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■1358 / 親記事)  夜桜が見頃 繁華街にどっと花見客 日中の人気スポットは夜は穴場に
□投稿者/ 管理人 院生(1368回)-(2025/04/07(Mon) 17:17:42)

     京都市内の市街地で桜の満開が近づいている。大勢が訪れる週末を前にした3日の夜、名所を巡ってみた。飲食店などが軒を連ねる祇園や木屋町などではライトアップや街の明かりで花が照らされ、撮影ポイントには人だかりが出来ていた。観光客らは食事やお酒だけではなく、数日限りの春の景色を楽しんでいた。一方、日中は人で埋め尽くされる人気スポットも、夜は訪れる人も少なく、夜桜をゆったりと堪能できた。

      祇園や木屋町の喧騒から離れ、岡崎まで足を伸ばすと打って変わって静かになる。ライトアップも行われていないため、人通りが少ない。桜の花も見えづらいが、目を凝らしたり、そばを通ったりすると、かすかな街灯を受けて薄いピンク色が目に入ってくる。昼間は大勢の人で埋め尽くされる蹴上インクラインもほとんど人がおらず、まるで貸し切り状態。カメラの長時間露光によって人間の目には見えづらい光景を捉えた。
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■1357 / 親記事)  白や紫の花々、日本海の青に映え 古墳群でハマダイコン見頃
□投稿者/ 管理人 院生(1367回)-(2025/04/07(Mon) 17:13:28)

     日本海を望む京都府京丹後市丹後町の大成古墳群で、ハマダイコンの白と紫の愛らしい花が咲き誇っている。青い海を背景に春風に揺れる姿を市民や写真愛好家らが楽しんでいる。

     大成古墳群は古墳時代後期の横穴式石室があり、古墳群からは巨岩「立岩」も見ることができる。

     ハマダイコンはアブラナ科の多年草で、石室がむき出しになっている古墳一帯に広がって群生している。散歩に訪れた市民は「ここにくると心が洗われて深呼吸したくなる」と笑顔だった。
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■1356 / 親記事)  府庁旧本館で「観桜祭」 中庭のしだれ桜が見ごろ
□投稿者/ 管理人 院生(1366回)-(2025/04/07(Mon) 17:07:03)

     国重要文化財の京都府庁旧本館(京都市上京区)で恒例の「観桜祭」が開かれている。満開のサクラの下、市民がうららかな春のひとときを楽しんだ。

     同祭は1904年に建てられた旧本館に親しんでもらおうと、府が毎年開いている。中庭には円山公園(東山区)のシダレザクラの孫にあたる「祇園しだれ桜」など6種7本のサクラがあり、見頃を迎えている。

     5日は旧議場でカントリー音楽や民謡のコンサートが開かれたほか、絵画の展示もあった。来場者は写真を撮ったり、ベンチに座ってサクラを見上げたりしながら、思い思いにくつろいでいた。

     6日まで。入場無料。

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■1355 / 親記事)  名所で桜が満開 並木連なるアーチに人出どっと 広がる春の風景
□投稿者/ 管理人 院生(1365回)-(2025/04/07(Mon) 17:06:13)

     桜の開花がピークを迎えた5日、京都府内の名所は大勢の人でにぎわった。京都市では満開が観測され、晴天の下、花見客らが春の風景を満喫していた。

     左京区の蹴上インクラインでは、かつて琵琶湖疏水の船を昇降させたレールの両脇で、白い花を咲かせた桜並木が幾重にも連なるアーチを描いていた。家族連れや観光客らが写真を撮影したり、散策を楽しんだりしていた。

     京都地方気象台によると、今年の満開は平年より1日遅かった。
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■1354 / 親記事)  美しい「桜のトンネル」
□投稿者/ 管理人 院生(1364回)-(2025/04/07(Mon) 17:01:05)

     京都府南部の山城地域各地で桜が見頃を迎えた。宇治市や八幡市で名所として知られる一帯では「まつり」が開かれ、多くの人でにぎわった。

     宇治市宇治の府立宇治公園一帯では5日、春の恒例イベント「宇治川さくらまつり」が始まった。宇治茶漬けなどのご当地グルメをはじめ、茶だんご、花見弁当、陶器など約30ブースが出店した。来場者は満開に咲き誇るサクラを眺めながら、河川敷で飲食などを楽しんでいた。

     宇治川さくらまつりは6日まで。近くの市観光センターでは「お抹茶席」も楽しめる。

        ◇

     約1・4キロの桜並木が続く八幡市八幡の淀川河川公園背割堤地区では、美しい桜のトンネルが来場者を迎えている。木津川と宇治川に挟まれた堤防にソメイヨシノ約220本が並ぶ。例年より開花は遅かったというが、今では見頃を迎えた。

     背割堤地区では13日まで「さくらまつり」を行い、マルシェなどが催されている。
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■1353 / 親記事)  甲賀市の寺で重要文化財の「秘仏」34年ぶりご開帳
□投稿者/ 管理人 院生(1363回)-(2025/04/04(Fri) 16:53:11)

     4月5〜6日、境内の桜も見頃に

     滋賀県甲賀市甲南町深川(ふかわ)の浄福寺は5、6両日に、重要文化財で本尊の秘仏・十一面千手観音坐像(ざぞう)を開帳する。

     浄福寺は788年、天台宗開祖の最澄(伝教大師)が比叡山延暦寺根本中堂(大津市)の用材を求めて深川の地を訪れた際、金色に光る山を見かけ、そこを金光山浄福寺として開山したと伝わる。寺の大師堂には、夜叉(やしゃ)の姿で疫病神を追い払ったとの伝説がある元三大師・良源がまつられており、毎年7月には地域住民らの健康を祈る疫病退散の護摩法要が営まれる。

     秘仏の本尊・十一面千手観音坐像は高さ102・3センチの寄せ木造りで、全身に漆箔(はく)が施され、本堂の厨子(ずし)に納められている。鎌倉時代初期に造られたとみられ、十一面千手観音の坐像で重文は全国でも珍しいという。

     開帳は1991年以来で34年ぶり。本来は33年に1度開帳されているが、前住職の死去により1年延期された。同寺大開帳実行委員会事務局の森島勝世志さん(73)は「ご開帳に合わせて境内の桜も見頃になりそうなので、ぜひお越しください」と話す。

     5日は午前中に練り行列・法要があり、本尊の拝観は午後1〜4時。6日は午前9時〜午後3時。拝観料500円。御朱印300円。
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■1352 / 親記事)  安土城の城下町域で石垣発見 築城と同時期の遺構か、とりでや船着き場の可能性
□投稿者/ 管理人 院生(1362回)-(2025/04/04(Fri) 16:50:54)

     戦国武将の織田信長が築いた安土城の城下町推定域で、16世紀後半に築いたとみられる石垣を発見したと滋賀県近江八幡市が3日、明らかにした。市は「城か城下町に関する遺構とみられる」としている。

     石垣は、西の湖岸の東側50メートルにあり、同城跡から西に1キロ離れた同市安土町下豊浦で見つかった。長さ17メートル、高さ1・6メートルで、大型の石材(幅80〜90センチ、厚さ40〜50センチ)が3〜5段で整然と積まれていた。現場では併せて、16世紀後半の国産や中国産の陶器といった遺物が発掘されており、市は安土城築城時(1576年)と同時期の遺構と判断した。

     市によると、同城下町推定域で本格的な造りの石垣が見つかったのは、1996年に続き2例目という。石垣の用途は不明だが、築いた当時は西の湖に面してしたといい、発掘した市文化振興課は「護岸のために築いているとみられ、船着き場や、とりでなどがあったと考えられる」としている。

     民間の宅地開発に伴い、市が昨年8〜10月、委託を受けて緊急調査した。石垣は既に埋め戻されており、現地報告会は開催せず、市は成果を報告書にまとめる予定。
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■1351 / 親記事)  樹齢1200年の巨木が見頃 深紅の花、無数に咲く
□投稿者/ 管理人 院生(1361回)-(2025/04/04(Fri) 16:46:30)

     京都府与謝野町滝の府指定文化財「滝の千年ツバキ」が見頃を迎え、深紅の花が無数に咲いている。樹齢1200年と推定され、山中で悠久の時を刻む巨木が生命力あふれる姿を見せている。

     千年ツバキは高さ10メートル、南北14メートル、東西13メートル、幹回り3・3メートルのヤブツバキ。昭和時代に廃村になった大田和地区にあり、かつては村人の雨宿りの場所だったという。

     加悦椿文化資料館によると、大雪で枝の一部が折れたが3月20日ごろから開花したといい、小川沿いで威容を誇っている。4月中旬まで花を見ることができるという。管理人の吉田福春さん(73)は「今年は花数が多い。全国有数の古木を楽しんで」と話す。

