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■878 / 親記事)  石清水八幡宮で厳かに「石清水祭」 「三大勅祭」の一つ、平安や幸福を願う
□投稿者/ 管理人 院生(885回)-(2024/09/16(Mon) 15:48:23)

     京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で15日未明から、勅祭「石清水祭」が行われた。装束姿の約500人が祭神の八幡大神とともに暗闇の参道を進み、平安や幸福を願った。

     石清水祭は863(貞観5)年に始まった石清水放生会が起源で、948(天暦2)年に天皇の使いが供物を届ける勅祭になった。京都市の葵祭、奈良市の春日祭とともに「三大勅祭」とされている。

     神事は午前2時、山上の本殿で始まった。午前3時ごろには、八幡大神を乗せた3基の御鳳輦神輿(ごほうれんみこし)が、神職や「神人(じにん)」と呼ばれるお供ら約500人を従えて出発。たいまつと提灯(ちょうちん)の明かりだけを頼りに、1時間ほどかけて麓の頓宮に向かった。

     頓宮であった「奉幣(ほうべい)の儀」では、天皇陛下からのお供え物である「御幣物(ごへいもつ)」が奉納された。勅使による、天皇陛下からの国家の繁栄と国民の幸福を願う御祭文の奏上もあった。空が徐々に明けていく中、参列者が厳粛に進む神事を見守った。その後、近くの放生川ではウナギとドジョウを放つ「放生行事」が行われた。
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■877 / 親記事)  京都市、猛暑日と熱帯夜が年間50日に到達 国内で史上初、暑さの「50&50」
□投稿者/ 管理人 院生(884回)-(2024/09/16(Mon) 15:45:27)

     気象庁によると、京都市で15日、最高気温が35・6度に達し、今年50日目の「猛暑日」となった。今年の京都市は15日夕時点で「熱帯夜」も56日に達しており、国内の観測点で史上初めて、年間の猛暑日と熱帯夜の観測数が両方50日を超えた。

     気象庁は、最高気温が35度を超える日を猛暑日としている。従来の年間猛暑日数の国内最多記録は群馬県桐生市の46日だったが、福岡県太宰府市が今年更新し、15日時点で57日に達した。熱帯夜は、気象庁の公式記録ではないが、最低気温25度以上の日数を集計している。

     京都市は今夏、7月25日から16日連続で猛暑日となるなど記録的な猛暑となり、6月に1日、7月に18日、8月に21日、9月に10日の猛暑日を観測した。熱帯夜は15日午後6時現在、7月に20日、8月に29日、9月に7日あった。

     気象庁によると、今夏は西日本を中心に上空高くまで高気圧に覆われ、太平洋高気圧の勢力も強く、晴天が続いて気温が上昇した。また、日本近海の海水温が高く、長期的な地球温暖化も影響し、記録的な猛暑となったという。

     福岡県太宰府市も15日までに猛暑日が57日、熱帯夜が49日に達しており、15日の最低気温が25度を下回らなければ、猛暑日と熱帯夜が双方50日に到達する。


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■876 / 親記事)  宇治市で「宇治茶まつり」茶席や儀式、催しにぎやかに 10月6日開催
□投稿者/ 管理人 院生(883回)-(2024/09/16(Mon) 15:42:46)

     茶の礎を築いた先人たちをたたえ、宇治茶の発展を願う伝統行事「宇治茶まつり」が10月6日、京都府宇治市宇治の宇治川一帯で開かれる。宇治橋で恒例の「名水汲(くみ)上げの儀」が行われるほか、茶席などを楽しめる。

     茶業関係者でつくる宇治茶祭奉賛会が毎年実施し、73回目。中国から初めて茶の種を持ち帰った栄西禅師や、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖・千利休の功績をしのびつつ、茶業の隆盛を祈願する。

     名水汲上げの儀は、豊臣秀吉が宇治川の水で茶会を開いた故事にちなみ、午前9時から、上流側に張り出した宇治橋の「三の間」からつるべで水をくむ。時代装束姿で水を運ぶ行列が宇治川沿いを練り歩き、午前10時から興聖寺で献茶式などを催す。

     茶席は興聖寺と府茶業会館、宇治上神社の3カ所に設けられる。興聖寺で数種類の宇治茶を飲み比べる催しや抽選会が開催されるほか、宇治上神社には食事を提供する点心席や茶の無料接待を行うスペースを設ける。

     午前9時〜午後3時(茶席と点心席は午後2時で受付終了)。茶席券2枚と点心券、宇治茶飲み比べの参加券、抽選券、源氏物語ミュージアムの入場割引券をセットにした前売り券は4千円で、宇治商工会議所や市内の観光案内所などで販売している。当日券は4500円。問い合わせは奉賛会事務局0774(23)3101。

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■875 / 親記事)  大覚寺で「観月の夕べ」 王朝絵巻のような優雅さ、月の光が水面に揺れ 2024年9月15日 19:50
□投稿者/ 管理人 院生(882回)-(2024/09/16(Mon) 15:39:19)

     秋の名月をめでる「観月の夕べ」が15日、京都市右京区の大覚寺で始まった。薄い雲の向こうに浮かぶ月の光が池の水面(みなも)に揺れ、訪れた人たちは王朝絵巻のような優雅さに酔いしれた。

     同寺での観月は、平安時代に離宮を造営した嵯峨天皇が大沢池に舟を浮かべ、貴族と月見のうたげを催したのが始まりとされる。近年は池に水草が繁殖するため、寺の職員らが懸命に刈り取って水面の美しさを保っている。

     午後6時過ぎ、南東の空に明るい月が姿を見せると、池のほとりに集まった観光客らからは歓声が上がった。竜や架空の鳥「鷁(げき)」をかたどった2隻の屋形船は月明かりに照らされて池をゆっくりと進み、乗客は暑さの残る嵯峨野の秋の夜を味わっていた。

     中秋の17日まで(午後5時半〜9時)。参拝料500円。16日は、しの笛の演奏会がある。
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■874 / 親記事)  12月14日に「第2回飛鳥・藤原まるごと博物館」検定
□投稿者/ 管理人 院生(881回)-(2024/09/15(Sun) 15:28:29)

     10月31日まで受検者募集 受検会場は奈良県内2カ所と東京

     世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」の魅力について深く理解してもらおうと、古都飛鳥保存財団(奈良県明日香村)は12月14日にご当地検定「第2回飛鳥・藤原まるごと博物館」検定(公園財団共催)を実施する。10月31日まで受検者を募集している。

     今年2月の第1回検定は初級編として274人が受検、235人が合格した。第2回は初級編と、第1回初級編合格者を対象にした中級編を行う。

     初級編の出題数はマークシート方式(四者択一)で70問以内。内容は飛鳥・藤原地域の文化観光資源とその歴史的背景に関する基本的な知識レベルで、「飛鳥・まるごと博物館公式テキストブック」(淡交社)の中から90%以上を出題する。そのうち公開特別テーマ「蘇我三代とその時代」で7問を設定。60%以上の正解が合格になる。

     中級編はマークシート方式(同)で100問以内を出題し、高度な知識レベルを問う。公式テキストブックからは70%以上を出題する。70%以上の正解が合格になる。いずれも合否の結果は2025年1月中旬ごろに郵送する。

     受検会場は、飛鳥・藤原会場(橿原市久米町の市商工経済会館)、奈良会場(奈良市帝塚山7丁目の帝塚山大学東生駒キャンパス)、東京会場(東京都文京区の公園財団)の3会場から選択する。

     受検時間は初級編が午前10時半から、中級編が午後2時から(いずれも制限時間90分)。受検料は初級編・中級編とも3300円、20歳未満は青春割引で2200円(いずれも税込み)。古都飛鳥保存財団ホームページ内のオンラインシステムから申し込む。

     第3回検定は中級編合格者対象の上級編を加えて2025年冬の実施を予定。

     問い合わせは、古都飛鳥保存財団「飛鳥・藤原まるごと博物館」検定係、電話0744(54)3338。

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■873 / 親記事)  延暦寺で「秘仏」公開 宗祖・最澄による制作と伝承
□投稿者/ 管理人 院生(880回)-(2024/09/15(Sun) 15:22:11)

     天台宗総本山・延暦寺(大津市)の西塔エリアの本堂に当たる釈迦(しゃか)堂(転法輪堂、重要文化財)で、秘仏の本尊・釈迦如来像の特別公開が14日から始まる。宗祖の最澄が彫ったと伝わる高さ約80センチの木像が近くで見られる。

     延暦寺を含む「古都京都の文化財」が今年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されて30周年になるのを記念し、7年ぶりに特別公開を行う。

     参拝者は秘仏をまつる釈迦堂・内陣に入ることができる。プロジェクションマッピングの演出もあり、タンポポ型のオブジェに息を吹きかけると、綿毛が飛んで花が咲く映像が投影される。

     13日、秘仏を安置した厨子(ずし)の扉を開く法要があった。主催する実行委員会などによるセレモニーで延暦寺の獅子王圓明執行は「お参りする人の心に清らかさと安らぎをもたらすものとなってほしい」と述べていた。

     12月8日までの午前9時半〜午後3時半。特別公開では延暦寺の拝観料に加え、別途800円(小学生以上)が必要。
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■872 / 親記事)  滋賀県北部の琵琶湖で「大花火大会」開催へ 4日に分散「異例の方式」に疑問も
□投稿者/ 管理人 院生(879回)-(2024/09/15(Sun) 15:19:45)

     滋賀県長浜市などで組織する「北びわ湖大花火大会」の実行委員会は17日から20日まで豊公園(同市公園町)周辺の琵琶湖岸で今年の花火大会を催す。花火と言えば夏休み中の開催が多く、一晩で数万発を打ち上げるという規模を売り物にするのが通例だが、同市の花火は4日間に分散させて9月に行うという県内でも珍しい形態をとる。12日の市議会本会議では、異例の「長浜方式」に首をひねる議員から「一晩で行う以前の形に戻すべき」と意見が出た。

