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■1338 / 親記事)  「ミシュランガイド京都・大阪2025」三ツ星に輝いた京都の5店は 16年連続の名店も
□投稿者/ 管理人 院生(1346回)-(2025/03/27(Thu) 18:55:38)

     日本ミシュランタイヤ(群馬県太田市)は27日、飲食店の格付け本「ミシュランガイド京都・大阪2025」の掲載店を発表した。京都では最高評価の三つ星店に前年と同じ日本料理の5店が選ばれた。

     京都・大阪版の出版は今回で16年目。三〜一つ星の獲得店のほか、価格以上の満足感が得られるとする「ビブグルマン」などを含め、過去最多となる469店が選ばれた。

     京都の三つ星店は、瓢亭(京都市左京区)、一子相伝なかむら(中京区)、祇園さゝ木(東山区)、菊乃井本店(同)、未在(同)。瓢亭と菊乃井本店は初版から16年連続で三つ星を維持した。

     京都の二つ星は16店で、2店が一つ星から評価を上げた。一つ星は72店。ビブグルマンには49店、匿名調査員が推薦する「セレクテッドレストラン」は96店だった。京都の掲載店計238店のうち、環境に配慮して持続可能な食事を提供する「グリーンスター」には8店を選んだ。

     優れたおもてなしを提供する「サービスアワード」には日本料理の「山荘京大和」(東山区)で女将を務める阪口順子さんが選ばれた。

     中京区のホテルで発表した日本ミシュランタイヤの須藤元社長は「大阪・関西万博で訪れるお客さまに、京都と大阪の新しいおすすめを紹介できて大変うれしく思う」と話した。

     ガイドは4月1日発売。今年から電子書籍も販売する。3498円。

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■1337 / 親記事)  先斗町「鴨川をどり」の衣装合わせ
□投稿者/ 管理人 院生(1345回)-(2025/03/27(Thu) 18:52:42)

     花街・先斗町の春季公演「鴨川をどり」の衣装合わせとプログラム用写真の撮影が25日、京都市中京区の先斗町歌舞練場であった。5月1日の開幕に向けて、芸舞妓が華やかな衣装で撮影に臨んだ。

     今春は芸舞妓35人が出演する。第1部は新作の舞踊劇「白菊の恋」で、平安時代の少将と白菊の姫(妖精)のはかない恋を五つの場面で描く。第2部の純舞踊「艶(あで)姿(すがた) 京(みやこ) 水めぐり」は、夏の貴船や秋の渡月橋など水とゆかりの名所の美しさを舞で表現する。その第5景が芸舞妓勢ぞろいのフィナーレとなる。

     撮影には、芸舞妓17人が参加した。衣装の袖や裾を整え、立ち位置や顔の向きなどを確認しながら進めた。

     舞妓の秀芙美さんや市優里さんは「万博に来られる多くの方に、鴨川をどりも見てもらえたらうれしおす」と笑顔を見せていた。

     今春は地域貢献の一環で、芸舞妓がお座敷などで使った着物や帯を地元の障害者事業所でバッグやポーチに作り直してもらい、会場の売店で販売する。

     鴨川をどりは5月1〜24日。毎日正午、午後2時、4時の3回公演。チケットは7千〜4千円。電話予約は4月1日から先斗町歌舞会075(221)2025。
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■1336 / 親記事)  応仁の乱以来550年ぶりにお目見え
□投稿者/ 管理人 院生(1344回)-(2025/03/27(Thu) 18:46:07)

     北野天満宮が最も大切にする祭礼は

     京都市上京区の北野天満宮が、最も大切な祭礼とする「北野祭」の神輿(みこし)の復興に取り組んでいる。本体の基礎になる木組みが仕上がり、応仁の乱(1467〜77年)で失われてからおよそ550年ぶりに境内でお目見え。祭神・菅原道真の没後1125年に合わせた「半萬燈(まんとう)祭」の記念事業として、祭礼のある2027年に氏子区域を巡る渡御もよみがえらせるという。

     北野祭はかつて、都を代表する華麗な神輿渡御で知られ、神輿は中世の形態を持つ大きな本体と、きらびやかな西陣織の懸装(けそう)品や金具が特徴という。3年に1度、大規模な修繕を行う習慣があったが、応仁の乱で多くの部材を焼失。現在は神事のみ執り行われている。

     当時の姿をよみがえらせようと、有識者や神職らが長年、調査・研究を続けてきた。2018年に天満宮の収蔵庫から、鎌倉〜室町時代に使われていた神輿の飾り金具が見つかり、再現への弾みとなった。

     先んじて神輿の基礎となるヒノキの木組みが完成し、25日に北野天満宮の本殿前で披露された。八角形の屋根を持ち、屋根の幅は1・9メートル、全体の高さは鳳凰(ほうおう)飾りを付けると2・2メートル。神輿の前では、復興を進めている天満宮や、氏子らでつくる北野祭保存会、北野神輿会の関係者ら約30人が集まり、清祓(きよはらえ)の儀式があった。無事の完成を願う「槌(つち)打ちの儀」では、職人が神輿の上部を木づちで打った。

     神事に参加していた橘重十九宮司(76)は「感無量。関係者の皆さまに心から感謝したい」と述べた。北野祭保存会、北野神輿会の両会長を務める井上経和さん(58)は「これを起点に北野祭を盛り上げていきたい」と意気込みを語っていた。
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■1335 / 親記事)  京都市で桜開花発表 平年より1日遅く、昨年より2日早い
□投稿者/ 管理人 院生(1343回)-(2025/03/27(Thu) 18:37:23)

     京都地方気象台は27日、京都市内で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。平年より1日遅く、昨年より2日早かった。

     午後3時過ぎ、二条城(中京区)の標本木で、開花基準を上回る6輪以上の開花を気象台職員が確認した。今月は19日に京都市内で雪が降るなど冷え込む日もあったが、25日には25・6度と今年初の夏日になり、平年を大きく超える陽気が続き、平年並みの開花となった。平年の満開は4月4日。

     京都市内では、すでに各地で桜が咲き始めている。冷泉家住宅前(上京区)のソメイヨシノは既に満開になり、通行人が足を止めて写真におさめていた。

     桜は開花から1週間ほどで満開になるが、京都府は30日前後に寒の戻りがある予想で、しばらく花が楽しめるとみられる。

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■1334 / 親記事)  清水寺でライトアップ試験点灯「清水の舞台」夜空に浮かび上がる
□投稿者/ 管理人 院生(1342回)-(2025/03/26(Wed) 16:19:46)

     京都市東山区の清水寺で、境内をライトアップする春の夜間特別拝観が3月25日から始まる。前日の24日、試験点灯があり、「清水の舞台」で知られる本堂などが夜空に浮かび上がった。

     1992年からの恒例行事。境内にはソメイヨシノやヤマザクラなどの桜約千本があり、国宝や重要文化財の建造物とともに、約500基のライトや灯籠で照らされる。

     試験点灯で温かみのある光が境内を包むと、朱色が鮮やかな三重塔や極彩色の西門(さいもん)が夕闇に映えた。奥の院のそばからは、観音菩薩(ぼさつ)の慈悲を表す青い光線が西に向かって放たれた。この日の京都市は午後7時でも気温が16度以上あり暖かかったが、桜はほとんど咲いておらずつぼみだけの木が目立った。

     夜間特別拝観は4月3日まで。点灯は午後6時、受け付けは同9時まで。要拝観料。

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■1333 / 親記事)  Yahoo!検索で急上昇した桜花見スポット
□投稿者/ 管理人 院生(1341回)-(2025/03/26(Wed) 16:18:03)

