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■948 / 親記事)  宇治市を練り歩く「平安装束の行列」観光客びっくり 紫式部の旅路、優雅に再現
□投稿者/ 管理人 院生(955回)-(2024/10/20(Sun) 16:06:51)

     紫式部が父親とともに越前へ向かった旅路をたどる再現イベントが18日、京都府宇治市宇治の宇治川近辺であった。平安時代の装束を身にまとった行列が優雅に練り歩き、観光客や市民の目を引いていた。

     紫式部は996年、父の藤原為時が越前守に任じられた際、都から越前国府に出向いた。再現は紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、宇治市や大津市、福井県越前市などが開催。公募で選ばれた市民33人が参加した。

     午前9時、宇治上神社で「出立の儀」が執り行われ、参加者は紫式部や為時の役を演じ、脚本に沿ってせりふを述べた。その後、宇治川にかかる朝霧橋を経て、塔の島までの約1キロを歩いた。
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■947 / 親記事)  高島市の川沿いで咲くのは「白いヒガンバナ」 紅白コントラストに心和ませる
□投稿者/ 管理人 院生(954回)-(2024/10/19(Sat) 17:21:40)

    2024/10/19(Sat) 17:50:27 編集

     白いヒガンバナと言われるシロバナマンジュシャゲが滋賀県高島市今津町の天川沿いで見頃を迎えている。赤いヒガンバナとのコントラストの美しさが通りがかる人たちの心を和ませている。

     シロバナマンジュシャゲはヒガンバナ科の花。今年は猛暑の影響で例年より生育が遅れ、咲き始めたのは10月13日ごろという。

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■946 / 親記事)  京都で新たに重要文化財指定された歴史ある「洋館」とは?
□投稿者/ 管理人 院生(953回)-(2024/10/19(Sat) 17:00:37)

     「華道」「手もみ製茶」も登録無形文化財に

     文化審議会は18日、新たに重要文化財として「明治のたばこ王」と呼ばれた実業家の別邸跡「長楽館」(京都市東山区)など6件を指定するよう文部科学相に答申した。

     長楽館は1909(明治42)年、円山公園(東山区)の隣接地に、たばこの製造・販売で財をなした村井吉兵衛が建てた。「長く楽しめるように」と伊藤博文が命名し、国内外の賓客が招かれた。平安女学院の聖アグネス教会(上京区)を手がけた米国人建築家ガーディナーが設計した。

     気品に満ちたれんが造りの洋風住宅建築は、地上3階、地下1階建て。中央の吹き抜け階段に面して半地下、中2階、中3階を設け、巧みに天井高を確保した空間演出は機能性も備える。内部のしつらえは各階、一室ごとに異なり、和洋折衷の中にも中国やイスラム建築の要素が溶け込む。

     洋館のたたずまいを生かし、3階を除く各部屋は現在、カフェやレストランとして営業するほか、映画のロケ地に用いられたり、文化的なイベントにも力を入れたりしている。

     吉田重人総支配人は「今回の指定を通じて、文化的な施設の歴史を発信することができる。さらに100年先へ、保存・公開していければ」と話している。

     また、同日の文化審議会答申では、草花を伝統的な技法で生ける「華道」を新たな登録無形文化財とする内容も盛り込まれた。

     華道は室町時代以降、多様な生け花の技法や様式を生み出しながら人々の生活に浸透した。各流派は伝統的様式の稽古を通じて精神性を追究しつつ美意識の継承を図っており、芸術的価値が高いと判断された。

     技術継承に取り組む保持団体に認定される「日本いけばな伝統文化協会」(大阪市)の会長で、京都を拠点とする都未生流の大津光章家元は「命ある植物を媒体に自分を表現したり人を癒やす芸術は世界中でいけばなだけと言ってもよく、登録は意義深い。多くの人にいけばなの良さに気付いてもらえたらうれしいし、各流派の伝承を大切に継いでいきたい」と語った。

     ほかに、手作業で煎茶や玉露などを作る「手揉み製茶」も登録の答申に含まれた。茶道具を用いて茶葉に圧力を加えて水分を排出後、針のような細長い形状などに整える伝統的な技法で、生活文化面における意義が深いと評価された。保持団体には「手もみ製茶技術保存会」(静岡市)を認定する。登録無形文化財は今回の2件を入れると、計6件になる。

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■945 / 親記事)  宇治市の萬福寺本堂が「国宝」に インゲン豆や煎茶広めた高僧が創建
□投稿者/ 管理人 院生(952回)-(2024/10/18(Fri) 17:18:28)

     文化審議会は18日、黄檗宗(おうばくしゅう)大本山・萬福寺(京都府宇治市)の本堂「大雄宝殿(だいおうほうでん)」など重要文化財(重文)の3棟を国宝に格上げするよう文部科学相に答申した。

     新たに国宝になるのは、江戸時代の寛文年間(1661〜73年)に完成した本堂のほか、説法を行う「法堂(はっとう)」、玄関にあたる「天王殿(てんのうでん)」という萬福寺の中心伽藍(がらん)3棟。京都府内の建造物の新たな国宝は、2020年に指定された八坂神社(京都市東山区)本殿以来、4年ぶりとなる。

     萬福寺は中国の明から来日した高僧・隠元隆g(いんげんりゅうき)によって1661年に創建された。境内には新たに国宝となる3棟のほか、重文の建物13棟が並び、中国仏教と日本の寺院建築手法を折衷した独特な様式が最大の特徴。インゲン豆や煎茶といった食文化、活字の明朝体などを全国に広めたとされ、文化史的な影響力も加味された。

     萬福寺の近藤博道住職は「大変喜びを感じている。将来の人たちが、さらにしっかりと維持していこうという強い気持ちを得られるのが国宝ではないか」と話している。
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■944 / 親記事)  平安時代の優雅な遊び「今様」とは 法住寺で披露
□投稿者/ 管理人 院生(951回)-(2024/10/18(Fri) 17:12:41)

     平安時代後期に流行した歌謡「今様」を詠む「今様合(あわせ)の会」がこのほど、京都市東山区の法住寺で開かれた。歌人が詠む歌に合わせ、白拍子姿の女性たちが即興で舞を披露した。

     今様は七五調を基本とした四節から成る。後白河法皇が歌集を編纂(へんさん)するなど身分を問わず流行したが、鎌倉期以降に衰退。日本今様謌(うた)舞楽会(右京区)が戦後に復興し、国内外で公演している。

     芥川賞作家の松村栄子さんら10人が歌人を務めた。2組に分かれて「感謝」を題にした歌を色紙にしたため、家族や同僚、日々の平和への思いを込めた。判者役が選んだ作品をイメージした舞を女性がゆったりとした所作で披露し、参加者が平安期の優雅な遊びに興じた。
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■943 / 親記事)  長岡天満宮本殿、50年ぶりのふき替えへ 元々は平安神宮の本殿
□投稿者/ 管理人 院生(950回)-(2024/10/17(Thu) 15:25:56)

    2024/10/17(Thu) 15:26:51 編集

     長岡天満宮(京都府長岡京市天神2丁目)の本殿で、屋根の檜皮(ひわだ)のふき替え工事が50年ぶりに行われる。保護のため本殿全体が、巨大な鉄パイプの骨組みとテントシートに覆われた。中小路宗俊宮司は「来年末には真新しい姿を見せられる」と話している。

     現在の本殿は1941年に、平安神宮(京都市左京区)の本殿を拝領して移築した。檜皮ぶきは、ヒノキの幹の皮で屋根をふく技法。寿命は約50年とされ、ふき替えは移築後の1975年以来となる。

     2018年の台風21号の強風で、本殿前部の檜皮が、吹き飛ぶなど大きく損傷。トタンで養生するなど応急措置を施したが、老朽化もあって雨漏りがひどいという。

     このため、来年に予定する25年に一度の半萬燈祭の記念事業としてふき替えを行う。総事業費は約9000万円で、現在も受け付け中の寄付金と府や市の補助金などで賄う。

     ふき替えに必要な檜皮(長さ75センチ)は、約10万枚で全量を確保した。今月末ごろから古い檜皮を取り除く作業を始め、来年4〜8月ごろまでかかる見込み。

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■942 / 親記事)  圧巻の技と美麗なデザイン、京手描友禅の力作そろう 10月17日から展覧会
□投稿者/ 管理人 院生(949回)-(2024/10/17(Thu) 15:24:28)

     京手描友禅の力作がそろう「工芸染匠作品展覧会」の審査会が16日、京都市京セラ美術館(左京区)で開かれ、意匠や技法に優れた入賞作品25点が選ばれた。展覧会は同館で17日から始まる。

     京都工芸染匠協同組合の主催で41回目。展覧会には63点が出品され、総模様や裾模様など3部門で審査した。のりを使った防染技術で模様を細かく表現した黒留め袖、菊やボタンなどの花々を鮮やかに描いた振り袖など、古典的な技巧を駆使した作品が並び、審査員が目を凝らしていた。

     展覧会は「京友禅きもの芸術展」の一環。「染匠新作発表会」と今年初開催の「京友禅サリー」図案コンペティションの入賞作品発表会も合わせて催す。19日まで。午前10時〜午後6時(19日は午後4時)。入場無料。


     主な入賞者は次の通り。

     経済産業大臣賞=雅染匠、木村染匠、中川正商店▽近畿経済産業局長賞=白木染匠、京友禅橋啓、染の三喜▽京都府知事賞=吉川染匠、タケハナ染匠、関谷染色▽京都市長賞=丸栄染匠、成謙工房、京染せい山▽京都新聞賞=桂川染匠
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■941 / 親記事)  京都迎賓館で夜間公開を実施へ 紅葉シーズン合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(948回)-(2024/10/17(Thu) 15:20:36)

