カレンダー 花情報 古墳・遺跡 源氏物語・文学 歴史と幕末 花 街 古典芸能 教育/修旅 飛雲庵 他府県版 海外版 報道関係


HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク アップファイル一覧 検索 過去ログ

■ 管理人以外の投稿はお断りします!

    ・記事中の画像表示形式
[全スレッド800件(651-700 表示)] 全ページ数 / [0] [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]
親記事の順番 [レス最新順/投稿順/記事数順]

記事リスト ( )内の数字はレス数
左京区の山麓に新たな鳥居完成(0) | 8月8日開催「びわ湖大花火大会」概要発表(0) | 2000株、色鮮やか 奈良市の霊山寺 各種バラが咲き始める(0) | 北区の神社、平安時代から名物の花が見頃(0) | 「ナンジャモンジャ」花満開(0) | 西教寺で「かざぐるま参道の通り抜け」 風車2千個が境内彩る(0) | 比叡山や大津市坂本で「名勝庭園と御朱印めぐり」(0) | 滋賀県の神社で「すし切り神事」(0) | 上賀茂神社で伝統の「賀茂競馬」(0) | 藤森神社で駈馬神事 馬上で妙技繰り出し(0) | 札所寺院に青もみじと茶を楽しめる新施設オープン(0) | 「花の寺」で2万株の平戸ツツジが見頃(0) | 神泉苑で、女性グループが祇園囃子奉納(0) | 重量およそ400キロ、神輿が一気に急斜面を滑り降りる(0) | 下鴨神社で葵祭「御禊の儀」(0) | 西日本最大級の「ヒメボタル」生息地で観察会に参加しませんか(0) | 北区の神社で「剣鉾差し」56年ぶり復活 千年以上の歴史ある祭で披露へ(0) | 下鴨神社で「流鏑馬神事」新緑の森で人馬一体の妙技披露(0) | 奈良公園で子鹿誕生(0) | 「鴨川納涼床」始まる(0) | 京都府中部「まるでジブリ映画」な光景(0) | 大津市の日吉茶園で「茶摘祭」 穴太積みの石垣、茶園を囲う玉垣と門も新設(0) | 近江八幡市に「風車の回廊」お目見え 風が吹くたびくるくる(0) | びわ湖バレイでスイセンの花が見頃に(0) | 亀岡市でカキツバタが見頃(0) | 先斗町「鴨川をどり」5月1日に開幕 華やかな舞台を披露(0) | 戦国武将・三好長慶の京都拠点「西院城」(0) | 御霊神社で「イチハツ」見頃 淡い紫色の花(0) | 京都府北部の群生地がピンチ SNSで話題の場所、地元困惑(0) | 樹齢2000年と伝わる「神のフジ」が開花(0) | 葵祭に先立つ祭儀「足汰式」 新緑の境内を馬が駆け抜ける(0) | 普通は高地に生育する国天然記念物のホンシャクナゲ(0) | 京都競馬場100周年を記念、平安神宮境内をプロジェクションマップで彩る(0) | 大津市の公園を彩る赤紫色のシバザクラ 琵琶湖岸に5万株(0) | 「大原女時代行列」 新緑や菜の花が鮮やかな彩り(0) | 城南宮で「平安貴族の歌遊び」再現(0) | 普通は高地に生育する国天然記念物のホンシャクナゲ(0) | 宇治市のミュージアムで「写真でつづる源氏物語」(0) | 北野天満宮に「スーパーカー」 ランボルギーニのミウラやフェラーリ、フェアレディZ(0) | 「春の上京茶会」 表千家による茶席(0) | 伏見稲荷大社で「稲荷祭」巡幸 5基の神輿(0) | 「春の非公開文化財特別公開」 葵祭衣装や若冲の絵が今だけ見られる(0) | 正倉院宝物「虹龍」正体(0) | 長岡京市の神社でキリシマツツジ見頃(0) | 平等院でフジの花見頃 鳳凰堂を背景に優美な眺め(0) | 宇治市の「花の寺」に新たな見どころ(0) | 京都府立植物園で1万本のチューリップ見頃 珍しい八重咲きも(0) | 日本美術の至宝が京都市東山区に集結(0) | 「鳥羽の藤」一般公開始まる 120メートルの藤棚、急速に開花進む(0) | 京都市で最も遅くに見頃を迎える桜がようやく満開(0) |


■778 / 親記事)  紫式部が京都から越前に向かった旅路をたどる 行列の参加者を募集
□投稿者/ 管理人 院生(783回)-(2024/08/01(Thu) 17:29:05)

     平安装束を身にまとう行列の参加者を募集

     NHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、主人公の紫式部が京の都から越前へ向かった旅路をたどる再現イベントが10月18〜20日、ゆかりのある京都府宇治市や大津市、福井県越前市などで開催される。平安装束を身にまとって歩いたり、各地で儀式を執り行ったりする行列への参加者を募っている。

     「紫式部の旅」と題して、越前市の紫式部プロジェクト推進協議会が主催し、宇治市や大津市などの関係市町が共催する。

     紫式部は996年、父の藤原為時が越前守として赴任する際、一緒に都から越前国府へ出向いたとされる。同様の再現イベントは、旅から千年を記念して1996年にも行われており、2回目。

     旅では宇治上神社(宇治市)での「出立の儀」をはじめ、石山寺(大津市)への参詣や琵琶湖畔での「船出の儀式」、氣比神宮(福井県敦賀市)での「境迎えの儀」、越前市役所での「着任の儀」といった行程がある。

     行列は紫式部や為時、武者、侍女、陰陽師(おんみょうじ)などで構成する。宇治市内(10月18日午前・参加枠37人)▽大津市内(同日午後・同36人)▽福井県内(10月19、20日・同41人)―で分け、それぞれの区分ごとに参加者を募集している。役柄によってはせりふもある。

     主催者は「紫式部が実際に目にした景色を眺め、思いをはせてほしい」としている。

     無料。対象は18歳以上。当日までに開かれる説明会や衣装合わせ、リハーサルへの参加が必要。紫式部プロジェクト推進協のホームページから申し込む。締め切りは8月20日。応募多数の場合、審査して選ぶ。問い合わせは同推進協0778(22)3016。
600×363 => 250×151

1722501220.jpg
/69KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■777 / 親記事)  奈良県明日香村できょう7月27日から一般公開
□投稿者/ 管理人 院生(782回)-(2024/07/27(Sat) 16:50:02)
□U R L/ http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94069701.html

     国宝キトラ古墳壁画及び国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開

     この度、キトラ古墳壁画保存管理施設(キトラ古墳壁画体験館 四神の館 内)で国宝キトラ古墳壁画を公開します。また、国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設において、壁画・石材の修理作業を行ってきた「修理作業室」を窓ガラス越しで公開します。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■776 / 親記事)  奈良大文字送り火、5年ぶり通常開催へ 慰霊祭が一般参列可に
□投稿者/ 管理人 院生(781回)-(2024/07/26(Fri) 16:15:39)

     毎年8月15日の終戦記念日に実施される「奈良大文字送り火」(奈良大文字保存会主催=近東宏佳会長)が5年ぶりに通常開催され、一般参列も可能になる。近年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部規模を縮小して開催していた。

     同行事は戦没者慰霊のため昭和35(1960)年に始まった。現在では世界平和を祈る行事として親しまれ、今回で65回目。

     昨年までは新型コロナ感染拡大防止のため送り火の火床の数を減らし、慰霊祭を縮小するなどの対策を行っていた。ただ、今年も近年の人手不足と山の斜面での点火作業の安全面を考え、送り火の火床は昨年と同じ規模で行われる。

     高円山点火前に春日大社境内飛火野で行われる慰霊祭は、春日大社の神官による神式と約30カ寺の寺院の僧侶による仏式の慰霊祭が同じ祭壇で行われる全国的に珍しい形式。今年は5年ぶりに一般参列者も焼香でき、大文字うちわの協賛受付、護摩木受付、協賛参列席も設置される。点火時には県立奈良高校吹奏楽団OB、OGによる演奏もある。

     慰霊祭は午後6時50分から。高円山への点火は午後8時。

     関連企画として県立高円高校生による「奈良大文字送り火イラスト原画展」を平城京いざない館(奈良市二条大路南3丁目)で送り火当日まで開催中。

     問い合わせは、同保存会(奈良市観光協会内)、電話0742(30)0230。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■775 / 親記事)  道の駅にヒマワリ7千本咲き誇る 写真撮影でにぎわい、摘み取りも
□投稿者/ 管理人 院生(780回)-(2024/07/25(Thu) 15:26:11)

     滋賀県東近江市妹町の道の駅「あいとうマーガレットステーション」で、ヒマワリ園が開園した。大輪の黄色の花約7千本が咲き誇っている。

     同園(約2千平方メートル)には、高さ1・5〜2メートルほどに育ち、大きな花がつくハイブリッドサンフラワーなどが植えられている。今年は成長が早く、開園を予定より2週間早めたという。見頃となったヒマワリの写真撮影を楽しむ人でにぎわっている。

     7月下旬まで。無料。5本300円で摘み取りもできる。同館0749(46)1110。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■774 / 親記事)  彦根市で「井伊の赤備え」展示 甲冑9領に「関ケ原合戦図」も
□投稿者/ 管理人 院生(779回)-(2024/07/25(Thu) 15:25:01)

     テーマ展「井伊の赤備(あかぞな)え―勇猛なる軍団―」が26日から、滋賀県彦根市の彦根城博物館で開かれる。甲冑(かっちゅう)や旗指物を朱色で統一した徳川重臣・井伊家の軍勢の威容がうかがえる史料など35件を紹介する。

