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■1235 / 親記事)  京都府の女性にとって「京おんな」は悪いイメージ?
□投稿者/ 管理人 院生(1244回)-(2025/02/02(Sun) 15:28:13)

     調査で判明「いい意味と思っていたが・・・」

     「京おんな」の言葉に、京都の女性はマイナスイメージを感じる人が少なくない−。全国21の地方紙が合同で実施したアンケートで、男女の特性を表す地域特有の言い回しや印象を尋ねたところ、京都府内の回答からは、そんな傾向が浮かび上がった。「裏表がある」「いけずに思われる」と悪印象を挙げる声が目立ち、「腹が立つ」という人も。ただ褒め言葉と感じる人もおり、府外の人が抱く「京おんな」の幻想に戸惑う京都府民の姿もうかがわせた。

     アンケートは京都新聞の「読者に応える」など双方向型報道に取り組む地方紙ネットワークが昨年12月に実施した。通信アプリ「LINE」の登録者らに性別役割分担意識などを問い、全国6727人から回答を得た。

     アンケートでは「九州男児」や「秋田美人」のように男女の特性や性差を表す言葉や表現が身の回りにあるかも聞いた。その結果、京都府民で最も多かったのは「京おんな」(「京女」「東男と京女」含む)の69人。「京美人」が35人で続いた。

     「京おんな」に対する府民の印象は「怖い、裏がある」(京都市、30歳女性)、「いい意味だと思ってきたが、最近はいけず(いじわる)だと思われているかも」(同市、66歳女性)とマイナスイメージを挙げる人が多かった。「いけずな人という意味で使われている気がして腹が立つ」(同市、62歳女性)という人もいた。

     特に目立つのは「京おんな」に二面性を連想する人の多さだ。「表面は柔らかいが、中身はキツイ」(京都市、57歳女性)、「表向きの顔をうまく使う人と思われているのでは」(同市、51歳女性)、「おしとやかだかけど、したたかな感じ」(京都府、52歳女性)との反応が多くみられた。

     男性からは「根性があるが、表面には出さないのでいけずと思われることがある」(京都市、70歳男性)というフォローもあった。

     一方、「物腰やわらかいイメージ」(京都市、49歳女性)、「品があっておっとりして見えるが、中身は気が強くてしっかりしていて、やるときにはやる」(宇治市、52歳女性)と前向きに評価する声もあった。「褒め言葉と思うので目指している」(京都市、62歳女性)という人もおり、「京女は美しい言葉。生まれた経緯や伝統に根ざした生き方があり大事にすべき」(京都府、性別は「答えない」63歳)との意見もあった。

     京都府内の女性には当然多様な個性があり、「ほぼ死語化しているように思う」(京都市、64歳男性)との声もあった。ただ「いじわるなイメージがあるけど、私は『京女らしくない』と言われる。喜ぶべきか悩む」(同市、66歳女性)という人もいた。

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■1234 / 親記事)  京都市内のホテル料金が「急上昇」 平均単価「2万円超え」の背景は
□投稿者/ 管理人 院生(1243回)-(2025/02/01(Sat) 19:05:38)

     京都市内の主要なホテルの客室単価が2024年に平均2万195円となり、前年から2792円上昇した。京都市観光協会が31日発表した年次調査(速報値)で分かった。統計データがある16年以降、2万円を超えるのは初めて。物価高と人件費上昇に加え、円安を背景に急増したインバウンド(訪日客)の利用が宿泊料金を押し上げた。

     平均単価は、19年まで1万5千〜1万6千円台で推移し、新型コロナウイルス禍で観光客が激減した21年には1万1455円まで低下した。コロナ禍を経て宿泊客が回復し、23年は平均1万7403円に上昇。24年は一段と上がり、2万円の大台に到達した。

     月平均では紅葉が見頃を迎える11月が2万8686円と最も高く、3万円に迫った。花見シーズンの春も伸び、3月が2万2925円、4月が2万4406円だった。

     同協会によると、単価が急上昇する背景には、食材費や光熱費、人件費などコストの高騰がある。慢性的な人手不足を受けて客室稼働を抑えて1室の宿泊料金を引き上げて収益を確保する動きも強まった。

     歴史的な円安で訪日客の利用が年間通して旺盛だったことも宿泊料の相場に影響した。24年の延べ宿泊人数に占める外国人の割合は過去最高の61%に達し、19年の50・9%から約10ポイント上昇した。

     同日発表した24年の平均客室稼働率(速報値)は前年比5・1ポイント増の78・5%で、コロナ禍前の19年の81・3%には届かなかった。主要旅館の客室稼働率は0・5ポイント上昇の61・6%。
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■1233 / 親記事)  祇園に新ホテル、名称が決まる 弥栄会館を改修、2026年春に開業予定
□投稿者/ 管理人 院生(1242回)-(2025/01/31(Fri) 17:37:43)

     帝国ホテルは29日、京都・祇園の弥栄会館(京都市東山区)を改修し来春開業予定のホテル名称を「帝国ホテル京都」に決めたと発表した。総事業費は近年の資材費高騰を受け、当初より14億円増えて約124億円になる見込み。

     東京・日比谷の帝国ホテル東京で説明会を開き、設計施工を担う大林組の担当者も出席した。工事は外観部分を中心に7割程度の進捗(しんちょく)状況で、花見小路側にある南西の外壁2面を耐震補強した上で残し、解体前の建物の外壁に施されていたタイルや装飾(テラコッタ)は可能な限り再利用した。屋根は劣化していたため、銅板をふき替え、同じ形状と寸法で新調した。

     帝国ホテルの坂田玲子京都開業準備室長は「弥栄会館にホテルとして新たな息吹をもたらすことで過去から現在、未来へと思いを紡いでいく事業だ」とあいさつ。大林組の井上雅祐設計本部担任副本部長は「新築するよりも古い建物を使うことは脱炭素の視点からも意味がある」と述べた。


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■1232 / 親記事)  京都市北区の大学博物館で「絵と図で見る京都」
□投稿者/ 管理人 院生(1241回)-(2025/01/31(Fri) 17:28:50)

     江戸時代の京都の町を描いた地図や絵画どんなの

     江戸時代の京都の町を描いた地図や絵画を集めた展覧会「京都を学ぶ 絵と図で見る京都」が、京都市北区の大谷大博物館で開かれている。現代の観光ガイドブックさながらに、寺社や名所などが盛り込まれた古地図を中心に32点が並ぶ。来館者が旅人気分を味わいながら近世の古都の姿に見入っている。

     同大学の所蔵品を公開する冬季企画展。江戸時代に発行された古地図は町々の通りや公家・大名の屋敷だけでなく、地名や社寺の由緒、名所などの情報も細かく書き込まれている。1778(安永7)年の「山城国細見大絵図」は西陣織や今宮神社(北区)のあぶり餅を京の土産・名物として紹介している。

     別の地図では、現在は姿を消したものも記録されている。江戸の吉原と並び称された遊郭・島原や豊臣秀吉が建立した方広寺の大仏殿、「五山送り火」の「い」の字などを地図上に確認でき、時代の変遷を感じられる。観光名所を華やかに描いた「洛中洛外図屏(びょう)風(ぶ)」などもある。

     2月15日まで。入場無料。日、月曜休み。
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■1231 / 親記事)  重要文化財の建物が1月から一般公開
□投稿者/ 管理人 院生(1240回)-(2025/01/31(Fri) 17:22:44)

     京都市内の重要文化財の建物が、今年1月から一般公開された。

     京都市左京区南禅寺福地町の重要文化財の「對龍山荘(たいりゅうさんそう)」を所有する家具販売大手ニトリホールディングス(札幌市)は今年1月から、建物の一般公開を始めた。

     對龍山荘は南禅寺周辺に広がる近代別荘建築群の一つ。1896(明治29)年に薩摩藩出身の実業家・伊集院兼常(いじゅういんかねつね)の住居として建てられ、後に近江商人の市田弥一郎が東京の大工棟梁(とうりょう)・島田藤吉に増改築させ、1905年ごろに完成。昨年8月に主屋など4棟が重文に指定された。

     木造一部2階建ての主屋は、旧居と増改築部分が合わさった造りで、屋根が重層的で部屋ごとの趣も異なり、上質の近代和風建築として貴重とされている。
     
     2010年にニトリが取得。「植治」こと七代目小川治兵衛が手がけた国名勝の庭園は昨年11月から一般公開を始めたが、「建物も見たい」という声を受け、予約なしで公開することにした。同社の似鳥昭雄会長は昨秋の記者会見で「美しい庭園と建築を国内外の人に見てもらうのが使命」と話していた。

     建物内では、ニトリが運営する北海道の美術館4館で所蔵する浮世絵やガラス細工、陶器など、季節ごとに展示する。

     入場料は一般3000円、大学生2000円、中高生1500円、小学生1000円。来場者には對龍山荘写真集を贈呈する。開園日時は季節で異なるため、對龍山荘ホームページの確認が必要。
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■1230 / 親記事)  滋賀県北部「観音の里」廃寺跡から見つかった古い瓦を紹介
□投稿者/ 管理人 院生(1239回)-(2025/01/31(Fri) 17:17:48)

     白鳳時代の品など49点

     滋賀県長浜市内の廃寺跡から見つかった古い瓦などを紹介する企画展「瓦が語る長浜の古代寺院」が、同市大依町の市浅井歴史民俗資料館で開かれている。7世紀後半から8世紀初めごろまでの白鳳時代の品など49点を展示している。