     13日午前10時からは椿保存会が「滝の千年ツバキまつり」を同資料館一帯で開く。餅の振る舞いや地元産品の販売、宮津天橋高加悦谷学舎の生徒による茶席などがある。

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■1350 / 親記事)  岡京市「桜の名所」でライトアップ始まる 春の夜のひととき楽しむ
□投稿者/ 管理人 院生(1358回)-(2025/04/04(Fri) 16:44:33)

     京都府乙訓地域の桜の名所として知られる長岡京市天神2丁目の八条ケ池東堤で1日夜、恒例のライトアップが始まった。開花し始めたソメイヨシノが闇に浮かび上がり、訪れた人が春の夜のひとときを楽しんでいる。

     東堤にはソメイヨシノが約30本植えられており、満開になると花のトンネルのようになる。ライトアップは市観光協会が実施。今年は開花が遅れたため、当初の計画より日程を3日遅らせて始めた。同協会によると1日段階で三分咲き、週末には見頃を迎えそうという。

     照明は約60基。開花が進んだ木の前では、通行人が足を止めて見入ったり、写真に収めたりしていた。竹灯籠70基を並べ、一帯を風情豊かに照らしている。

     ライトアップは午後6〜9時。終了日は花の状況を見て決める。期間中、八条ケ池の中ノ島の本部テントで、ぜんざいや甘酒、タケノコごはん、つくだ煮などを販売する。

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■1349 / 親記事)  平安神宮、桜と生演奏を楽しむ「桜音夜」スタート
□投稿者/ 管理人 院生(1357回)-(2025/04/04(Fri) 16:43:04)

     6日まで有名アーティスト出演続く

     夜桜と生演奏を楽しむ「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」が2日、京都市左京区の平安神宮神苑で始まった。美しい音色が夜の庭園を包む中、来場者がライトアップされた紅しだれ桜に見入った。

     1989年に始まった「紅しだれコンサート」の流れをくむ春の恒例イベント。京都新聞とライブエグザムが主催し、JR東海が特別協賛した。

     初日は、雅楽師の東儀秀樹さんと典親(のりちか)さん親子が出演した。東神苑の池に面した貴賓館を舞台に、狩衣(かりぎぬ)姿の2人が篳篥(ひちりき)やエレキギターなどの楽器を組み合わせ、歌手の一青窈さんや英国のロックバンド「レッド・ツェッペリン」の名曲を披露した。水面にはピンクに照らされた桜が映り、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。

     3日は三味線奏者の上妻宏光さんと箏(こと)奏者のLEOさん、4日はピアニストのござさんとBudoさん、5日はテノール歌手の高島健一郎さんと鳥尾匠海さん、バリトン歌手の堺裕馬さん、ピアニストの追川礼章さん、6日は歌手のMay J.さんとピアニストの菊池亮太さんが出演する。

     演奏は午後6時40分と同7時55分からの2回。当日券は、コンサート付きが4千円、南神苑の桜ライトアップ鑑賞のみは2千円。

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■1345 / 親記事)  「苔寺」は苔むす境内ではなかった 寺の目指す新たな境内の姿は
□投稿者/ 管理人 院生(1353回)-(2025/04/04(Fri) 16:22:44)

     「苔(こけ)寺(でら)」はかつて苔むす境内ではなかった−。西芳寺(京都市西京区)はアップル共同創業者の故スティーブ・ジョブズも参拝し、「Moss Temple」の愛称で海外にも知られる。だが、苔の繁茂は江戸時代以降とみられ、発掘などの調査を通じて、中興の祖・夢窓疎石による当初の庭は様相が異なっていたと確かめられた。令和の庭園整備が進められる中、中興の祖の名残も感じられる境内へ、生まれ変わりつつある。

     禅僧の疎石は後醍醐天皇や足利尊氏から師と仰がれ、作庭家としても名高い。1339年に西芳寺を中興すると、仏閣や僧舎とともに、庭も整えた。当初は白い砂や青々とした松の「白砂青松」をたたえられており、現在のような緑の苔で覆われた境内ではなかったようだ。室町時代は桜や紅葉の名所となり、足利義満の「北山殿」(現在の金閣寺)、足利義政の「東山殿」(現在の銀閣寺)の手本にもされたという。

     この疎石の庭をしのばせるのが、苔などに埋もれるように現存していた滝組などの遺構だ。考古学者で庭園も研究する鈴木久男・京都産業大日本文化研究所客員研究員は言う。

     「西芳寺にある庭園のうち、上段の庭はいかにも枯(かれ)山(さん)水(すい)の禅文化的な荒々しさを感じるが、下段の庭で見つかった滝組はそこまでゴツゴツしていない。池や自然との調和を意識し、平安時代的な庭として造園したとも感じられる。貴族文化を踏襲しつつ、禅文化らしさを融合させたともいえ、作庭家・疎石の美意識を伝えてくれる発見だ」

     西芳寺の庭園整備は2031年の開山1300年に向けた取り組みだ。21年に始まり、苔の保全はもとより、景観復元も目指すが、疎石時代への全面回帰とは一線を画す。

     整備を助言する尼崎博正・京都芸術大名誉教授(造園学)は「水が岩のすきまを通り『玉を洗うが如く』とたたえられた疎石時代の姿を取り戻すだけでなく、その後の移り変わりの歴史も大切にしたい」と強調する。

     発掘のほか、文献や絵図による調査も重ね合わせると、苔の繁茂は江戸時代以降の荒廃に伴う「副産物」であると裏付けられた。現在の庭は19世紀半ばの「西芳寺放生會重興略記」に似ているとも確かめられ、長年の移ろいも反映させるという。

     庭は今年2月までの整備で、こうした絵図にある鳥居を再び取り付け、神仏が降り立つという「影向石」と滝組近くを通れる園路も復活させた。今年秋には滝から「黄金池」への水の流れも復元させる方針だ。

     西芳寺の藤田隆浩執事長は「復元のかたちがやっと見えてきた。1300年の歴史があって現在の苔むす庭がある。その歴史の積み重ねを今回の整備を通じて感じていただきたい」と話している。参拝は事前申し込みが必要。詳細はホームページに記載している。

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■1348 / ResNo.1)  「苔寺」で700年前の「滝組」確認
□投稿者/ 管理人 院生(1356回)-(2025/04/04(Fri) 16:40:32)

     苔をはがして調査すると…

     「苔(こけ)寺」の名で知られる西芳寺(京都市西京区)の庭園で、700年近く前の室町時代初期に石で築かれた滝組が現存していることが、京都市の発掘調査などで分かった。庭の一部で苔をはがすと、寺を中興した禅僧で作庭家の夢窓疎石(むそうそせき)が手がけたとみられる石組が現れたといい、苔むす前の情景をしのばせる。

     西芳寺は奈良時代の僧侶・行基が731年に開山したと寺に伝わり、1339年に疎石が再興した。枯山水(かれさんすい)式(上段の庭・非公開)や池泉回遊式(下段の庭)の庭園も整えられたといわれるが、境内は15世紀の応仁の乱を経て、衰勢へ。下段の庭は江戸時代の18世紀以降、荒廃して苔などで覆われたため、再興時の痕跡は分かりにくくなっていた。

     市によると、発掘調査は下段の庭の南西部であった。石組の苔や土などを取り払ったところ、いずれも室町初期となる滝組(高さ・幅ともに約1メートル)や滝から落ちる水を受ける水受石のほか、西芳寺川から滝へ水を引き込む導水路は江戸期の付け替え分を含めて2本が残っていた。

     また、滝組から3メートルほど東にあり、寺の縁起に関わる巨石「影向石(ようごういし)」(幅2・4メートル、奥行き1・2メートル)は、16世紀の「京名所図屏風(びょうぶ)」にも描かれる現在の位置で、室町初期までに据えられたと確かめられた。19世紀の絵図にみられ、影向石を拝むための鳥居についても、柱を据えた二つの穴が見つかったという。

     市文化財保護課は「一帯の石組は北側が江戸期に改変されていたのに対し、滝組が残る南側は石が一回り大きく、石の種類にも違いがあった。近くで見つかった導水路を水が流れ、滝の石組を洗うさまが分かる遺構で、15世紀に来日した李氏朝鮮の使者が『寺の中、渓流を林表に引き、之を准らして池となす』と手記につづった情景を思い起こさせる」としている。

     発掘調査は史跡・特別名勝「西芳寺庭園」の整備に伴い、市と市埋蔵文化財研究所が2021〜24年に行っていた。
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■1347 / 親記事)  菜の花畑が見ごろに 地元の人たちが育てた「黄色いじゅうたん」
□投稿者/ 管理人 院生(1355回)-(2025/04/04(Fri) 16:34:08)

     京都府京田辺市普賢寺の大御堂観音寺周辺で、菜の花が見頃を迎え、一面を黄色いじゅうたんに覆われたような景色が広がっている。6日まで誰でも無料で摘み取りができ、花束を握った子どもらが楽しそうに走り回っていた。