     全国1位は京都府内の施設だった 23年から24年比較で

     LINEヤフーは、検索サイト「Yahoo!」での花見スポットに関する検索データを分析した結果、2023年から2024年にかけて検索者数が最も増加した花見スポットは「京都府立植物園」(京都市左京区)だったと発表した。前年同月比で3.6倍に急増したという。

     「Yahoo!検索」では、「地名+花見」と検索することで、該当地域の花見スポットや桜の開花状況が確認できる機能を提供している。今回の分析は、この機能で提供されている全国の花見スポットに関するデータを対象に、2023年3月〜4月と2024年3月〜4月の検索者数を比較したもの。その結果、検索数の増加率が最も高かったのは京都府立植物園で、2位は東京都の浮間公園、3位は静岡県の三嶋大社だった。

     京都府立植物園は、昨年に開園100周年を迎えた。長年にわたり、古品種を中心に収集・栽培しており、開園当時に移植されたものや、京都でしか見られない品種など、現在は約200品種が揃う。昨年には、日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に、同植物園が栽培する約180品種計500本のサクラが認定された。

     検索者の傾向分析では、平均年齢が低い女性グループの検索ランキングに、京都市内の「円山公園」や「嵐山」がトップ10入りした。一方、平均年齢が高い女性グループでは「醍醐寺」「仁和寺」「哲学の道」「京都府立植物園」が上位に入り、平均年齢が高い男性グループでは、滋賀県の「海津大崎」や「彦根城」がランクインした。

     LINEヤフーによると、年齢や性別によって検索される花見スポットには傾向の違いがあり、平均年齢が低い層では「〜公園」といった場所が多く検索されるのに対し、平均年齢が高くなると、寺社仏閣や「〜桜」など、一本桜の名所などが多く検索される傾向が見られたという。

     結果詳細は、インターネット投稿プラットフォーム「note」のヤフー・データソリューションのページに掲載されている。


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■1332 / 親記事)  伏見稲荷大社の参道鳥居が新しく 初の耐震仕様、塗り替えも
□投稿者/ 管理人 院生(1340回)-(2025/03/22(Sat) 15:54:49)

     耐震・塗り替えを進めていた伏見稲荷大社(京都市伏見区)の参道鳥居の工事が終わり、一新した姿が披露される。23日に改修完了を祝う「竣功祭(しゅんこうさい)」が営まれる。

     改修されたのは、参道に立つ大きな2基のうち、楼門に近い奥の鳥居。幅8・6メートル、高さ9・2メートル。「伏見稲荷大社御鎮座1250年」を翌年に控えた1960年、信者によって奉納された。

     鳥居は経年劣化で朱色の塗料が剥がれ落ちていたことに加え、昨年の能登半島地震で耐震工事の必要性が高まったことから、昨年7月から改修を進めていた。耐震仕様は初めてで、地中に梁(はり)を渡し、柱には鋼板を巻き付け、上部は頑丈な素材で補強したという。

     23日午前10時から鳥居前で、伏見稲荷大社や工事の関係者らによる祭典やテープカットが行われる。
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■1331 / 親記事)  保津峡を走る嵯峨野観光鉄道に新たなトロッコ列車
□投稿者/ 管理人 院生(1339回)-(2025/03/22(Sat) 15:36:58)

     嵯峨野観光鉄道は21日、新たなトロッコ列車の車両を2027年春に導入すると発表した。天井や側面は開放的なガラス張りで、保津川の渓谷が楽しめる。現在の車両は26年12月で引退する。

     新車両はディーゼル発電機と蓄電池を動力源とするハイブリット機関車と客車。座席間隔や通路幅を従来より広げて乗り心地を高める。モニター装置で異常を検知し、安全性を向上させた。グループで利用できる特別室を1室設ける。車内表示は英語、中国語、韓国語に対応する。JR西日本テクノス(大阪市)が製造する。

     1991年の嵯峨野観光鉄道の営業開始以来、国鉄時代の71年に製造されたディーゼル機関車が客車5両を引っ張って1日8往復してきた。赤とオレンジ色、黒が鮮やかなアールデコ調のデザインは多くの観光客に親しまれている。
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■1330 / 親記事)  「古代の楽器の個性や力をゆっくり味わって」 京都・桜音夜
□投稿者/ 管理人 院生(1338回)-(2025/03/22(Sat) 15:34:47)

     1989(平成元)年に始まり、京都の春を彩るイベントとして愛された「平安神宮 紅しだれコンサート」は、2023(令和5)年より「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」に名称を変更し開催している。

     今年は4月2日〜6日の5日間。東神苑と南神苑の紅しだれ桜に特別ライトアップが施され、東神苑・貴賓館をステージとして、個性豊かな豪華アーティストが癒やしの音楽を届ける。

     出演は2日が雅楽の東儀秀樹・典親。コンサートは2部制で完全入れ替え制。会場には客席を設けず、紅しだれ桜がライトアップされた神苑を散策しながら、東神苑・栖鳳池のほとりでしばしの間、音楽に耳を傾ける催し。幻想的な夜桜と多彩な音色が調和し、普段味わうことができない平安神宮の神秘的な空間で、ぜいたくな夜を過ごせる。

         ◇

     「桜音夜」の前身「紅しだれコンサート」の時代から出演を続ける雅楽の東儀秀樹は「幻想的で時空を超えたような錯覚を味わえる場所で、毎回出演が楽しみ」と話す。長男典親との共演に「親子ならではの演出として、この場所にふさわしい狩衣(かりぎぬ)をまとい、様々なジャンルの曲を、心を込めて演奏します」といい、雅な音楽からロック、ポップスまで親しみやすい楽曲で、東西そして古代と現代を融合させた表現を目指す。


     「雅楽は堅苦しくて難解なイメージがあるかもしれませんが、単純に音楽をリラックスして楽しめる内容になっています。古代の楽器の個性や力をゆっくり味わってください。日本文化の古典的な表現も大事にし、いろいろなジャンルの音楽とコラボを重ね、音楽の楽しさを多くの人たちと共有したい」

         ◇

     【開催日】4月2日(水)、3日(木)、4日(金)、5日(土)、6日(日)の5日間

     【会  場】平安神宮(京都市左京区岡崎西天王町)

     【時  間】第1部:午後6時40分〜午後7時10分
    (入場受付時間:午後6時15分〜午後7時15分)
    第2部:午後7時55分〜午後8時25分
    (入場受付時間:午後7時35分〜午後8時30分)
    ※完全入れ替え制

     【入場料】エリア別販売。入場日指定、未就学児無料、予定枚数に達し次第販売終了
    (1)コンサート付入場券:一般4千円(前売り3千円)第1部、第2部は完全入れ替え制。東神苑へは券面の整理番号順の入場。
    (2)お食事・コンサート(第2部)付入場券:1万5000円(前売りのみ、数量限定)4月3日と4日は平安神宮会館、5日と6日は六盛での食事のあとコンサート(第2部)を鑑賞する。

     【主  催】京都新聞、ライブエグザム

     【特別協賛】JR東海

     【後  援】京都府、京都市、京都商工会議所、京都府観光連盟、京都市観光協会、日本ホテル協会京滋奈支部、京都観光旅館連盟、平安神宮、京都文化交流コンベンションビューロー、KBS京都、エフエム京都、J:COM 京都みやびじょん

