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■929 / 親記事)  市歴史資料館で「文人墨客 鳩居堂の幕末明治」町人の振る舞いに光
□投稿者/ 管理人 院生(936回)-(2024/10/11(Fri) 16:34:11)

     幕末などの京都で文人として活動した町人の姿を伝える特別展「文人墨客(ぶんじんぼっかく) 鳩居堂の幕末明治」が、京都市歴史資料館(上京区)で開かれている。当主・熊谷家ゆかりの書画や古文書を中心とした43件を通じて、天然痘の予防や飢饉(ききん)の救済にも力を入れた町人の振る舞いに光を当てる。

     鳩居堂は江戸時代に京都で創業された商家で、薬種や書画用品を扱った。幕末や明治に当主だった熊谷直恭(なおやす)・直孝の父子は、文化人や志士との交流がよく知られる。

     文人画家の富岡鉄斎ら4人の作品をまとめた巻物「蓮心翁祝寿合作巻(れんしんおうしゅくじゅがっさくかん)」は、75歳の直恭を祝って贈られた。鉄斎の絵は直恭が子どもに天然痘の予防接種「種痘」を施しているさまを描き、これを広めようとした直恭の先例を伝える。

     会場には1833年に始まった天保の飢饉を受け、困窮者のために設けられた「救小屋(すくいごや)」の旗や、鳥羽・伏見の戦い(1868年)で被災した人への支援内容を記した帳面もあり、社会活動を率先した町人の一面を示す。

     鳩居堂は明治期に宮中御用のために東京・銀座に店を設けたが、京都府知事を務めた北垣国道のための特注の墨もみられ、京都で商いを続けていった歩みも分かる。

     入場無料。13日まで。午前9時〜午後5時。
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■928 / 親記事)  近江八幡市で奈良時代の掘立柱建物跡 蒲生郡衙の関連施設?須恵器生産にも関与か
□投稿者/ 管理人 院生(935回)-(2024/10/11(Fri) 16:23:47)

    滋賀県文化財保護協会は10日、近江八幡市の御館前(みたちまえ)遺跡で、奈良時代(8世紀)の14棟の掘立柱建物跡が新たに見つかったと発表した。建物群は古代の官道・東山道(とうさんどう)に近接していた。同遺跡周辺が蒲生郡衙(ぐんが)の推定所在地とみられることから、専門家は「関連施設と考えられ、郡衙の実像を考える上で重要な資料」としている。

     同遺跡周辺ではこれまで15棟以上の同建物跡が確認されている。今回の調査は県道整備工事に伴い、国道8号南側の同市千僧供町(約3400平方メートル)で実施。一辺50〜80センチの方形や直径40〜50センチの円形の柱穴で構成される同建物跡14棟などが見つかった。


     建物群は東山道(旧中山道)に面し、一部は空閑地を囲むように配置されていた。礫(れき)層を深く掘り込んで造られたものも1棟あり、重要度が高い建物と考えられる。周囲に弥生時代後期〜古墳時代初頭ごろの周溝墓があり、意図的に墳丘を避けて建物が造られていたこともうかがえる。


     周辺から公的施設で見つかる墨書土器や転用硯(てんようけん)、コップ形須恵器が出土した他、須恵器の窯跡近くや生産管理施設の出土品と共通する不良品の須恵器があった。協会調査課の重田勉主幹は「郡衙を支える付属施設として須恵器の生産管理に関わる役割も果たしていたのでは」と推測する。


     京都府立大の菱田哲郎教授(日本考古学)は「郡衙を構成する周辺の施設の可能性が高い。遺跡の周囲は古くから蒲生郡衙の推定地であり、その一角を明らかにした」と評価する。


     現地説明会は12日午後1時から。同協会077(548)9780。

     郡衙 律令時代の地方役所、郡役所。郡司と呼ばれる地方行政官には有力豪族が任命され、徴税などの政務を担った。蒲生郡衙は奈良時代の近江十二郡衙の一つで、現在のエリアで言えば近江八幡市の大部分や東近江市の一部、蒲生郡竜王町、日野町にほぼ該当するとされる。
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■927 / 親記事)  東林院で夜間特別拝観の試験点灯 今年浮かび上がった言葉は?
□投稿者/ 管理人 院生(934回)-(2024/10/11(Fri) 16:22:13)

     京都市右京区の妙心寺塔頭・東林院で10日夜、夜間特別拝観「梵燈(ぼんとう)のあかりに親しむ会」の試験点灯があった。ひんやりとした秋の夜風にろうそくの柔らかな明かりが揺らめき、庭園をほのかに照らした。


     住職の西川玄房さん(85)は自作した瓦製の照明を「梵燈」と名付け、夜間拝観を1999年から毎年秋に催している。


     午後5時半前にライトアップが始まると、本堂や書院の庭に、梵燈などに入れた約800本のろうそくの炎が次第に浮かび上がった。近年は禅の教えを説いた漢詩を明かりでかたどっており、今年は「明月照松間(めいげつしょうかんをてらす)」を選び、無作為のすがすがしい境地を表したという。水琴窟や虫の音も響く中、幻想的な雰囲気に包まれた。

     11〜20日の午後6時から9時まで(受け付けは午後8時半終了)。拝観料700円。

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■926 / 親記事)  城陽市でコスモス満開「今年は一段と愛おしい」
□投稿者/ 管理人 院生(933回)-(2024/10/11(Fri) 16:10:16)

     日中に暑さが続くも朝に秋の気配が感じられる中、京都府山城地域の各地でコスモスが咲いている。城陽市では、休耕田300平方メートルで栽培されており、夏の猛暑に耐えて満開となったけなげな姿を市民が見に訪れている。

     城陽市富野の市保健センター南側の今池川沿いでは休耕田300平方メートルにピンクと白のコスモス千株が咲いている。城陽環境パートナーシップ会議の生活・自然部会が自然を身近に感じてもらおうと毎年栽培している。

     今年は夏の猛暑で種をじかまきしても育たず、昨年の花が土壌に落としたこぼれ種から育ったコスモスを、地面を草で覆って保湿するなどして、市民ボランティアたちが大切に育てた。20日ごろまでが見頃で、生活・自然部会は同日午前10時〜11時にコスモス畑で遊ぶ「はたけひろば」を開く。ボランティアの上野さや子さんは「今年のコスモスは一段と愛おしい。楽しんでもらえたら」と話している。

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■925 / 親記事)  紫式部文学賞に作家・皆川博子さんの「風配図 WIND ROSE」
□投稿者/ 管理人 院生(932回)-(2024/10/11(Fri) 16:07:57)

     女性が執筆する文学作品に贈る「紫式部文学賞」の第34回受賞作に、作家皆川博子さん(94)の歴史小説「風配図(ふうはいず) WIND ROSE」が選ばれた。主催する宇治市と同市教育委員会が10日発表した。

     受賞作は、12世紀のバルト海沿岸とゴットランド島を舞台に少女2人の物語が展開する。商人ギルドの連合「ハンザ同盟」が芽生えつつある歴史の転換期のドラマと、少女たちの物語が交差する。

     皆川さんは1930年生まれで神奈川県在住。72年に「海と十字架」でデビューし、86年に「恋紅」で直木賞、90年に「薔薇忌」で柴田錬三郎賞、98年に「死の泉」で吉川英治文学賞を受賞。ミステリーから時代小説まで幅広いジャンルで創作を続けている。

     受賞作発表の記者会見で、選考委員長の鈴木貞美・国際日本文化研究センター名誉教授は「歴史小説に戯曲を組み込む新しい書き方がなされているなど、多彩で自由な作品」と講評した。

     皆川さんは受賞のコメントとして、自身が生まれた昭和初期を「男尊女卑が当然とされた」とし、「家長が絶対権力を持つ中で、自力で生きていこうとする12世紀の少女たちに、時代を超えて、共感していただけたのでしょうか」と言葉を寄せた。

     紫式部文学賞は、宇治市が源氏物語の舞台であることから毎年選んでいる。今回は2023年に刊行され、出版社などが推薦した51作品の中から選んだ。賞の贈呈式は11月23日に行う。

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■924 / 親記事)  名勝庭園、一般公開スタート 所有者の企業会長の熱望により公開決定
□投稿者/ 管理人 院生(931回)-(2024/10/11(Fri) 16:07:07)

     名勝「對龍山荘(たいりゅうさんそう)庭園」(京都市左京区)の一般公開が8日から不定期で始まった。滝の音が響き、水をたたえる園内で、四季の変化とともに表情の変わる植栽を堪能できる。

     同庭園は南禅寺近くにある近代日本庭園で、山荘の名称は山号が「瑞龍山」の同寺に向き合って位置することにちなむ。約6千平方メートルの敷地内に琵琶湖疏水から引いた池や滝をはじめ、露地や芝生広場を有する。

     薩摩藩出身の実業家の伊集院兼常が1896年に造営した。その後、近江商人の市田弥一郎が譲り受け、庭園を大改修した際に七代目小川治兵衛が作庭した。1988年に国の名勝指定を受け、園内の建物が今年、重要文化財に指定された。

     これまで、園路の狭さや庭の維持管理のため非公開だったが、所有者である家具・日用品販売大手「ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長の熱望により10月からの庭園の一般公開が決まった。

     園内は、借景の東山になじむようクロマツやアカマツが多く植わる。明治時代から植えられているドウダンツツジがある場所では紅葉と調和し、晩秋には黄色からオレンジのグラデーションを演出する。

     庭を育成管理する植彌加藤造園(左京区)の広報担当の笹木眞由美さん(58)は「歴代の庭師が将来を見据えて手入れし、その力量が美しさとなって表現された庭を楽しんでほしい」と話している。

     入園料2千円。公開は不定期で、同園ホームページの確認が必要。
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■923 / 親記事)  宇治茶の味や香り、丹念にチェック 京都・宇治で品評会
□投稿者/ 管理人 院生(930回)-(2024/10/11(Fri) 16:02:51)