     井伊の赤備え軍勢は、初代直政が豊臣秀吉軍と戦った1584(天正12)年の小牧・長久手の戦いをはじめ、先陣を切った関ケ原合戦(1600年)を通じて、徳川家臣団の中で存在感を高めていった。2代直孝も大坂冬の陣と夏の陣で率い、有力敵将を討ち取るなどし戦功を挙げた。

     会場では、井伊家や家臣の具足(ぐそく)(甲冑)計9領や、直政率いる赤備えの一軍の様子がうかがえる「関ケ原合戦図」、武具の規定などを示した井伊家軍法定書、朱の練絹に金箔(きんぱく)で井伊家の家紋の井桁を表した「朱地井桁紋旗印」などが並ぶ。

     「朱漆塗仏二枚胴(しゅうるしぬりほとけにまいどう)具足」(県指定文化財)は、直政が関ケ原合戦で着用したと伝わる。胴高37センチで、全身が鉄板で隙間なく覆われた実戦用の甲冑で、重さは約23キロある。

     直孝が使ったとされる「朱漆塗燻韋威縫延腰取(ふすべがわおどしぬいのべこしとり)二枚胴具足」は、かぶとの両脇から伸びる金箔押しの「天衝脇立」がついており、こうした形式は歴代当主に踏襲されていったという。

     8月28日までで観覧料が必要。今月27日午後2時からは今中啓太学芸員のギャラリートークがある。今中学芸員は「実戦で使われた甲冑などを展示し、赤備えの成立や江戸時代にどう受け継がれたかを示す内容にしている。藩士により甲冑にバリエーションもあり、一押しの名品を鑑賞し広く知ってほしい」としている。
557×1300 => 107×250

jul029.jpg
/84KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■773 / 親記事)  大津市内の12遺跡から発掘、各時代の石器ずらり 埋文センターで企画展
□投稿者/ 管理人 院生(778回)-(2024/07/24(Wed) 15:38:42)
□U R L/ http://is.gd/UTq7tl

    2024/07/24(Wed) 15:39:26 編集

     大津市内の遺跡で出土した旧石器時代から中世ごろまでの石器を集めた企画展「石のちから−石とともに生きる−」が、大津市滋賀里1丁目の大津市埋蔵文化財調査センターで開かれている。鋭い矢尻や石斧(せきふ)、祭祀(さいし)に用いられた勾玉(まがたま)など多様な造形の石器が並び、各時代に生きた人々の営みを伝えている。

     滋賀里や真野など市内の12遺跡から発掘され、市が所蔵している約400の石器を並べた。今から2万年以上前にあたる旧石器時代のナイフ形の石器や、弥生時代の磨製石器、また中世以降では坂本城跡から見つかった石製の硯(すずり)なども紹介している。

     同センターは「加工しやすく、燃えたり腐ったりしないのが石器の特徴で、各時代の暮らしに役立ってきた。夏休みは子ども向けの講座もあるのでぜひ参加して」と呼びかけている。

     展示は午前9時〜午後5時、11月1日まで。土日曜と祝日休み。講座は、8月20〜27日の平日に「火おこし体験」など。参加募集の詳細は同センターのホームページ(https://is.gd/UTq7tl)へ。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■772 / 親記事)  京都市の外国人観光客が大幅増
□投稿者/ 管理人 院生(777回)-(2024/07/24(Wed) 15:27:54)

     特定地域集中「オーバーツーリズム」解消は見通せぬまま

     京都市が23日に発表した2023年の観光総合調査では、外国人宿泊客が大幅に増え、市が重視する宿泊観光が一定定着したことが明らかになった。だが、宿泊によって滞在日数が増えても、外国人観光客が特定の観光スポットに集中する傾向は変わらず、新型コロナウイルス禍を経ても、市民生活に影響を及ぼす「オーバーツーリズム」の解消は見通せないままだ。

     インバウンド(訪日客)の増加に伴い、一部地域で市民が市バスに乗れなかったり、ごみの不法投棄が相次いだりする問題が発生。市は場所、季節、時間という三つの「分散化」を掲げ、右京区京北や左京区大原など市周辺部の観光振興を図る「とっておきの京都」や、朝と夜の観光PRなどに取り組んできたが、特定地域への集中を防ぐことはできていない。

     新型コロナ禍を経た23年はどうだったか。観光総合調査のアンケート結果では、外国人観光客の訪問先は清水寺(東山区)が66・6%と最も多く、二条城(中京区)57・1%、祇園周辺(東山区)51・3%、伏見稲荷大社(伏見区)50・1%と続いた。19年の調査でも、清水寺、二条城、伏見稲荷大社が上位を占めていた。

     23年の外国人宿泊客は535万7千人と過去最高で、市内を訪れた外国人観光客の75%が宿泊したことになり、19年(42%)を大幅に上回った。しかし、滞在日数が増えても「定番」の観光スポットを選ぶ傾向は変わっていない。

     23年のデータは、新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行する前の期間も含んでおり、24年はさらに宿泊客が増える可能性がある。観光客の滞在日数が増えることは観光消費額の増加というメリットはあるが、特定地域だけを訪問すれば、今以上の混雑は避けられなくなる。

     市は観光客の分散を図るため、本年度に京都府と共同で府内を周遊する観光ツアーの開発に乗り出している。23年に初めて京都を訪れた外国人観光客は73%を占めており、「いちげんさん」に定番の観光スポットから他の地域に誘導する工夫も求められる。

     市観光MICE推進室は「有名な観光だけではなく、多様な京都を味わってもらえるような発信を強めることで、市民生活と調和した観光を目指したい」としている。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■771 / 親記事)  祇園祭 24日に11基が練る後祭山鉾巡行と還幸祭 花傘巡行も実施
□投稿者/ 管理人 院生(776回)-(2024/07/23(Tue) 15:31:00)

     祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行が24日、京都市中心部で行われる。前祭(さきまつり)との分離後10年の節目を迎え、11基が真夏の都大路を練る。夜には神輿(みこし)の渡御がある。

     前祭と逆のルートで巡行する。午前9時半、くじ取らずで先頭を進む橋弁慶山が中京区の烏丸御池交差点を出発。山鉾は順次、御池通寺町で巡行順を確認する「くじ改め」に臨む。河原町通を南下し、四条烏丸へ向かう。

     花街の芸舞妓や子ども神輿が出る花傘巡行は午前9時半に下京中成徳学舎(下京区)を出発し、四条御旅所(同)を経由して八坂神社(東山区)に着く。

     夕方から夜にかけては還幸祭が営まれ、千本通より東側の氏子地域を3基の神輿が巡る。

     後祭の山鉾巡行順は次の通り

     (1)橋弁慶山(2)北観音山(3)黒主山(4)鯉山(5)鈴鹿山(6)南観音山(7)浄妙山(8)八幡山(9)役行者(えんのぎょうじゃ)山(10)鷹山(11)大船鉾
600×590 => 250×245

jul028.jpg
/49KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■770 / 親記事)  近畿地方と中国地方が梅雨明け 京都市、今後1週間は連続猛暑日の恐れ
□投稿者/ 管理人 院生(775回)-(2024/07/21(Sun) 16:57:22)

     気象庁は21日、近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より2日遅く、昨年より5日遅い。京都市内は21日午前10時51分に気温が35度に達しており、最高気温は37度と予想され、今年一番の暑さになる可能性がある。

     近畿地方は今年、平年と比べて15日遅い6月21日に梅雨入りしたとみられ、梅雨の期間は31日間だった。

     向こう一週間は高気圧に覆われ、京都府内は晴れる日が続き、21〜27日の京都市は予想最高気温が35〜37度となっており、猛暑日が続くとみられる。

     気象庁は21日、中国地方も梅雨明けしたとみられると発表した。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■769 / 親記事)  北野天満宮で「大福梅」の土用干し せみしぐれの境内、梅の香り漂う
□投稿者/ 管理人 院生(774回)-(2024/07/20(Sat) 15:21:26)

     梅の名所として名高い北野天満宮(京都市上京区)で19日、正月の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」の土用干しが始まった。せみしぐれが響く境内で、香る梅の実を巫女(みこ)や神職が丁寧に並べた。


     この日は土用の入りで、本殿前の庭には梅の実を乾かす台が置かれ、神域を示す結界の綱が張られた。天日で乾燥させるため、塩漬けしていた約2トンが用意されると、おはらいで清められた約10人が作業を開始。強い日差しの下、汗を拭いながらむしろに並べていくと、梅の香りが漂った。約4週間かけて干し上げる。


     北野天満宮は境内の約50種・1500本から梅の実を収穫しており、塩漬けや袋詰めまで神職らが手作業で行っている。今年は暖冬の影響で収量が例年よりやや少なめという。大福梅は縁起物として12月に有料で授与される。
600×407 => 250×169

jul027.jpg
/78KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■768 / 親記事)  下鴨神社で「御手洗祭」始まる
□投稿者/ 管理人 院生(773回)-(2024/07/20(Sat) 15:20:02)

     清らかな水に足をつけて無病息災を願う「御手洗(みたらし)祭」が19日、京都市左京区の下鴨神社で始まった。最高気温が36・6度に達した猛暑日の中、参拝者たちは境内にある涼しげな御手洗池の中を進み、ろうそくを供えた。


     平安時代の貴族が御手洗池に足をつけて夏のけがれなどを払ったのが始まりとされ、「足つけ神事」とも呼ばれる。


     うだるような暑さの中、朝から多くの人が訪れた。池の水はわき水で、水温は15度程度という。参拝者は素足でゆっくりと池を歩いてひとときの涼を感じながら、ほとりの井上社(御手洗社)に献灯した。