     【問い合わせ】「平安神宮 桜音夜」事務局(京都新聞COM内)075(241)6171(平日午前10時〜午後5時)
    ※平安神宮社務所へのお問い合わせはご遠慮ください。

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■1329 / 親記事)  今年初めて20度を超える 「春の京都」の風情、鴨川の河津桜も咲き誇る
□投稿者/ 管理人 院生(1337回)-(2025/03/22(Sat) 15:33:19)

     よく晴れて暖気が流入した22日、京都市は今年初めて20度を超える陽気となった。市内中心部の鴨川河川敷では、河津桜が咲き誇り、「春の京都」らしい光景が広がった。

     気象庁によると、22日正午までの最高気温は、京都市中京区20・8度となり、今年初めて20度を超えた。宮津市21・5度、舞鶴市21・2度、南丹市美山町20・5度、福知山市20・4度も今年最高気温となった。

     市内中心部を流れる鴨川の三条大橋付近では、早咲きの河津桜がピンク色の花を咲かせ、観光客が春らんまんの京都の風情を楽しんでいた。

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■1328 / 親記事)  堂本印象美術館本館が登録有形文化財に
□投稿者/ 管理人 院生(1336回)-(2025/03/22(Sat) 15:22:57)

     モダンな白壁に抽象レリーフ

     文化審議会の登録有形文化財の答申では、全国135件の建造物のうち、「京都府立堂本印象美術館本館」(京都市北区)など京滋関係20件が含まれた。

     建物は京都出身で近代日本画壇を代表する日本画家、堂本印象が自らデザインしたといわれる。モダンな白壁を抽象レリーフで飾った独特の外観で知られる。同美術館は1966年、アトリエのあった衣笠の地でオープンし、印象作品を収蔵・展示している。91年に府へ寄贈された。

     建造物の登録有形文化財は1万4567件(京都府663件、滋賀県508件)となる予定。

     京滋のその他の答申対象は次の通り。

     京都府立堂本印象美術館山のアトリエ(京都市北区)▽興正寺御影堂など(下京区)▽旧福知山信用金庫本店(福知山市)▽旧子安家住宅主屋(亀岡市)▽坂田家住宅主屋(大津市)▽赤田家住宅主屋など(長浜市)
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■1327 / 親記事)  向日市の寺戸大塚古墳で新たな石室を確認
□投稿者/ 管理人 院生(1335回)-(2025/03/20(Thu) 16:12:45)

     被葬者の親族か、古墳時代前期の遺構

     京都府の向日市埋蔵文化財センターが、古墳時代前期(4世紀初め)の寺戸大塚古墳で新たに小石室とみられる遺構を確認したことが19日、分かった。同古墳の前方部東側にあり、後円部や前方部の被葬者の親族が埋葬された可能性が考えられるという。22日に現地説明会を開く。

     前方部中ほどの平坦部(テラス面)に、前方部の墳頂にある石室の向きにならって位置していた。南北方向に細長い長方形で、長さ2・4メートル、幅0・9メートル。深さは30センチ以上あり、ふき石を転用して、内壁に石が積まれ、石で囲まれた空間が造られていた。木棺の形跡はなく、副葬品は確認されていない。前方部墳頂部の石室からの近さや位置から考えて、墳墓造営後に、墳頂の被葬者と近しい親族の墓が造られたと推測され、古墳時代に築かれた可能性が高いという。

     また、前方部墳丘の東側のすそを確認し、前方部が台形であることも確定した。前方部は長方形の柄鏡形と推定されていたが、2012年の調査で西側が前端に向けてハの字形に広がっていることが判明しており、未確認だった東側も同様の形状と分かった。畿内の大型前方後円墳の変遷や当時の社会を考える上で重要という。

     一瀬和夫・京都橘大名誉教授は「向日丘陵の古墳群は、ヤマト王権の影響を強く受け、古墳時代初めから大王墓と逐次、同じように墳形が変遷しながら古墳が築造された希少な地域だ。大王墓を推測したり、古墳を比較したりする際の標本になる。古墳周辺に埋葬を増やしていくのは、畿内の初期の大型古墳では少なく、寺戸大塚古墳が築かれた時期以降、増えていくので、その端緒となる可能性がある」と話している。

     現地説明会は午前11時と午後1時。荒天中止。駐車場はない。問い合わせは同センター075(931)3841。

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■1326 / 親記事)  エックス線で撮影した美しき花のフィルム 葉脈や茎の管までくっきり、神秘の展示会
□投稿者/ 管理人 院生(1334回)-(2025/03/20(Thu) 16:07:56)

     エックス線照射で花を撮影したフィルムを通じ、花の美しさや力強さを見せる「Azuma Makoto Exhibition X−Ray FLOWERS」が、20日から京都市中京区の京都新聞ビル地下1階で始まる。真っ暗な空間に、花を写したフィルムが白く浮かび上がり、神秘的な雰囲気を醸している。

     フラワーアーティスト・東信(あずままこと)さん(48)によるインスタレーション。東さんは「花一本一本の命を無駄にしないように」と在庫を持たないオートクチュールの花屋を東京・青山で開きながら、アーティスト活動にも力を注ぐ。今回の展示は、新たな花の美しさを伝えようと企画した。

     展示しているフィルムは約120枚。普段は目視できない葉脈や茎を通る管までくっきりと映し出した。CTスキャンで解析した花の映像も投影している。

     展示は、京都新聞などの主催で30日まで。午前11時〜午後6時(入場は30分前まで)。無料。

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■1325 / 親記事)  上七軒の春季公演「北野をどり」が開幕 芸舞妓らがあでやかに舞披露
□投稿者/ 管理人 院生(1333回)-(2025/03/20(Thu) 16:06:33)

     花街の春季公演のトップを切って、上七軒の「北野をどり」が20日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で開幕する。19日に前夜祭があり、芸舞妓15人がひと足早く舞や劇を披露した。

     前夜祭には約500人が招かれた。第1部は舞踊劇「絡まる糸―西遊記より」。おなじみの三蔵法師や孫悟空が妖怪の呪いから村娘を救う物語で、色鮮やかな衣装や客席も使った大掛かりな演出で観客を魅了した。

     第2部の純舞踊「宵のあそび」では、長唄の名曲に乗せて、お座敷の風情をしっとりと演じた。フィナーレは例年同様、芸舞妓が勢ぞろいで華やかに踊る「上七軒夜曲」。観客にサイン入りの手拭いをまく場面もあり、舞台と客席が一体となって最高潮に達した。

     北野をどりは4月2日まで。毎日午後2時と4時半の2回公演。6千円(お茶席付きは7千円)。問い合わせは上七軒歌舞会075(461)0148。
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■1324 / 親記事)  塀の外に天皇の宮殿?
□投稿者/ 管理人 院生(1332回)-(2025/03/19(Wed) 14:55:48)

     飛鳥宮跡で7世紀の総柱建物跡見つかる

     奈良県明日香村の飛鳥宮跡北側で7世紀後半の大型の総柱建物跡が見つかった。以前見つかった大型建物跡の南の隣接地で、同規模の2棟が南北に対で建てられている。18日発表した県立橿原考古学研究所(橿考研)は「天武、持統両天皇の2棟建ての宮殿・内裏(だいり)とみられる」とするが、宮中枢「内郭」外側に位置しており、なぜ塀の外に天皇の宮殿があるのかは謎となっている。