     宇治茶の仕上げ技術を競う「宇治茶品評会」の審査会が、京都府宇治市宇治の宇治茶会館で開かれた。加工・ブレンドした297点が出品され、審査員が味や香りなどを丹念にチェックした。

     製茶業者などでつくる京都府茶協同組合が、加工技術や商品価値の向上を目的に毎年開いており、46回目。煎茶と玉露、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)の3部門に、今年は府内27社が参加した。

     会場には茶葉を置いた皿や茶を入れた茶わんが並び、府職員や茶業関係者などの審査員が手で触れたり口に含んだりして、色や味の出来栄えを丁寧に確認した。

     審査長を務めた府茶業研究所の神田真帆所長は「荒茶の特長を生かした宇治茶にふさわしい良品が多数出品された」と講評した。
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■922 / 親記事)  琵琶湖に「冬の使者」コハクチョウが初飛来 例年より2日早く 滋賀県長浜市
□投稿者/ 管理人 院生(929回)-(2024/10/10(Thu) 15:26:12)

     湖北の冬の使者、コハクチョウが10日、滋賀県長浜市の琵琶湖に今季初飛来した。市湖北野鳥センター(同市湖北町今西)によると、昨年や平年より2日早いという。

     午前6時ごろ、同市の姉川河口の上空に3羽が飛んでいるのを野鳥愛好家が見つけた。同7時45分ごろには、同センター近くの湖面で2羽が泳いでいるのをセンター職員が確認し、撮影した。

     コハクチョウはカモ科の大型の水鳥で、翼を広げると約2メートルになる。ロシアの北極圏で繁殖し、越冬のため飛来する。市内には来年3月上旬まで滞在し、最大約600羽が見られるという。

     同センターによると、同じ冬の渡り鳥のオオヒシクイは今のところまだ飛来していないという。
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■921 / 親記事)  彦根城、世界遺産へユネスコ初の事前評価 指摘された単独推薦の弱点とは
□投稿者/ 管理人 院生(928回)-(2024/10/09(Wed) 15:27:01)

     国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す彦根城(滋賀県彦根市)について、文化庁は9日、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関による事前評価の結果を発表した。彦根城を江戸時代の大名統治システムの象徴とする方向性は支持されたものの、複数の課題が指摘され、いくつかの関連遺産をまとめて推薦する「シリアル推薦」の検討も求めた。

     事前評価の申請書で文化庁や滋賀県は、徳川幕府の大名統治システムは17世紀初頭の日本で始まり、約260年間の平和をもたらしたと説明。彦根城の価値は、世界的に貴重な徳川の統治システムを証明するものと位置付けた。

     事前評価ではこうした観点が支持された一方、課題として、彦根城が他の近世城郭より優れていることをさらに示すよう提案された。「単独で十分に大名統治システムを表現できるのかなどの弱点もある」と、同システムにおける彦根城の重要性をより深く説明するよう求め「シリアル推薦も考えるべきだ」とした。

     滋賀県文化財保護課は事前評価の結果について、2025年度中の国内推薦と27年度の世界遺産登録を目指す方針は変えていないとして「大名統治システムを焦点としたのが支持されたことは前向きに捉えている。課題を分析して登録を目指したい」とした。シリアル推薦の可能性は否定しないものの「あくまで単独での登録を目指す」と強調した。

     事前評価はユネスコが23年に始めた制度で、推薦書の本提出前に諮問機関の助言を受けられる。彦根城は同年9月の締め切りまでに、他国の13件とともに世界で初めて申請書を提出していた。
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■920 / 親記事)  京都府立植物園、10月末に「ばらフェア」開催へ アフタヌーンティーも
□投稿者/ 管理人 院生(927回)-(2024/10/09(Wed) 15:24:07)

     京都市左京区の府立植物園の洋風庭園で30、31両日、秋咲きのバラを観賞しながらアフタヌーンティーを味わえる「ばらフェア」が催される。バラにちなむワークショップやミニコンサートも開かれる。

     フェアは今春に初開催したところ好評だったため秋も企画した。庭園では「アンネのバラ」や「ピース」など約300品種を鑑賞できる。コーヒーをはじめローズティーや抹茶を用意。バラのアイシングクッキーやブラウニーといったスイーツもそろえる。

     ワークショップは両日とも午前10時と午後1時半の2回開催し、各回定員15人。バラの生花を使ったフラワーアレンジメントを体験できる。参加費3850円で24日までに要予約。31日午後3時からウクレレ演奏がある。入園料が必要。同園075(701)0141。

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■919 / 親記事)  宇治市で源氏物語の古跡たどる「宇治十帖スタンプラリー」開催中
□投稿者/ 管理人 院生(926回)-(2024/10/09(Wed) 15:23:02)

     京都府宇治市内で、源氏物語の古跡や観光スポットを巡る「宇治十帖スタンプラリー」が開かれている。期間は11月30日までで、スマートフォンを使っていつでも取り組むことができる。今年は宇治と関係があるNHK大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに、多くの参加を呼びかけている。

     市と市教育委員会、市観光協会が毎年秋に開催している。

     ラリーはスマホの衛星利用測位システム(GPS)を活用する。参加者は公式ページにアクセスし、名前やパスワードを登録。スタンプスポットに近づくと、スマホの画面上にボタンが表示され、押せばスタンプを獲得できる。

     「浮舟」や「橋姫」など源氏物語の古跡10カ所のスポットを歩く「宇治十帖コース」(約4・5キロ)と、同コースに平等院や源氏物語ミュージアムなどを加えた21カ所のスポットを訪ねる「宇治満喫コース」(約9キロ)を用意。今年はスポットに近づけば、声優の梶裕貴さんの音声ガイドを聞けるようにした。

     宇治十帖コースの全10カ所を達成すれば、源氏物語をテーマにしたカクテル作りや聞き茶、抹茶塩のブレンドといった体験、源氏物語のグッズや市内産抹茶、地元商店街の商品券などの商品が当たる抽選に参加できる。

     スタンプの数に応じて、京都アニメーション(同市木幡)がデザインしたロゴ入りのオリジナルバッジや、京都在住のイラストレーター・カンバラクニエさんが手がけた壁紙がもらえる。

     スマホを使わない人向けに、スタンプスポットを掲載したウオーキングマップを市内の観光案内所などで配布している。コース上にあるヒントを手掛かりにクイズに正解すれば、スマホと同じ抽選に応募できる。

     参加無料。市観光振興課は「大河ドラマの主人公・紫式部ゆかりの街を深く知ってほしい」とし、併せて茶づな(莵道)で開催中の「大河ドラマ展」への来場をPRしている。同展は14日まで市民対象の無料招待を実施している。

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■918 / 親記事)  清水寺で「秘像」特別公開 7年ぶりに厨子を開扉
□投稿者/ 管理人 院生(925回)-(2024/10/09(Wed) 15:21:45)

     清水寺(京都市東山区)の重要文化財「阿弥陀堂」で8日、浄土宗の宗祖・法然にちなむ「秘像」の特別公開が始まった。開宗850年を記念し、7年ぶりに厨子[ずし]の扉を開く法要が営まれ、参拝者らが早速手を合わせた。

     阿弥陀堂は鎌倉時代初期に法然がとなえた「常行念仏」を日本で最初に行った道場とされ、法然上人25霊場の第13番札所になっている。現在の建物は江戸時代初期に再建され、公開される「法然上人御尊像」は、本尊・阿弥陀如来坐像の近くに安置されている。

     午後1時に始まった法要には、阿弥陀如来をまつる市内6カ寺の関係者も参列した。清水寺の僧侶が厨子の扉を開けて法然上人像が姿を見せると、参列者が順番に焼香した。「南無阿弥陀仏」も唱え、節目に思いをはせた。

     この日は6カ寺を巡る「洛陽6阿弥陀巡拝」の功徳日で、特別公開は来月の功徳日(24日)まで続けられる。
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■917 / 親記事)  京都市の美術館や博物館が「ナイトタイムエコノミー」に協力 夜間開館の動き広がる
□投稿者/ 管理人 院生(924回)-(2024/10/09(Wed) 15:16:01)

     関西の美術館や博物館の夜間利用を広げようと、京都府、京都市、滋賀県と関西経済連合会などでつくるナイトミュージアムKANSAI実行委員会が、新たにロゴマークを作成した。夜の娯楽やイベントの充実で消費を促す「ナイトタイムエコノミー」の中核コンテンツとして位置付け、文化と経済の双方の盛り上げを図る。

     ロゴマークは、明け方に昇る逆三日月の二十六夜月をモチーフに描き、関西6府県を表す六つの星をあしらったデザイン。「まじめな夜遊び」とコピーを添えたイメージ画のキービジュアルも併せて製作した。

     同実行委は、ナイトタイムエコノミーの活性化を目指す関経連が、京都市京セラ美術館(左京区)や京都文化博物館(中京区)、滋賀県立美術館(大津市)などと6月に発足した。施設側は開館時間を夜間に延長し、住民や観光客を呼び込むことを狙う。

     京セラ美術館では先だって8月の金・土曜の開館を午後8時まで2時間延長した。京都文化博物館は11月10日まで開催中の日本画家石崎光(こう)瑤(よう)の回顧展の期間中、毎週水・金曜の会館を午後8時半まで延ばす。県立美術館もBリーグ1部の滋賀レイクスのホーム戦がある10月19、20日に合わせ、午後8時まで延長開館する。
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■916 / 親記事)  有名寺院で破壊行為「びっくり。まさか、ですね」身勝手カメラマン、逆ギレ喫煙者も
□投稿者/ 管理人 院生(923回)-(2024/10/09(Wed) 15:11:45)

     京都市東山区の高台寺塔頭「岡林(こうりん)院」の参道脇にある橋の欄干や石柱が9月中旬、何者かによって破壊された。寄りかかった際に倒れて壊れたとみられる。参道周辺では、商業カメラマンによる撮影で道がふさがれて墓参の人が迷惑したり、火災につながりかねない喫煙や吸い殻のポイ捨てが頻発したりと、他の迷惑行為も横行している。住職は「悲しい思いがある。ルールを守ってほしい」と話す。

