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■828 / 親記事)  丹波地域で伝統の火祭り「サンヤレ」「上げ松」山里に夏の終わり告げる
□投稿者/ 管理人 院生(834回)-(2024/08/26(Mon) 18:06:22)

     京都府亀岡市や南丹市の山間部で24日夜、伝統行事の火祭りが営まれた。夜の闇を真っ赤な炎が照らし、五穀豊穣や無病息災を住民たちが祈念した。

     亀岡市畑野町土ケ畑では、稲刈り前に豊作を祈る「サンヤレ」があった。地域を見下ろせる山に上がった炎の前で、地元の子どもたちが鉦(かね)と太鼓を打ち鳴らした。

     愛宕信仰の影響を受けた行事とされ、市指定文化財になっている。昨年は悪天候で中止したため、2年ぶりに営まれた。

     午後6時半ごろに点火。鉦と太鼓の音に合わせて、参加者が「にーしのおーくのサンヤレヤ」と唱えた。

     南丹市美山町の鶴ケ岡地域では、夏の終わりを彩る「上げ松」が行われた。住民たちが木柱「灯籠木(とろぎ)」の先に付いた竹籠「もじ」に目がけて火をともしたたいまつを投げ上げると、谷間の真っ暗な夜空に炎の軌跡が浮かび上がった。

     愛宕信仰に由来する伝統行事。同町では4集落で続いており、盛郷と川合が24日に行った。

     盛郷では棚野川の河川敷に高さ26メートルの灯籠木を立て、午後8時ごろに開始。男性たちがたいまつに結びつけた縄を持って勢いよく回し、放り上げた。

     笛太鼓が響く中、大勢の住民が見守り、たいまつがもじをかすめるたびに歓声を上げた。1時間後に命中し、もじに入った杉の葉がパチパチと燃え上がった。

     最後は炎に包まれたもじを勢いよく地面に引き落とした。火の粉が灯籠木の高さいっぱいまで舞い上がり、大きな拍手が起きた。

     祭りの終わった会場には、山里に夏の終わりを告げるような涼風が川から吹き抜けた。
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■827 / 親記事)  京丹後市の池に移植「絶滅危惧種」の水草、シカ食害にも負けず花咲かせる
□投稿者/ 管理人 院生(833回)-(2024/08/26(Mon) 17:59:32)

     京都府のレッドリスト(2022年)で「絶滅危惧種」とされている水草「サイコクヒメコウホネ」が京都府京丹後市大宮町五十河の小町公園の池で小さな黄色の花を咲かせている。国土交通省が高速道路の工事予定地で発見して移植したもので、保護が奏功している。

     サイコクヒメコウホネはスイレン科の多年草で、本州西部、九州、四国の湖沼や池などに分布する。公園の個体は、国交省福知山河川国道事務所が山陰近畿自動車道大宮峰山道路の建設予定地のため池で発見。保護のため、2021年度から小町公園内に139株を移した。

     池では茂った葉の間から茎を伸ばして黄色の花を咲かせる様子が確認できる。シカの食害もあるが、同事務所の担当者は「現状は移植が成功している。生育状況の調査を続けたい。花は6月に咲き始め、9月まで見られそう」としている。
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■826 / 親記事)  石仏を照らす優しい明かり 奈良の元興寺で伝統の地蔵会
□投稿者/ 管理人 院生(832回)-(2024/08/24(Sat) 15:36:57)

     奈良市中院町の元興寺で23日夕、地蔵会があり、灯明皿に火をともして追善供養し、家内安全や子どもたちの健やかな成長、そして世界の平和を願った。きょう24日も営まれる。

     境内には祈願を書いた約1500枚の灯明皿が並べられ、点火すると石塔や石仏を照らす明かりが幻想的に浮かび上がった。

     国宝極楽堂では地蔵尊を祭って法要を執り行い、境内では願いを書いた塔婆に浄水をかける水塔婆供養が営まれた。

     元興寺の地蔵会は中世以降に広がった地蔵信仰の伝統を受け継ぐ行事で、1948(昭和23)年に復興した。万灯供養会は石塔や石仏群を並べた88(同63)年の「浮図田(ふとでん)」の整備に伴い始められた。

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■825 / 親記事)  「長岡宮」内裏の発掘成果を紹介、講演会も 京都府向日市で9月 参加者募集
□投稿者/ 管理人 院生(831回)-(2024/08/24(Sat) 15:25:37)

     向日市埋蔵文化財センター(京都府向日市)は9月7日〜10月14日、調査研究成果展「長岡宮内裏―内裏正殿の再発掘―」を市文化資料館(寺戸町)で開催する。9月16日には関連した講演会を永守重信市民会館で開く。

     成果展は二つのコーナーがあり、T部は内裏正殿跡(鶏冠井町)などでの1966〜2022年の発掘調査の歴史をパネルで紹介。難波宮や平城宮から移設した瓦や土器などの遺物も展示する。

     U部は昨年度、鶏冠井町石橋で実施した発掘調査で出土した大型の掘っ立て柱建物跡をパネル写真で伝え、瓦や土器などを並べる。上植野町落堀での調査で見つかった南北の東一坊大路の側溝から出た土器や瓦の遺物を紹介する。

     午前10時〜午後6時(入館は午後5時半まで)。月曜(祝日の場合は翌日)休館。

     講演会は午後2時から、同センター元事務局長の國下多美樹龍谷大教授が「日本古代都城における大極殿・朝堂院・内裏―歴代王権の理想像を考える―」をテーマに話す。

     無料で定員は80人(多数の場合は抽選)。応募は往復はがき(1人1枚)に必要事項を記入し、〒617―0004 向日市鶏冠井町上古23 市埋蔵文化財センターへ郵送する(9月5日必着)。問い合わせは同センター075(931)3841。
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■824 / 親記事)  元立誠小一帯で恒例「高瀬川灯ろう流し」晩夏の風情
□投稿者/ 管理人 院生(830回)-(2024/08/24(Sat) 15:23:37)

     夏恒例の「高瀬川灯ろう流し」が京都市中京区の元立誠小一帯であった。繁華街の木屋町通沿いを流れる川の水面を、灯籠の柔らかな光が照らした。

     立誠高瀬川保勝会などが主催する「高瀬川夏まつり」の一環で、今年で50回目の節目を迎えた。18日午後7時、地元の高倉小の児童や女性会のメンバーが絵を描いた灯籠約170個が、木屋町通三条下ルの材木橋から次々と川に浮かべられた。

     ろうそくの淡い炎が揺らめき、訪れた家族連れや観光客が晩夏の風情を楽しんでいた。
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■823 / 親記事)  西京区にあった「かぐや姫」の名所がカフェに変身 こだわり店内に驚き 人気スポットに
□投稿者/ 管理人 院生(829回)-(2024/08/24(Sat) 15:21:44)

     竹林に囲まれた京都市西京区の松尾地域。西芳寺(苔寺)や「鈴虫寺」の愛称で知られる華厳寺にほど近い場所にかつて、「かぐや姫竹御殿」と呼ばれるひそかな名所があったのをご存じだろうか。竹工職人が四半世紀以上かけて築き上げ、恋愛成就を願う若い女性が訪れたとか。近年は閉鎖されていたが、その「御殿」が最近、カフェとして生まれ変わったと聞き、訪れた。

     京都バス「苔寺・すず虫寺」で下車してすぐ。立派な楼門と「BAMBOO COFFEE(バンブーコーヒー)」と掲げられた店舗がある。楼門をくぐると、竹林の中に金閣寺によく似た建物が現れた。近づいて見るとこの建物、目につくところはほとんど竹でできている。

     かぐや姫竹御殿は、香川県出身の竹工職人・長野清助(1887〜1967年)によって、27年の歳月をかけて築かれた。約598平方メートルの敷地に、楼門、客殿、御殿があり、竹を生かした独自の技法で細かな意匠が凝らされている。茶室のある御殿は、1950年の金閣寺の焼失を受け、その再興を願って金閣寺を模して楼閣風に造ったという。

     御殿にはかぐや姫が祭られ、折鶴で祈願すると願いがかなうとして若い女性から人気を集めた。2018年には市の「京都を彩る建物や庭園」で認定を受けた。有料で一般公開されていたが、維持管理を継いだ清助の孫にあたる男性が高齢に。後継がおらず、公開は中止されていた。

     そんな御殿を改装し、2022年3月にバンブーコーヒーを開業したのが店主の谷口明さん(50)。祖父の代から続き、現在は弟が社長を務める「谷口造園」(西京区)が御殿の敷地を所有していた縁で、引き継ぐことになった。

     大の建築好きで、自宅を新築することになった約10年前には、自ら設計したいと仕事をしながら2級建築士の免許を取得したほど。建築の勉強をしていくうちに、清助の巧みな手業に一層感銘を受けたという。

     「作り手の技術を多くの人に見てもらいたい」との思いから、傷みの激しかった楼門横の平屋部分を店に改装し、それ以外は残した。客殿に設けられた座敷席からは、竹材を方形に切り、モザイクタイルのように埋める「清助貼り」と呼ばれる独自の技法が施された壁を間近で見ることができる。

     一方、米ニューヨークのブルックリンスタイルをイメージした新装した店舗の天井は、不規則なマツ材の装飾で覆う。一つ一つ手作業で貼り付けたといい、竹を基調とする清助の御殿と現代風な店内の対比が織りなす雰囲気が、若者や訪日客から人気のようだ。