     市観光協会が毎年、同寺参道付近の水田で育てており、今年は広さ58アールに約5万株を植えた。京田辺農福観地域づくり協議会がスロープを設置し、車いすやベビーカーも入ることができる。今春から緑、赤、青の3台のベンチが設置され、訪れた人々が菜の花をバックに座って写真撮影を楽しんでいた。

     土・日曜は参道が車両通行止めとなるため、市観光協会は近くの「普賢寺ふれあいの駅」の駐車場を利用するよう呼びかけている。


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■1346 / 親記事)  綾部市の群生地でミツマタが見ごろ
□投稿者/ 管理人 院生(1354回)-(2025/04/04(Fri) 16:30:13)

     スギ林の斜面に咲く白い花、幻想的な雰囲気に

     ミツマタが京都府綾部市老富町の群生地で見頃を迎え、スギ林の斜面に薄く黄色い花が咲き誇っている。幻想的な雰囲気を漂わせる中、訪れた観光客がしきりに写真に収めていた。

     ミツマタはジンチョウゲ科の低木、三つに分かれた枝に花を咲かせる。昭和初期に和紙の原料として栽培されたといい、群生地は約1・5ヘクタール広がる。現在は周辺3集落でつくる「水源の里・老富」が管理している。

     今年は気温が上昇した先月24日ごろから一気に咲き始め、30日ごろに満開となった。酒井省吾代表(73)は「ミツマタは色だけではなく、甘い香りがするのが特徴。ぜひ訪れて両方楽しんで」と話す。

     見頃は4月上旬まで。運営協力金1人200円。4月下旬から群生するシャガの白い花が咲く。5月18日までの水曜と金〜日曜・祝日は、住民による休憩所を開設する。
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■1344 / 親記事)  「隠れていた本堂」が65年ぶりに出現 ビル解体で、今だけ?
□投稿者/ 管理人 院生(1352回)-(2025/04/02(Wed) 15:35:47)

     京都市中京区の御池通寺町東入ルで、巨大な屋根の寺院が姿を現し、道行く人の目を引いている。これまでビルの陰に隠れいてた本能寺の本堂がビルの解体工事によって見えるようになったためで、御池通から威容をうかがわせるのは65年ぶり。ビル跡地の一部では御池通からの参拝路を復活させる方針という。

     本堂の建築面積は約590平方メートル。創立当時の面影を残して1928年に建てられ、登録有形文化財に指定されている。これまで御池通に面した本堂北西の境内には、寺務所やホールなどを備えた5階建ての「本能寺文化会館」があり、御池通から本堂は見えなかった。

     一方、本能寺文化会館は1959年に建設。市民団体の集会や講演会の会場などとしても市民に親しまれてきたが、老朽化が進んでいた。そのため同寺は昨年夏から解体工事に着手。ほぼ更地となった今年3月から本堂が御池通から見えるようになった。

     本能寺によると、会館跡地は当面駐車場として利用し、本格的な活用方法は引き続き検討していくという。境内への参道は現在、西側の寺町通と東側の河原町通の2カ所だが、解体工事が終わる4月末ごろには北側の御池通からも境内へ入れるようにするという。

     繁華街にある本能寺は周囲がビルに囲まれていることもあり、境内で「どこが本能寺ですか」と聞く観光客や修学旅行生らもいるという。同寺の佐藤泰慎・執事長は「より開放的になる。境内を憩いの場として使っていただくなど、お寺をより身近に感じていただけるようになればありがたい」と話していた。
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■1343 / 親記事)  東本願寺で「春の法要」 御影堂門楼上の一般公開も
□投稿者/ 管理人 院生(1351回)-(2025/04/02(Wed) 15:32:51)

     京都市下京区の真宗大谷派本山・東本願寺で1日、「春の法要」が始まった。宗祖親鸞の誕生を祝う法要などが営まれ、参拝者が静かに手を合わせていた。

     親鸞は1173(承安3)年4月1日に生まれたとされ、毎年この時期に法要がある。今年は5日までに、戦没者の追弔法会(ほうえ)や東本願寺第24代闡如(せんにょ)(大谷光暢)の三十三回忌法要などが営まれる。

     初日の午前中は、親鸞が尊敬した聖徳太子や七高僧らをたたえる「師徳(しとく)奉讃法要」があった。大谷暢裕(ちょうゆう)門首と大谷裕新門をはじめ僧侶35人が出仕し、雅楽を交えながら「仏説阿弥陀経」などを読経した。

     午後は音楽法要「親鸞聖人御誕生会」が営まれた。電子オルガンとティンパニの演奏に合わせ、門信徒や僧侶でつくる合唱連盟が、親鸞をたたえるオリジナル曲を歌い上げた。

     期間中、御影堂(ごえいどう)門楼上の一般公開や、本願寺中興の祖蓮如の肖像画を門信徒らが福井県まで運ぶ「蓮如上人御影道中」で使用する御輿車(おこしぐるま)の展示にもある。
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■1342 / 親記事)  舞で描く京の四季、銀襖に映え 花街・祇園甲部で都をどり
□投稿者/ 管理人 院生(1350回)-(2025/04/01(Tue) 15:35:16)

     桜の花が京都を彩り始める中、花街・祇園甲部の舞踊公演「都をどり」が1日から京都市東山区の祇園甲部歌舞練場で開幕する。前日の31日には招待客を招いた「大ざらえ」があり、芸舞妓らが四季折々の京の情趣を舞で描き出した。

     今年の演題は「都風情四季彩(みやこのふぜいしきのいろどり)」(全8景)。冒頭、「都をどりはヨーイヤサァ」のかけ声とともに、芸舞妓が両花道から登場。浅葱(あさぎ)色の着物姿が舞台の銀襖(ぎんぶすま)に映え、伝統美に客席もわいた。

     ひな祭りの宝鏡寺や紅葉の清水寺成就院、雪の妙満寺などの情景とともに、牛若丸と弁慶の五条橋での出会いなどの挿話もはさみ、桜が咲き誇る平安神宮での総踊りで、晴れやかに締めくくった。

     5月に襟替えを控える舞妓の柚子葉さん(21)は「初舞台の気持ちを忘れず、緊張しすぎないようにして(舞妓として)最後の舞台を楽しみたい」と意気込みを話した。

     1〜30日(15日は休演)。午後0時半、2時半、4時半の3回公演。1等6千円(茶席付き7千円)、2等4千円。祇園甲部歌舞会075(541)3391。
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■1341 / 親記事)  美山町で「大野ダムさくら祭り」始まる はち切れんばかりに膨らんだつぼみ
□投稿者/ 管理人 院生(1349回)-(2025/04/01(Tue) 15:26:22)

     京都府南丹市美山町の大野ダム公園で29日、「大野ダムさくら祭り」が始まった。肌寒い風が吹く中でも、約千本ある桜には開花間近のつぼみもあり、春の足音を感じさせている。会場では手作りのよもぎ餅や団子が売られ、京阪神からの観光客が楽しんだ。

     同公園は、ダム湖岸に咲き誇るソメイヨシノやシダレザクラで知られる。地元の実行委員会が毎年祭りを催し、38回目となった。

     祭りの初日は開花していなかったが、はち切れんばかりに膨らんだつぼみも多く、早ければ30日に咲くとみられる。満開は平年並みの4月5、6日ごろが見込まれている。

     公園では、とち餅やきのこご飯、新鮮なキャベツなどを住民が屋台で販売し、観光客が手に取っていた。実行委は、開花が進めば「ダム湖に桜が映り込む水鏡を楽しんで」と呼びかけている。

     6日まで。午前9時〜午後5時(6日は午後4時まで)。問い合わせは同実行委0771(75)1212。

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■1340 / 親記事)  滋賀県高島市の「百年桜」未来へ
□投稿者/ 管理人 院生(1348回)-(2025/03/28(Fri) 18:50:31)

     滋賀県高島市新旭町の新旭南小の校庭で毎年、美しい花を咲かせる「百年桜」を未来に継ごうと、児童たちが、この桜の穂先と別の若木の幹につなぐ「接ぎ木」に取り組んだ。地元市民グループのメンバーのアドバイスを受けながら、木の命のリレーに挑んだ。

     百年桜はソメイヨシノで、前身の新儀尋常高等小学校が創立された1906年の数年後に、寄贈を受けて植えられたと伝わる。いつしか百年桜と呼ばれるようになった。

     県緑化推進会(大津市)によると、樹齢100年、樹高7・4メートル、幹回り3・9メートル。幹と枝が傷んでいたことから同推進会が2015年度に土壌改良と枯れ枝の枝切りを施し、その後も元気に花を咲かせている。

     万が一に備え、2世を残そうと、地元で琵琶湖岸の桜並木の保全に取り組む桜守の会「トンボとその仲間たち」(大石幸夫代表)が、同小に呼びかけて接ぎ木を行うことになった。ポットに植えた若木の幹「台木」に同会が用意した百年桜の穂先「穂木」を接続する作業で、5年生約30人が参加した。