     岡林院は1608(慶長13)年創建。現存する高台寺の塔頭で最も古い歴史があるという。高台寺へと至る「ねねの道」に面し、日々、多数の観光客らが行き交う。通常非公開の寺院だが、庭園のコケの見事さでも知られる。

     「びっくりした。まさか、ですね」。青山公胤住職(40)は、9月16日夕に参道脇の書院へと通じる橋の欄干が地面に散らばっているのを見つけた際の心境を明かす。

     欄干は2・5メートルほどの竹製。欄干を支えていた約1メートルの石柱は、根元から倒された後に、元に戻した形跡があった。近くの壁に、倒れた石柱でできたと考えられる新しい傷があった。青山住職は「石柱にもたれた際に、欄干ごと倒し、壊れたのだろう」と推測する。石柱は根元から折れ、ぐらつく状況。欄干も元に戻らなくなった。

     参道は岡林院が管理しており、書院周辺は日本的風情が色濃く漂う。以前から商業カメラマンが貸衣装姿の観光客らを撮影する場面が多く見られる。以前には、参道から通じる墓地を訪れた高齢女性が、参道を占拠するカメラマンらに通行を制され、追い返されたこともあったという。今回も、撮影をしようとした際に壊れた可能性も残る。
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■915 / 親記事)  亀岡祭で「くじ取り式」今年の山一番は? 25日に山鉾11基が巡行
□投稿者/ 管理人 院生(922回)-(2024/10/07(Mon) 14:42:10)

     亀岡祭の本祭に営まれる、山鉾11基による集結巡行の巡行順を決める「くじ取り式」が5日、京都府亀岡市の亀岡市議会議場であった。くじ取らずに続く「山一番」は、稲荷山(新町、旅籠町)が7年ぶりに引き当てた。

     式は巡行の先陣争いを避けるのが目的。亀岡祭では明治初期にいったん途絶え、2010年に復活した。

     くじ取らずで先頭の翁山(三宅町)と最後尾の鍬山(北町)を除く、9基の代表者が順番に引いた。稲荷山保存会は今年、会員が増えたといい、理事の松家喬さん(69)は「山一番は責任重大。新しい人も加わり、より活発になるのでは」と期待していた。

     本祭は25日で、集結巡行は午前11時ごろから旅籠町通で行われる。巡行順を改めて確認する「くじ改め」を経て、西へ進んでいく。

     (1)翁山(2)稲荷山(3)三輪山(4)蛭子山(5)難波山(6)浦島山(7)武内山(8)八幡山(9)高砂山(10)羽衣山(11)鍬山

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■914 / 親記事)  滋賀と京都結ぶ「びわ湖疏水船」秋の運航スタート
□投稿者/ 管理人 院生(921回)-(2024/10/07(Mon) 14:41:23)

     明治期の遺構や色づく木々楽しんで

     滋賀と京都を結ぶ琵琶湖疏水の観光船「びわ湖疏水船」の秋の運航が始まっている。今春から一部の便で大津港(大津市浜大津5丁目)まで延伸した大津港便は継続され、紅葉シーズンでは初めてとなる。明治期の遺構や色づく木々を船上から楽しめる。

     二つの門の間に船が入り、後方の門が閉まると、水がザーッと入り込んできた。船の位置は徐々に上がっていく。次第に水流が穏やかになると、前方の門が動き、日本最大の湖へと真っすぐ航路が開けた。琵琶湖と疏水の水位差を門扉の開閉で解消する「大津閘門(こうもん)」(同市三井寺町)は、大津港便の見どころの一つ。初めて延伸した春は完売だった。

     疏水船は、京都市や大津市、両観光協会などでつくる協議会が、2018年から春と秋に運航。1890(明治23)年に完成した第1琵琶湖疏水を進み、蹴上からと大津からの上下便がある。

     秋の運航は3日にスタートした。先立つ1、2日に試乗会が行われた。第1〜3トンネルの出入り口には、建設当時の元勲らの扁額(へんがく)が掲げられた洞門が構える。形や趣など、それぞれに異なる意匠が興味深い。トンネルを抜けると、緑豊かな景観になり、晴天の日には木漏れ日が水面にきらめく。琵琶湖上では放たれた心地になり、爽やかな風を肌に感じる。

     今季は11月30日まで。大津港便は来月21日から7日間限定で乗船できる。スケジュールや予約状況などの問い合わせは、びわ湖疏水船のホームページか、事務局075(365)7768まで。
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■913 / 親記事)  善峯寺を包む柔らかな「竹あかり」 放置竹林の竹を活用
□投稿者/ 管理人 院生(920回)-(2024/10/05(Sat) 15:30:05)

     放置竹林から切り出した竹材を活用した「竹あかり」で京都西山三山と大歳神社(京都市西京区)をともす「京都西山竹あかり」が5日から開催される。報道関係者向けの内覧会が4日、西山三山の一つ、善峯寺(同区)であり、境内が暖かな光で彩られた。

     文化財に付加価値を与えて観光に活用し、得た収益を文化財に再投資する循環を目指す文化庁の事業の一環。京都府や京都市、経済団体などでつくる文化庁連携プラットフォームが主催する。

     善峯寺では、本堂や多宝塔、開山堂などの周辺に150本の竹材から作られた竹あかりがともされた。本堂へと続く山門付近では、竹あかりに開けられた大小さまざまな穴が光の波を描き、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

     竹あかり作りには地元住民を中心にしたボランティアも参加し、延べ150人が穴開け作業などに取り組んだ。

     善峯寺は午後6時〜8時半、14日まで(5日は貸し切りのため一般拝観不可)。大歳神社、ともに西山三山の柳谷観音楊谷寺(長岡京市)、光明寺(同市)と続く。要拝観料。12月8日まで。

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■912 / 親記事)  梅小路公園「朱雀の庭」でフジバカマ見頃、池に250鉢並ぶ 人も昆虫も花に誘われ
□投稿者/ 管理人 院生(919回)-(2024/10/04(Fri) 15:11:42)

     秋の七草の一つフジバカマや、古くから日本で親しまれてきた草花を展示する「藤袴と和の花展」が、京都市下京区の梅小路公園「朱雀の庭」で開かれている。来場者はほのかに香る花に顔を近づけたり、写真を撮ったりして秋の訪れを感じている。

     会場の「鏡池」には、開花して見頃を迎えたフジバカマ(自生種)の株やつぼみをつけた株など約250鉢が並べられている。「海を渡るチョウ」として知られるアサギマダラが飛来することもあるという。ほかにも、キキョウやオミナエシ、ハギなどの鉢も園内各所で楽しめる。

     10月14日まで(7日は休園)。午前9時〜午後5時。小学生以上有料。
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■911 / 親記事)  彦根城博物館で「金のきらめき」展 なぜ、人々を魅了し続けるのか
□投稿者/ 管理人 院生(918回)-(2024/10/04(Fri) 15:03:37)

     古来、人々を魅了し続ける「金(きん)」に焦点を当てたテーマ展「金のきらめき―輝きの日本美術―」が、滋賀県彦根市の彦根城博物館で開かれている。金が用いられた作品など29点を展示し、富や権力のほか、聖性や吉祥性など多様なイメージが投影された日本美術の世界を紹介する。

     金は仏教美術などで聖性を表現し、めでたさや非日常性というイメージを喚起させてきた。狩野永納筆の「八仙祝寿図(はっせんしゅくじゅず)」(江戸前期、縦174センチ横64・5センチ)は、金箔(きんぱく)を貼り詰めた金地が背景で、長寿を授けるとされる寿老人(じゅろうじん)が8人の仙人に歓迎されている様子を描いた屏風(びょうぶ)。仙人は人間には計り知れない霊妙自在の神通力を得た者と考えられ、吉祥画題としても好まれたという。

     日(太陽)と月を金銀で表す伝統は古く、古墳の室内装飾、神仏に関わる工芸品、武具などにも見られる。井伊家伝来資料の「日月文軍扇(じつげつもんぐんせん)」(縦37センチ、横60・5センチ)は、表面は金地に朱色の丸で日を、裏には朱地に銀の丸で月を表している。着用することで日月の特別な力を帯びようとしたと考えられ、井伊家10代直幸(なおひで)の甲冑(かっちゅう)に付属して伝わる。

     金梨地牡丹(きんなしじぼたん)唐草能道具文蒔絵鞍(まきえくら)・鐙(あぶみ)(江戸時代)も同家伝来資料。金や少し青みがかった色の金、銀、色漆を使って鼓などの文様を描き、高蒔絵に細かな凹凸をつけて烏帽子(えぼし)のしわの質感を表すなど、さまざまな技法が駆使されている。

     茨木恵美学芸員は「金は豪華に飾るだけではなく、聖なるものやめでたさを表現し、作品にさまざまなイメージを託す重要な素材だった。金が日本美術の中でどのように扱われたかを知ってほしい」と話している。

     11月4日までで、無休。観覧料が必要。今月5日にギャラリートーク、同12日には関連講座「金の輝きと聖性」がある。ともに午後2時からで講師は茨木学芸員。
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■910 / 親記事)  宇治市にある「珍しい仏像」大河ドラマにちなみ特別公開 初公開、重文の仏像も
□投稿者/ 管理人 院生(917回)-(2024/10/04(Fri) 14:58:14)

     普段はあまり目にすることができない京都府宇治市内の仏像が見られる「平安の息吹を感じる秋の特別公開」が10月5日から始まる。西導寺(五ケ庄)の木造薬師如来坐(ざ)像や木造毘沙門天立像といった初公開の国重要文化財をはじめ、寺院5カ所の珍しい仏像計13体が披露される。

