京都市下京区の真宗大谷派本山・東本願寺で1日、「春の法要」が始まった。宗祖親鸞の誕生を祝う法要などが営まれ、参拝者が静かに手を合わせていた。
親鸞は1173(承安3)年4月1日に生まれたとされ、毎年この時期に法要がある。今年は5日までに、戦没者の追弔法会(ほうえ)や東本願寺第24代闡如(せんにょ)(大谷光暢)の三十三回忌法要などが営まれる。
初日の午前中は、親鸞が尊敬した聖徳太子や七高僧らをたたえる「師徳(しとく)奉讃法要」があった。大谷暢裕(ちょうゆう)門首と大谷裕新門をはじめ僧侶35人が出仕し、雅楽を交えながら「仏説阿弥陀経」などを読経した。
午後は音楽法要「親鸞聖人御誕生会」が営まれた。電子オルガンとティンパニの演奏に合わせ、門信徒や僧侶でつくる合唱連盟が、親鸞をたたえるオリジナル曲を歌い上げた。
期間中、御影堂(ごえいどう)門楼上の一般公開や、本願寺中興の祖蓮如の肖像画を門信徒らが福井県まで運ぶ「蓮如上人御影道中」で使用する御輿車(おこしぐるま)の展示にもある。
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