     紅葉の時期に合わせ、京都迎賓館(京都市上京区)は11月28日〜12月3日の6日間、夜間公開する。普段は味わえない夕暮れや夜ならではの幽玄の美が楽しめるという。

     通常は午後5時までの開館時間を延長する。期間中は午後4時40分、午後5時20分、午後6時から各回80分間、スタッフが「聚楽の間」や「夕映の間」などを案内する。定員は各回36人。11月29日、30日、12月2日は英語ガイドもある。

     一般2千円、大学生1500円、中高生700円。小学生以下は不可。先着順で京都迎賓館のホームページで予約できる。12月分は10月30日から受け付ける。

     当日に空きがある場合は整理券が配布される。最新情報はX(旧ツイッター)などで発信する。問い合わせは075(223)2301。

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■940 / 親記事)  紫式部の舞、優雅に 奈良・東大寺盧舎那大仏慶讃能
□投稿者/ 管理人 院生(947回)-(2024/10/16(Wed) 16:00:42)

     東大寺の大仏に能楽を奉納する「東大寺慶讃能」(同実行委員会主催、奈良新聞社主管、柿の葉すし本舗たなか・尾田組・日本料理花鹿・菓匠千壽庵吉宗協賛、山中雅志・ひかり装飾協力)が15日、奈良市雑司町の同寺鏡池特設舞台で行われた。

     聖武天皇が、人々の幸せを願って大仏造立の詔(みことのり)を発した同日と聖武祭の5月2日に毎年奉納している。

     演目は、仕舞「須磨源氏」「葵上」、一調「屋島」、山中雅志さんがシテを演じた能「源氏供養」。源氏供養は源氏物語の主人公光源氏を供養しなかったために成仏できずにいる紫式部が、源氏と自分の供養をしてほしいと法印に求める物語。文学の世界に生き、死後も苦しんだ紫式部の優雅な舞は多くの観客を魅了した。

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■939 / 親記事)  町家カフェでプレミアムなコーヒー体験 世界的チェーンの限定コースに「概念覆る」
□投稿者/ 管理人 院生(946回)-(2024/10/16(Wed) 15:59:16)

     米国発祥のコーヒー専門店「ブルーボトルコーヒー」が10月から南禅寺(京都市左京区)近くの京都カフェで、秋季限定の予約制コースを展開している。

     京都カフェは築100年以上の京町家を改装した店舗。その2階に2023年3月、リノベーションした特別な「スタジオ」をしつらえた。コースは春と秋の季節限定で、コーヒーのさまざまな側面を楽しみながら「最高のコーヒー体験」ができる、とうたう。

     時間は90分、料金は8910円となかなかプレミアムな設定だ。しかも、世界中にあるブルーボトルコーヒーの店舗で定期的に営業するのは京都カフェだけという。

     ブルーボトルコーヒーは2002年に米国のカリフォルニア州・オークランドで創業した。高品質のコーヒー豆を自社で焙煎(ばいせん)し、注文を受けてからドリップする「サードウェーブ」コーヒーの代表格で、2015年に日本に進出し、ブームを巻き起こした。

     京都カフェ限定のコースは1日3回で、各回最大5人まで。10月3日午後1時からの回は、3人が参加した。

     まず1階で靴を脱ぎ、2階へ上がる。スタジオにはバーカウンターのような長いテーブルがあり、前方のガラス窓からはカフェ別棟の町家、少し色づき始めた中庭のモミジを見渡せる。新旧が融合したぜいたくな空間には、雨模様の天気にぴったりなジャズのレコードが流れていた。

     バリスタの小倉なつきさん(26)がカウンターに立ち、ドリンク6点、スイーツ2点が提供されるコーヒーコースについて説明する。

     「ここはブルーボトルコーヒー創業者のジェームス・フリーマンが空間、音楽にまでこだわってゼロから作ったスタジオです。ぜひ五感で楽しんでください」と笑顔を向けた。

     まず、最初に出てきたのはコーヒーの葉、花、果実を余すことなく使った3種のティー。産地はそれぞれマラウイ、ボリビア、パナマとバラエティーに富む。香り、味わいともに違いがあり、植物であるコーヒーの多様な魅力を知ることができた。

     2番目は「ソリュブル」。粉末にした、いわばインスタントコーヒーだが、極めて希少なコーヒー豆を使用し、ロースト、抽出、結晶化の工程をブルーボトルが独自に行っているという。

     目の前でお湯が注がれ、グラスを口元に近づけると芳醇(ほうじゅん)な香りが鼻をくすぐる。

     バリスタの小倉さんは「インスタントでもクオリティーを落とさずにおいしいコーヒーを提供できるか。ブルーボトルなりのチャレンジです」と気さくに応じた。

     次は「ロングカップ」で、希少な米国カリフォルニア産、コロンビア産、イエメン産の3種類を飲み比べ。精製方法も異なり、特に2度豆を発酵させているというイエメン産のコーヒーはこれまで体験したことのない、ウイスキーのような深い味わいが感じられた。

     お口直しで、りんごの「紅玉」を煮詰めたコース限定のパートドフリュイ(ゼリー)を挟む。酸味が強く、さっぱりとリセットされた気分になった。

     4番目は「ショートカップ」。小倉さんは80グラム以上もあるたっぷりのコーヒー豆をネルドリップでじっくりと抽出する。

     「創業者のフリーマンは日本の喫茶文化に刺激を受けて、このスタジオの構想を練っています。喫茶店のようにネルドリップでいれているのもそのためです」

     カップに注がれたのは超濃厚なエスプレッソ。慣れない濃さだけに慎重に口に含む。ずっしりとした口当たり。その中に果実感が潜んでいる。これは、奥が深い。

     次に小倉さんは高いところから別のカップにミルクを注ぎ、エスプレッソを「オーレ」にして差し出した。表面が泡立ってミルクの甘さが引き出され、ほっと一息つけた。

     二つめのスイーツは、ゴマを使ったフィナンシェ。表面はこんがりと焼け、中はしっとり。ゴマの風味が口いっぱいに広がる。こちらも紅玉のパートドフリュイと同様、人気パティシエユニット「Tangentes(タンジェント)」の後藤裕一氏と仲村和浩氏が監修したもので、今回のコースのために開発されたものだという。

     ラストを飾るのはコーヒーの「食後酒」。エチオピア産のコーヒー豆を使い、鹿児島県産の黒糖で作ったホワイトラム、カルダモンなどを加えている。甘くてデザート感覚。ノンアルコールでも対応してもらえる。
     
     コースはこれで終了。

     ブルーボトルコーヒージャパン(東京都)によると、コースの参加者は年代や国籍などさまざま。このスタジオのバリスタになるには、コンセプトの落とし込みやコーヒーのいれ方から所作まで、特別なトレーニングを積む必要があるという。

     担当したバリスタの小倉さんは京都府亀岡市出身。「コーヒーは嗜好(しこう)品なので好みもいろいろだと思いますが、このコースに参加すれば新しい発見があるはず。コーヒーを好きな方もそうでない方も楽しめるような場をつくっていきたい」と意欲を語った。

     今季の営業は12月2日までで、毎週金、土、日、月曜日に実施する。各日午前10時、午後1時、午後3時半からの回がある。予約はブルーボトルコーヒージャパンのホームページから受け付ける。

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■938 / 親記事)  京都三大祭り「時代祭」10月22日に京都市内で開催 臨時の交通規制一覧
□投稿者/ 管理人 院生(945回)-(2024/10/16(Wed) 15:35:16)

      平安時代から明治維新までの装束や史実を再現する京都三大祭りの一つ「時代祭」が10月22日、京都市内で開催される。行列の進行に合わせて、市内各所で交通規制が行われる。京都府警によると、主な規制は以下の通り。23日に雨天順延の際は、規制も順延する。
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■937 / 親記事)  伏見区の酒蔵が夜間ライトアップ
□投稿者/ 管理人 院生(944回)-(2024/10/16(Wed) 15:21:34)

     京都市伏見区で酒蔵のライトアップが10月15日〜18日の夜間に行われる。

     月桂冠大蔵記念館(京都市伏見区南浜町)で4日間、毎晩午後5時半〜同8時半の間に酒蔵の煙突が時間差で3色に変化するライトアップを行う。また、建物東側もあんどんで照らす。
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■936 / 親記事)  「秋の花の名所」が閉園 「これで見納めはさみしい」
□投稿者/ 管理人 院生(943回)-(2024/10/16(Wed) 14:58:27)

     京都市西京区大原野で10年にわたって地元住民によって育てられていたフジバカマ園が、今秋で閉園した。担い手の高齢化などが主な理由といい、来園者が薄紫色のかれんな花をめでながら、閉園を惜しんだ。

     フジバカマは環境省の準絶滅危惧種、京都府の絶滅寸前種にそれぞれ指定されている。大原野地域では1998年にフジバカマの原種が見つかり、同園は地元住民らでつくる「なんやかんや『大原野』推進協議会」が2014年に大原野小塩町の休耕地を活用して開園した。

     同じ場所で育て続けると生育不良が起こる連作障害を防ぐため20年に現在の大原野南春日町に移転。海を渡るチョウとして知られるアサギマダラが400匹以上飛来してきた年もあり、毎年約3千人が訪れるフジバカマの名所として関東や九州など遠方からの来園者もいたが、メンバーの高齢化で維持管理ができないことや、再び移転が必要な時期に差しかかり、担い手不足から実現が困難なことから閉園を決めた。