     NHK大河ドラマ「光る君へ」を契機に主人公の紫式部ゆかりの街をアピールする市の取り組みの一環で、初めて開催する。平安・鎌倉時代に作られた仏像があり、駅に近く、近隣の観光施設を周遊しやすい場所にある寺院を選んだ。

     重文ではほかに、放生院(宇治)の木造不動明王立像や木造地蔵菩薩(ぼさつ)立像が11年ぶりに公開される。また、安養寺(莵道)と恵心院(宇治)、蔵林寺(五ケ庄)の府暫定登録文化財や市指定文化財の仏像を見ることができる。

     宇治市歴史まちづくり推進課は「今回公開する仏像は、もしかしたら藤原道長や紫式部もお参りしたかもしれない。宇治市のあまり知られていない文化遺産の魅力を知ってもらいたい」としている。

     開催日は、10月5、6日=放生院、恵心院、安養寺▽同12日=蔵林寺▽同12、13日=西導寺。受付時間はいずれも午前10時〜午後3時半。

     拝観料は1カ所500円(小学生以上)。予約は不要。問い合わせは同課0774(21)1602。
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■909 / 親記事)  奈良の正倉院で「開封の儀」 2カ月間、宝物の手入れや調査点検
□投稿者/ 管理人 院生(916回)-(2024/10/03(Thu) 16:29:39)

     聖武天皇ゆかりの品などを伝える奈良市雑司町の正倉院で2日、年に1度宝庫の扉を開ける「開封の儀」が営まれた。11月29日の「閉封の儀」までの約2カ月間、宝物の手入れや調査点検、防虫剤の入れ替えなどを行う。

     勅使の押野智行侍従や宮内庁正倉院事務所の飯田剛彦所長、橋村公英東大寺別当ら15人が、手や口を清めてから西宝庫へ入った。宝庫の中は、宝物を納めた六つの部屋があり、それぞれの扉に施された麻縄を切り、天皇陛下直筆の御親署が取り付けられた鍵の勅封を解いた。

     開封の期間中、奈良国立博物館(奈良市)の第76回「正倉院展」(26日〜11月11日)で宝物の一部を公開。現存唯一の七宝鏡「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」など57件が展示される。

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■908 / 親記事)  治市に任天堂の「ミュージアム」オープン 歴代ゲーム機ずらり、体験コーナーも
□投稿者/ 管理人 院生(915回)-(2024/10/03(Thu) 16:26:07)

     ゲーム機大手・任天堂(京都市南区)が過去に発売した家庭用ゲーム機や玩具を集めた初の展示体験施設「ニンテンドーミュージアム」(宇治市小倉町)が2日、オープンした。家族連れやゲームファン、外国人らが多く訪れ、時代とともに進化してきたゲームの世界を体感した。

     ミュージアムは近鉄小倉駅近くの宇治小倉工場をリニューアルした。「ファミリーコンピュータ」をはじめ歴代のゲーム機やソフト、カードゲームなどを展示。巨大コントローラーや光線銃を使ったゲームといった体験コーナーのほか、グッズを販売するショップやカフェを備える。

     入場は予約制だが、この日は午前10時のオープン前から待ち望んだ人が大勢集まり、約10分早く開場した。和歌山市の契約社員、引土正昭さん(49)は「ファミコン世代のど真ん中なので、絶対に来たいと思っていた」と声を弾ませた。

     入場予約は専用サイトで受け付けている。

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■906 / 親記事)  京都市の観光名所で「二重料金」取るのはありか
□投稿者/ 管理人 院生(913回)-(2024/10/03(Thu) 16:09:42)

     新型コロナウイルス禍や物価や人件費の高騰、コロナ明けの外国人観光客の急増−。社会情勢がめまぐるしく変化する中、京都府内の有名寺社で数年前から、拝観料などを上げる動きが相次いでいる。国内の観光地では、訪日客らと価格差を設ける「二重価格」を検討する動きもあるが、京都の宗教や観光の関係者はどのように見ているのだろうか。秋の観光シーズンを前に、料金事情を探った。

     平等院鳳凰堂(宇治市)は4月から、大人(個人)の拝観料600円を700円に上げた。担当者は「寺の維持にかかる費用の高騰がここ1、2年顕著になった。20年以上、拝観料を維持してきたが、文化財保全のための費用もかかり、やむを得ず改定することになった」と話す。

     清水寺(京都市東山区)も4月から、拝観料を大人400円から500円に改めた。「要因はさまざまだが、寺の維持管理に費用がかかるため」とする。京都最古の禅寺とされる建仁寺(同)も今年、伽藍(がらん)の修繕費の高騰などにより拝観料を上げた。

     寺院の拝観料や参拝志納料の値上げは、コロナ禍以降、目立っている。2023年には金閣寺(鹿苑寺、北区)や龍安寺(右京区)が100円上げた。お守りなど授与品に対する神社の初穂料も同様だ。22年には伏見稲荷大社(伏見区)が原材料高騰やコロナ禍を受けて、北野天満宮(上京区)は「神社の維持管理」を理由に改定している。

     一方、やや異なる理由で値上げした寺院もある。真宗大谷派本山の東本願寺(下京区)は、訪日客をはじめとした観光客の増加に対応しようと、今年7月、飛び地境内の渉成園(同)で来場者に求める「庭園維持寄付金」を、500円から700円にした。

     渉成園は京都駅(同)から徒歩圏内にある国の名勝で、近年は年間10万人以上の来場者でにぎわう。外国人向けも含めた案内看板やガイドブックなどを充実させるため、寄付金の改定を決めたという。

     観光関連の入場料で話題になっているのが、外国人向けの二重価格だ。世界遺産・姫路城の「入城料」について、管理する兵庫県姫路市の清元秀泰市長が4倍にするという案に言及し、議論に一石を投じた。

     国内外の宗教施設や聖地では、すでに複数の料金を設定している例がある。仏教国タイでは、寺院ワット・ポーへの入場を外国人は有料としている。また、沖縄県にある琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」では世界遺産登録後、観光客が急増したため、入場を有料化した。拝むことを目的とした場合のみ、事前の申請で減額しているという。

     だが、京都の寺院関係者では、二重料金に否定的な意見が目立つ。「寺はあくまで宗教の場。お参りして信仰に触れていただく行為に、国籍や住む場所を問うのは、どうかと思う」「信仰に関わるお金を、属性で分けることはできない」。京都仏教会も「議論になっていない」とする。

     寺社に並ぶ京都の人気スポット・二条城(中京区)はどうか。9月から18年ぶりに再開した本丸御殿の一般公開では、入城料と別の料金もかかる。城を管理運営する京都市は「見学する施設に応じた金額差はある。だが、同じ施設を見る場合、訪日客とそれ以外で異なる価格を導入する考えは現時点でない」とする。

     北海道大の岡本亮輔教授(宗教学)は、二重価格は国内外の観光地で広がってゆくと見通しつつ、「日本の寺社では難しいのではないか」と指摘する。

     拝観料は参拝者が信仰に基づいて自発的に渡す「お布施」とみなしうる一方、境内を維持するため、信者と観光客の区別なく一律に金額を集めるシステムの一面もある。この両面の性質は混然一体化しており、切り分けにくい。

     また近年の信仰と観光について、岡本教授は著書「聖地巡礼」で、「聖なる巡礼者」と「俗なる観光客」に二分する見方は通じなくなっており、「信仰なき巡礼者」が増えている実情を示している。

     岡本教授は「こうした日本の宗教的な文脈を踏まえると、信者と観光客を完全に線引きするのは難しい。また、日本人と訪日客で金額を変えると、差別の問題も出てくる。二重価格の導入が議論されるならば、『住民』と『住民以外』という分け方になるだろう」と話している。

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■905 / 親記事)  赤ナスやミョウガ、花などで神輿を飾る 北野天満宮で「ずいき祭」始まる
□投稿者/ 管理人 院生(912回)-(2024/10/02(Wed) 15:29:22)

     秋の実りに感謝する北野天満宮(京都市上京区)の祭礼「ずいき祭」が1日、始まった。色とりどりの野菜や花で作られたずいき御輿(みこし)などが、同区の北野中近くの御旅所に安置され、参拝者が手を合わせた。

     祭りは平安時代にルーツがあるとされ、現在は地域住民による「西之京瑞饋神輿(ずいきみこし)保存会」などが担う。祭りの名前にちなんで御輿はサトイモの茎「ずいき」で屋根をふき、赤ナスやミョウガといった野菜や穀物、花も飾り付けられる。

     初日は神幸祭があり、午後1時ごろ、行列が北野天満宮を出発した。祭神・菅原道真の霊をのせた「鳳輦(ほうれん)」を中心とした氏子ら100人以上が、約2時間かけて御旅所に到着し、ずいき御輿が鳳輦(ほうれん)を出迎えた。

     ずいき御輿は3日まで御旅所に安置され、誰でも見ることができる。還幸祭の4日は氏子区域内を練る。祭礼は5日まで。
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■904 / 親記事)  近江商人ゆかりの滋賀県東近江市で「時代絵巻行列」 
□投稿者/ 管理人 院生(911回)-(2024/10/02(Wed) 15:25:55)

     近江商人が活躍した明治―大正時代の装いを再現した「時代絵巻行列」が、滋賀県東近江市五個荘地区であった。観光客ら約9千人が伝統的な歴史ロマンの薫る行列や古い町並みの散策を楽しんだ。

     行列は、市や市商工会などの実行委員会が主催する同地区開放イベント「ぶらっと五個荘まちあるき」の目玉行事。9月29日にあり、外国人を含む大人や子ども約100人が参加した。てんびん棒をかついだ近江商人やサーベルを下げた警察官、鹿鳴館ドレスや商家の娘、丁稚(でっち)姿などレトロな衣装に身を包み、商人屋敷や水路の残る町中を練り歩いた。

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■903 / 親記事)  「五山送り火」で「音がうるさい」怒りの声 「飛行やめて、条例化を」事業者の見解は?
□投稿者/ 管理人 院生(910回)-(2024/10/01(Tue) 16:03:37)