     コーヒーは、フェアトレードコーヒーにこだわる。暑い夏は、レモネードやカフェラテも人気だ。今後は、敷地内に焙煎(ばいせん)所を作る計画もあり、構想は膨らむ。「ここを拠点に地域のにぎわいづくりにつなげたい」と谷口さん。洗練された空間と1杯のコーヒーで、まちに新たな風を吹き込む。
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■822 / 親記事)  冷泉家に伝わる星祭り「乞巧奠」みやびな世界を堪能
□投稿者/ 管理人 院生(828回)-(2024/08/24(Sat) 15:18:13)

     歌道宗家冷泉家に伝わる星祭り「乞巧奠(きっこうてん)」が23日夜、京都市左京区のロームシアター京都で行われた。王朝装束の男女が牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の二星に歌を手向け、技芸の上達を願った。

     乞巧奠は、藤原定家を遠祖とする冷泉家の年中行事。冷泉家住宅(上京区)で旧暦7月7日前後に催されるが、近年は数年に一度ホールで一般公開される。この日は680人が参加した。

     琴や琵琶といった楽器、秋の七草などを供えた祭壇「星の座」が設けられた舞台上で、蹴鞠(けまり)や雅楽が披露された。袿袴(けいこ)を着た女性7人が灯火を囲むと、和歌の披講が始まった。今年の兼題は「七夕庭(しっせきのには)」。冷泉為人当主の「玉章(たまづさ)を書きて手向けし梶の葉を揺りて過きゆく秋の初風」など7首を朗詠した。

     即興の当座詠「流れの座」では、5組の男女が天の川に見立てた白布を挟んで恋の歌を贈り合い、来場者はみやびな世界を堪能した。
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■821 / 親記事)  下京区に月1回だけ味わえる「無料コーヒー」 元プロの「ちゃんとしたコーヒー」で一息
□投稿者/ 管理人 院生(827回)-(2024/08/24(Sat) 15:13:15)

     京都市下京区の菊浜区民会館で毎月第2月曜日、長年、喫茶店を経営してきた「プロ」が入れるコーヒーを無料で楽しめる「せせらぎコーヒーサロン」が開かれている。地域のお年寄りらが集い、和気あいあいと会話に花を咲かせている。

     考案したのは菊浜連合会の副会長で、菊浜社会福祉協議会長を務める竹田耕三さん(78)。竹田さんは京都市中京区烏丸通夷川下ルで喫茶店「喫茶アムール」を40年近く営業していた。家族のけがをきっかけに15年ほど前に閉店したが、昨年5月から「地域住民が集って会話できる場所を作りたい」と月1回のカフェを開設した。

     公民館の台所には、竹田さんが喫茶店で使っていた器具が並ぶ。コーヒーポットも「もうふたの取っ手もとれてるけど、ずっと使ってるねん」と笑う。

     カフェを開設するのは第2月曜日午前10時。ラジオ体操を終えた人たちが、9時半には集まってくる。竹田さんの入れたコーヒーを味わっていた橋元磨佐枝さん(80)は「いつも家ではインスタントやから、こういうちゃんとしたコーヒーを飲む機会少ない。本格的なお味で近所の人としゃべれていいなぁって」と、ほっと一息をついた。

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■820 / 親記事)  大津市の東南寺で「戸津説法」始まる 天台宗の高僧が語る「忘己利他」の精神
□投稿者/ 管理人 院生(826回)-(2024/08/23(Fri) 16:09:57)

     天台宗(総本山・延暦寺、大津市)の高僧が5日間にわたって法華経の教えを説く「戸津説法」が21日、大津市下阪本3丁目の東南寺で始まった。説法師の青蓮院(京都市東山区)門主の東伏見慈晃氏(82)は、宗祖・最澄が大切にした「忘己利他(もうこりた)」の精神を語り、大樹孝啓天台座主(100)や参拝者ら約250人が聞いた。

     天台宗が根本経典とする法華経の教えについて、東伏見氏は「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」という最澄の言葉が最もよく表していると説いた。

     これを示す近年の例として、生成人工知能(AI)向けの半導体大手やインターネット通販大手などの米国企業の成功を挙げ、「世の中が求めることに的を絞った結果」と指摘。「人は物事を損か得かで判断してしまうが、他人や社会の望みに応えるよう行動することが、最後は自身の得になる」と述べた。

     戸津説法は最澄が両親の供養などのため、琵琶湖畔の戸津浜で民衆に法華経を説いたのが始まりとされ、天台座主への登竜門とされる。25日まで。午前10時半から行われ、23日は午後2時からもある。

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■819 / 親記事)  京都市内6カ所で「六地蔵めぐり」始まる 寺ごとに色違いの「お幡」手に息災祈願
□投稿者/ 管理人 院生(825回)-(2024/08/22(Thu) 17:26:28)

     京都のかつての出入り口にある6カ所のお地蔵さんを参拝して回る「六地蔵めぐり」が22日、京都市内の各寺院で始まった。境内は早朝からにぎわい、多くの人が家内安全や無病息災などを祈った。

     平安末期の後白河天皇のころ、街道口に地蔵をまつったのが起源と伝わり、江戸時代には現在のような行事になっていたと記録されている。寺ごとに色が異なる札「お幡(はた)」を授かって玄関に飾ると、御利益があるという。

     鞍馬街道の出入り口に近い上善寺(北区)では、朝から巡拝する人たちが次々と訪れ、赤色のお幡を手にした。「鞍馬口地蔵」として親しまれる地蔵菩薩(ぼさつ)立像からは綱が延び、参拝者たちは昨年までの古いお幡をつるすと、感謝の祈りをささげていた。

     ほかの5カ所は大善寺(伏見六地蔵・伏見区)、浄禅寺(鳥羽地蔵・南区)、地蔵寺(桂地蔵・西京区)、源光寺(常盤地蔵・右京区)、徳林庵(山科地蔵・山科区)。23日まで。

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■818 / 親記事)  江戸時代に京都市中に出されたお触書とは
□投稿者/ 管理人 院生(824回)-(2024/08/20(Tue) 16:43:23)

     京都市歴史資料館で特別展「京に生きる町衆」

     江戸時代などに洛中の町人が書き残した古文書を紹介する特別展「京に生きる町衆」が、京都市歴史資料館(上京区)で開かれている。町文書など約70点を通じて、町の自治組織の在りようや、江戸期の京都で最も大きな訴訟沙汰とされる「町代改義(ちょうだいかいぎ)一件」のいきさつを伝える。

     メインの展示品は、現在の中京区烏丸通四条上ル笋町(たかんなちょう)で呉服商を営んだ下村忠兵衛家にあった古文書。江戸初期に幕府から京都市中に出されたお触書「板倉二十一カ条」をはじめ、町として守り継いでいた記録が含まれ、近代化する前の自治や出来事が分かる。

     町代改義一件を記した巻物は長さ33メートルを超え、1817〜18年にあった訴訟の重大さを物語る。「町代」は本来、町側の代表で町奉行所とのつなぎ役だったが、役人的な立場へシフト。その振る舞いは「無作法(ぶさほう)」で町側の諸負担が増した要因ともみなされ、上京・下京の町人が町奉行所へ提訴した。

     近くに並ぶ写真パネルは、勝訴した町人側が提灯(ちょうちん)行列を催してまで祝ったさまを表した当時の絵図で、洛中における一大事だったことを示す。

     入場無料。9月1日まで。午前9時〜午後5時。月曜と祝休日は休み。
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■817 / 親記事)  鴨川の三条大橋ライトアップ「明るすぎる」と言われ改善するも・・・その方法に疑問の声
□投稿者/ 管理人 院生(823回)-(2024/08/19(Mon) 15:53:11)

     鴨川のランドマークである三条大橋(京都市中京区、東山区)で、この春から夜間のライトアップが行われている。市による鴨川の魅力づくりの一環だが、その照明が控え目な明るさに6月に変更された。「まぶしすぎる」「反射がきつい」などの声が通行者のアンケートや有識者会議で出たためだ。古都の風情になじむ照明になったことで一件落着と思いきや、今度は照度を低減する「方法」に有識者から疑問符が突きつけられた。何が問題だったのだろうか。

     三条大橋とその周辺のライトアップは、市が鴨川の夜の景観づくりを目的に企画した。まず橋の補修工事を終えた今年1月に実証実験を行い、3月から本格的にスタートさせた。高欄の下に設置した128基のLED(発光ダイオード)を日没から午後10時まで点灯している。

     通行者へのアンケートは実験期間中に行われた。ライトアップそのものは「とても良い」「良い」が合わせて8割に上るなど好評だったが、自由記述では「ライトが明るすぎる」との声もあった。京都府が設置する有識者会議「鴨川府民会議」の3月の会合でも、委員から「すごく違和感があった」との意見が出された。

     市橋りょう健全推進課は「道路で使う照明では一番暗い製品を選んだが、補修工事前の表面が黒ずんだ高欄で評価していた。そのため、新調した白木の高欄では予想以上に光の反射が強くなった」と説明する。

     対策を迫られた市は、検討の結果、LED照明の側面に減光シールを貼るという方法を選んだ。高欄に当たる光を減らすことで反射を抑えるのが狙いで、実際に高欄下の照度を90%低減できたという。