     児童ははさみで台木を約5センチの高さで切り、水分や栄養分が通る「形成層」が表れるようにナイフで切れ込みを入れ、穂木も形成層が見える程度にナイフで細く削った。両方の形成層が重なり合うことが重要で、児童たちはゆっくりと穂木を台木に差し込み、専用のテープで接続部分を丁寧に巻いた。

     接ぎ木30鉢は校庭に植え、4月下旬ごろまでに穂木から新芽が出れば成功となる。同会によると成功率は10%だが、1鉢でも育てば、後継になるという。
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■1339 / 親記事)  びわ湖大花火大会、今年の開催日が決定 打ち上げ1万発
□投稿者/ 管理人 院生(1347回)-(2025/03/28(Fri) 18:46:52)

     湖国の夏を彩る「びわ湖大花火大会」の実行委員会は27日、今年の大会を例年と同じく8月8日に大津市の大津港沖一帯で開催すると発表した。

     現在の大会は1984年に始まり、今年で39回目。打ち上げの規模は約1万発で、来場者数は昨年と同じ約30万人を見込む。有料観覧席の販売時期や席数は今後決定するという。

     実行委の川戸良幸会長(びわこビジターズビューロー会長)はコメントで、開催に当たって住民生活への影響をできる限り抑える姿勢を示した上で「大会は単なる花火の打ち上げにとどまらず、多くの人々に夢と感動をお届けする特別な時間」と大勢の来場を呼びかけた。

     午後7時半〜午後8時半。荒天の場合は延期せず、中止する。
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■1338 / 親記事)  「ミシュランガイド京都・大阪2025」三ツ星に輝いた京都の5店は 16年連続の名店も
□投稿者/ 管理人 院生(1346回)-(2025/03/27(Thu) 18:55:38)

     日本ミシュランタイヤ(群馬県太田市)は27日、飲食店の格付け本「ミシュランガイド京都・大阪2025」の掲載店を発表した。京都では最高評価の三つ星店に前年と同じ日本料理の5店が選ばれた。

     京都・大阪版の出版は今回で16年目。三〜一つ星の獲得店のほか、価格以上の満足感が得られるとする「ビブグルマン」などを含め、過去最多となる469店が選ばれた。

     京都の三つ星店は、瓢亭(京都市左京区)、一子相伝なかむら(中京区)、祇園さゝ木(東山区)、菊乃井本店(同)、未在(同)。瓢亭と菊乃井本店は初版から16年連続で三つ星を維持した。

     京都の二つ星は16店で、2店が一つ星から評価を上げた。一つ星は72店。ビブグルマンには49店、匿名調査員が推薦する「セレクテッドレストラン」は96店だった。京都の掲載店計238店のうち、環境に配慮して持続可能な食事を提供する「グリーンスター」には8店を選んだ。

     優れたおもてなしを提供する「サービスアワード」には日本料理の「山荘京大和」(東山区)で女将を務める阪口順子さんが選ばれた。

     中京区のホテルで発表した日本ミシュランタイヤの須藤元社長は「大阪・関西万博で訪れるお客さまに、京都と大阪の新しいおすすめを紹介できて大変うれしく思う」と話した。

     ガイドは4月1日発売。今年から電子書籍も販売する。3498円。

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■1337 / 親記事)  先斗町「鴨川をどり」の衣装合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(1345回)-(2025/03/27(Thu) 18:52:42)

     花街・先斗町の春季公演「鴨川をどり」の衣装合わせとプログラム用写真の撮影が25日、京都市中京区の先斗町歌舞練場であった。5月1日の開幕に向けて、芸舞妓が華やかな衣装で撮影に臨んだ。

     今春は芸舞妓35人が出演する。第1部は新作の舞踊劇「白菊の恋」で、平安時代の少将と白菊の姫(妖精)のはかない恋を五つの場面で描く。第2部の純舞踊「艶(あで)姿(すがた) 京(みやこ) 水めぐり」は、夏の貴船や秋の渡月橋など水とゆかりの名所の美しさを舞で表現する。その第5景が芸舞妓勢ぞろいのフィナーレとなる。

     撮影には、芸舞妓17人が参加した。衣装の袖や裾を整え、立ち位置や顔の向きなどを確認しながら進めた。

     舞妓の秀芙美さんや市優里さんは「万博に来られる多くの方に、鴨川をどりも見てもらえたらうれしおす」と笑顔を見せていた。

     今春は地域貢献の一環で、芸舞妓がお座敷などで使った着物や帯を地元の障害者事業所でバッグやポーチに作り直してもらい、会場の売店で販売する。

     鴨川をどりは5月1〜24日。毎日正午、午後2時、4時の3回公演。チケットは7千〜4千円。電話予約は4月1日から先斗町歌舞会075(221)2025。
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■1336 / 親記事)  応仁の乱以来550年ぶりにお目見え
□投稿者/ 管理人 院生(1344回)-(2025/03/27(Thu) 18:46:07)

     北野天満宮が最も大切にする祭礼は

     京都市上京区の北野天満宮が、最も大切な祭礼とする「北野祭」の神輿(みこし)の復興に取り組んでいる。本体の基礎になる木組みが仕上がり、応仁の乱(1467〜77年)で失われてからおよそ550年ぶりに境内でお目見え。祭神・菅原道真の没後1125年に合わせた「半萬燈(まんとう)祭」の記念事業として、祭礼のある2027年に氏子区域を巡る渡御もよみがえらせるという。

     北野祭はかつて、都を代表する華麗な神輿渡御で知られ、神輿は中世の形態を持つ大きな本体と、きらびやかな西陣織の懸装(けそう)品や金具が特徴という。3年に1度、大規模な修繕を行う習慣があったが、応仁の乱で多くの部材を焼失。現在は神事のみ執り行われている。

     当時の姿をよみがえらせようと、有識者や神職らが長年、調査・研究を続けてきた。2018年に天満宮の収蔵庫から、鎌倉〜室町時代に使われていた神輿の飾り金具が見つかり、再現への弾みとなった。

     先んじて神輿の基礎となるヒノキの木組みが完成し、25日に北野天満宮の本殿前で披露された。八角形の屋根を持ち、屋根の幅は1・9メートル、全体の高さは鳳凰(ほうおう)飾りを付けると2・2メートル。神輿の前では、復興を進めている天満宮や、氏子らでつくる北野祭保存会、北野神輿会の関係者ら約30人が集まり、清祓(きよはらえ)の儀式があった。無事の完成を願う「槌(つち)打ちの儀」では、職人が神輿の上部を木づちで打った。

     神事に参加していた橘重十九宮司(76)は「感無量。関係者の皆さまに心から感謝したい」と述べた。北野祭保存会、北野神輿会の両会長を務める井上経和さん(58)は「これを起点に北野祭を盛り上げていきたい」と意気込みを語っていた。
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■1335 / 親記事)  京都市で桜開花発表 平年より1日遅く、昨年より2日早い
□投稿者/ 管理人 院生(1343回)-(2025/03/27(Thu) 18:37:23)

     京都地方気象台は27日、京都市内で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。平年より1日遅く、昨年より2日早かった。

     午後3時過ぎ、二条城(中京区)の標本木で、開花基準を上回る6輪以上の開花を気象台職員が確認した。今月は19日に京都市内で雪が降るなど冷え込む日もあったが、25日には25・6度と今年初の夏日になり、平年を大きく超える陽気が続き、平年並みの開花となった。平年の満開は4月4日。

     京都市内では、すでに各地で桜が咲き始めている。冷泉家住宅前(上京区)のソメイヨシノは既に満開になり、通行人が足を止めて写真におさめていた。

     桜は開花から1週間ほどで満開になるが、京都府は30日前後に寒の戻りがある予想で、しばらく花が楽しめるとみられる。

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■1334 / 親記事)  清水寺でライトアップ試験点灯「清水の舞台」夜空に浮かび上がる
□投稿者/ 管理人 院生(1342回)-(2025/03/26(Wed) 16:19:46)

     京都市東山区の清水寺で、境内をライトアップする春の夜間特別拝観が3月25日から始まる。前日の24日、試験点灯があり、「清水の舞台」で知られる本堂などが夜空に浮かび上がった。

     1992年からの恒例行事。境内にはソメイヨシノやヤマザクラなどの桜約千本があり、国宝や重要文化財の建造物とともに、約500基のライトや灯籠で照らされる。

     試験点灯で温かみのある光が境内を包むと、朱色が鮮やかな三重塔や極彩色の西門(さいもん)が夕闇に映えた。奥の院のそばからは、観音菩薩(ぼさつ)の慈悲を表す青い光線が西に向かって放たれた。この日の京都市は午後7時でも気温が16度以上あり暖かかったが、桜はほとんど咲いておらずつぼみだけの木が目立った。