     京都市内で今夏に営まれた「五山送り火」で、市内上空に複数のヘリコプターが飛んでいたことに対し、市民から怒りの声が上がっている。ヘリの音や光がお盆に迎えた先祖の霊を静かに送る伝統行事の雰囲気にふさわしくないという考えから、市内の飛行を禁止する新たな条例を求める陳情が市議会に出される事態にもなっている。

     8月16日夜、送り火が点火された市内上空を旋回するような光が見られた。市によると、複数機のヘリ運航に伴うもので、警察や消防、報道の関係ではないという。民間の遊覧飛行とみられ、X(旧ツイッター)では「飛ばすのやめてほしい」「音がうるさい」などの投稿があり、「送り火は信仰行事であるという原則を忘れてはならない」との指摘もあった。

     こうした市民らの声を踏まえ、松井孝治市長は同20日の定例会見で「行事が静謐(せいひつ)な環境の中で行われるのは京都にとって大切なこと」と述べた。同28日には市民による市議会への陳情が出され、「(送り火は)お盆の宗教的習俗であり、市や市観光協会も(屋外看板などの)夜間消灯を呼びかけているのに、そんな取り組みをあざ笑うかのようだ」として、市に飛行制限の条例化を求めた。

     送り火当日のヘリは昨年も市民から同じような疑問の声が上がり、市内の運航会社が所有する3機が遊覧飛行したことが分かっている。今年7月、送り火を担う各保存会でつくる「京都五山送り火連合会」は市内のヘリポート運営事業者に対し、ヘリ事業者の離着陸への提供を自粛してもらうよう文書で申し入れた。

     運航会社のグループ会社代表は取材に対して、昨年と今年の運航について、個人客が同社の機体をレンタルし、市内上空を飛ぶのにパイロットを派遣したとして、「送り火観覧を企画した訳ではなく、個人の依頼に応じた。法的根拠もなく依頼を断ることは会社の信用に関わる」と強調。「送り火を観光資源にしているのはヘリ以外にもある」と述べ、ヘリの関連事業だけに自粛を求めることに強く反論している。
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■902 / 親記事)  京都市と大津市、9月は「異常な残暑」だった
□投稿者/ 管理人 院生(909回)-(2024/10/01(Tue) 16:00:28)

     平均気温は観測史上最高、8月の平年値を上回る

     今年9月、京都府と滋賀県の全17観測点で、月平均気温が9月の観測史上最高を記録したことが1日、気象庁のデータから分かった。京都市や大津市など6観測点は、8月の平年値を上回る「異常な残暑」だった。

     気象庁によると、今年9月の平均気温は京都市が28・6度、大津市が27・5度で、ともに平年値を4・2度上回り、観測史上最高となった。8月の平年値は京都市が28・5度、大津市が27・3度で、通常の8月よりも暑い9月となった。

     京都地方気象台によると、7月以降、太平洋高気圧の勢力が強く、暖気の流入が続いている。また、日本上空の偏西風が北に蛇行しており、例年より南の暖気が長く居座っている状態という。さらに、長期的な地球温暖化や海水温の上昇も影響しているとみられる。

     京都府と滋賀県では他に、福知山市27・1度と舞鶴市27・2度、大津市南小松27度、高島市今津26・6度も、今年9月の平均気温が8月の平年値を超えた。

     また、好天のため雨も少なく、月の総降水量は、京田辺市31ミリや福知山市45ミリ、京丹後市間人16・5ミリ、東近江市21・5ミリなど、8観測点で9月の観測史上最少だった。

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■901 / 親記事)  「煎茶献茶祭』営まれる 平安神宮の神前に茶を奉納
□投稿者/ 管理人 院生(908回)-(2024/09/30(Mon) 15:16:13)

     京都市左京区の平安神宮で29日、恒例の「煎茶献茶祭」が営まれた。約50人が参列し厳かな雰囲気の中、家元が神前で茶をいれ、煎茶の発展に向けて思いを新たにした。

     煎茶茶道の普及と文化継承を目指し、五つの流派が毎年持ち回りで平安神宮とともに催している。今回は「賣茶本流」家元の渡邊琢祥さん(54)が奉仕した。

     本殿で営まれた祭儀には各流派の関係者らが参列。雅楽が奏でられた後に渡邊さんが神前に設けられた台で茶の色味や香りを確かめて湯飲みに注いで奉納した。
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■900 / 親記事)  祇園甲部の舞踊公演「温習会」前に稽古総仕上げの「大ざらえ」 芸舞妓も真剣
□投稿者/ 管理人 院生(907回)-(2024/09/29(Sun) 16:42:43)

     花街・祇園甲部の秋の舞踊公演「温習会」(10月2〜7日)を前に、稽古の総仕上げとなる「大ざらえ」が28日、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。芸舞妓たちが本番と同じ衣装で舞い、振りや所作を確かめた。

     温習会は新作を上演する春の「都をどり」と異なり、京舞井上流に伝わる曲を中心に、日々の精進の成果を見せる舞台。今年は芸舞妓ら77人が出演し、12演目から日替わりで6演目ずつを上演する。

     大ざらえは、舞妓ら8人による「姫三社(ひめさんじゃ)」からスタート。神楽風のめでたい曲を、御幣や振り鼓を手に舞った。祇園ゆかりで、歌舞伎でも知られる心中を題材にした「鳥辺山(とりべやま)」などが続いた。

     客席からは、同流家元の井上八千代さんらが舞台を見つめ、姿勢や立ち位置などを指導していた。八千代さんは「若い人からベテランまで、それぞれの年代の花を感じられるように、頑張ってほしい」と語った。

     連日午後4時開演。1等席1万円、2等席8千円、3等席6千円。祇園甲部歌舞会075(561)1115=平日のみ。
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■899 / 親記事)  秋の風物詩「大園遊会」なくなっても街中で着物ショー 長浜市で10月初開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(906回)-(2024/09/25(Wed) 17:17:52)

     若者らによる着物ショー「長浜kimono AWARDS(きものアワード)」が、10月12日に滋賀県長浜市中心部で初めて開かれる。秋の風物詩として約40年にわたって市民に親しまれた「長浜きもの大園遊会」を引き継ぐイベントとなる。

     同市などが実行委に参画する「長浜出世まつり」の催しの一つとして同アワード運営委員会が開催し、午前10時から午後4時まで着物に関連した複数のイベントを催す。メインのきものアワードは午後1時から長浜御坊表参道で行い、服飾を学ぶ学生らが製作した独自のデザインの和装が披露される。お茶席体験など市民が着物姿で参加する「カルチャー講座」や、地酒の飲み比べなどもある。

     和装振興などを目的に1984年から開催されてきた同園遊会は、参加者の減少などを理由に「今年はいったん休止し、魅力あるイベントを来年以降開きたい」などとして市が本年度当初予算案で開催関連費の計上を見送って中止となった。市側が計上見送りの意向を開催関係者に事前に知らせていなかったことから、出世まつり実行委関係者など地元経済界が市に不快感を示す事態を招き、善後策として同アワード開催が浮上した。

     アワード開催にあたっても市は今回、補助を見送った。びわこビジターズビューローの「北部地域誘客促進イベント開催補助金」450万円と、市などでつくる「鉄道を活(い)かした湖北地域振興協議会」からの委託料100万円が充てられる。

     問い合わせは同アワード運営委0749(53)2650。

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■898 / 親記事)  大津市の沢組遺跡で古墳時代の須恵器窯見つかる
□投稿者/ 管理人 院生(905回)-(2024/09/25(Wed) 17:14:35)

     床面に生焼けの器、焼き上げ途中に天井崩落?

     大津市は25日、古墳〜奈良時代の窯跡とみられる「沢組遺跡」(真野4丁目)で、須恵器の窯3基が見つかったと発表した。出土品の特徴から、6世紀前半から約100年にわたって須恵器が焼かれていたとみられるという。窯からは焼き上げる途中の杯(つき)なども大量に出土し、市文化財保護課は「古墳時代の須恵器生産技術を考える上で重要な資料だ」としている。

     市が真野浄水場の改良更新事業に伴い、今年1月から場内にある沢組遺跡約920平方メートルを調査した。見つかった3基の窯は、斜面地を利用してトンネル状につくられていた。

     このうち、最も古い窯(3号窯)は、長さ6・7メートル、最大幅2メートル。窯が良好な状態で残っており、床面には須恵器約100点が残っていた。生焼けの器も含まれており、同課によると「焼き上げる途中に何らかの理由で天井が崩落し、取り出せなくなったと考えられる」という。

     須恵器は、4世紀末〜5世紀初頭に朝鮮半島からもたらされた硬質の土器。沢組遺跡の周辺には多くの古墳群や集落があり、これまでは6世紀後半から副葬品や日用品として使われる須恵器が作られていたとみられていた。

     今回の調査では、6世紀前半に盛んに作られていた形状の杯などが見つかった。7世紀の初めごろとみられる出土品もあり、約100年に渡って稼働していたと考えられるという。さらに、生焼けの須恵器の中には、ふたを重ねた状態で残っている杯もあった。須恵器をどのように窯に詰めて焼いていたかを知ることができる全国でも珍しい例という。

     京都府立大の菱田哲郎教授(日本考古学)は「須恵器生産者の実態や変遷に迫ることが期待でき、古墳時代後期の手工業生産を考える上での重要な発見だ」と評価している。

     市は28日午前10時〜午後3時半に、一般向けの説明会を真野浄水場内の同遺跡発掘調査現場で開く。申し込み不要、無料。
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■897 / 親記事)  京都市が清水坂の渋滞対策に本気モード、10月から「禁止」
□投稿者/ 管理人 院生(904回)-(2024/09/25(Wed) 17:01:36)

     京都市は秋の観光シーズンを迎える10月10日から約2カ月間、市営清水坂観光駐車場(東山区)で、自家用車やタクシーの利用を禁止することに決めた。周辺道路の渋滞抑止を図るため、観光バスだけの事前予約制に切り替える。事前周知が徹底されないと、駐車場を探す「うろつき交通」が起きて逆に渋滞が悪化しかねず、市はPRに躍起になっている。