     28日まで。午前9時〜午後8時。


→ 親記事 / 引用返信/返信


■767 / 親記事)  【京祇園祭 黒主山が山本体を新調 155年ぶりに真新しい姿に
□投稿者/ 管理人 院生(772回)-(2024/07/20(Sat) 15:18:48)

     祇園祭の後祭で今年の山一番を務める黒主山(京都市中京区室町通三条下ル)が、山本体を新調した。18日の山建てで155年ぶりに真新しい姿がお目見えし、保存会役員らが目を細めた。

     黒主山は幕末の大火で焼失し、1869(明治2)年に復興。これまではその時の部材を使っていたが、劣化により懸装品を掛ける金具が抜け落ちたり、部材がずれたりする不具合が出てきていたため、昨年度の国庫補助事業で約900万円かけて新調した。

     新しい本体となる部材は奈良・吉野産のヒノキ製で、主要部の「四本柱」を1本の木から採り、木目もそろえるなど材料にこだわった。一方、部材を組み合わせる穴の周囲などに使う金具のほとんどを以前の部材から流用し、歴史を受け継いだ。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■766 / 親記事)  1325頭 奈良公園内、2023年比92頭増加 今年生まれた子鹿は214頭
□投稿者/ 管理人 院生(771回)-(2024/07/17(Wed) 15:56:35)

     奈良の鹿愛護会は16日、奈良公園(奈良市)内に生息する国天然記念物「奈良のシカ」の生息頭数調査の結果を発表した。保護施設「鹿苑」に収容された鹿を除く公園内生息頭数は1325頭で、前年から92頭増加。今年生まれた子鹿は214頭(同比37頭増)だった。

     調査は15、16日の2日間で同会職員らが目視で実施した。鹿苑内を除く公園内生息頭数の内訳は雄313頭(前年比27頭増)、雌798頭(同28頭増)。

     けがや病気で鹿苑に保護された鹿の頭数は268頭(同18頭減)。雄が138頭(同6頭減)、雌が130頭(同12頭減)。鹿苑を含む鹿の総数は1593頭(同74頭増)だった。

     1年間で確認された死亡頭数は130頭で、前年より14頭減少。死因は疾病35頭(同24頭減)▷交通事故29頭(同6頭減)▷老衰などを含む「その他」66頭(同16頭増)―だった。野犬による死亡は前年に続きなかった。

     奈良公園内で発生した交通事故件数は64件で前年と同じ。発生場所は、大仏殿交差点-高畑交差点の公園道19件(死亡鹿数9頭)、国道169号県庁東交差点-福智院交差点間14件(同8頭)、国道369号県庁東交差点-近鉄奈良駅前間14件(同4頭)が多かった。

     同会は「前年より子鹿も増え全体的に頭数が増えている。出産時期はほぼ終わったが公園内の子鹿は人に慣れていないので温かく見守ってほしい」と呼びかけている。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■765 / 親記事)  祇園祭の前祭 山鉾巡行で人気の蟷螂山で動くカマキリにまさかのハプニング
□投稿者/ 管理人 院生(770回)-(2024/07/17(Wed) 15:52:12)

     日本三大祭りの一つ、祇園祭の前祭(さきまつり)のハイライトとなる山鉾巡行が17日午前、京都市中心部で始まった。16番目に進む蟷螂(とうろう)山で動くからくりのカマキリの「腕」が折れるハプニングがあった。

     蟷螂山は、山車の上に緑のカマキリのからくりが置かれており、腕を交互に振り上げる仕草が人気となっている。京都市役所前を通りがかったころ、左の腕を振り上げた瞬間、腕の先部分が勢いよく外れた。

     観客からは「OH、NO!」などと声が上がった。

     蟷螂山は南北朝時代、足利軍に挑んで戦死した四条隆資の戦いぶりが中国の故事「蟷螂の斧」のようであったことから、四条家の御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが始まりといわれる。
600×400 => 250×166

jul026.jpg
/41KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■764 / 親記事)  祇園祭 前祭 山鉾巡行で車輪割れた鶏鉾「進めぬ」巡行を途中で切り上げ引き返す
□投稿者/ 管理人 院生(769回)-(2024/07/17(Wed) 15:50:35)

     祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行で9番目を進んでいた鶏鉾(下京区室町通綾小路上ル)で、左後輪の外周部材「大羽」の1枚が割れるトラブルが起きた。巡行を途中で切り上げ、引き返した。

     午前10時5分ごろ、四条通を東へ進んでいたところ、車輪が割れるような音がしたため、下京区四条通柳馬場東入ルで急きょ停止。道を空けて、後続の山や鉾が追い抜いてゆく珍しい情景が見られた。

600×899 => 167×250

jul025.jpg
/145KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■763 / 親記事)  祇園祭描いた「幻の優品」がスイスに現存 江戸時代の山鉾巡行を活写
□投稿者/ 管理人 院生(768回)-(2024/07/17(Wed) 15:45:47)

     江戸時代前期の山鉾巡行を描いた未公表の「祇園祭礼図屏風(びょうぶ)」が、スイスの美術館に現存していることが分かった。「研究者にも知られざる幻の優品」と評す専門家は、町衆や武士、女性ら総勢約600人が躍動的に描かれた画風から絵師・岩佐又兵衛の影響を指摘する。京都の工房で「里帰り」修復を終え、15日に現地へ旅立った。

     欧州外の美術品を収集するリートベルク美術館(スイス・チューリヒ市)によると、作品は2021年に個人から寄贈され、表具の損傷が激しく展示公開できなかったという。住友財団の支援を受けて22年から文化財修復を手がける「宇佐美修徳堂」(京都市左京区)で直していた。

     六曲一双(いっそう)の一隻(せき)と考えられ、本紙は幅370センチ、高さ175センチ。函谷(かんこ)鉾や菊水鉾、伯牙(はくが)山や蟷螂(とうろう)山など8基が金泥なども用いた極彩色で描かれ、寺町通を南下する場面が右から左へ展開する。高床式桟敷(さじき)の見物人はちまきや桃のような食べ物を口に運んだり、赤く爪先を塗ったりする生活感あふれる姿で着物の柄まで綿密に描かれている。

     西陣織の金襴裂(きんらんきれ)や京唐紙、黒谷和紙などを用いた修復は、建具や漆(うるし)など京都の伝統工芸技術が駆使された。下張りには「井伊掃部頭(かもんのかみ)」「御本丸御番衆」と記した彦根藩ゆかりとみられる文書が転用されていた。

     祇園祭礼図や洛中洛外図を研究する京都文化博物館の西山剛・主任学芸員は現物を前に「17世紀前半の作と考えられ、岩佐又兵衛(1578〜1650年)の画風や筆致を意識的に取り入れている。洛中の風俗記録としても興味深い」と話した。サントリー美術館(東京)が所蔵する同名作品と共通点が多く、同じ工房による兄弟作の可能性もあるという。

     リートベルク美術館のカーン・トリン学芸員は、15日に宇佐美修徳堂で修復完了と発送を確かめた。現地で2028年の公開を予定し、サントリー美術館本と対で展示したいとしている。
300×191 => 250×159

jul024.jpg
/22KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■762 / 親記事)  祇園祭が「宵々山」 浴衣姿の人や観光客の傘並ぶ
□投稿者/ 管理人 院生(767回)-(2024/07/16(Tue) 16:15:16)

     祇園祭は15日、前祭(さきまつり)の宵々山を迎えた。山鉾が建つ京都市中心部は、3連休の最終日とあって、大勢の市民や観光客が訪れた。時折、強い雨が降る中、烏丸通などには露店が並び、傘を差して歩く浴衣姿の人や外国人らでにぎわった。

     京都府警によると、午後9時半時点の人出は約23万千人。
600×401 => 250×167

jul023.jpg
/86KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■761 / 親記事)  一つの花に数千枚の花びら、珍種のハスが滋賀県守山市で見頃に
□投稿者/ 管理人 院生(766回)-(2024/07/13(Sat) 18:07:05)

     滋賀県指定天然記念物で、一つの花に数千枚の花びらを付けるハス「近江妙蓮(みょうれん)」が、滋賀県守山市中町の近江妙蓮公園で見頃を迎えている。葉に覆われた池に淡い桃色の花が開き、来園者を楽しませている。

     めしべやおしべがなく、種子を作らない珍種で、つぼみの時期には2千枚前後の花びらが、開花後には5千〜8千枚にまで増えるという。そのため、開花期間が長く20日前後も咲き続ける。平安時代の僧慈覚大師が中国から持ち帰ったと伝わり、室町時代の将軍足利義満に献上されたとの記録も残る。

     公園内の二つの池では、愛らしい形のつぼみを次々に伸ばしては大輪の花を咲かせており、訪れた人たちが熱心に写真を撮っていた。見頃は8月上旬まで。入園有料。
600×893 => 168×250

jul022.jpg
/66KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■760 / 親記事)  「天橋立」でライトアップ 幻想的な光景の砂浜で夜の散策を
□投稿者/ 管理人 院生(765回)-(2024/07/13(Sat) 18:02:45)

     京都府宮津市の日本三景・天橋立の砂浜がライトアップされ、夜の散策を楽しめるイベント「天橋立まち灯り」が6日から催されている。観光客が、色とりどりの照明に彩られる砂浜の幻想的な光景に見入っている。

     夜の天橋立を周遊してもらおうと、市や天橋立観光協会、地元観光団体などでつくる「海の京都」天橋立地区協議会が主催する。期間中、智恩寺三門での「和の傘灯り」の展示などが開かれる。