     橿考研が2024年10月から発掘調査を実施。09年度に発見した宮最大規模の建物跡(東西35・4メートル、南北15メートル)の範囲確認調査をしていたところ、南の隣接地に別の建物の北東部分の柱穴計35カ所を発見した。09年度に発見された遺構は外壁のみ柱を立てる「側柱建物」だったが、今回は内側にも柱を配置して頑丈に造った「総柱建物」と判明した。2棟をどう使い分けたかは不明だ。

     2棟は見つかった柱の位置関係から相似形とみられ、今回の総柱建物も内郭内の天皇の宮殿「内安殿(うちのあんどの)」や内郭外の「大極殿」とされる建物より規模が大きい。古代宮殿で複数建物が南北に並び、南側が総柱建物となっている例は、8世紀後半の「平城宮西宮」(現在の奈良市)がある。現場は埋め戻されており、見学会は実施しない。

    ◇世界遺産向け、謎解明が急務

     古代中国の都市区画「条坊制」が正確に用いられた藤原京(現在の橿原市)と違い、明日香村の遺跡は想定外の発見が多い。「塀外の宮殿」という今回の発見もその一つだ。世界標準では考えられない配置のため、理由の解明が焦点となる。

     1棟だけでも宮最大規模の建物が計2棟も対で見つかり「天皇や天皇級の人物の宮殿」とする評価は研究者間で一致。モデルとなった古代中国の都・長安(現在の西安市)など世界の王宮は城壁で守られる中、天武・持統朝は宮殿を内郭外に置いたことになる。当時、壬申の乱(672年)のような内戦はあり、天皇を守る発想がないのは不可解だ。

     相原嘉之・奈良大教授(考古学)は「天武天皇の内裏は内郭にあり、2棟は皇后(のちの持統天皇)が住む『皇后宮』」と推測する。これとは別に、藤原京遷都を控えていたため、空いた場所に建てた「仮宮殿説」も出ているが、謎は深まるばかりだ。

     世界では異例となる「塀の外の宮殿」の理由に迫れれば、律令国家が古代中国を模範としながらも国内事情を勘案して、国造りをいかに進めたかを浮き彫りにすることにつながる。今夏に世界文化遺産への登録を巡る国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査が予定される「飛鳥・藤原の宮都」の普遍的な価値をアピールできる可能性も秘めている。

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■1323 / 親記事)  長岡京市で黄色い菜の花「満開」
□投稿者/ 管理人 院生(1331回)-(2025/03/19(Wed) 14:46:08)

     京都府長岡京市今里や長法寺、井ノ内などの農地で菜の花(花菜)が柔らかな黄色い花を咲かせ、風景に彩りを添えている。

     長岡京の花菜は「ブランド京野菜」として指定を受けている。市内では、長岡京花菜部会をつくる農家が約14ヘクタールで栽培。他産地よりも短く刈ることで、捨てるところがないと評判が高く、ほぼ9割を京都市中央卸売市場に出荷している。春の到来を感じられる野菜として、節分からひな祭りが出荷のピークという。

     JA京都中央によると「昨年12月に雨が少なかったので成長が遅れていた。暖かくなってぐっと伸びている」と説明する。満開となっているのは出荷を終えた畑だが、「おくて」は5月ごろまで出荷するため、しばらくは見た目にも温かな黄色を楽しめそうだ。
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■1322 / 親記事)  府庁旧本館で夜桜ライトアップ開催へ
□投稿者/ 管理人 院生(1330回)-(2025/03/19(Wed) 14:43:31)

     今年は洋風に趣向変更

     国重要文化財の京都府庁旧本館(京都市上京区)で恒例の「観桜祭」が、22日〜4月6日に開かれる。正庁で洋菓子や紅茶を提供するほか、中庭で夜桜のライトアップを初めて行う。

     観桜祭は1904(明治37)年に建てられた旧本館に親しんでもらおうと、毎年開いている。昨年は正庁で和菓子や茶を楽しむイベントを企画したが、今年は「アフタヌーンティー企画」と題して洋風に姿を変え、22、23日午後1〜5時に実施する。

     夜桜ライトアップは26日〜4月3日の午後5〜7時に、シダレザクラなど6種7本が照らされる。このほか、オペラやジャズ、クラシックなどのコンサートや日本舞踊、戦前の記念切手展なども催される。

     入場無料だが、アフタヌーンティー企画など一部イベントは有料。

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■1321 / 親記事)  白梅はまだまだ咲き始めたばかり 大津市の「寿長生の郷」で梅まつり
□投稿者/ 管理人 院生(1329回)-(2025/03/17(Mon) 17:25:51)

     梅の花を楽しむイベント「花の宴 梅まつり」が、大津市大石龍門4丁目の庭園・寿長生(すない)の郷で開かれている。今年は開花が遅く、白梅はまだ咲き始めたばかり。訪れた人たちはちらほらと色づく花を眺め、春の訪れを感じている。

     敷地内に本社を置く和菓子メーカー叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)が毎年開いている。庭園には9種約700本の梅が植えられている。

     白梅「城州白」は1、2月に気温が低かった影響で、昨年より開花が1カ月ほど遅れている。ようやく三分咲きとなり、この先暖かい日が続けば一気に開花が進む見通し。紅梅は満開を迎え、すでに見頃という。

     16日はあいにくの雨天だったが、家族で訪れた人たちが梅林の中を散策し、白やピンクの花を観賞していた。食や陶器などを出品するマルシェや音楽コンサートなどもあった。

     梅まつりは30日までの予定(水曜休)。午前10時〜午後5時。入場無料(駐車場千円)。寿長生の郷の開園40周年を記念し、期間中は庭園を巡る特別企画や展示などがある。詳細は同社のホームページで。

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■1320 / 親記事)  源義経元服の地と伝わる滋賀県竜王町の神社で「元服式」
□投稿者/ 管理人 院生(1328回)-(2025/03/17(Mon) 17:23:39)

     源義経が滋賀県竜王町内で元服したとの伝承にちなむイベント「鏡の里元服式」が16日、同町鏡の鏡神社であった。県内外から訪れた10〜60代の男女5人が当時をイメージした衣装に身を包み、それぞれの新たな門出などを祝った。

     義経は、源氏の再興を願って奥州へ向かう途中、同町の鏡地域で元服したと伝わる。地域の魅力をPRしようと、竜王観光協会が一般の参加者を募って2006年から開いている。

     参加者たちは、男性風の平安衣装の直垂(ひたたれ)姿や、義経の側室・静御前を思わせる女性風の紅白の衣装に身を包んだ。拝殿で短刀を髪にあてる「髪上(かみあ)げの儀」を受け、お神酒で乾杯をするなどした。
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■1319 / 親記事)  サクラの歴史や品種について学ぶ 平安時代は梅が主流、なぜ花見はサクラに?
□投稿者/ 管理人 院生(1327回)-(2025/03/17(Mon) 17:20:59)

     春の訪れを告げるサクラの歴史や品種について学ぶセミナーが16日、京都市東山区の知恩院和順会館で開かれた。大学教授ら専門家2人が、日本を代表する樹木の特徴や楽しみ方を語り、参加者約50人が聞き入った。

     桜の名所として知られ、通称「祇園枝垂(しだれ)桜」がある円山公園(東山区)の指定管理者を務める市都市緑化協会(同)の主催。

     京都大の今西純一教授(造園学)は花見の起源に触れ、平安時代は梅が主流だったとした上で「江戸幕府8代将軍の徳川吉宗がヤマザクラを植えて名所を作ったことで多くの人が楽しむようになった」と説明した。