     対策の結果を6月の鴨川府民会議で報告したところ、違和感を訴えていた委員からは「おとなしい照明になったことはうれしい」との評価を受けた。一方で、減光シールを貼る手法では消費電力が従来と変わらないため、別の委員からは「90%のエネルギーを無駄に使っているということ。行政の改善工事として本当に適切だったのか」との疑問も投げ掛けられた。

     市橋りょう健全推進課は「調光機能がないLED照明のため、複数の制御機器が別に必要になる。橋の上には置き場所がなく、管理も難しいし、費用もかさむ」と理解を求めている。
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■816 / 親記事)  京都市の暑さは「世界レベル」? 訪日客に聞いた「クレイジーさ」
□投稿者/ 管理人 院生(822回)-(2024/08/18(Sun) 16:39:47)

     連日、猛暑が続く京都市。今年の猛暑日は8月15日時点で32回を数え、梅雨明け以降はほとんど毎日35度を超えている。逃げ出したくなるような暑さの京都だが、汗だくになって散策する海外からの観光客は絶えない。海外の人たちは、京都の暑さをどう感じているのだろうか。

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    やはり京都市は恐ろしく暑かった、猛暑日の数「全国トップ」【ランキング一覧表付き】
    「湿度がクレイジー」
     京都市中京区で最高気温37・9度を観測した8月14日の昼下がり。京都御所近くのバス停の木陰でバスを待っていた、タンクトップ姿の青年2人=いずれも(21)=に聞いた。

     米国カリフォルニア州から、京都を初めて訪れたという。同州ロサンゼルスは、8月の平均最高気温が29度で、35度近くまで気温が上がることもある。

     京都の暑さについて聞くと「湿度がクレイジーで、とても耐えられない。カリフォルニアも暑いが、空気が非常に乾燥しているので、快適にすごせる」と、暑さに顔をしかめながら話した。

     丸太町通の南側では、冷涼なオランダから1人で訪れていた女性(30)が、日陰を選ぶように歩いていた。「ギリシャによく行くので、暑さは慣れているつもりだったけど、湿度が高いので大変」と話し、汗をぬぐった。

     気象庁によると、ギリシャ・アテネの8月の平均気温(平年値)は京都市より高い29度だが、欧米からの観光客には「蒸し風呂」といわれる京都盆地の湿度が強烈なようだ。

    ジャカルタやクアラルンプール並みの暑さ
     気象庁のデータをみると、夏の京都市の気温は、日本国内でトップクラスの暑さだ。8月の平均気温は28・5度(平年値)で、東京都の26・9度より1度以上高い。

     今年7月は猛暑となり、月平均気温は29・4度に達した。これは、各国の最も暑い月の平均気温(平年値)と比べてみても、赤道に近いインドネシア・ジャカルタ(29・4度)に匹敵し、マレーシア・クアラルンプール(28・5度)や中国・香港(28・6度)を上回っている。

    インバウンドの熱中症搬送者は
     海外からの観光客が、熱中症とみられる症状で搬送されるケースも散見される。京都市消防局によると、今年6月1日〜7月末の熱中症疑い搬送者数は569人で、うち10人が海外在住者だった。日中の屋外で気分不良やめまいを訴えるパターンが多いという。

     ちなみに、京都市消防局は119番を5カ国語(英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語)で受け付けており、救急隊も翻訳アプリを常備している。

    もっと暑い国から来た人は
     インバウンドにとっても強烈な京都の暑さだが、「例外」もあるようだ。

     アラブ首長国連邦(UAE)から家族旅行に訪れていた男性(45)は「確かに京都は湿気が多くて暑いが、母国は54度になることもあるので大丈夫だ」と、汗を流しつつも余裕たっぷり。ヒジャブ(頭や体を覆うムスリム女性の衣装)をまとっていた妻も、「暑さの質は違うけど、UAEはもっと苦しくなるほど暑い」と涼しげな笑顔だった。
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■815 / 親記事)  助産の実践学ぶには、まず歴史から
□投稿者/ 管理人 院生(821回)-(2024/08/17(Sat) 15:27:38)

     学生たちが安産祈願の神社を見学

     安産祈願で知られる京都府福知山市三和町大原の大原神社に、助産師を目指す京都市内の学生19人が訪れた。文化財の産屋、境内の資料室を見学し、実習に先立って出産の歴史に理解を深めた。

     府医師会看護専門学校助産学科(京都市山科区)が毎年、出産の歴史を学ぶ授業の一環で訪れている。今年は7月末に見学した。

     300年以上前からあったとされる府指定有形民俗文化財の産屋見学では、林秀俊宮司(68)が「出産は母親にとって命がけ。神や自然の力に頼っていたと考えられている」と説明した。学生たちは広さ約3畳のかやぶき屋根の中に入り、かつてのお産の様子を想像していた。

     本殿では、半年間の研修中に接する妊婦の安産と自身の国家試験合格を祈願。資料室ではお産の様子を描いた錦絵などの展示も見学した。

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■814 / 親記事)  山本富士子、原節子、若尾文子…こんな品にも 「映画の一コマのよう」
□投稿者/ 管理人 院生(820回)-(2024/08/17(Sat) 15:25:32)

     京都市中京区壬生馬場町のおもちゃ映画ミュージアムで、「団扇(うちわ)を彩る銀幕のスターたち」が開かれている。昭和の映画女優を明るい色使いで描いたうちわが並び、涼やかさを演出している。

     当時は映画会社が所属する新人や売り出し中の女優を広くPRする手段として、呉服店や酒店、果物店などは販促グッズとして、うちわが配られていたという。

     会場ではウェブサイト「メディアとしての着物」を主宰する永本ツカサさん(東京都)が所蔵する戦後から昭和30年代のうちわ約150点を展示。竹の骨組みに和紙を貼り付けたうちわに、山本富士子や原節子、若尾文子ら往年の大女優が描かれている。

     9月29日まで。入館料が必要。月、火曜休館。8月21日午後6時から永本さんと同志社大の佐藤守弘教授によるトークイベントもある。
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■813 / 親記事)  五山送り火 古都の夜空に「大」や「妙法」浮かぶ
□投稿者/ 管理人 院生(819回)-(2024/08/17(Sat) 15:17:19)

     お盆に迎えた先祖の霊を送る京都の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内の各山で営まれた。古都の夜空に浮かび上がった文字や形を前に、市民らが故人をしのんだ。

     午後8時に如意ケ嶽(左京区)の大文字に火が入り、5分おきに妙法(同、松ケ崎西山・東山)、船形(北区、船山)、左大文字(同、大北山)の順にともった。

     最後を飾る鳥居形の曼荼羅(まんだら)山(右京区)では午後8時20分、合図の太鼓が鳴ると、保存会メンバーたちが火のついた松明(たいまつ)を手に持ち場の火床へ走った。高さ1メートルほどの鉄皿に松明を次々と突き立てる独特の点火風景が見られた。各山では点火に先立ち、1月の能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられた。

     この日の京都市内は最高気温が32・9度と8月に入って最も低く、暑さは和らいだ。歩行者天国となった鴨川の出雲路橋(左京区、北区)には多くの人が繰り出し、揺らめく炎に手を合わせたり、カメラを向けたりしていた。京都府警によると、この日の人出は約4万7千人で、昨年を約2万1400人上回った。
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■812 / 親記事)  国立京都国際会館で9月に「乾杯の夕べ」 「こども縁日」も開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(818回)-(2024/08/17(Sat) 15:10:44)

     夜空を花火で彩る「乾杯の夕べ」が9月7、8日に京都市左京区の国立京都国際会館で催される。大学生らによる音楽ライブを初めて企画したほか、スーパーボールすくいや輪投げを楽しめる「こども縁日」もある。

     乾杯の夕べは、1997年から同館が毎年開催している。新型コロナウイルス禍で2020年から休止、昨年に再開された。今年で25回目。

     打ち上げ花火はスターマインやハッピースマイルなど、昨年より100発多い約300発を用意した。学生バンドはオーディションを勝ち抜いた組が舞台に上がる。

     中学生以上6千円、小学生以下2千円。いずれも弁当付きでソフトドリンクは飲み放題。オンラインサイト「チケットペイ」でチケットを購入し、ファミリーマートで発券する。問い合わせは同館総務広報課075(705)1205。

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■811 / 親記事)  滋賀県日野町で奇祭「火振りまつり」 舞い上がる火の粉に歓声、外国人も興奮
□投稿者/ 管理人 院生(817回)-(2024/08/16(Fri) 17:56:43)

     夏の夜空にたいまつが乱舞する奇祭「火振りまつり」が14、15日、日野町上野田(こうずけだ)の口之宮神社で営まれた。炎が夜空に弧を描き、観光客らを魅了した。

     お盆の迎え火・送り火とされ、たいまつが松の枝に多く引っかかれば豊作になると伝わる。少子高齢化による担い手不足で、今年は住民有志が「伝承の会」を発足。たいまつ製作講習会を開くなどして本番を迎えた。

     14日夜は近くの五社神社での神事後、地元住民と特別参加の観光ツアー参加者たちが長さ3メートルのたいまつ約140本に火をつけ、約500メートル離れた口之宮神社へ行列。境内の松を取り囲んで「たいまつを投げよ」の合図で次々と投げ込み、火の粉をまき散らして松の枝に乗ると拍手と歓声が上がった。

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■810 / 親記事)  メタセコイア並木に新たなレジャー 競走馬の第二の人生に
□投稿者/ 管理人 院生(816回)-(2024/08/16(Fri) 09:33:21)