     ライトアップは10月14日までの午後7時〜同10時半。毎日、天橋立の南側で約600メートルにわたり、砂浜が青や赤などの光に照らされる。

     7月14日、21日、24日、28日、8月4日の午後8時半から、花火が5分間打ち上げられ、遊覧船から花火を眺めるナイトクルーズなどが企画されている。問い合わせは同観光協会、0772(22)8030。
600×400 => 250×166

jul021.jpg
/47KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■759 / 親記事)  八坂神社で祇園祭「社参の儀」 長刀鉾の稚児が「神の使い」に
□投稿者/ 管理人 院生(764回)-(2024/07/13(Sat) 18:00:07)

     祇園祭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)の稚児が、八坂神社(東山区)を参拝する「社参の儀」が13日、行われた。白馬に乗った稚児の西川雅基さん(11)が神社を訪れ、神の使いのしるしである「杉守り」を授かった。

     金の立烏帽子(えぼし9に水干姿の西川さんは午前10時ごろ、会所前を出発した。補佐役である禿(かむろ)の西淵一登さん(8)と小川門土さん(7)をはじめ、長刀鉾の関係者30人を従え、四条通を東へ進んで八坂神社にたどり着いた。

     本殿で営まれた神事では、境内のスギの葉をくるんだ杉守りを受け取った。社参の儀は「お位(くらい)もらい」ともいわれ、10万石大名の格式に相当する「正五位少将」を得られたとみなされる。

     儀式後、稚児は長刀鉾町内では「神の使い」として扱われるため、西川さんは地面に足をつけないよう、強力(ごうりき)と呼ばれる男性に担がれて本殿を後にしていた。
600×456 => 250×190

jul020.jpg
/78KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■758 / 親記事)  石仏に優しく寄り添う「星型」の花 元興寺でキキョウ見頃
□投稿者/ 管理人 院生(763回)-(2024/07/12(Fri) 16:57:13)

     奈良市中院町の元興寺で、キキョウの花が見頃を迎えている。

     キキョウは、根が生薬として使われる多年草で、秋の七草の一つ。同寺では、境内に並ぶ石仏や石塔を供養するために育てており、今年は約500株のキキョウが紫や白色の星型の花を次々と咲かせている。

     同寺によると、今年は早めに咲き始め、7月下旬ごろまで楽しめそう。参拝者は、石仏に寄り添うように咲くキキョウを立ち止まって眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいた。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■757 / 親記事)  京田辺市の「天理山古墳群」 前方後円墳の「3号墳」は全長82メートルと確定
□投稿者/ 管理人 院生(762回)-(2024/07/12(Fri) 16:40:38)

     京都府京田辺市は、同市薪山垣外の「天理山古墳群」で2021年に前方後円墳と判明した「3号墳」の全長が、82メートルと確定したと発表した。前方部・後円部ともに3段で構築されていることも分かった。

     天理山古墳群は4世紀後半ごろに築造された古墳で構成される。従来は円墳と考えられていたが、21年の調査で1号墳と3号墳が前方後円墳、4号墳が前方後方墳と判明した。

     今回は、3号墳の前方部と、方形から円形へのくびれ、後円部の3カ所を調査した。盛り土表面の葺石(ふきいし)最下段に置かれた基石や、土質の変わる境界などから全長を82メートルと確定。平坦部と斜面の構造などから、前方部・後円部ともに3段で構築されたとした。年代は、出土した埴輪(はにわ)から古墳時代前期末(400年ごろ)と判明した。後円部から出土した埴輪の一つは直径37センチと大きく、破片から朝顔型埴輪の可能性もあるという。

     天理山古墳群が前方後円墳などと判明した後、市は保全に向けて一帯の土地を購入。22年11月に、同古墳群を含む「綴喜古墳群」として国の史跡に指定された。市は今後、史跡に親しむ広場や公園としての整備も視野に入れており、1号墳と4号墳についても範囲を特定する調査を進めていく。

     現地説明会は13日午前10時〜正午と午後1時〜2時。小雨決行。駐車場はない。問い合わせは市文化・スポーツ振興課文化財保存活用係0774(64)1300。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■756 / 親記事)  奈良県橿原市のおふさ観音 風鈴の音、涼やか
□投稿者/ 管理人 院生(761回)-(2024/07/11(Thu) 15:54:54)

     奈良県橿原市小房町のおふさ観音で、夏の風物詩「風鈴まつり」が開かれ、約3千個の風鈴が涼やかな音色を響かせている。9月30日まで。

     風鈴まつりは、たくさんの風鈴の音色で厄払いをして心身を癒やしてもらおうと、2003年から始まった。境内には、ガラス製の江戸風鈴や青銅製の小田原風鈴など日本各地の風鈴がずらり。参拝者が、風に揺れて「チリン、チリン」と涼しげに響く音色を楽しんでいる。

     密門裕範住職は「風鈴の音を聞いて夏を楽しんでほしい」と話している。

     風鈴まつりは午前9時〜午後5時。入場無料。7月17、18日は夕方から午後9時まで、風鈴をランタンで照らしてライトアップする「夜まつり」を実施する。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■755 / 親記事)  京都文化博物館で「神業」切り絵作家の作品展
□投稿者/ 管理人 院生(760回)-(2024/07/10(Wed) 16:07:04)

     ミュシャのような世界を切り絵で

     「神業」とたたえられる切り絵作家の作品展が9日から、京都市中京区の京都文化博物館で始まった。アールヌーボーを代表する画家アルフォンス・ミュシャのような世界を微細な切り絵で表現した作品と、切り絵作品を高い技術で複製した西陣織作品を合わせて紹介している。

     作家は、神戸生まれの倪瑞良(にいみずよし)さん(75)。中国の切り絵細工「剪紙(せんし)」に親しみ、パリ留学中にミュシャの世界にほれ、横浜で制作を続けてきた。

     作品は、神話をモチーフにした女性やその周囲を埋め尽くす花や鳥など、華やかなミュシャのような下絵を1枚の黒い和紙に写し、微細な線で切り抜き制作する。会場には縦約120センチ横85センチの大型作品や小型作品計35点を展示。大型作品の1枚は額装せず展示し、間近で「神業」を見ることができる。

     また文化財や著名画家の絵画などを西陣織で複製する高度な織りの技術で知られるとみや織物(上京区)が、倪作品の複製に挑戦。黒一色の原画に対し、金糸も混ぜ15点を制作し、倪作品の新たな魅力を引き出している。

     16日まで。無料。9月にも西陣織国際美術館アネックス館(同)で倪作品の常設展示を始める予定。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■754 / 親記事)  二条城の非公開建物で特別朝食を味わう催し実施へ 1日40人限定
□投稿者/ 管理人 院生(759回)-(2024/07/10(Wed) 16:05:18)

     二条城(京都市中京区)にある非公開建物「香雲亭」内で、庭園「清流園」を眺めながら特別朝食を味わう催しが15日から始まる。9月から18年ぶりに再開される本丸御殿(重要文化財)の一般公開を記念し、メインメニューの「季節の逸品」は半月替わりで5種を用意する。

     夏の特別朝食の催しは8回目で、「京のゆば粥御膳(がゆごぜん)」を提供する。季節の逸品は「鱧(はも)おとし」「賀茂茄子(かもなす)しぎ焼き」「鮎(あゆ)の竜田揚(たつたあ)げ」「萩豆腐と鱧の吸物(すいもの)」「鮑(あわび)と勝栗の茶碗蒸し」の順に半月で入れ替える。しぎ焼きは、江戸時代前期に後水尾天皇が二条城行幸した際に出された料理「鴫壺(しぎつぼ)」にあやかった。鱧の吸物は大正天皇の大礼に伴い、城内で開かれた饗宴(きょうえん)の献立にもあったという。

     予約制で1日40人限定。4200円(別途入城料が必要)。9月30日までの午前9時15分から1時間。参加を希望する前日の午後3時までに、京料理いそべ075(551)1203へ。
600×876 => 171×250

jul019.jpg
/135KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■753 / 親記事)  祇園祭「鉾建て」始まる 四条烏丸のビル街に木づちの音
□投稿者/ 管理人 院生(758回)-(2024/07/10(Wed) 16:00:21)

     祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)を1週間後に控えた10日、京都市中心部で「鉾建て」が始まった。梅雨の曇り空の下、四条烏丸のビル街に木づちの音が響き、巨大な鉾の土台が組み上がった。

     月鉾(下京区四条通新町東入ル)では午前8時から、「作事方」と呼ばれる男性たちが作業に取りかかった。蔵から部材を運び出し、「縄がらみ」と呼ばれる技法でくぎを使わず固定していった。作事方らは手際良く作業を進め、美しく組み上がっていく過程を観光客や通行人が動画などで撮影していた。

     この日は長刀、函谷(かんこ)、鶏、菊水の各鉾でも鉾建ての作業が行われる。長刀鉾(下京区四条通烏丸東入ル)では、八坂神社(東山区)の神職が組み立て中の鉾をおはらいする「清祓(きよはらえ)の儀」があった。14日までに前祭の山鉾全23基が組み立てられる。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■752 / 親記事)  祇園祭に合わせて、京都府警が10日から交通規制 祇園祭2024
□投稿者/ 管理人 院生(757回)-(2024/07/09(Tue) 15:53:13)

     祇園祭に合わせて京都府警は10〜28日、京都市中京区や下京区の四条通周辺で臨時の交通規制を実施する。

     歩行者用道路(歩行者天国)は前祭(さきまつり)の宵々山(15日)と宵山(16日)の2日間で、四条通の堀川―東大路間と烏丸通の御池―高辻間を中心に、午後6〜11時に実施する=図参照。