     夜間特別拝観は4月3日まで。点灯は午後6時、受け付けは同9時まで。要拝観料。

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■1333 / 親記事)  Yahoo!検索で急上昇した桜花見スポット
□投稿者/ 管理人 院生(1341回)-(2025/03/26(Wed) 16:18:03)

     全国1位は京都府内の施設だった 23年から24年比較で

     LINEヤフーは、検索サイト「Yahoo!」での花見スポットに関する検索データを分析した結果、2023年から2024年にかけて検索者数が最も増加した花見スポットは「京都府立植物園」(京都市左京区)だったと発表した。前年同月比で3.6倍に急増したという。

     「Yahoo!検索」では、「地名+花見」と検索することで、該当地域の花見スポットや桜の開花状況が確認できる機能を提供している。今回の分析は、この機能で提供されている全国の花見スポットに関するデータを対象に、2023年3月〜4月と2024年3月〜4月の検索者数を比較したもの。その結果、検索数の増加率が最も高かったのは京都府立植物園で、2位は東京都の浮間公園、3位は静岡県の三嶋大社だった。

     京都府立植物園は、昨年に開園100周年を迎えた。長年にわたり、古品種を中心に収集・栽培しており、開園当時に移植されたものや、京都でしか見られない品種など、現在は約200品種が揃う。昨年には、日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に、同植物園が栽培する約180品種計500本のサクラが認定された。

     検索者の傾向分析では、平均年齢が低い女性グループの検索ランキングに、京都市内の「円山公園」や「嵐山」がトップ10入りした。一方、平均年齢が高い女性グループでは「醍醐寺」「仁和寺」「哲学の道」「京都府立植物園」が上位に入り、平均年齢が高い男性グループでは、滋賀県の「海津大崎」や「彦根城」がランクインした。

     LINEヤフーによると、年齢や性別によって検索される花見スポットには傾向の違いがあり、平均年齢が低い層では「〜公園」といった場所が多く検索されるのに対し、平均年齢が高くなると、寺社仏閣や「〜桜」など、一本桜の名所などが多く検索される傾向が見られたという。

     結果詳細は、インターネット投稿プラットフォーム「note」のヤフー・データソリューションのページに掲載されている。


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■1332 / 親記事)  伏見稲荷大社の参道鳥居が新しく 初の耐震仕様、塗り替えも
□投稿者/ 管理人 院生(1340回)-(2025/03/22(Sat) 15:54:49)

     耐震・塗り替えを進めていた伏見稲荷大社(京都市伏見区)の参道鳥居の工事が終わり、一新した姿が披露される。23日に改修完了を祝う「竣功祭(しゅんこうさい)」が営まれる。

     改修されたのは、参道に立つ大きな2基のうち、楼門に近い奥の鳥居。幅8・6メートル、高さ9・2メートル。「伏見稲荷大社御鎮座1250年」を翌年に控えた1960年、信者によって奉納された。

     鳥居は経年劣化で朱色の塗料が剥がれ落ちていたことに加え、昨年の能登半島地震で耐震工事の必要性が高まったことから、昨年7月から改修を進めていた。耐震仕様は初めてで、地中に梁(はり)を渡し、柱には鋼板を巻き付け、上部は頑丈な素材で補強したという。

     23日午前10時から鳥居前で、伏見稲荷大社や工事の関係者らによる祭典やテープカットが行われる。
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■1331 / 親記事)  保津峡を走る嵯峨野観光鉄道に新たなトロッコ列車
□投稿者/ 管理人 院生(1339回)-(2025/03/22(Sat) 15:36:58)

     嵯峨野観光鉄道は21日、新たなトロッコ列車の車両を2027年春に導入すると発表した。天井や側面は開放的なガラス張りで、保津川の渓谷が楽しめる。現在の車両は26年12月で引退する。

     新車両はディーゼル発電機と蓄電池を動力源とするハイブリット機関車と客車。座席間隔や通路幅を従来より広げて乗り心地を高める。モニター装置で異常を検知し、安全性を向上させた。グループで利用できる特別室を1室設ける。車内表示は英語、中国語、韓国語に対応する。JR西日本テクノス(大阪市)が製造する。

     1991年の嵯峨野観光鉄道の営業開始以来、国鉄時代の71年に製造されたディーゼル機関車が客車5両を引っ張って1日8往復してきた。赤とオレンジ色、黒が鮮やかなアールデコ調のデザインは多くの観光客に親しまれている。
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■1330 / 親記事)  「古代の楽器の個性や力をゆっくり味わって」 京都・桜音夜
□投稿者/ 管理人 院生(1338回)-(2025/03/22(Sat) 15:34:47)

     1989(平成元)年に始まり、京都の春を彩るイベントとして愛された「平安神宮 紅しだれコンサート」は、2023(令和5)年より「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」に名称を変更し開催している。

     今年は4月2日〜6日の5日間。東神苑と南神苑の紅しだれ桜に特別ライトアップが施され、東神苑・貴賓館をステージとして、個性豊かな豪華アーティストが癒やしの音楽を届ける。

     出演は2日が雅楽の東儀秀樹・典親。コンサートは2部制で完全入れ替え制。会場には客席を設けず、紅しだれ桜がライトアップされた神苑を散策しながら、東神苑・栖鳳池のほとりでしばしの間、音楽に耳を傾ける催し。幻想的な夜桜と多彩な音色が調和し、普段味わうことができない平安神宮の神秘的な空間で、ぜいたくな夜を過ごせる。

         ◇

     「桜音夜」の前身「紅しだれコンサート」の時代から出演を続ける雅楽の東儀秀樹は「幻想的で時空を超えたような錯覚を味わえる場所で、毎回出演が楽しみ」と話す。長男典親との共演に「親子ならではの演出として、この場所にふさわしい狩衣(かりぎぬ)をまとい、様々なジャンルの曲を、心を込めて演奏します」といい、雅な音楽からロック、ポップスまで親しみやすい楽曲で、東西そして古代と現代を融合させた表現を目指す。


     「雅楽は堅苦しくて難解なイメージがあるかもしれませんが、単純に音楽をリラックスして楽しめる内容になっています。古代の楽器の個性や力をゆっくり味わってください。日本文化の古典的な表現も大事にし、いろいろなジャンルの音楽とコラボを重ね、音楽の楽しさを多くの人たちと共有したい」

         ◇

     【開催日】4月2日(水)、3日(木)、4日(金)、5日(土)、6日(日)の5日間

     【会  場】平安神宮(京都市左京区岡崎西天王町)

     【時  間】第1部:午後6時40分〜午後7時10分
    (入場受付時間:午後6時15分〜午後7時15分)
    第2部:午後7時55分〜午後8時25分
    (入場受付時間:午後7時35分〜午後8時30分)
    ※完全入れ替え制

     【入場料】エリア別販売。入場日指定、未就学児無料、予定枚数に達し次第販売終了
    (1)コンサート付入場券:一般4千円(前売り3千円)第1部、第2部は完全入れ替え制。東神苑へは券面の整理番号順の入場。
    (2)お食事・コンサート(第2部)付入場券:1万5000円(前売りのみ、数量限定)4月3日と4日は平安神宮会館、5日と6日は六盛での食事のあとコンサート(第2部)を鑑賞する。

     【主  催】京都新聞、ライブエグザム

     【特別協賛】JR東海

     【後  援】京都府、京都市、京都商工会議所、京都府観光連盟、京都市観光協会、日本ホテル協会京滋奈支部、京都観光旅館連盟、平安神宮、京都文化交流コンベンションビューロー、KBS京都、エフエム京都、J:COM 京都みやびじょん

     【問い合わせ】「平安神宮 桜音夜」事務局(京都新聞COM内)075(241)6171(平日午前10時〜午後5時)
    ※平安神宮社務所へのお問い合わせはご遠慮ください。

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■1329 / 親記事)  今年初めて20度を超える 「春の京都」の風情、鴨川の河津桜も咲き誇る
□投稿者/ 管理人 院生(1337回)-(2025/03/22(Sat) 15:33:19)

     よく晴れて暖気が流入した22日、京都市は今年初めて20度を超える陽気となった。市内中心部の鴨川河川敷では、河津桜が咲き誇り、「春の京都」らしい光景が広がった。

     気象庁によると、22日正午までの最高気温は、京都市中京区20・8度となり、今年初めて20度を超えた。宮津市21・5度、舞鶴市21・2度、南丹市美山町20・5度、福知山市20・4度も今年最高気温となった。

     市内中心部を流れる鴨川の三条大橋付近では、早咲きの河津桜がピンク色の花を咲かせ、観光客が春らんまんの京都の風情を楽しんでいた。

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■1328 / 親記事)  堂本印象美術館本館が登録有形文化財に
□投稿者/ 管理人 院生(1336回)-(2025/03/22(Sat) 15:22:57)