     滋賀で人気の観光名所、メタセコイア並木(滋賀県高島市マキノ町)に新たなレジャーが誕生した。並木沿いを馬に乗って散歩したり、並木を背景に写真を撮ったりできる観光牧場だ。利用客が楽しむだけでなく、引退した競走馬の支援にもなるという。

     この牧場は「メタセコイアと馬の森」。馬に関する社会事業を展開する「TCC Japan」(栗東市)が運営している。利用者はスタッフが引く馬に乗って並木脇を歩く。乗馬未経験の客も多い。以前は中央競馬で走っていたという10歳のネコビッチにまたがり、笑みがこぼれる。

     「引退した競走馬が働いて生きていける環境づくりにチャレンジしている」。社長の山本高之さん(44)が力を込める。

     同社は栗東市でホースシェルターを持っており、馬はまず引退の原因となったけがを治す。その後、障害がある子ども向けに同社が運営するホースセラピーや、全国の乗馬クラブや牧場で活躍しながら余生を過ごす。費用は競馬ファンら約2800人からの会費でまかなう。会員は馬の情報が載った季刊誌を受け取ったり、交流会に参加したりできる。

     大勢の観光客が訪れるメタセコイア並木での乗馬は、馬の良さを知ってもらい、引退した競走馬の支援について伝える場として企画した。

     年内には厩舎やカフェなどが入る建物も完成する予定。8〜10分の「通常コース」が2千円、3、4分の「ショートコース」が1200円。ポニーなどにも乗れる(料金は異なる)。火・水曜休み。午前10時〜11時半、午後1時〜5時。天候や馬の健康状態などで変更になる可能性がある。
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■809 / 親記事)  皇女の行列再現する「斎宮行列」 斎宮代が衣装合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(815回)-(2024/08/16(Fri) 09:29:43)

     京都から伊勢神宮に向かう皇女の行列を再現した「斎宮行列」の斎宮代に、京都市右京区の小学校教諭長谷川真愛(まい)さん(26)が選ばれた。15日に野宮神社(右京区)で衣装合わせがあり、長谷川さんが華やかな十二単に袖を通した。

     行列は、朝廷が伊勢神宮に未婚の皇女を送った故事にちなむ。斎宮がこもる潔斎所が同神社付近にあったことから、地元の斎宮行事保存会などが1999年から行列を再現している。

     長谷川さんは嵯峨出身。小学5年から百人一首に親しみ、中学では市の競技かるた大会団体戦で1位に輝いた。現在勤務する同区の花園小では、競技かるたなどの文化に親しむ新しい部活動を立ち上げた。

     この日は「松重(まつがさね)」と呼ばれる色目の五衣(いつつぎぬ)に、朱鷺(とき)色の唐衣(からぎぬ)を重ねた十二単を披露。母真澄さん(53)ととも写真撮影に臨んだ。平安貴族に憧れていたという長谷川さんは「華やかな衣装が着られてうれしい。行列の顔となる存在なのでしっかり務めて地域に貢献したい」と気を引き締めた。行列は10月20日正午に野宮神社を出発、嵯峨嵐山地域を巡行する。

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■808 / 親記事)  八坂神社境内に巨大な青竹の青龍が 幻想的な光に浮かび上がる姿
□投稿者/ 管理人 院生(813回)-(2024/08/16(Fri) 09:27:08)

     いけばな草月流(本部・東京都)が竹で制作した巨大な青龍が、京都市東山区の八坂神社でライトアップされている。市内で開催中の夜間イベント「NAKED(ネイキッド)ディスタンス提灯(ちょうちん)」の一環で、今にも夜空に舞い上がりそうな龍が、幻想的な光に浮かび上がっている。

     同神社には、本殿の地下に「龍穴(りゅうけつ)」と呼ぶ池があり、青龍がいると伝わる。竹で空間芸術をつくる表現を追求する草月流が、この伝説にちなんだ。

     約8メートルのマダケを30本使い、縦横8メートル高さ6メートルのオブジェを作った。竹を細く割って編み上げることで、水から飛び出そうとしている龍の顔や胴体の曲線を仕上げた。

     カラフルな「ディスタンス提灯」(レンタル料500円)を観光客らが龍にかけるとライトアップが華やいでいくという参加型イベントで、迫力ある龍の姿に多くの人が見入っていた。

     25日まで。午後7時〜9時半。
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■807 / 親記事)  二条城、国宝・二の丸御殿「式台の間」特別入室 華やか障壁画が見事
□投稿者/ 管理人 院生(812回)-(2024/08/15(Thu) 16:12:28)

     二条城(京都市中京区)は国宝・二の丸御殿で「式台の間」の特別入室を行っている。江戸時代に狩野派が描いた松図や、皇室の離宮になった際に転用された花鳥図といった華やかな障壁画を目の当たりにできる。

     二の丸御殿の障壁画は1624〜26年の大規模改修に伴い、狩野探幽が工房を率いて手がけた。式台の間は江戸幕府の老中と面会したり、将軍への用件を伝えたりする部屋。松図は探幽か狩野山楽が描いたとされ、徳川将軍家の繁栄を表すように、常緑のマツが枝葉を伸ばす。

     花鳥図は江戸期の京狩野風の作品。もとは京都御所にあった襖(ふすま)絵とみられるが、二条城が1884(明治17)年、皇室の別邸「二条離宮」となった際、式台の間から失われていた腰障子の絵図に転用され、宮殿らしさを演出したという。

     要入城料。特別入室は26日までで、両図の精巧な模写を通常時よりも近くで見られる。また、原画を展示収蔵館(別に入館料が必要)で9月15日まで公開している。二条城事務所075(841)0096。
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■806 / 親記事)  京都市内で「五山送り火」合わせ、16日夜に臨時交通規制
□投稿者/ 管理人 院生(811回)-(2024/08/15(Thu) 16:09:59)

     五山送り火に伴い、京都府警は16日夜、京都市北区や左京区、右京区で臨時の交通規制を行う。加茂街道(北大路通以北)や渡月橋周辺が午後7〜9時に歩行者専用道路になる。

     府警によると、人出は規制を実施する地域で昨年並みの約2万5千人を見込み、特に京阪出町柳駅の周辺などで混雑が予想される。府警は約560人態勢で雑踏警備に当たる。

     規制の詳細は府警ホームページで確認できる。交通情報の問い合わせは日本道路交通情報センター050(3369)6626。
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■805 / 親記事)  修学旅行「メタバース」で事前学習が効果的 「好奇心が刺激される」
□投稿者/ 管理人 院生(810回)-(2024/08/15(Thu) 16:05:45)

     京都市は、市内を訪れる予定の修学旅行生を対象に、インターネット上の仮想空間「メタバース」を使って事前学習の場を提供する取り組みを始めた。京都の伝統文化や自然環境、オーバーツーリズム問題などへの理解を深めてもらう狙い。生徒たちは分身の「アバター」を操作し、仮想空間内で関心のあるテーマを探っている。

     市は2007年に修学旅行専用サイト「きょうと修学旅行ナビ」を開設し、モデルコースや体験学習先などを紹介してきた。これまで事前学習の内容は各校が決めていたが、京都の魅力をより深く知ってもらうため、市として積極的に関与することにした。

     初回は、東京都渋谷区の代々木中3年約150人が参加した。7月11日にメタバース「京都館PLUS X」で、「なぜ観光客が増えることが問題なのか」「なぜ和菓子屋がたくさんあるのか」など九つの問いを記した看板から興味のある内容を選び、その理由や学習結果を書き込んだ。

     18日には再び仮想空間で学習結果などの展示場を巡り、他の生徒の関心事も学んだ。修学旅行向け学習プログラムを運営する京都市下京区の一般社団法人「リリース」のスタッフから、オンラインで京都の隠れた魅力や秘密を聞いた。

     生徒たちは9月8日に京都市を訪れる予定。学年主任の田中義孝教諭は「メタバース初体験の生徒もおり、好奇心が刺激されて効果的な学習ができたと思う。九つの問いが大変素晴らしく、自主的なネット学習ではあまり着眼できない内容だと感じた」と話す。

     市クリエイティブ産業振興室は「メタバースの接続の不具合など課題もあった。検証してよりよいものにしていきたい」としている。

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■804 / 親記事)  京都府南部の寺に「花曼荼羅」ガラスコップに浮かぶハスの花
□投稿者/ 管理人 院生(809回)-(2024/08/14(Wed) 16:28:37)

     京都府笠置町の笠置寺に飾られた「花曼荼羅(まんだら)」が、訪れた人に涼を届けている。折り紙で作った涼やかな色合いのハスの花をガラスのカップに浮かべ、仏の世界を表現している。

     曼荼羅は悟りの境地や仏の世界観を絵図で描いたもの。境内の正月堂で、約100個のガラスカップを使い「金剛界曼荼羅」と「胎蔵界曼荼羅」を作り上げた。

     寺がある山頂へはJR笠置駅から徒歩40分。「山に上がって来た人に少しでも涼しさを感じてほしい」と飾られた2色の風車約190個も訪れた人を迎える。

     小林慶昭住職は「風鈴の音色や回る風車、キラキラ光るガラスなど、自然を五感で楽しむひとときを過ごしてほしい」と話した。

     ハスの花曼荼羅は31日まで。10月中旬からは秋の花に入れ替える予定。午前8時〜午後4時。入山料が必要。
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■803 / 親記事)  夏の京都を襲う「丹波太郎」「山城次郎」「比叡三郎」とは
□投稿者/ 管理人 院生(808回)-(2024/08/14(Wed) 16:22:55)

