茶製造販売の「福寿園」(京都府木津川市山城町)が26日、本社周辺に来春オープンするテーマパーク「福寿園 山城館」の竣工式(しゅんこうしき)を行った。製茶などの体験を通して山城地域の茶問屋文化を伝え、世界へ魅力発信を目指す。
2017年から約10億円かけて整備していた。JR上狛駅近くの国道24号沿いにある約2万平方メートルの敷地に「伊右衛門ティーガーデン」と「茶問屋ストリート」の2エリアを設け、12の建物などを配した観光施設。一帯を通る旧大和街道(奈良街道)にちなみ「宇治茶街道を行く」をテーマとする。
「ティーガーデン」は広さ約6千平方メートルで、「さみどり」や「鳳春(ほうしゅん)」など50種類の茶木を植えた茶畑や展望所、体験教室などで構成する。お茶を囲みながら集う「ティーギャザリング」を楽しむエリアとして、茶農家の日常的な営みに触れたり、展望所から茶畑の景観を堪能できる。茶摘み体験なども行う予定。
「ストリート」は昭和初期の茶問屋の倉庫を改修した施設などが並び、茶で栄えたまちの活気を感じられるエリア。茶菓子工房や製茶機械の展示場などを設けた。隣接する製茶工場から漂う茶葉の香りを感じながら、日本茶800年の歴史を五感で学ぶことができる。
来年3月21日オープン予定。有料。
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