     京都府大山崎町から訪れたという近藤嘉彦さん(86)は「閉園の知らせを聞いて来た。これで見納めになるのはさみしい」と惜しんだ。同協議会によると、フジバカマにゆかりのあるNHK大河ドラマ「光る君へ」の放映があることから今年に延期したという。長年フジバカマを世話していた市大原野森林公園森の案内人の藤井肇さん(77)=西京区=は「惜しみの声をいただきありがたい。この10年でフジバカマの保全の動きが市内全体で広がり、目的は達成したと思う」とし、来園者と協力してくれた地元住民へ感謝を述べた。園内のフジバカマは、市内の保全団体や大阪市鶴見区の「咲くやこの花館」などに譲渡した。
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■935 / 親記事)  「大津祭」13基の曳山が巡行 山からまかれる厄除けちまきに大勢の人
□投稿者/ 管理人 院生(942回)-(2024/10/14(Mon) 19:26:05)

     国重要無形民俗文化財で、湖国三大祭りの一つ「大津祭」は13日、本祭を迎えた。秋晴れに恵まれた大津市中心部を絢爛(けんらん)豪華な13基の曳山(ひきやま)が巡行した。

     曳山巡行は新型コロナウイルス禍による中止から復活した2022、23年は途中で雨に見舞われたが、今年は澄み切った青空の下で営まれた。13基は同日午前9時までに天孫神社前に集い、同9時半ごろに「くじ取らず」の西行桜狸(さいぎょうざくらたぬき)山を先頭に出発。27年ぶりに一番くじを引いた源氏山などが続いた。

     沿道には多くの人が詰めかけ、からくり人形が動く「所望(しょうもん)」場所には人だかりができた。それぞれのからくりが動くと一斉にカメラが曳山に向けられ、からくりが無事に終わると盛大な拍手が送られた。停止中の山からまかれる厄よけのちまきには、多くの人が手を伸ばしていた。
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■934 / 親記事)  「京炎そでふれ!」京都市左京区の平安神宮前で京都学生祭典
□投稿者/ 管理人 院生(941回)-(2024/10/14(Mon) 19:23:49)

     第22回京都学生祭典が13日、京都市左京区の平安神宮前・岡崎プロムナード一帯で開かれた。秋晴れに恵まれ、創作演舞のステージでは学生たちが色とりどりの衣装や旗を翻して力強く舞った。

     今年のテーマは「繋(つな)ぐ軌跡、築く未来」。メインステージでは、衣装や振り付けに京都らしさを取り入れた同祭典オリジナルの創作踊り「京炎そでふれ!」のコンテストが開かれた。府内の大学生による11チームが、羽衣伝説や京都の景色をテーマとした華やかな踊りをそれぞれ披露した。

     バンド演奏のコンテストや、北海道や大阪など全国から参加した大学生の踊りパフォーマンス、太鼓やマーチング演奏もあった。

     料理や農業のサークルによる、カレーや丼の屋台も設けられた。訪れた家族連れや海外からの観光客は、にぎやかな祭りの雰囲気を楽しんでいた。
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■933 / 親記事)  「角屋」に伝来した茶道具を展示 狩野常信の三幅対も初公開
□投稿者/ 管理人 院生(940回)-(2024/10/13(Sun) 16:01:17)

     江戸期に供宴の場として用いられた揚屋の茶の湯文化を紹介する「角屋伝来の茶道具展」が、京都市下京区の角屋もてなしの文化美術館で開かれている。茶わんや菓子器、茶席の資料が並び、当時のもてなしの趣向を伝えている。今月中旬まで狩野常信の三幅対も初公開する。

     揚屋では太夫や芸妓を呼び華やかな宴会が催された一方、茶の湯を楽しむ場としても利用された。和歌や俳諧など文芸の席もあり、文化サロンの役割も果たしていた。

     島原で営業していた角屋は、国内で唯一現存する揚屋建築で、広庭に3室の茶席が残る。展示では、角屋で使われた茶道具など約60点を紹介。江戸中期に買い求めた茶道具の値段が記された帳簿や茶席の記録のほか、紅葉や菊柄の茶わんや栗の香合など、季節を感じる道具類が並ぶ。

     江戸初期に狩野常信によって描かれた三幅対「西王母・孔雀(くじゃく)図」も初公開。同館を運営する角屋保存会の設立35周年を記念したもので、今月27日まで展示している。

     茶道具展は12月15日まで。月曜休館。有料。1階の見学は1日6回、時間ごとに受け付けている。同館075(351)0024。

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■932 / 親記事)  平安時代の貴族のどこが「光源氏的」?
□投稿者/ 管理人 院生(939回)-(2024/10/13(Sun) 16:00:12)

     宇治市で「光る君」のモデル紹介

     京都府宇治市宇治の源氏物語ミュージアムで、企画展「光る君の面影をもとめて」が開かれている。光源氏のモデルの一人と考えられている在原業平(ありわらのなりひら)や源融(とおる)にまつわる絵などから、平安時代の貴公子の多様なイメージを伝える。

     会場では、江戸期を中心に40点の資料を展示。平安時代の代表的な歌人である在原業平の姿は「六歌仙図屏風(びょうぶ)」や「百人一首図会」で、嵯峨天皇の皇子である源融は、その事績にまつわる能の図絵で伝えた。家塚智子館長は「業平は歌に秀で、色男で、マメなところ、融は源氏姓を賜って臣籍に降下したところが光源氏的だ」と述べた。

     「摂津名所図会」では、着物の袖で雨をしのいでいる姿を「光源氏を描く上での定型の一つ」と紹介。現代で言えば2次創作に当たるという「偐(にせ)紫田舎源氏」は、歌川国貞の挿絵が新たな源氏絵として人気を博したと説明している。

     家塚館長は「光源氏がどんな人物かという答えがあるわけではない」と語る。源氏物語の「桐壺」で、桐壺帝が、楊貴妃の美しさが絵で描ききれないように、寵愛(ちょうあい)する桐壺更衣の魅力は例えようがないと悟ったことに触れて「光る君の美しさや輝きは描き切れないのかもしれない。だからこそ、今も源氏物語に関するあまたの作品が創作されているのかもしれませんね」と話した。

     12月15日までの午前9時〜午後5時。大人600円、子ども300円。休館日や展示替えがある。問い合わせは0774(39)9300。
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■931 / 親記事)  「キトラ古墳壁画体験館」で国宝壁画を一般公開 10月12日から11月10日まで
□投稿者/ 管理人 院生(938回)-(2024/10/12(Sat) 15:50:56)

     奈良県明日香村阿部山の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」できょう12日から、同古墳の国宝壁画を一般公開する。11月10日まで(10月23日、11月6日閉室)。見学無料。定員に達していない日時の2次募集をホームページで受け付けている。

     公開するのは、現存する世界最古の本格的な中国式星図で、石室の天井に描かれた「天文図」。会場では、天文図が夜空でどのように見えるかといった展示も。手動でパネルを回転させながら四季ごとの星座を紹介する。担当者は「同じ星座でも中国と西洋、現在と昔の捉え方を比べてみてほしい」と話す。

     また、同施設内では26日から11月4日まで、キトラプラネタリウム「秋の星空と中国星座」を同時開催する。上映時間は約15分。

     申し込み、問い合わせは、国宝キトラ古墳壁画の公開事務局、ホームページ(https://www.kitora-kofun.com)、電話06(6281)3060。

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■930 / 親記事)  「大津祭」の本祭へ 豪華な曳山が中心部練る
□投稿者/ 管理人 院生(937回)-(2024/10/12(Sat) 15:40:42)

     湖国三大祭りの一つ「大津祭」(国重要無形民俗文化財)は、13日に曳山(ひきやま)が巡行する本祭を迎える。絢爛(けんらん)豪華な13基が大津市中心部を練り、本格的な秋の訪れを告げる。

     大津祭は江戸時代初期に始まったとされる天孫神社の例祭。12日は宵宮(よみや)で、午後1時ごろから各曳山町で曳山の宵宮曳きがある。夕方からは各町にちょうちんがともり、曳山の上で囃子が奏でられ、からくり人形や懸装品(けそうひん)が公開される。

     本祭の巡行は天孫神社に13基が集い、午前9時半ごろに始まる。くじ取らずの西行桜狸山を先頭に、一番くじの源氏山から順に続き、所定の場所でからくりを披露する。巡行は昼休憩を挟み、午後5時半ごろまで。天孫神社の神輿(みこし)も午後1時40分ごろから巡行する。

         ◇

     今年の曳山巡行順
    (1)西行桜狸山(鍛冶屋町)
    (2)源氏山  (中京町)
    (3)湯立山  (玉屋町)
    (4)猩々山  (南保町)
    (5)西宮蛭子山(白玉町)
    (6)孔明祈水山(中堀町)
    (7)龍門滝山 (太間町)
    (8)神功皇后山(猟師町)
    (9)郭巨山  (後在家町・下小唐崎町)
    (10)月宮殿山 (上京町)
    (11)殺生石山 (柳町)
    (12)西王母山 (丸屋町)
    (13)石橋山  (湊町)
    ※西行桜狸山は「くじ取らず」で毎年先頭。左側の数字が巡行順。
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■929 / 親記事)  市歴史資料館で「文人墨客 鳩居堂の幕末明治」町人の振る舞いに光
□投稿者/ 管理人 院生(936回)-(2024/10/11(Fri) 16:34:11)

     幕末などの京都で文人として活動した町人の姿を伝える特別展「文人墨客(ぶんじんぼっかく) 鳩居堂の幕末明治」が、京都市歴史資料館(上京区)で開かれている。当主・熊谷家ゆかりの書画や古文書を中心とした43件を通じて、天然痘の予防や飢饉(ききん)の救済にも力を入れた町人の振る舞いに光を当てる。