     近年、都市化で弟2人も誕生

     京都市は、全国的に見ても夏の雷が多い。古くから「丹波太郎」「山城次郎」「比叡三郎」と呼んで、突然の雷雨に注意を促している。「積乱雲3兄弟」はそれぞれ、名前の方角から京都をめがけて来襲し、激しい集中豪雨をもたらす。

     長男「丹波太郎」の歴史は古い。約340年前に書かれた井原西鶴(1642〜1693)の代表作「好色一代男」に、「空は水無月の末、山々に丹波太郎という村雲おそろしく、にわかに夕立して神鳴」「大風いなびかり」などと登場する。

     丹波太郎たちは、どのようなメカニズムで生まれ、なぜ京都を襲うのか。

     丹波太郎たちは、真夏の日差しと上空の寒気によって生まれる。まず、強い日射で地面近くの空気が暖められ、上昇気流が発生する。このとき上空に寒気があると、地表付近の「軽い暖気」と上空の「重い冷気」が激しく対流を起こし、積乱雲の卵ができる。複雑な地形の方が対流は起こりやすいため、丹波太郎の故郷は兵庫県北部の山地、山城次郎は奈良県北部の山地が多い。

     なぜ、それぞれ京都市をめがけてくるのか。京都の積乱雲を長年調べている気象予報士で光泉カトリック高(草津市)講師の村山保さんは「上空の風向きが行き先を左右している」と説明する。

     夏の太平洋高気圧が西日本に強く張り出すと、京都府の上空5千メートル付近は西〜北西の風になる。丹波太郎はこの風に乗り、発達しながら福知山市や南丹市などを経て京都市に向かう。標高が低い亀岡盆地で一時衰えるが、愛宕山(924メートル)を越えるときに再上昇して勢いを取り戻し、京都市街は激しい雷雨になる。

     一番高い山を越えてくる長男の丹波太郎が威力も一番激しい。京都盆地で衰えず、大津市まで進んで豪雨をもたらすこともある。

     一方、山城次郎と比叡三郎は、夏の高気圧が張り出し、かつ東シナ海付近に低気圧がある時にやってくる。このとき、上空5000メートル付近は南〜南東の風が吹き、奈良県北部や滋賀県南部で発生した積乱雲が流れてくるという。

     近年、3兄弟に弟2人が誕生している。“四男”「桃山四郎」は、かつて村山さんが顧問を務めた桃山高(京都市伏見区)グローバルサイエンス部の生徒たちが存在を確認した。丹波方面から来た積乱雲の卵が、京都市街の都市熱によって徐々に発達し、伏見区桃山付近で積乱雲となり雨を降らせ始める。

     3兄弟に比べて出現頻度は少ない。しかし、いったん現れると次々に同じ場所で発生する特徴があり、兄たちより長く雨を降らせ、京都市南部や宇治市で浸水害の恐れが高まる。

     また、大阪から淀川沿いに京都へ向かう「田辺五郎」という“五男”も気象関係者の間で認識されている。大阪市や近郊の都市熱で発達しているとみられる。「現代っ子」の積乱雲も、夏の新たな脅威となっているようだ。
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■802 / 親記事)  「館跡」の味わい 在地領主の暮らしぶりを実感
□投稿者/ 管理人 院生(807回)-(2024/08/12(Mon) 16:34:01)

     滋賀県内には約1300カ所の城跡が存在することが、分布調査で確認されています。中でも湖北地方は甲賀地方と並んで城跡が数多く分布する地域です。中世の湖北地方は京極氏の支配する地域ですが、京極氏が強大な権力で支配していたわけではなく、京極氏のもとで被官である在地領主たちが自立して地域支配を行っていたため、在地領主たちの居館が多く存在していたと考えられます。そうした状況は、戦国期に京極氏の被官の中から浅井氏が台頭した後も変わらず、今もそれらの居館跡が数多く良好な形で残されています。

     下坂氏館跡もそうした居館跡の一つです。下坂氏は、下坂庄(現在の長浜市下坂中町、下坂浜町、大戌亥町、高橋町周辺)を本拠とする在地領主です。下坂氏が文献の上に現れるのは1336(建武3)年のことで、足利尊氏の弟直義の感状を得ています。その後は京極氏歴代当主から下坂氏宛の文書が多く残されており、京極氏の家臣として活動していたことがうかがえます。

     また、戦国期に浅井氏が台頭してからは、浅井氏に従っていたようで、1572(元亀3)年には浅井長政の領地宛行状をもらっています。浅井氏が滅んだあとは武士身分を捨てて帰農しますが、一般の百姓とは異なり、武士と百姓との中間に位置する郷士身分に属していました。郷士身分は、一般の百姓とは別の台帳に記載され、他の地域の同じ郷士身分のものと姻戚関係を結ぶなど、独自のネットワークを有していました。

     下坂氏館跡は長浜市下坂中町に存在します。残された古文書や発掘調査の成果から、中世から存在したことが確認されています。土塁・堀等の遺構が良好に残り、江戸期の下坂氏の建物群も残ることから、中世から近世の地域支配の在り方を考える上で重要であるとして、平成18年に史跡に指定されました。

     館跡は、堀と土塁で囲われた主郭と堀を隔てた東側にある副郭で構成されています。また主郭の中には江戸時代に建立された主屋や門が、副郭の南側には下坂氏の菩提寺である不断光院の建物群があります。堀や土塁、修理された建物など、中世から近世にいたる、在地領主の暮らしぶりを実感できる場所となっています。

     下坂氏館跡の最寄り駅はJR北陸線田村駅です。駅を降り、東に向かうと左手に神社が見えてきます。その田村神社の角を左折し、県道556号を北上します。800メートルほど進むと高橋のバス停があり、その角を右折します。100メートルほど進んで十字路を左折し、北上して信号を渡ったところが下坂氏館跡です。土日祝日のみ見学が可能です(有料)。
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■801 / 親記事)  下鴨神社で「下鴨納涼古本まつり」
□投稿者/ 管理人 院生(806回)-(2024/08/11(Sun) 18:36:27)

     夏恒例の「下鴨納涼古本まつり」が11日、京都市左京区の下鴨神社糺の森で始まった。来場者は木陰で涼みながら、お目当ての本を熱心に探していた。

     京都府内の古書店でつくる京都古書研究会が開催し、37回目。屋外の古本市としては国内最大級といい、今回は京阪神を中心に21店舗が出店した。

     会場では本棚やテントが道の両側にずらりと並び、学術書や文庫、古地図、絵本、CDなど幅広いジャンルの約50万点が取り扱われている。

     16日まで。午前10時〜午後5時半(最終日は午後4時)。
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■800 / 親記事)  1日の参拝が千日分の功徳に 猛暑の中清水寺で「千日詣り」始まる
□投稿者/ 管理人 院生(805回)-(2024/08/10(Sat) 15:37:06)

     1日の参拝が千日分の功徳に相当するという「千日詣(まい)り」が9日、京都市東山区の清水寺で始まった。厳かな雰囲気の中、参拝者がろうそくを供え、本尊に向かって静かに手を合わせた。

     同寺によると、千日詣りは室町時代後期に始まったと考えられており、江戸時代には民衆による参拝が定着したという。明治期に廃れたが、1993年に再興された。この日は午前9時には30度を超える暑さだったが、朝から多くの参拝者が訪れた。薄暗い本堂の内々陣で、秘仏の本尊・十一面千手観音立像にろうそくを献じたり、本尊と縁を結ぶ綱を握ったりしていた。

     16日まで。午前9時〜午後5時。14〜16日は夜間拝観も行う。
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■799 / 親記事)  「宿泊税」が過去最高額に 市民サービスも見直して決算黒字88億円
□投稿者/ 管理人 院生(804回)-(2024/08/10(Sat) 15:33:52)

     京都市の2023年度一般会計決算は実質収支が、過去最高となる88億円の黒字となった。借金返済のための公債償還基金に手をつけずに黒字となるのは2年連続で、安定的な財政運営に一歩近づいた形だ。一方、市は黒字額の具体的な使途を現時点ではほとんど明らかにしておらず、財政の健全化と市民サービスの維持・向上をどのように両立させるかが問われる。

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     市が過去最高の黒字を確保できた最大の要因は、好調な市税収入にある。給与所得などの増加により個人市民税は前年度比19億円増の1196億円、固定資産税は地価上昇などで同41億円増の1182億円となった。昨年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」となったことでインバウンド(訪日客)が回復し、宿泊税は過去最高の52億円と前年度から20億円も増えた。市は市税収入の好調は24年度も続くとみている。

     市が21年8月に策定した行財政改革計画に基づいて、市民サービスの見直しを断行したことも大きい。高齢者向けフリーパス「敬老乗車証」の利用者負担引き上げ、民間保育園の補助金削減、市動物園(左京区)入園料といった使用料・手数料値上げなど多岐にわたる見直しは、市民生活に大きな負担を与えた。市は「財政状況は厳しい」との認識を変えておらず、敬老乗車証の負担などを元に戻すことは考えていないという。

     黒字の88億円はどのように活用するのか。市によると、貯金に当たる財政調整基金にいったん積み立て、計画外に取り崩した公債償還基金の穴埋めに25億円を充当する。残りの63億円は、災害対策など緊急性の高い事業に充てるとするが、具体的な時期や使途は決まっていないという。