     宵々々山(14日)と後祭の宵山期間(21〜23日)は、歩行者天国を設けない。府警は延べ約4500人態勢で警備に当たる。

     前祭での山鉾町周辺の主な交通規制は以下の通り。いずれも終日。詳細な交通規制情報は府警ホームページで確認できる。

     【車両通行止め】10日から=室町通の錦小路―四条▽11日から=新町通の錦小路―四条と仏光寺―高辻▽12日から=東洞院通の高辻―松原▽13日から=室町通の蛸薬師―錦小路、新町通の四条―綾小路、油小路通の綾小路―高辻、錦小路通の烏丸―新町、綾小路通の室町―新町、仏光寺通の西洞院―醒ケ井

     【車両一方通行】10日から=室町通の四条―綾小路の北行禁止▽12日から=綾小路通の烏丸―室町の西行禁止▽13日から=西洞院通の蛸薬師―四条の北行禁止
600×380 => 250×158

jul018.jpg
/69KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■751 / 親記事)  シカ食害にへこたれず キキョウ脇芽生やしてピンチ脱出 ようやく見頃迎えつつ
□投稿者/ 管理人 院生(756回)-(2024/07/08(Mon) 16:14:19)

     戦国武将・明智光秀の首塚がある谷性寺(京都府亀岡市宮前町)の門前に広がる観光園「ききょうの里」で、キキョウが例年より遅く、見頃を迎えようとしている。今年は多くの新芽がシカの食害に遭ったためだ。代わりに伸びた脇芽のつぼみが膨らみ始めていて、あと1週間ほどで咲き誇りそうだという。

     同園は、光秀が家紋にしたキキョウを中心にアジサイやハンゲショウ、ギボウシなどを住民らが栽培。2004年から期間限定で毎年オープンしている。

     今年は6月下旬の開園前に、園内にシカが侵入して、キキョウなどの若い芽を食べた。食害がひどい一部エリアは公開休止する一方、アジサイやルドベキアは既に見頃で、被害がなかったキキョウも青紫や白、ピンク色の花を開かせている。

     同園は、キキョウの脇芽が咲きそろうのは13〜15日前後になるとみている。「1株に脇芽が数本生えているので、花の数は増えて見応えがありそう」と期待した。

     21日まで。午前9時〜午後4時。中学生以上600円。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■750 / 親記事)  祇園祭の大船鉾「史上最大」の車輪に 近くお披露目
□投稿者/ 管理人 院生(755回)-(2024/07/07(Sun) 15:17:07)

     祇園祭の大船鉾(京都市下京区新町通四条下ル)が、2014年に鉾が復活してから初めて、4本の車輪を新調した。四条町大船鉾保存会によると、直径2メートルを超すサイズは、記録で確かめられる範囲では全山鉾の中で史上最大という。木村宣介理事長(54)は「想像以上に大きく、すばらしい。神様に多くの縁をつないでもらった結果」と感慨を込めた。

     大船鉾は復活の際に菊水鉾(中京区室町通四条上ル)が1953年から使っていた車輪を譲り受け、補修しながら使ってきたが、近年、傷みが進んでいた。

     保存会は将来の新調に備え、2015〜17年にカシ材を綾部市や宮崎県などで調達、乾燥させていた。保存会役員と親交のある秋山洋一郎さん(54)が経営する物流会社「誠都運輸倉庫」(京都府久御山町)が、2輪分の工賃の寄付を申し出たのを機に、新調に踏み切った。22、23年の宵山期間に広く寄付も募り、23年夏に本格着工した。

     完成した車輪は直径2・13メートル、重さ685キロ。外周部材の「大羽(おおば)」や大羽をつなぐ「小羽(こば)」、自転車のスポークに当たる「輻(や)(矢)」にはカシ、車軸を受ける中央部にはケヤキを用いた。製作は岐阜県高山市の「八野大工」。輻には、誠都運輸倉庫の社員や高額寄付者らの名前を刻んだ。

     大船鉾は復活以来、鉾本体の復元を進めているが、今回の車輪で外装が一段落したという。木村理事長は「また一つ、大船鉾の神事や祭事を次世代に継げることになった。今年も無事に巡行したい」と決意を込めた。20日の曳初めでお披露目される。
600×422 => 250×175

jul017.jpg
/81KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■749 / 親記事)  「道の駅で花が摘めるとは」 50本300円で摘み取り体験、「京丹波味夢の里」で開催
□投稿者/ 管理人 院生(754回)-(2024/07/07(Sun) 15:15:02)

     京都縦貫自動車道京丹波パーキングエリアにある道の駅「京丹波味夢の里」(京都府京丹波町曽根)で、ラベンダーの摘み取り体験が楽しめる。甘く爽やかな香りが紫の花から漂い、観光客やドライバーを癒やしている。

     地元の女性グループ「そねっと」が手入れするラベンダー畑で、花の香るこの時期に毎年体験イベントを開いている。

     21日まで。摘み取り体験は50本300円。英字新聞でラッピングして持って帰れる。

     14日にはラベンダーの花を束ねて香りを楽しむ「バンドルズ」(800円)、香り袋「サシェ」(500円か700円)のクラフト体験もある。「バンドルズ」は要予約。同駅0771(89)2311。


→ 親記事 / 引用返信/返信


■748 / 親記事)  藤原道長の墓は京都府宇治市のどこにあるのか?
□投稿者/ 管理人 院生(753回)-(2024/07/07(Sun) 15:13:01)

     研究者が有力と指摘する場所は

     紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送を受け、京都府宇治市の藤原氏に関係する皇族の陵墓群「宇治陵」がにわかに脚光を浴びている。主要な登場人物である藤原道長の墓が含まれているという説があり、参拝する人も。ただ、本格的な発掘調査がされていないため、全容は謎に包まれたままだ。果たして道長はどこに眠っているのか。

     JR木幡駅の東側から南に向かって歩くと、すぐに樹木に囲まれた一画が現れる。宇治陵の1号陵。宮内庁が管理事務所を置き、近辺の丘に点在する宇治陵全体の総拝所としている。

     入り口には、藤原一門の墓所がある区域を示す「藤原氏塋(えい)域」と記された小さな石碑が建つ。大河ドラマに登場した兼家や道隆、頼通らとともに、道長の名が刻まれている。

     「道長の墓はどこにあるのですか」。ドラマの開始後、宇治市役所にはこうした問い合わせがたびたび来るようになったという。交流サイト(SNS)にも「宇治陵に参拝してきた」といったドラマファンの投稿が数多くみられる。

     宇治陵とはどのようなものなのか。

     文化財を担当する市歴史まちづくり推進課によると、同市木幡の丘陵地は古墳時代から多くの墓が築かれ、平安時代になると藤原一門の埋葬地になった。一帯が宇治陵と呼ばれるようになったのは明治時代中期で、政府が藤原氏から天皇に嫁いだ女性や親王計20人の陵墓に定めた。道長の娘で紫式部が仕えた彰子も含まれている。

     現在、宇治陵は大小37ブロックに分けられているが、誰がどこに葬られているのかは特定されていない。宮内庁の管理地で立ち入ることができず、本格的な発掘調査が行われてこなかったからだ。

     宇治陵の一部には、皇族ではない藤原一門の墓と伝承されてきたものもある。道長の墓と言われてきたのが32号陵だ。松殿山荘(重要文化財)の西側にある住宅1、2軒分ほどの小規模な区域で、現在はうっそうと草木が生い茂っている。

     「浄妙寺の位置からすると、道長の墓は別の場所にある。32号陵は明確なエビデンスがない俗説」。宇治の遺跡に詳しい京都芸術大の杉本宏客員教授(67)はこう否定する。

     浄妙寺とは、道長が藤原一門を弔うために建てた菩提(ぼだい)寺。かつてその位置は不確かだったが、1967年以降の発掘調査で現在の木幡小辺りにあったことが明らかになった。

     道長の息子・頼通の臣下が書いた日記によると、頼通は「浄妙寺の大門より東に行き、道長の墓所に参った」という。この記述を踏まえると、道長の墓は木幡小の東側にあった可能性が高いという。他方、32号陵は木幡小のほぼ南側で、やや離れた位置にある。

     木幡小の東側からは高貴な人物しか手にすることができなかった中国伝来の青磁水注(重要文化財)が出土している。「青磁は骨つぼとみられる。道長を含めた藤原氏の墓はこの辺りに集まっていたのではないか」と杉本客員教授はみる。

     「この世をば わが世とぞ思う」と詠み、栄華を極めた道長。だが、史料からは実直な人柄も読み取れるという。こうした道長の実像とともに関係する宇治の遺跡が注目されていることについて、市歴史まちづくり推進課の谷澤潔課長は「これまであまり知られてこなかった宇治に関わる歴史に光が当たってうれしい」としている。
600×400 => 250×166

jul014.jpg
/115KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■747 / 親記事)  祇園祭の長刀鉾が「吉符入り」 稚児が「太平の舞」前後左右に体伸ばし
□投稿者/ 管理人 院生(752回)-(2024/07/06(Sat) 16:59:50)

     祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)で先頭を進む長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は5日、神事始めの「吉符入り」を営んだ。巡行の際に鉾の上で見せる「太平の舞」を、稚児の西川雅基さん(11)=洛央小6年=が、町会所2階の窓から身を乗り出すように披露した。

     午後3時すぎ、町会所には西川さん、補佐役の禿(かむろ)の西淵一登さん(8)=洛央小3年=と小川門土さん(7)=朱雀第七小2年=が集まり、保存会の役員や囃子(はやし)方とともに、神前で祭りの無事を祈願した。