     鳩居堂は江戸時代に京都で創業された商家で、薬種や書画用品を扱った。幕末や明治に当主だった熊谷直恭(なおやす)・直孝の父子は、文化人や志士との交流がよく知られる。

     文人画家の富岡鉄斎ら4人の作品をまとめた巻物「蓮心翁祝寿合作巻(れんしんおうしゅくじゅがっさくかん)」は、75歳の直恭を祝って贈られた。鉄斎の絵は直恭が子どもに天然痘の予防接種「種痘」を施しているさまを描き、これを広めようとした直恭の先例を伝える。

     会場には1833年に始まった天保の飢饉を受け、困窮者のために設けられた「救小屋(すくいごや)」の旗や、鳥羽・伏見の戦い(1868年)で被災した人への支援内容を記した帳面もあり、社会活動を率先した町人の一面を示す。

     鳩居堂は明治期に宮中御用のために東京・銀座に店を設けたが、京都府知事を務めた北垣国道のための特注の墨もみられ、京都で商いを続けていった歩みも分かる。

     入場無料。13日まで。午前9時〜午後5時。
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■928 / 親記事)  近江八幡市で奈良時代の掘立柱建物跡 蒲生郡衙の関連施設?須恵器生産にも関与か
□投稿者/ 管理人 院生(935回)-(2024/10/11(Fri) 16:23:47)

    滋賀県文化財保護協会は10日、近江八幡市の御館前(みたちまえ)遺跡で、奈良時代(8世紀)の14棟の掘立柱建物跡が新たに見つかったと発表した。建物群は古代の官道・東山道(とうさんどう)に近接していた。同遺跡周辺が蒲生郡衙(ぐんが)の推定所在地とみられることから、専門家は「関連施設と考えられ、郡衙の実像を考える上で重要な資料」としている。

     同遺跡周辺ではこれまで15棟以上の同建物跡が確認されている。今回の調査は県道整備工事に伴い、国道8号南側の同市千僧供町(約3400平方メートル)で実施。一辺50〜80センチの方形や直径40〜50センチの円形の柱穴で構成される同建物跡14棟などが見つかった。


     建物群は東山道(旧中山道)に面し、一部は空閑地を囲むように配置されていた。礫(れき)層を深く掘り込んで造られたものも1棟あり、重要度が高い建物と考えられる。周囲に弥生時代後期〜古墳時代初頭ごろの周溝墓があり、意図的に墳丘を避けて建物が造られていたこともうかがえる。


     周辺から公的施設で見つかる墨書土器や転用硯(てんようけん)、コップ形須恵器が出土した他、須恵器の窯跡近くや生産管理施設の出土品と共通する不良品の須恵器があった。協会調査課の重田勉主幹は「郡衙を支える付属施設として須恵器の生産管理に関わる役割も果たしていたのでは」と推測する。


     京都府立大の菱田哲郎教授(日本考古学)は「郡衙を構成する周辺の施設の可能性が高い。遺跡の周囲は古くから蒲生郡衙の推定地であり、その一角を明らかにした」と評価する。


     現地説明会は12日午後1時から。同協会077(548)9780。

     郡衙 律令時代の地方役所、郡役所。郡司と呼ばれる地方行政官には有力豪族が任命され、徴税などの政務を担った。蒲生郡衙は奈良時代の近江十二郡衙の一つで、現在のエリアで言えば近江八幡市の大部分や東近江市の一部、蒲生郡竜王町、日野町にほぼ該当するとされる。
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■927 / 親記事)  東林院で夜間特別拝観の試験点灯 今年浮かび上がった言葉は?
□投稿者/ 管理人 院生(934回)-(2024/10/11(Fri) 16:22:13)

     京都市右京区の妙心寺塔頭・東林院で10日夜、夜間特別拝観「梵燈(ぼんとう)のあかりに親しむ会」の試験点灯があった。ひんやりとした秋の夜風にろうそくの柔らかな明かりが揺らめき、庭園をほのかに照らした。


     住職の西川玄房さん(85)は自作した瓦製の照明を「梵燈」と名付け、夜間拝観を1999年から毎年秋に催している。


     午後5時半前にライトアップが始まると、本堂や書院の庭に、梵燈などに入れた約800本のろうそくの炎が次第に浮かび上がった。近年は禅の教えを説いた漢詩を明かりでかたどっており、今年は「明月照松間(めいげつしょうかんをてらす)」を選び、無作為のすがすがしい境地を表したという。水琴窟や虫の音も響く中、幻想的な雰囲気に包まれた。

     11〜20日の午後6時から9時まで(受け付けは午後8時半終了)。拝観料700円。

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■926 / 親記事)  城陽市でコスモス満開「今年は一段と愛おしい」
□投稿者/ 管理人 院生(933回)-(2024/10/11(Fri) 16:10:16)

     日中に暑さが続くも朝に秋の気配が感じられる中、京都府山城地域の各地でコスモスが咲いている。城陽市では、休耕田300平方メートルで栽培されており、夏の猛暑に耐えて満開となったけなげな姿を市民が見に訪れている。

     城陽市富野の市保健センター南側の今池川沿いでは休耕田300平方メートルにピンクと白のコスモス千株が咲いている。城陽環境パートナーシップ会議の生活・自然部会が自然を身近に感じてもらおうと毎年栽培している。

     今年は夏の猛暑で種をじかまきしても育たず、昨年の花が土壌に落としたこぼれ種から育ったコスモスを、地面を草で覆って保湿するなどして、市民ボランティアたちが大切に育てた。20日ごろまでが見頃で、生活・自然部会は同日午前10時〜11時にコスモス畑で遊ぶ「はたけひろば」を開く。ボランティアの上野さや子さんは「今年のコスモスは一段と愛おしい。楽しんでもらえたら」と話している。

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■925 / 親記事)  紫式部文学賞に作家・皆川博子さんの「風配図 WIND ROSE」
□投稿者/ 管理人 院生(932回)-(2024/10/11(Fri) 16:07:57)

     女性が執筆する文学作品に贈る「紫式部文学賞」の第34回受賞作に、作家皆川博子さん(94)の歴史小説「風配図(ふうはいず) WIND ROSE」が選ばれた。主催する宇治市と同市教育委員会が10日発表した。

     受賞作は、12世紀のバルト海沿岸とゴットランド島を舞台に少女2人の物語が展開する。商人ギルドの連合「ハンザ同盟」が芽生えつつある歴史の転換期のドラマと、少女たちの物語が交差する。

     皆川さんは1930年生まれで神奈川県在住。72年に「海と十字架」でデビューし、86年に「恋紅」で直木賞、90年に「薔薇忌」で柴田錬三郎賞、98年に「死の泉」で吉川英治文学賞を受賞。ミステリーから時代小説まで幅広いジャンルで創作を続けている。

     受賞作発表の記者会見で、選考委員長の鈴木貞美・国際日本文化研究センター名誉教授は「歴史小説に戯曲を組み込む新しい書き方がなされているなど、多彩で自由な作品」と講評した。

     皆川さんは受賞のコメントとして、自身が生まれた昭和初期を「男尊女卑が当然とされた」とし、「家長が絶対権力を持つ中で、自力で生きていこうとする12世紀の少女たちに、時代を超えて、共感していただけたのでしょうか」と言葉を寄せた。

     紫式部文学賞は、宇治市が源氏物語の舞台であることから毎年選んでいる。今回は2023年に刊行され、出版社などが推薦した51作品の中から選んだ。賞の贈呈式は11月23日に行う。

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■924 / 親記事)  名勝庭園、一般公開スタート 所有者の企業会長の熱望により公開決定
□投稿者/ 管理人 院生(931回)-(2024/10/11(Fri) 16:07:07)

     名勝「對龍山荘(たいりゅうさんそう)庭園」(京都市左京区)の一般公開が8日から不定期で始まった。滝の音が響き、水をたたえる園内で、四季の変化とともに表情の変わる植栽を堪能できる。

     同庭園は南禅寺近くにある近代日本庭園で、山荘の名称は山号が「瑞龍山」の同寺に向き合って位置することにちなむ。約6千平方メートルの敷地内に琵琶湖疏水から引いた池や滝をはじめ、露地や芝生広場を有する。

     薩摩藩出身の実業家の伊集院兼常が1896年に造営した。その後、近江商人の市田弥一郎が譲り受け、庭園を大改修した際に七代目小川治兵衛が作庭した。1988年に国の名勝指定を受け、園内の建物が今年、重要文化財に指定された。

     これまで、園路の狭さや庭の維持管理のため非公開だったが、所有者である家具・日用品販売大手「ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長の熱望により10月からの庭園の一般公開が決まった。

     園内は、借景の東山になじむようクロマツやアカマツが多く植わる。明治時代から植えられているドウダンツツジがある場所では紅葉と調和し、晩秋には黄色からオレンジのグラデーションを演出する。

     庭を育成管理する植彌加藤造園(左京区)の広報担当の笹木眞由美さん(58)は「歴代の庭師が将来を見据えて手入れし、その力量が美しさとなって表現された庭を楽しんでほしい」と話している。

     入園料2千円。公開は不定期で、同園ホームページの確認が必要。
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■923 / 親記事)  宇治茶の味や香り、丹念にチェック 京都・宇治で品評会
□投稿者/ 管理人 院生(930回)-(2024/10/11(Fri) 16:02:51)

     宇治茶の仕上げ技術を競う「宇治茶品評会」の審査会が、京都府宇治市宇治の宇治茶会館で開かれた。加工・ブレンドした297点が出品され、審査員が味や香りなどを丹念にチェックした。

     製茶業者などでつくる京都府茶協同組合が、加工技術や商品価値の向上を目的に毎年開いており、46回目。煎茶と玉露、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)の3部門に、今年は府内27社が参加した。