     柿田遺跡(同市東上坂町)から見つかった白鳳時代の丸瓦には、ハスの花の模様が刻まれている。同遺跡では寺跡は確認されていないが、瓦類が大量に見つかっていることから、かつて古代寺院「柿田廃寺」があったと考えられている。

     大海道遺跡(同市高月町保延寺)から出土した瓦塔は焼物の小塔で、仏塔の代替品などとして用いられたとされる。12世紀末から13世紀初頭にかけて作られたとみられる。

     松尾寺遺跡(同市高月町松尾)から見つかった泥塔は、平安時代末期から鎌倉時代ごろに作られたとみられる。泥塔は小型の土製塔で、木製の型を使って成形した後に素焼きして完成させる。平安時代以降には、複数の泥塔を集めて塚を造り、供養や祈願を行うのが流行したという。

     同資料館は「長浜市は『観音の里』して知られ、古寺や古仏が多いが、奈良時代より古い仏像は残っていない。展示の古い瓦などを通じて、古い廃寺について知ってもらえれば」としている。

     3月9日まで。午前9時〜午後5時。月曜休館(2月24日は開館し、翌25日休館)。入館有料。同資料館0749(74)0101。
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■1229 / 親記事)  滋賀県東近江市に日本各地の「鬼の凧」ずらり
□投稿者/ 管理人 院生(1238回)-(2025/01/31(Fri) 17:12:53)

     全国14都道府県から27点を展示

     日本各地の鬼をテーマにした企画展「鬼退治!鬼の凧(たこ)展」が、滋賀県東近江市の東近江大凧会館で開かれている。迫力ある鬼の絵が描かれた凧に、来館者が見入っている。

     節分にちなみ、鬼退治や子どもの成長を願う凧など全国14都道府県から集めた27点を展示。大江山(福知山市)で源頼光が鬼退治する絵柄の6畳敷の大凧や、鬼が武者の兜(かぶと)にかみついた鬼伝説の様子を題材にした長崎県の「鬼凧(おんだこ)」、涙を流す紅白の房が印象的な山口県の「鬼ようず」など、表情や形がさまざまな作品が並ぶ。

     2月3日まで。入館料が必要。
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■1228 / 親記事)  2月5日頃から今季最強寒波恐れ 1週間近く影響か、京阪神も雪の可能性
□投稿者/ 管理人 院生(1237回)-(2025/01/31(Fri) 17:09:56)

     大阪管区気象台は30日午後、低温と大雪に関する早期天候情報を発表し、近畿地方は2月5日頃からかなりの低温になり、京都・兵庫・滋賀の北部では4日頃から降雪量がかなり多くなるとして、注意を呼びかけた。京阪神でも雪が積もり、影響が出る可能性がある。

     気象台によると、5日頃からは今シーズンで最も強い寒気が近畿地方上空に流れ込む。1月30日現在、2月6日の予想最低気温は京都市が氷点下3度、大阪市が氷点下1度。5日と6日は京都府南部も雪の予想になっている。

     近畿北部では4日から降雪量がかなり多くなるとし、京都市などでも雪の影響が出る可能性がある。

     また、今回の寒波は、8〜9日頃にも再び強まる恐れがあり、雪や寒さの影響が長期化する可能性があるという。気象台では、農作物の管理や除雪対応に注意を促し、最新の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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■1227 / 親記事)  般若寺でスイセン開花 冬の境内を白く彩る - 奈良市
□投稿者/ 管理人 院生(1236回)-(2025/01/30(Thu) 15:32:17)

     花の寺として知られる奈良市般若寺町の般若寺で、冬の境内を白く彩るスイセンの花が咲いている。

     スイセンはヒガンバナ科スイセン属の多年草。同寺では、一重の花が咲くニホンスイセンと、花弁が八重で香りが強いことが特徴のチャフルネスの2種類、計約3万本が植えられている。

     同寺によると、今冬は昨年夏の猛暑や残暑の影響で、開花が3週間から1カ月ほど遅め。花の数はやや少なめだが、花の形は良いという。本堂周辺の三十三所観音石像の周辺に多く植えられている。

     同寺は「今月末から2月上旬が見頃になりそう」としている。

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■1226 / 親記事)  南丹市がインバウンド誘致に本腰
□投稿者/ 管理人 院生(1235回)-(2025/01/30(Thu) 15:23:04)

     4つある観光協会を一本化した背景

     京都府南丹市の旧4町(園部、八木、日吉、美山)ごとに残っていた観光協会を4月に一本化し、南丹市観光協会が新たに発足する。旧4町合併で南丹市ができて来年1月で20年になるのを前に、南丹市の観光情報を一元的に発信し、訪日外国人らを呼び込む体制を強化する。設立総会を3月21日に開き、4月1日に始動する。

     南丹市観光協会の初代会長には、八木町観光協会会長を務める料亭「八光館」(八木町)の寺田弘和社長(67)が就く見通し。

     JR園部駅西口にある園部文化観光協会の事務所を拠点とする予定。4町の観光協会は発展的に解消する見込みで、職員やスタッフの配置も調整を進めていく。

     南丹市の観光客は2023年、240万人だった。新型コロナウイルス禍を経て近年増えているが、最多だった16年の270万人には及ばない。

     4町の中では「かやぶきの里」で知られる美山町がインバウンド(訪日客)を取り込み、客数が伸びている。山を巡るトレッキングや里山の暮らしの体験ツアーといった催しが着実に増えている。

     一方、残る旧3町では京都るり渓温泉(園部町)やスプリングスひよし(日吉町)といった人気のキャンプ施設のほかは集客が伸び悩む。

     新たな協会では、美山のノウハウを共有し、南丹市全体に観光需要が広がることに力を入れる。ばらばらに出していた観光地や催しの情報を集約し、公式サイトやSNSで発信する。英語だけでなく多言語の観光パンフレットづくり、特産品の掘り起こしも進める。

     観光客の消費額は、客数が最多だった16年(29億円)より、23年(38億円)の方が多かった。南丹市商工観光課は「人が来るだけでなく、客単価の向上など地域経済につながる観光協会を目指して」と期待する。
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■1225 / 親記事)  「宇治茶」に地球温暖化の影響か 過去5回起きた「凍霜害」のメカニズムは
□投稿者/ 管理人 院生(1234回)-(2025/01/29(Wed) 16:30:29)

     春に宇治茶の一番茶の新芽が凍結や霜で枯れる「凍霜害」が2000年ごろから相次いでいるのは地球温暖化が原因の可能性がある、とする研究結果を京都気候変動適応センターがまとめた。地球温暖化は、3月の気温上昇と新芽が出る4月の気温低下の双方をもたらしており、暖かさで早めに顔を出した芽が寒さに耐えきれずに枯れてしまうのだという。

     春の一番茶は宇治茶の中でも品質が良く、収量も多い。京都府茶業研究所(宇治市)は一番茶の大規模な凍霜害を1999年に初めて確認。この年を含めて過去5回発生しており、直近の2021年4月10日にあった凍霜害は最も深刻で、最低気温はマイナス0・8度まで下がり、茶業研内の茶園では半分が被害を受けたという。

     総合地球環境学研究所(地球研)と府、京都市でつくる京都気候変動適応センターは、茶業研で観測した過去の最低気温の変動を調べた。3月前半については、1990年以降の32年間は89年以前の平均値より2度以上も上回った。逆に4月は最大0・5度も下がっており、「暖かくなる3月」と「寒くなる4月」の傾向が示された。新芽が出る時期について調べると、3月の平均気温が8度以上だと4月5日前後が多く、8度未満だった場合より6日も早まることも分かった。

     4月の気温低下が起きている理由については、地球温暖化によりユーラシア大陸が温かくなる時期が早まった影響で、偏西風の風下側に位置する日本は大気の循環の変化によって逆に寒気が降りやすくなっているとみており、今後メカニズムを詳細に調べる。

     同センター長の安成哲三・地球研名誉教授(気候学)は「温暖化に伴う気候変動で、季節の推移が変わったことがどう影響を与えているか、宇治茶にとどまらず全国の幅広い農作物で調べる必要がある」と話している。

     研究内容は昨年12月、日本茶業学会の学会誌に掲載された。
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■1224 / 親記事)  冬の「かやぶきの里」楽しんで 美山でライトアップ、観光客も満喫
□投稿者/ 管理人 院生(1233回)-(2025/01/29(Wed) 16:22:44)

     京都府南丹市美山町北の国重要伝統的建造物群保存地区「かやぶきの里」をライトアップする催し「雪灯廊(ゆきとうろう)」が、2月1日まで毎日開かれている。今年は雪に恵まれていないが、夜の山里に柔らかな光がともり、多くの観光客が散策している。

     北村かやぶきの里保存会などでつくる実行委員会が毎年催す。午後5時ごろ〜7時半、投光器でかやぶき民家22軒を照らす。灯籠やあんどん300個ほども道沿いに並べる。

     積雪は背後にそびえる山々の頂上部に限られ、集落には残っていないが、幻想的に照らされた民家の軒先を国内外からの旅行客がそぞろ歩いている。

     冷たい風が吹く中、シカ肉シチューやイノシシ肉まんなど、地元の素材を生かした屋台12店が並び、大勢の人が体を温めていた。

     駐車場は前日までの予約制。雪灯廊の公式サイトから申し込む。

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■1223 / 親記事)  京都市内に今春、新たなホテル3店舗オープンへ
□投稿者/ 管理人 院生(1232回)-(2025/01/29(Wed) 16:20:09)