     清水寺に近い清水坂観光駐車場など、市内4カ所の市営観光駐車場は観光シーズンを中心に満車となり、周辺では駐車場を探すマイカーによる渋滞が発生していた。

     市は昨年11月の1カ月間、清水坂と嵐山の観光駐車場で、自家用車の駐車料金を1回210〜320円値上げした。しかし、周辺の渋滞は解消されなかったといい、今秋はバスを完全予約制にするとともに、自家用車やタクシーを受け入れないことにした。期間は10月10日〜12月10日。

     ただマイカーの駐車場利用を全面的に禁止にした場合、情報を知らない観光客が自家用車で訪れ、かえって渋滞が発生する恐れもある。市は、同駐車場の利用ができない告知を周辺の電柱に掲示し、周知を図っている。タクシーには周辺の同駐車場周辺での乗降や、民間駐車場の利用を呼びかけている。

     また国土交通省近畿地方整備局は11月から、清水寺など観光地周辺にある時間貸し駐車場の事前予約システムの運用を開始予定で、市自転車政策推進室は「あらかじめ清水坂周辺に来る自家用車を減らし、秋の観光シーズンの渋滞や混雑を緩和させたい」とする。

     嵐山の観光駐車場では、10月10日から2カ月間、昨年と同じ値上げ幅となる210円増の1250円で自家用車を受け入れる。

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■896 / 親記事)  南丹市で花火大会 秋の夜空彩る2千発の大輪やドローンショー
□投稿者/ 管理人 院生(903回)-(2024/09/24(Tue) 17:53:57)

     秋分の日の22日夜、京都南丹市花火大会が八木町の大堰川一帯で開かれた。涼やかな風が吹く河川敷に、市内外から大勢の人が集まり、秋の夜空を彩る約2千発の大輪やドローンショーを見上げた。

     市商工会などでつくる実行委員会の主催で78回目。太平洋戦争の戦没者慰霊として1947年に始まり、8月のお盆に続けてきたが、暑さや警備の人手確保のため、今年から秋に移した。

     午後7時過ぎに灯籠流しが始まり、先祖に感謝をささげた。続くドローンショーは、100機の編隊が光を放ちながら飛び回り、動物のイラストや「八木」の文字を暗闇に浮かべた。

     打ち上げ花火では、高さ60メートルで半径25メートルの大輪となる2号玉などがごう音を響かせ、夜空に輝いた。ナイアガラ花火では、流れ落ちる火花が水面に映り、河川敷を埋め尽くす観衆が、秋風に吹かれながら楽しんだ。

     飲食の屋台や、住民による「京都八木よさこい」などの音楽ステージもにぎわった。
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■895 / 親記事)  舞鶴市のお寺にある「緑のポスト」とは 亡くなったあの人へ思い届ける
□投稿者/ 管理人 院生(902回)-(2024/09/23(Mon) 16:49:28)

     亡くなった人に宛てた手紙を受け付ける「緑のポスト」を置く京都府舞鶴市北吸の大聖寺で22日、届いた約450通のたき上げ供養が営まれた。投函(とうかん)した人ら約50人が故人をしのんだ。

     同寺境内には、緑色に塗った昔ながらの円筒のポストがあり、2019年から亡くなった人への手紙を募っている。開封せず、春と秋の彼岸にたき上げを行っている。

     この日、小雨が降る中、火の上がる護摩壇(ごまだん)に檀家らが1通ずつ手紙をくべていった。松尾眞弘住職らが読経し、参列者は静かに手を合わせていた。

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■894 / 親記事)  京都市内のド真ん中にある「最後の秘境」
□投稿者/ 管理人 院生(901回)-(2024/09/23(Mon) 16:35:22)

     住民にすら忘れ去られ、語られない歴史とは

     1200年を超す京の都のど真ん中にありながら、重層的な歴史があまり知られていない「最後の秘境」があるらしい。遺跡や寺社、産業、京言葉まで、今でも暮らしの中に色濃く歴史を感じられる一方、住民にすら忘れ去られたか、語られない歴史も多いという。今秋、その地を網羅的に通史で紹介する書籍が出版される。著者を訪ね、一緒に巡った。

     どことなく昭和の雰囲気が漂う京都市上京区、北野商店街。かつて市電が行き交った千本中立売の交差点からアーケードを進む。指定された婦人服店「とりゐ」の店内で、著者が出迎えてくれた。旅行企画などを手がけNHKの人気番組「ブラタモリ」で西陣を案内したこともある鳥井光広さん(46)だ。鳥井さんは早速、「秘境」の地図を机に広げた。

     「北野と西陣です」。そこが秘境?。戸惑いつつ地図を眺めると、北野・西陣地域が「上西陣」「聚楽」「衣笠」など8エリアに分けられていた。歴史や文化を踏まえた分類だという。

     北野・西陣に生まれ育った鳥井さんは、商店街に観光客を呼び込む策を考えるため、2007年から地域の歴史を調べ始めた。当時、北野・西陣は観光雑誌で「金閣エリア」や「嵐山エリア」の中にわずかに紹介されるだけの「空白区」。図書館に向かうと、すぐ壁に突き当たった。「北野」と「西陣」は断片的に論文などで語られていても、通史で紹介する本が無く全体像が分からない。結局、自ら地域の古老を訪ね歩いて話しを聞き、埋もれた論文や古書をあさる日々が始まった。

     同時に、鳥井さんは研究者や出版社に北野・西陣の本を書いてくれないかと打診したが、全て断られた。

     なぜ北野・西陣には「通史」的な本が無いのか。鳥井さんによると、理由は複雑な地域の境界や住民の気風にあるという。北野・西陣は、北野天満宮と今宮神社で氏子地域が明確に分かれ、文化が違う。その上に特定の産業が集積した「上七軒」や「千両ケ辻」などの地域が重なり、近代には小学校区の違いも加わって複雑さを増した。「それぞれが独立し地域への誇りや愛着が強く、住民にはほかと一緒にされたくない、という思いがある。外部の研究者たちは触れにくいのかも」

     そう語りつつ、鳥井さんは一つの事件を語り出した。1573年、織田信長が上京と下京の焼き打ちを命じると、それぞれの住民たちは焼き打ち中止を懇願し銀を献上したが、北野・西陣を含む上京だけ焼き払われた。「信長に屈したくないのが見透かされたのでは。誇り高い地域なんです」。史料に加え当時の住民の思いにまで考えを巡らせての分析には、説得力がある。

     店を出て、街歩きに出発すると、鳥井さんの頭の中の膨大な史料と、数百人の古老から聞き取った思い出や伝承が、町中に残る痕跡と結びつく。平安時代以降、日清戦争後の不況までこの地が酒造りの中心だったこと、北野天満宮境内の下の森が出雲の阿国をはじめ芸能のメッカだったこと、大丸や高島屋、丹神マートなどの百貨店や都市銀行が軒を連ねていたことなど、次々と語られる。広隆寺(右京区)の国宝・弥勒菩薩半跏思惟像がもとは北野白梅町の北野廃寺跡にあったという学説が有力となっていることや、応仁の乱の際、西軍が南朝の天皇の末裔を一時期「西陣南帝」として擁立したことなどあまり知られない事実まで、ジャンルと時代を横断した土地の歴史と今が重なり、時代を旅しているような錯覚にとらわれる。

     10月4日に出版される「京洛人が何世代も隠し通した文化 伝承の闇〜北野・西陣・最後の秘境フロンティア」(日本橋出版、1760円)では、縄文時代から現代までの北野・西陣の歴史を時代順にまとめ、多数のコラムや年表、北野・西陣の著名人の墓一覧表まで掲載する。

     地域では、最古級の町家が取り壊されたのをはじめ「繁栄の名残」は急速に失われ、近代化を証言できる高齢者も減っている。焦燥感を抱く鳥井さんは「今、まとめておかないと誰も分からなくなってしまう。この本が、次に調べたいと思う人たちのスタート地点となってほしい」としている。
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■893 / 親記事)  そろそろ次の季節へ 奈良の元興寺でハギ見頃
□投稿者/ 管理人 院生(900回)-(2024/09/22(Sun) 17:35:08)

     きょう22日は二十四節気の一つ「秋分」。昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に日の出が遅く、日の入りが早くなる。彼岸の中日にあたり、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるが、秋の到来を期待したい。

     この時期、かれんな花が美を競うハギ。奈良市中院町の元興寺でも見頃を迎えている。秋の七草の一つで万葉集にも数多く詠まれ、古くから親しまれている。枝垂れて晩夏から秋にかけ、赤紫色、または白い花が咲き誇る。今月末ごろまで楽しめそう。詳しくは同寺、電話0742(23)1377。

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■892 / 親記事)  東大寺発掘調査で僧坊の礎石12基検出 文献記録の火災痕跡も
□投稿者/ 管理人 院生(899回)-(2024/09/20(Fri) 16:22:53)

    2024/09/20(Fri) 16:25:04 編集

     奈良市雑司町の東大寺は19日、講堂・三面僧坊跡の発掘調査で、僧侶が生活した僧坊の礎石12基を検出したと発表した。文献に記録が残る平安時代と戦国時代の計3回の火災痕跡も確認。2回の再建時には奈良時代の創建時とほぼ同じ場所で建て直していたことも分かった。同寺は「僧坊としては大きな礎石で大規模な建物だったことが分かる」としている。

     講堂・三面僧坊は大仏殿の北側に位置し、三面僧坊は講堂の北東西の三方を「コ」字形に囲むように建っていた。

     同寺は2022年度から、川による浸食で礎石が露出していた僧坊の遺構を保護するため護岸工事を実施。24年度の工事前の調査として、同寺と奈良文化財研究所、県立橿原考古学研究所でつくる発掘調査団が、講堂東側の僧坊推定地、川の延長約90メートル分を調査した。