     会場には茶葉を置いた皿や茶を入れた茶わんが並び、府職員や茶業関係者などの審査員が手で触れたり口に含んだりして、色や味の出来栄えを丁寧に確認した。

     審査長を務めた府茶業研究所の神田真帆所長は「荒茶の特長を生かした宇治茶にふさわしい良品が多数出品された」と講評した。
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■922 / 親記事)  琵琶湖に「冬の使者」コハクチョウが初飛来 例年より2日早く 滋賀県長浜市
□投稿者/ 管理人 院生(929回)-(2024/10/10(Thu) 15:26:12)

     湖北の冬の使者、コハクチョウが10日、滋賀県長浜市の琵琶湖に今季初飛来した。市湖北野鳥センター(同市湖北町今西)によると、昨年や平年より2日早いという。

     午前6時ごろ、同市の姉川河口の上空に3羽が飛んでいるのを野鳥愛好家が見つけた。同7時45分ごろには、同センター近くの湖面で2羽が泳いでいるのをセンター職員が確認し、撮影した。

     コハクチョウはカモ科の大型の水鳥で、翼を広げると約2メートルになる。ロシアの北極圏で繁殖し、越冬のため飛来する。市内には来年3月上旬まで滞在し、最大約600羽が見られるという。

     同センターによると、同じ冬の渡り鳥のオオヒシクイは今のところまだ飛来していないという。
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■921 / 親記事)  彦根城、世界遺産へユネスコ初の事前評価 指摘された単独推薦の弱点とは
□投稿者/ 管理人 院生(928回)-(2024/10/09(Wed) 15:27:01)

     国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す彦根城(滋賀県彦根市)について、文化庁は9日、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関による事前評価の結果を発表した。彦根城を江戸時代の大名統治システムの象徴とする方向性は支持されたものの、複数の課題が指摘され、いくつかの関連遺産をまとめて推薦する「シリアル推薦」の検討も求めた。

     事前評価の申請書で文化庁や滋賀県は、徳川幕府の大名統治システムは17世紀初頭の日本で始まり、約260年間の平和をもたらしたと説明。彦根城の価値は、世界的に貴重な徳川の統治システムを証明するものと位置付けた。

     事前評価ではこうした観点が支持された一方、課題として、彦根城が他の近世城郭より優れていることをさらに示すよう提案された。「単独で十分に大名統治システムを表現できるのかなどの弱点もある」と、同システムにおける彦根城の重要性をより深く説明するよう求め「シリアル推薦も考えるべきだ」とした。

     滋賀県文化財保護課は事前評価の結果について、2025年度中の国内推薦と27年度の世界遺産登録を目指す方針は変えていないとして「大名統治システムを焦点としたのが支持されたことは前向きに捉えている。課題を分析して登録を目指したい」とした。シリアル推薦の可能性は否定しないものの「あくまで単独での登録を目指す」と強調した。

     事前評価はユネスコが23年に始めた制度で、推薦書の本提出前に諮問機関の助言を受けられる。彦根城は同年9月の締め切りまでに、他国の13件とともに世界で初めて申請書を提出していた。
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■920 / 親記事)  京都府立植物園、10月末に「ばらフェア」開催へ アフタヌーンティーも
□投稿者/ 管理人 院生(927回)-(2024/10/09(Wed) 15:24:07)

     京都市左京区の府立植物園の洋風庭園で30、31両日、秋咲きのバラを観賞しながらアフタヌーンティーを味わえる「ばらフェア」が催される。バラにちなむワークショップやミニコンサートも開かれる。

     フェアは今春に初開催したところ好評だったため秋も企画した。庭園では「アンネのバラ」や「ピース」など約300品種を鑑賞できる。コーヒーをはじめローズティーや抹茶を用意。バラのアイシングクッキーやブラウニーといったスイーツもそろえる。

     ワークショップは両日とも午前10時と午後1時半の2回開催し、各回定員15人。バラの生花を使ったフラワーアレンジメントを体験できる。参加費3850円で24日までに要予約。31日午後3時からウクレレ演奏がある。入園料が必要。同園075(701)0141。

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■919 / 親記事)  宇治市で源氏物語の古跡たどる「宇治十帖スタンプラリー」開催中
□投稿者/ 管理人 院生(926回)-(2024/10/09(Wed) 15:23:02)

     京都府宇治市内で、源氏物語の古跡や観光スポットを巡る「宇治十帖スタンプラリー」が開かれている。期間は11月30日までで、スマートフォンを使っていつでも取り組むことができる。今年は宇治と関係があるNHK大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに、多くの参加を呼びかけている。

     市と市教育委員会、市観光協会が毎年秋に開催している。

     ラリーはスマホの衛星利用測位システム(GPS)を活用する。参加者は公式ページにアクセスし、名前やパスワードを登録。スタンプスポットに近づくと、スマホの画面上にボタンが表示され、押せばスタンプを獲得できる。

     「浮舟」や「橋姫」など源氏物語の古跡10カ所のスポットを歩く「宇治十帖コース」(約4・5キロ)と、同コースに平等院や源氏物語ミュージアムなどを加えた21カ所のスポットを訪ねる「宇治満喫コース」(約9キロ)を用意。今年はスポットに近づけば、声優の梶裕貴さんの音声ガイドを聞けるようにした。

     宇治十帖コースの全10カ所を達成すれば、源氏物語をテーマにしたカクテル作りや聞き茶、抹茶塩のブレンドといった体験、源氏物語のグッズや市内産抹茶、地元商店街の商品券などの商品が当たる抽選に参加できる。

     スタンプの数に応じて、京都アニメーション(同市木幡)がデザインしたロゴ入りのオリジナルバッジや、京都在住のイラストレーター・カンバラクニエさんが手がけた壁紙がもらえる。

     スマホを使わない人向けに、スタンプスポットを掲載したウオーキングマップを市内の観光案内所などで配布している。コース上にあるヒントを手掛かりにクイズに正解すれば、スマホと同じ抽選に応募できる。

     参加無料。市観光振興課は「大河ドラマの主人公・紫式部ゆかりの街を深く知ってほしい」とし、併せて茶づな(莵道)で開催中の「大河ドラマ展」への来場をPRしている。同展は14日まで市民対象の無料招待を実施している。

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■918 / 親記事)  清水寺で「秘像」特別公開 7年ぶりに厨子を開扉
□投稿者/ 管理人 院生(925回)-(2024/10/09(Wed) 15:21:45)

     清水寺(京都市東山区)の重要文化財「阿弥陀堂」で8日、浄土宗の宗祖・法然にちなむ「秘像」の特別公開が始まった。開宗850年を記念し、7年ぶりに厨子[ずし]の扉を開く法要が営まれ、参拝者らが早速手を合わせた。

     阿弥陀堂は鎌倉時代初期に法然がとなえた「常行念仏」を日本で最初に行った道場とされ、法然上人25霊場の第13番札所になっている。現在の建物は江戸時代初期に再建され、公開される「法然上人御尊像」は、本尊・阿弥陀如来坐像の近くに安置されている。

     午後1時に始まった法要には、阿弥陀如来をまつる市内6カ寺の関係者も参列した。清水寺の僧侶が厨子の扉を開けて法然上人像が姿を見せると、参列者が順番に焼香した。「南無阿弥陀仏」も唱え、節目に思いをはせた。

     この日は6カ寺を巡る「洛陽6阿弥陀巡拝」の功徳日で、特別公開は来月の功徳日(24日)まで続けられる。
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■917 / 親記事)  京都市の美術館や博物館が「ナイトタイムエコノミー」に協力 夜間開館の動き広がる
□投稿者/ 管理人 院生(924回)-(2024/10/09(Wed) 15:16:01)

     関西の美術館や博物館の夜間利用を広げようと、京都府、京都市、滋賀県と関西経済連合会などでつくるナイトミュージアムKANSAI実行委員会が、新たにロゴマークを作成した。夜の娯楽やイベントの充実で消費を促す「ナイトタイムエコノミー」の中核コンテンツとして位置付け、文化と経済の双方の盛り上げを図る。

     ロゴマークは、明け方に昇る逆三日月の二十六夜月をモチーフに描き、関西6府県を表す六つの星をあしらったデザイン。「まじめな夜遊び」とコピーを添えたイメージ画のキービジュアルも併せて製作した。

     同実行委は、ナイトタイムエコノミーの活性化を目指す関経連が、京都市京セラ美術館(左京区)や京都文化博物館(中京区)、滋賀県立美術館(大津市)などと6月に発足した。施設側は開館時間を夜間に延長し、住民や観光客を呼び込むことを狙う。

     京セラ美術館では先だって8月の金・土曜の開館を午後8時まで2時間延長した。京都文化博物館は11月10日まで開催中の日本画家石崎光(こう)瑤(よう)の回顧展の期間中、毎週水・金曜の会館を午後8時半まで延ばす。県立美術館もBリーグ1部の滋賀レイクスのホーム戦がある10月19、20日に合わせ、午後8時まで延長開館する。
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■916 / 親記事)  有名寺院で破壊行為「びっくり。まさか、ですね」身勝手カメラマン、逆ギレ喫煙者も
□投稿者/ 管理人 院生(923回)-(2024/10/09(Wed) 15:11:45)

     京都市東山区の高台寺塔頭「岡林(こうりん)院」の参道脇にある橋の欄干や石柱が9月中旬、何者かによって破壊された。寄りかかった際に倒れて壊れたとみられる。参道周辺では、商業カメラマンによる撮影で道がふさがれて墓参の人が迷惑したり、火災につながりかねない喫煙や吸い殻のポイ捨てが頻発したりと、他の迷惑行為も横行している。住職は「悲しい思いがある。ルールを守ってほしい」と話す。