     長浜の花火大会は2019年までは毎年、8月に一晩で行われていた。コロナ禍に伴う休止を経て22年から現在の形になった。

     今年は4日間とも午後8時半から20分間打ち上げる。1回の打ち上げ数は昨年より少ない数百発という。長浜城の上から眺められる1日1組限定(10万円)の特別観覧席など1日約800の有料席を設ける。花火は11月8日に余呉湖周辺(同市余呉町)でも行う。

     豊公園周辺にはホテルなどの宿泊施設も多いが、市によると、9月は宿泊客がいちばん落ち込む時期で、「複数日に分散させることで花火見物の宿泊客増が見込める」(文化観光課)と説明する。9月の花火の開催日の宿泊は以前の2・4倍に上るといい、市が推進する「滞在型観光」にも合致するという。

     また、分散開催によって混雑が緩和されるため警備費が抑えられるなど、大会の予算も以前は約4000万円かかっていたのに対し、2000万円程度(うち市補助は約1100万円)で済んでいるという。

     一方、一晩で開催した19年は来場者11万人、観覧席売り上げ1300万円だったのに比べ、昨年は期間中3万5千人で480万円にとどまっている。

     質問で議員からは「ほとんどの市民が一晩での花火を望んでおり、来年は以前の形に戻すべき」と意見が出た。市側は「分散化で1日の打ち上げ時間が短いのは課題の一つ」と認める一方で、分散開催の可否については「市だけでは決められない」と答えるにとどめた。

     同花火大会の問い合わせは実行委0749(53)2650。

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■871 / 親記事)  京都市を観光するなら持ってほしい「心構え」
□投稿者/ 管理人 院生(878回)-(2024/09/15(Sun) 15:12:07)

     撮影で「絶対ダメ」な振る舞いは

     オーバーツーリズムによる観光地でのトラブルを未然に防ぐため、京都市交通局などは、旅行者の心構えを意味する「ツーリストシップ」をテーマにしたポスターの第2弾を作った。

     同局と一般社団法人「ツーリストシップ」(上京区)、嵯峨美術大(右京区)芸術学部デザイン学科の学生が連携して、旅先の地元住民に寄り添う観光客の行動などを伝えるポスターを製作している。5月に完成させた第1弾は、注意書きを記した看板を見たり、ゴミを持ち帰ったりと、観光マナーを意識した観光客を描いた。

     今回は「カメラと考えるツーリストシップ」と題して、写真を撮るために特定の場所で長時間立ち止まることや、芸舞妓を無断で撮影する姿を迷惑行為として紹介。ポスターに載せたQRコードのリンク先では、個人宅の敷地内での撮影について「良いアングルを探しているうちに、知らず知らずに入ってしまう。絶対ダメ」などと日本語と英語で呼びかけている。

     B4判のポスターを約千部作り、市バスの車内や市営地下鉄駅構内などで掲示している。

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■870 / 親記事)  相国寺に伝わる茶の湯の名品 本阿弥光悦の赤楽茶碗など200点
□投稿者/ 管理人 院生(877回)-(2024/09/15(Sun) 15:09:19)

     茶の湯と禅の深い関係に迫る「禅寺の茶の湯」展(京都新聞など主催)が14日、京都市上京区の相国寺承天閣美術館で始まった。国宝や重要文化財も含め、相国寺と塔頭に伝わる名品200点余りが並び、その奥深さを伝える。

     仏教行事では、本尊に茶を供えるとともに、参列者に茶がふるまわれることも多い。江戸時代には、寺院の中に茶室が設けられ、そこで茶会が催された。

     同展では、茶の湯草創期の室町時代から現代に至るまで、禅僧の暮らしに息づく茶の湯の様相を紹介。ゆかりの禅僧の墨蹟や伝来の茶道具が並ぶ。

     中でも、本阿弥光悦が手がけた「赤楽茶碗 加賀」(重要文化財)や「黄瀬戸大根文輪花鉦鉢(しょうばち)」(同)などが目をひく。また、初公開の江戸時代の茶会記に記されている道具の取り合わせや平成の茶会で用いられた道具を茶事の流れに沿って展示している。

     T期は11月10日まで、U期は11月17日から来年2月2日。展示替えあり。有料。

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■869 / 親記事)  中京区の菓子店一帯は平安時代の「高級住宅地」 藤原定子の邸宅跡「二条宮」に顕彰碑
□投稿者/ 管理人 院生(876回)-(2024/09/13(Fri) 15:49:18)

     一条天皇の皇后・藤原定子の邸宅跡「二条宮」の顕彰碑と説明板が、跡地に当たる京都市中京区室町通二条下ルの菓子店に設けられた。平安時代に藤原氏の邸宅が集まっていた「高級住宅地」にあたり、定子に仕えた清少納言が枕草子の中で描いたり、政変が起こったりした舞台として紹介されている。

     顕彰碑は高さ0・9メートル、説明板は縦0・6メートル、横0・8メートル。古代学協会(中京区)が平安―鎌倉期の邸宅や人物に光を当てる取り組みとして設け、今回で27カ所目になる。

     除幕式が4日、菓子店の然花抄院(ぜんかしょういん)京都室町本店であり、同協会理事の山田邦和・同志社女子大特任教授が、二条宮について解説した。藤原摂関家が代々受け継いだ邸宅「東三条殿」のすぐ東にあり、定子の私邸として築かれたが、996年の政変の舞台になった点に触れた。兄・伊周が失脚して逃げ込むと、検非違使(けびいし)が宮内に踏み込んで捕まえる事件も起き、「定子はその後、若くして悲運にも亡くなる」と語った。

     同協会理事長の朧谷寿・同志社女子大名誉教授があいさつし、「この地に住んだ定子も喜んでいるように思う。彼女をしのび、平安時代に思いをはせるきっかけになるとうれしい」と述べていた。

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■868 / 親記事)  法隆寺の拝観料2000円に値上げ 高校生以上、25年3月
□投稿者/ 管理人 院生(875回)-(2024/09/12(Thu) 15:45:25)

     世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)は11日、来年3月1日から拝観料を値上げすると発表した。中学生以上1500円としている料金を高校生以上は2千円、中学生は1700円に、小学生は750円から千円に上げる。値上げは10年ぶり。

     法隆寺によると、修学旅行生をはじめとする参拝者の減少に加え、文化財の維持に必要な資材の高騰が主な理由。増収分は防災対策や、人件費などに充てるという。大野正法執事長は「この先も寺を守り、伝えていくため皆さまの力をお借りしたい」と理解を求めた。

     町や寺によると、参拝者数は1994年度に100万人を割り込み、昨年度は約53万人だった。

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■867 / 親記事)  滋賀県野洲市の亀塚古墳、実は「帆立て貝形古墳」 詳細な形判明
□投稿者/ 管理人 院生(874回)-(2024/09/12(Thu) 15:42:13)

     滋賀県野洲市教育委員会は同市冨波の大岩山古墳群の一つ「亀塚古墳」について、帆立て貝形古墳であることが判明したと発表した。以前の発掘で前方部があることはわかっていたが、新たに発掘調査で詳細な形が判明した。

     亀塚古墳は5世紀末〜6世紀初頭の築造とされる。2007年度の調査で、現存する後円部の西側に前方部を確認していた。

     昨年11月からの調査で前方部5カ所を試掘。後円部のくびれ地点の西側約15メートルから前方部の墳丘の先端を検出し、その外側に古墳を取り囲む幅約4メートルの堀(周濠(しゅうごう))が見つかった。前方部は、直径約32メートルの後円部と比べて半分以下の約15メートルと短いため、墳丘の長さが約47メートルの帆立て貝形古墳と判明。周濠を含めた全長は約57メートルだった。

     古墳からは、畿内系と在地系両方の円筒埴輪(はにわ)の破片が見つかり、中央政権とのつながりのある地域の豪族の墓とみられるという。

     福永清治文化財保護課長は「この時代の地域の状況を考える上で重要。見つかった前方部の史跡への追加指定を目指したい」としている。

     大岩山古墳群は3世紀から7世紀ごろにかけての首長墓群で、1941年に国の史跡に指定された。亀塚古墳は85年に追加指定されている。

     現地説明会は29日午後1時半から。車での来場は不可で、野洲市役所から専用バスで送迎する(無料)。バスの定員は先着80人で、19日までに申し込みが必要。同課077(589)6436。
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■866 / 親記事)  米の高騰で行き倒れ者も続出 京都市伏見区で「天保の飢饉」供養塔見つかる
□投稿者/ 管理人 院生(873回)-(2024/09/12(Thu) 15:39:50)

     関西では初

     江戸時代後期に起きた「天保の飢饉(ききん)」の餓死者を弔う供養塔が、京都市伏見区横大路の共同墓地で現存していることが分かった。墓石に詳しい専門家は「関西の発見例は初めて」と評価する。発見した歴史愛好家団体の代表も「地域に根差す形で悲劇の歴史を伝えてほしい」と保存への協力を呼びかけている。

     供養塔は砂岩製で「餓死諸霊塔」の文字を正面に刻み、高さ90センチ、幅36センチ、奥行き24センチ。側面には1836(天保7)年秋から1年間にわたり「天下の飢えに罹(かか)る餓死者」がおびただしく、「横大路郷の功徳主」が追悼のために建てた、とする碑文が記される。

     見つけたのは「京都歴史研究會(かい)」代表の吉平裕美さん(66)=伏見区=。昨年1月、別の調査で墓地を訪れた際、無縁墓などを集めた一角に、「餓死」と記した供養塔が残されていた。「伏見指月城を考える会」のメンバーで地域の歴史に詳しい武内良一さん(84)=同=とともに碑文の拓本を取り、府立京都学・歴彩館(左京区)の協力で解明を進めた。