     モダンな白壁に抽象レリーフ

     文化審議会の登録有形文化財の答申では、全国135件の建造物のうち、「京都府立堂本印象美術館本館」(京都市北区)など京滋関係20件が含まれた。

     建物は京都出身で近代日本画壇を代表する日本画家、堂本印象が自らデザインしたといわれる。モダンな白壁を抽象レリーフで飾った独特の外観で知られる。同美術館は1966年、アトリエのあった衣笠の地でオープンし、印象作品を収蔵・展示している。91年に府へ寄贈された。

     建造物の登録有形文化財は1万4567件(京都府663件、滋賀県508件)となる予定。

     京滋のその他の答申対象は次の通り。

     京都府立堂本印象美術館山のアトリエ(京都市北区)▽興正寺御影堂など(下京区)▽旧福知山信用金庫本店(福知山市)▽旧子安家住宅主屋(亀岡市)▽坂田家住宅主屋(大津市)▽赤田家住宅主屋など(長浜市)
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■1327 / 親記事)  向日市の寺戸大塚古墳で新たな石室を確認
□投稿者/ 管理人 院生(1335回)-(2025/03/20(Thu) 16:12:45)

     被葬者の親族か、古墳時代前期の遺構

     京都府の向日市埋蔵文化財センターが、古墳時代前期(4世紀初め)の寺戸大塚古墳で新たに小石室とみられる遺構を確認したことが19日、分かった。同古墳の前方部東側にあり、後円部や前方部の被葬者の親族が埋葬された可能性が考えられるという。22日に現地説明会を開く。

     前方部中ほどの平坦部(テラス面)に、前方部の墳頂にある石室の向きにならって位置していた。南北方向に細長い長方形で、長さ2・4メートル、幅0・9メートル。深さは30センチ以上あり、ふき石を転用して、内壁に石が積まれ、石で囲まれた空間が造られていた。木棺の形跡はなく、副葬品は確認されていない。前方部墳頂部の石室からの近さや位置から考えて、墳墓造営後に、墳頂の被葬者と近しい親族の墓が造られたと推測され、古墳時代に築かれた可能性が高いという。

     また、前方部墳丘の東側のすそを確認し、前方部が台形であることも確定した。前方部は長方形の柄鏡形と推定されていたが、2012年の調査で西側が前端に向けてハの字形に広がっていることが判明しており、未確認だった東側も同様の形状と分かった。畿内の大型前方後円墳の変遷や当時の社会を考える上で重要という。

     一瀬和夫・京都橘大名誉教授は「向日丘陵の古墳群は、ヤマト王権の影響を強く受け、古墳時代初めから大王墓と逐次、同じように墳形が変遷しながら古墳が築造された希少な地域だ。大王墓を推測したり、古墳を比較したりする際の標本になる。古墳周辺に埋葬を増やしていくのは、畿内の初期の大型古墳では少なく、寺戸大塚古墳が築かれた時期以降、増えていくので、その端緒となる可能性がある」と話している。

     現地説明会は午前11時と午後1時。荒天中止。駐車場はない。問い合わせは同センター075(931)3841。

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■1326 / 親記事)  エックス線で撮影した美しき花のフィルム 葉脈や茎の管までくっきり、神秘の展示会
□投稿者/ 管理人 院生(1334回)-(2025/03/20(Thu) 16:07:56)

     エックス線照射で花を撮影したフィルムを通じ、花の美しさや力強さを見せる「Azuma Makoto Exhibition X−Ray FLOWERS」が、20日から京都市中京区の京都新聞ビル地下1階で始まる。真っ暗な空間に、花を写したフィルムが白く浮かび上がり、神秘的な雰囲気を醸している。

     フラワーアーティスト・東信(あずままこと)さん(48)によるインスタレーション。東さんは「花一本一本の命を無駄にしないように」と在庫を持たないオートクチュールの花屋を東京・青山で開きながら、アーティスト活動にも力を注ぐ。今回の展示は、新たな花の美しさを伝えようと企画した。

     展示しているフィルムは約120枚。普段は目視できない葉脈や茎を通る管までくっきりと映し出した。CTスキャンで解析した花の映像も投影している。

     展示は、京都新聞などの主催で30日まで。午前11時〜午後6時(入場は30分前まで)。無料。

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■1325 / 親記事)  上七軒の春季公演「北野をどり」が開幕 芸舞妓らがあでやかに舞披露
□投稿者/ 管理人 院生(1333回)-(2025/03/20(Thu) 16:06:33)

     花街の春季公演のトップを切って、上七軒の「北野をどり」が20日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で開幕する。19日に前夜祭があり、芸舞妓15人がひと足早く舞や劇を披露した。

     前夜祭には約500人が招かれた。第1部は舞踊劇「絡まる糸―西遊記より」。おなじみの三蔵法師や孫悟空が妖怪の呪いから村娘を救う物語で、色鮮やかな衣装や客席も使った大掛かりな演出で観客を魅了した。

     第2部の純舞踊「宵のあそび」では、長唄の名曲に乗せて、お座敷の風情をしっとりと演じた。フィナーレは例年同様、芸舞妓が勢ぞろいで華やかに踊る「上七軒夜曲」。観客にサイン入りの手拭いをまく場面もあり、舞台と客席が一体となって最高潮に達した。

     北野をどりは4月2日まで。毎日午後2時と4時半の2回公演。6千円(お茶席付きは7千円)。問い合わせは上七軒歌舞会075(461)0148。
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■1324 / 親記事)  塀の外に天皇の宮殿?
□投稿者/ 管理人 院生(1332回)-(2025/03/19(Wed) 14:55:48)

     飛鳥宮跡で7世紀の総柱建物跡見つかる

     奈良県明日香村の飛鳥宮跡北側で7世紀後半の大型の総柱建物跡が見つかった。以前見つかった大型建物跡の南の隣接地で、同規模の2棟が南北に対で建てられている。18日発表した県立橿原考古学研究所(橿考研)は「天武、持統両天皇の2棟建ての宮殿・内裏(だいり)とみられる」とするが、宮中枢「内郭」外側に位置しており、なぜ塀の外に天皇の宮殿があるのかは謎となっている。

     橿考研が2024年10月から発掘調査を実施。09年度に発見した宮最大規模の建物跡(東西35・4メートル、南北15メートル)の範囲確認調査をしていたところ、南の隣接地に別の建物の北東部分の柱穴計35カ所を発見した。09年度に発見された遺構は外壁のみ柱を立てる「側柱建物」だったが、今回は内側にも柱を配置して頑丈に造った「総柱建物」と判明した。2棟をどう使い分けたかは不明だ。

     2棟は見つかった柱の位置関係から相似形とみられ、今回の総柱建物も内郭内の天皇の宮殿「内安殿(うちのあんどの)」や内郭外の「大極殿」とされる建物より規模が大きい。古代宮殿で複数建物が南北に並び、南側が総柱建物となっている例は、8世紀後半の「平城宮西宮」(現在の奈良市)がある。現場は埋め戻されており、見学会は実施しない。

    ◇世界遺産向け、謎解明が急務

     古代中国の都市区画「条坊制」が正確に用いられた藤原京(現在の橿原市)と違い、明日香村の遺跡は想定外の発見が多い。「塀外の宮殿」という今回の発見もその一つだ。世界標準では考えられない配置のため、理由の解明が焦点となる。

     1棟だけでも宮最大規模の建物が計2棟も対で見つかり「天皇や天皇級の人物の宮殿」とする評価は研究者間で一致。モデルとなった古代中国の都・長安(現在の西安市)など世界の王宮は城壁で守られる中、天武・持統朝は宮殿を内郭外に置いたことになる。当時、壬申の乱(672年)のような内戦はあり、天皇を守る発想がないのは不可解だ。

     相原嘉之・奈良大教授(考古学)は「天武天皇の内裏は内郭にあり、2棟は皇后(のちの持統天皇)が住む『皇后宮』」と推測する。これとは別に、藤原京遷都を控えていたため、空いた場所に建てた「仮宮殿説」も出ているが、謎は深まるばかりだ。

     世界では異例となる「塀の外の宮殿」の理由に迫れれば、律令国家が古代中国を模範としながらも国内事情を勘案して、国造りをいかに進めたかを浮き彫りにすることにつながる。今夏に世界文化遺産への登録を巡る国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査が予定される「飛鳥・藤原の宮都」の普遍的な価値をアピールできる可能性も秘めている。

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■1323 / 親記事)  長岡京市で黄色い菜の花「満開」
□投稿者/ 管理人 院生(1331回)-(2025/03/19(Wed) 14:46:08)

     京都府長岡京市今里や長法寺、井ノ内などの農地で菜の花(花菜)が柔らかな黄色い花を咲かせ、風景に彩りを添えている。

     長岡京の花菜は「ブランド京野菜」として指定を受けている。市内では、長岡京花菜部会をつくる農家が約14ヘクタールで栽培。他産地よりも短く刈ることで、捨てるところがないと評判が高く、ほぼ9割を京都市中央卸売市場に出荷している。春の到来を感じられる野菜として、節分からひな祭りが出荷のピークという。