     岡林院は1608(慶長13)年創建。現存する高台寺の塔頭で最も古い歴史があるという。高台寺へと至る「ねねの道」に面し、日々、多数の観光客らが行き交う。通常非公開の寺院だが、庭園のコケの見事さでも知られる。

     「びっくりした。まさか、ですね」。青山公胤住職(40)は、9月16日夕に参道脇の書院へと通じる橋の欄干が地面に散らばっているのを見つけた際の心境を明かす。

     欄干は2・5メートルほどの竹製。欄干を支えていた約1メートルの石柱は、根元から倒された後に、元に戻した形跡があった。近くの壁に、倒れた石柱でできたと考えられる新しい傷があった。青山住職は「石柱にもたれた際に、欄干ごと倒し、壊れたのだろう」と推測する。石柱は根元から折れ、ぐらつく状況。欄干も元に戻らなくなった。

     参道は岡林院が管理しており、書院周辺は日本的風情が色濃く漂う。以前から商業カメラマンが貸衣装姿の観光客らを撮影する場面が多く見られる。以前には、参道から通じる墓地を訪れた高齢女性が、参道を占拠するカメラマンらに通行を制され、追い返されたこともあったという。今回も、撮影をしようとした際に壊れた可能性も残る。
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■915 / 親記事)  亀岡祭で「くじ取り式」今年の山一番は? 25日に山鉾11基が巡行
□投稿者/ 管理人 院生(922回)-(2024/10/07(Mon) 14:42:10)

     亀岡祭の本祭に営まれる、山鉾11基による集結巡行の巡行順を決める「くじ取り式」が5日、京都府亀岡市の亀岡市議会議場であった。くじ取らずに続く「山一番」は、稲荷山(新町、旅籠町)が7年ぶりに引き当てた。

     式は巡行の先陣争いを避けるのが目的。亀岡祭では明治初期にいったん途絶え、2010年に復活した。

     くじ取らずで先頭の翁山(三宅町)と最後尾の鍬山(北町)を除く、9基の代表者が順番に引いた。稲荷山保存会は今年、会員が増えたといい、理事の松家喬さん(69)は「山一番は責任重大。新しい人も加わり、より活発になるのでは」と期待していた。

     本祭は25日で、集結巡行は午前11時ごろから旅籠町通で行われる。巡行順を改めて確認する「くじ改め」を経て、西へ進んでいく。

     (1)翁山(2)稲荷山(3)三輪山(4)蛭子山(5)難波山(6)浦島山(7)武内山(8)八幡山(9)高砂山(10)羽衣山(11)鍬山

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■914 / 親記事)  滋賀と京都結ぶ「びわ湖疏水船」秋の運航スタート
□投稿者/ 管理人 院生(921回)-(2024/10/07(Mon) 14:41:23)

     明治期の遺構や色づく木々楽しんで

     滋賀と京都を結ぶ琵琶湖疏水の観光船「びわ湖疏水船」の秋の運航が始まっている。今春から一部の便で大津港(大津市浜大津5丁目)まで延伸した大津港便は継続され、紅葉シーズンでは初めてとなる。明治期の遺構や色づく木々を船上から楽しめる。

     二つの門の間に船が入り、後方の門が閉まると、水がザーッと入り込んできた。船の位置は徐々に上がっていく。次第に水流が穏やかになると、前方の門が動き、日本最大の湖へと真っすぐ航路が開けた。琵琶湖と疏水の水位差を門扉の開閉で解消する「大津閘門(こうもん)」(同市三井寺町)は、大津港便の見どころの一つ。初めて延伸した春は完売だった。

     疏水船は、京都市や大津市、両観光協会などでつくる協議会が、2018年から春と秋に運航。1890(明治23)年に完成した第1琵琶湖疏水を進み、蹴上からと大津からの上下便がある。

     秋の運航は3日にスタートした。先立つ1、2日に試乗会が行われた。第1〜3トンネルの出入り口には、建設当時の元勲らの扁額(へんがく)が掲げられた洞門が構える。形や趣など、それぞれに異なる意匠が興味深い。トンネルを抜けると、緑豊かな景観になり、晴天の日には木漏れ日が水面にきらめく。琵琶湖上では放たれた心地になり、爽やかな風を肌に感じる。

     今季は11月30日まで。大津港便は来月21日から7日間限定で乗船できる。スケジュールや予約状況などの問い合わせは、びわ湖疏水船のホームページか、事務局075(365)7768まで。
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■913 / 親記事)  善峯寺を包む柔らかな「竹あかり」 放置竹林の竹を活用
□投稿者/ 管理人 院生(920回)-(2024/10/05(Sat) 15:30:05)

     放置竹林から切り出した竹材を活用した「竹あかり」で京都西山三山と大歳神社(京都市西京区)をともす「京都西山竹あかり」が5日から開催される。報道関係者向けの内覧会が4日、西山三山の一つ、善峯寺(同区)であり、境内が暖かな光で彩られた。

     文化財に付加価値を与えて観光に活用し、得た収益を文化財に再投資する循環を目指す文化庁の事業の一環。京都府や京都市、経済団体などでつくる文化庁連携プラットフォームが主催する。

     善峯寺では、本堂や多宝塔、開山堂などの周辺に150本の竹材から作られた竹あかりがともされた。本堂へと続く山門付近では、竹あかりに開けられた大小さまざまな穴が光の波を描き、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

     竹あかり作りには地元住民を中心にしたボランティアも参加し、延べ150人が穴開け作業などに取り組んだ。

     善峯寺は午後6時〜8時半、14日まで(5日は貸し切りのため一般拝観不可)。大歳神社、ともに西山三山の柳谷観音楊谷寺(長岡京市)、光明寺(同市)と続く。要拝観料。12月8日まで。

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■912 / 親記事)  梅小路公園「朱雀の庭」でフジバカマ見頃、池に250鉢並ぶ 人も昆虫も花に誘われ
□投稿者/ 管理人 院生(919回)-(2024/10/04(Fri) 15:11:42)

     秋の七草の一つフジバカマや、古くから日本で親しまれてきた草花を展示する「藤袴と和の花展」が、京都市下京区の梅小路公園「朱雀の庭」で開かれている。来場者はほのかに香る花に顔を近づけたり、写真を撮ったりして秋の訪れを感じている。

     会場の「鏡池」には、開花して見頃を迎えたフジバカマ(自生種)の株やつぼみをつけた株など約250鉢が並べられている。「海を渡るチョウ」として知られるアサギマダラが飛来することもあるという。ほかにも、キキョウやオミナエシ、ハギなどの鉢も園内各所で楽しめる。

     10月14日まで(7日は休園)。午前9時〜午後5時。小学生以上有料。
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■911 / 親記事)  彦根城博物館で「金のきらめき」展 なぜ、人々を魅了し続けるのか
□投稿者/ 管理人 院生(918回)-(2024/10/04(Fri) 15:03:37)

     古来、人々を魅了し続ける「金(きん)」に焦点を当てたテーマ展「金のきらめき―輝きの日本美術―」が、滋賀県彦根市の彦根城博物館で開かれている。金が用いられた作品など29点を展示し、富や権力のほか、聖性や吉祥性など多様なイメージが投影された日本美術の世界を紹介する。

     金は仏教美術などで聖性を表現し、めでたさや非日常性というイメージを喚起させてきた。狩野永納筆の「八仙祝寿図(はっせんしゅくじゅず)」(江戸前期、縦174センチ横64・5センチ)は、金箔(きんぱく)を貼り詰めた金地が背景で、長寿を授けるとされる寿老人(じゅろうじん)が8人の仙人に歓迎されている様子を描いた屏風(びょうぶ)。仙人は人間には計り知れない霊妙自在の神通力を得た者と考えられ、吉祥画題としても好まれたという。

     日(太陽)と月を金銀で表す伝統は古く、古墳の室内装飾、神仏に関わる工芸品、武具などにも見られる。井伊家伝来資料の「日月文軍扇(じつげつもんぐんせん)」(縦37センチ、横60・5センチ)は、表面は金地に朱色の丸で日を、裏には朱地に銀の丸で月を表している。着用することで日月の特別な力を帯びようとしたと考えられ、井伊家10代直幸(なおひで)の甲冑(かっちゅう)に付属して伝わる。

     金梨地牡丹(きんなしじぼたん)唐草能道具文蒔絵鞍(まきえくら)・鐙(あぶみ)(江戸時代)も同家伝来資料。金や少し青みがかった色の金、銀、色漆を使って鼓などの文様を描き、高蒔絵に細かな凹凸をつけて烏帽子(えぼし)のしわの質感を表すなど、さまざまな技法が駆使されている。

     茨木恵美学芸員は「金は豪華に飾るだけではなく、聖なるものやめでたさを表現し、作品にさまざまなイメージを託す重要な素材だった。金が日本美術の中でどのように扱われたかを知ってほしい」と話している。

     11月4日までで、無休。観覧料が必要。今月5日にギャラリートーク、同12日には関連講座「金の輝きと聖性」がある。ともに午後2時からで講師は茨木学芸員。
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■910 / 親記事)  宇治市にある「珍しい仏像」大河ドラマにちなみ特別公開 初公開、重文の仏像も
□投稿者/ 管理人 院生(917回)-(2024/10/04(Fri) 14:58:14)

     普段はあまり目にすることができない京都府宇治市内の仏像が見られる「平安の息吹を感じる秋の特別公開」が10月5日から始まる。西導寺(五ケ庄)の木造薬師如来坐(ざ)像や木造毘沙門天立像といった初公開の国重要文化財をはじめ、寺院5カ所の珍しい仏像計13体が披露される。

     NHK大河ドラマ「光る君へ」を契機に主人公の紫式部ゆかりの街をアピールする市の取り組みの一環で、初めて開催する。平安・鎌倉時代に作られた仏像があり、駅に近く、近隣の観光施設を周遊しやすい場所にある寺院を選んだ。