     京都市内にホテルブランド「スマートプレイスイン」の3店舗が、今年春にオープンする。

     運営するのは、全国でカプセルホテルを展開するナインアワーズ(東京都千代田区)。同社は事業継続が困難になった宿泊施設の再生に取り組んでおり、京都の3店舗も元々あったホテルを改装しリブランドした。オープンするホテルは、カプセル型ではなく通常のホテルと同様で、トリプルルームや4人部屋もある。京都市内の同ホテルブランドは計5店舗となる。

     オープンする3店舗は以下の通り。

     ・「スマートプレイスイン京都四条堀川」(京都市下京区岩上通仏光寺上ル雁金町)3月20日(木)午後3時開業。個室42室。24時間営業、年中無休。

     ・「スマートプレイスイン京都二条城堀川」(京都市中京区黒門通三条下ル下一文字町)3月20日(木)午後3時開業。個室45室。24時間営業、年中無休。

     ・「スマートプレイスイン京都四条大宮イースト」(京都市中京区岩上通錦小路下ル松浦町)4月26日(土)午後3時開業。個室24室。24時間営業、年中無休。

     料金や予約は「スマートプレイスイン」の公式サイトまで。

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■1222 / 親記事)  狸谷山不動院で「初不動」 青竹の筒に入った笹酒飲み、無病息災願う
□投稿者/ 管理人 院生(1231回)-(2025/01/29(Wed) 16:18:21)

     京都市左京区一乗寺の狸谷(たぬきだに)山不動院で28日、恒例の初不動が営まれた。本堂内で護摩焚きが行われる中、参拝者全員でお経を唱えた。がん封じに御利益があるという笹酒(ささざけ)も振る舞われ、無病息災を願った。

     一切の悪魔・災いをはらう力を持つとされる本尊の不動明王の縁日が毎月28日で、年初めの1月は初不動として親しまれている。笹酒は、約300年前に木食(もくじき)上人が、修行する滝の水を青竹の筒に入れて病人に飲ませたところ、病がたちどころに治ったという故事にちなんでいる。

     この日、京都市内の最低気温は4・7度(京都地方気象台調べ)で、3月中旬並みの暖かさだった。家族連れで訪れていた中国人観光客が、本殿まで続く長い石段に悲鳴を上げ、途中で休憩している光景も見られた。
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■1221 / 親記事)  お茶の老舗、平等院近くに喫茶スペースをオープン
□投稿者/ 管理人 院生(1230回)-(2025/01/29(Wed) 16:10:17)

     京都の茶製造販売の老舗が、京都府宇治市の平等院近くに新たな喫茶スペースをオープンさせた。

     1790年創業の福寿園(京都府木津川市山城町)はこのほど、京都府宇治市の平等院表参道にある「茶寮FUKUCHA」宇治店2階に喫茶スペースをオープンさせた。

     FUKUCHA宇治店は、お茶を使った菓子などを通じて、伝統ある宇治茶を気軽に体験と新たな可能性を提案する店舗として、昨年11月に開店した。このほどオープンした喫茶スペースでは、店内工房でパティシエが丁寧に作りあげるスイーツを楽しむことができる。

     プレミアムデザート「茶の雫」は、あめの球体に抹茶ショコラクリーム・栗・白玉を忍ばせ、抹茶ようかん・抹茶アイス・白桃・赤えんどうにユズが香る抹茶ゼリーをトッピングした一品。お茶の葉に滴るしずくをイメージしたデザートとなっている。税込み1815円。

     他にも福寿園こだわりの宇治茶やハーブティーと、FUKUCHA特製スイーツを4種類ずつした飲み比べセット(税込み1925円)などもある。

     茶寮FUKUCHA宇治店の営業時間は午前11時〜午後5時(月曜定休)。2階喫茶は土日祝の午前11時〜午後5時のみの営業となっている。詳細は同店ホームページまで。
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■1220 / 親記事)  節分で京都市の吉田神社と壬生寺周辺で交通規制実施へ 2月1日、2日
□投稿者/ 管理人 院生(1229回)-(2025/01/29(Wed) 16:06:21)

     今年の節分は2月2日と例年より1日早い。宮中行事として取り入れられた「追儺(ついな)」という邪気払いや祭礼などが、京都と滋賀の寺社で営まれる。心に潜む鬼や邪心を追い払い、春が始まるとされる立春(3日)を迎えたい。

         ◇

     節分行事に合わせて京都府警は2月1、2日に京都市左京区の吉田神社と中京区の壬生寺周辺で、臨時の交通規制を行う=図参照。

     吉田神社は両日とも午前9時〜翌日午前0時まで7区間を歩行者用道路にし、東大路通に臨時のタクシー乗り場を2カ所設ける。

     壬生寺の歩行者用道路は2区間あり、両日とも午前9時半〜午後9時半まで規制する。

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■1219 / 親記事)  安井金比羅宮で雅楽を奉納 平安装束に身を包み「シンプルだが美しい」
□投稿者/ 管理人 院生(1228回)-(2025/01/27(Mon) 16:40:34)

     京都市東山区の安井金比羅宮で26日、雅楽を神前に奉納する演奏会があった。昨年4月から同宮で行われているワークショップで雅楽を習う愛好家らが平安装束に身を包み、美しい音色を響かせた。

     毎月、ワークショップを開く団体「雅楽愛好者衆 千里」(愛知県豊橋市)が練習の成果を披露する場として企画。初心者を含めた12人が参加した。

     緑や青色の狩衣(かりぎぬ)、烏帽子(えぼし)姿の参加者は代表的な雅楽曲「越殿楽(えてんらく)」や神楽舞「浦安の舞」を披露した。笙(しょう)や神楽笛を用いて、伸びやかな合奏を祭神にささげた。昨春から龍笛(りゅうてき)を習う団体職員の安田泰子さん(49)=南区=は「雅楽は音が循環する印象で、シンプルだが美しい」と話していた。
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■1218 / 親記事)  近畿地方、2月上旬に今季最強クラス寒波か
□投稿者/ 管理人 院生(1227回)-(2025/01/27(Mon) 16:34:07)

     日本海側で大雪恐れ、京都市など積雪可能性

     大阪管区気象台は27日午後、低温と大雪に関する早期天候情報を発表し、近畿地方は2月4日ごろから冬型の気圧配置が強まって、かなりの低温となり、日本海側の京都・滋賀・兵庫の北部は大雪になる可能性があるとして、注意を呼びかけた。今季最強クラスの寒波が流れ込むとみられ、京都市でも積雪する恐れがある。

     京都地方気象台によると、京都府などは1月末に気温が一時上昇するが、4日からはかなりの低温となり、平年より2度以上低くなるとみられる。

     その後、4〜8日は強弱を繰り返しながら寒波が流れ込む可能性があり、京都・滋賀・兵庫の北部は平年の278%以上の5日間降雪量になるとしている。京都市などにも雪雲が流れ込み、積雪の可能性もある。

     気象台は、除雪中の事故や農作物の管理などに注意を促し、今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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■1217 / 親記事)  お寺の爆発人気お守りに「罰当たり」なコピー品
□投稿者/ 管理人 院生(1226回)-(2025/01/25(Sat) 17:45:06)

     住職憤り「こんなことする人が出るとは」

     京都市下京区の古刹(こさつ)「因幡堂(平等寺)」が授与し、爆発的な人気を集めている無病息災のお守り「無病(六猫)守(むびょうまもり)」のコピー品がインターネット上の販売サイトに現れた。アジア圏で製造されたとみられる。愛らしいネコをあしらったデザインが台湾などで評判となっていることから、高まる人気に目を付けたと思われる。同寺は「信用に関わる」としており、注意を呼びかけている。

     無病守は6匹のネコをあしらい、デザインは商標登録している。猫は「びょう」と読めるため、6匹いれば「むびょう」で、「無病」とつながる。大釜諦順(たいじゅん)住職の妻眞照(しんしょう)さんがかつて保護し、寺の看板ネコとなっている「チョビ」の存在が着想の背景にあったという。

     数字の語呂合わせでスーパーネコの日と言われた2022年2月22日に扱いを開始。古来、がん封じや無病の信仰を集めているのに加え、年来のネコ人気も相まって、求める人が殺到した。台湾や中国など、海外からお守り目当てに日本を訪れる人も少なくなく、一時は授与数を制限することもあった。

     無病守の授与は原則、寺での手渡しに限っている。体が不自由であるなど、特に事情がある場合は、国内に限って現金書留で郵送する。海外には送っていない。大釜さんは「こんなことをする人が出るとは思わなかった。それだけ人気が出たということだろうが、お守りではないものがグッズとして売られていることに違和感がある。寺の信用問題に関わる。残念としか言えない」と話す。西村さんは「絶句したし、悲しい。だまされている人がいたら気の毒」と表情を曇らせる。因幡堂はX(旧ツイッター)などを通じ、「当寺でご祈念したものではございません。ご注意ください」と呼びかけた。投稿には、「罰当たり」「嘆かわしい」と憤りの声が寄せられている。

     コピー品の存在に気づいたのは1月。デザインした大津市のイラストレーター西村佳美さん(51)が、インスタグラム上で模倣品をアピールしている販売業者の投稿を発見した。「こんなんが出てる!」と驚き、調べると、大手通販サイトでも模倣品の販売を確認した。表と裏でネコたちの姿が違う本物と異なり、表裏が同一のデザインとなっている上に、布の織りが雑であるなど、さまざまな部分で相違点があった。インスタグラムと大手サイトの商品は特徴が同じで、製造元は同一と考えられるという。本物が700円なのに対し、29ドルや4千円超で扱っていた。西村さんは「現物を手に入れて、まねたのではないか」と推測。大手サイトでは寺の名前や、境内の写真も添えるなど、悪質性が高かった。大手サイトにはすぐに寺が抗議し、現在は削除されている。