     その結果、東西11・7メートル分の礎石5基と、南北30・6メートル分の礎石7基を確認した。礎石上面に円形に造り出した「柱座」の直径は約90センチあり、その上に建っていた柱は直径60センチほどあったと推定できるという。

     礎石の周囲では、焼土や炭が堆積した3回の火災痕跡が見つかった。文献に記録がある、平安時代の917(延喜17)年と、平重衡(しげひら)の南都焼き討ちがあった1180(治承4)年、戦国時代の1508(永正5)年の火災跡と考えられる。

     礎石は場所を動かした痕跡がなく、延喜と治承の火災後の再建はどちらも創建時と同じ場所を踏襲していた。

     現地説明会を21日に開催する。午前9時半〜午後3時半。小雨決行。駐車場はない。

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■891 / 親記事)  長岡京跡で魚や花描かれた謎の「土管状土器」見つかる
□投稿者/ 管理人 院生(898回)-(2024/09/20(Fri) 16:16:34)

     京都府長岡京市、23年度の発掘調査

     長岡京市埋蔵文化財センターの調査成果報告会が9月14日、京都府長岡京市天神4丁目の中央公民館であった。緑釉陶器の甑(こしき)(蒸し器)が発掘された調査など、昨年度の主要な成果が紹介された。市民約60人が参加した。

     14カ所で実施した発掘調査のうち、7カ所について、同センターの中島皆夫事務局長と鈴木千怜主事が、発掘現場の写真や絵を見せながら解説した。

     長岡京跡左京第673次調査では、長岡京時代の宅地内溝や暗渠(あんきょ)、建物の柱穴などが発見された。建物内には甕(かめ)の据え付け穴があり、倉庫や作業場として使われたとみられるという。柱穴からは甑のほか、底に「神五」と書かれた漆の椀(わん)や、魚や花が線刻で描かれた土管状の謎の土器など珍しい遺物が発掘された。中島事務局長は「謎の土器は類例がなく珍しい」と話した。

     また井ノ内稲荷塚古墳から、平安時代から鎌倉時代の遺物として見つかった南宋の青磁も紹介した。

     会場には出土遺物約30点も並んだ。参加者は間近に見て、熱心に質問していた。

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■890 / 親記事)  「幻の都」長岡京の痕跡、想定の北側で確認 従来よりも北側に広がるのか
□投稿者/ 管理人 院生(897回)-(2024/09/20(Fri) 16:15:04)

     長岡京跡の北側に隣接する京都市南区の遺跡で、8世紀末の道路と溝、方形区画の痕跡が発掘調査で見つかったと、市埋蔵文化財研究所(埋文研)が19日発表した。道は長岡京の小路と同じ幅があり、近くに建物跡もあった。これまでの想定より北側に長岡京域が広がった可能性を示しており、「長岡京の形を考える上で新たな手がかり」としている。

     埋文研によると、見つかった溝は道路の側溝で、南北方向の1本と東西方向の2本があった。南北の溝は長岡京の「東二坊坊間小路」を北に延ばした道の東側溝と判断できる。東西方向の溝2本は平行し、この道と交差する東西路の両側溝になる。いずれも幅約1メートル、深さ40〜50センチで、南北は約50メートル分、東西はともに約10メートル分を確かめた。東西方向の溝の間隔から路面幅(約9メートル)が分かり、長岡京の小路の幅と一致する。

     これら遺構が出てきたのは、京域の北限とされる「北京極大路」から北へ1町(約120メートル)の地点。道の近くに建物跡とみられる柱列も見つかっている。

     近畿大の網伸也教授(日本考古学)は「過去にも北京極大路より北で京域の条坊に関わる道路側溝は見つかっているが、今回は交差点が出たのが大きい。京域が北郊に展開していたのはほぼ確実だ。長岡京は長方形だったと想定されているが、そもそもきちんとした『都市計画』があったかどうかも含めて見直す必要がある」と評価している。

     現場はJR向日町駅(向日市)の南東約200メートル。道路整備に伴い、来年3月まで約2千平方メートルを調べている。現地説明会が21日午前10時半からある。当日の連絡先は現場担当の携帯080(4854)8962。

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■889 / 親記事)  京都にあった「幻の都」で画期的発見
□投稿者/ 管理人 院生(896回)-(2024/09/20(Fri) 16:12:53)

     長岡京跡の北側に隣接する京都市南区の遺跡で、8世紀末の道路と溝、方形区画の痕跡が発掘調査で見つかったと、市埋蔵文化財研究所(埋文研)が19日発表した。道は長岡京の小路と同じ幅があり、近くに建物跡もあった。これまでの想定より北側に長岡京域が広がった可能性を示しており、「長岡京の形を考える上で新たな手がかり」としている。

             ◇

     長岡京は、平安京と同じ長方形の都だったのか−。今回の発掘調査地は長岡京を外れた北郊とされたところだが、長岡京内と同じ小路的な道や方形街区が見つかり、定説に疑問を投げかける。「長岡京の独自性を示す画期的な発見」とみる専門家がおり、その前後に築かれた都とは異なる復元案への刷新を求める見解もある。

     784年に遷都した長岡京は、内裏などを北側に配した「北闕(ほっけつ)型」で長方形の復元案(東西4・3キロ、南北5・2キロ)が1990年代に示され、平城京(710年)や平安京(794年)と同じような形の都とされた。だが、その後の発掘調査で長岡京域から北に延びる南北路が複数見つかるなど、その形やエリアには異説も出ていた。

     今回の調査地は、京の北限「北京極大路」の外とされているが、京域を思わせる遺構が見つかった。東西方向の道は小路と同じ幅約9メートル。しかも同大路から北に約120メートルで平行し、二つの道の間隔は街区1町の一辺と同じ。この小路的な道と直交してさらに北へ延びる南北路や、建物跡といった街区跡もセットで確かめられた。

     長岡京の発掘に長年関わった京都府向日市埋蔵文化財センターの梅本康広事務局長は「京の外とみなされてきた北側で、整えられた道や人の生活痕まである街区が見つかった意義は大きい」とする。近年の一帯の調査成果を重ねて、「北闕型でも、長方形でもなく、左・右京を非対称に設計・施工した独特の復元モデルが思い浮かぶ」と話す。

     龍谷大の國下多美樹教授(古代都城史)も平地の北東側へ京域が広がったとの見方には同調し、「北西側の丘陵や東南側の低湿地では街区を築きにくく、地理的な制約に対応した」とみる。「長岡京は従来の復元案に準じて遺跡の範囲を定めているが、今後は北側にも広げて調べることが重要だ。その実態解明には、メスが入っていない北方の探究こそ鍵になっている」。
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■888 / 親記事)  女子大生ら37人が紫式部の行列再現へ NHK大河「光る君へ」あやかり、10月開催
□投稿者/ 管理人 院生(895回)-(2024/09/19(Thu) 15:23:37)

     紫式部が父の藤原為時や侍女らと京の都から越前へ向かった際の行列を再現するイベントの開催に向け、参加する市民らの衣装合わせが9月15日、京都府宇治市宇治の市生涯学習センターで行われた。紫式部や侍女役の女性らは、赤やピンク、オレンジ色などの華やかな着物を羽織り、心躍らせた。

     福井県越前市の紫式部プロジェクト推進協議会の主催。NHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、ゆかりの地の宇治、大津、越前各市でそれぞれ「紫式部の旅」を再現する。役には陰陽師(おんみょうじ)や武者などもあり、専門家が監修した衣装や小道具を使い、当時の様子を本格的に再現する。役ごとに参加者を全国から募集し、各市の市民らを優先して書類選考で決めた。

     宇治市では10〜70代の118人の応募があり、37人が選ばれた。参加者は10月18日に衣装をまとい、幅約3メートル、全長約50メートルの行列で、同市宇治の宇治上神社から宇治公園を通って、市観光センターまでの約1キロを歩く。同神社では「出立の儀」が行われ、参加者が脚本のせりふに従って劇のように当時の様子を演じる。

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■887 / 親記事)  名月の下、水面を優雅に管絃船 奈良・猿沢池で「采女祭」
□投稿者/ 管理人 院生(894回)-(2024/09/18(Wed) 16:17:01)

     古くから1年の中で最も美しい月とされる「中秋の名月」の17日、奈良市樽井町の春日大社末社・采女(うねめ)神社で、伝統行事「采女祭」(同保存会主催)が営まれた。雅楽が響きわたる中、管絃船が猿沢池を巡り、多くの観光客らが見入った。 

     采女祭は、奈良時代に帝(みかど)の気持ちが離れたのを嘆いた采女(女官)が猿沢池に身を投げたという故事にちなむ行事。

     花扇奉納行列や例祭の後、日が沈み辺りが暗くなった午後7時すぎ、雅楽の音色が流れると、猿沢池を2隻の管絃船が優雅に回遊。最後に花扇を池に投じて采女の霊を慰めた。

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■886 / 親記事)  「物語」を考えている時の紫式部はこんな姿
□投稿者/ 管理人 院生(893回)-(2024/09/18(Wed) 15:54:09)

     滋賀県大津市の石山寺で肖像画など公開

     紫式部が主人公のNHK大河ドラマの放送に合わせ、紫式部にゆかりの深い石山寺(大津市)で秋の展示会が開かれている。「紫式部とほとけの道」をテーマに、同寺が所蔵する約30点が並ぶ。

     展示は、各時代の紫式部の肖像画と源氏物語を絵で表現した画帖(がじょう)から出家に関する場面を中心に並べた。

     肖像画「紫式部聖像」は縦190センチ、横140センチの大型で、文机の前で筆を手に物語を考える紫式部を描いている。同寺の紫式部を供養する「紫式部法要」の際には、本堂にレプリカが飾られてきた。