     重文ではほかに、放生院(宇治)の木造不動明王立像や木造地蔵菩薩(ぼさつ)立像が11年ぶりに公開される。また、安養寺(莵道)と恵心院(宇治)、蔵林寺(五ケ庄)の府暫定登録文化財や市指定文化財の仏像を見ることができる。

     宇治市歴史まちづくり推進課は「今回公開する仏像は、もしかしたら藤原道長や紫式部もお参りしたかもしれない。宇治市のあまり知られていない文化遺産の魅力を知ってもらいたい」としている。

     開催日は、10月5、6日=放生院、恵心院、安養寺▽同12日=蔵林寺▽同12、13日=西導寺。受付時間はいずれも午前10時〜午後3時半。

     拝観料は1カ所500円(小学生以上)。予約は不要。問い合わせは同課0774(21)1602。
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■909 / 親記事)  奈良の正倉院で「開封の儀」 2カ月間、宝物の手入れや調査点検
□投稿者/ 管理人 院生(916回)-(2024/10/03(Thu) 16:29:39)

     聖武天皇ゆかりの品などを伝える奈良市雑司町の正倉院で2日、年に1度宝庫の扉を開ける「開封の儀」が営まれた。11月29日の「閉封の儀」までの約2カ月間、宝物の手入れや調査点検、防虫剤の入れ替えなどを行う。

     勅使の押野智行侍従や宮内庁正倉院事務所の飯田剛彦所長、橋村公英東大寺別当ら15人が、手や口を清めてから西宝庫へ入った。宝庫の中は、宝物を納めた六つの部屋があり、それぞれの扉に施された麻縄を切り、天皇陛下直筆の御親署が取り付けられた鍵の勅封を解いた。

     開封の期間中、奈良国立博物館(奈良市)の第76回「正倉院展」(26日〜11月11日)で宝物の一部を公開。現存唯一の七宝鏡「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」など57件が展示される。

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■908 / 親記事)  治市に任天堂の「ミュージアム」オープン 歴代ゲーム機ずらり、体験コーナーも
□投稿者/ 管理人 院生(915回)-(2024/10/03(Thu) 16:26:07)

     ゲーム機大手・任天堂(京都市南区)が過去に発売した家庭用ゲーム機や玩具を集めた初の展示体験施設「ニンテンドーミュージアム」(宇治市小倉町)が2日、オープンした。家族連れやゲームファン、外国人らが多く訪れ、時代とともに進化してきたゲームの世界を体感した。

     ミュージアムは近鉄小倉駅近くの宇治小倉工場をリニューアルした。「ファミリーコンピュータ」をはじめ歴代のゲーム機やソフト、カードゲームなどを展示。巨大コントローラーや光線銃を使ったゲームといった体験コーナーのほか、グッズを販売するショップやカフェを備える。

     入場は予約制だが、この日は午前10時のオープン前から待ち望んだ人が大勢集まり、約10分早く開場した。和歌山市の契約社員、引土正昭さん(49)は「ファミコン世代のど真ん中なので、絶対に来たいと思っていた」と声を弾ませた。

     入場予約は専用サイトで受け付けている。

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■906 / 親記事)  京都市の観光名所で「二重料金」取るのはありか
□投稿者/ 管理人 院生(913回)-(2024/10/03(Thu) 16:09:42)

     新型コロナウイルス禍や物価や人件費の高騰、コロナ明けの外国人観光客の急増−。社会情勢がめまぐるしく変化する中、京都府内の有名寺社で数年前から、拝観料などを上げる動きが相次いでいる。国内の観光地では、訪日客らと価格差を設ける「二重価格」を検討する動きもあるが、京都の宗教や観光の関係者はどのように見ているのだろうか。秋の観光シーズンを前に、料金事情を探った。

     平等院鳳凰堂(宇治市)は4月から、大人(個人)の拝観料600円を700円に上げた。担当者は「寺の維持にかかる費用の高騰がここ1、2年顕著になった。20年以上、拝観料を維持してきたが、文化財保全のための費用もかかり、やむを得ず改定することになった」と話す。

     清水寺(京都市東山区)も4月から、拝観料を大人400円から500円に改めた。「要因はさまざまだが、寺の維持管理に費用がかかるため」とする。京都最古の禅寺とされる建仁寺(同)も今年、伽藍(がらん)の修繕費の高騰などにより拝観料を上げた。

     寺院の拝観料や参拝志納料の値上げは、コロナ禍以降、目立っている。2023年には金閣寺(鹿苑寺、北区)や龍安寺(右京区)が100円上げた。お守りなど授与品に対する神社の初穂料も同様だ。22年には伏見稲荷大社(伏見区)が原材料高騰やコロナ禍を受けて、北野天満宮(上京区)は「神社の維持管理」を理由に改定している。

     一方、やや異なる理由で値上げした寺院もある。真宗大谷派本山の東本願寺(下京区)は、訪日客をはじめとした観光客の増加に対応しようと、今年7月、飛び地境内の渉成園(同)で来場者に求める「庭園維持寄付金」を、500円から700円にした。

     渉成園は京都駅(同)から徒歩圏内にある国の名勝で、近年は年間10万人以上の来場者でにぎわう。外国人向けも含めた案内看板やガイドブックなどを充実させるため、寄付金の改定を決めたという。

     観光関連の入場料で話題になっているのが、外国人向けの二重価格だ。世界遺産・姫路城の「入城料」について、管理する兵庫県姫路市の清元秀泰市長が4倍にするという案に言及し、議論に一石を投じた。

     国内外の宗教施設や聖地では、すでに複数の料金を設定している例がある。仏教国タイでは、寺院ワット・ポーへの入場を外国人は有料としている。また、沖縄県にある琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」では世界遺産登録後、観光客が急増したため、入場を有料化した。拝むことを目的とした場合のみ、事前の申請で減額しているという。

     だが、京都の寺院関係者では、二重料金に否定的な意見が目立つ。「寺はあくまで宗教の場。お参りして信仰に触れていただく行為に、国籍や住む場所を問うのは、どうかと思う」「信仰に関わるお金を、属性で分けることはできない」。京都仏教会も「議論になっていない」とする。

     寺社に並ぶ京都の人気スポット・二条城(中京区)はどうか。9月から18年ぶりに再開した本丸御殿の一般公開では、入城料と別の料金もかかる。城を管理運営する京都市は「見学する施設に応じた金額差はある。だが、同じ施設を見る場合、訪日客とそれ以外で異なる価格を導入する考えは現時点でない」とする。

     北海道大の岡本亮輔教授(宗教学)は、二重価格は国内外の観光地で広がってゆくと見通しつつ、「日本の寺社では難しいのではないか」と指摘する。

     拝観料は参拝者が信仰に基づいて自発的に渡す「お布施」とみなしうる一方、境内を維持するため、信者と観光客の区別なく一律に金額を集めるシステムの一面もある。この両面の性質は混然一体化しており、切り分けにくい。

     また近年の信仰と観光について、岡本教授は著書「聖地巡礼」で、「聖なる巡礼者」と「俗なる観光客」に二分する見方は通じなくなっており、「信仰なき巡礼者」が増えている実情を示している。

     岡本教授は「こうした日本の宗教的な文脈を踏まえると、信者と観光客を完全に線引きするのは難しい。また、日本人と訪日客で金額を変えると、差別の問題も出てくる。二重価格の導入が議論されるならば、『住民』と『住民以外』という分け方になるだろう」と話している。

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■905 / 親記事)  赤ナスやミョウガ、花などで神輿を飾る 北野天満宮で「ずいき祭」始まる
□投稿者/ 管理人 院生(912回)-(2024/10/02(Wed) 15:29:22)

     秋の実りに感謝する北野天満宮(京都市上京区)の祭礼「ずいき祭」が1日、始まった。色とりどりの野菜や花で作られたずいき御輿(みこし)などが、同区の北野中近くの御旅所に安置され、参拝者が手を合わせた。

     祭りは平安時代にルーツがあるとされ、現在は地域住民による「西之京瑞饋神輿(ずいきみこし)保存会」などが担う。祭りの名前にちなんで御輿はサトイモの茎「ずいき」で屋根をふき、赤ナスやミョウガといった野菜や穀物、花も飾り付けられる。

     初日は神幸祭があり、午後1時ごろ、行列が北野天満宮を出発した。祭神・菅原道真の霊をのせた「鳳輦(ほうれん)」を中心とした氏子ら100人以上が、約2時間かけて御旅所に到着し、ずいき御輿が鳳輦(ほうれん)を出迎えた。

     ずいき御輿は3日まで御旅所に安置され、誰でも見ることができる。還幸祭の4日は氏子区域内を練る。祭礼は5日まで。
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■904 / 親記事)  近江商人ゆかりの滋賀県東近江市で「時代絵巻行列」 
□投稿者/ 管理人 院生(911回)-(2024/10/02(Wed) 15:25:55)

     近江商人が活躍した明治―大正時代の装いを再現した「時代絵巻行列」が、滋賀県東近江市五個荘地区であった。観光客ら約9千人が伝統的な歴史ロマンの薫る行列や古い町並みの散策を楽しんだ。

     行列は、市や市商工会などの実行委員会が主催する同地区開放イベント「ぶらっと五個荘まちあるき」の目玉行事。9月29日にあり、外国人を含む大人や子ども約100人が参加した。てんびん棒をかついだ近江商人やサーベルを下げた警察官、鹿鳴館ドレスや商家の娘、丁稚(でっち)姿などレトロな衣装に身を包み、商人屋敷や水路の残る町中を練り歩いた。