     サクラの分類に詳しい富山県中央植物園(富山市)の大原隆明さんは、野生種と栽培種の違いを解説。サクラは交配しやすいため人の手によって700種以上の栽培種が誕生したと紹介した。

     野生種のヤマザクラは、千円札や1万円札の意匠に採用されていることから「今も昔もサクラの中心的な存在」とした。また早咲きの野生種・キンキマメザクラは左京区大原など山間地では既に開花しているとし、「品種ごとに異なる開花時期や表情を楽しんで」と呼びかけた。

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■1318 / 親記事)  高台寺でライトアップ 春の夜間特別拝観、庭園を春色に
□投稿者/ 管理人 院生(1326回)-(2025/03/17(Mon) 17:19:32)

     京都市東山区の高台寺で、境内をライトアップする春の夜間特別拝観が行われている。「祈」をテーマにした光と音の演出に合わせ、サクラの映像などが映し出され、一足早く庭園を春色に染めている。

     14日から始まった夜間特別拝観では、方丈前の「波心庭(はしんてい)」を舞台に、プロジェクションマッピングが繰り広げられる。豊臣秀吉の正室で寺を創建した北政所ねねをイメージしたキキョウを皮切りに、水面を彩るサクラやタンポポなどの映像が白砂や勅使門に浮かんでは消え、春の息吹を表現している。

     高台寺の奥村紹仲執事長は、秀吉・ねね夫妻と親交のあった前田利家と正室まつゆかりの地を襲った能登半島地震に触れ、「心配している。祈りを通して能登の皆さんに寄り添い、復興に寄与したい」と語る。

     5月6日まで。拝観は午後5〜9時半(受付終了)。近くの円徳院でも同期間に夜間特別拝観を行っている。いずれも有料。
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■1317 / 親記事)  泉屋博古館4月26日リニューアルオープン
□投稿者/ 管理人 院生(1325回)-(2025/03/16(Sun) 17:11:05)

     京都市左京区の泉屋博古館(せんおくはくこかん)が大規模改修を終え、リニューアル記念名品展「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(京都新聞など主催)を4月26日から開催する。旧財閥・住友家に伝わる名品を保存・研究・公開している同館。名品展で見ることができるおすすめの作品を、同館の実方葉子学芸部長と元芸人で「アートテラー」として活躍中のとに〜さんに、「12選」として紹介してもらった。

    「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」

    4月26日〜6月8日まで泉屋博古館(京都市左京区)で。午前10時〜午後5時(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(月曜が祝日の場合は開館、次の平日休館)。一般1000円。
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■1316 / 親記事)  火柱上がり、火の粉舞う 清凉寺で伝統行事「お松明式」
□投稿者/ 管理人 院生(1324回)-(2025/03/16(Sun) 17:07:36)

     釈迦(しゃか)の遺徳をしのぶ「涅槃会(ねはんえ)」の伝統行事「お松明(たいまつ)式」が15日夜、京都市右京区の嵯峨釈迦堂(清凉寺)で営まれた。高さ6メートル前後の大松明の勇壮な炎が夜空を壮麗に焦がす姿を大勢の参拝者が見守った。

     五山の送り火、鞍馬の火祭と並ぶ京都三大火祭りの一つとして、嵯峨、嵐山、広沢地域の住民たちが受け継いできた。

     マツやフジのつるなどを組み合わせた大松明は「早稲(わせ)」「中稲(なかて)」「晩稲(おくて)」に見立て、炎の勢いで今年の豊凶を占うとされる。

     雨が降り続く午後8時半、護摩壇の火を竹の先に付けたわらに移して3基の大松明にともされた。火柱が上がり、火の粉が高く舞うと、傘を差して見守る参拝者から歓声が上がった。

     拝観が無料となった本堂に掲げられた涅槃図の前で参拝者が合掌した。狂言堂では、嵯峨大念仏狂言保存会が涅槃会に合わせて「釈迦如来」など3演目を特別上演した。
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■1315 / 親記事)  宇治市の「花の寺」でしだれ梅が満開
□投稿者/ 管理人 院生(1323回)-(2025/03/16(Sun) 16:58:23)

     「花の寺」として知られる京都府宇治市莵道の三室戸寺で、梅園のしだれ梅が満開を迎えている。寒さの影響で例年より2週間ほど遅めで、ほのかに香りを漂わせながら、かれんに咲く姿を参拝者が楽しんでいる。

     同寺はアジサイやツツジの名所。寒い時期も花を楽しめるよう、2021年に市街地を一望できる高台の山林約8千平方メートルを整備し、3種類のしだれ梅約250本を植えた。

     今年は公開4年目で、花の付きが以前より良くなってきたという。参拝者は散策道を行き来しながら、ピンクや白、赤色の花をゆっくりと眺めている。

     伊丹光恭住職は「梅の花と高台からの遠景を一緒に楽しんでほしい」と話す。開園期間は当初の予定から1週間余り延長し、31日まで。拝観料が必要。

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■1314 / 親記事)  大津市で「京都画壇の重鎮」山元春挙の別荘を公開
□投稿者/ 管理人 院生(1322回)-(2025/03/16(Sun) 16:46:48)

      こだわりの趣向

     近代京都画壇で活躍した日本画家山元春挙(1871〜1933年)の別荘で、重要文化財に指定されている「蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)」(大津市中庄1丁目)の邸宅や園庭が15日、一般公開された。訪れた人たちは、画家らしい発想で施されたこだわりの趣向に見入っていた。

     同別荘は、京都市に居を構えていた春挙が、出生地の近くに1921年に完成させた数寄屋造りの近代和風建築。床柱やふすま絵などを竹で統一した「竹の間」、窓から三上山を借景として眺められる茶室、洋館風の応接間、アトリエなどが当時のまま残されている。94年に重文指定された。

     春挙の孫の山元寛昭さん(81)らが8年前に住民グループ「蘆花浅水荘活性化推進委員会」を結成し、同別荘をイベント活用などに貸し出している。より多くの人に知ってもらおうと、一般公開を企画した。山元さんは「春挙の知恵や機知がちりばめられた邸宅で、次世代に伝えて多くの人に喜んでもらいたい」と話す。

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■1313 / 親記事)  中心部の鴨川沿いに「春の訪れ」濃いピンク色の花々が風に揺れる
□投稿者/ 管理人 院生(1321回)-(2025/03/15(Sat) 16:13:11)

     京都市内中心部の鴨川沿いで、道路沿いに植えられている河津桜が咲き始めている。濃いピンク色の花々が風に揺れ、本格的な春の訪れを告げている。

     京都市中京区の三条大橋西詰には、2本の河津桜が植えられている。例年に比べて開花が大幅に遅れていたが、今年は11日に開花が確認された。ここ数日、春本番を思わせる暖かさが続いたことで、一気に開花が進んだ。

     15日は昼頃から小雨の降るあいにくの天気となったが、通り掛かった外国人観光客が「ワオ」などと感嘆の声を上げながら、スマートフォンで撮影している光景が見られた。

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■1312 / 親記事)  宇治市植物公園に「全国大会V」生花店代表の作品展示
□投稿者/ 管理人 院生(1320回)-(2025/03/13(Thu) 16:14:48)

     独創的な花の装飾、来園者を出迎える

     フラワーアレンジメントの技術を競う全国大会で1位に輝いた京都府宇治市内の生花店代表の男性が手がけた展示「Flower Festival〜春の芽吹き〜」が、宇治市広野町の宇治市植物公園で開かれている。独創的な花の装飾作品が、来園者を出迎えている。