     22年度決算の黒字77億円は公債償還基金に35億円積み戻し、残りは物価高騰対策として高齢者施設の運営費支援や学校給食支援などに充てた。財政状況に目を配りつつ、市民が恩恵を実感できるような政策に充当することも求められる。

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■798 / 親記事)  亀岡市で17日に観覧無料の花火大会 5年ぶり開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(803回)-(2024/08/10(Sat) 15:32:32)

     京都府亀岡市で花火といえば約1万発が打ち上がる8月11日の「保津川市民花火大会」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、今年は、その6日後の17日夜に、観覧無料の花火大会が5年ぶりに催される。

     会場は宮前町にある「ききょうの里」周辺。夜8時半から約500発が夜空を彩る。

     経費は地元企業や住民の協賛金で賄う。観覧席は全て有料の保津川花火とは異なり、無料で楽しめる。

     同町自治会主催の「夏まつり」の一環で、新型コロナウイルス禍の中止を経て2019年以来の開催。「打ち上げ場所からすぐ近くで見られるので迫力がある」と西田新司会長。

     午後6時からは、神前子ども太鼓などのショーや夜店もある。問い合わせは0771(26)2025。

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■797 / 親記事)  西本願寺に新たなカプセルトイ自販機が登場 買えるのは重要文化財のアクスタ
□投稿者/ 管理人 院生(802回)-(2024/08/10(Sat) 15:29:50)

     京都市下京区の西本願寺(浄土真宗本願寺派本山)境内・北東角にある本願寺ブックセンターにこのほど、2台のカプセルトイ自動販売機が設置された。購入できるのは西本願寺の書院「虎之間」(国重要文化財)の障壁画に描かれたトラをモチーフにしたゴム印とアクリルスタンドだ。キャラクター化されたトラが西本願寺に伝わる文化財の魅力を発信している。

     カプセルトイ自販機は本願寺出版社(下京区)が6月下旬に設置した。同社は昨年からカプセルトイ自販機をブックセンターに置いており、新たな機械設置にあたり、宗門校である京都女子大と連携して西本願寺ゆかりの品を開発することにした。

     京都女子大の学生にアイデアを募ったところ、ゴム印やアクリルスタンドをはじめ箸置きやアイマスクなどさまざまな提案が寄せられた。カプセルトイにふさわしいグッズを考慮し、虎之間のトラをモチーフにしたゴム印とアクリルスタンドに決まった。

     ゴム印は縦・横それぞれ5センチ。5種類あり、学生が描いたイラストを元に「虎口を脱する」や「虎に翼」などの文言が刻まれている。アクリルスタンドも5種類あり、ゴム印とほぼ同じ大きさ。オフィスで使えるよう、「休憩中」や「会議なう」などのフレーズとともに、愛らしさたっぷりのユーモラスなトラが寝そべったり、椅子に座ったりする様子が描かれている。

     本願寺出版社の小夏裕顕さん(32)は「カプセルトイを通じて本山に興味を持ってもらって参拝してもらいたい」と話す。

     ブックセンターは平日は午前9時〜午後5時(土曜・日曜と祝日は午後4時ま

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■796 / 親記事)  京セラ美術館で「ナイトミュージアム」 8月の金・土曜は午後8時まで
□投稿者/ 管理人 院生(801回)-(2024/08/10(Sat) 15:27:23)

    2024/08/10(Sat) 16:02:37 編集

     京都市京セラ美術館(左京区)で夜間開館する「ナイトミュージアム」の試行実施が始まった。8月の金曜・土曜の週末に開館時間を午後8時まで2時間延長し、アート講座や子ども向けワークショップも催す。初日の2日は仕事終わりの市民らが、日中よりもゆったりとした雰囲気で人気の展覧会を楽しんだ。

     市や京都府、滋賀県、経済界などが本年度から始めた「ナイトミュージアムKANSAI」の一環で、文化芸術の裾野を広げ、夜間観光の受け皿づくりを図る。京都文化博物館(中京区)と滋賀県立美術館(大津市)も夏から秋にかけ、開館時間を延ばして特別な企画を展開する。

     市京セラ美術館では2日、仕事帰りの会社員ら向けのアート講座があった。参加した約80人を前に、事業企画推進室の高橋信也ゼネラルマネジャーが、アートの価格について解説した。ギャラリーやメディアなどとの関わりも踏まえながら、市場で価格が値動きしてゆく仕組みを語った。

     来場者数が35万人を突破している展覧会「村上隆 もののけ 京都」では、日中のような混雑はなかった。

     夜間開館は24日を除く8月の金・土曜。対象の展覧会や特別企画などは美術館のホームページで確認できる。
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■795 / 親記事)  平安京歩いて巡って ゆかりの史跡紹介するガイドマップできた
□投稿者/ 管理人 院生(800回)-(2024/08/09(Fri) 15:51:43)

     平安京ゆかりの史跡を紹介するガイドマップ「平安京図会」の新版を、京都市生涯学習振興財団(京都市中京区)が制作し、販売を始めた。最新の発掘成果も盛り込んで10年ぶりに全面改訂し、平安京の復元図と現状を重ねた地図をより大きく掲載するなど、まち歩きに活用しやすいよう工夫を凝らした。

     平安京図会は、平安宮の各施設を現在の地図に重ね合わせて掲載する「史跡散策」の巻と「源氏物語ゆかりの地」、京都アスニーの展示品を紹介する「復元模型」の3枚1組で構成する。広げるとA2版。2005年に発行して改良を重ね、改訂は14年以来となる。

     新版では、新しく設置された説明板などの情報を反映し、地図も充実させた。3枚を収めるケースも紙から丈夫なプラスチック製に変更した。「源氏物語−」の地図では、発掘が行われた内裏跡に調査結果の平面図を添えるなど、より当時の様子をイメージしやすくした。

     市生涯学習振興財団は「地図を使って史跡を実際に巡ってもらい、京都の礎になった平安京により関心を持ってほしい」としている。

     同財団が運営する京都アスニーやアスニー山科、市の各図書館、市歴史資料館では550円。インターネット通販では770円で販売中。
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■794 / 親記事)  「びわ湖大花火大会」に30万人 1万発の大輪に大興奮
□投稿者/ 管理人 院生(799回)-(2024/08/09(Fri) 15:43:53)

     湖国の夏を彩る「2024びわ湖大花火大会」(同大会実行委員会主催)が8日、大津市の大津港沖一帯であった。夜空に約1万発の花火が打ち上げられ、色とりどりの大輪が琵琶湖を染めた。約30万人(主催者発表)の見物客が訪れた。(25面に関連記事)

     今年のテーマは「いにしへより変はらぬ近江の四季」で、午後7時半に始まった。約1時間にわたって、桜が咲き誇る春や銀世界の冬など春夏秋冬の美しさを表現した。

     湖国にゆかりのある紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」にちなみ、源氏物語の根底にある「もののあはれ」をイメージした花火も披露された。

     大会の代名詞となった最後の「水中スターマイン」では花火が連続して打ち上げられ、大瀑布のような迫力に観覧席は大きな興奮に包まれていた。
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■793 / 親記事)  京都市のインバウンドブームは「バブルのようなもの」 買い物の傾向に見える恩恵の少なさ
□投稿者/ 管理人 院生(798回)-(2024/08/08(Thu) 17:48:03)

     「日本の食べ物や服はインドネシアより安い」。「ルイ・ヴィトンのバッグが日本なら世界で一番安く買える」。京都の繁華街で買い物を楽しむインバウンド(訪日客)の言葉には驚いた。

     6月下旬、37年半ぶりに外国為替市場で1ドル=160円台を付けた円相場。連載「円弱の風景」の取材でインバウンドの旺盛な消費と、対照的に節約に腐心する市民を目の当たりにした。

     「安い日本」は、マクドナルドのハンバーガーの世界各国における販売価格を比較した「ビックマック指数」(1月発表)にも表れる。同指数によると、日本はベトナムやフィリピンと同水準で、中国やタイより安い。一方、アメリカやイギリスでは日本の2倍近くになっている。

     インバウンドの買い物で気になったのは、海外製品が目立つことだ。京都市内の4百貨店は5月の免税売上高が約59億円と過去最高を記録したが、仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」など海外ブランドの売り上げが大きな割合を占める。家電量販店ではカメラの売れ行きは好調だが、炊飯器など白物家電の「爆買い」は見られなくなった。外資系ホテルも増える中、京都や日本の製品やサービスが求められなければ、恩恵は広がりにくい。

     「今は『インバウンドバブル』のようなもの。いつまで続くか分からない」。強烈な追い風を受ける百貨店の担当者は先行きを心配する。7月31日には日銀が追加利上げを決め、円相場は一時1ドル=148円台に急伸した。円安の転換点になるという見方もある。

     インバウンド消費の勢いは、円相場や国際情勢に大きく左右される。インバウンドが日本で割安と感じていた海外高級ブランドも、値上げや円高が進むと、たちまち魅力が薄れる。

     また、インバウンドの恩恵は全ての店が受けられるわけではない。外国人に高価格で提供する飲食店がある一方、個人で営む零細店は言葉の壁もあって訪日客をターゲットから外しているケースも見られる。

     京丹後の海で釣った魚をアピールする下京区の居酒屋店主は「英語で地魚のこだわりを伝えられない。訪日客の来店はあきらめた」と語る。しかし、頼みの日本人客は「物価ほど給料が上がらず、財布のひもは固いまま」。実際、景気の鍵を握る日本の個人消費は今年1〜3月期まで4四半期連続でマイナスとなっている。