     このほか、土佐光起筆の「紫式部図」も11月後半から展示される。この図は紫式部の肖像画として教科書にも掲載されている。クラウドファンディング(CF)で集めた資金で修復が進んでおり、修復後初のお披露目となる。現在は、光起の息子光成が同図と同じ構図や同じサイズの下絵を使って描いた、同図の模写が展示されている。

     源氏物語画帖は、登場人物の女三の宮などの女性たちがそれぞれの立場で出家の道を選び、髪が短くなった場面を抜き出している。

     石山寺の鷲尾龍華座主は、「肖像画の背景や細かい表情にも目を向けてほしい。画帖を見て、仏を信じる当時の人の生活に思いをはせてもらえたら」と期待する。CFについては「地元の人も含め多くの方からご支援いただき、ありがたい」と述べた。

     12月1日まで。有料。問い合わせは077(537)0013。
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■885 / 親記事)  伏見桃山城を照らす「中秋の名月」 天守と重なり迫力ある光景に
□投稿者/ 管理人 院生(892回)-(2024/09/18(Wed) 15:42:35)

     中秋の名月の17日夕、京都市内は広く晴れ渡り、伏見区では、伏見城の天守を模した「伏見桃山城」(同区)の背後に月が明るく輝いた。

     午後5時50分ごろ、東の山際から姿を現し、南東へ昇った。東高瀬川河川敷から望遠レンズで望むと、月と城が重なるような迫力ある光景が見られた。城はいにしえの月の名所「指月の丘」にも近く、河川敷では写真愛好家らがカメラを構えたり、散歩中の人たちも足を止めてスマートフォンで写真に収めたりしていた。

     今年の満月は18日で、日中の暑さが残る中にも、秋の足音を感じさせていた。
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■884 / 親記事)  日頃の殺生わびる1400の光 闇に浮かぶ幻想的な「赤い光の道」
□投稿者/ 管理人 院生(891回)-(2024/09/18(Wed) 15:39:18)

     京都府亀岡市篠町の篠村八幡宮で15日夜、境内に明かりをともす「千灯明」があった。1400余りの光で道がつくられ、幻想的な光景を生み出した。

     日頃の殺生をわびる祭事「放生会」の行事の一つで、少なくとも江戸時代には始まっていたと伝わる。灯明は各地の八幡宮で見られるが、千以上の光をともすのは全国的に珍しいという。

     参道や本殿前に油が注がれた小皿が並び、午後6時ごろから次々と点火。赤い光の道が夜闇に出現し、参拝者はじっと見つめたり、写真を撮ったりしていた。

     ヒップホップダンスやバイオリン、吹奏楽のステージショーもあった。
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■883 / 親記事)  「祇園東地区」の道が石畳に 花街らしい風情の景観に改まる
□投稿者/ 管理人 院生(890回)-(2024/09/18(Wed) 15:34:05)

     京都市東山区の祇園会館北側から観亀稲荷神社前へと続く道が、アスファルトから石畳へと改装された。祇園東の風情が改まり、関係者や芸舞妓たちが景観の向上を祝った。

     石畳になったのは通称・中末吉町通などと呼ばれる約150メートルの私道。通りの西側約70メートルは石畳となっていたが、東大路通までの約80メートルはアスファルト舗装のままで景観上の課題となっていた。

     今回、京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)が、市の水道工事に合わせて通り全体を石畳化する事業を企画。昨年12月から寄付を募り、集まった約1400万円で一部周辺の道も含めて石畳を整備した。

     12日の式典では、芸舞妓らが美しくなった通りを歩いた後、祇園東お茶屋組合の中西三郎組合長が「国内外の客に祇園東へ足を向けてもらうよう、お店や住民の協力を得ながら魅力ある町並みを維持していきたい」とあいさつした。

     同財団は11月末まで寄付を募っており、今後も別の道の石畳化など景観向上に取り組む予定。
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■882 / 親記事)  京都府南部で最大級の前方後円墳で現地説明会 徐々に当時の壮大な姿が明らかに
□投稿者/ 管理人 院生(889回)-(2024/09/17(Tue) 17:14:14)

     京都府の山城地域最大級の前方後円墳である久津川車塚古墳(京都府城陽市平川)で16日、本年度発掘調査成果の説明会があった。市内外から155人が訪れ、明らかになりつつある古墳の姿に思いをはせていた。

     5世紀前半に造られた同古墳は墳丘の全長が175メートルで、山城地域を治めた大首長の墓と考えられている。市教育委員会が2014年度から整備に向けた発掘調査を行い、11年目となる。

     今回の調査では、前方部東側の角や墳丘最下段の斜面に敷かれた葺石(ふきいし)などが確認された。説明会では、参加者が発掘現場を見学。調査に協力している立命館大や大阪公立大の学生たちが「前方部の規模や構造を復元する上で貴重な成果だ」と解説した。

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■881 / 親記事)  城南宮でオミナエシが見頃に 秋の七草でようやく感じ始める夏の終わり
□投稿者/ 管理人 院生(888回)-(2024/09/17(Tue) 17:12:24)

     京都市伏見区の城南宮で、「秋の七草」の一つ、黄色いオミナエシの花が見頃を迎えている。紫色のキキョウなどもかれんに咲き、訪れた人たちを楽しませている。

     同宮は庭園の神苑で源氏物語に登場する草花約80種を植え、秋の七草も育てている。約150株のオミナエシは7月下旬に開花し、8月から見頃が続いている。ハギやフジバカマなどは、これから開花を見込んでおり、10月中旬まで楽しめそうという。

    午前9時〜午後4時半(入場は午後4時まで)。有料。


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■880 / 親記事)  山科区の壮麗な「迎賓館」が閉館へ 元首相も訪れた邸宅での結婚式が人気
□投稿者/ 管理人 院生(887回)-(2024/09/17(Tue) 17:07:51)

     歴史ある広壮な屋敷や庭園で結婚式を挙げられるとして、国内外から人気を集めてきた京都市山科区の「京都洛東迎賓館」が9月29日で閉館する。新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚式を取り巻く環境が変化したのが一因という。関係者は「さみしさの一方で、一生に一度の式で役に立つことができた充実感がある」と、開業から21年に及ぶ歩みをかみしめる。

     山科出身で、サンフランシスコ講和条約の全権委員代理を務め、吉田茂内閣で国務大臣を務めた大野木秀次郎の邸宅として、昭和初期に建てられた。

     和風のシャンデリアや書院造りを残した居間、職人技が光る欄間など、随所に多彩な意匠が凝らされている。

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     著名人からの寄贈品も華を添える。吉田元首相や哲学者の故梅原猛さんの書、堂本印象が描いた「夫婦円満の象徴」と言われる鶴の日本画、漆画の入山白翁のびょうぶ、日本画家の橋本関雪の扁(へん)額が飾られる。岸信介元首相ら政財界や芸術界の関係者も多く訪れ、応接間で歓談した。

     2003年9月に京都洛東迎賓館としてオープンした。風格がにじむ屋敷だけでなく、庭の真ん中を川が流れる壮麗な日本庭園や、芝が目にも鮮やかな洋風ガーデンが人を引きつけた。

     閉館までに計896組が挙式。地元の山科にゆかりがある人はもちろん、アメリカやカナダ、ドイツ、中国など、海外の人の利用も多かった。1日1組の貸し切りスタイルで運営し、時間がかかっても何度も衣装を替えたい意向があるカップルらにも好評を博した。伸幸さんは「こちらも感激して、涙が出ることがあった。『ここで挙式できてよかった』という言葉が励みになった」と、晴れ舞台に携わる喜びを口にする。プレッシャーもあった。「一生に一度のことであり、絶対に失敗できない。披露宴は生き物で、トラブルもあるが、臨機応変に対応し、ほとんどクレームがなかった」と語る。

     21年の歩みでは印象深い出来事も数多くあった。普段は着慣れない和装と緊張に加え、酒が入った影響で倒れた人がいた。伸幸さんは「皆さん、びっくりしていた」と振り返る。やむを得ない事情でのキャンセルもあり、人生の機微も垣間見たという。

     JR山科駅からほど近く、緑に囲まれた別天地として親しまれたが、20年から猛威を振るった新型コロナが打撃になった。大勢が一堂に会する結婚式が敬遠された。コロナは収束したが、少子化は続き、婚礼の簡素化という流れも進む。結婚式自体を挙げない人も出始めたことを踏まえ、閉館を決めた。

     今後の活用策は検討中だが、建物は11年に国の登録有形文化財に指定されており、今後も維持される見通しという。

     閉館の方針を公表後、かつて式を挙げた人たちが続々と顔を見せ、レストランを利用してくれる。同迎賓館の記念すべき1組目として挙式した夫妻は毎年訪れ、9月にも足を運んでくれた。結婚20周年という別の夫妻も来たという。節目を迎えた2人を最高の形で送り出し、それぞれの記憶に同迎賓館の存在が深く刻まれてきた証と言える。伸幸さんは「本当にありがたい」と言葉に実感を込める。

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■879 / 親記事)  三嶋神社の神幸祭
□投稿者/ 管理人 院生(886回)-(2024/09/16(Mon) 15:50:25)

     京都市東山区の三嶋神社の神幸祭が15日、営まれた。地域の氏子や外国人ら約250人が「ほいっと、ほいっと」と威勢の良い掛け声を上げながら大神輿(みこし)と剣鉾(けんぼこ)を担いで練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。

     神幸祭の神輿巡行は担ぎ手不足から長く途絶えていたが、2003年に復活。大神輿には鳳凰(ほうおう)の飾りがくわえるように収穫したばかりの稲穂が供えられ、白い法被を来た氏子らに担がれて三十三間堂まで巡行した。東大路通の馬町交差点では辻回しが披露され、住民らが拍手を送った。

     神輿巡行に参加したドイツ出身の会社員ピーターソン・カイさんは「日本の祭りは、欧州で体験できない雰囲気がある。多くの人と出会えて楽しい」と話していた。宮司の友田重臣さん(54)は「さまざまな地域からの参加者が増え、活気づいている」と喜んでいた。

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