     宇治橋通商店街にある生花店「京の花織りHanamasa」(宇治)代表の永山岳史さん(54)。昨年11月に京都府内で開催された「第43回全日本花卉(かき)装飾技術選抜選手権」で初めて最優秀の内閣総理大臣賞を獲得した。

     受賞を記念した今回の展示は、緑の館の階段に作品を飾った。春を感じさせるサクラやダリア、ナノハナなどを用いた複数の鉢を置き、周りにキウイフルーツのつるをあしらって立体感を演出した。階段の入り口にレンギョウの花やツバキの葉で作ったアーチ状の作品もある。

     永山さんは「見る人によってさまざまな捉え方があると思う。自分なりの感覚で作品を楽しんでほしい」と話す。

     3月16日まで。入園料が必要。

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■1311 / 親記事)  京都市内で梅の開花宣言 「春の足音」ゆっくり…平年より3週間遅れ
□投稿者/ 管理人 院生(1319回)-(2025/03/13(Thu) 16:11:16)

     京都地方気象台は11日、京都市で梅の開花を宣言した。平年よりも3週間ほど遅く、観測史上最も遅い1963年より4日早かった。北野天満宮(上京区)では参拝者が紅白の梅を楽しみ、遅れながらも近づく春の足音を感じていた。

     50種約1500本の梅がある同宮ではまだつぼみの株もあるが、紅白鮮やかな梅が見頃を迎え、25日まで梅苑「花の庭」(有料)を公開している。

     同気象台は、開花が遅れたのは「昨夏の残暑に加え、今年1月の気温は平年より高かったが2月は低かったことが原因として考えられる」としている。13、14日の近畿地方は高気圧に覆われて日差しが期待できるといい、気温は4月上旬並みになるという。


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■1310 / 親記事)  泉涌寺で国内最大級の大涅槃図を公開
□投稿者/ 管理人 院生(1318回)-(2025/03/13(Thu) 16:03:35)

     京都市東山区の泉涌寺で、国内最大級の大涅槃図(ねはんず)が公開されている。長さ約16メートル、幅約8メートルの掛け軸に、釈迦(しゃか)の入滅が描かれ、天井から床まで広がる迫力に参拝者が見入っている。

     釈迦の遺徳をしのぶ「涅槃会」が14〜16日に営まれるのに合わせて公開した。浄土宗の画僧が1717年、釈迦の誕生日にあたる旧暦の4月8日に奉納したと伝わる。

     涅槃図は仏殿で天井から壁面、床にかけてコの字型に飾り付けられている。絵は満月が頭上に、横たわる釈迦と悲しむ弟子たちが目の前に、動物たちが足元に配され、空間全体で入滅の様子を再現する。参拝者は釈迦の臨終に立ち会っているかのような感覚に陥る。

     真言宗泉涌寺派で教学部長を務める渡邊恭章さん(62)は「描かれている人々が大きく、見る人に分かりやすい涅槃図。参拝者の方が釈迦の説かれた真理を知るきっかけになれば」と話している。16日まで。寺院拝観料が必要。
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■1309 / 親記事)  鏡、勾玉…豪華な副葬品などを紹介
□投稿者/ 管理人 院生(1317回)-(2025/03/11(Tue) 14:49:30)

     京都府宇治市で「発掘ものがたり」展

     京都府宇治市内で行われた発掘調査の成果を紹介する企画展「発掘ものがたり宇治2025」が、市歴史資料館(折居台)で開かれている。多数の豪華な副葬品が出土した二子山古墳(宇治)や、平安時代の藤原摂関家ゆかりの遺跡など、旧石器時代から江戸時代までの宇治の歴史をたどることができる多彩な遺物約150点が並んでいる。

     二子山古墳は宇治川右岸の丘陵地にある古墳。北墳(5世紀中期)と南墳(同後半)で構成し、首長級の権力者が埋葬されたとされる。企画展では、勇ましい甲冑(かっちゅう)や刀剣、神獣がデザインされた銅鏡、筒形の円筒埴輪、勾玉(まがたま)などを展示。1968年に発掘された際の新聞記事や発掘日誌もある。

     藤原摂関家の関係では、藤原頼通が手がけた平等院(宇治)の旧境内遺跡の瓦や、頼通の娘・寛子が建立した白川金色院跡(白川)から発掘された鏡などをそろえている。

     旧石器時代のナイフややり、縄文土器や弥生土器、宇治茶が発展した江戸時代に使われた茶碗なども並べている。藤岡琢矢学芸員は「出土品から当時の宇治の様子をイメージして楽しんでほしい」と話す。

     4月20日まで。無料。月曜と祝日は休館。

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■1308 / 親記事)  「サロンカーなにわ」の車内で夜ふかし≠「かが?
□投稿者/ 管理人 院生(1316回)-(2025/03/08(Sat) 16:04:18)

     京都鉄道博物館で特別展示、初の夜間イベントも

     京都鉄道博物館(京都市下京区)は20〜23日、JR西日本の欧風客車「サロンカーなにわ」を特別展示する。同列車の車内で一晩を過ごせる、同館初の「夜更かしイベント」も開く。

     サロンカーなにわは旧国鉄時代の1983年に14系客車7両を改造して登場。当時流行した「ジョイフルトレイン」と呼ばれる特別列車の一つで、ソファや大きな窓を備えた展望室がある。主に団体列車に使用され、平成時代には天皇陛下(現上皇さま)の「お召し列車」として運行されたこともある。

     特別展示では、館内に展望室付きの車両など2両を並べる。車内見学には別途チケットが必要。

     22日夜〜23日朝には、車内で鉄道話に花を咲かせながら夜を明かす「なにわで夜更かし」を開く。1万2千円で、定員20人。電子チケット「アソビュー!」で13日から販売する。

     要入館料。詳細は同館ホームページ。
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■1307 / 親記事)  「びわ湖開き」に朝ドラ女優・妃海風さん登場
□投稿者/ 管理人 院生(1315回)-(2025/03/08(Sat) 16:00:32)

     春の扉開く「黄金の鍵」船から投げ入れ

    湖国の観光シーズンの幕上げを告げる「びわ湖開き」が8日、大津市の大津港や琵琶湖上で行われた。NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演中の妃海風(ひなみ・ふう)さんが観光船ミシガンの一日船長を務め、春の扉を開くという「黄金の鍵」を湖に投げ入れた。

     湖上観光の始まりに合わせて、観光客らの安全を祈る恒例行事。びわ湖大津観光協会が主催し、今年で70回目となる。

     妃海さんは、開会式で手袋や帽子を受け取り、出港合図の銅鑼(どら)を鳴らした。沖合約1・5キロの地点に到着すると、長さ1・7メートル、重さ6キロの黄金の鍵を三日月大造・滋賀県知事や佐藤健司・大津市長らとともに投下した。

     大阪府出身の妃海さんは「幼少期に年に1度、親戚が集まる旅行が琵琶湖だった」とゆかりを話し、「また一つ特別な思い出ができた」とほほ笑んだ。

     大津港一帯は、市消防音楽隊のミニコンサートもあって親子連れらでにぎわった。近くの商業施設・浜大津アーカスでは、市歴史博物館で開催している「びわ湖開き70年の歩み」展のパネルが並べられた。
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■1306 / 親記事)  京都駅ビル内に「光の茶室」誕生
□投稿者/ 管理人 院生(1314回)-(2025/03/08(Sat) 15:52:30)