     JA京都中央によると「昨年12月に雨が少なかったので成長が遅れていた。暖かくなってぐっと伸びている」と説明する。満開となっているのは出荷を終えた畑だが、「おくて」は5月ごろまで出荷するため、しばらくは見た目にも温かな黄色を楽しめそうだ。
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■1322 / 親記事)  府庁旧本館で夜桜ライトアップ開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(1330回)-(2025/03/19(Wed) 14:43:31)

     今年は洋風に趣向変更

     国重要文化財の京都府庁旧本館(京都市上京区)で恒例の「観桜祭」が、22日〜4月6日に開かれる。正庁で洋菓子や紅茶を提供するほか、中庭で夜桜のライトアップを初めて行う。

     観桜祭は1904(明治37)年に建てられた旧本館に親しんでもらおうと、毎年開いている。昨年は正庁で和菓子や茶を楽しむイベントを企画したが、今年は「アフタヌーンティー企画」と題して洋風に姿を変え、22、23日午後1〜5時に実施する。

     夜桜ライトアップは26日〜4月3日の午後5〜7時に、シダレザクラなど6種7本が照らされる。このほか、オペラやジャズ、クラシックなどのコンサートや日本舞踊、戦前の記念切手展なども催される。

     入場無料だが、アフタヌーンティー企画など一部イベントは有料。

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■1321 / 親記事)  白梅はまだまだ咲き始めたばかり 大津市の「寿長生の郷」で梅まつり
□投稿者/ 管理人 院生(1329回)-(2025/03/17(Mon) 17:25:51)

     梅の花を楽しむイベント「花の宴 梅まつり」が、大津市大石龍門4丁目の庭園・寿長生(すない)の郷で開かれている。今年は開花が遅く、白梅はまだ咲き始めたばかり。訪れた人たちはちらほらと色づく花を眺め、春の訪れを感じている。

     敷地内に本社を置く和菓子メーカー叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)が毎年開いている。庭園には9種約700本の梅が植えられている。

     白梅「城州白」は1、2月に気温が低かった影響で、昨年より開花が1カ月ほど遅れている。ようやく三分咲きとなり、この先暖かい日が続けば一気に開花が進む見通し。紅梅は満開を迎え、すでに見頃という。

     16日はあいにくの雨天だったが、家族で訪れた人たちが梅林の中を散策し、白やピンクの花を観賞していた。食や陶器などを出品するマルシェや音楽コンサートなどもあった。

     梅まつりは30日までの予定(水曜休)。午前10時〜午後5時。入場無料(駐車場千円)。寿長生の郷の開園40周年を記念し、期間中は庭園を巡る特別企画や展示などがある。詳細は同社のホームページで。

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■1320 / 親記事)  源義経元服の地と伝わる滋賀県竜王町の神社で「元服式」
□投稿者/ 管理人 院生(1328回)-(2025/03/17(Mon) 17:23:39)

     源義経が滋賀県竜王町内で元服したとの伝承にちなむイベント「鏡の里元服式」が16日、同町鏡の鏡神社であった。県内外から訪れた10〜60代の男女5人が当時をイメージした衣装に身を包み、それぞれの新たな門出などを祝った。

     義経は、源氏の再興を願って奥州へ向かう途中、同町の鏡地域で元服したと伝わる。地域の魅力をPRしようと、竜王観光協会が一般の参加者を募って2006年から開いている。

     参加者たちは、男性風の平安衣装の直垂(ひたたれ)姿や、義経の側室・静御前を思わせる女性風の紅白の衣装に身を包んだ。拝殿で短刀を髪にあてる「髪上(かみあ)げの儀」を受け、お神酒で乾杯をするなどした。
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■1319 / 親記事)  サクラの歴史や品種について学ぶ 平安時代は梅が主流、なぜ花見はサクラに?
□投稿者/ 管理人 院生(1327回)-(2025/03/17(Mon) 17:20:59)

     春の訪れを告げるサクラの歴史や品種について学ぶセミナーが16日、京都市東山区の知恩院和順会館で開かれた。大学教授ら専門家2人が、日本を代表する樹木の特徴や楽しみ方を語り、参加者約50人が聞き入った。

     桜の名所として知られ、通称「祇園枝垂(しだれ)桜」がある円山公園(東山区)の指定管理者を務める市都市緑化協会(同)の主催。

     京都大の今西純一教授(造園学)は花見の起源に触れ、平安時代は梅が主流だったとした上で「江戸幕府8代将軍の徳川吉宗がヤマザクラを植えて名所を作ったことで多くの人が楽しむようになった」と説明した。

     サクラの分類に詳しい富山県中央植物園(富山市)の大原隆明さんは、野生種と栽培種の違いを解説。サクラは交配しやすいため人の手によって700種以上の栽培種が誕生したと紹介した。

     野生種のヤマザクラは、千円札や1万円札の意匠に採用されていることから「今も昔もサクラの中心的な存在」とした。また早咲きの野生種・キンキマメザクラは左京区大原など山間地では既に開花しているとし、「品種ごとに異なる開花時期や表情を楽しんで」と呼びかけた。

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■1318 / 親記事)  高台寺でライトアップ 春の夜間特別拝観、庭園を春色に
□投稿者/ 管理人 院生(1326回)-(2025/03/17(Mon) 17:19:32)

     京都市東山区の高台寺で、境内をライトアップする春の夜間特別拝観が行われている。「祈」をテーマにした光と音の演出に合わせ、サクラの映像などが映し出され、一足早く庭園を春色に染めている。

     14日から始まった夜間特別拝観では、方丈前の「波心庭(はしんてい)」を舞台に、プロジェクションマッピングが繰り広げられる。豊臣秀吉の正室で寺を創建した北政所ねねをイメージしたキキョウを皮切りに、水面を彩るサクラやタンポポなどの映像が白砂や勅使門に浮かんでは消え、春の息吹を表現している。

     高台寺の奥村紹仲執事長は、秀吉・ねね夫妻と親交のあった前田利家と正室まつゆかりの地を襲った能登半島地震に触れ、「心配している。祈りを通して能登の皆さんに寄り添い、復興に寄与したい」と語る。

     5月6日まで。拝観は午後5〜9時半(受付終了)。近くの円徳院でも同期間に夜間特別拝観を行っている。いずれも有料。
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■1317 / 親記事)  泉屋博古館4月26日リニューアルオープン
□投稿者/ 管理人 院生(1325回)-(2025/03/16(Sun) 17:11:05)

     京都市左京区の泉屋博古館(せんおくはくこかん)が大規模改修を終え、リニューアル記念名品展「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(京都新聞など主催)を4月26日から開催する。旧財閥・住友家に伝わる名品を保存・研究・公開している同館。名品展で見ることができるおすすめの作品を、同館の実方葉子学芸部長と元芸人で「アートテラー」として活躍中のとに〜さんに、「12選」として紹介してもらった。

    「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」

    4月26日〜6月8日まで泉屋博古館(京都市左京区)で。午前10時〜午後5時(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(月曜が祝日の場合は開館、次の平日休館)。一般1000円。
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■1316 / 親記事)  火柱上がり、火の粉舞う 清凉寺で伝統行事「お松明式」
□投稿者/ 管理人 院生(1324回)-(2025/03/16(Sun) 17:07:36)

     釈迦(しゃか)の遺徳をしのぶ「涅槃会(ねはんえ)」の伝統行事「お松明(たいまつ)式」が15日夜、京都市右京区の嵯峨釈迦堂(清凉寺)で営まれた。高さ6メートル前後の大松明の勇壮な炎が夜空を壮麗に焦がす姿を大勢の参拝者が見守った。

     五山の送り火、鞍馬の火祭と並ぶ京都三大火祭りの一つとして、嵯峨、嵐山、広沢地域の住民たちが受け継いできた。

     マツやフジのつるなどを組み合わせた大松明は「早稲(わせ)」「中稲(なかて)」「晩稲(おくて)」に見立て、炎の勢いで今年の豊凶を占うとされる。

     雨が降り続く午後8時半、護摩壇の火を竹の先に付けたわらに移して3基の大松明にともされた。火柱が上がり、火の粉が高く舞うと、傘を差して見守る参拝者から歓声が上がった。

     拝観が無料となった本堂に掲げられた涅槃図の前で参拝者が合掌した。狂言堂では、嵯峨大念仏狂言保存会が涅槃会に合わせて「釈迦如来」など3演目を特別上演した。
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■1315 / 親記事)  宇治市の「花の寺」でしだれ梅が満開
□投稿者/ 管理人 院生(1323回)-(2025/03/16(Sun) 16:58:23)

     「花の寺」として知られる京都府宇治市莵道の三室戸寺で、梅園のしだれ梅が満開を迎えている。寒さの影響で例年より2週間ほど遅めで、ほのかに香りを漂わせながら、かれんに咲く姿を参拝者が楽しんでいる。