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■1216 / 親記事)  がん封じの寺・奈良市の大安寺で「笹酒まつり」
□投稿者/ 管理人 院生(1225回)-(2025/01/24(Fri) 16:31:56)

     竹筒に入った笹酒や笹水を授与 無病息災願い6000人訪れる

     がん封じの寺として知られる奈良市大安寺2丁目の大安寺で23日、「光仁会・がん封じ笹酒(ささざけ)まつり」が営まれた。同市の藤影きもの専門学校などの留学生ら15人が着物姿で笹娘を務め、参拝者に竹筒に入った笹酒と笹水を授与した。約6千人が訪れ、無病息災や健康を願い祈りをささげた。

     奈良時代の光仁天皇が竹筒で温かい酒を飲み健康を保ったとされる故事に由来する行事。本堂ではがん封じの祈祷(きとう)が行われ、参拝者は秘法の加持を受けた。

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■1215 / 親記事)  蝋梅と野鳥の声に春の予感 - 奈良県営馬見丘陵公
□投稿者/ 管理人 院生(1224回)-(2025/01/24(Fri) 16:25:11)

     冬型の気圧配置が緩み、3月並みの暖かさになった23日、奈良県広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園では、蝋梅(ろうばい)が見ごろを迎えている。

     鮮やかな黄色の花は冬枯れの景色に彩りを添え、その甘い香りに誘われて鳥たちも姿を見せていた。同公園はバードウォッチングを楽しむ人たちにも人気のスポットで、平日にも関わらず、双眼鏡や長いレンズを付けたカメラマンたちが多く見られた。

     野鳥たちのさえずりが静かな公園に響き渡り、その愛らしい姿は、寒さを忘れさせるひとときを届けてくれていた。
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■1214 / 親記事)  府立植物園で貴重品種が今年も無事に開花 昨年に国内初の開花で注目
□投稿者/ 管理人 院生(1223回)-(2025/01/24(Fri) 16:21:19)

     昨年1月に国内初の開花事例として注目された京都府立植物園(京都市左京区)のミズヤシが、今年も無事に花を咲かせた。同園によると、野生ではマダガスカルの3河川でしか自生しておらず、世界中を調べても人工で育てている施設は他に見当たらないほど貴重な品種。担当者は「ひと目見ていただけたらうれしい」と話している。

     ミズヤシは水中に生える唯一のヤシで、1993年に新種として発表された。京都大の瀬戸口浩彰教授が98年にマダガスカルで幼苗を採取し、2000年に園が譲り受けて観覧温室で育ててきた。

     学名には「音楽の」という意味があり、樹上にたくさんついた果実が水面に落ちる際、音楽のように聞こえることにちなむ。園の株は雌で、人工授粉で実を結ばせるためには雄株の花粉を入手する必要があるが、ミズヤシを保有する施設は海外を含めて確認できないという。

     今年は1月12日ごろに開花。白い花が無数に集まる花序(かじょ)が、幹の上部から顔をのぞかせている。担当者は、野生の花粉の入手は高額な費用がかかるため困難としつつ、「絶滅危惧種であり、実をつけてくれたら種の保存にもつながる。落果の音も聞いてみたい」と思い描く。

     花は1カ月ほど続くが、見学は咲き始めの方がきれいでお勧めという。
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■1213 / 親記事)  木津川市、建造物や彫刻など8件を市指定文化財に指定
□投稿者/ 管理人 院生(1222回)-(2025/01/24(Fri) 16:19:01)

     無形民俗文化財の虫送り行事も

     京都府木津川市教育委員会は市文化財保護審議会の答申を受け、新たに建造物や彫刻など8件を市指定文化財に指定した。計48件(市発足後は17件)となった。

     昨年10月末に答申を受け12月13日付けで指定した。

     平安時代後期の神童寺再興期に、本尊として作られたと見られる上質な作風が特徴の「木造千手観音立像」や、無形民俗文化財では、初夏に稲の生育を願う害虫よけ行事で、現在も市内で行われる「虫送り」が選ばれた。

     今回指定されたのは次の通り。

     【建造物】瓦製社殿(法泉寺)

     【彫刻】木造蔵王権現立像(神童寺)、木造役行者倚像及び前鬼後鬼坐像(同)、木造千手観音立像(同)、木造役行者倚像及び前鬼後鬼坐像(海住山寺)

     【石造物】石造笠塔婆(西明寺)、石造十一面観音立像(市坂区)

     【無形民俗文化財】虫送り行事(椿井区、鹿背山区)
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■1212 / 親記事)  室町時代の京都が舞台、大泉洋さん主演映画「室町無頼」ロケ地マップが完成
□投稿者/ 管理人 院生(1221回)-(2025/01/24(Fri) 16:15:19)

     滋賀県内の琵琶湖岸など紹介

     滋賀県などは、室町時代の京都が舞台の映画「室町無頼」のロケ地マップを作った。県内向けの特別デザインのポスターとともに、映画をPRしている。

     直木賞作家・垣根涼介さんの同名小説が原作で、大泉洋さん主演、入江悠さん監督。応仁の乱前夜の京都で、無頼漢の主人公が困窮する民を束ねて蜂起する物語で、17日から全国公開されている。

     県のほか、県内の18市町でつくる滋賀ロケーションオフィス、甲賀ロケーション推進協議会(甲賀市)が共同で製作した。佐波江浜(近江八幡市)や北船木の湖岸(高島市)、田村川(甲賀市)など5市7カ所のロケ地のほか、室町期ゆかりのスポットも解説している。

     A4判カラー4ページで、5万1千部を製作。県内の映画館や観光協会などで無料配布しているほか、ロケーションオフィスのホームページでも公開している。

     ポスターは全国版に「滋賀を変えるは、映画の力」などの文字を加えている。B1判、B2判の計400枚を県内の観光協会や道の駅などに掲出している。

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■1211 / 親記事)  JR京都駅から40分足らずで着くまちにある「日本最後の城」とは
□投稿者/ 管理人 院生(1220回)-(2025/01/24(Fri) 16:10:10)

     「日本最後の城」―。京都府南丹市園部町にあった園部城は、そんな枕言葉とともに親しまれる。何が日本最後なのか。城跡に校舎のある園部高の生徒たちが、現存する櫓(やぐら)などを特別公開して、観光客らを案内してくれることになった。ほかにも山陰道の要衝である界わいを歩くと、さまざまな文化の交錯が見えてきた。

     JR京都駅から山陰線の快速に乗ると、40分足らずで園部駅に着く。観光案内所となる「園部文化観光協会」が駅西口にある=地図(1)。まち巡りを効率よくしたい人には、電動アシスト自転車のレンタル(1時間300円)もある。

     園部城跡は、駅から北西に20分ほど歩いた場所にある。白塀が続く石段を登ると、城の遺構として残る櫓門が迎えてくれる=地図(2)

     もともと園部城は「城」ではなかった。園部藩(約3万石)の初代藩主・小出吉親が1621(元和7)年に建てたのは「陣屋」だった。江戸幕府に築城願いを再三出したが、新たな築城が難しい世となり、許されなかった。

     幕末から明治へと移り変わる時代に、転機は来た。まだ京にいた天皇を守る―との名目で明治新政府に築城願いを藩が出し、1868(慶応4)年に認められた。翌年にかけて櫓や櫓門を新築。園部藩悲願の城は、廃藩置県を前に、国内で最後に藩が建てた「日本最後の城」として城郭史に刻まれた。

     多くの建物は明治の間に取り壊されたが、今も櫓門のほか、巽(たつみ)櫓=が当時の面影を伝える。こうした城跡は現在、園部高の敷地内にあり、毎年5月3日の「園部城祭り」でのみ公開される。

      園部城祭りでは、藩や城の歴史について、園部高生が紙芝居も使って紹介する。今回の取材を機に、2月22日にも園部高の生徒会が特別公開をしてくれることになった。午後1時半と2時の2回催す。

     巽櫓の中は展示コーナーもある。かつて櫓の屋根にあった「しゃちほこ」、園部藩が出した切支丹(キリスト教)を禁じる高札(1682年)も並ぶ。2年の森瀧未文音さん(17)は「2階からは周りの山の眺めも最高。気軽に来てください」と呼びかける。参加無料。

     ちなみに城の北西にある小麦山は、園部出身の任天堂代表取締役フェローの宮本茂さんが幼少期に駆け回った。「スーパーマリオブラザーズ」の背景に映る小高い山に似ており、「マリオの山」とも呼ばれる。

     園部の中心地は、道路拡幅などで区画整理が進み、古い建物は少なくなった。そんな中、園部川に面した料理旅館「石川楼」は、古い風情が味わえる。創業は、園部築城より古い1866(慶応2)年。園部川一帯は景勝地だったらしく、江戸時代は船着き場もあった。店の奥に、遺構の石段が今もある。

     女将の石川静子さん(80)は「園部の殿様に許されて、ここで料理宿を始めました。京都縦貫自動車道がなかった時代は、行商の人がよく泊まってくれた。今はほとんど宿泊はないけど、法話に来るお坊さんが『川にたたずむシラサギがいい』と毎年泊まってくれます」と話す。現在は食堂を主としており、冬限定の鍋焼きうどんが冷えた体を温めてくれる。

     園部川に沿って歩くと、高い塔のある「カトリック丹波教会園部聖堂」が見えてくる=地図(4)。戦後、米国人が園部で教会を開き、1953(昭和28)年に建てられた。ロマネスク建築を思わせるが、実は木造。毎月第3、4日曜、信者が祈りをささげるミサがある。

