京都府向日市物集女町の物集女城跡が国史跡に指定されたことと、最後の城主物集女宗入の没後450年を記念して、地元住民たちでつくる「物集女城を考える会」や有志が、御城印を作った。3月末まで市文化資料館で販売している。
御城印は、宗入と関係の深い戦国武将三好長慶の出身地にちなみ、金箔(きんぱく)入りの阿波紙を使用。物集女城の文字に、御城印や家紋、城跡の写真を配した。
物集女城は、室町・戦国時代に乙訓地域の自治を担った「西岡(にしのおか)衆」の有力者の一人、物集女氏が城主だった。山陰道や西国街道につながる要衝にあり、宗入が謀殺される1575年ごろまではあったと考えられている。現在も土塁や堀が残っているなど保存状態が良く、昨年10月、中世城館跡として府内で初めて国史跡に指定された。
同会の中山忠厚会長(74)は「物集女氏が再興し、明治初めに廃寺になった光勝寺の祭りを地元では今も続けている。同じことを繰り返していく大切さや幸せを感じている」と話している。
1枚350円。今月11日に永守重信市民会館(寺戸町)で催される物集女城跡国史跡記念シンポジウムの会場でも販売する。
問い合わせは市文化資料館(931)1182。
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