

     両日とも終幕には「土蜘蛛(つちぐも)」=1日・観世流、2日・金剛流=が出る。源氏物語とは関わりはないが、病に伏す源頼光を襲う土蜘蛛の精(橋本忠樹、豊嶋幸洋)と、武者の死闘を描くスペクタクルが見ものとなる。

     両日とも午後6時開演。雨天時はロームシアター京都メインホールが会場となる。舞台近くに設置した指定席7千円。前売り4千円、当日5千円。事務局075(754)0331。
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