     聖堂内の祭壇奧には、高さ7メートルほどのモザイク壁画=写真(4)=がある。キリストや聖母マリアの像は、信者らが集めた無数の陶器片で作られている。

     園部文化観光協会の小林康夫会長(70)は「園部は、日本最後の城だけでなく、キリスト教や教会建築など西洋文化にも触れられる奥深さがある」と語る。

     山陰道と篠山街道が交わり、今は京都駅から園部行き電車も多い。気軽な小旅行が似合うまちといえる。

              ◇

     園部城跡の巽櫓は、園部高内にあるため普段非公開。園部高生がガイドする2月22日の特別公開のほか、1月26日午後1〜4時にも公開する。石川楼の鍋焼きうどんは750円。営業は午前11時〜午後2時、同3〜8時。年末年始以外は基本無休。園部聖堂内は普段非公開。1月26日のみミサ後の午後12時半〜2時半に見学できる。
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■1210 / 親記事)  府立植物園でロウバイが見頃 早春を告げる薫香漂う
□投稿者/ 管理人 院生(1219回)-(2025/01/24(Fri) 16:05:19)

     京都市左京区の京都府立植物園で、早春を告げるロウバイが見頃を迎えている。小ぶりの黄色い花が甘い香りを漂わせ、来園者は「いい匂い」と、顔を近づけて楽しんでいる。

     ロウバイは中国原産の落葉広葉樹で、日本には江戸時代初期に渡ってきたとされる。園内にはロウバイとソシンロウバイ、ウンナンロウバイの3種類がある。木によって咲き具合が異なり、見頃は2月上旬まで続くという。
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■1209 / 親記事)  法華寺と海龍王寺の境界か 溝跡と塀跡を検出
□投稿者/ 管理人 院生(1218回)-(2025/01/23(Thu) 15:51:18)

     奈良市法華寺町の発掘調査で、奈良時代(8世紀)の法華寺と海龍王寺の寺域や、法華寺建立以前に存在した藤原不比等・光明子(後の光明皇后)邸宅の敷地の境界を示す可能性がある溝跡や塀跡が見つかった。奈良文化財研究所(奈文研)が「奈文研発掘調査報告2024」で明らかにした。両寺の境界は分かっておらず、奈文研は「寺域に関する重要な情報を得ることができた」としている。

     法華寺のある場所には、もともと藤原氏の邸宅があり、不比等の死後、娘で聖武天皇の皇后となる光明子が邸宅を引き継いだ。皇后宮とした後、総国分尼寺の同寺を建立した。海龍王寺は続日本紀や正倉院文書などに「隅院」「隅寺」として記されている。

     調査地は法華寺旧境内の東北部、海龍王寺旧境内の西北部で、両寺の境界が想定される位置。道路建設と宅地造成に伴い、2022、23年度に計約863平方メートルを調査。南北溝5条、掘っ立て柱塀2列、掘っ立て柱建物8棟、大型の穴などを検出した。

     そのうち南北溝2条(現存幅20〜60センチ)と、東西塀がT字状に接続する南北方向の掘っ立て柱塀(長さ約33メートル以上)は敷地の境界を示すと考えられる。遺構の時期から、奈良時代前半の不比等・光明子の邸宅や、その後の法華寺と海龍王寺の旧境内の寺域に関連する可能性がある。

     大型の穴は東西約2・2メートル、南北約4メートル、深さ約1メートル。墨や木炭を含み、多量の瓦や土器が出土した。瓦には藤原宮・京や飛鳥地域から平城京遷都に伴い搬入したとみられるものもあった。瓦ぶきは格の高い建物が存在したことを示す。遺物の年代から、皇后宮を造営する際に不比等邸・光明子邸の不用品を廃棄したと考えられる。

     掘っ立て柱建物群は倉庫のような小型の建物から、南北に廂(ひさし)が付く大型の建物へと変遷し、土地の利用形態が大きく変化したことも分かった。

     奈文研の川畑純主任研究員は「この土地の区画や利用に関する重要な情報が得られた。現在の田の境界も古代のものを踏襲した可能性があり、周辺の測量や調査のデータを参照してさらに検討を進めたい」と話す。

     「奈文研発掘調査報告2024」は奈文研が運用する「全国遺跡報告総覧」でPDFデータを全文無料公開する。

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■1208 / 親記事)  壬生狂言で使う「炮烙割り」にも値上げの波
□投稿者/ 管理人 院生(1217回)-(2025/01/23(Thu) 15:48:39)

     京都市中京区の壬生寺は、壬生狂言(重要無形民俗文化財)の演目「炮烙(ほうらく)割り」で使う炮烙を500円から700円に値上げした。仕入れ値や処分費、人件費の高騰が理由で、45年ぶり。

     炮烙は直径約24センチの素焼きのいり鍋。主に2月の節分の時期に参拝者が境内で求め、年齢や願い事などを書いて奉納する風習がある。奉納された炮烙は春や秋の壬生狂言で上演される「炮烙割り」の劇中で一気に割られ、奉納者には厄よけ開運の御利益があるとされる。

     炮烙は愛知県高浜市や岐阜県土岐市、城陽市から仕入れており、輸送費も高くなっていることから、1月1日より値上げに踏み切った。
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■1207 / 親記事)  嵯峨野トロッコ列車、けん引機関車の台車に14センチの亀裂
□投稿者/ 管理人 院生(1216回)-(2025/01/22(Wed) 15:52:48)

     嵯峨野観光鉄道は21日、トロッコ列車をけん引するディーゼル機関車の台車枠に1カ所の亀裂を見つけたと発表した。近畿運輸局は事故が発生する恐れのある「インシデント事象」と判断した。同社は台車枠の交換を検討し、冬季休業明けの3月から運行できるとしている。

     同社によると、昨年10月に機関車のエンジンで不具合があり、運行は予備の機関車に切り替えた。JR西日本の施設で不具合のあった機関車を検査したところ、長さ14センチ、深さ2センチの亀裂を発見したという。

     機関車は1971年製で、2年前の定期検査では亀裂はなかった。嵯峨野観光鉄道は「ただちに破断するものではないが、振動や荷重で亀裂が生まれ、徐々に広がった」とみている。近畿運輸局は同社に再発防止と原因調査を求めた。

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■1206 / 親記事)  大津市の神社で20年前に火災で焼失「白蛇の絵馬」復元 金運に御利益
□投稿者/ 管理人 院生(1215回)-(2025/01/22(Wed) 15:46:38)

     今年の干支(えと)である巳(み)にちなみ、大津市真野4丁目の神田神社が、約20年前に火災で焼失した白蛇の描かれた絵馬を復元し、境内に展示している。金運に御利益があるとされ、多くの参拝客が見物に訪れている。

     絵馬には境内全体の様子が表され、白蛇は本殿前の石段付近に小さく描かれている。本殿に祭られた神様が白蛇に姿を変えて出現した際の様子だと考えられている。作者や制作年、奉納した人物など詳細は不明という。

     絵馬堂の火災に巻き込まれて焼失していたが、巳年を迎えるにあたり、宮司の平野修保さん(78)が復元しようと考えた。

     絵馬の写真を所有していた大津市歴史博物館の協力を得て2024年12月に完成した。実際の大きさは分からなかったため、写真の絵馬と縦横の比率を合わせ、縦50センチ、横70センチで復元した。

     平野さんは「白蛇が本殿の前に描かれている絵馬は大変珍しい。多くの参拝者の方に見に来てもらいたい」と話した。
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■1205 / 親記事)  東寺で今年初の縁日「初弘法」 1000の露店にぎわう
□投稿者/ 管理人 院生(1214回)-(2025/01/21(Tue) 17:16:30)

     空海(弘法大師)の月命日にちなむ今年最初の縁日「初弘法」が21日、京都市南区の東寺(教王護国寺)で開かれた。穏やかな日が差す境内は、大師信仰の参拝者や買い物を楽しむ人たちでにぎわった。

     835(承和2)年3月21日に亡くなった空海の月命日に開かれる縁日の中でも、1月の初弘法と12月の「終(しま)い弘法」には多くの人が訪れる。

     空海の住房跡に建てられた大師堂では午前10時から御影供(みえく)法要が営まれ、大師像の前で読経が響いた。野外の祈願書所でも多くの参拝者が線香を供えて手を合わせた。

     スグキの漬物、丹波のクリなど京都産だけでなく、伊勢志摩の海産品、有田ミカンなどおよそ千の露店が並んだ。出店者団体によると、「天候に恵まれたので、およそ10万人ほどの人出が見込まれる」という。

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■1204 / 親記事)  伏見稲荷大社にでっかい縁起物設置 神様が稲荷山に鎮座した日に由来
□投稿者/ 管理人 院生(1213回)-(2025/01/21(Tue) 17:14:42)

     伏見稲荷大社(京都市伏見区)は2月6日の初午(はつうま)大祭を前に、大祭の縁起物「しるしの杉」をかたどった大型飾り2本を、境内の本殿前に設置した。杉の枝とお多福の面が取り付けられた飾りは高さ約6メートルに及び、参拝者の目を引いている。

     711年の2月最初の午の日は、稲荷大神が稲荷山に鎮座した日とされ、同大社では毎年初午の日に大祭を行っている。この日に参拝することを「福まいり」と呼び、ご神木の杉を縁起物にした「しるしの杉」の授与を受ける習わしがあるという。

     大型飾りは初午大祭を多くの参拝者に知ってもらおうと、2018年から大祭の日が近づくと設置するようになった。しるしの杉は商売繁盛や家内安全の御利益があるとされ、すでに授与は始まっている。同大社は「家業の繁栄や健康を願ってお参りいただきたい」としている。
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■1203 / 親記事)  国宝に指定されたばかりの万福寺 境内をライトアップ
□投稿者/ 管理人 院生(1212回)-(2025/01/20(Mon) 17:36:45)