     墓石などに詳しい大阪大谷大の狭川真一教授(宗教考古学)によると、飢饉の供養塔は、青森や宮城など東北地方で数十〜100基ほどが確認されている一方、関西での発見は初めて。東北地方以外では調査が進んでいない背景を指摘し、「東日本大震災では津波の災害伝承碑の意義が見直された。飢饉も今後、起きないとは言えず、教訓として多くの人に知ってもらう必要がある」とする。

     吉平さんらは発見後、墓地を管理する寺院の許可を得て、参拝した人が碑文を読めるよう向きを変え、線香台も置いた。だが、供養塔は劣化が進んでいるとみて、8月下旬に無縁墓の中から取り出す了承を管理する寺院から得た。

     市文化財保護課も関心を示し、移設保存に向けて供養塔の権利関係を調べている。「地元で保存するための寄付を募る動きなどがあれば支援したい」とする。

     吉平さんは「地域の人たちの理解と協力を得て、共同墓地内で屋根のある区画へ移したい」としており、費用面やさらなる調査などへの協力を求めている。京都歴史研究會080(5352)2808。

            ◇

    天保の飢饉 1833(天保4)〜37(同8)年ごろに洪水や冷害などが原因で起きた全国的な飢饉。凶作の影響を直接受けた農村部だけでなく、都市部でも米価が高騰し、食糧を入手できない人たちが餓死した。全国の餓死者や病死者は20〜30万人に達したとされる。「京都の歴史」によると、33年7月から12月だけで洛中の行き倒れの死者は580人におよんだという。幕府大坂町奉行の元与力が起こした「大塩の乱」の要因となった。
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■865 / 親記事)  食文化を北野天満宮で学ぶ 源氏物語に登場する菓子試食、どんな味?
□投稿者/ 管理人 院生(871回)-(2024/09/12(Thu) 15:37:03)

     平安時代から京都市上京区に伝わる食文化を学ぶ催しが、同区の北野天満宮であった。「式庖丁(ぼうちょう)」の実演や源氏物語に登場する菓子の試食などがあり、参加者は目と耳と舌で、千年以上続く歴史を体感した。

     式庖丁は手を使わず鳥や魚をさばく儀式で、平安中期ごろから宮中で発展したとされる。催しには同区の老舗料亭「萬亀楼」の10代目で、「生間流式庖丁」30代家元の生間正保さん(66)が登場。コイをさばき、細く長く生きることや夫婦円満の願いを込める技を披露した。包丁や箸を巧みに操る姿を、参加者はカメラを向けつつ息をのんで見守った。式庖丁の歴史に関する解説もあった。

     後半は、老舗京菓子店「老松」(同区)当主で、立命館大食マネジメント学部の太田達教授が講演。源氏物語に出てくる椿(つばき)餅を参加者に振る舞いつつ、「南北朝期に成立した源氏物語の注釈書『河海抄(かかいしょう)』には、菓子の製法まで書かれている」などと語った。

     上京区の17学区や各種団体などでつくる上京区民会議などが主催。約70人が参加した。
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■864 / 親記事)  琵琶湖と月の美しき共演…大津市内でイベント続々
□投稿者/ 管理人 院生(870回)-(2024/09/12(Thu) 15:33:33)

     湖岸で映画鑑賞、ナイトマーケットも

     大津市や観光関連事業者でつくる「市大河ドラマ『光る君へ』活用推進協議会」は、「よはのつきプロジェクト」と題し、琵琶湖畔の夜を楽しんでもらうイベントを14日から市内一帯で展開する。「びわ湖と月を愛(め)でる秋」をテーマに、野外での映画上映やあかりのオブジェを楽しめるフォトスポットの設置などを行う。

     同プロジェクトは、平安期から多くの女性文学者に親しまれ、和歌や物語にも登場する大津の美しい情景を味わってもらおうと企画した。

     14、15日の夜にはなぎさ公園(打出浜)で、琵琶湖岸に設けた巨大スクリーンで映画を観賞できる「レイクシアター」(有料、当日券あり)や、入場無料のナイトマーケットを催す。県内外のカレーやピザ、スイーツ店など10店以上が集結し、アルコールも提供される。

     フォトスポットは、月などをイメージして竹やヨシで作ったあかりのオブジェを大津港(浜大津5丁目)、なぎさ公園(打出浜、におの浜)、おごと温泉観光公園(雄琴1丁目)、道の駅びわ湖大橋米プラザ(今堅田3丁目)にそれぞれ展示する。昼も撮影を楽しめる。11月17日まで。

     10〜11月にもウナギや和スイーツをテーマにした飲食イベントを開催予定で、同協議会は「琵琶湖と月を眺められる場所を選んでいるので大津の夜の景色をぜひ楽しんで」と来場を呼びかけている。詳細や映画チケットの購入方法はプロジェクトのホームページに掲載している。
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■863 / 親記事)  長浜城歴史博物館で北政所の特別展
□投稿者/ 管理人 院生(869回)-(2024/09/12(Thu) 15:31:08)

     高台寺所蔵の肖像など並ぶ

     長浜城歴史博物館(長浜市公園町)は、長浜に城を構えた豊臣秀吉の正妻、北政所(きたのまんどころ)(ねね)の400年遠忌に合わせた特別展を16日まで開いている。秀吉と北政所ゆかりの高台寺(京都市東山区)が所蔵する北政所の肖像画など貴重な品を並べてその半生を振り返る。

     北政所は織田家の足軽頭、浅野長勝の養女として秀吉に嫁ぎ、夫婦で長浜に住んだ。1585年に秀吉が関白に就いたのに伴って北政所と称された。秀吉の没後は「高台院」と号して高台寺を創建し、1624年に亡くなった。

     「高台院像」(高台寺蔵、京都市指定文化財)は北政所の肖像画で桃山時代に描かれた。頭巾をかぶって数珠を手にしており、立て膝座りをしている。同寺に他にある北政所像に比べて若々しい容貌だといい、高台院を名乗る前の存命中に描かれた可能性があるという。

     「北政所消息 こま井次郎さへもん宛」(総持寺蔵、長浜市指定文化財)は大坂城にいた北政所が1588年ごろに出した書状。本能寺の変(82年)の際、養子の金吾が総持寺(長浜市宮司町)で保護されており、そのお礼として寺に奉公人を与えたことに触れている。金吾はその後、養子に出されて小早川秀秋となり、関ケ原の戦い(1600年)では徳川家康側に付いた。

     午前9時〜午後5時。入館有料。同博物館0749(63)4611。
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■862 / 親記事)  京都府立大学のホームページで「日本料理大全」を無償公開 だし・うま味解説、英語版も
□投稿者/ 管理人 院生(868回)-(2024/09/12(Thu) 15:26:48)

     京都府やNPO法人日本料理アカデミー(京都市中京区)などは10日、日本料理の解説本「日本料理大全」の無償公開を府立大(左京区)のホームページで始めた。英語版も用意した。同アカデミー名誉理事長の村田吉弘・菊乃井主人(72)は「日本料理のバイブルになれば」と広がりに期待する。

     日本料理大全の刊行は、2013年に和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたのを受けて同アカデミーが取り組んだプロジェクト。料理人が口伝や修行によって継承してきた日本料理の技を海外にも分かりやすく伝える狙いがある。

     15年に日本料理の成り立ちをまとめて出した初巻「プロローグ」を皮切りに、だしの歴史や作り方を記した「だしとうま味、調味料」、魚のおろし方や野菜の切り方を解説した「向板 切る技法」などこれまでに5巻を刊行してきた。

     ただ、1冊8800〜9900円で、「東南アジアの料理人には買えない」(村田氏)との声があった。技術流出への懸念もあったが、和食の地位をフランス料理、中華料理と並ぶ世界的な料理に高めるため、インターネットでの一般公開を決めたという。

     府が公開費400万円を負担し、和食文化科学科を設けている府立大がホームページで発信した。

     府庁で開いた記者会見で村田氏は「日本料理では「『勘と経験』『師匠の後ろ姿を見ろ』と言われてきたが、それでは世界には伝わらない。世界中の誰が見ても日本料理が作れるようになることを目指したい」と語った。西脇隆俊知事、府立大の塚本康浩学長も同席した。

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■861 / 親記事)  「哲学の道」が変わるかも ふさわしい路面とは?桜の名所、人気の散策道
□投稿者/ 管理人 院生(867回)-(2024/09/12(Thu) 15:20:01)

     京都市は哲学の道(左京区)の景観にふさわしい路面デザインに変更するため、有識者らでつくる検討会議を設置する。桜の名所として知られ、観光客らが多く訪れる散策道沿いの市道を、周囲の景観に沿ったデザインを探っていく。

     哲学者西田幾多郎らに親しまれてきた哲学の道(約2キロ)は、1890年に完成した琵琶湖疏水分線の管理道だった。戦後荒廃していたため、京都市が1972年、石を敷いた散策道として再整備した。市は1980年代後半から、散策道のそばを通る市道を順次、砂利道をアスファルト舗装した。しかし、当時の地元住民から「これまで使っていたままの砂利道を残して」などの要望もあり、現在はアスファルト化は約4割となっている。

     近年は砂利道について、「水たまりができて歩きにくい」や「車いすが通りづらい」などの声が上がっていた。アスファルトも老朽化が進み、市は市道の路面デザインを見直すことにした。アスファルトや砂利道に加え、石畳など幅広いデザインを想定している。

     市は、地元住民や学識経験者でつくる検討会議を立ち上げて、本年度中に意見をとりまとめる。市土木管理課は「全ての砂利道をなくしたほうがいいのかなど、景観にあった路面デザインについて考えていきたい」とする。

     市は検討会議に参加する市民公募委員2人を9月13日まで募集している。問い合わせは同課075(222)3568。

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■860 / 親記事)  キトラ・高松塚古墳の壁画 一般公開の見学希望者募集
□投稿者/ 管理人 院生(866回)-(2024/09/11(Wed) 16:04:42)

    2024/09/11(Wed) 16:10:15 編集

    2024/09/11(Wed) 16:09:40 編集

     奈良県明日香村のキトラ古墳と高松塚古墳の国宝の壁画が来月(10月)から一般公開されることになり、文化庁は見学希望者を募集しています。

     国宝に指定されているキトラ古墳と高松塚古墳の壁画について、文化庁などは、年に4回、一部を一般に公開しています。

     このうちキトラ古墳の壁画は、石室の天井に描かれた「天文図」が10月12日から11月10日までの日程で公開されます。

     また、高松塚古墳の壁画は、石室の西の壁に描かれていた壁画を中心に公開され、

     ▼飛鳥美人で知られる「女子群像」や▼方角の守り神の「白虎」や「男子群像」などが10月12日から18日まで公開されます。

     2つの古墳は世界遺産の国内推薦候補に選ばれた「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産で、それぞれの石室に描かれた極彩色の壁画についても注目が高まっています。

     いずれも無料で見学できますが、事前の申し込みが必要です。
    申し込みは各壁画の公開事務局で、今月(9月)15日までインターネットか往復はがきで受け付けます。

     応募の問い合わせは、▼「キトラ古墳」が06−6281−3060、▼「高松塚古墳」が06−6281−3040です。

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■859 / 親記事)  上賀茂神社で平安時代に記録が残る相撲神事
□投稿者/ 管理人 院生(865回)-(2024/09/10(Tue) 15:35:35)

     重陽の節句の9日、京都市北区の上賀茂神社で、地元児童らによる奉納神事「烏相撲(からすずもう)」が営まれた。暑さ厳しい日差しの下、まわし姿の男児たちが土俵で力を振り絞った。

     本殿で節句にちなんだキクの花が供えられた後、烏相撲の神事が細殿(ほそどの)前で始まった。土俵近くの「立砂(たてすな)」を前に、白装束姿の氏子2人がカラスの横跳びや「カーカーカー」「コーコーコー」という鳴きまねを披露。相撲は上賀茂小学校3〜6年約20人が二手に分かれて取り組み、相手を寄り切ったり、倒したりすると、参拝者から歓声や拍手が送られた。

     烏相撲は上賀茂神社祭神の祖父が、八咫烏(やたがらす)に姿を変えて神武天皇を導いた伝説や、悪霊退治の相撲が結び付いた神事とされる。平安時代には神社に仕える斎王が見た記録があるといい、この日も葵祭の斎王代が見守っていた。
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■858 / 親記事)  城南宮で「菊の巫女神楽」優雅な舞、参拝者を魅了
□投稿者/ 管理人 院生(864回)-(2024/09/10(Tue) 15:32:13)

     重陽の節句(9月9日)に合わせ、京都市伏見区の城南宮では恒例の「菊の巫女(みこ)神楽」が奉納されている。キクの花を冠に挿した巫女が拝殿で優雅に舞い、参拝者を魅了している。

     城南宮では、ウメ、フジ、キクなど季節に合わせた花を手にした巫女が神楽を舞い、所願成就や健康招福を祈願する。

     9月は9日に舞ったほか、毎週土日祝日の午前10時と午後3時にも披露している。拝殿には今年からキクの生花も飾られ、彩りを添えている。また、希望者に授与される「花守り」には、紫式部が藤原道長の正妻である源倫子から「菊の着せ綿」を贈られた時に詠んだ歌が記されている。千円。
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■857 / 親記事)  大津市で吉高由里子さんらトークショー
□投稿者/ 管理人 院生(863回)-(2024/09/09(Mon) 15:44:21)

     放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」の出演者によるトークショーが8日、大津市島の関の市民会館で開かれた。主人公のまひろ(紫式部)を演じる吉高由里子さんや、メインキャストの一人である藤原彰子役の見上愛さんらが登場し、作品に込める思いや撮影の舞台裏などを語った。重要な舞台として作中に登場する石山寺や琵琶湖など滋賀のスポットについても触れつつ、撮影時の思い出などを振り返った。

     吉高さんは黒いドレス姿で観客席の後方から登場。千人を超える観衆の声援に手を振って応えながら、見上さんとともにステージに立った。吉高さんは「こんなたくさんの人が来てくれて、幸せ」と第一声。見上さんも「人生でこんな声援は初めてかも」と満面の笑顔を浮かべた。

     ドラマの制作統括を担う内田ゆきさん、演出担当の中島由貴さんを交えてトークが進んだ。大津ゆかりの現場についても語り合い、第27話でまひろが藤原道長と石山寺で再会し、懐妊するという場面について吉高さんは「そんな偶然の出会いなんてあるかよ!」と、冗談を交えて解説。「キスシーンはもうクランクアップしていると思っていたのに、『またかよ』って。目には見えない2人の求心力みたいなものが爆発したんだろうなと思います」と独自の視点で振り返った。

     吉高さん、見上さんともに石山寺を訪れたことがあり、吉高さんは「境内に上がるだけで息が上がりました。あの大きな石が印象深い」と話した。

     ドラマはきらびやかな平安装束が見どころの一つ。吉高さんは8〜9枚を重ね着するという衣装について紹介し、「重い! すごく重いんです」と話した。見上さんが「あれは20キロ位ある。私の方が少し軽いので、吉高さんには申し訳ない」と応じていた。

     藤原道長役の柄本佑さんのビデオメッセージが披露されたほか、最新回の予告編も上映された。最後はステージ上の吉高さんらが観衆とともに記念撮影。笑顔で手を振りながら退席した。

     「光る君へ」は、源氏物語を描いた紫式部の生涯を描いたドラマ。今回のトークショーは、大津市などでつくる「大河ドラマ『光る君へ』活用推進協議会」とNHK大津放送局の主催で行われた。約7500人の観覧申込みがあり、北海道から九州までの当選者約1100人が訪れた。会場には登場人物のパネルを展示したコーナーや、平安貴族の暮らしを再現した展示もあり、来場者が見入っていた。

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■856 / 親記事)  きょう二十四節気「白露」 出荷待つ小ギク 奈良県平群町
□投稿者/ 管理人 院生(862回)-(2024/09/07(Sat) 16:11:18)

     きょう7日は二十四節気の一つ「白露(はくろ)」。明け方、草花に露が宿りはじめるころ、と言われている。さらに9日は、五節句を締めくくる「重陽(ちょうよう)の節句」。「菊の節句」とも呼ばれ、無病息災や長寿を願う。

     夏秋期生産の小ギク、日本一の産地として知られる奈良県平群町。「西和花卉(かき)部会」に所属する生産者は需要が高まる秋の彼岸を控え、出荷に追われている。日照条件や土質などキク作りに適した同地は、明治末期から100年以上にわたり栽培を続けている。

     同部会では12月下旬まで約250品種4000万本を出荷。京阪神の市場を経て全国に出回る。

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■855 / 親記事)  京都の緑茶が全国品評会で圧倒的な存在感 4部門でトップ獲得
□投稿者/ 管理人 院生(861回)-(2024/09/07(Sat) 16:08:15)

     静岡市で8月27〜30日に開かれた全国茶品評会で、京都府内の生産者が碾茶(てんちゃ)で5年連続、かぶせ茶で14年連続最優秀の農林水産大臣賞に輝いた。市町村に贈られる産地賞も碾茶(てんちゃ)部門では3年連続で宇治市が、かぶせ茶では2年ぶりに綾部市がトップとなった。

     品評会には、全国の茶農家から8部門計787点が出品され、香りや味、外見を審査して採点し、各上位5点までが1等に入る。府内からは、碾(てん)茶、かぶせ茶、玉露、普通煎茶(4キロ)の4部門に計128点が出され、うち50点が入賞した。碾(てん)茶部門は上位5点が全て宇治市の生産者で、かぶせ茶は上位4点が宇治田原町、綾部市、福知山市の生産者が占めた。

     優秀な市町村に贈られる産地賞でも碾(てん)茶で宇治市、かぶせ茶は綾部市がそれぞれ1位に選ばれた。碾(てん)茶では城陽市が2位、久御山町が3位、かぶせ茶で宇治田原町が2位に入った。

     各部門の1等入賞者は次の通り(京都府関係分、敬称略、丸数字は順位、(1))は農林水産大臣賞)。

     【碾(てん)茶】(1)宇治川碾茶組合 山ア一平(2)同組合 山ア省吾(3)辻航己(4)辻喜代治(5)小山元也(いずれも宇治市)【かぶせ茶】(1)JA京都やましろ宇治田原町茶業部会 下岡清富(宇治田原町)(2)両丹いきいきファーム 中田啓子(綾部市)(3)同 中田義孝(同)(4)大江製茶工場 勝田洋平(福知山市)

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■854 / 親記事)  「オートバイ神社」海沿いの絶景スポットがツーリング聖地に?
□投稿者/ 管理人 院生(860回)-(2024/09/07(Sat) 16:04:00)

     京都府伊根町亀島の道の駅「舟屋の里伊根」にツーリングライダーが集える「オートバイ神社」が設置され、鎮座祭が営まれた。関係者がライダーの交通安全や地域の活性化を願った。

     同神社は「日本二輪車文化協会」(東京都港区)が全国のツーリングライダーの拠点となる神社を認定しており、伊根町で35カ所目。協会によると、府内では2カ所目で府北部では初めて。

     道の駅の指定管理者で旅館などを営む「油屋」(同町津母)が、同駅のレストハウス内に小型の社やさい銭箱を設置。とう細工のオートバイも置き、道の駅で御朱印や安全祈願ステッカーを購入できるようにした。浄財は町内の交通安全に役立てるという。

     鎮座祭は8月20日にあり、神職による神事が営まれ、観光や二輪車文化協会の関係者が参列。油屋の濱野茂樹社長(50)は「舟屋や町内の海沿いを訪れるライダーが多く、安全に帰っていただくことにつながれば。他のオートバイ神社と連携した取り組みも考えていきたい」と話した。

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■853 / 親記事)  府立植物園でライトアップの一大イベント 光と音の演出で植物を美しく彩る
□投稿者/ 管理人 院生(859回)-(2024/09/07(Sat) 15:54:31)

     京都府と、京都文化交流コンベンションビューロー、府立大などでつくる府立植物園アートナイトウォーク実行委員会は、植物園100周年を記念し10月18日から光と音で夜間の植物園を彩る「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクルキョウト)」を開催する。

     ライトサイクルキョウトは「生物の多様性」をテーマに観覧温室を4ゾーンに分けて彩り、歩いて夜の植物を楽しむ。入り口から出口まで、園の植物をさらに美しくさせる光と音の演出を施す。

     総事業費は3億円。うち2億円は、三井不動産からの企業版ふるさと納税を活用する。開催期間は12月26日までの午後6時から9時半(最終入場8時半)。前売り券は高校生以上2千円、小中学生千円。チケット購入は公式サイトから。

     西脇隆俊知事、特別協力の三井不動産の波英明執行役員、企画・演出・制作を担う「Moment Factory(モーメント・ファクトリー)」のクリエイティブ・ディレクター、メリッサ・ヴァイゲルさんが5日、府庁で記者会見を開いた。西脇知事は「昼と全く違う夜の植物たちの息づかいを感じてほしい」と来場を呼びかけ、メリッサ氏は「府立植物園の美しさに感動した。100年間、園の植物は地域の人の手によって守られてきた」と魅力を語った。

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■852 / 親記事)  紫式部供養の本殿で茶を奉納、茶道歴70年以上の女性が務める大役
□投稿者/ 管理人 院生(858回)-(2024/09/07(Sat) 15:53:16)

     中秋の名月の下で開く茶会とは

     紫式部が源氏物語を起筆したと伝わる石山寺(大津市)で、中秋の名月を楽しむ恒例の「秋月祭」。大河ドラマで注目を集めている今年、祭りの期間中に月をめでながら楽しめる茶会を催すほか、紫式部を供養する本堂での法要で茶を奉納する。宮川宗恵(みやがわ・そうけい)(叶恵・かなえ)さん(77)は、重大な役目に気を引き締めつつ、「来年もまた来たいと思ってもらえる楽しいお茶会にしたい」と意気込む。

     京都市出身。結婚後に、石山寺に近い大津市千町に移った。6歳からたしなんでいるという茶道は70年以上のキャリアを誇る。各地で催す茶会を「日頃の稽古の成果を披露する本番」ととらえ、凜(りん)としたたたずまいで茶をたてる。

     大津では、びわこ文化公園(大津市瀬田南大萱町)内にある茶室「夕照庵」の立ち上げにも携わった。同庵では季節ごとに茶会を開くほか、夏休みには子ども向けの教室も開く。誰でも茶会の雰囲気を味わえる場づくりに心を砕いてきた。

     秋月祭での茶会の会場となる石山寺境内の茶室「芭蕉庵」は、松尾芭蕉が紫式部をしのんで俳句を詠んだとされる場所。普段は非公開の歴史の舞台が、来訪者をもてなす場になる。

     打ち合わせを重ね、準備に3カ月をかけたオリジナルのお菓子を用い、茶室から月をじっくりと眺められるよう、席の明かりを最小限に抑えるなどの工夫を凝らす予定だ。芭蕉と同様、茶会でも紫式部をテーマに掲げる。「月が主役のお茶会。薄明かりの中、紫式部にまつわる道具や空間を楽しみ、幽玄の世界を味わってほしい」といざなう。

     秋月祭の茶会は今月17、18日の午後5時半〜8時半(受け付けは午後8時まで)。有料。問い合わせは石山観光協会077(537)1105。

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■851 / 親記事)  「豊臣秀吉の城跡」発見 信長死後に築城「池を備えた庭園があった」
□投稿者/ 管理人 院生(857回)-(2024/09/07(Sat) 15:50:34)

     天下人になりゆく豊臣秀吉が、京都支配の拠点として築いた「妙顕寺城跡」(京都市中京区)で池の遺構が見つかった。発掘調査した市文化財保護課は「城の遺構が見つかるのは初めて。築城に伴い、池を備えた庭園があったことを確認できた」としている。

     現場は中京区御池通西洞院西入ルの旧京都地方合同庁舎の敷地内。池跡は南端の一部に当たり、東西幅9・6メートルで、南北幅1・8メートル〜2・5メートル、深さ0・6メートルほどとなり、おおむね方形と想定できるという。池を埋めた土に含まれる陶器などから池は妙顕寺城内にあり、慶長年間(1596〜1614年)に埋められたとみられる。

     妙顕寺城は織田信長が討たれた本能寺の変の翌年に当たる1583年、秀吉が妙顕寺を移転させて建造した。同時期の文献などによると、敷地は南北2町(約250メートル)、東西1町(約120メートル)と推定され、天守や堀も備えて京都滞在時の宿所にした。聚楽第ができると、京都所司代の前田玄以やその家臣の屋敷になり、現場では屋敷のころに池の一部を埋めて掘られた溝跡も見つかった。

     京都先端科学大の中西裕樹特任准教授(城郭史)は妙顕寺城について、安土城を本拠とした信長と違い、秀吉が京都に軸足を置こうとした表れと指摘する。「秀吉の京都支配の端緒となる城といえるが、実態はほとんど分かっていない。遺構の発見は大きな成果だ」と評価している。

     庁舎の建て替えに伴い、10月まで約250平方メートルを調査している。

       妙顕寺城造営前後の主な出来事
    1582年 本能寺の変で信長が死去
          山崎の合戦で秀吉が明智光秀を破る
      83年  織田信雄(信長の次男)が前田玄以を京都奉行(京都所司代)に任命
          秀吉が妙顕寺を移転させ、跡地に妙顕寺城を造営
          大坂城の建設が始まる
      87年 聚楽第が完成。秀吉が大坂城から拠点を移す
      88年 後陽成天皇が聚楽第に行幸
      89年 大仏殿(後の方広寺)が完成
      91年 御土居が築造される
      92年 指月伏見城の建設が始まる
      95年 聚楽第が破却される
      96年 慶長の大地震で指月城が倒壊。伏見山(木幡山)伏見城が建設される
      98年 秀吉が死去
          (「京都の歴史」などによる)

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■850 / 親記事)  栗東市の遺跡で大型掘立柱建物跡が出土
□投稿者/ 管理人 院生(856回)-(2024/09/06(Fri) 16:01:34)

     近畿でも最大規模「貴重な発見」

     滋賀県栗東市教育委員会は5日までに、同市中沢3丁目の中沢遺跡で、弥生時代後期前半(1世紀初め)の大型掘立柱建物跡が出土したと発表した。この時期では近畿でも最大規模で、専門家は弥生時代の集落研究で貴重な発見としている。

     7月から435平方メートルで調査を行い、弥生時代中期の石剣や砥石(といし)、鎌倉時代の瓦などが出土した。

     掘立柱建物跡は直径約80センチの柱穴が6基確認され、建物の規模は東西約8・9メートル、南北約4メートルで面積が約35平方メートル。集落跡の中央部から出土したことや規模から、集会場や倉庫など共同で管理する建物だったとみられる。柱穴から見つかった土器片の様式から、建てた時期を特定した。

     発掘を担当する市スポーツ協会の近藤広特任技師によると、県内や近畿地方では弥生時代中期後半(紀元前1世紀ごろ)は下之郷遺跡(守山市)などの大型集落跡から大型建物跡が見つかっているが、後期前半の大型建物跡は発見例がなかったという。

     奈良県立橿原考古学研究所の森岡秀人共同研究員は「弥生時代の変革期に大型建物を建て、集落を維持しようとした動きはきわめて少なく、弥生集落研究のうえで見過ごせない」としている。

     中沢遺跡では弥生時代には東西約350メートル、南北約200メートルの広さの環濠集落があったとみられている。

     現地見学会は7日午後1時半から(雨天の場合は8日午後1時半に順延)。徒歩での来場を呼びかけている。市出土文化財センター077(553)3359。

    ■「空白の時代」埋める発見

     滋賀県の弥生時代の集落は中期後半(紀元前1世紀ごろ)の下之郷遺跡(守山市)や、後期中ごろ(1世紀末〜)の伊勢遺跡(同)が代表的で、国史跡にも指定されている。この2遺跡は100年前後の時代の開きがあるが、その間の弥生時代後期前半(1世紀ごろ)は、県内をはじめ近畿地方でも大規模な建物が見つからない「空白の時代」だった。今回の発掘はその空白を埋める発見という。

     近年の古気象学によると、弥生後期は気候が冷涼化したという。気候変動がコメの不作を招き、大規模集落が姿を消す原因となったと考えられている。

     中沢遺跡の掘立柱建物跡は、下之郷遺跡の大型建物跡と柱の立て方や間隔が共通していた。ムラの中心部に大型施設を設ける配置も弥生中期に通じる特徴という。一方、より新しい伊勢遺跡の大型建物跡とは工法が異なっていた。

     各地で大型集落や大型建物が姿を消した弥生時代後期に、なぜ中沢遺跡では従来の集落が維持されたのか。森岡秀人・橿原考古学研究所共同岡研究員は、中沢遺跡からは近畿地方や瀬戸内地方の土器など他地域との交流をうかがわせる出土品もあるという。「広域のつながりを持ち、地域での窓口的な役割を果たす拠点として続いていたのでは」とみる。

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■849 / 親記事)  丹後市の遺跡で「正方形の木組み井戸」発見 近畿北部で初の確認例
□投稿者/ 管理人 院生(855回)-(2024/09/06(Fri) 15:56:02)

     京都府埋蔵文化財調査研究センターは5日、京都府京丹後市大宮町周枳の老田遺跡で、弥生時代中期後半(紀元前1世紀)の正方形の木組み井戸が見つかったと発表した。近畿では完全な形に近い発掘例が京都府久御山町と守山市に2例ずつあるが、近畿北部では初の確認例という。「中国大陸から伝わった技術で施工され、丹後に大陸経由の先進技術がいち早く用いられていたことを示す遺構」と評価し、装飾品の玉や石器を磨くための手工業用の取水施設とみている。

     老田遺跡は、丹後半島中央部の中郡盆地を北流する竹野川東側にある谷部に位置する。木組み井戸(縦横約1・1メートル、深さ約80センチ)は、木の板を地中に縦に打ち込み、枠内の土を掘り出して作ったとみられる。センター担当者によると「井戸の周囲の土砂が崩れないようにするための施工法で、素掘り井戸が一般的だった当時としては先進的な技術が取り入れられた」という。

     井戸から約50メートル離れた地点では、上下を打ち欠いた弥生式土器(最大直径約60センチ、高さ約30センチ)を穴(直径約80センチ、深さ約50センチ)の底に埋めて湧水をためたとみられる集水施設も見つかった。木組み井戸とほぼ同時期の遺構とみられ、同様に手工業用として使われたとみられる。

     このほか、木組み井戸や集水施設の周辺で、細長い円柱形の管玉(くだたま)を磨いたとみられる砥石(といし)(縦約5センチ、幅約4センチ)1点や作りかけの石斧(いしおの)数点も見つかった。同施設周辺は玉や石斧を磨く生産現場だったとみられる。

     7日午前11時から現地説明会がある。同遺跡は大宮売(め)神社(大宮町周枳)の東側。080(1402)4146。

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■848 / 親記事)  藤原京跡の木簡 実用的な「九九」の一覧表で国内最古級か
□投稿者/ 管理人 院生(854回)-(2024/09/05(Thu) 16:05:53)

     奈良県橿原市にある飛鳥時代の都 藤原京の跡から出土した木の札、木簡に、かけ算の「九九」の計算が記されていたことがわかり、専門家は並び方などから「九九」の一覧表の一部と考えられるとしています。
    当時の役所などで使われたとみられ、実用的な「九九」の一覧表の木簡としては国内最古級の可能性があるとしています。

     奈良文化財研究所によりますと、2001年に藤原京の跡から出土した木簡のうち、長さ16センチほど、幅1センチほどの木簡を赤外線を使って調べたところ、上から「九々八十一」「四九卅六」「六八※四十八」の、3つの「九九」の計算が記されている可能性が高いことがわかったということです。

    ※「四十」は「卅」の縦棒がもう1本。

     この数字の並びについて、中国で見つかった木簡の「九九」の一覧表なども参考にしたうえで、研究所が考えた「5行・8段」の一覧表にあてはめると並び方が一致し、木簡は一覧表の右上の部分だったと考えて矛盾はないということです。

     これまでも「九九」の一覧表の一部とみられる木簡は国内で見つかっていますが、今回出土した木簡は、見つかった場所などから役所などで使われたとみられ、実用的な「九九」の一覧表の木簡としては、国内最古級の可能性があるとしています。

     奈良文化財研究所の桑田訓也主任研究員は「当時は文書行政が導入されて、物や人を数える場面が多くあり、役所に置かれていたか、壁に掛けられて使われていたのではないか」と話しています。

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■847 / 親記事)  「光る君へ」のトークショー参加しませんか 藤原道長役の柄本佑さんら登場
□投稿者/ 管理人 院生(853回)-(2024/09/05(Thu) 15:51:54)

     放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、登場人物の紫式部や藤原摂関家とゆかりがある京都府宇治市などは28日、藤原道長役の柄本佑さんらによるトークショーを市文化センター(折居台)で開催する。参加者を募っている。

     1部は、ドラマの題字を手がけた書家の根本知さんが平安時代の書などについて語る。

     2部は、柄本さんとともに、道長の子で同市内にある平等院を建立した藤原頼通を演じる渡邊圭祐さんが登壇。ドラマにまつわるエピソードなどを話す。

     参加希望者は6日までに市ホームページの専用フォームで申し込む。定員は千人の見込みで、応募多数の場合は抽選する。無料。

     問い合わせは市観光振興課0774(39)9408。

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■846 / 親記事)  毎年話題のシダレザクラに異常事態 不気味すぎる「枝なし幹」なぜ増えた?
□投稿者/ 管理人 院生(852回)-(2024/09/04(Wed) 15:10:29)

     京都市中京区の京都地裁を取り囲むシダレザクラ並木に異変が起きている。春には鮮やかなピンク色の花が咲き誇る人気のスポットだが、今年に入って伐採される木が急増。現地では大人の背丈ほどの「枝なし幹」が不格好な姿をさらし、住民からは「どうしてこんなことになったのか」と戸惑いの声が上がる。

     京都地裁のシダレザクラは現在の庁舎が完成した2001年に敷地を取り囲むように植えられた。柳馬場通、富小路通、竹屋町通の3つの道路の歩道上に計62本ある。

     京都御苑(上京区)や円山公園(東山区)のシダレザクラほど知られた存在ではないが、京都観光のウェブサイトやSNSで「隠れた桜の名所」などと取り上げられることが多く、春になると多くの花見客が散策に訪れる。

     京都地裁の説明では、3年ほど前から樹勢が衰え枯死するシダレザクラが出てきた。強風などで枝が折れたりする危険性があり、地裁は21年度に2本、24年度に7本を伐採した。

     シダレザクラが弱ってしまったのはどうしてか。京都地裁は「原因は分からない」としているが、府立植物園で樹木係を務める中井貞さんは「一般論として、アスファルト舗装された道路など、根っこを十分に広げることができない環境下では樹勢が衰えやすくなる」と説明。「気候変動に伴う熱暑の影響など最近は樹木の成育環境が厳しさを増している」と指摘する。

     ちなみに地元住民の間で「異様な存在感」「夜見たら不気味」と話題になっているのは枝をすべて切り落とされた高さ2メートルほどの枝なし幹。地裁によると、根元付近で幹を切ってしまうと人の目につきにくく、歩行者が切り株につまずいて転倒しかねないため、あえて高さを残して目立たせているのだという。

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■845 / 親記事)  南座の顔見世興行、演目と配役の一覧 夜の部は「越後獅子」で幕
□投稿者/ 管理人 院生(851回)-(2024/09/03(Tue) 15:05:53)

     師走の京都・南座「吉例顔見世興行」の演目と配役が3日、発表された。12月1日初日、22日千秋楽で、人間国宝の片岡仁左衛門、中村梅玉が「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」で顔を合わせるほか、今春襲名した中村萬(まん)壽(じゅ)も出演。オペラ「蝶々夫人」を題材にした新作などもある。 


    【昼の部=午前10時半開演】

    (1)「蝶々夫人」お蝶(中村壱太郎)、山森酉蔵(中村錦之助)、お駒(中村鴈治郎)

    (2)「三人吉三」お嬢吉三(片岡孝太郎)、お坊吉三(中村隼人)、和尚吉三(錦之助)

    (3)「大津絵道成寺」藤娘、鷹匠、座頭、船頭、鬼(片岡愛之助)、弁慶(中村鷹之資)、犬(中村虎之介)、矢の根の五郎(坂東巳之助)

    (4)「ぢいさんばあさん」美濃部伊織(市川中車)、宮重久右衛門(中村萬太郎)、久弥妻きく(壱太郎)、宮重久弥(虎之介)、下嶋甚右兵衛(巳之助)、伊織妻るん(中村扇雀)

     【夜の部=午後4時開演】

    (1)「仙石屋敷」大石内蔵助(片岡仁左衛門)、吉田忠左衛門(鴈治郎)、堀部安兵衛(中車)、磯貝十郎左衛門(隼人)、大石主税(鷹之資)、大高源吾(中村亀鶴)、間十次郎(片岡進之介)、仙石伯耆守(中村梅玉)

    (2)「かさね」腰元かさね(中村萬壽)、百姓与右衛門実は久保田金五郎(愛之助)

    (3)「御所五郎蔵」御所五郎蔵(隼人)、星影土右衛門(巳之助)、傾城皐月(壱太郎)、甲屋女房お松(孝太郎)

    (4)「越後獅子」角兵衛獅子(鴈治郎、萬太郎、鷹之資)

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■844 / 親記事)  二条城で「市民大茶会」 茶道4流派の茶席楽しんで 10〜11月に
□投稿者/ 管理人 院生(850回)-(2024/09/02(Mon) 16:12:47)

     二条城(京都市中京区)は、茶道4流派の茶席を楽しめる「市民大茶会」を10〜11月に催す。

     70回の節目を迎える今回は、10月26日(裏千家)、11月1日(表千家)、同3日(藪内家)、同4日(武者小路千家)の日程で行われる。各日とも庭園・清流園内にある和楽庵と香雲亭にそれぞれ茶席が設けられ、茶券1枚で両席に入れる。

     各日とも午前(午前9時半〜11時半)と午後(正午〜午後2時半)の部に分かれていて、茶券は1枚4千円(入城料含む)。

     前売り券は10月1日から二条城券売所で発売する。現在、二条城ホームページでオンライン予約を受け付けている。問い合わせは二条城075(841)0096。
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■843 / 親記事)  城陽市の大型前方後円墳を史跡整備へ 土地の購入費に2億円超を計上
□投稿者/ 管理人 院生(849回)-(2024/09/02(Mon) 07:15:30)

     京都府城陽市は、3億2300万円を追加する2024年度一般会計補正予算案など、5日開会の市議会9月定例会に提案する5議案を発表した。

     補正予算の内訳では、大型前方後円墳の芭蕉塚古墳(同市平川・墳丘長114メートル)の史跡整備に向けた土地の購入に2億4千万円、戸建て住宅で太陽光発電と蓄電池の設置を補助する事業に540万円など。

     他に、来年度以降に開始する事業についての債務負担行為を設定。上下水道事業を包括的に民間委託する仕組み「ウオーターPPP」の導入関連で43億円、市民体育館改修で18億円、ごみ出しが困難な高齢者や障害者の戸別収集の導入に8700万円などで、それぞれを複数年度の限度額としている。

     9月定例会は30日までの26日間。一般質問は19、24、25、26日。

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■842 / 親記事)  京都北部の道の駅で「絶滅危惧種」の花が見頃
□投稿者/ 管理人 院生(848回)-(2024/09/02(Mon) 07:14:31)

     京都府のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているトウテイランが、京丹後市弥栄町の道の駅「丹後王国 食のみやこ」で見頃を迎えている。園内の花壇に計約500株が植えられており、散策しながら涼しげな青紫色の花を楽しめる。

     トウテイランは京都府や兵庫県の北部など日本海沿岸に分布する多年草で、京丹後市では「市の花」として親しまれている。

     府立植物園元副園長で同道の駅の園芸を担当する職員西原昭二郎さん(64)が鉢植えで育てて、4年前から繁殖させて園全体に広げていったという。

     西原さんは「観賞のポイントは深い青紫色の花と、銀白色の葉。対照的な色の美しさを楽しんでもらえたら」と話している。9月中旬まで観賞できる。

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■841 / 親記事)  二条城本丸御殿、18年ぶり一般公開始まる 華麗な障壁画
□投稿者/ 管理人 院生(847回)-(2024/09/02(Mon) 07:11:30)

     京都市中京区の二条城で1日、重要文化財・本丸御殿の一般公開が18年ぶりに始まった。保存修理と耐震工事を終えた旧宮家の御殿建築を鑑賞するため、遠方からも見学客が訪れ、数多くの障壁画など優美な室内装飾に目を細めていた。

     観覧は少人数制で、午前9時半に最初の9人が見学した。壁が金箔(きんぱく)貼の御書院「一の間」、絵師の狩野永岳が手がけた松鶴図が目を引く御常御殿「松鶴の間」などを巡った。雲や鶴を表した唐紙のふすま、大正期のランプを随所に用い、来場者は近代の宮廷文化を感じていた。

     本丸御殿は江戸期に天明の大火で焼失し、現在の建物は1894年に桂宮御殿を移築したもの。明治から大正にかけて皇太子らの宿泊所として使われた。阪神大震災で建物がゆがみ、2006年度から強度不足のため非公開としてきた。

     本丸御殿は通年公開で、二条城ホームページでチケットの事前購入が必要。入城料(一般800円)に加えて同千円の別料金がかかる。

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■840 / 親記事)  祇園東「祇園をどり」の写真撮影 芸舞妓が本番衣装「頑張ってお稽古を」華やか雰囲気
□投稿者/ 管理人 院生(846回)-(2024/08/31(Sat) 15:05:15)

    2024/08/31(Sat) 15:08:58 編集

     花街・祇園東(京都市東山区)の秋の舞踊公演「祇園をどり」に向けて、プログラム用の写真撮影が30日、会場となる同区の祇園会館で行われた。芸舞妓が本番の衣装を着て姿勢や所作を整え、舞台の上は一足早く華やかな雰囲気に包まれた。

     今秋の演題は、一枚の絵に描かれた京の名所をたどる「絵双六京巡(えすごろくみやこめぐり)」。プロローグで、芸舞妓がサイコロに見立てた傘を手に、名所を紹介する。牛若丸が天狗(てんぐ)を相手に修行に励む「鞍馬山」、荘厳さを鳳凰(ほうおう)の舞で表現する「雪の金閣寺」など6景を演じる。恒例の「祇園東小唄」で総踊りを披露し、フィナーレを飾る。

     初めて出演する舞妓の満彩矢(まさや)さん(16)は「舞台に立つ側になり緊張しています。踊りは目線が難しいです。頑張ってお稽古しているので(公演が)楽しみです」と話した。

     65回目の祇園をどりは11月1〜10日、午後1時半と4時の2回公演。6千円(お茶席付きは7千円)。祇園東歌舞会075(561)0224
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■839 / 親記事)  京都府立植物園は臨時休園に 31日と9月1日の2日間、台風10号接近で
□投稿者/ 管理人 院生(845回)-(2024/08/30(Fri) 16:20:54)

     京都府立植物園(京都市左京区)は30日、台風10号の接近に伴い、31日と9月1日は臨時休園にする、と発表した。

     同園は「倒木などの被害状況により、休園を延長する場合がある」としている。

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■838 / 親記事)  伏見区と大阪結んだ観光船が復活へ 大阪・関西万博に合わせ淀川で
□投稿者/ 管理人 院生(844回)-(2024/08/30(Fri) 16:16:33)

     淀川を通じて京都・伏見から大阪を結んだかつての舟運(しゅううん)が今秋、62年ぶりに復活する。2025年大阪・関西万博に向けた1日限りのイベントで、10月13日に大阪府枚方市の淀川から宇治川・伏見港(京都市伏見区)まで約18キロの「伏見航路」を観光船が往来する。

     近畿地方整備局や流域自治体などでつくる「淀川舟運活性化協議会」が実施する。協議会は25年万博を見据えた舟運の観光資源化に向け、実験運航や川の掘削を進めてきた。来春までには万博会場の夢洲(大阪市)がある大阪湾へ船を通す「閘門(こうもん)」が淀川下流で完成予定で、京都から船で夢洲に向かう観光ルートの整備も進める。

     淀川舟運は豊臣秀吉の伏見港整備で発展した。近代も石炭輸送を担うなど長く京阪間の交通や物流を支えたが、戦後の鉄道や道路網など陸上交通の発達に伴って1962(昭和37)年で貨物輸送を終了した。

     イベントは「淀川クルーズFESTIVAL」。淀川・天満橋下流の八軒家浜(大阪市)から宇治川上流の天ケ瀬ダム(宇治市)まで約45キロを4区間に分けて船やボートを運航する。枚方―伏見港の舟運はその1区間で、三十石舟風の中型船が往復し、乗員は約40人の予定。

     一部の船は要予約。申し込みや料金などはイベントのホームページで今後発表する。

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■837 / 親記事)  京都に「国立文化財修理センター」新設へ 文化庁が設計費を計上
□投稿者/ 管理人 院生(843回)-(2024/08/30(Fri) 16:15:45)

     文化庁は29日、2025年度予算の概算要求として1400億円を計上した。文化芸術振興の中核拠点となる国立文化施設の機能強化や整備促進に関する事業に重点配分した。

     京都への移転を機に30年度までに新設する「国立文化財修理センター(仮称)」の具体化に向け、設計費など2億2500万円を盛り込んだ。運営体制の検討も進める。京都国立博物館(京都市東山区)の敷地内が有力候補地となっている。

     伝統芸能の殿堂とされる国立劇場(東京)の再整備は、金額を示さない事項要求とした。劇場を建て替える計画は工事の入札不調が続き、再整備のめどが立たないまま昨秋に閉場した。

     漫画やアニメの資料を収集する「メディア芸術ナショナルセンター(仮称)」の開設を見据え、9300万円を新たに要求した。アニメのセル画の海外流出を防ぎ、漫画の原画などを扱える専門人材を育てる。。

     文化財関係では災害や盗難被害に備える計画の策定、設備の整備に3億円を積んだ。能登半島地震の教訓を生かす。国や自治体、個人が管理する文化財の修理・点検記録を一元化したデータベースの構築には5千万円を充て、適切なメンテナンス周期を把握する。いずれも新規事業。

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■836 / 親記事)  北野天満宮で豊臣秀吉が開いた、大イベント再現へ 大阪・関西万博に合わせ25年秋
□投稿者/ 管理人 院生(842回)-(2024/08/29(Thu) 15:00:54)

     京都府は、豊臣秀吉が1587年に千利休や今井宗久らを迎えて開いた「北野大茶湯」にちなみ、北野天満宮(京都市上京区)で来年秋に大規模な茶会を開くことを決めた。2025年大阪・関西万博に合わせ、茶の文化を国内外に発信するのが狙い。

     京都府は、万博会場の大阪市の夢洲を訪れる来場者の誘客に向けて、関西文化学術研究都市で開く「けいはんな万博」など11の重点事業を掲げている。「きょうとまるごとお茶の博覧会」と題した茶文化の発信事業もその一つだ。

     秀吉が開いた「北野大茶湯」では、黄金の茶席のほか、千利休らの茶席が並び、身分に関係なく、さまざまな人をもてなしたと伝わる。1886(明治19)年には300年記念の献茶式が、1936(昭和11)年には350年を記念して「昭和北野大茶湯」が開かれ、初日だけで全国から2千人以上が訪れたという。

     今回、万博5カ月前に迫った今年11月10日にプレ・オープニング茶会として北野天満宮で茶会を開き、万博期間中(来年4月13〜10月13日)には府内各地で催される茶会や月釜と事業をひも付け、府内全域で機運情勢を図る。茶摘みや茶器の製作、茶菓子づくり体験の開催なども検討する。

     各種事業の締めくくりとして来年秋に北野天満宮で開く茶会では、秀吉が開いた北野大茶湯の再現や当時使われた茶器の展示を考えている。9月12日に開会予定の府議会9月定例会で提案する一般会計補正予算案に関連経費として約2千万円を盛り込む方針。

     また小中高生に茶に親しんでもらおうと、学校と万博にパビリオンを出展する各国をつなげ、海外の人をもてなす茶会を開き、国際交流を後押しする。希望する学校は今後、募集する。府内の大学生には茶を使ったスイーツの商品開発や新しい茶の楽しみ方の提案などに取り組んでもらう。

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■835 / 親記事)  五山送り火「鳥居形」に迫る危機 保存会「ずっと続けたいが、『じん』次第」 じんとは?
□投稿者/ 管理人 院生(841回)-(2024/08/29(Thu) 14:55:57)

     五山送り火の「鳥居形」(京都市右京区)で、「山に火が走る」といわれる独特の点火方式の継続が危ぶまれている。人が松明(たいまつ)を持って山中を走り、火床の鉄皿に突き立ててゆく方式はほかの山ではみられず、ひそかな夏の風物詩。しかし、これに不可欠なマツ材「じん」の確保が難しくなっており、保存会は「地元が誇りとする点火方式とはいえ、変更もあり得る」と危機感をあらわにする。 

     16日夜、送り火の最後を飾る鳥居形は、右京区の曼荼羅(まんだら)山で点火された。今年は従来通りの方式でともすことができたが、鳥居形松明保存会の荒毛谷潤会長(59)は「ずっと続けたいが、『じん』次第なので…」と不安を口にした。

     鳥居形は江戸時代中期以降に始まったとされ、火床は現在108基。当日は山中に置かれた高さ1メートルほどの鉄皿に、親火床から火を移した松明を保存会メンバーが走りながら次々に突き立ててゆく。ほかの山では割り木で組んだ井桁に直接的に火を付けており、点火の方式が異なる。

     この独特の方式を可能にしているのは、火が付きやすく、消えにくいマツ材の「じん」だ。良質な材料は断面に松やにがにじみ出すといい、通常のマツ材と半々に交ぜて松明にしている。樹齢40〜50年で立ち枯れたアカマツからよく採れ、良質かどうかを見抜くのは、林業の経験が必要。だが、これまで納入してきた地元の林業者が高齢で引退したため、今後の確保が難しくなっているという。

     そこで保存会はじんを自前で得る動きに乗りだしている。引退業者の助言を受けて、役員が2022年冬ごろから曼荼羅山で探し始め、23年秋ごろから切り出してきた。しかし、本職が林業のメンバーはおらず、今年の送り火までに確保できたのは、引退業者が例年納めた量の半分ほどで、1回の行事分(約500キロ)の約5割にとどまった。残る在庫も「送り火1回半の分量」しかなく、今後に同じペースで集められても3年後には枯渇するという。

     保存会は新たにじんを納めてくれる林業者も探しているが、見通しは立っていない。国勢調査のデータによると、2020年に林業従事者は4万4千人で40年前から10万人以上減り、65歳以上の割合は増えて25%に達している。荒毛谷会長は「願いはずっと『山に火が走る』といわれる点火方式を続けていくこと。納入してくれる林業者をなるべく近くで探したい」と協力を呼びかけている。
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■834 / 親記事)  宇治市で大河ドラマにちなみ開催
□投稿者/ 管理人 院生(840回)-(2024/08/29(Thu) 14:51:19)

     ゲーム感覚で源氏物語スポット巡る「ロゲイニング」って?

     京都文教大学(京都府宇治市槙島町)の学生たちが同市内にある源氏物語にちなんだスポットをゲーム感覚で巡る「ロゲイニング」を9〜12月に3回開催する。紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送を機に宇治の魅力を発信する狙いで、「平安時代にタイムスリップした気分で挑戦してほしい」と参加を呼びかけている。

     同市内で商店街の振興などに取り組む学生のグループ「商店街活性化隊しあわせ工房CanVas」が企画した。

     ロゲイニングはオーストラリア発祥の野外スポーツ。制限時間内に指定されたポイントの写真を撮ったり、場所にちなんだ謎解きをしたりして得た点数を競う。

     学生たちは実際に街を歩き、源氏物語の古跡や紫式部像、宇治橋などの写真撮影ポイントを設定。さらに「宇治茶」と書かれた自動販売機を探したり、好きな場所で和歌を作ったりといったさまざまなミッションを用意した。

     8月下旬に大学や市の職員らを対象に試行的に実施した。本番と同じように参加者は4〜6人のグループに分かれ、ガイドブックを手に撮影ポイントを探し回った。各グループには学生たちが付き添い、見どころなどを解説していた。

     開催日は9月28日と10月19日、12月7日。いずれも午前9時40分〜午後0時半。参加費として大河ドラマ展や源氏物語ミュージアムなどの入場料が必要で、高校生以上1500円、小中学生750円。申し込みは9月上旬ごろから受け付ける。問い合わせは京都文教大0774(25)2630。

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■833 / 親記事)  織田信長の圧力で離散の「物集女」氏どうなった?
□投稿者/ 管理人 院生(839回)-(2024/08/28(Wed) 15:19:32)

     京都府向日市で調査報告へ 初公開の資料も

     室町・戦国時代に乙訓地域の自治を担った西岡(にしのおか)衆の物集女一族が、織田信長の勢力拡大で離散した後も各地で活躍していたことが、地元郷土史家の調査で明らかになった。最後の城主物集女宗入の没後450年に向け、向日市文化資料館(京都府向日市寺戸町)主催の歴史講演会で、初公開の古文書を複数紹介し、調査研究の一部を報告する。

     物集女氏は西岡衆の有力な地侍の一人。宗入は1575(天正3)年、信長の家臣細川藤孝の命で謀殺された。居城とした物集女城跡(物集女町)は今年6月、国の史跡に新たに指定するよう答申された。

     京都乙訓ふるさと歴史研究会の中西昌史会長(第2向陽小校長)が、5年ほど前から本格的に調査を始めた。バイオリニスト物集女純子氏=横浜市=ら子孫への聞き取りや藩士名簿などの古文書の調査によって、一族は江戸時代に松平家、水野家、本多家、柳生家など徳川幕府の代表的な大名とのつながりがあり、重用されていたことが確認された。日本初の生命保険会社の明治生命保険(現・明治安田生命保険)の創業に携わった実業家物集女清久や、明治〜昭和にかけ3代にわたり国学者や国文学者として活躍した物集高世、高見、高量といった著名人も輩出していた。

     中西会長は各地域の図書館や資料館、国会図書館などを訪問。学芸員や研究者の助言を得て、古文書や城下絵図を確認し、物集女氏の足跡を浮かび上がらせた。古書店で大量の文書や絵図などが見つかり、まだまだ調査の余地があると実感したという。「物集女一族が家に誇りを持っていたことが感じられた。一族の活躍を多くの方に知っていただきたい」と呼びかけている。

     歴史講演会「その後の物集女氏」は9月15日午後2時から、市文化資料館で開かれる。無料。定員50人。申し込み不要。11月2日からは企画展「中世の乙訓・西岡と物集女氏・物集女城」も開催する。問い合わせは市文化資料館075(931)1182。
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■832 / 親記事)  「花の御所」だけでなかった将軍の邸宅 京都市中京区で資料展 室町時代の京の地図など
□投稿者/ 管理人 院生(838回)-(2024/08/28(Wed) 15:16:49)

     室町幕府の足利将軍家が京都に構えた居所を紹介する展示が、京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。古地図や古文書など31件を通じて、武家実力者の邸宅の足跡をたどることができる。

     室町期の京都を描いたとされる「中古京師内外地図[ちゅうこけいしないがいちず]」の写しは、幕府名の由来となった「室町殿(花の御所)」以外の拠点があったことを伝える。現在の中京区御池通高倉辺りには「源直義後将軍義経(詮)亭」が記される。初代将軍・尊氏の弟で政務を担った直義や2代義詮が御所を構えていたことを示す。

     将軍や邸宅に関する文献では、国宝・東寺百合文書に含まれる直義や義詮、3代義満らの書状が並ぶ。6代義教にまつわる室町殿の建物図面や引っ越し時の記録もある。

     9月23日まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)。入室は午前10時〜午後7時。有料。

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■831 / 親記事)  下鴨神社のフェイスブックが乗っ取られる 何者かの英語投稿を確認
□投稿者/ 管理人 院生(837回)-(2024/08/26(Mon) 18:24:24)

     下鴨神社(京都市左京区)のフェイスブックの公式アカウントが第三者に乗っ取られたとみられることが、26日までに分かった。同神社は同日までに運営会社に連絡し、削除を求めているという。

     下鴨神社によると、数日前に英語による投稿が確認されたという。これを受け、同神社は25日、X(旧ツイッター)とインスタグラムで、「お知らせ」と題し、「公式Facebook(フェイスブック)はアカウントが乗っ取られており、対応中」と発表した。フェイスブックにはすでに新しい公式アカウントを開設した。
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■830 / 親記事)  宇治川の鵜飼を中止 台風10号接近で
□投稿者/ 管理人 院生(836回)-(2024/08/26(Mon) 18:21:27)

     京都府の宇治市観光協会は26日、台風10号の接近に伴い「宇治川の鵜飼」を同日から中止すると発表した。

     再開時期は未定で、川の流量をみて判断する。

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■829 / 親記事)  葬送の地で「千灯供養」 無縁仏に無数の炎揺れる
□投稿者/ 管理人 院生(835回)-(2024/08/26(Mon) 18:16:52)

     約8千体の無縁仏にろうそくを供える「千灯供養」が24日夜、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野(あだしの)念仏寺で始まった。晩夏の境内に無数の炎が揺れ、参拝者たちがそっと手を合わせた。

     化野はかつて京郊外の葬送の地として知られ、死者を弔う石仏や石塔が数多くあった。明治時代に無縁となった石仏などが地元住民らの協力で化野念仏寺に集められ、千灯供養が始まったとされる。

     午後6時すぎ、法要が始まり、僧侶たちが石仏などが並ぶ「西院(さい)の河原」を読経しながら巡った。

     25日夜もあり、受け付けは午後5時半〜8時半。行事維持協力金(中学生以上千円)が必要。

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