     新京極商店街(中京区)ではインドネシアから来た高校生の一行に出会った。日本への留学を希望し、京都大(左京区)を見学してきたという。エンジニアになりたいという高校1年生は、日本の生活費の安さに引かれるとした上で「もっとも魅力的なのは、理系の研究レベルの高さ」と話していた。

     インバウンドを引きつけ、経済の活性化につなげるために大事なのは、国内や京都でしか提供できないサービスや環境、商品だろう。円安から円高へ、為替相場が転換しつつある今、京都の強みを問い直し、分かりやすく伝えることが求められる。

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■792 / 親記事)  美山で15年に1度の祭礼「棚野の千両祭」実施へ
□投稿者/ 管理人 院生(797回)-(2024/08/07(Wed) 15:38:39)

     15年に1度、京都府南丹市美山町鶴ケ岡の諏訪神社であり、地区ごとの奉納芸で知られる「棚野の千両祭」が2025年10月5日に行われると決まった。前回は05年で、開催予定だった20年は新型コロナウイルス禍で中止になっていた。人口減が進む中で200人近い出演者の確保が課題になるが、約600人の「鶴ケ岡の全員が集まる」という華やかな祭礼に期待が高まっている。

     同祭は、かつては30年ほど、現在は15年ごとに続く。

     江戸時代に始まり、明治に確立した各地区の奉納芸が見もので、豊郷は女装した男児らの「姫振り踊り」、字鶴はおしろいを塗った男たちが俵を積む「俵振り」、高野は神楽、盛郷と福居は2人組で打ち合う「太刀振り」などを披露する。

     コロナ禍で中止になった20年に「収束後に催す」と決めており、神社役員や区長で今夏に催した会議で、来年10月の開催を決めた。

     同神社の上田純二副総代長(76)は「和気あいあいと親睦を深める機会。開催は悲願」と喜ぶ。

     田中幹生総代長(79)は「一番の問題は人集め」と明かす。出演は男性が大半だが200人近く、女性も衣装係など裏方を担う。

     鶴ケ岡の人口は前回開催の05年から約400人減り、約600人になっている。今後も減る可能性は高いが、「今なら、大変ではあっても何とかできる」と前を向く。

     祭りの練習は早い集落で秋に始まり、年明けから本格化する。

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■791 / 親記事)  六道珍皇寺で「六道まいり」 先祖の霊を呼び戻す「迎え鐘」が響く
□投稿者/ 管理人 院生(796回)-(2024/08/07(Wed) 15:36:08)

    お盆を前に先祖の霊を迎える伝統行事「六道まいり」が7日、京都市東山区松原通東大路西入ルの六道珍皇寺で始まった。厳しい暑さの中、参拝者が列をなして「迎え鐘」を鳴らした。

     六道まいりは、同寺の周辺がかつて葬送の地であり、あの世の入り口「六道の辻(つじ)」と古くから信じられてきたことに由来する。お盆には先祖の「お精霊(しょうらい)」がこの地を通って帰ってくるとされ、江戸時代には京都の人々がお盆前に参拝する慣習があったという。

     午前9時には既に30度を超える暑さだったにもかかわらず、早朝から参拝者がひっきりなしに訪れた。参拝者らは、水塔婆(みずとうば)に故人の戒名を書いてもらった後、先祖の霊を呼び戻すと伝わる迎え鐘を突き、コウヤマキの穂先で塔婆を湿らせる「水回向(えこう)」を行っていた。

     10日まで。午前6時〜午後10時(最終日は午後9時半まで)。

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■790 / 親記事)  頭をそり上げ、お坊さんへの第一歩 東本願寺で得度式
□投稿者/ 管理人 院生(795回)-(2024/08/05(Mon) 15:44:04)

     真宗大谷派(本山・東本願寺)の僧侶になる得度式が4日、京都市下京区の東本願寺であった。夏休みの子どもたちが頭をまるまるとそり上げ、お坊さんの第一歩を踏み出した。

     得度式はおおむね月1回だが、希望者の多い8月は臨時を含めて2回行う。同派では宗祖・親鸞が得度した年齢にちなみ、満9歳になると得度できる。

     9歳の小学生28人(男児21人、女児7人)を含む65歳までの男女79人が全国から集まった。白い浄衣(じょうえ)に身を包んで整列し、午前8時半ごろに親鸞をまつる御影堂(ごえいどう)に入堂。大谷暢裕門首から頭にかみそりを当てる「剃刀(ていとう)の儀」を受けた後、墨袈裟(すみげさ)と法名を授かり、正信偈(しょうしんげ)や念仏を唱える勤行を行った。

     子どもたちは入堂時から緊張した面持ちだったが、記念撮影の際は隣の子と談笑したり、保護者のカメラに笑顔を向けたりと初々しい姿を見せた。
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■789 / 親記事)  「伊崎の棹飛び」 人々の願いを込めて長さ14メートルの棹先から水面へ
□投稿者/ 管理人 院生(794回)-(2024/08/03(Sat) 18:18:47)

     滋賀県近江八幡市の伊崎寺で1日、恒例の「伊崎の棹(さお)飛び」があった。琵琶湖に突き出た棹の先から修行僧たちが合掌しながら琵琶湖に飛び込んだ。

     棹飛びは人々の願いのため自らを犠牲にする「捨身(しゃしん)の行」とされ、平安時代から続くと伝わる。比叡山の百日回峰行者が行い、今年は滋賀や東京など7都県から20〜50代の計12人が集まった。

     初参加は2人で、ともに能登半島地震で被災した石川県珠洲市でボランティア活動に従事した延暦寺浄泉院(大津市)の荒樋僚齋住職(28)は「緊張もあるが、身近な人の幸せを祈って飛べたら」、同寺金蔵院(同)の小森文誠住職(28)は「被災地で一人一人の笑顔がどんどん増えるように。世界平和も祈りたい」と語った。

     伊崎寺本堂での法要後、僧侶らは1人ずつ長さ約14メートルの棹の先端まで歩み、手を合わせたまま、豪快に飛び込んでいった。
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■788 / 親記事)  琵琶湖上に大輪の花火「やっさ!今津!!」
□投稿者/ 管理人 院生(793回)-(2024/08/03(Sat) 18:17:03)

     「高島音頭総おどり」も盛大に

     滋賀県高島市今津町の夏祭り「やっさ!今津!!」が、同市民会館駐車場一帯などで開かれた。琵琶湖上での打ち上げ花火などがあり、訪れた人たちは真夏の夜の祭りに酔いしれた。

     市民有志でつくる実行委員会の主催で毎年、開いている。会場では市民らの吹奏楽やダンス、よさこい踊り、太鼓などのステージのほか「高島音頭総おどり」があり、多くの人でにぎわった。

     今回、琵琶湖での湖上灯籠が7年ぶりに行われ、天然素材のろうそくを使った60基の供養灯籠を載せたいかだを船がえい航した。

     クライマックスを飾る花火は、ゲストの空手家角田信朗さんの歌とともにスタート。花火の価格が上昇する中、例年以上に企業の協賛金や市民の募金が寄せられ、昨年を上回る約1700発が次々に打ち上げられた。
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■787 / 親記事)  バイカモの花が見頃 米原市の旧宿場街の川で観光客ら楽しむ
□投稿者/ 管理人 院生(792回)-(2024/08/03(Sat) 18:06:05)

     滋賀県米原市醒井を通る中山道沿いの地蔵川で、バイカモ(梅花藻)の花が見頃を迎えている。夏空の下、冷たい湧き水が流れる川でかわいらしい白い花が揺れている。

     水中や水面に、梅に似た1センチほどの花を付ける。「居醒(いさめ)の清水」を水源とし、年間を通して14度ほどの水温に保たれる川で、流れの緩やかなところに点在している。よく晴れた日には水面がきらきらと輝き、花が一層映える。

     今年は5月末ごろから花を付け始めたが、6月から7月上旬の雨で水量が増し、花が流れた。少しずつ花の数が増えており、8月下旬ごろまで見ごろが続く。
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■786 / 親記事)  二条城の重要文化財「本丸御殿」18年ぶり一般公開へ 京都御所から移築の「旧宮家」
□投稿者/ 管理人 院生(791回)-(2024/08/02(Fri) 18:03:47)

     二条城(京都市中京区)の重要文化財・本丸御殿で8月1日、9月からの一般公開に先駆けた内覧会などがあった。近世に建てられ、近代のしつらえをちりばめた旧宮家の御殿建築を関係者らが見学した。

     本丸御殿は、当初の建物が江戸時代の天明の大火で失われた。現在の建物は江戸時代末に京都御所北側に建てられた旧桂宮御殿を1894(明治27)年に移築したもので、近代に皇室の離宮とされた城の歩みを物語る。所有管理する市は2006年度から強度不足で非公開にし、総事業費15億7千万円をかけ保存修理と耐震補強を実施していた。9月1日から18年ぶりに一般公開する。

     内覧会では、市職員が御殿について解説した。中心建物「御書院」の一の間、二の間、三の間は大正期のランプを用い、真っ白な壁や襖(ふすま)に囲われるのが特徴。西洋の白壁風のしつらえなのか、障壁画を描くための下地だったのか、見解は定まっていないが、近世と近代の要素を併せ持つ特質を伝えるという。他の多くの部屋には障壁画が237面残り、京狩野や円山派など江戸後期の絵師による原画を近くで見られる。記念式典では、京都堀川音楽高の生徒による音楽演奏もあった。