     京都府宇治市五ケ庄の黄檗宗大本山・万福寺は、本堂などの国宝格上げを記念した夜間特別拝観を実施している。異国情緒漂う暗夜の境内を、ライトアップで彩っている。金土日曜限定で2月2日まで。

     万福寺は江戸前期に中国から来日した高僧・隠元によって創建された。特別拝観では昨年12月に国宝に指定された本堂や法堂、天王殿の3棟などをライトアップ。光の色はさまざまで、数秒間隔で色が移り変わる。

     明朝式の伽藍を結ぶ回廊には赤色のちょうちんを、参道には灯籠を配した。柔らかな光が幻想的な雰囲気を醸し出している。

     午後5〜9時(8時最終入場)で拝観料が必要。肉まんや牛串などが食べられるブースもある。土曜日の6時からは寺に伝わる中国風のリズミカルな法要を見学できる。音楽のライブイベントが行われる日もある。

     問い合わせは同寺0774(32)3900。
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■1202 / 親記事)  城南宮で「湯立神楽」飛び散る湯しぶきに無病息災願う
□投稿者/ 管理人 院生(1211回)-(2025/01/20(Mon) 17:34:31)

     20日は、二十四節気の一つ「大寒」。一年で寒さが最も厳しい日とされるが、この日の京都市の最低気温は6・4度(京都地方気象台調べ)で、4月上旬並みの暖かい朝となった。

     京都市伏見区の城南宮では、沸き立つ湯を散らして邪気を払う「湯立神楽(ゆたてかぐら)」が営まれた。湯立神楽は、参拝者が湯のしぶきを浴びると災厄がなくなるとされる。城南宮では戦後に一時中断していたが、1979年に再興され、毎年1月20日に営んでいる。

     この日、拝殿では、巫女(みこ)4人が扇や鈴を手に「扇の舞」と「鈴の舞」の神楽を披露した。拝殿前では、たすき姿の巫女が「杓取(しゃくとり)の儀」で大釜の湯に清めの神酒と米を入れた。続く「笹の舞」では、大釜に浸したササの葉を両手で勢いよく振り、湯を散らして邪気をはらった。参拝者は、白い湯煙が上がる中、飛び散る滴や湯気を浴びて無病息災を祈った。

     神事で使われた「福笹」は、持ち帰ると幸運に恵まれるとされる。神事が終わると、福笹を持ち帰ろうと参拝者の長い行列ができていた。
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■1201 / 親記事)  二条城で将軍控室「大広間 帳台の間」を初公開 幕府と宮廷由来の絵画が競演
□投稿者/ 管理人 院生(1210回)-(2025/01/20(Mon) 17:25:59)

     二条城(京都市中京区)の国宝・二の丸御殿で、将軍が控室とした「大広間 帳台(ちょうだい)の間」が初公開されている。室内を彩る障壁画として、江戸時代に狩野派が手がけた花鳥画とともに、かつて京都御所にあって明治時代に転用された名所絵が並ぶ。幕府と宮廷に由来した近世絵画の競演を目の当たりにできる。

     帳台の間は、将軍が公式に対面した大広間・一の間と隣り合う。警護の武士が控える「武者隠し」といわれているが、実際には3代徳川家光や15代慶喜といった将軍が、対面の前後に入る部屋だったとみられる。

     障壁画は広さ14畳の空間に、20面余りが並ぶ。当初は狩野派の花鳥画のみだったが、江戸期の京都御所・女御御殿にあり、秋の風情をとらえた名所絵「竜田風俗図」(狩野宮内(くない)筆)と「武蔵野図」(狩野永伯(えいはく)筆)が目立つ。明治期に貼り直された作品とみられ、二条城が皇室の離宮(1884〜1939年)だった折の面影をしのばせる。

     要入城料。特別公開は27日まで。名所絵は模写で、原画を展示収蔵館(別に入館料が必要)で2月23日まで公開している。黒書院にあり、京都御所由来の鶴沢深山筆「名所風俗図」の原画もある。
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■1200 / 親記事)  北野天満宮に巨大提灯お目見え 下京区の有名百貨店が奉納
□投稿者/ 管理人 院生(1209回)-(2025/01/20(Mon) 17:23:34)

     京都市上京区にある北野天満宮の楼門に、巨大提灯がお目見えした。2年後に控える25年に一度の祭典「半萬燈(まんとう)祭」に合わせて大丸京都店(下京区)が奉納したもので、2メートル超とひときわ大きい提灯に参拝者が注目している。

     天満宮では祭神・菅原道真の50年忌ごとに「大萬燈祭」があり、半萬燈祭はその間に営まれる。道真の没後1125年に当たる2027年に向け、境内には現在、氏子や企業などから献灯された約3千個の提灯が並ぶ。

     大丸京都店は大萬燈祭があった1952(昭和27)年に巨大提灯を奉納した歴史を踏まえ、今回約70年ぶりに奉納した。提灯は和紙製で高さ2・1メートル、直径1・8メートル。昭和の時代と同じ大丸のマークがあしらわれている。

     巨大提灯は2027年まで掲げられる。
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■1199 / 親記事)  嵐電の新型車両を公開 京紫色、レトロで華やかな雰囲気、運転開始は?
□投稿者/ 管理人 院生(1208回)-(2025/01/19(Sun) 16:18:02)

     京福電気鉄道(京都市中京区)は1月17日、嵐電で24年ぶりとなる新型車両「KYOTRAM(きょうとらむ)」を公開した。嵐電のイメージカラー「京紫色」の車体は先頭や屋根が丸く、レトロで華やかな雰囲気をまとう。2月28日に運転を開始する。

     京福は全27両のうち昭和40〜50年代に製造した車両と入れ替え、2028年度までに7両を配備する。省エネ用の蓄電装置を含む投資額は19億円。

     座席はゆったり包み込む形状の24席。車いすやベビーカー用スペースも2区画ある。車両側面には監視カメラやセンサーを設置し、乗降時の安全性を高めた。行き先や注意の呼びかけは日英中韓の4カ国語で表示し、出入り口の幅を広げるなど増加するインバウンド(訪日客)にも対応した。

     東啓一鉄道部長は「沿線の風景や暮らしになじむデザインにこだわった。消費電力を従来の半分に抑えつつ、安全で快適な人に優しい車両に仕上がった」と語っていた。

     5月6日までの運行予定は、前日に嵐電の公式X(旧ツイッター)で公表する。また、初日に運行する2便には計60人を無料で招待する。京福電鉄公式サイトから1月31日正午以降に申し込む(抽選、定員になり次第終了)。
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■1198 / 親記事)  茶道表千家が「東京初釜」
□投稿者/ 管理人 院生(1207回)-(2025/01/19(Sun) 16:15:42)

     新型コロナ禍を経て5年ぶりに招待客が参席

     茶道表千家の東京初釜が17日、東京都千代田区の東京稽古場で始まった。千宗左家元が濃茶を丁寧に練って列席者をもてなし、新春を祝った。

     新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりに各界からの招待客が参席し、濃茶の飲み回しを行った。

     午前11時からの初席には18人が参席した。床には三代元伯宗旦筆の「春入千林処々鶯(はるいるせんりんしょしょにうぐいす)」の軸や、長く枝を伸ばした「結柳(むすびやなぎ)」などのしつらえが施され、初春の雰囲気を醸し出した。千家元が心を込めて濃茶を練り、列席者は香り高い一服を味わっていた。20日まで催される。
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■1197 / 親記事)  北野天満宮で書き初め「天満書」の審査
□投稿者/ 管理人 院生(1206回)-(2025/01/19(Sun) 16:13:49)

     京都市上京区にある北野天満宮の書き初め「天満書」の審査が17日に行われた。境内には書道上達を願って奉納された約2600点が並び、宮司や書家が真剣に見定めた。

     1月2〜4日に天満宮で書かれた「神前の部」と、自宅などでしたためた「家庭の部」がある。年頭の決意を力強い筆遣いで表現したものや、えとにちなんだ幼児らの「へび」「み」など、老若男女の個性豊かな作品がそろった。

     書家の日比野博鳳さん(64)=左京区=は「手書きする機会が減る中、自分にとって大事な言葉を選んで一枚を仕上げるこの行事はずっと続いてほしい」と話していた。作品展示は26日まで。
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■1196 / 親記事)  茶道・武者小路千家が東京初釜
□投稿者/ 管理人 院生(1205回)-(2025/01/19(Sun) 16:06:36)

     千宗屋家元後嗣らが各界の招待客に温かいもてなし

     茶道武者小路千家の東京初釜が18日、東京都文京区の東京稽古場で始まった。寒さが厳しくなる中、訪れた各界の招待客は千宗屋家元後嗣らの温かいもてなしを受け、心を和ませた。

     今年は流祖一翁宗守の三百五十回忌にあたることから、茶室には一翁の若松画賛「降る雨の心のどけき春なれや」の軸が掛けられ、一翁ゆかりの茶道具もしつらえられた。枝を長く垂らした「綰柳(わんりゅう)」なども新春の雰囲気を醸し出した。

     列席者は千家元後嗣が練った濃茶をゆっくりと味わい、語り合うなど
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■1195 / 親記事)  「年頭視閲式」240人の警察官が平安神宮前を行進
□投稿者/ 管理人 院生(1204回)-(2025/01/19(Sun) 16:04:48)