     太平の舞は、クジャクの羽の冠を頂いた西川さんが、薄紫色で鶴模様の振り袖をまとって披露した。お囃子が鳴り響く中、2階から四条通を臨みながら、前後左右に体を伸ばしてゆったりと舞った。

     町会所近くにはカメラを持った人だかりができ、拍手が送られた。西川さんは「最後まで頑張れてよかった。本番ではもっと手を伸ばして失敗のないように披露したい」と話していた。
600×368 => 250×153

jul013.jpg
/54KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■746 / 親記事)  京都市内のホテルが最高位「3ミシュランキー」に 世界で5カ国目、アジア圏で初
□投稿者/ 管理人 院生(751回)-(2024/07/05(Fri) 16:45:42)

     日本ミシュランタイヤは4日、全国のホテルや旅館を独自の新指標「ミシュランキー」で格付けした評価を初めて発表した。日本は世界で5カ国目、アジア圏では初。新指標は3段階で、最高位の3ミシュランキーには京都市の「ホテル ザ ミツイ キョウト」など6カ所が選ばれた。

     最高位は「快適さとサービス、スタイルとエレガンスのすべてを高いレベルで提供。世界で最も注目に値する最上級のホテルのひとつであり、一生に一度の特別な旅の目的地となる」と位置付けられている。

     選考理由でホテル ザ ミツイ キョウトについて「かつて三井総領家の邸宅跡に建てられ、二条城の向かいにあるホテルのエントランスは300年の歴史を持つ梶井宮門をくぐり、静寂の空間に誘います」などとされた。

     他に3ミシュランキーに選ばれたのは神奈川県箱根町の強羅花壇、東京都千代田区のパレスホテル東京など。

     2ミシュランキーには17のホテル・旅館が選ばれた。京都ではアマン京都、THE SHINMONZEN。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■745 / 親記事)  八坂神社で「お千度」祇園甲部の芸舞妓が浴衣姿で「おはようさんどす」
□投稿者/ 管理人 院生(750回)-(2024/07/05(Fri) 16:40:58)

     花街・祇園甲部の芸舞妓らが芸事の上達と夏の息災を願う「お千度」が5日、京都市東山区の八坂神社であった。朝から厳しい暑さとなる中、京舞井上流家元の井上八千代さん(67)と門下生約70人が、そろいの浴衣姿で参拝し、境内を涼やかに彩った。

     午前9時半ごろ、白地に朝顔の浴衣を着た芸舞妓たちが集い始めた。「おはようさんどす」とあいさつを交わし、本殿の周囲を巡るなどした後、神妙な面持ちで神事に臨んだ。

     八千代さんは「祇園祭のこの時期に、皆でうちそろってのお参りは、この上ない喜び。無事に夏を過ごし、穏やかに秋を迎えて、それぞれ伎芸向上に精進したい」と話した。

     井上流の門下生でつくる「みやび会」が毎年祇園祭の期間中に行っている。
600×447 => 250×186

jul008.jpg
/98KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■744 / 親記事)  祇園祭で人気 カマキリのからくり「蟷螂山」今年の授与品は?
□投稿者/ 管理人 院生(749回)-(2024/07/05(Fri) 16:34:22)

     カマキリのからくりで人気がある祇園祭の蟷螂(とうろう)山の保存会(京都市中京区西洞院通四条上ル)は、新たにデザインした今年の授与品を発表した。京都市在住の書家の杭迫柏樹(くいせこはくじゅ)さん(90)と、同じく京都市に住むイラストレーター福岡麻利子さん(41)が、厄よけちまきの巻紙や手ぬぐいなどを手掛けた。

     杭迫さんは、ちまきの巻紙の文字「蟷螂山」を揮毫(きごう)した。流れるような筆遣いの「螂」の文字が目を引く。

     福岡さんは手ぬぐいと扇子、豆皿、Tシャツのイラストデザインを担当。いずれも蟷螂山のシンボルであるカマキリが描かれている。手ぬぐいは、御所車をあしらったものと、蟷螂山ならではのモチーフを集めた意匠の2種類を用意した。

     蟷螂山町内のホテルで4日、2人が出席した発表会があった。杭迫さんは自身の作品について「日本の縦書きの文化なので、文字の流れが大切。今回は命や気持ちの流れも表現した」と述べた。福岡さんは「カマキリのかわいらしさを生かしつつ、京都の街と祇園祭を手ぬぐいの中から感じられるような図案を考えた」と振り返った。

     ちまきは原材料の高騰などにより前年より200円高い千円。手ぬぐい、豆皿はいずれも千円。扇子2千円。Tシャツ3千円。ネット販売はせず、前祭(さきまつり)の宵山期間中(14〜16日)に授与する。
600×848 => 177×250

jul007.jpg
/135KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■743 / 親記事)  伏見区で江戸時代の「木造船」見つかる 護岸に転用「珍しい」
□投稿者/ 管理人 院生(748回)-(2024/07/04(Thu) 17:02:33)

     京都市伏見区淀の桂川右岸河川敷で、江戸時代前期の木造の船を完全に解体せず、護岸に転用した珍しい遺構が見つかったと、調査した市埋蔵文化財研究所が4日、発表した。徳川の淀城築城に合わせて築かれとみられ、遺構は船に関わる人や材料を調達しやすかった地域の歴史性を裏付ける。専門家は「淀周辺に造船の中心地があったと考えられる発見だ」と評価している。

     淀城は桂川、宇治川、木津川が合流する要衝を抑える拠点として、1623年、豊臣秀吉の旧淀城南方に築かれた。今回の調査地は城の外縁に当たる城外町跡になる。

     見つかった船の部材は6艘(そう)分で、船として使われなくなり護岸の土留めに転用されたとみられる。最も船の形を残す遺構は全長7・4メートル、幅1メートル。船底とその左右に取り付く部材「オモキ」が船くぎでつながった状態で見つかった。ほかに、船底、オモキ、横板の「舷側板」がつながったまま残る遺構もあった。

     市埋文研によると、船材の土木材への転用例では、当時は貴重だった鉄の船くぎが取り外されているケースが多い。船底から側板までつながったままでの検出は全国初という。淀は古代からある港だけに、船大工といった人材や船の部材も豊富にあり、利用も容易だった地域の特性を反映しているとみられる。

     木造船の歴史に詳しい甲南大の出口晶子教授(民俗学)は「近現代以降の淀川水系の川船と共通する構造もみられる。この地で造船技術が引き継がれた可能性が考えられる」とする。

     現場は伏見区と長岡京市を結ぶ宮前橋付近。国土交通省の河川拡幅工事に伴い、今回は2023年11月から24年5月まで約1900平方メートルを発掘調査した。すでに埋め戻されており、現地説明会は開かれない。
600×980 => 153×250

jul005.jpg
/150KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■742 / 親記事)  京都市内のホテルが最高位「3ミシュランキー」に 世界で5カ国目、アジア圏で初
□投稿者/ 管理人 院生(747回)-(2024/07/04(Thu) 16:55:47)

     日本ミシュランタイヤは4日、全国のホテルや旅館を独自の新指標「ミシュランキー」で格付けした評価を初めて発表した。日本は世界で5カ国目、アジア圏では初。新指標は3段階で、最高位の3ミシュランキーには京都市の「ホテル ザ ミツイ キョウト」など6カ所が選ばれた。

     最高位は「快適さとサービス、スタイルとエレガンスのすべてを高いレベルで提供。世界で」最も注目に値する最上級のホテルのひとつであり、一生に一度の特別な旅の目的地となる」と位置付けられている。

     選考理由でホテル ザ ミツイ キョウトについて「かつて三井総領家の邸宅跡に建てられ、二条城の向かいにあるホテルのエントランスは300年の歴史を持つ梶井宮門をくぐり、静寂の空間に誘います」などとされた。

     他に3ミシュランキーに選ばれたのは神奈川県箱根町の強羅花壇、東京都千代田区のパレスホテル東京など。

     2ミシュランキーには17のホテル・旅館が選ばれた。京都ではアマン京都、THE SHINMONZEN。
600×399 => 250×166

jul004.jpg
/69KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■741 / 親記事)  聖武天皇の大嘗祭の荷札木簡 新たな品物判明
□投稿者/ 管理人 院生(746回)-(2024/07/03(Wed) 17:29:03)

     奈良市で見つかった奈良時代の聖武天皇の即位に伴う儀式、「大嘗祭」に関する木簡について、新たに「イカ」や「カツオ」といったさまざまな品物が記された木簡が確認されました。

    こうした品物は文献から平安時代の「大嘗祭」に使われていたことがわかっていましたが、今回の発見で奈良時代までさかのぼって使われていた可能性を示していて、奈良文化財研究所は「奈良時代の大嘗祭を考える上で貴重な発見だ」としています。

    昨年度、奈良文化財研究所は平城宮跡の朱雀門の南側を発掘調査したところ、2600点以上の木簡がまとまって見つかりました。

    これらの木簡は奈良時代の聖武天皇が即位した際の儀式、「大嘗祭」のために全国から都に届けられた品物の荷札とみられていて、研究所では泥などを落として文字を読み解く作業を続けていました。

    その結果、「イカ」や「カツオ」、「栗」などの20種類近い品物が木簡に記されていたということです。

    研究所によりますとこれらの品物の多くは、平安時代の大嘗祭で神への供え物として使われていたことが文献からわかっていて、今回の発見でおよそ200年前の奈良時代にも同じ品物が使われていた可能性を示しているということです。

