茶の礎を築いた先人たちをたたえ、宇治茶の発展を願う伝統行事「宇治茶まつり」が10月6日、京都府宇治市宇治の宇治川一帯で開かれる。宇治橋で恒例の「名水汲(くみ)上げの儀」が行われるほか、茶席などを楽しめる。
茶業関係者でつくる宇治茶祭奉賛会が毎年実施し、73回目。中国から初めて茶の種を持ち帰った栄西禅師や、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖・千利休の功績をしのびつつ、茶業の隆盛を祈願する。
名水汲上げの儀は、豊臣秀吉が宇治川の水で茶会を開いた故事にちなみ、午前9時から、上流側に張り出した宇治橋の「三の間」からつるべで水をくむ。時代装束姿で水を運ぶ行列が宇治川沿いを練り歩き、午前10時から興聖寺で献茶式などを催す。
茶席は興聖寺と府茶業会館、宇治上神社の3カ所に設けられる。興聖寺で数種類の宇治茶を飲み比べる催しや抽選会が開催されるほか、宇治上神社には食事を提供する点心席や茶の無料接待を行うスペースを設ける。
午前9時〜午後3時(茶席と点心席は午後2時で受付終了)。茶席券2枚と点心券、宇治茶飲み比べの参加券、抽選券、源氏物語ミュージアムの入場割引券をセットにした前売り券は4千円で、宇治商工会議所や市内の観光案内所などで販売している。当日券は4500円。問い合わせは奉賛会事務局0774(23)3101。
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