     京都府警の年頭視閲式が18日、京都市左京区の平安神宮前で行われた。昨年は年明けに起きた能登半島地震を受けて自粛しており、開催は2年ぶり。約240人の警察官たちが整然と行進し、府民の安心安全を守る決意を新たにした。

     京都府警音楽隊の勇壮な演奏が響く中、警察官や白バイ、機動隊などの警察車両がゆっくり行進した。沿道に詰めかけた多くの市民らが見守った。

     吉越清人本部長は訓示で、特殊詐欺やSNS型投資ロマンス詐欺、サイバー犯罪などの被害が京都府内でも深刻な状況にあると指摘。課題が山積しているとして、「悠久の歴史と伝統を紡ぐ京都を守り、安全な未来を作るため、職員が使命を全うすることを期待する」と述べていた。

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■1194 / 親記事)  冷泉家で新春恒例「歌会始」 平安時代から続く和歌の伝統
□投稿者/ 管理人 院生(1203回)-(2025/01/19(Sun) 16:02:50)

     平安時代から和歌の伝統を受け継ぐ歌道宗家、冷泉家の歌会始が18日、京都市上京区の冷泉家住宅で催された。冷泉家の後継者である野村渚さんが、差配役となる読師を初めて務めた。華やいだ雰囲気の中、全国から集まった約100人の門人たちが、新春の喜びを込めて歌を詠み上げた。

     藤原俊成、定家親子を遠祖とする冷泉家の新年行事で、野村さんら袿袴(けいこ)姿の女性5人が披講に臨んだ。独特の調子で詠じ、続いて門人たちが唱和した。今年の兼題は「春風」。第25代当主冷泉為人さんの「花を待つ鴨の川辺の若柳(わかやぎ)の糸をゆらして過くる春風」など7首が披露された。

     昨年まで読師を担った冷泉さんに代わり、野村さんが役目を果たした。「これまでも読師を務めたことはあったが、新年の行事でさせていただくと気持ちが改まります」と語った。

     即興で詠む当座式では、「雪朝望(ゆきのちょうぼう)」が題に出された。参会者がじっくりと歌を練り、和紙にしたためた。
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■1193 / 親記事)  神社で五穀豊穣願う「奇祭」燃え盛る巨大たいまつ、氏子ら担ぎ練り歩く
□投稿者/ 管理人 院生(1202回)-(2025/01/19(Sun) 16:00:07)

     京都府精華町祝園の祝園神社で1月15〜17日、五穀豊穣(ほうじょう)を願う奇祭「いごもり祭」が営まれた。16日夜の「御田の儀」では、氏子らが勢いよく燃え上がる大たいまつを担ぎ上げ、町内を練り歩いた。

     京都府無形民俗文化財の同祭は、朝廷に背いてこの地で処刑された皇子・武埴安彦(たけはにやすひこ)の霊を鎮めるために始まったとされ、奈良時代から続くという。

     御田の儀では、枝を竹で包んだ大たいまつ(長さ3・5メートル・重さ80キロ)を神社拝殿で点火した後、白装束の氏子らが非公開の神事を行う神田を目指した。住民が沿道で見守る中、宮司が打ち鳴らす鈴の音や氏子のかけ声が闇夜に響いていた。 京都府精華町祝園の祝園神社で1月15〜17日、五穀豊穣(ほうじょう)を願う奇祭「いごもり祭」が営まれた。16日夜の「御田の儀」では、氏子らが勢いよく燃え上がる大たいまつを担ぎ上げ、町内を練り歩いた。

     京都府無形民俗文化財の同祭は、朝廷に背いてこの地で処刑された皇子・武埴安彦(たけはにやすひこ)の霊を鎮めるために始まったとされ、奈良時代から続くという。

     御田の儀では、枝を竹で包んだ大たいまつ(長さ3・5メートル・重さ80キロ)を神社拝殿で点火した後、白装束の氏子らが非公開の神事を行う神田を目指した。住民が沿道で見守る中、宮司が打ち鳴らす鈴の音や氏子のかけ声が闇夜に響いていた。
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■1192 / 親記事)  妙心寺塔頭・東林院で新春恒例の「小豆粥」
□投稿者/ 管理人 院生(1201回)-(2025/01/17(Fri) 15:58:45)

     京都市右京区の妙心寺塔頭・東林院で、新春恒例の「小豆粥(がゆ)で初春を祝う会」が開かれている。参拝者が1年の無病息災を願い、禅寺の風情を感じながら縁起物を味わっている。

     小豆がゆは小正月(15日)などに食べると邪気を払い、万病を除くといわれる。その習わしに親しんでもらおうと、東林院は小正月から小豆がゆや精進料理を提供している。

     初日の15日は、自然の営みや恵みに感謝にする「小豆粥・散飯(さんはん)式」が営まれた。読経が響く中、参拝者が配膳された小豆がゆから1さじ分ずつを差し出すと、西川玄房住職(85)が境内の木の枝に供えた。

     その後、参拝者は梅湯と祝菓子、焼きもちの入った小豆がゆ、精進料理を堪能した。

     祝う会は31日まで。午前11時〜午後3時。会費3900円
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■1191 / 親記事)  上京区の酒蔵が開く「早朝ツアー」の醍醐味は
□投稿者/ 管理人 院生(1200回)-(2025/01/16(Thu) 15:52:44)

     一年で最も寒さが厳しくなるこの時期、日本酒の「寒造り」を仕込む作業が最盛期を迎え、出来たての新酒の出荷も始まっています。日本の「伝統的な酒造り」は昨年12月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に無形文化遺産登録されました。酒どころでも知られる京都。これを機に、日本酒の魅力を再発見し、お気に入りの一杯を見つけてみませんか。

     午前7時過ぎ。きりっとした外の空気から酒蔵に入ると、真っ白い湯気が体を包み、甘い香りがふわっと鼻に抜けた。

     1893年創業の「佐々木酒造」(京都市上京区)。通年で製造する「四季醸造」や機械化するメーカーも増える中、今も能登杜氏(とうじ)と蔵人6人が伝統的な製法で酒造りを行う。その現場を間近で見られる早朝ツアーを10月から3月まで行っている。

     まず目の前に現れたのは、こしきと言われる大型の釜で蒸し上がったばかりの酒米。蔵人が布を外すと湯気が噴き上がった。移動させるためにクレーンでつるすと、その迫力に参加者から歓声が上がった。

     次の工程は蒸し米を使ったこうじ造りだが、「こうじ室だけは入ってもらえない」と案内役の疋田泰秀さん(47)。こうじは酒造りの一番の肝で、雑菌は厳禁という。温度は30〜40度、湿度60%に保たれており、真冬でも替えのシャツが3枚いるほど重労働だそう。

     隣の部屋では、酵母が大量に培養されていた。酵母は、香りや風味、アルコール度数をつくる役割がある。

     乳白色の液体が入ったタンクが並ぶ部屋に移動した。フレッシュな甘酒のような匂い。「約20日かけて発酵させ、原酒となるもろみを作ります」と疋田さん。ぷつぷつと泡が湧いていて、生きているのが分かる。

     蔵人が、発酵を促すために櫂(かい)でタンク内をかき混ぜていた。酵母とこうじと蒸し米に水を加えて寝かせると、こうじの力で蒸し米が糖化され、糖を酵母菌が食べて発酵し、アルコールが生まれる。糖化と発酵が同時に進行する製法が世界的に珍しく、無形遺産登録を後押しした。もろみを搾れば、酒の完成だ。

     大吟醸を仕込む12月、1月が作業のピーク。こうじやもろみの状態を深夜も管理するため、仮眠生活が続く。能登杜氏の田中豊人さん(57)は「香りが良く、すっきりと飲みやすい酒を目指している。日本酒が苦手という人にも味わってもらって、固定観念を覆したい」と力を込める。

     同社がツアーを始めたのは2021年。新型コロナウイルス禍の外出自粛で出荷が激減したため、自ら魅力を発信しようと企画した。酒にまつわる知識の解説や飲み比べ体験もあり、大人の社会見学のようだ。

     神奈川県から訪れた武田力さん(53)と妻の由果さん(50)は「細かな工程を人の手で丁寧にしていて、日本の大切な文化だと実感できた」と笑顔で話した。

     早朝ツアーは2、3月にも開催。日程など詳細はホームページ「京都観光ナビ」で。

     五感で伏見を味わうぜいたく
     全国有数の酒どころとして知られる京都・伏見。酒造大手「月桂冠」の本店だった大正時代の建物を利用した「伏見夢百衆」では、伏見酒造組合に加盟する17の酒造会社の酒を飲み比べできる「きき酒会」を常時行っている。

     運営担当の中川律子さんに利き酒の方法を聞いた。まず香りをかぎ、熟成度を示す色合いを見てから、少し口に含んで、鼻から香りを抜くように味わう。「五感で味わってほしい」

     伏見を流れる水は中硬水で、甘く柔らかい味わいになり、「女酒」と言われる。辛口とされる酒でもじっくり味わうと甘さやうまみを感じられるという。

     利き酒できる銘柄は季節ごとに変わる。今の限定酒は新酒。軽くフルーティーなのが特徴で、火入れされていない生酒だとより酵母感が強いという。

     昨年12月下旬に訪れた会社員山内均さん(59)=横浜市=は「銘柄によって味が全然違う。京都ならではのお酒が飲み比べられるので楽しい」とほほえむ。

     施設では、約80種類のお酒も販売。辛口や甘口、すっきりといった好みの味や、冷や・熱かんなど飲む温度、熟成具合など、要望に合わせて適した銘柄をアドバイスしてもらえる。