     同寺はアジサイやツツジの名所。寒い時期も花を楽しめるよう、2021年に市街地を一望できる高台の山林約8千平方メートルを整備し、3種類のしだれ梅約250本を植えた。

     今年は公開4年目で、花の付きが以前より良くなってきたという。参拝者は散策道を行き来しながら、ピンクや白、赤色の花をゆっくりと眺めている。

     伊丹光恭住職は「梅の花と高台からの遠景を一緒に楽しんでほしい」と話す。開園期間は当初の予定から1週間余り延長し、31日まで。拝観料が必要。

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■1314 / 親記事)  大津市で「京都画壇の重鎮」山元春挙の別荘を公開
□投稿者/ 管理人 院生(1322回)-(2025/03/16(Sun) 16:46:48)

      こだわりの趣向

     近代京都画壇で活躍した日本画家山元春挙(1871〜1933年)の別荘で、重要文化財に指定されている「蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)」(大津市中庄1丁目)の邸宅や園庭が15日、一般公開された。訪れた人たちは、画家らしい発想で施されたこだわりの趣向に見入っていた。

     同別荘は、京都市に居を構えていた春挙が、出生地の近くに1921年に完成させた数寄屋造りの近代和風建築。床柱やふすま絵などを竹で統一した「竹の間」、窓から三上山を借景として眺められる茶室、洋館風の応接間、アトリエなどが当時のまま残されている。94年に重文指定された。

     春挙の孫の山元寛昭さん(81)らが8年前に住民グループ「蘆花浅水荘活性化推進委員会」を結成し、同別荘をイベント活用などに貸し出している。より多くの人に知ってもらおうと、一般公開を企画した。山元さんは「春挙の知恵や機知がちりばめられた邸宅で、次世代に伝えて多くの人に喜んでもらいたい」と話す。

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■1313 / 親記事)  中心部の鴨川沿いに「春の訪れ」濃いピンク色の花々が風に揺れる
□投稿者/ 管理人 院生(1321回)-(2025/03/15(Sat) 16:13:11)

     京都市内中心部の鴨川沿いで、道路沿いに植えられている河津桜が咲き始めている。濃いピンク色の花々が風に揺れ、本格的な春の訪れを告げている。

     京都市中京区の三条大橋西詰には、2本の河津桜が植えられている。例年に比べて開花が大幅に遅れていたが、今年は11日に開花が確認された。ここ数日、春本番を思わせる暖かさが続いたことで、一気に開花が進んだ。

     15日は昼頃から小雨の降るあいにくの天気となったが、通り掛かった外国人観光客が「ワオ」などと感嘆の声を上げながら、スマートフォンで撮影している光景が見られた。

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■1312 / 親記事)  宇治市植物公園に「全国大会V」生花店代表の作品展示
□投稿者/ 管理人 院生(1320回)-(2025/03/13(Thu) 16:14:48)

     独創的な花の装飾、来園者を出迎える

     フラワーアレンジメントの技術を競う全国大会で1位に輝いた京都府宇治市内の生花店代表の男性が手がけた展示「Flower Festival〜春の芽吹き〜」が、宇治市広野町の宇治市植物公園で開かれている。独創的な花の装飾作品が、来園者を出迎えている。

     宇治橋通商店街にある生花店「京の花織りHanamasa」(宇治)代表の永山岳史さん(54)。昨年11月に京都府内で開催された「第43回全日本花卉(かき)装飾技術選抜選手権」で初めて最優秀の内閣総理大臣賞を獲得した。

     受賞を記念した今回の展示は、緑の館の階段に作品を飾った。春を感じさせるサクラやダリア、ナノハナなどを用いた複数の鉢を置き、周りにキウイフルーツのつるをあしらって立体感を演出した。階段の入り口にレンギョウの花やツバキの葉で作ったアーチ状の作品もある。

     永山さんは「見る人によってさまざまな捉え方があると思う。自分なりの感覚で作品を楽しんでほしい」と話す。

     3月16日まで。入園料が必要。

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■1311 / 親記事)  京都市内で梅の開花宣言 「春の足音」ゆっくり…平年より3週間遅れ
□投稿者/ 管理人 院生(1319回)-(2025/03/13(Thu) 16:11:16)

     京都地方気象台は11日、京都市で梅の開花を宣言した。平年よりも3週間ほど遅く、観測史上最も遅い1963年より4日早かった。北野天満宮(上京区)では参拝者が紅白の梅を楽しみ、遅れながらも近づく春の足音を感じていた。

     50種約1500本の梅がある同宮ではまだつぼみの株もあるが、紅白鮮やかな梅が見頃を迎え、25日まで梅苑「花の庭」(有料)を公開している。

     同気象台は、開花が遅れたのは「昨夏の残暑に加え、今年1月の気温は平年より高かったが2月は低かったことが原因として考えられる」としている。13、14日の近畿地方は高気圧に覆われて日差しが期待できるといい、気温は4月上旬並みになるという。


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■1310 / 親記事)  泉涌寺で国内最大級の大涅槃図を公開
□投稿者/ 管理人 院生(1318回)-(2025/03/13(Thu) 16:03:35)

     京都市東山区の泉涌寺で、国内最大級の大涅槃図(ねはんず)が公開されている。長さ約16メートル、幅約8メートルの掛け軸に、釈迦(しゃか)の入滅が描かれ、天井から床まで広がる迫力に参拝者が見入っている。

     釈迦の遺徳をしのぶ「涅槃会」が14〜16日に営まれるのに合わせて公開した。浄土宗の画僧が1717年、釈迦の誕生日にあたる旧暦の4月8日に奉納したと伝わる。

     涅槃図は仏殿で天井から壁面、床にかけてコの字型に飾り付けられている。絵は満月が頭上に、横たわる釈迦と悲しむ弟子たちが目の前に、動物たちが足元に配され、空間全体で入滅の様子を再現する。参拝者は釈迦の臨終に立ち会っているかのような感覚に陥る。

     真言宗泉涌寺派で教学部長を務める渡邊恭章さん(62)は「描かれている人々が大きく、見る人に分かりやすい涅槃図。参拝者の方が釈迦の説かれた真理を知るきっかけになれば」と話している。16日まで。寺院拝観料が必要。
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■1309 / 親記事)  鏡、勾玉…豪華な副葬品などを紹介
□投稿者/ 管理人 院生(1317回)-(2025/03/11(Tue) 14:49:30)

     京都府宇治市で「発掘ものがたり」展

     京都府宇治市内で行われた発掘調査の成果を紹介する企画展「発掘ものがたり宇治2025」が、市歴史資料館(折居台)で開かれている。多数の豪華な副葬品が出土した二子山古墳(宇治)や、平安時代の藤原摂関家ゆかりの遺跡など、旧石器時代から江戸時代までの宇治の歴史をたどることができる多彩な遺物約150点が並んでいる。

     二子山古墳は宇治川右岸の丘陵地にある古墳。北墳(5世紀中期)と南墳(同後半)で構成し、首長級の権力者が埋葬されたとされる。企画展では、勇ましい甲冑(かっちゅう)や刀剣、神獣がデザインされた銅鏡、筒形の円筒埴輪、勾玉(まがたま)などを展示。1968年に発掘された際の新聞記事や発掘日誌もある。

     藤原摂関家の関係では、藤原頼通が手がけた平等院(宇治)の旧境内遺跡の瓦や、頼通の娘・寛子が建立した白川金色院跡(白川)から発掘された鏡などをそろえている。

     旧石器時代のナイフややり、縄文土器や弥生土器、宇治茶が発展した江戸時代に使われた茶碗なども並べている。藤岡琢矢学芸員は「出土品から当時の宇治の様子をイメージして楽しんでほしい」と話す。

     4月20日まで。無料。月曜と祝日は休館。

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■1308 / 親記事)  「サロンカーなにわ」の車内で夜ふかし≠「かが?
□投稿者/ 管理人 院生(1316回)-(2025/03/08(Sat) 16:04:18)

     京都鉄道博物館で特別展示、初の夜間イベントも

     京都鉄道博物館(京都市下京区)は20〜23日、JR西日本の欧風客車「サロンカーなにわ」を特別展示する。同列車の車内で一晩を過ごせる、同館初の「夜更かしイベント」も開く。

     サロンカーなにわは旧国鉄時代の1983年に14系客車7両を改造して登場。当時流行した「ジョイフルトレイン」と呼ばれる特別列車の一つで、ソファや大きな窓を備えた展望室がある。主に団体列車に使用され、平成時代には天皇陛下(現上皇さま)の「お召し列車」として運行されたこともある。

     特別展示では、館内に展望室付きの車両など2両を並べる。車内見学には別途チケットが必要。

     22日夜〜23日朝には、車内で鉄道話に花を咲かせながら夜を明かす「なにわで夜更かし」を開く。1万2千円で、定員20人。電子チケット「アソビュー!」で13日から販売する。

     要入館料。詳細は同館ホームページ。
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