    また、木簡の多くに備中国、いまの岡山県西部の地名が確認され、備中国から集中的に品物が送られていることもわかったということです。

    奈良文化財研究所歴史史料研究室の山本崇室長は、「奈良時代の大嘗祭にどのような品物が使われ調達していたのかを明らかにすることができる大変貴重な資料だ」と話しています。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■740 / 親記事)   祇園祭の船鉾が「神面改め」 巡行前に装飾品の無事を確認
□投稿者/ 管理人 院生(745回)-(2024/07/03(Wed) 17:21:48)

    2024/07/03(Wed) 17:22:46 編集

    2024/07/03(Wed) 17:22:40 編集

     「動く美術館」と評される祇園祭の山鉾の中で最古級とされる装飾品の無事を確認する「神面改め」を、船鉾(京都市下京区新町通綾小路下ル)は3日に町会所で営んだ。同鉾保存会役員は厳かな所作で、木箱に収めていたご神体の面をかざした。

     軍装の神功(じんぐう)皇后ご神体が装う品のうち、室町時代の文安年間作の本面と江戸時代の写し面を同鉾は守り伝えてきた。祇園祭期間以外は、新旧2面を町会所外の金庫で厳重に保管している。

     午前10時、八坂神社神職を迎えた「吉符入り」神事に続き、保存会役員2人が木箱からそれぞれ本面と写し面を慎重に取り出した。2人は面に息がかからないよう口に懐紙をはさんで、面をおよそ30秒間掲げた。無事を確認すると再び丁重に木箱に収めた。

     祇園祭の山鉾全34基のうち、船鉾は17日の前(さき)祭(まつり)巡行でしんがりを務める。
600×399 => 250×166

jul003.jpg
/57KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■739 / 親記事)  大津市の寺院に色とりどりの風鈴3000個 金色見つけるとプレゼントも
□投稿者/ 管理人 院生(744回)-(2024/07/02(Tue) 16:33:31)

     大津市坂本5丁目の西教寺で、3千個の風鈴が境内につるされ、涼やかな音色を響かせている。厄よけを祈願し、納涼を楽しんでもらおうと僧侶たちが考え、毎年規模を拡大している。一つだけある金色の風鈴を見つけると風車がもらえるという、ほほえましい企画も行っている。

     古くから、寺院の建物の軒には災いを避けられるように青銅製の風鐸(ふうたく)がつるされた。風鈴の原型と言われ、同寺でも新型コロナウイルス禍に疫病退散を祈って風鈴をつるす催しを始めた。

     2021年から毎年実施しており、「子どもたちにお寺に親しんでもらいたい」との願いもこめている。風鈴は僧侶たちが透明のガラスに色を塗って仕上げている。最初は700個だったが、年々数を増やしてきた。

     本堂の前に木の骨組みが設置され、色とりどりの風鈴の通り抜けが楽しめる。建物の軒先や廊下も彩っている。風が吹くとカラカラと音を鳴らす。

     企画した前阪良樹さん(55)は「昔はお寺は子どもの遊び場だった。今は年配の方が多いが、幅広い年代の人にお寺に遊びにきてほしい」と呼びかけている。

     9月16日まで。7月27日〜9月8日は夜間特別拝観も実施する。拝観料が必要。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■738 / 親記事)  福知山市の花火大会、11年ぶりに開催へ 露店爆発事故踏まえ「安全最優先で」
□投稿者/ 管理人 院生(743回)-(2024/07/02(Tue) 16:31:40)

     2013年に露店爆発事故が起きた福知山市の由良川河川敷で8月、花火大会の開催を準備する民間の実行委員会と、後援する同市が1日、大会概要を発表した。市は実施計画が一定、安全確保できていると評価。市が関わる体制で11年ぶりに花火大会が催される。

     実行委によると、花火は8月11日午後8時から20分間以内に2千発打ち上げる。「安全最優先で次年度以降に向けたモデル事業」として、最盛期の3分の1に抑えた。事故を踏まえて打ち上げ前に黙とうをささげ、献花台を設置する。

     雑踏対策として会場一帯では、夕方から車両を通行止めし、歩行者が転倒する危険のある場所を進入禁止にする。警備員と誘導ボランティア計260人を配置。混雑状況の把握のため監視カメラ6台を設置する。

     11年前、露店から出火して58人が死傷した。今回は会場近くの公園内に15店限定で出店を認める。IH調理器と炭火以外の火気を禁止し、営業は打ち上げの20分前までとする。

     由良川河川敷に、全席指定の有料観覧席を2350人分設ける。市民と花火当日に帰省する人限定で販売する。荒天中止。

     市内で記者会見した奥田友昭実行委員長(43)は「市民や出身者といった地域の人が関わり合う大会にしていきたい」と強調。大橋一夫市長は「事故の被害者や遺族の中では今でも大変な思いをしている人がいる。安心安全を第一にやっていくことが将来につながる」と話した。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■737 / 親記事)  上京区で舞妓がもてなすビアガーデン
□投稿者/ 管理人 院生(742回)-(2024/07/02(Tue) 16:30:20)

     浴衣姿の芸舞妓がもてなす「上七軒ビアガーデン」が1日夕、京都市上京区の上七軒歌舞練場で始まった。雨で濃くなった緑に包まれた中庭で、来場者がビールを片手に夕涼みを楽しんだ。

     午後5時半、10個の円がつながった上七軒の提灯に明かりがともされ、芸妓が藤色、舞妓が桃色の浴衣をまとい、客を迎えた。

     うちわのかんざしを着けた舞妓のふみ苑さん(22)は「暑さを忘れてもらえるようきばります」と話し、昨秋に舞妓になったばかりの京都市出身、市ゆきさん(19)は「緊張で眠れへんかったですが、みなさんと一緒に楽しみたい」と笑顔だった。

     上七軒ビアガーデンは1948年ごろに始まった。午後5時半〜10時(2時間制)。9月7日まで(定休日あり)。上七軒歌舞会075(461)0148。
600×412 => 250×171

jul002.jpg
/80KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■736 / 親記事)  外資系ホテルが開業ラッシュ 老朽施設の「リブランド」も相次ぐ
□投稿者/ 管理人 院生(741回)-(2024/07/02(Tue) 16:28:20)

     京都市中心部の地価の上昇基調が強まってきた。大阪国税局が1日発表した路線価で、市内の上昇率は前年を大きく上回り、東山区では12%を超えた。主因の一つはインバウンド(訪日客)の急増に伴うホテル進出の活発化だ。新型コロナウイルス禍を機に沈静化した市内のホテル開発が、再び不動産取引の主役に躍り出ようとしている。

     清水寺や八坂神社など観光客に人気の社寺を多く抱える東山区では、今年に入って外資系ホテルの開業が目立つ。7月26日にはシンガポール系の高級ホテル「バンヤンツリー・東山 京都」(52室)が、霊明神社近くにオープンする。今春には英ホテルチェーン大手IHGの最上級ブランド「シックスセンシズ京都」も開業した。

     両ホテルを運営するワールド・ブランズ・コレクションホテルズ&リゾーツ(東京)は、客室料金をいずれも1室1泊20万円前後からに設定しており、河本浩社長は「京都のホテル供給数は多いが、富裕層向けは十分ではない。特徴あるラグジュアリー(豪華)ブランドのホテル誘致で成長を目指す」と話す。

     歴史的な円安を背景に、訪日客の消費は一段と力強さを増す。京都を昨年訪れた外国人旅行客は約600万人で、観光庁によると消費額は3100億円に達した。外国人客の延べ宿泊数は4月に前月比20・3%増え、70万泊近くに達した。物価高などで25・7%減った国内客とは対照的だ。

     9月には米ホテル大手ヒルトンの旗艦ブランド「ヒルトン京都」が中京区で営業を始め、来年夏にはシンガポール資本の「カペラ京都」が東山区で開業を予定するなど、コロナ禍前の2010年代後半に見られた外資系ホテル進出ラッシュの第2幕の様相も漂う。

     「『ハイアット』や『フォーシーズンズ』など既存のラグジュアリーホテルがけん引し、一つのブランドエリアが形成されつつある」。京都の地価動向に詳しい不動産鑑定士の村山健一さん(大和不動産鑑定)は、東山区のホテル開発の現状をこう分析する。

     老朽化などで撤退を余儀なくされたホテルを大手資本が買収し、改修した上で再開業する動きも活発化している。ホテルを新しいブランドに生まれ変わらせる「リブランド」だ。帝国データバンク京都支店は「京都ブランドの強さが根底にあり、運営が難しくなっても新たな買い手がすぐに現れる」と指摘する。

     英IHGは6月、京都駅近くの旧アランヴェールホテル京都(下京区)のリブランドを発表した。シックスセンシズ京都、ANAクラウンプラザホテル京都に続く3カ所目で、「ホリデイ・イン京都五条」として25年初めに再出発させる。

     貸し会議室国内最大手のティーケーピー(東京)も下京区のホテルを7月23日に「アパホテル京都五条大宮」に改修し、京都で初のホテル運営を始める。河野貴輝社長は「京都では観光の需要に押されてビジネス用の施設が足りていない。リブランドで両方の需要を取り込む」と自信を示す。

     コロナ禍前まで市中心部の不動産取引の主役だったホテルは、供給過剰感からマンションやオフィスにシフトする動きも見られた。訪日客が押し寄せる中、ホテルが再び地価をけん引する構図が当面続く可能性がある。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■735 / 親記事)  祇園祭、前祭と後祭の「山一番」決まる 前祭では22年ぶりの山一番
□投稿者/ 管理人 院生(740回)-(2024/07/02(Tue) 16:25:19)