     無形遺産登録後、海外の人からの問い合わせが増えたという。中川さんは「お酒は食に合わせやすく、取り入れ方次第で生活を豊かにすることができる。日本の人にも改めて関心を持ってほしい」と話している。

     利き酒は1900円(30分限定)。月曜定休。

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■1190 / 親記事)  京都大学の研究者「木で人工衛星を作ろうと思うんだけど」
□投稿者/ 管理人 院生(1199回)-(2025/01/16(Thu) 15:50:48)

     要望に応えたのは大津市の工房

     京都大などが開発した世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」が昨年12月、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙空間に放出された。1辺わずか10センチの小さな人工衛星に用いた木の板は、薄いもので4ミリ。実現を支えたのは、日本古来の伝統技法と職人の工夫だ。

     「木で人工衛星を作ろうと思うんだけど」。2018年、びょうぶなどの表装建具の文化財修理を手がける黒田工房(大津市)の代表臼井浩明さん(52)は、交流のあった京大研究者から連絡を受けた。約10センチの大きさと聞き「そんな箱やったら作りますけど」。深く考えず応じたと笑う。

     本体は「留形隠(とめがたかく)し蟻組接(ありくみつ)ぎ」と呼ばれる伝統技法で組み立てた。たんすなどに使う技法で、接着剤やねじを使わず、木材の端の一部を凹凸状に加工して組み合わせる。

     木材は小口と呼ばれる断面から割れることがあるが、この技法は小口が露出せず、強度を保てるとして採用が決まった。

     正確な寸法で板を整えるのに最も腐心した。板の厚み8ミリほどの初期モデルは難なく完成。だが研究が進むにつれ、内部スペースの確保やアルミフレームの取り付けなど仕様が変更され、最終モデルは最も薄い板で4ミリになった。

     臼井さんと共に作業を担った従業員の崔錬秀さん(34)は「かんなひと削りがどれぐらいか」を調整しながら慎重に削ったと振り返る。板の端を凹凸状に加工するのも「ちょっとたたきすぎると、ノミが貫通しちゃって」と苦労を明かす。工夫を重ね「機械である程度まで進め、最後はたたかず突くように手で調整した」と説明した。

     表装建具ではあまり活用しない技法で、当初は少し不安があった。それでも「寸法も正確にしっかり出せた。今までやってきた仕事の技術を生かせたと思う」。

     臼井さんと崔さんは昨年12月9日、衛星が宇宙に放出される様子を、京大の研究チームとオンラインで見守った。臼井さんは「ここから初めての旅が始まるんだなと感動した」と声を弾ませた。
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■1189 / 親記事)  府立植物園に謎多い希少植物見つかる 自然の中でなく公園で自生した要因は
□投稿者/ 管理人 院生(1198回)-(2025/01/16(Thu) 15:43:03)

     環境省レッドリストの「情報不足」に指定され、まだ謎が多い希少な植物「マゴメゴケ」が京都市左京区の府立植物園内で自生していることが分かった。全国でも3例目で関西では初確認という。

     マゴメゴケはキブネゴケ科キブネゴケ属の植物で、大きさ2ミリ前後と極小なのが特徴の一つ。直径20〜25マイクロメートルの胞子を散布する役割のある「剋普iさくし)」がよく発達している。

     今回、「岡山コケの会関西支部」の小林亮平さん(41)が発見した。小林さんは2021年4月に園内でキブネゴケ属のコケを採取して以来、同属が群生する樹木を定点観測してきた。23年10月、クスノキに着生した群落から胞子をつくる器官「胞子体」が伸び始めたのを確認。成熟を待ったが何度も途中で枯れてしまった。

     24年3月に一定育った胞子体を採取でき、解剖したところ断面に剋浮ェあった。採取から3年がかりでマゴメゴケを特定できた。

     小林さんは「単純にうれしい」と喜ぶ。また、日当たりが良く乾燥した環境で見受けられるとし「森林といった自然の中よりも公園のような人為的な場所で見つかりやすい」と振り返った。同園は「100年にわたり国産や外来種とさまざまな樹木を管理する中でコケも多様に育っているのでは」としている。

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■1188 / 親記事)  浄水場の「タワー」に親しみやすい愛称つけて
□投稿者/ 管理人 院生(1197回)-(2025/01/16(Thu) 15:40:37)

     夜はライトアップ、上から見た形には秘密が

     京都府向日市は、夜間ライトアップで活用している上植野浄水場配水塔(上植野町)の愛称を募集している。1月23日まで。

     配水塔は高さ36・2メートル、タンク部分の直径14・5メートル、タンク下部分の直径5・4メートル。モウソウチクをイメージした節があり、上から見ると市の花「ヒマワリ」の形をしている。1983年から給水を開始した。

     一昨年9月にライトアップ機器12台を設置。大阪・関西万博や「女性に対する暴力をなくす運動」などのテーマカラーを投光している。ライトアップを始めて1年になるのを機に愛称募集を企画した。
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■1187 / 親記事)  観光名所「日本人はどこに行ったのか」 インバウンド増えるも…観光客全体は減少傾向
□投稿者/ 管理人 院生(1196回)-(2025/01/16(Thu) 15:36:51)

     2024年に日本を訪れた外国人(インバウンド)が過去最多の3686万人に達し、消費額(速報)は8兆円を超えた。京都市の人気観光地は怒濤(どとう)のごとく押し寄せる訪日客で活気づく一方、今春の大阪・関西万博を控え、住民は混雑などのオーバーツーリズムが一段と深刻化しかねない状況におののく。市は観光客を分散しようと郊外に誘導するが、日本人客が減少する「反動」に直面し、恩恵は広く行き渡っていない。

    相次ぐ新店開業
     年末年始の休暇を過ぎた平日の14日午後。京都市東山区の清水寺周辺はこの日も多くの訪日客でにぎわっていた。「着物で歩く体験はスペシャル。円安で土産品や飲食はとても安い」。和装姿で散策していたオーストラリア人大学生コナー・ウィルさん(20)は、充実感をにじませた。

     清水寺近くの二年坂で竹細工店を営む神田智弘さん(56)は「円安もあって昨年の売り上げは新型コロナウイルス禍前を超えた」と話す。店舗では訪日客向けに茶道体験も提供し、近隣では忍者体験などの新店開業も相次ぐ。「しばらくこの勢いは続くだろう」。神田さんはインバウンド需要の影響力を肌で感じる。

     「ここまできたかという感じだ。旺盛な訪日トレンドを維持していく」。観光庁の秡川(はらいかわ)直也長官は15日の記者会見で消費額8兆円超えに驚きつつ、30年の訪日客6千万人、消費額15兆円の目標に向けてさらなる受け入れに意欲を見せた。

    地域住民と強まる摩擦
     一方、人気観光地では混雑が常態化し、訪日客と地域住民との摩擦が強まる。東山区で暮らす女性(70)は「狭い道に人が密集し、通行にも困る。食べ残しや缶を無造作に捨てる人もいる」と顔を曇らせ、こう続けた。「本音はこれ以上、観光客に来てほしくない」

     今年4月には大阪市・夢洲で大阪・関西万博が開幕する。国際博覧会協会が掲げる来場想定は2820万人。このうち外国人は1割強の約350万人と見込む。「大半が京都も訪れるだろう」。関西企業のトップはこう口をそろえる。

     特定エリアへの訪日客の集中を抑えるため、京都市が腐心するのが分散観光だ。プロモーション策の一つが「とっておきの京都プロジェクト」で、自然が豊かな大原(左京区)や京北(右京区)といった郊外地域への誘客を図っている。

     だが増え続ける訪日客は思わぬ反動をもたらした。

     紅葉の名所の一つ、高雄(同区)の高雄保勝会の中川篤彦会長(68)は「確かに外国人客は増えた。だが半面で日本人が減少している」と話す。一帯の観光客数は約30年前から減少傾向にある。訪日客の伸びが国内客の減少を補うまでには至っていないという。

     「激しい混雑で京都観光が敬遠されているとしか思えない」。地元の高雄観光ホテルの女将、人見弘子さん(71)はもどかしさを打ち明けた。24年は外国人客がコロナ禍前より2〜3割増えたが、日本人が同じ割合で減少したという。「日本のお客さんは一体どこに行ったのか。観光を分散しても引き込むものがなければ厳しく、国内客を呼び戻す方が大事ではないでしょうか」

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■1186 / 親記事)  お寺に響く「ちょうらい、ちょうらい」かけ声 寒空の下、体から白い湯気上がる
□投稿者/ 管理人 院生(1195回)-(2025/01/15(Wed) 15:16:37)

     下帯姿の男たちが体をぶつけ合う「裸踊り」が14日夜、京都市伏見区日野の法界寺であった。寒空の下、上半身裸の男衆や子どもたちが仏への帰依を意味する「頂礼(ちょうらい)」を連呼し、勇ましいかけ声を境内に響かせた。

     法界寺の裸踊りは江戸時代中期に始まったとされる寒中行事。毎年、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や無病息災を願う「修正会(しゅしょうえ)」が元日から営まれ、最終日の14日に締めくくりの「結願(けちがん)法要」の一環で住民が踊りを奉納している。下帯は安産祈願の腹帯として重宝される。

     午後7時半ごろ、本堂の薬師堂で僧侶が読経する中、地元の男児6人が隣接する国宝・阿弥陀堂の縁側に登場。頭上に掲げた手をたたきながら、「頂礼、頂礼」と元気いっぱいに繰り返した。

     その後、井戸水をかぶった成人男性7人が激しくもみ合って踊ると、体から白い湯気が上がった。寒さを吹き飛ばす勇壮な姿に、参拝者からは拍手と歓声が上がり、境内は熱気に包まれていた。
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