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■903 / 親記事)  「五山送り火」で「音がうるさい」怒りの声 「飛行やめて、条例化を」事業者の見解は?
□投稿者/ 管理人 院生(910回)-(2024/10/01(Tue) 16:03:37)

     京都市内で今夏に営まれた「五山送り火」で、市内上空に複数のヘリコプターが飛んでいたことに対し、市民から怒りの声が上がっている。ヘリの音や光がお盆に迎えた先祖の霊を静かに送る伝統行事の雰囲気にふさわしくないという考えから、市内の飛行を禁止する新たな条例を求める陳情が市議会に出される事態にもなっている。

     8月16日夜、送り火が点火された市内上空を旋回するような光が見られた。市によると、複数機のヘリ運航に伴うもので、警察や消防、報道の関係ではないという。民間の遊覧飛行とみられ、X(旧ツイッター)では「飛ばすのやめてほしい」「音がうるさい」などの投稿があり、「送り火は信仰行事であるという原則を忘れてはならない」との指摘もあった。

     こうした市民らの声を踏まえ、松井孝治市長は同20日の定例会見で「行事が静謐(せいひつ)な環境の中で行われるのは京都にとって大切なこと」と述べた。同28日には市民による市議会への陳情が出され、「(送り火は)お盆の宗教的習俗であり、市や市観光協会も(屋外看板などの)夜間消灯を呼びかけているのに、そんな取り組みをあざ笑うかのようだ」として、市に飛行制限の条例化を求めた。

     送り火当日のヘリは昨年も市民から同じような疑問の声が上がり、市内の運航会社が所有する3機が遊覧飛行したことが分かっている。今年7月、送り火を担う各保存会でつくる「京都五山送り火連合会」は市内のヘリポート運営事業者に対し、ヘリ事業者の離着陸への提供を自粛してもらうよう文書で申し入れた。

     運航会社のグループ会社代表は取材に対して、昨年と今年の運航について、個人客が同社の機体をレンタルし、市内上空を飛ぶのにパイロットを派遣したとして、「送り火観覧を企画した訳ではなく、個人の依頼に応じた。法的根拠もなく依頼を断ることは会社の信用に関わる」と強調。「送り火を観光資源にしているのはヘリ以外にもある」と述べ、ヘリの関連事業だけに自粛を求めることに強く反論している。
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■902 / 親記事)  京都市と大津市、9月は「異常な残暑」だった
□投稿者/ 管理人 院生(909回)-(2024/10/01(Tue) 16:00:28)

     平均気温は観測史上最高、8月の平年値を上回る

     今年9月、京都府と滋賀県の全17観測点で、月平均気温が9月の観測史上最高を記録したことが1日、気象庁のデータから分かった。京都市や大津市など6観測点は、8月の平年値を上回る「異常な残暑」だった。

     気象庁によると、今年9月の平均気温は京都市が28・6度、大津市が27・5度で、ともに平年値を4・2度上回り、観測史上最高となった。8月の平年値は京都市が28・5度、大津市が27・3度で、通常の8月よりも暑い9月となった。

     京都地方気象台によると、7月以降、太平洋高気圧の勢力が強く、暖気の流入が続いている。また、日本上空の偏西風が北に蛇行しており、例年より南の暖気が長く居座っている状態という。さらに、長期的な地球温暖化や海水温の上昇も影響しているとみられる。

     京都府と滋賀県では他に、福知山市27・1度と舞鶴市27・2度、大津市南小松27度、高島市今津26・6度も、今年9月の平均気温が8月の平年値を超えた。

     また、好天のため雨も少なく、月の総降水量は、京田辺市31ミリや福知山市45ミリ、京丹後市間人16・5ミリ、東近江市21・5ミリなど、8観測点で9月の観測史上最少だった。

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■901 / 親記事)  「煎茶献茶祭』営まれる 平安神宮の神前に茶を奉納
□投稿者/ 管理人 院生(908回)-(2024/09/30(Mon) 15:16:13)

     京都市左京区の平安神宮で29日、恒例の「煎茶献茶祭」が営まれた。約50人が参列し厳かな雰囲気の中、家元が神前で茶をいれ、煎茶の発展に向けて思いを新たにした。

     煎茶茶道の普及と文化継承を目指し、五つの流派が毎年持ち回りで平安神宮とともに催している。今回は「賣茶本流」家元の渡邊琢祥さん(54)が奉仕した。

     本殿で営まれた祭儀には各流派の関係者らが参列。雅楽が奏でられた後に渡邊さんが神前に設けられた台で茶の色味や香りを確かめて湯飲みに注いで奉納した。
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■900 / 親記事)  祇園甲部の舞踊公演「温習会」前に稽古総仕上げの「大ざらえ」 芸舞妓も真剣
□投稿者/ 管理人 院生(907回)-(2024/09/29(Sun) 16:42:43)

     花街・祇園甲部の秋の舞踊公演「温習会」(10月2〜7日)を前に、稽古の総仕上げとなる「大ざらえ」が28日、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。芸舞妓たちが本番と同じ衣装で舞い、振りや所作を確かめた。

     温習会は新作を上演する春の「都をどり」と異なり、京舞井上流に伝わる曲を中心に、日々の精進の成果を見せる舞台。今年は芸舞妓ら77人が出演し、12演目から日替わりで6演目ずつを上演する。

     大ざらえは、舞妓ら8人による「姫三社(ひめさんじゃ)」からスタート。神楽風のめでたい曲を、御幣や振り鼓を手に舞った。祇園ゆかりで、歌舞伎でも知られる心中を題材にした「鳥辺山(とりべやま)」などが続いた。

     客席からは、同流家元の井上八千代さんらが舞台を見つめ、姿勢や立ち位置などを指導していた。八千代さんは「若い人からベテランまで、それぞれの年代の花を感じられるように、頑張ってほしい」と語った。

     連日午後4時開演。1等席1万円、2等席8千円、3等席6千円。祇園甲部歌舞会075(561)1115=平日のみ。
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■899 / 親記事)  秋の風物詩「大園遊会」なくなっても街中で着物ショー 長浜市で10月初開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(906回)-(2024/09/25(Wed) 17:17:52)

     若者らによる着物ショー「長浜kimono AWARDS(きものアワード)」が、10月12日に滋賀県長浜市中心部で初めて開かれる。秋の風物詩として約40年にわたって市民に親しまれた「長浜きもの大園遊会」を引き継ぐイベントとなる。

     同市などが実行委に参画する「長浜出世まつり」の催しの一つとして同アワード運営委員会が開催し、午前10時から午後4時まで着物に関連した複数のイベントを催す。メインのきものアワードは午後1時から長浜御坊表参道で行い、服飾を学ぶ学生らが製作した独自のデザインの和装が披露される。お茶席体験など市民が着物姿で参加する「カルチャー講座」や、地酒の飲み比べなどもある。

     和装振興などを目的に1984年から開催されてきた同園遊会は、参加者の減少などを理由に「今年はいったん休止し、魅力あるイベントを来年以降開きたい」などとして市が本年度当初予算案で開催関連費の計上を見送って中止となった。市側が計上見送りの意向を開催関係者に事前に知らせていなかったことから、出世まつり実行委関係者など地元経済界が市に不快感を示す事態を招き、善後策として同アワード開催が浮上した。

     アワード開催にあたっても市は今回、補助を見送った。びわこビジターズビューローの「北部地域誘客促進イベント開催補助金」450万円と、市などでつくる「鉄道を活(い)かした湖北地域振興協議会」からの委託料100万円が充てられる。

     問い合わせは同アワード運営委0749(53)2650。

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■898 / 親記事)  大津市の沢組遺跡で古墳時代の須恵器窯見つかる
□投稿者/ 管理人 院生(905回)-(2024/09/25(Wed) 17:14:35)

     床面に生焼けの器、焼き上げ途中に天井崩落?

     大津市は25日、古墳〜奈良時代の窯跡とみられる「沢組遺跡」(真野4丁目)で、須恵器の窯3基が見つかったと発表した。出土品の特徴から、6世紀前半から約100年にわたって須恵器が焼かれていたとみられるという。窯からは焼き上げる途中の杯(つき)なども大量に出土し、市文化財保護課は「古墳時代の須恵器生産技術を考える上で重要な資料だ」としている。

     市が真野浄水場の改良更新事業に伴い、今年1月から場内にある沢組遺跡約920平方メートルを調査した。見つかった3基の窯は、斜面地を利用してトンネル状につくられていた。

     このうち、最も古い窯(3号窯)は、長さ6・7メートル、最大幅2メートル。窯が良好な状態で残っており、床面には須恵器約100点が残っていた。生焼けの器も含まれており、同課によると「焼き上げる途中に何らかの理由で天井が崩落し、取り出せなくなったと考えられる」という。

     須恵器は、4世紀末〜5世紀初頭に朝鮮半島からもたらされた硬質の土器。沢組遺跡の周辺には多くの古墳群や集落があり、これまでは6世紀後半から副葬品や日用品として使われる須恵器が作られていたとみられていた。

     今回の調査では、6世紀前半に盛んに作られていた形状の杯などが見つかった。7世紀の初めごろとみられる出土品もあり、約100年に渡って稼働していたと考えられるという。さらに、生焼けの須恵器の中には、ふたを重ねた状態で残っている杯もあった。須恵器をどのように窯に詰めて焼いていたかを知ることができる全国でも珍しい例という。

     京都府立大の菱田哲郎教授(日本考古学)は「須恵器生産者の実態や変遷に迫ることが期待でき、古墳時代後期の手工業生産を考える上での重要な発見だ」と評価している。

     市は28日午前10時〜午後3時半に、一般向けの説明会を真野浄水場内の同遺跡発掘調査現場で開く。申し込み不要、無料。
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