     祇園祭の山鉾の巡行順を決める「くじ取り式」が2日、京都市中京区の市役所市議会議場であった。前祭(さきまつり)(17日)で先頭の長刀鉾に続く「山一番」は油天神山に決まった。油天神山の山一番は22年ぶりで、2014年に前祭と後祭(あとまつり)の巡行が分離してからは初めて。後祭(24日)の山一番は6年ぶりに黒主山だった。黒主山は橋弁慶山、北観音山に続いて巡行する。

     前祭と後祭の山鉾34基のうち、順番が決まっている「くじ取らず」の山鉾を除く24基の代表者がくじを取った。くじ取り式は巡行の先陣争いを避けるため、応仁の乱後の1500年に始まった。

     今年の巡行順は次の通り(白抜き数字はくじ取らず)


     【前祭】=17日
     (1)長刀鉾(2)油天神山(3)伯牙(はくが)山(4)白楽天山(5)函谷(かんこ)鉾(6)山伏山(7)綾傘鉾(8)保昌(ほうしょう)山(9)鶏鉾(10)霰(あられ)天神山(11)芦刈山(12)孟宗(もうそう)山(13)月鉾(14)太子山(15)四条傘鉾(16)蟷螂(とうろう)山(17)菊水鉾(18)木賊(とくさ)山(19)郭巨(かっきょ)山(20)占出(うらで)山(21)放下鉾(22)岩戸山(23)船鉾


     【後祭】=24日
     (1)橋弁慶山(2)北観音山(3)黒主山(4)鯉(こい)山(5)鈴鹿山(6)南観音山(7)浄妙山(8)八幡山(9)役行者(えんのぎょうじゃ)山(10)鷹山(11)大船鉾


→ 親記事 / 引用返信/返信


■734 / 親記事)  祇園祭の放下鉾、一般拝観者の搭乗を当面中止に 部材劣化で耐えられない可能性
□投稿者/ 管理人 院生(739回)-(2024/07/01(Mon) 18:42:31)

     祇園祭の放下鉾保存会(京都市中京区新町通四条上ル)は、前祭(さきまつり)の宵山期間中(14〜16日)に受け入れてきた一般拝観者の鉾の搭乗を今年から当面中止する方針を決めた。山鉾巡行に向けた人気の行事だけに中止は異例。部材の劣化で大勢の搭乗に耐えられない可能性があることに加え、順番待ちの人で会所内が混雑するため、拝観者の安全を確保できないことが理由という。

     各山鉾は新型コロナウイルス禍などで一時的に搭乗を取りやめていたが、2023年までに順次再開していた。

     保存会によると、鉾の部材は200年以上使われているという柱をはじめ、古材を多用している。搭乗の再開は、順次進めている劣化した部材の交換が済み、混雑に対応できるボランティア人数が確保できれば検討するが、いずれも時期のめどは立っていない。一方、懸装品(けそうひん)の展示は例年通り会所2階で行うという。

     保存会は「近年は拝観者が増えて、拝観者の皆さんの安全をどう確保するかが課題になっている。来てくださるのは大変ありがたいが、当面はご理解をお願いしたい」としている。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■733 / 親記事)  祇園祭が幕開け 京都の街を「まつりに染める」1カ月
□投稿者/ 管理人 院生(738回)-(2024/07/01(Mon) 18:37:46)

     「お千度の儀」

     日本三大祭りの一つ、祇園祭が1日、幕開けした。八坂神社(京都市東山区)では、前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾の稚児が「お千度の儀」に臨み、祭りの無事を祈った。

     午前10時ごろ、おしろいに紅をさし、鮮やかな朱色のはかまを身に着けた稚児の西川雅基さん(11)=洛央小学校6年=が、補佐役の禿(かむろ)を務める西淵一登さん(8)=同小学校3年=、小川門土さん(7)=朱雀第七小学校2年=とともに、南楼門を通って本殿に入った。厳かな雰囲気の中、稚児を務めることを神前に報告した。

     その後、大きな和傘で雨をよけながら、長刀鉾保存会の役員ら約30人とともに、本殿の周りを時計回りに3周し、うやうやしく手を合わせていた。

     また、函谷(かんこ)鉾などの山鉾町では神事始めの「吉符入り」が行われた。

600×682 => 220×250

jul001.jpg
/110KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■732 / 親記事)  紫式部ゆかりのお寺、白砂の「源氏庭」彩る紫色の花
□投稿者/ 管理人 院生(737回)-(2024/06/30(Sun) 17:41:24)

     紫式部にゆかりを持つ京都市上京区の廬山寺で、キキョウが見頃を迎えている。じっとりとした暑さの中、紫色の花が白砂とコケの庭に映え、参拝者を癒やしている。

     同寺の建つ場所は、紫式部の邸宅跡で、源氏物語を書いたと伝わる。NHK大河ドラマの影響で平日でも例年の倍ほどの人が訪れているという。

     キキョウは本堂前の「源氏庭」で育てられている。咲き始めは今月中旬で、最盛期は7月中旬まで続き、1500〜2千輪が次々と開花する。花は秋頃まで見られるという。

     要拝観料。
600×417 => 250×173

jun036.jpg
/78KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■731 / 親記事)  子どもも楽しめる「能楽アナトミア」、狂言・茂山兄弟の舞台は最終回
□投稿者/ 管理人 院生(736回)-(2024/06/29(Sat) 15:42:13)

     夏の盛り、普段の演能とは違った形で、能の魅力を発信しようとする企画が続く。

     「面白能楽館」(27日正午、観世会館)は、初心者や子どもたちが能と親しめる夏休み恒例の参加型イベント。京都観世会の能楽師たちが、退屈などと食わず嫌いされがちな「能の『敷居』を取り払おう」(片山九郎右衛門会長)と、毎年知恵を絞って多彩な企画を立てる。

     今年のテーマは「能楽アナトミア」。アニメ「鬼滅(きめつ)の刃」でもモチーフに使われ、子どもに身近なキャラクター・天狗(てんぐ)を切り口に、能の魅力をさまざまに“解剖”して紹介する。

     牛若丸に兵法を授ける「鞍馬天狗」(味方團)と、命を救われた僧への恩返しを描いた「大会(だいえ)」(吉浪壽晃)の半能を上演。同じ天狗でも、こわもてながら優しさあふれる勇者と、力を過信して失敗するおっちょこちょいと、描かれ方は対照的。各演目の上演前には解説(橋本光史)も付く。

     館内にさまざまな体験コーナーも設ける。人気の能装束体験(別料金、事前予約が必要)は、コロナ禍での中断から5年ぶりに再開。謡体験では、仏法を妨げようと比叡山を狙う天狗が登場する「善界(ぜかい)」の一部を謡う。「大会」に登場する小道具の経巻(経典の巻物)を巻き取る体験もある。

     観世会館の「夏の素謡と仕舞の会」(14日前11時)も、この季節の風物詩。宗家観世清和が「鸚鵡(おうむ)小町」を謡うほか、片山伸吾「海士(あま)」、浦田保浩「井筒」、越賀隆之「盛久」もある。能楽師が涼やかな白の紋付きで舞台を務めるのも夏らしい趣だろう。

     祇園祭の山鉾にまつわる曲を上演する能楽堂嘉祥閣の恒例「祇園祭宵山能」(23日後6時)は、菊水鉾ゆかりの「菊慈童」(浦部幸裕)がかかる。

     個人の会では林宗一郎の「宗一郎の会」(6日後2時、観世会館)は10回目の節目。近江守山を舞台に、仇討ちを劇的に描く「望月」で、次女の小梅と共演する。長女彩八子は観世清和の「俊成忠度」に出演する。

     同じく10回目を迎える狂言の茂山千五郎、茂兄弟による「傅(かしずき)之会」(7日後2時、金剛能楽堂)は最終回。千五郎が大曲「狸腹鼓(たぬきのはらつづみ)」でフィナーレを飾る。
600×605 => 248×250

jun035.jpg
/51KB

→ 親記事 / 引用返信/返信


■730 / 親記事)  下京区の名庭園、来場者に求める「維持寄付金」を値上げ
□投稿者/ 管理人 院生(735回)-(2024/06/28(Fri) 17:48:36)

     真宗大谷派本山の東本願寺(京都市下京区)は7月1日から、飛び地境内・渉成園(同)の来場者に求めている「庭園維持寄付金」を、500円から700円に値上げする。インバウンド(訪日客)をはじめとした観光客の増加に伴い、案内看板やガイドブックなどを充実させるためとしている。

     渉成園は江戸時代前期、徳川家光が寄進した土地に、文人の石川丈山が作庭したとされる。四季折々の風景が楽しめ、国の名勝に指定されている。

     東本願寺は2006年から500円以上の庭園維持寄付金を求めてきた。近年はインバウンドの急回復などに伴い、年間10万人以上の来場があるため、より分かりやすい案内看板やガイドブックなどを作るとしている。

     中高生も250円から300円に値上げするが、小学生以下は無料のままとする。

→ 親記事 / 引用返信/返信


■729 / 親記事)  「宇治川の鵜飼」7月1日の初日中止を決定
□投稿者/ 管理人 院生(734回)-(2024/06/28(Fri) 17:44:44)

     宇治市観光協会(京都府宇治市)は28日、7月1日から開催予定だった「宇治川の鵜飼」について、初日の中止を決めた。降雨に伴う宇治川の流量増加のため。

     増水の懸念がなくなれば開始するという。
600×316 => 250×131

jun034.jpg
/49KB

→ 親記事 / 引用返信/返信



Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク アップファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -