黒紋付きで稲穂かんざしの芸舞妓が新年の誓い
京都市内の祇園甲部、宮川町、先斗町、祇園東の四つの花街で7日、始業式があった。黒紋付き姿で、髪に正月用の稲穂のかんざしを挿した芸舞妓らが集い、年頭に芸事の精進などを誓った。
祇園甲部の式典は歌舞練場(東山区)で催され、芸舞妓約80人をはじめ、お茶屋の関係者ら計約100人が出席。「おめでとうさんどす」「相変わりませず、おたの申します」とあいさつを交わした。
伎芸を教える八坂女紅場学園の杉浦京子理事長は「伝統文化の担い手の自信と誇りを持ち、しっかり前を向いて歩みましょう」とあいさつ。京舞井上流家元の井上八千代さんが祝儀の「倭文(やまとぶみ)」を舞い、新年をことほいだ。
お茶屋、芸舞妓の成績優秀者をたたえる売花奨励賞の授与や、二十歳を迎えた舞妓の成人式も。同賞1等賞を受けた舞妓の柚子葉(ゆずは)さん(21)は「気持ちが引き締まる」と話し、5月に襟替えを控え「今まで以上に精進し、舞妓さんのお手本になれるような芸妓さんになりたい」と誓った。
上七軒の始業式は9日に行う。
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