     アートな空間で本格抹茶や「すき焼きバーガー」味わう

     JR京都駅ビル(京都市下京区)7階の東広場がリニューアルされ、10日に「光の茶室」を備えた飲食店がオープンする。京都の自然を表現した空間の中で、裏千家監修の抹茶や府内産食材のメニューを味わえる。

     駅の動線から外れ、訪れる人が少なかった東広場を京都の新たな文化発信拠点とするねらいで、2022年から同駅ビル大階段などでデジタルアートの催しを開いている映像制作会社ネイキッド(東京)が手がけた。

     広場脇の飲食店「NIWA(にわ)」の店内には、光の茶室「貴和(きわ)」を設けた。いけばな草月流家元の勅使河原(てしがはら)茜さんによる竹の装飾や作庭家の小川勝章さんによる庭園で彩られた空間に、茶をたてる手の動きと連動する光のアートを投影し、鴨川の水の流れや京都の自然を表現しているという。

     茶室では裏千家業躰(ぎょうてい)の奈良宗久さん監修の抹茶を楽しめるほか、今後は茶会への貸し出しも予定する。また、おつまみセットや京丹後牛のすき焼きバーガーなど、府内産食材を使ったテイクアウトメニューも提供し、広場に面したテラスで味わうことができる。

     来年3月には、京の景勝を表現したアート作品を広場に設置する予定で、ネイキッドの村松亮太郎代表は「京都の全てを凝縮した。京都駅を、美術館のように特別な文化体験ができる場にしていきたい」と話す。

     営業時間は午前11時〜午後11時。不定休。
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■1305 / 親記事)  東大寺お水取り2025 ゆかりの人々、朗々と「過去帳奉読」
□投稿者/ 管理人 院生(1313回)-(2025/03/07(Fri) 16:40:25)

     東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)は5日夜、寺にゆかりが深い創建以来の人の名を記した「過去帳」の奉読があった。

     参籠(さんろう)5年目で今年初めて読役(とうやく)を務めた「新過去」の望月大仙さんが、「大伽藍(がらん)の本願聖武皇帝、聖母皇太后宮、光明皇后―」から始まる過去帳を、緩急と抑揚のある節回しで読み上げた。

     鎌倉時代、過去帳を奉読する僧の前に青い衣を着た女性が現れ、「なぜわたしを読み落としたのか」と恨めし気に言ったという「青衣の女人(しょうえのにょにん)」のくだりでは、ひときわゆっくりと読まれ、多くの聴聞者が静かに耳を傾けた。

     過去帳の奉読の前には、全国の神々を二月堂に呼ぶ「神名帳」が独特の節回しで読み上げられた。
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■1304 / 親記事)  飛鳥時代の「迎賓館」とされる奈良県明日香村の石神遺跡
□投稿者/ 管理人 院生(1312回)-(2025/03/07(Fri) 16:37:16)

    飛鳥時代の「迎賓館」石神遺跡の規模が東西約133メートルと判明 新たに遺跡の「東南の隅」見つかる

    飛鳥時代の「迎賓館」とされる奈良県明日香村の石神遺跡。新たに遺跡の「東南の隅」が見つかり、遺跡が東西約133メートルの規模だったことが判明しました。

    奈良県明日香村の石神遺跡は、奈良文化財研究所が1981年から発掘調査を続けています。

    今回新たに見つかったのは、7世紀後半から末にかけ石神遺跡の南端を区切る掘立柱塀の跡です。

    塀は東端が北に折れていることから区画の角となる東南隅と判明、これにより7世紀後半から末の石神遺跡が東西およそ133メートル、南北には95メートル以上(発掘調査中)の規模であることが明らかになりました。

    過去の調査では、このころの石神遺跡は官衙という役所のような施設であった可能性も示されています。

    奈良文化財研究所の谷澤亜里研究員は、「やっぱりわからないことがたくさんありますのでまずは石神遺跡がどこまで広がっているかというのが大きな問題になりますのでそのあたりを追求していけたらいいのかなと思っています」と今後に触れました。

    現地見学会は3月8日(土曜)午前11時から行われます。

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■1303 / 親記事)  醍醐寺の「水晶宝龕入木造阿弥陀如来立像」など6件を京都府文化財指定へ
□投稿者/ 管理人 院生(1311回)-(2025/03/07(Fri) 16:30:56)

     京都府教育委員会は6日、真言宗醍醐派総本山・醍醐寺(京都市伏見区)に伝わる鎌倉時代初期の水晶宝龕(ほうがん)入木造阿弥陀如来立像や、黄檗(おうばく)宗大本山・萬福寺塔頭の宝蔵院(宇治市)が所蔵する江戸時代の重要文化財「鉄眼(てつげん)版一切経版木」の納入記録といった関連資料など計6件を、府の文化財に新たに指定すると発表した。

     水晶宝龕入木造阿弥陀如来立像は、蓮華座から伸びた茎の先端部にハスのつぼみをかたどった宝龕を乗せ、その内部に金色の阿弥陀如来立像(像高5・5センチ)を入れた珍しい作例。鎌倉期の仏師快慶か、周辺の慶派仏師によって彫られた可能性が指摘されている。

     鉄眼版一切経版木は大蔵経(一切経)を印刷するため、黄檗宗の僧侶・鉄眼道光が12年の歳月をかけて完成させた。明朝体や原稿用紙のルーツとされる。新指定の資料は、1684年から1940年までの一切経に関する納入記録「全蔵漸請(ぜんぞうぜんせい)千字文朱点」と、その装丁を担った貝葉堂(現・貝葉書院)の運営状況などを記した「貝葉堂関係資料」で構成する。

     新指定は建造物、絵画、彫刻、書跡・典籍、考古資料、名勝が各1件。府の指定や登録などの文化財は計2254件となる。

     その他の新指定は次の通り。

     【建造物】

     梅宮大社本殿、楼門など9棟(京都市右京区) 三間社流造(さんげんしゃながれづくり)形式の本殿は1700(元禄13)年に再建された。本殿前には幣殿と東西回廊を置くほか、市内の神社でも珍しい拝殿や楼門を備えた近世社殿の配置構成を残す。

     【絵画】

     紙本著色小出吉政及夫人像2幅、園部藩小出氏歴代藩主及夫人像15幅(南丹市・徳雲寺) 初代園部藩主・小出吉親の父吉政と歴代藩主らの肖像画群。吉親像と夫人像は狩野探幽が、以降の歴代と夫人は江戸狩野派が描いており、江戸期の美術史的価値も有する史料と言える。

     【考古資料】

     鳥居前古墳出土品(大山崎町所有) 出土品は古墳時代前期末に位置づけられ、従来の装身具に代わって武具や武器類が多くを占める。朝鮮半島で見つかっている巴形銅器も含まれ、被葬者の変化や外交への関与を示唆する。

     【名勝】

     妙喜庵庭園(大山崎町) 千利休の遺作と伝わる国宝の茶室「待庵」や重要文化財の「書院」などに面して広がり、敷地全体に巡らされた植栽や石造物とも調和する。細かな改変が加えられているものの、庭園の特徴をとどめている。
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■1302 / 親記事)  「流れ橋」14日に通行再開 不審火で損傷、復旧工事が完了
□投稿者/ 管理人 院生(1310回)-(2025/03/07(Fri) 16:22:02)

     京都府山城北土木事務所は7日、昨年10月に発生した不審火で損傷し、復旧工事を行っていた木津川の上津屋橋(通称・流れ橋)について、14日午後3時から通行を再開すると発表した。

