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■847 / 親記事)  「光る君へ」のトークショー参加しませんか 藤原道長役の柄本佑さんら登場
□投稿者/ 管理人 院生(853回)-(2024/09/05(Thu) 15:51:54)

     放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、登場人物の紫式部や藤原摂関家とゆかりがある京都府宇治市などは28日、藤原道長役の柄本佑さんらによるトークショーを市文化センター(折居台)で開催する。参加者を募っている。

     1部は、ドラマの題字を手がけた書家の根本知さんが平安時代の書などについて語る。

     2部は、柄本さんとともに、道長の子で同市内にある平等院を建立した藤原頼通を演じる渡邊圭祐さんが登壇。ドラマにまつわるエピソードなどを話す。

     参加希望者は6日までに市ホームページの専用フォームで申し込む。定員は千人の見込みで、応募多数の場合は抽選する。無料。

     問い合わせは市観光振興課0774(39)9408。

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■846 / 親記事)  毎年話題のシダレザクラに異常事態 不気味すぎる「枝なし幹」なぜ増えた?
□投稿者/ 管理人 院生(852回)-(2024/09/04(Wed) 15:10:29)

     京都市中京区の京都地裁を取り囲むシダレザクラ並木に異変が起きている。春には鮮やかなピンク色の花が咲き誇る人気のスポットだが、今年に入って伐採される木が急増。現地では大人の背丈ほどの「枝なし幹」が不格好な姿をさらし、住民からは「どうしてこんなことになったのか」と戸惑いの声が上がる。

     京都地裁のシダレザクラは現在の庁舎が完成した2001年に敷地を取り囲むように植えられた。柳馬場通、富小路通、竹屋町通の3つの道路の歩道上に計62本ある。

     京都御苑(上京区)や円山公園(東山区)のシダレザクラほど知られた存在ではないが、京都観光のウェブサイトやSNSで「隠れた桜の名所」などと取り上げられることが多く、春になると多くの花見客が散策に訪れる。

     京都地裁の説明では、3年ほど前から樹勢が衰え枯死するシダレザクラが出てきた。強風などで枝が折れたりする危険性があり、地裁は21年度に2本、24年度に7本を伐採した。

     シダレザクラが弱ってしまったのはどうしてか。京都地裁は「原因は分からない」としているが、府立植物園で樹木係を務める中井貞さんは「一般論として、アスファルト舗装された道路など、根っこを十分に広げることができない環境下では樹勢が衰えやすくなる」と説明。「気候変動に伴う熱暑の影響など最近は樹木の成育環境が厳しさを増している」と指摘する。

     ちなみに地元住民の間で「異様な存在感」「夜見たら不気味」と話題になっているのは枝をすべて切り落とされた高さ2メートルほどの枝なし幹。地裁によると、根元付近で幹を切ってしまうと人の目につきにくく、歩行者が切り株につまずいて転倒しかねないため、あえて高さを残して目立たせているのだという。

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■845 / 親記事)  南座の顔見世興行、演目と配役の一覧 夜の部は「越後獅子」で幕
□投稿者/ 管理人 院生(851回)-(2024/09/03(Tue) 15:05:53)

     師走の京都・南座「吉例顔見世興行」の演目と配役が3日、発表された。12月1日初日、22日千秋楽で、人間国宝の片岡仁左衛門、中村梅玉が「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」で顔を合わせるほか、今春襲名した中村萬(まん)壽(じゅ)も出演。オペラ「蝶々夫人」を題材にした新作などもある。 


    【昼の部=午前10時半開演】

    (1)「蝶々夫人」お蝶(中村壱太郎)、山森酉蔵(中村錦之助)、お駒(中村鴈治郎)

    (2)「三人吉三」お嬢吉三(片岡孝太郎)、お坊吉三(中村隼人)、和尚吉三(錦之助)

    (3)「大津絵道成寺」藤娘、鷹匠、座頭、船頭、鬼(片岡愛之助)、弁慶(中村鷹之資)、犬(中村虎之介)、矢の根の五郎(坂東巳之助)

    (4)「ぢいさんばあさん」美濃部伊織(市川中車)、宮重久右衛門(中村萬太郎)、久弥妻きく(壱太郎)、宮重久弥(虎之介)、下嶋甚右兵衛(巳之助)、伊織妻るん(中村扇雀)

     【夜の部=午後4時開演】

    (1)「仙石屋敷」大石内蔵助(片岡仁左衛門)、吉田忠左衛門(鴈治郎)、堀部安兵衛(中車)、磯貝十郎左衛門(隼人)、大石主税(鷹之資)、大高源吾(中村亀鶴)、間十次郎(片岡進之介)、仙石伯耆守(中村梅玉)

    (2)「かさね」腰元かさね(中村萬壽)、百姓与右衛門実は久保田金五郎(愛之助)

    (3)「御所五郎蔵」御所五郎蔵(隼人)、星影土右衛門(巳之助)、傾城皐月(壱太郎)、甲屋女房お松(孝太郎)

    (4)「越後獅子」角兵衛獅子(鴈治郎、萬太郎、鷹之資)

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■844 / 親記事)  二条城で「市民大茶会」 茶道4流派の茶席楽しんで 10〜11月に
□投稿者/ 管理人 院生(850回)-(2024/09/02(Mon) 16:12:47)

     二条城(京都市中京区)は、茶道4流派の茶席を楽しめる「市民大茶会」を10〜11月に催す。

     70回の節目を迎える今回は、10月26日(裏千家)、11月1日(表千家)、同3日(藪内家)、同4日(武者小路千家)の日程で行われる。各日とも庭園・清流園内にある和楽庵と香雲亭にそれぞれ茶席が設けられ、茶券1枚で両席に入れる。

     各日とも午前(午前9時半〜11時半)と午後(正午〜午後2時半)の部に分かれていて、茶券は1枚4千円(入城料含む)。

     前売り券は10月1日から二条城券売所で発売する。現在、二条城ホームページでオンライン予約を受け付けている。問い合わせは二条城075(841)0096。
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■843 / 親記事)  城陽市の大型前方後円墳を史跡整備へ 土地の購入費に2億円超を計上
□投稿者/ 管理人 院生(849回)-(2024/09/02(Mon) 07:15:30)

     京都府城陽市は、3億2300万円を追加する2024年度一般会計補正予算案など、5日開会の市議会9月定例会に提案する5議案を発表した。

     補正予算の内訳では、大型前方後円墳の芭蕉塚古墳(同市平川・墳丘長114メートル)の史跡整備に向けた土地の購入に2億4千万円、戸建て住宅で太陽光発電と蓄電池の設置を補助する事業に540万円など。

     他に、来年度以降に開始する事業についての債務負担行為を設定。上下水道事業を包括的に民間委託する仕組み「ウオーターPPP」の導入関連で43億円、市民体育館改修で18億円、ごみ出しが困難な高齢者や障害者の戸別収集の導入に8700万円などで、それぞれを複数年度の限度額としている。

     9月定例会は30日までの26日間。一般質問は19、24、25、26日。

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■842 / 親記事)  京都北部の道の駅で「絶滅危惧種」の花が見頃
□投稿者/ 管理人 院生(848回)-(2024/09/02(Mon) 07:14:31)

     京都府のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているトウテイランが、京丹後市弥栄町の道の駅「丹後王国 食のみやこ」で見頃を迎えている。園内の花壇に計約500株が植えられており、散策しながら涼しげな青紫色の花を楽しめる。

     トウテイランは京都府や兵庫県の北部など日本海沿岸に分布する多年草で、京丹後市では「市の花」として親しまれている。

     府立植物園元副園長で同道の駅の園芸を担当する職員西原昭二郎さん(64)が鉢植えで育てて、4年前から繁殖させて園全体に広げていったという。

     西原さんは「観賞のポイントは深い青紫色の花と、銀白色の葉。対照的な色の美しさを楽しんでもらえたら」と話している。9月中旬まで観賞できる。

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■841 / 親記事)  二条城本丸御殿、18年ぶり一般公開始まる 華麗な障壁画
□投稿者/ 管理人 院生(847回)-(2024/09/02(Mon) 07:11:30)

     京都市中京区の二条城で1日、重要文化財・本丸御殿の一般公開が18年ぶりに始まった。保存修理と耐震工事を終えた旧宮家の御殿建築を鑑賞するため、遠方からも見学客が訪れ、数多くの障壁画など優美な室内装飾に目を細めていた。

     観覧は少人数制で、午前9時半に最初の9人が見学した。壁が金箔(きんぱく)貼の御書院「一の間」、絵師の狩野永岳が手がけた松鶴図が目を引く御常御殿「松鶴の間」などを巡った。雲や鶴を表した唐紙のふすま、大正期のランプを随所に用い、来場者は近代の宮廷文化を感じていた。

     本丸御殿は江戸期に天明の大火で焼失し、現在の建物は1894年に桂宮御殿を移築したもの。明治から大正にかけて皇太子らの宿泊所として使われた。阪神大震災で建物がゆがみ、2006年度から強度不足のため非公開としてきた。

     本丸御殿は通年公開で、二条城ホームページでチケットの事前購入が必要。入城料(一般800円)に加えて同千円の別料金がかかる。

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■840 / 親記事)  祇園東「祇園をどり」の写真撮影 芸舞妓が本番衣装「頑張ってお稽古を」華やか雰囲気
□投稿者/ 管理人 院生(846回)-(2024/08/31(Sat) 15:05:15)

    2024/08/31(Sat) 15:08:58 編集

     花街・祇園東(京都市東山区)の秋の舞踊公演「祇園をどり」に向けて、プログラム用の写真撮影が30日、会場となる同区の祇園会館で行われた。芸舞妓が本番の衣装を着て姿勢や所作を整え、舞台の上は一足早く華やかな雰囲気に包まれた。

     今秋の演題は、一枚の絵に描かれた京の名所をたどる「絵双六京巡(えすごろくみやこめぐり)」。プロローグで、芸舞妓がサイコロに見立てた傘を手に、名所を紹介する。牛若丸が天狗(てんぐ)を相手に修行に励む「鞍馬山」、荘厳さを鳳凰(ほうおう)の舞で表現する「雪の金閣寺」など6景を演じる。恒例の「祇園東小唄」で総踊りを披露し、フィナーレを飾る。

     初めて出演する舞妓の満彩矢(まさや)さん(16)は「舞台に立つ側になり緊張しています。踊りは目線が難しいです。頑張ってお稽古しているので(公演が)楽しみです」と話した。

     65回目の祇園をどりは11月1〜10日、午後1時半と4時の2回公演。6千円(お茶席付きは7千円)。祇園東歌舞会075(561)0224
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■839 / 親記事)  京都府立植物園は臨時休園に 31日と9月1日の2日間、台風10号接近で
□投稿者/ 管理人 院生(845回)-(2024/08/30(Fri) 16:20:54)

     京都府立植物園(京都市左京区)は30日、台風10号の接近に伴い、31日と9月1日は臨時休園にする、と発表した。

     同園は「倒木などの被害状況により、休園を延長する場合がある」としている。

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■838 / 親記事)  伏見区と大阪結んだ観光船が復活へ 大阪・関西万博に合わせ淀川で
□投稿者/ 管理人 院生(844回)-(2024/08/30(Fri) 16:16:33)

     淀川を通じて京都・伏見から大阪を結んだかつての舟運(しゅううん)が今秋、62年ぶりに復活する。2025年大阪・関西万博に向けた1日限りのイベントで、10月13日に大阪府枚方市の淀川から宇治川・伏見港(京都市伏見区)まで約18キロの「伏見航路」を観光船が往来する。

     近畿地方整備局や流域自治体などでつくる「淀川舟運活性化協議会」が実施する。協議会は25年万博を見据えた舟運の観光資源化に向け、実験運航や川の掘削を進めてきた。来春までには万博会場の夢洲(大阪市)がある大阪湾へ船を通す「閘門(こうもん)」が淀川下流で完成予定で、京都から船で夢洲に向かう観光ルートの整備も進める。

     淀川舟運は豊臣秀吉の伏見港整備で発展した。近代も石炭輸送を担うなど長く京阪間の交通や物流を支えたが、戦後の鉄道や道路網など陸上交通の発達に伴って1962(昭和37)年で貨物輸送を終了した。

     イベントは「淀川クルーズFESTIVAL」。淀川・天満橋下流の八軒家浜(大阪市)から宇治川上流の天ケ瀬ダム(宇治市)まで約45キロを4区間に分けて船やボートを運航する。枚方―伏見港の舟運はその1区間で、三十石舟風の中型船が往復し、乗員は約40人の予定。

     一部の船は要予約。申し込みや料金などはイベントのホームページで今後発表する。

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■837 / 親記事)  京都に「国立文化財修理センター」新設へ 文化庁が設計費を計上
□投稿者/ 管理人 院生(843回)-(2024/08/30(Fri) 16:15:45)

     文化庁は29日、2025年度予算の概算要求として1400億円を計上した。文化芸術振興の中核拠点となる国立文化施設の機能強化や整備促進に関する事業に重点配分した。

     京都への移転を機に30年度までに新設する「国立文化財修理センター(仮称)」の具体化に向け、設計費など2億2500万円を盛り込んだ。運営体制の検討も進める。京都国立博物館(京都市東山区)の敷地内が有力候補地となっている。

     伝統芸能の殿堂とされる国立劇場(東京)の再整備は、金額を示さない事項要求とした。劇場を建て替える計画は工事の入札不調が続き、再整備のめどが立たないまま昨秋に閉場した。

     漫画やアニメの資料を収集する「メディア芸術ナショナルセンター(仮称)」の開設を見据え、9300万円を新たに要求した。アニメのセル画の海外流出を防ぎ、漫画の原画などを扱える専門人材を育てる。。

     文化財関係では災害や盗難被害に備える計画の策定、設備の整備に3億円を積んだ。能登半島地震の教訓を生かす。国や自治体、個人が管理する文化財の修理・点検記録を一元化したデータベースの構築には5千万円を充て、適切なメンテナンス周期を把握する。いずれも新規事業。

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■836 / 親記事)  北野天満宮で豊臣秀吉が開いた、大イベント再現へ 大阪・関西万博に合わせ25年秋
□投稿者/ 管理人 院生(842回)-(2024/08/29(Thu) 15:00:54)

     京都府は、豊臣秀吉が1587年に千利休や今井宗久らを迎えて開いた「北野大茶湯」にちなみ、北野天満宮(京都市上京区)で来年秋に大規模な茶会を開くことを決めた。2025年大阪・関西万博に合わせ、茶の文化を国内外に発信するのが狙い。

     京都府は、万博会場の大阪市の夢洲を訪れる来場者の誘客に向けて、関西文化学術研究都市で開く「けいはんな万博」など11の重点事業を掲げている。「きょうとまるごとお茶の博覧会」と題した茶文化の発信事業もその一つだ。

     秀吉が開いた「北野大茶湯」では、黄金の茶席のほか、千利休らの茶席が並び、身分に関係なく、さまざまな人をもてなしたと伝わる。1886(明治19)年には300年記念の献茶式が、1936(昭和11)年には350年を記念して「昭和北野大茶湯」が開かれ、初日だけで全国から2千人以上が訪れたという。

     今回、万博5カ月前に迫った今年11月10日にプレ・オープニング茶会として北野天満宮で茶会を開き、万博期間中(来年4月13〜10月13日)には府内各地で催される茶会や月釜と事業をひも付け、府内全域で機運情勢を図る。茶摘みや茶器の製作、茶菓子づくり体験の開催なども検討する。

     各種事業の締めくくりとして来年秋に北野天満宮で開く茶会では、秀吉が開いた北野大茶湯の再現や当時使われた茶器の展示を考えている。9月12日に開会予定の府議会9月定例会で提案する一般会計補正予算案に関連経費として約2千万円を盛り込む方針。

     また小中高生に茶に親しんでもらおうと、学校と万博にパビリオンを出展する各国をつなげ、海外の人をもてなす茶会を開き、国際交流を後押しする。希望する学校は今後、募集する。府内の大学生には茶を使ったスイーツの商品開発や新しい茶の楽しみ方の提案などに取り組んでもらう。

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■835 / 親記事)  五山送り火「鳥居形」に迫る危機 保存会「ずっと続けたいが、『じん』次第」 じんとは?
□投稿者/ 管理人 院生(841回)-(2024/08/29(Thu) 14:55:57)

     五山送り火の「鳥居形」(京都市右京区)で、「山に火が走る」といわれる独特の点火方式の継続が危ぶまれている。人が松明(たいまつ)を持って山中を走り、火床の鉄皿に突き立ててゆく方式はほかの山ではみられず、ひそかな夏の風物詩。しかし、これに不可欠なマツ材「じん」の確保が難しくなっており、保存会は「地元が誇りとする点火方式とはいえ、変更もあり得る」と危機感をあらわにする。 

     16日夜、送り火の最後を飾る鳥居形は、右京区の曼荼羅(まんだら)山で点火された。今年は従来通りの方式でともすことができたが、鳥居形松明保存会の荒毛谷潤会長(59)は「ずっと続けたいが、『じん』次第なので…」と不安を口にした。

     鳥居形は江戸時代中期以降に始まったとされ、火床は現在108基。当日は山中に置かれた高さ1メートルほどの鉄皿に、親火床から火を移した松明を保存会メンバーが走りながら次々に突き立ててゆく。ほかの山では割り木で組んだ井桁に直接的に火を付けており、点火の方式が異なる。

     この独特の方式を可能にしているのは、火が付きやすく、消えにくいマツ材の「じん」だ。良質な材料は断面に松やにがにじみ出すといい、通常のマツ材と半々に交ぜて松明にしている。樹齢40〜50年で立ち枯れたアカマツからよく採れ、良質かどうかを見抜くのは、林業の経験が必要。だが、これまで納入してきた地元の林業者が高齢で引退したため、今後の確保が難しくなっているという。

     そこで保存会はじんを自前で得る動きに乗りだしている。引退業者の助言を受けて、役員が2022年冬ごろから曼荼羅山で探し始め、23年秋ごろから切り出してきた。しかし、本職が林業のメンバーはおらず、今年の送り火までに確保できたのは、引退業者が例年納めた量の半分ほどで、1回の行事分(約500キロ)の約5割にとどまった。残る在庫も「送り火1回半の分量」しかなく、今後に同じペースで集められても3年後には枯渇するという。

     保存会は新たにじんを納めてくれる林業者も探しているが、見通しは立っていない。国勢調査のデータによると、2020年に林業従事者は4万4千人で40年前から10万人以上減り、65歳以上の割合は増えて25%に達している。荒毛谷会長は「願いはずっと『山に火が走る』といわれる点火方式を続けていくこと。納入してくれる林業者をなるべく近くで探したい」と協力を呼びかけている。
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■834 / 親記事)  宇治市で大河ドラマにちなみ開催
□投稿者/ 管理人 院生(840回)-(2024/08/29(Thu) 14:51:19)

     ゲーム感覚で源氏物語スポット巡る「ロゲイニング」って?

     京都文教大学(京都府宇治市槙島町)の学生たちが同市内にある源氏物語にちなんだスポットをゲーム感覚で巡る「ロゲイニング」を9〜12月に3回開催する。紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送を機に宇治の魅力を発信する狙いで、「平安時代にタイムスリップした気分で挑戦してほしい」と参加を呼びかけている。

     同市内で商店街の振興などに取り組む学生のグループ「商店街活性化隊しあわせ工房CanVas」が企画した。

     ロゲイニングはオーストラリア発祥の野外スポーツ。制限時間内に指定されたポイントの写真を撮ったり、場所にちなんだ謎解きをしたりして得た点数を競う。

     学生たちは実際に街を歩き、源氏物語の古跡や紫式部像、宇治橋などの写真撮影ポイントを設定。さらに「宇治茶」と書かれた自動販売機を探したり、好きな場所で和歌を作ったりといったさまざまなミッションを用意した。

     8月下旬に大学や市の職員らを対象に試行的に実施した。本番と同じように参加者は4〜6人のグループに分かれ、ガイドブックを手に撮影ポイントを探し回った。各グループには学生たちが付き添い、見どころなどを解説していた。

     開催日は9月28日と10月19日、12月7日。いずれも午前9時40分〜午後0時半。参加費として大河ドラマ展や源氏物語ミュージアムなどの入場料が必要で、高校生以上1500円、小中学生750円。申し込みは9月上旬ごろから受け付ける。問い合わせは京都文教大0774(25)2630。

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■833 / 親記事)  織田信長の圧力で離散の「物集女」氏どうなった?
□投稿者/ 管理人 院生(839回)-(2024/08/28(Wed) 15:19:32)

     京都府向日市で調査報告へ 初公開の資料も

     室町・戦国時代に乙訓地域の自治を担った西岡(にしのおか)衆の物集女一族が、織田信長の勢力拡大で離散した後も各地で活躍していたことが、地元郷土史家の調査で明らかになった。最後の城主物集女宗入の没後450年に向け、向日市文化資料館(京都府向日市寺戸町)主催の歴史講演会で、初公開の古文書を複数紹介し、調査研究の一部を報告する。

     物集女氏は西岡衆の有力な地侍の一人。宗入は1575(天正3)年、信長の家臣細川藤孝の命で謀殺された。居城とした物集女城跡(物集女町)は今年6月、国の史跡に新たに指定するよう答申された。

     京都乙訓ふるさと歴史研究会の中西昌史会長(第2向陽小校長)が、5年ほど前から本格的に調査を始めた。バイオリニスト物集女純子氏=横浜市=ら子孫への聞き取りや藩士名簿などの古文書の調査によって、一族は江戸時代に松平家、水野家、本多家、柳生家など徳川幕府の代表的な大名とのつながりがあり、重用されていたことが確認された。日本初の生命保険会社の明治生命保険(現・明治安田生命保険)の創業に携わった実業家物集女清久や、明治〜昭和にかけ3代にわたり国学者や国文学者として活躍した物集高世、高見、高量といった著名人も輩出していた。

     中西会長は各地域の図書館や資料館、国会図書館などを訪問。学芸員や研究者の助言を得て、古文書や城下絵図を確認し、物集女氏の足跡を浮かび上がらせた。古書店で大量の文書や絵図などが見つかり、まだまだ調査の余地があると実感したという。「物集女一族が家に誇りを持っていたことが感じられた。一族の活躍を多くの方に知っていただきたい」と呼びかけている。

     歴史講演会「その後の物集女氏」は9月15日午後2時から、市文化資料館で開かれる。無料。定員50人。申し込み不要。11月2日からは企画展「中世の乙訓・西岡と物集女氏・物集女城」も開催する。問い合わせは市文化資料館075(931)1182。
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■832 / 親記事)  「花の御所」だけでなかった将軍の邸宅 京都市中京区で資料展 室町時代の京の地図など
□投稿者/ 管理人 院生(838回)-(2024/08/28(Wed) 15:16:49)

     室町幕府の足利将軍家が京都に構えた居所を紹介する展示が、京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。古地図や古文書など31件を通じて、武家実力者の邸宅の足跡をたどることができる。

     室町期の京都を描いたとされる「中古京師内外地図[ちゅうこけいしないがいちず]」の写しは、幕府名の由来となった「室町殿(花の御所)」以外の拠点があったことを伝える。現在の中京区御池通高倉辺りには「源直義後将軍義経(詮)亭」が記される。初代将軍・尊氏の弟で政務を担った直義や2代義詮が御所を構えていたことを示す。

     将軍や邸宅に関する文献では、国宝・東寺百合文書に含まれる直義や義詮、3代義満らの書状が並ぶ。6代義教にまつわる室町殿の建物図面や引っ越し時の記録もある。

     9月23日まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)。入室は午前10時〜午後7時。有料。

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■831 / 親記事)  下鴨神社のフェイスブックが乗っ取られる 何者かの英語投稿を確認
□投稿者/ 管理人 院生(837回)-(2024/08/26(Mon) 18:24:24)

     下鴨神社(京都市左京区)のフェイスブックの公式アカウントが第三者に乗っ取られたとみられることが、26日までに分かった。同神社は同日までに運営会社に連絡し、削除を求めているという。

     下鴨神社によると、数日前に英語による投稿が確認されたという。これを受け、同神社は25日、X(旧ツイッター)とインスタグラムで、「お知らせ」と題し、「公式Facebook(フェイスブック)はアカウントが乗っ取られており、対応中」と発表した。フェイスブックにはすでに新しい公式アカウントを開設した。
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■830 / 親記事)  宇治川の鵜飼を中止 台風10号接近で
□投稿者/ 管理人 院生(836回)-(2024/08/26(Mon) 18:21:27)

     京都府の宇治市観光協会は26日、台風10号の接近に伴い「宇治川の鵜飼」を同日から中止すると発表した。

     再開時期は未定で、川の流量をみて判断する。

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■829 / 親記事)  葬送の地で「千灯供養」 無縁仏に無数の炎揺れる
□投稿者/ 管理人 院生(835回)-(2024/08/26(Mon) 18:16:52)

     約8千体の無縁仏にろうそくを供える「千灯供養」が24日夜、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野(あだしの)念仏寺で始まった。晩夏の境内に無数の炎が揺れ、参拝者たちがそっと手を合わせた。

     化野はかつて京郊外の葬送の地として知られ、死者を弔う石仏や石塔が数多くあった。明治時代に無縁となった石仏などが地元住民らの協力で化野念仏寺に集められ、千灯供養が始まったとされる。

     午後6時すぎ、法要が始まり、僧侶たちが石仏などが並ぶ「西院(さい)の河原」を読経しながら巡った。

     25日夜もあり、受け付けは午後5時半〜8時半。行事維持協力金(中学生以上千円)が必要。

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■828 / 親記事)  丹波地域で伝統の火祭り「サンヤレ」「上げ松」山里に夏の終わり告げる
□投稿者/ 管理人 院生(834回)-(2024/08/26(Mon) 18:06:22)

     京都府亀岡市や南丹市の山間部で24日夜、伝統行事の火祭りが営まれた。夜の闇を真っ赤な炎が照らし、五穀豊穣や無病息災を住民たちが祈念した。

     亀岡市畑野町土ケ畑では、稲刈り前に豊作を祈る「サンヤレ」があった。地域を見下ろせる山に上がった炎の前で、地元の子どもたちが鉦(かね)と太鼓を打ち鳴らした。

     愛宕信仰の影響を受けた行事とされ、市指定文化財になっている。昨年は悪天候で中止したため、2年ぶりに営まれた。

     午後6時半ごろに点火。鉦と太鼓の音に合わせて、参加者が「にーしのおーくのサンヤレヤ」と唱えた。

     南丹市美山町の鶴ケ岡地域では、夏の終わりを彩る「上げ松」が行われた。住民たちが木柱「灯籠木(とろぎ)」の先に付いた竹籠「もじ」に目がけて火をともしたたいまつを投げ上げると、谷間の真っ暗な夜空に炎の軌跡が浮かび上がった。

     愛宕信仰に由来する伝統行事。同町では4集落で続いており、盛郷と川合が24日に行った。

     盛郷では棚野川の河川敷に高さ26メートルの灯籠木を立て、午後8時ごろに開始。男性たちがたいまつに結びつけた縄を持って勢いよく回し、放り上げた。

     笛太鼓が響く中、大勢の住民が見守り、たいまつがもじをかすめるたびに歓声を上げた。1時間後に命中し、もじに入った杉の葉がパチパチと燃え上がった。

     最後は炎に包まれたもじを勢いよく地面に引き落とした。火の粉が灯籠木の高さいっぱいまで舞い上がり、大きな拍手が起きた。

     祭りの終わった会場には、山里に夏の終わりを告げるような涼風が川から吹き抜けた。
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■827 / 親記事)  京丹後市の池に移植「絶滅危惧種」の水草、シカ食害にも負けず花咲かせる
□投稿者/ 管理人 院生(833回)-(2024/08/26(Mon) 17:59:32)

     京都府のレッドリスト(2022年)で「絶滅危惧種」とされている水草「サイコクヒメコウホネ」が京都府京丹後市大宮町五十河の小町公園の池で小さな黄色の花を咲かせている。国土交通省が高速道路の工事予定地で発見して移植したもので、保護が奏功している。

     サイコクヒメコウホネはスイレン科の多年草で、本州西部、九州、四国の湖沼や池などに分布する。公園の個体は、国交省福知山河川国道事務所が山陰近畿自動車道大宮峰山道路の建設予定地のため池で発見。保護のため、2021年度から小町公園内に139株を移した。

     池では茂った葉の間から茎を伸ばして黄色の花を咲かせる様子が確認できる。シカの食害もあるが、同事務所の担当者は「現状は移植が成功している。生育状況の調査を続けたい。花は6月に咲き始め、9月まで見られそう」としている。
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■826 / 親記事)  石仏を照らす優しい明かり 奈良の元興寺で伝統の地蔵会
□投稿者/ 管理人 院生(832回)-(2024/08/24(Sat) 15:36:57)

     奈良市中院町の元興寺で23日夕、地蔵会があり、灯明皿に火をともして追善供養し、家内安全や子どもたちの健やかな成長、そして世界の平和を願った。きょう24日も営まれる。

     境内には祈願を書いた約1500枚の灯明皿が並べられ、点火すると石塔や石仏を照らす明かりが幻想的に浮かび上がった。

     国宝極楽堂では地蔵尊を祭って法要を執り行い、境内では願いを書いた塔婆に浄水をかける水塔婆供養が営まれた。

     元興寺の地蔵会は中世以降に広がった地蔵信仰の伝統を受け継ぐ行事で、1948(昭和23)年に復興した。万灯供養会は石塔や石仏群を並べた88(同63)年の「浮図田(ふとでん)」の整備に伴い始められた。

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■825 / 親記事)  「長岡宮」内裏の発掘成果を紹介、講演会も 京都府向日市で9月 参加者募集
□投稿者/ 管理人 院生(831回)-(2024/08/24(Sat) 15:25:37)

     向日市埋蔵文化財センター(京都府向日市)は9月7日〜10月14日、調査研究成果展「長岡宮内裏―内裏正殿の再発掘―」を市文化資料館(寺戸町)で開催する。9月16日には関連した講演会を永守重信市民会館で開く。

     成果展は二つのコーナーがあり、T部は内裏正殿跡(鶏冠井町)などでの1966〜2022年の発掘調査の歴史をパネルで紹介。難波宮や平城宮から移設した瓦や土器などの遺物も展示する。

     U部は昨年度、鶏冠井町石橋で実施した発掘調査で出土した大型の掘っ立て柱建物跡をパネル写真で伝え、瓦や土器などを並べる。上植野町落堀での調査で見つかった南北の東一坊大路の側溝から出た土器や瓦の遺物を紹介する。

     午前10時〜午後6時(入館は午後5時半まで)。月曜(祝日の場合は翌日)休館。

     講演会は午後2時から、同センター元事務局長の國下多美樹龍谷大教授が「日本古代都城における大極殿・朝堂院・内裏―歴代王権の理想像を考える―」をテーマに話す。

     無料で定員は80人(多数の場合は抽選)。応募は往復はがき(1人1枚)に必要事項を記入し、〒617―0004 向日市鶏冠井町上古23 市埋蔵文化財センターへ郵送する(9月5日必着)。問い合わせは同センター075(931)3841。
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■824 / 親記事)  元立誠小一帯で恒例「高瀬川灯ろう流し」晩夏の風情
□投稿者/ 管理人 院生(830回)-(2024/08/24(Sat) 15:23:37)

     夏恒例の「高瀬川灯ろう流し」が京都市中京区の元立誠小一帯であった。繁華街の木屋町通沿いを流れる川の水面を、灯籠の柔らかな光が照らした。

     立誠高瀬川保勝会などが主催する「高瀬川夏まつり」の一環で、今年で50回目の節目を迎えた。18日午後7時、地元の高倉小の児童や女性会のメンバーが絵を描いた灯籠約170個が、木屋町通三条下ルの材木橋から次々と川に浮かべられた。

     ろうそくの淡い炎が揺らめき、訪れた家族連れや観光客が晩夏の風情を楽しんでいた。
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■823 / 親記事)  西京区にあった「かぐや姫」の名所がカフェに変身 こだわり店内に驚き 人気スポットに
□投稿者/ 管理人 院生(829回)-(2024/08/24(Sat) 15:21:44)

     竹林に囲まれた京都市西京区の松尾地域。西芳寺(苔寺)や「鈴虫寺」の愛称で知られる華厳寺にほど近い場所にかつて、「かぐや姫竹御殿」と呼ばれるひそかな名所があったのをご存じだろうか。竹工職人が四半世紀以上かけて築き上げ、恋愛成就を願う若い女性が訪れたとか。近年は閉鎖されていたが、その「御殿」が最近、カフェとして生まれ変わったと聞き、訪れた。

     京都バス「苔寺・すず虫寺」で下車してすぐ。立派な楼門と「BAMBOO COFFEE(バンブーコーヒー)」と掲げられた店舗がある。楼門をくぐると、竹林の中に金閣寺によく似た建物が現れた。近づいて見るとこの建物、目につくところはほとんど竹でできている。

     かぐや姫竹御殿は、香川県出身の竹工職人・長野清助(1887〜1967年)によって、27年の歳月をかけて築かれた。約598平方メートルの敷地に、楼門、客殿、御殿があり、竹を生かした独自の技法で細かな意匠が凝らされている。茶室のある御殿は、1950年の金閣寺の焼失を受け、その再興を願って金閣寺を模して楼閣風に造ったという。

     御殿にはかぐや姫が祭られ、折鶴で祈願すると願いがかなうとして若い女性から人気を集めた。2018年には市の「京都を彩る建物や庭園」で認定を受けた。有料で一般公開されていたが、維持管理を継いだ清助の孫にあたる男性が高齢に。後継がおらず、公開は中止されていた。

     そんな御殿を改装し、2022年3月にバンブーコーヒーを開業したのが店主の谷口明さん(50)。祖父の代から続き、現在は弟が社長を務める「谷口造園」(西京区)が御殿の敷地を所有していた縁で、引き継ぐことになった。

     大の建築好きで、自宅を新築することになった約10年前には、自ら設計したいと仕事をしながら2級建築士の免許を取得したほど。建築の勉強をしていくうちに、清助の巧みな手業に一層感銘を受けたという。

     「作り手の技術を多くの人に見てもらいたい」との思いから、傷みの激しかった楼門横の平屋部分を店に改装し、それ以外は残した。客殿に設けられた座敷席からは、竹材を方形に切り、モザイクタイルのように埋める「清助貼り」と呼ばれる独自の技法が施された壁を間近で見ることができる。

     一方、米ニューヨークのブルックリンスタイルをイメージした新装した店舗の天井は、不規則なマツ材の装飾で覆う。一つ一つ手作業で貼り付けたといい、竹を基調とする清助の御殿と現代風な店内の対比が織りなす雰囲気が、若者や訪日客から人気のようだ。

     コーヒーは、フェアトレードコーヒーにこだわる。暑い夏は、レモネードやカフェラテも人気だ。今後は、敷地内に焙煎(ばいせん)所を作る計画もあり、構想は膨らむ。「ここを拠点に地域のにぎわいづくりにつなげたい」と谷口さん。洗練された空間と1杯のコーヒーで、まちに新たな風を吹き込む。
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■822 / 親記事)  冷泉家に伝わる星祭り「乞巧奠」みやびな世界を堪能
□投稿者/ 管理人 院生(828回)-(2024/08/24(Sat) 15:18:13)

     歌道宗家冷泉家に伝わる星祭り「乞巧奠(きっこうてん)」が23日夜、京都市左京区のロームシアター京都で行われた。王朝装束の男女が牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の二星に歌を手向け、技芸の上達を願った。

     乞巧奠は、藤原定家を遠祖とする冷泉家の年中行事。冷泉家住宅(上京区)で旧暦7月7日前後に催されるが、近年は数年に一度ホールで一般公開される。この日は680人が参加した。

     琴や琵琶といった楽器、秋の七草などを供えた祭壇「星の座」が設けられた舞台上で、蹴鞠(けまり)や雅楽が披露された。袿袴(けいこ)を着た女性7人が灯火を囲むと、和歌の披講が始まった。今年の兼題は「七夕庭(しっせきのには)」。冷泉為人当主の「玉章(たまづさ)を書きて手向けし梶の葉を揺りて過きゆく秋の初風」など7首を朗詠した。

     即興の当座詠「流れの座」では、5組の男女が天の川に見立てた白布を挟んで恋の歌を贈り合い、来場者はみやびな世界を堪能した。
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■821 / 親記事)  下京区に月1回だけ味わえる「無料コーヒー」 元プロの「ちゃんとしたコーヒー」で一息
□投稿者/ 管理人 院生(827回)-(2024/08/24(Sat) 15:13:15)

     京都市下京区の菊浜区民会館で毎月第2月曜日、長年、喫茶店を経営してきた「プロ」が入れるコーヒーを無料で楽しめる「せせらぎコーヒーサロン」が開かれている。地域のお年寄りらが集い、和気あいあいと会話に花を咲かせている。

     考案したのは菊浜連合会の副会長で、菊浜社会福祉協議会長を務める竹田耕三さん(78)。竹田さんは京都市中京区烏丸通夷川下ルで喫茶店「喫茶アムール」を40年近く営業していた。家族のけがをきっかけに15年ほど前に閉店したが、昨年5月から「地域住民が集って会話できる場所を作りたい」と月1回のカフェを開設した。

     公民館の台所には、竹田さんが喫茶店で使っていた器具が並ぶ。コーヒーポットも「もうふたの取っ手もとれてるけど、ずっと使ってるねん」と笑う。

     カフェを開設するのは第2月曜日午前10時。ラジオ体操を終えた人たちが、9時半には集まってくる。竹田さんの入れたコーヒーを味わっていた橋元磨佐枝さん(80)は「いつも家ではインスタントやから、こういうちゃんとしたコーヒーを飲む機会少ない。本格的なお味で近所の人としゃべれていいなぁって」と、ほっと一息をついた。

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■820 / 親記事)  大津市の東南寺で「戸津説法」始まる 天台宗の高僧が語る「忘己利他」の精神
□投稿者/ 管理人 院生(826回)-(2024/08/23(Fri) 16:09:57)

     天台宗(総本山・延暦寺、大津市)の高僧が5日間にわたって法華経の教えを説く「戸津説法」が21日、大津市下阪本3丁目の東南寺で始まった。説法師の青蓮院(京都市東山区)門主の東伏見慈晃氏(82)は、宗祖・最澄が大切にした「忘己利他(もうこりた)」の精神を語り、大樹孝啓天台座主(100)や参拝者ら約250人が聞いた。

     天台宗が根本経典とする法華経の教えについて、東伏見氏は「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」という最澄の言葉が最もよく表していると説いた。

     これを示す近年の例として、生成人工知能(AI)向けの半導体大手やインターネット通販大手などの米国企業の成功を挙げ、「世の中が求めることに的を絞った結果」と指摘。「人は物事を損か得かで判断してしまうが、他人や社会の望みに応えるよう行動することが、最後は自身の得になる」と述べた。

     戸津説法は最澄が両親の供養などのため、琵琶湖畔の戸津浜で民衆に法華経を説いたのが始まりとされ、天台座主への登竜門とされる。25日まで。午前10時半から行われ、23日は午後2時からもある。

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■819 / 親記事)  京都市内6カ所で「六地蔵めぐり」始まる 寺ごとに色違いの「お幡」手に息災祈願
□投稿者/ 管理人 院生(825回)-(2024/08/22(Thu) 17:26:28)

     京都のかつての出入り口にある6カ所のお地蔵さんを参拝して回る「六地蔵めぐり」が22日、京都市内の各寺院で始まった。境内は早朝からにぎわい、多くの人が家内安全や無病息災などを祈った。

     平安末期の後白河天皇のころ、街道口に地蔵をまつったのが起源と伝わり、江戸時代には現在のような行事になっていたと記録されている。寺ごとに色が異なる札「お幡(はた)」を授かって玄関に飾ると、御利益があるという。

     鞍馬街道の出入り口に近い上善寺(北区)では、朝から巡拝する人たちが次々と訪れ、赤色のお幡を手にした。「鞍馬口地蔵」として親しまれる地蔵菩薩(ぼさつ)立像からは綱が延び、参拝者たちは昨年までの古いお幡をつるすと、感謝の祈りをささげていた。

     ほかの5カ所は大善寺(伏見六地蔵・伏見区)、浄禅寺(鳥羽地蔵・南区)、地蔵寺(桂地蔵・西京区)、源光寺(常盤地蔵・右京区)、徳林庵(山科地蔵・山科区)。23日まで。

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■818 / 親記事)  江戸時代に京都市中に出されたお触書とは
□投稿者/ 管理人 院生(824回)-(2024/08/20(Tue) 16:43:23)

     京都市歴史資料館で特別展「京に生きる町衆」

     江戸時代などに洛中の町人が書き残した古文書を紹介する特別展「京に生きる町衆」が、京都市歴史資料館(上京区)で開かれている。町文書など約70点を通じて、町の自治組織の在りようや、江戸期の京都で最も大きな訴訟沙汰とされる「町代改義(ちょうだいかいぎ)一件」のいきさつを伝える。

     メインの展示品は、現在の中京区烏丸通四条上ル笋町(たかんなちょう)で呉服商を営んだ下村忠兵衛家にあった古文書。江戸初期に幕府から京都市中に出されたお触書「板倉二十一カ条」をはじめ、町として守り継いでいた記録が含まれ、近代化する前の自治や出来事が分かる。

     町代改義一件を記した巻物は長さ33メートルを超え、1817〜18年にあった訴訟の重大さを物語る。「町代」は本来、町側の代表で町奉行所とのつなぎ役だったが、役人的な立場へシフト。その振る舞いは「無作法(ぶさほう)」で町側の諸負担が増した要因ともみなされ、上京・下京の町人が町奉行所へ提訴した。

     近くに並ぶ写真パネルは、勝訴した町人側が提灯(ちょうちん)行列を催してまで祝ったさまを表した当時の絵図で、洛中における一大事だったことを示す。

     入場無料。9月1日まで。午前9時〜午後5時。月曜と祝休日は休み。
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■817 / 親記事)  鴨川の三条大橋ライトアップ「明るすぎる」と言われ改善するも・・・その方法に疑問の声
□投稿者/ 管理人 院生(823回)-(2024/08/19(Mon) 15:53:11)

     鴨川のランドマークである三条大橋(京都市中京区、東山区)で、この春から夜間のライトアップが行われている。市による鴨川の魅力づくりの一環だが、その照明が控え目な明るさに6月に変更された。「まぶしすぎる」「反射がきつい」などの声が通行者のアンケートや有識者会議で出たためだ。古都の風情になじむ照明になったことで一件落着と思いきや、今度は照度を低減する「方法」に有識者から疑問符が突きつけられた。何が問題だったのだろうか。

     三条大橋とその周辺のライトアップは、市が鴨川の夜の景観づくりを目的に企画した。まず橋の補修工事を終えた今年1月に実証実験を行い、3月から本格的にスタートさせた。高欄の下に設置した128基のLED(発光ダイオード)を日没から午後10時まで点灯している。

     通行者へのアンケートは実験期間中に行われた。ライトアップそのものは「とても良い」「良い」が合わせて8割に上るなど好評だったが、自由記述では「ライトが明るすぎる」との声もあった。京都府が設置する有識者会議「鴨川府民会議」の3月の会合でも、委員から「すごく違和感があった」との意見が出された。

     市橋りょう健全推進課は「道路で使う照明では一番暗い製品を選んだが、補修工事前の表面が黒ずんだ高欄で評価していた。そのため、新調した白木の高欄では予想以上に光の反射が強くなった」と説明する。

     対策を迫られた市は、検討の結果、LED照明の側面に減光シールを貼るという方法を選んだ。高欄に当たる光を減らすことで反射を抑えるのが狙いで、実際に高欄下の照度を90%低減できたという。

     対策の結果を6月の鴨川府民会議で報告したところ、違和感を訴えていた委員からは「おとなしい照明になったことはうれしい」との評価を受けた。一方で、減光シールを貼る手法では消費電力が従来と変わらないため、別の委員からは「90%のエネルギーを無駄に使っているということ。行政の改善工事として本当に適切だったのか」との疑問も投げ掛けられた。

     市橋りょう健全推進課は「調光機能がないLED照明のため、複数の制御機器が別に必要になる。橋の上には置き場所がなく、管理も難しいし、費用もかさむ」と理解を求めている。
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■816 / 親記事)  京都市の暑さは「世界レベル」? 訪日客に聞いた「クレイジーさ」
□投稿者/ 管理人 院生(822回)-(2024/08/18(Sun) 16:39:47)

     連日、猛暑が続く京都市。今年の猛暑日は8月15日時点で32回を数え、梅雨明け以降はほとんど毎日35度を超えている。逃げ出したくなるような暑さの京都だが、汗だくになって散策する海外からの観光客は絶えない。海外の人たちは、京都の暑さをどう感じているのだろうか。

    あわせて読みたい
    やはり京都市は恐ろしく暑かった、猛暑日の数「全国トップ」【ランキング一覧表付き】
    「湿度がクレイジー」
     京都市中京区で最高気温37・9度を観測した8月14日の昼下がり。京都御所近くのバス停の木陰でバスを待っていた、タンクトップ姿の青年2人=いずれも(21)=に聞いた。

     米国カリフォルニア州から、京都を初めて訪れたという。同州ロサンゼルスは、8月の平均最高気温が29度で、35度近くまで気温が上がることもある。

     京都の暑さについて聞くと「湿度がクレイジーで、とても耐えられない。カリフォルニアも暑いが、空気が非常に乾燥しているので、快適にすごせる」と、暑さに顔をしかめながら話した。

     丸太町通の南側では、冷涼なオランダから1人で訪れていた女性(30)が、日陰を選ぶように歩いていた。「ギリシャによく行くので、暑さは慣れているつもりだったけど、湿度が高いので大変」と話し、汗をぬぐった。

     気象庁によると、ギリシャ・アテネの8月の平均気温(平年値)は京都市より高い29度だが、欧米からの観光客には「蒸し風呂」といわれる京都盆地の湿度が強烈なようだ。

    ジャカルタやクアラルンプール並みの暑さ
     気象庁のデータをみると、夏の京都市の気温は、日本国内でトップクラスの暑さだ。8月の平均気温は28・5度(平年値)で、東京都の26・9度より1度以上高い。

     今年7月は猛暑となり、月平均気温は29・4度に達した。これは、各国の最も暑い月の平均気温(平年値)と比べてみても、赤道に近いインドネシア・ジャカルタ(29・4度)に匹敵し、マレーシア・クアラルンプール(28・5度)や中国・香港(28・6度)を上回っている。

    インバウンドの熱中症搬送者は
     海外からの観光客が、熱中症とみられる症状で搬送されるケースも散見される。京都市消防局によると、今年6月1日〜7月末の熱中症疑い搬送者数は569人で、うち10人が海外在住者だった。日中の屋外で気分不良やめまいを訴えるパターンが多いという。

     ちなみに、京都市消防局は119番を5カ国語(英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語)で受け付けており、救急隊も翻訳アプリを常備している。

    もっと暑い国から来た人は
     インバウンドにとっても強烈な京都の暑さだが、「例外」もあるようだ。

     アラブ首長国連邦(UAE)から家族旅行に訪れていた男性(45)は「確かに京都は湿気が多くて暑いが、母国は54度になることもあるので大丈夫だ」と、汗を流しつつも余裕たっぷり。ヒジャブ(頭や体を覆うムスリム女性の衣装)をまとっていた妻も、「暑さの質は違うけど、UAEはもっと苦しくなるほど暑い」と涼しげな笑顔だった。
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■815 / 親記事)  助産の実践学ぶには、まず歴史から
□投稿者/ 管理人 院生(821回)-(2024/08/17(Sat) 15:27:38)

     学生たちが安産祈願の神社を見学

     安産祈願で知られる京都府福知山市三和町大原の大原神社に、助産師を目指す京都市内の学生19人が訪れた。文化財の産屋、境内の資料室を見学し、実習に先立って出産の歴史に理解を深めた。

     府医師会看護専門学校助産学科(京都市山科区)が毎年、出産の歴史を学ぶ授業の一環で訪れている。今年は7月末に見学した。

     300年以上前からあったとされる府指定有形民俗文化財の産屋見学では、林秀俊宮司(68)が「出産は母親にとって命がけ。神や自然の力に頼っていたと考えられている」と説明した。学生たちは広さ約3畳のかやぶき屋根の中に入り、かつてのお産の様子を想像していた。

     本殿では、半年間の研修中に接する妊婦の安産と自身の国家試験合格を祈願。資料室ではお産の様子を描いた錦絵などの展示も見学した。

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■814 / 親記事)  山本富士子、原節子、若尾文子…こんな品にも 「映画の一コマのよう」
□投稿者/ 管理人 院生(820回)-(2024/08/17(Sat) 15:25:32)

     京都市中京区壬生馬場町のおもちゃ映画ミュージアムで、「団扇(うちわ)を彩る銀幕のスターたち」が開かれている。昭和の映画女優を明るい色使いで描いたうちわが並び、涼やかさを演出している。

     当時は映画会社が所属する新人や売り出し中の女優を広くPRする手段として、呉服店や酒店、果物店などは販促グッズとして、うちわが配られていたという。

     会場ではウェブサイト「メディアとしての着物」を主宰する永本ツカサさん(東京都)が所蔵する戦後から昭和30年代のうちわ約150点を展示。竹の骨組みに和紙を貼り付けたうちわに、山本富士子や原節子、若尾文子ら往年の大女優が描かれている。

     9月29日まで。入館料が必要。月、火曜休館。8月21日午後6時から永本さんと同志社大の佐藤守弘教授によるトークイベントもある。
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■813 / 親記事)  五山送り火 古都の夜空に「大」や「妙法」浮かぶ
□投稿者/ 管理人 院生(819回)-(2024/08/17(Sat) 15:17:19)

     お盆に迎えた先祖の霊を送る京都の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内の各山で営まれた。古都の夜空に浮かび上がった文字や形を前に、市民らが故人をしのんだ。

     午後8時に如意ケ嶽(左京区)の大文字に火が入り、5分おきに妙法(同、松ケ崎西山・東山)、船形(北区、船山)、左大文字(同、大北山)の順にともった。

     最後を飾る鳥居形の曼荼羅(まんだら)山(右京区)では午後8時20分、合図の太鼓が鳴ると、保存会メンバーたちが火のついた松明(たいまつ)を手に持ち場の火床へ走った。高さ1メートルほどの鉄皿に松明を次々と突き立てる独特の点火風景が見られた。各山では点火に先立ち、1月の能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられた。

     この日の京都市内は最高気温が32・9度と8月に入って最も低く、暑さは和らいだ。歩行者天国となった鴨川の出雲路橋(左京区、北区)には多くの人が繰り出し、揺らめく炎に手を合わせたり、カメラを向けたりしていた。京都府警によると、この日の人出は約4万7千人で、昨年を約2万1400人上回った。
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■812 / 親記事)  国立京都国際会館で9月に「乾杯の夕べ」 「こども縁日」も開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(818回)-(2024/08/17(Sat) 15:10:44)

     夜空を花火で彩る「乾杯の夕べ」が9月7、8日に京都市左京区の国立京都国際会館で催される。大学生らによる音楽ライブを初めて企画したほか、スーパーボールすくいや輪投げを楽しめる「こども縁日」もある。

     乾杯の夕べは、1997年から同館が毎年開催している。新型コロナウイルス禍で2020年から休止、昨年に再開された。今年で25回目。

     打ち上げ花火はスターマインやハッピースマイルなど、昨年より100発多い約300発を用意した。学生バンドはオーディションを勝ち抜いた組が舞台に上がる。

     中学生以上6千円、小学生以下2千円。いずれも弁当付きでソフトドリンクは飲み放題。オンラインサイト「チケットペイ」でチケットを購入し、ファミリーマートで発券する。問い合わせは同館総務広報課075(705)1205。

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■811 / 親記事)  滋賀県日野町で奇祭「火振りまつり」 舞い上がる火の粉に歓声、外国人も興奮
□投稿者/ 管理人 院生(817回)-(2024/08/16(Fri) 17:56:43)

     夏の夜空にたいまつが乱舞する奇祭「火振りまつり」が14、15日、日野町上野田(こうずけだ)の口之宮神社で営まれた。炎が夜空に弧を描き、観光客らを魅了した。

     お盆の迎え火・送り火とされ、たいまつが松の枝に多く引っかかれば豊作になると伝わる。少子高齢化による担い手不足で、今年は住民有志が「伝承の会」を発足。たいまつ製作講習会を開くなどして本番を迎えた。

     14日夜は近くの五社神社での神事後、地元住民と特別参加の観光ツアー参加者たちが長さ3メートルのたいまつ約140本に火をつけ、約500メートル離れた口之宮神社へ行列。境内の松を取り囲んで「たいまつを投げよ」の合図で次々と投げ込み、火の粉をまき散らして松の枝に乗ると拍手と歓声が上がった。

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■810 / 親記事)  メタセコイア並木に新たなレジャー 競走馬の第二の人生に
□投稿者/ 管理人 院生(816回)-(2024/08/16(Fri) 09:33:21)

     滋賀で人気の観光名所、メタセコイア並木(滋賀県高島市マキノ町)に新たなレジャーが誕生した。並木沿いを馬に乗って散歩したり、並木を背景に写真を撮ったりできる観光牧場だ。利用客が楽しむだけでなく、引退した競走馬の支援にもなるという。

     この牧場は「メタセコイアと馬の森」。馬に関する社会事業を展開する「TCC Japan」(栗東市)が運営している。利用者はスタッフが引く馬に乗って並木脇を歩く。乗馬未経験の客も多い。以前は中央競馬で走っていたという10歳のネコビッチにまたがり、笑みがこぼれる。

     「引退した競走馬が働いて生きていける環境づくりにチャレンジしている」。社長の山本高之さん(44)が力を込める。

     同社は栗東市でホースシェルターを持っており、馬はまず引退の原因となったけがを治す。その後、障害がある子ども向けに同社が運営するホースセラピーや、全国の乗馬クラブや牧場で活躍しながら余生を過ごす。費用は競馬ファンら約2800人からの会費でまかなう。会員は馬の情報が載った季刊誌を受け取ったり、交流会に参加したりできる。

     大勢の観光客が訪れるメタセコイア並木での乗馬は、馬の良さを知ってもらい、引退した競走馬の支援について伝える場として企画した。

     年内には厩舎やカフェなどが入る建物も完成する予定。8〜10分の「通常コース」が2千円、3、4分の「ショートコース」が1200円。ポニーなどにも乗れる(料金は異なる)。火・水曜休み。午前10時〜11時半、午後1時〜5時。天候や馬の健康状態などで変更になる可能性がある。
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■809 / 親記事)  皇女の行列再現する「斎宮行列」 斎宮代が衣装合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(815回)-(2024/08/16(Fri) 09:29:43)

     京都から伊勢神宮に向かう皇女の行列を再現した「斎宮行列」の斎宮代に、京都市右京区の小学校教諭長谷川真愛(まい)さん(26)が選ばれた。15日に野宮神社(右京区)で衣装合わせがあり、長谷川さんが華やかな十二単に袖を通した。

     行列は、朝廷が伊勢神宮に未婚の皇女を送った故事にちなむ。斎宮がこもる潔斎所が同神社付近にあったことから、地元の斎宮行事保存会などが1999年から行列を再現している。

     長谷川さんは嵯峨出身。小学5年から百人一首に親しみ、中学では市の競技かるた大会団体戦で1位に輝いた。現在勤務する同区の花園小では、競技かるたなどの文化に親しむ新しい部活動を立ち上げた。

     この日は「松重(まつがさね)」と呼ばれる色目の五衣(いつつぎぬ)に、朱鷺(とき)色の唐衣(からぎぬ)を重ねた十二単を披露。母真澄さん(53)ととも写真撮影に臨んだ。平安貴族に憧れていたという長谷川さんは「華やかな衣装が着られてうれしい。行列の顔となる存在なのでしっかり務めて地域に貢献したい」と気を引き締めた。行列は10月20日正午に野宮神社を出発、嵯峨嵐山地域を巡行する。

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■808 / 親記事)  八坂神社境内に巨大な青竹の青龍が 幻想的な光に浮かび上がる姿
□投稿者/ 管理人 院生(813回)-(2024/08/16(Fri) 09:27:08)

     いけばな草月流(本部・東京都)が竹で制作した巨大な青龍が、京都市東山区の八坂神社でライトアップされている。市内で開催中の夜間イベント「NAKED(ネイキッド)ディスタンス提灯(ちょうちん)」の一環で、今にも夜空に舞い上がりそうな龍が、幻想的な光に浮かび上がっている。

     同神社には、本殿の地下に「龍穴(りゅうけつ)」と呼ぶ池があり、青龍がいると伝わる。竹で空間芸術をつくる表現を追求する草月流が、この伝説にちなんだ。

     約8メートルのマダケを30本使い、縦横8メートル高さ6メートルのオブジェを作った。竹を細く割って編み上げることで、水から飛び出そうとしている龍の顔や胴体の曲線を仕上げた。

     カラフルな「ディスタンス提灯」(レンタル料500円)を観光客らが龍にかけるとライトアップが華やいでいくという参加型イベントで、迫力ある龍の姿に多くの人が見入っていた。

     25日まで。午後7時〜9時半。
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■807 / 親記事)  二条城、国宝・二の丸御殿「式台の間」特別入室 華やか障壁画が見事
□投稿者/ 管理人 院生(812回)-(2024/08/15(Thu) 16:12:28)

     二条城(京都市中京区)は国宝・二の丸御殿で「式台の間」の特別入室を行っている。江戸時代に狩野派が描いた松図や、皇室の離宮になった際に転用された花鳥図といった華やかな障壁画を目の当たりにできる。

     二の丸御殿の障壁画は1624〜26年の大規模改修に伴い、狩野探幽が工房を率いて手がけた。式台の間は江戸幕府の老中と面会したり、将軍への用件を伝えたりする部屋。松図は探幽か狩野山楽が描いたとされ、徳川将軍家の繁栄を表すように、常緑のマツが枝葉を伸ばす。

     花鳥図は江戸期の京狩野風の作品。もとは京都御所にあった襖(ふすま)絵とみられるが、二条城が1884(明治17)年、皇室の別邸「二条離宮」となった際、式台の間から失われていた腰障子の絵図に転用され、宮殿らしさを演出したという。

     要入城料。特別入室は26日までで、両図の精巧な模写を通常時よりも近くで見られる。また、原画を展示収蔵館(別に入館料が必要)で9月15日まで公開している。二条城事務所075(841)0096。
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■806 / 親記事)  京都市内で「五山送り火」合わせ、16日夜に臨時交通規制
□投稿者/ 管理人 院生(811回)-(2024/08/15(Thu) 16:09:59)

     五山送り火に伴い、京都府警は16日夜、京都市北区や左京区、右京区で臨時の交通規制を行う。加茂街道(北大路通以北)や渡月橋周辺が午後7〜9時に歩行者専用道路になる。

     府警によると、人出は規制を実施する地域で昨年並みの約2万5千人を見込み、特に京阪出町柳駅の周辺などで混雑が予想される。府警は約560人態勢で雑踏警備に当たる。

     規制の詳細は府警ホームページで確認できる。交通情報の問い合わせは日本道路交通情報センター050(3369)6626。
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■805 / 親記事)  修学旅行「メタバース」で事前学習が効果的 「好奇心が刺激される」
□投稿者/ 管理人 院生(810回)-(2024/08/15(Thu) 16:05:45)

     京都市は、市内を訪れる予定の修学旅行生を対象に、インターネット上の仮想空間「メタバース」を使って事前学習の場を提供する取り組みを始めた。京都の伝統文化や自然環境、オーバーツーリズム問題などへの理解を深めてもらう狙い。生徒たちは分身の「アバター」を操作し、仮想空間内で関心のあるテーマを探っている。

     市は2007年に修学旅行専用サイト「きょうと修学旅行ナビ」を開設し、モデルコースや体験学習先などを紹介してきた。これまで事前学習の内容は各校が決めていたが、京都の魅力をより深く知ってもらうため、市として積極的に関与することにした。

     初回は、東京都渋谷区の代々木中3年約150人が参加した。7月11日にメタバース「京都館PLUS X」で、「なぜ観光客が増えることが問題なのか」「なぜ和菓子屋がたくさんあるのか」など九つの問いを記した看板から興味のある内容を選び、その理由や学習結果を書き込んだ。

     18日には再び仮想空間で学習結果などの展示場を巡り、他の生徒の関心事も学んだ。修学旅行向け学習プログラムを運営する京都市下京区の一般社団法人「リリース」のスタッフから、オンラインで京都の隠れた魅力や秘密を聞いた。

     生徒たちは9月8日に京都市を訪れる予定。学年主任の田中義孝教諭は「メタバース初体験の生徒もおり、好奇心が刺激されて効果的な学習ができたと思う。九つの問いが大変素晴らしく、自主的なネット学習ではあまり着眼できない内容だと感じた」と話す。

     市クリエイティブ産業振興室は「メタバースの接続の不具合など課題もあった。検証してよりよいものにしていきたい」としている。

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■804 / 親記事)  京都府南部の寺に「花曼荼羅」ガラスコップに浮かぶハスの花
□投稿者/ 管理人 院生(809回)-(2024/08/14(Wed) 16:28:37)

     京都府笠置町の笠置寺に飾られた「花曼荼羅(まんだら)」が、訪れた人に涼を届けている。折り紙で作った涼やかな色合いのハスの花をガラスのカップに浮かべ、仏の世界を表現している。

     曼荼羅は悟りの境地や仏の世界観を絵図で描いたもの。境内の正月堂で、約100個のガラスカップを使い「金剛界曼荼羅」と「胎蔵界曼荼羅」を作り上げた。

     寺がある山頂へはJR笠置駅から徒歩40分。「山に上がって来た人に少しでも涼しさを感じてほしい」と飾られた2色の風車約190個も訪れた人を迎える。

     小林慶昭住職は「風鈴の音色や回る風車、キラキラ光るガラスなど、自然を五感で楽しむひとときを過ごしてほしい」と話した。

     ハスの花曼荼羅は31日まで。10月中旬からは秋の花に入れ替える予定。午前8時〜午後4時。入山料が必要。
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■803 / 親記事)  夏の京都を襲う「丹波太郎」「山城次郎」「比叡三郎」とは
□投稿者/ 管理人 院生(808回)-(2024/08/14(Wed) 16:22:55)

     近年、都市化で弟2人も誕生

     京都市は、全国的に見ても夏の雷が多い。古くから「丹波太郎」「山城次郎」「比叡三郎」と呼んで、突然の雷雨に注意を促している。「積乱雲3兄弟」はそれぞれ、名前の方角から京都をめがけて来襲し、激しい集中豪雨をもたらす。

     長男「丹波太郎」の歴史は古い。約340年前に書かれた井原西鶴(1642〜1693)の代表作「好色一代男」に、「空は水無月の末、山々に丹波太郎という村雲おそろしく、にわかに夕立して神鳴」「大風いなびかり」などと登場する。

     丹波太郎たちは、どのようなメカニズムで生まれ、なぜ京都を襲うのか。

     丹波太郎たちは、真夏の日差しと上空の寒気によって生まれる。まず、強い日射で地面近くの空気が暖められ、上昇気流が発生する。このとき上空に寒気があると、地表付近の「軽い暖気」と上空の「重い冷気」が激しく対流を起こし、積乱雲の卵ができる。複雑な地形の方が対流は起こりやすいため、丹波太郎の故郷は兵庫県北部の山地、山城次郎は奈良県北部の山地が多い。

     なぜ、それぞれ京都市をめがけてくるのか。京都の積乱雲を長年調べている気象予報士で光泉カトリック高(草津市)講師の村山保さんは「上空の風向きが行き先を左右している」と説明する。

     夏の太平洋高気圧が西日本に強く張り出すと、京都府の上空5千メートル付近は西〜北西の風になる。丹波太郎はこの風に乗り、発達しながら福知山市や南丹市などを経て京都市に向かう。標高が低い亀岡盆地で一時衰えるが、愛宕山(924メートル)を越えるときに再上昇して勢いを取り戻し、京都市街は激しい雷雨になる。

     一番高い山を越えてくる長男の丹波太郎が威力も一番激しい。京都盆地で衰えず、大津市まで進んで豪雨をもたらすこともある。

     一方、山城次郎と比叡三郎は、夏の高気圧が張り出し、かつ東シナ海付近に低気圧がある時にやってくる。このとき、上空5000メートル付近は南〜南東の風が吹き、奈良県北部や滋賀県南部で発生した積乱雲が流れてくるという。

     近年、3兄弟に弟2人が誕生している。“四男”「桃山四郎」は、かつて村山さんが顧問を務めた桃山高(京都市伏見区)グローバルサイエンス部の生徒たちが存在を確認した。丹波方面から来た積乱雲の卵が、京都市街の都市熱によって徐々に発達し、伏見区桃山付近で積乱雲となり雨を降らせ始める。

     3兄弟に比べて出現頻度は少ない。しかし、いったん現れると次々に同じ場所で発生する特徴があり、兄たちより長く雨を降らせ、京都市南部や宇治市で浸水害の恐れが高まる。

     また、大阪から淀川沿いに京都へ向かう「田辺五郎」という“五男”も気象関係者の間で認識されている。大阪市や近郊の都市熱で発達しているとみられる。「現代っ子」の積乱雲も、夏の新たな脅威となっているようだ。
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■802 / 親記事)  「館跡」の味わい 在地領主の暮らしぶりを実感
□投稿者/ 管理人 院生(807回)-(2024/08/12(Mon) 16:34:01)

     滋賀県内には約1300カ所の城跡が存在することが、分布調査で確認されています。中でも湖北地方は甲賀地方と並んで城跡が数多く分布する地域です。中世の湖北地方は京極氏の支配する地域ですが、京極氏が強大な権力で支配していたわけではなく、京極氏のもとで被官である在地領主たちが自立して地域支配を行っていたため、在地領主たちの居館が多く存在していたと考えられます。そうした状況は、戦国期に京極氏の被官の中から浅井氏が台頭した後も変わらず、今もそれらの居館跡が数多く良好な形で残されています。

     下坂氏館跡もそうした居館跡の一つです。下坂氏は、下坂庄(現在の長浜市下坂中町、下坂浜町、大戌亥町、高橋町周辺)を本拠とする在地領主です。下坂氏が文献の上に現れるのは1336(建武3)年のことで、足利尊氏の弟直義の感状を得ています。その後は京極氏歴代当主から下坂氏宛の文書が多く残されており、京極氏の家臣として活動していたことがうかがえます。

     また、戦国期に浅井氏が台頭してからは、浅井氏に従っていたようで、1572(元亀3)年には浅井長政の領地宛行状をもらっています。浅井氏が滅んだあとは武士身分を捨てて帰農しますが、一般の百姓とは異なり、武士と百姓との中間に位置する郷士身分に属していました。郷士身分は、一般の百姓とは別の台帳に記載され、他の地域の同じ郷士身分のものと姻戚関係を結ぶなど、独自のネットワークを有していました。

     下坂氏館跡は長浜市下坂中町に存在します。残された古文書や発掘調査の成果から、中世から存在したことが確認されています。土塁・堀等の遺構が良好に残り、江戸期の下坂氏の建物群も残ることから、中世から近世の地域支配の在り方を考える上で重要であるとして、平成18年に史跡に指定されました。

     館跡は、堀と土塁で囲われた主郭と堀を隔てた東側にある副郭で構成されています。また主郭の中には江戸時代に建立された主屋や門が、副郭の南側には下坂氏の菩提寺である不断光院の建物群があります。堀や土塁、修理された建物など、中世から近世にいたる、在地領主の暮らしぶりを実感できる場所となっています。

     下坂氏館跡の最寄り駅はJR北陸線田村駅です。駅を降り、東に向かうと左手に神社が見えてきます。その田村神社の角を左折し、県道556号を北上します。800メートルほど進むと高橋のバス停があり、その角を右折します。100メートルほど進んで十字路を左折し、北上して信号を渡ったところが下坂氏館跡です。土日祝日のみ見学が可能です(有料)。
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■801 / 親記事)  下鴨神社で「下鴨納涼古本まつり」
□投稿者/ 管理人 院生(806回)-(2024/08/11(Sun) 18:36:27)

     夏恒例の「下鴨納涼古本まつり」が11日、京都市左京区の下鴨神社糺の森で始まった。来場者は木陰で涼みながら、お目当ての本を熱心に探していた。

     京都府内の古書店でつくる京都古書研究会が開催し、37回目。屋外の古本市としては国内最大級といい、今回は京阪神を中心に21店舗が出店した。

     会場では本棚やテントが道の両側にずらりと並び、学術書や文庫、古地図、絵本、CDなど幅広いジャンルの約50万点が取り扱われている。

     16日まで。午前10時〜午後5時半(最終日は午後4時)。
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■800 / 親記事)  1日の参拝が千日分の功徳に 猛暑の中清水寺で「千日詣り」始まる
□投稿者/ 管理人 院生(805回)-(2024/08/10(Sat) 15:37:06)

     1日の参拝が千日分の功徳に相当するという「千日詣(まい)り」が9日、京都市東山区の清水寺で始まった。厳かな雰囲気の中、参拝者がろうそくを供え、本尊に向かって静かに手を合わせた。

     同寺によると、千日詣りは室町時代後期に始まったと考えられており、江戸時代には民衆による参拝が定着したという。明治期に廃れたが、1993年に再興された。この日は午前9時には30度を超える暑さだったが、朝から多くの参拝者が訪れた。薄暗い本堂の内々陣で、秘仏の本尊・十一面千手観音立像にろうそくを献じたり、本尊と縁を結ぶ綱を握ったりしていた。

     16日まで。午前9時〜午後5時。14〜16日は夜間拝観も行う。
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■799 / 親記事)  「宿泊税」が過去最高額に 市民サービスも見直して決算黒字88億円
□投稿者/ 管理人 院生(804回)-(2024/08/10(Sat) 15:33:52)

     京都市の2023年度一般会計決算は実質収支が、過去最高となる88億円の黒字となった。借金返済のための公債償還基金に手をつけずに黒字となるのは2年連続で、安定的な財政運営に一歩近づいた形だ。一方、市は黒字額の具体的な使途を現時点ではほとんど明らかにしておらず、財政の健全化と市民サービスの維持・向上をどのように両立させるかが問われる。

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    京都市の決算、2年連続で過去最高の黒字 でも…敬老乗車証値上げ「元に戻す余裕はない」
    京都市、道路拡幅や動物園の再整備を本格的に再開 財政難で凍結、ホーム柵は見送り継続
     市が過去最高の黒字を確保できた最大の要因は、好調な市税収入にある。給与所得などの増加により個人市民税は前年度比19億円増の1196億円、固定資産税は地価上昇などで同41億円増の1182億円となった。昨年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」となったことでインバウンド(訪日客)が回復し、宿泊税は過去最高の52億円と前年度から20億円も増えた。市は市税収入の好調は24年度も続くとみている。

     市が21年8月に策定した行財政改革計画に基づいて、市民サービスの見直しを断行したことも大きい。高齢者向けフリーパス「敬老乗車証」の利用者負担引き上げ、民間保育園の補助金削減、市動物園(左京区)入園料といった使用料・手数料値上げなど多岐にわたる見直しは、市民生活に大きな負担を与えた。市は「財政状況は厳しい」との認識を変えておらず、敬老乗車証の負担などを元に戻すことは考えていないという。

     黒字の88億円はどのように活用するのか。市によると、貯金に当たる財政調整基金にいったん積み立て、計画外に取り崩した公債償還基金の穴埋めに25億円を充当する。残りの63億円は、災害対策など緊急性の高い事業に充てるとするが、具体的な時期や使途は決まっていないという。

     22年度決算の黒字77億円は公債償還基金に35億円積み戻し、残りは物価高騰対策として高齢者施設の運営費支援や学校給食支援などに充てた。財政状況に目を配りつつ、市民が恩恵を実感できるような政策に充当することも求められる。

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■798 / 親記事)  亀岡市で17日に観覧無料の花火大会 5年ぶり開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(803回)-(2024/08/10(Sat) 15:32:32)

     京都府亀岡市で花火といえば約1万発が打ち上がる8月11日の「保津川市民花火大会」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、今年は、その6日後の17日夜に、観覧無料の花火大会が5年ぶりに催される。

     会場は宮前町にある「ききょうの里」周辺。夜8時半から約500発が夜空を彩る。

     経費は地元企業や住民の協賛金で賄う。観覧席は全て有料の保津川花火とは異なり、無料で楽しめる。

     同町自治会主催の「夏まつり」の一環で、新型コロナウイルス禍の中止を経て2019年以来の開催。「打ち上げ場所からすぐ近くで見られるので迫力がある」と西田新司会長。

     午後6時からは、神前子ども太鼓などのショーや夜店もある。問い合わせは0771(26)2025。

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