     本丸御殿の観覧は二条城ホームページなどから事前予約が必要。入城料(一般800円)に加え、別料金(同千円)がかかる。
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■785 / 親記事)  後期旧石器時代前半の調理遺構が出土 府内で初確認
□投稿者/ 管理人 院生(790回)-(2024/08/02(Fri) 18:01:30)

     京都府埋蔵文化財調査研究センターは8月1日、京都府福知山市夜久野町井田の稚児野(ちごの)遺跡で、後期旧石器時代前半(約3万6千年前)に蒸し焼き調理をした遺構「礫群(れきぐん)」が出土した、と発表した。京都府内で初確認といい、同センターは「同時代の遺跡が少ない北近畿の当時の暮らしを知る貴重な史料」としている。

     国道9号の改良工事に伴い、同遺跡の調査は2019年度から続いている。これまでに後期旧石器時代の石器が1400点超と府内で最も多く出土している。

     最終となる今回の第6次調査では、こぶし大の石やその破片がまとまった状態の礫群が1カ所見つかった。食材をぬれた葉などでくるみ、さらに焼けた石で覆って加熱調理した跡とみられる。

     礫群は、既に確認されている石器製作などの集団生活跡「環状ブロック群」から南に約5メートル離れていた。同センター調査課の中川和哉課長補佐(63)は「当時の人々は石器づくりなどをする日常空間と、火を使う調理場を分けて生活していた」と指摘する。

     同遺跡は、牧川の近くの高台(高さ約30メートル)にあり、2カ所でブロック群が見つかっている。より細かな群に分けられる可能性があるといい、中川課長補佐は「見晴らしが良く、獲物を狩るために何度も訪れた重要な場所だった」とみている。

     3日午前11時から現地説明会を開く。問い合わせは現地事務所080(1402)4061。

     ナイフ形石器や石斧(せきふ)などの出土品約30点を6〜18日、同市駅前町の市図書館中央館で展示する。入場無料。月曜日休館。

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■784 / 親記事)  「京焼・清水焼展」がスタート 祇園祭の山鉾や龍を描いた陶額も
□投稿者/ 管理人 院生(789回)-(2024/08/02(Fri) 17:57:40)

     「第46回京焼・清水焼展」が2日、京都市東山区の京都陶磁器会館で始まった。伝統の技法を受け継ぐ陶芸作家や職人ら約40人が技術や表現力を注いだ自信作54点が並んでいる。4日まで。

     府内の陶磁器関連の6組合でつくる「京都陶磁器協同組合連合会」が主催。土の表情を生かした渋みの深い焼き締めの陶器や、カラフルな花模様をちりばめた磁器、祇園祭の山鉾や龍を描いた陶額(とうがく)など多彩な作品が展示された。

     中には、深い青色にきらきらと光る点が星のようにちりばめられた茶碗や、9枚の小皿がパズルのように組み合わさる大皿も。1日に審査会が行われ、ずらりと並んだ作品が京焼・清水焼の多彩さを感じさせていた。

     無料。午前10時から午後6時まで。

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■783 / 親記事)  源氏物語「宇治十帖」の舞台、紫にライトアップ 「京の七夕in Uji」
□投稿者/ 管理人 院生(788回)-(2024/08/02(Fri) 17:56:29)

     旧暦の七夕に合わせた催し「京の七夕in Uji」が2日、京都府宇治市宇治の府立宇治公園(塔の島、橘島)周辺で始まった。紫式部をイメージした紫色のライトアップで橋や発電所、観光施設などを彩り、闇夜に幻想的な雰囲気を醸し出している。4日まで。

     「京の七夕」は京都市内を中心に2010年から開かれてきた観光イベント。宇治市では22年から府や市、市内の観光・商工団体などでつくる実行委員会が主催する。1日に内覧会があった。

     宇治川べりなどに源氏物語「宇治十帖」をテーマとした灯籠を設置。お茶と宇治のまち歴史公園では天の川を表現したイルミネーションも実施した。

     宇治川に架かる朝霧橋は紫色と虹色の光で交互に照らし出された。関西電力宇治発電所は3、4日にライトアップが行われる。

     宇治公園などにはササ飾りを設置し、来場者が短冊を結び付けられるようにしている。宇治橋通り商店街での「クラフトビール夜市」(3日)や宇治公園内に飲食ブースが並ぶ「七夕夜市」(4日)など周辺では多彩なイベントが開催される。

     問い合わせは宇治市観光協会0774(23)3353。
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■782 / 親記事)  舞妓さん、猛暑の中も「よろしゅうおたの申します」 花街ならではの夏の行事「八朔」
□投稿者/ 管理人 院生(787回)-(2024/08/02(Fri) 17:53:15)

     芸舞妓が芸事の師匠やお茶屋に感謝の気持ちを伝える夏の行事「八朔(はっさく)」が1日、京都市内の花街であった。午前中から気温が30度を上回る猛暑の中、黒紋付きなどで正装した芸舞妓が通りを行き交い、訪問先であいさつを交わしていた。

     東山区末吉町のお茶屋では、芸妓や舞妓が次々と訪れて「おめでとうさんどす。お母さん、いつもおおきに」「相変わりませず、よろしゅうおたの申します」と頭を下げた。出迎えた女将(おかみ)は一人一人に「暑い中、ご苦労さま」とねぎらいの言葉をかけていた。

     旧暦の「八月朔日(ついたち)」を指す八朔は、農家が豊作を祈ったことから「田の実の節」とも呼ばれる。「田の実」は「頼み」に通じ、世話になっている人にあいさつ回りをする習慣もあった。京都の花街はこれを受け継ぎ、新暦の8月1日に続けている。
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■781 / 親記事)  「強烈なにおいの残り香?」世界最大級の球根植物が3年ぶり開花
□投稿者/ 管理人 院生(786回)-(2024/08/02(Fri) 17:51:40)

     世界最大級の花で、強烈なにおいを放つ「ショクダイオオコンニャク」が2日、京都市左京区の府立植物園で開花した。同園では3年ぶり2回目の開花で、高くそびえる薄黄色の棒状の付属体が存在感を放っている。

     ショクダイオオコンニャクはインドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科の球根植物で、ろうそくを立てる台に似ているのが名前の由来。同園では1993年に栽培を開始、2021年7月に初めて開花した。

     今回は6月23日に芽が出て、7月29日につぼみを包む葉が剝がれ落ちた。8月1日までに高さ2・45メートルにまで成長、同日夕方から植物を包む「仏炎苞(ぶつえんほう)」が緩み始め、2日午前1時に職員が開花を確認した。

     虫を寄せ付けるために強いにおいを放つ際に生じる湯気は確認されなかったものの、周囲にはほのかに香りが残る。

     温室係長の山方政樹さん(60)は「2度目も開花はうれしい。多くの人に見てもらえたら」と話していた。

     3日までは観察できる見込み。入園料が必要だが、ショクダイオオコンニャク開花中は観覧温室の入場料は無料。
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■780 / 親記事)  伊根湾で「祭礼船」が横断する海上渡御 舟屋を背景に勇壮な動き
□投稿者/ 管理人 院生(785回)-(2024/08/01(Thu) 17:50:24)

     海の安全や大漁を祈願する「伊根祭」の本祭が28日、京都府伊根町亀島の八坂神社などで営まれた。伊根湾を「祭礼船」が横断する海上渡御が行われ、境内で伝統芸能が奉納された。伊根湾ににぎやかな祭りばやしが響いた。

     伊根祭は八坂神社の例祭で、湾口両岸の亀島地区と湾奥の平田地区の住民が営む。

     亀島地区では八坂神社の対岸から正午頃、はやしを奏でながら進む「神楽丸」と、色鮮やかな赤いのぼりが目立つ祭礼船が出航。手こぎの両船は湾沿いに立ち並ぶ舟屋を背景にゆっくり進み、船上では小中学生らが太刀や棒を回転させる所作を見せていた。

     船は八坂神社近くに着岸し、境内では小中学生が太鼓や笛の音に合わせて太刀振りや棒振りを披露。勇壮な動きに観客から盛んに拍手が送られた。
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■779 / 親記事)  五山送り火に合わせ23万円の鑑賞プラン
□投稿者/ 管理人 院生(784回)-(2024/08/01(Thu) 17:37:59)

     重要文化財から大文字眺望も

     京都市観光協会は31日、8月16日に行われる五山送り火に合わせ、当日の日中の特別入山や文化財の建物からの鑑賞を提供する特別体験事業を実施すると発表した。訪日外国人観光客の利用を想定し、価格は夕食付きで1人23万円。


     京都五山送り火連合会と協同で初めて企画した。経費を除いた収益は送り火の保存や継承に活用する。


     特別体験では、各山のいずれかに16日の日中に登り、各保存会の担当者から歴史や点火作業の説明を受け、火床を見学する。英語ガイドが同行する。国重要文化財の「旧三井家下鴨別邸」か、市指定有形文化財の「駒井家住宅」(いずれも左京区)で如意ケ嶽の大文字を鑑賞する。夕食は点火鑑賞前に提供し、酒類も出す。先着20人で入山する山は選べない。


     各山の護摩木受付場所をタクシーで巡るプランもある。同協会は「送り火を見るだけでなく実際に山に触れ、伝統文化をより深く知ってほしい」としている。ウェブのみで販売。
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