     流れ橋は八幡市と久御山町を結ぶ全長約356メートルの日本最大級の木造橋。

     橋を管理する同事務所によると、昨年10月21日に発生した不審火で約17メートルにわたって床木などが焼損した。府は橋を全面通行止めとし、昨年12月から工事を進めていた。事業費は約5千万円。

     橋では22年度以降、計5件の不審火が相次いで発生している。同事務所は再発防止策として、損傷箇所を燃えにくい材木に取り換えたほか、注意看板を両岸に設置した。
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■1301 / 親記事)  東大寺お水取り2025 五体投地 堂内に響く悔過の音
□投稿者/ 管理人 院生(1309回)-(2025/03/06(Thu) 16:01:31)

     東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)では、行にこもる僧・練行衆(れんぎょうしゅう)が本尊・十一面観音に、自身を含めた人々の日頃の過ちを懴悔(さんげ)する悔過(けか)の行法に取り組む。

     中でも最も激しい所作を伴うのが「五体投地」。五体人と呼ばれる当役が礼堂(らいどう)の「五体板」に激しく身を打ち付ける。

     薄暗い堂内に「バーン」という大きな音が何度も響き、聴聞者に懺悔と祈りの心が伝わってくる。
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■1299 / 親記事)  早咲きの「正月桜」見頃 濃いピンクの花にメジロ
□投稿者/ 管理人 院生(1307回)-(2025/03/05(Wed) 15:32:21)

     5日は冬ごもりの虫がはい出るとされる二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。断続的に雨が降って冷え込んだ4日、京都市伏見区では早咲きの「正月桜」が見頃になり、メジロが枝に止まる姿も見られた。

     同区淀地区を流れる水路周辺には市民グループが植えた桜並木があり、河津桜の中でも特に早い正月桜が濃いピンク色の花を咲かせている。鳥たちは蜜を求めて枝から枝へと飛び移っていた。

     京都地方気象台によると、この日は前線の影響で雨が続き、北からの寒気に覆われた。京都市中京区の最高気温は7・5度と、平年を5度近く下回る寒さとなった。5日は午前まで雨が続くが、午後からは平年並みの気温になるとみられる。
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■1298 / 親記事)  滋賀県北部に「戦国体験ミュージアム」建設へ
□投稿者/ 管理人 院生(1306回)-(2025/03/04(Tue) 16:28:08)

     浅井長政ゆかりの古文書やイメージ映像も

     滋賀県長浜市は、戦国武将の浅井長政が城を構えた小谷(おだに)山の麓の同市湖北町伊部に「小谷城戦国体験ミュージアム(仮称)」を建設する。浅井家ゆかりの古文書や絵図を展示するほか、イメージ映像の上映などを通じて来館者に戦国時代を体感してもらう。2027年秋ごろのオープンを予定しており、25年度一般会計当初予算案に事業費の一部約4900万円を計上した。

     長政は織田信長と姉川の戦い(1570年)を展開したことで知られる。小谷城は1525年ごろに築かれたとされ、戦国時代屈指の山城に数えられる。城跡は1937年、国の史跡に指定された。

     同ミュージアムは、近くにある小谷城戦国歴史資料館の老朽化に伴って新設する。鉄骨平屋建て約740平方メートルで、小谷山や周囲の田園風景と調和したシンプルな外観。各約100平方メートルの広さがある「常設」「映像」「実物」の3展示室を設ける。

     戦国時代の小谷城の様子をパネルなどで紹介するほか、長政や、妻で信長の妹のお市の方、2人の間に生まれ、かつてNHK大河ドラマで取り上げられた「浅井三姉妹」に関しての展示も行う。

     長浜ゆかりの豊臣秀長が主人公の大河ドラマ「豊臣兄弟!」が2026年に放映されるのに合わせ、同年には市内で「北近江豊臣博覧会」が開催される。長浜市は同ミュージアムを小谷城跡や付近の史跡巡りの拠点とし、地域の歴史文化を発信することで観光振興をさらに図りたい考え。市で直営し、年間約3万人の来館を見込んでいる。

     今夏に建築展示設計を完了した後、25年度中に着工する計画。総事業費は現時点では未定だが、国の交付金などを積極的に活用して市の負担をできるだけ抑えるとしている。

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■1297 / 親記事)  世界遺産・上賀茂神社で「流し雛」
□投稿者/ 管理人 院生(1305回)-(2025/03/04(Tue) 16:23:51)

     雨の中、和紙のひな人形を流し息災願う

     桃の節句の3日、京都市北区の上賀茂神社で、伝統行事「流し雛(びな)」が行われた。しとしとと雨が降る中、神職や参拝者らが和紙のひな人形を小川に流し、無病息災を願った。

     災いやけがれを人形(ひとがた)に移し、川に流してはらう行事。現在のひな人形の源流と考えられているという。

     この日は午前10時から本殿で「桃花神事」があった。神前に桃やコブシの花、草餅などを供え、国家安泰を祈願した。

     続いて神職や巫女(みこ)、参拝者が願いごとを書いたひな人形を境内の清流「ならの小川」にそっと流した。親子連れもいて、子どもの健やかな成長を願っていた。

     午前11時から巫女がササの葉で熱湯を振りまき無病息災を願う「湯立(ゆたて)神楽」が行われる予定だったが、あいにくの雨で中止となった。
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■1296 / 親記事)  大津市の日吉大社、山王祭の幕開け「神輿上神事」
□投稿者/ 管理人 院生(1304回)-(2025/03/03(Mon) 15:39:30)

     春の訪れ告げる伝統行事

     湖国三大祭りの一つ、日吉大社(大津市坂本5丁目)の山王祭の幕開けとなる「神輿上(おこしあげ)神事」が2日、同大社で行われた。小雨が降る中、男衆が2基の神輿を八王子山(381メートル)の奥宮に運び、春の訪れを告げる伝統行事の無事を祈った。

     駕輿丁(かよちょう)と呼ばれる担ぎ手約250人のほか、初参加となる地元の滋賀短期大付属高や比叡山高、北大津高の各野球部、スポーツ少年団員らが担ぎ上げた。

     神事に先立ち、境内の東本宮拝殿では伝達式が行われた。同祭実行委員長の山田洋昭さん(61)は「あいにくの天気だが足袋を締め直し、お神輿を上げてもらうようお願いします」とあいさつ。開幕が近づく選抜高校野球大会に初出場する滋賀短大付高の部員らに激励の言葉も送った。

     一行は午前10時20分ごろ、神職を先頭に出発。神輿に肩を入れた駕輿丁らは、傾斜のきつい曲がりくねった山道を約1時間かけて登り、頂上付近にある奥宮の「牛尾宮」と「三宮」に運び入れた。道中、「ヨイコラ」と威勢の良い声が辺りに響いていた。

     2基は、来月12日夜の「午(うま)の神事」で麓に運ばれ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る。 
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■1295 / 親記事)  春の訪れを感じる60点 華道の「御幸遠州流」の展示会
□投稿者/ 管理人 院生(1303回)-(2025/03/03(Mon) 15:34:06)

     華道の「御幸(みゆき)遠州流」の展示会が2日、京都市中京区の京都文化博物館で開かれた。春の訪れを感じられる花材で、自然の風情を伝える作品約60点が披露された。

     御幸遠州流は、明治時代に大津市で創流された。展示会は2年半ごとに開催され、同流で学ぶ京都や滋賀などの30〜90代が出展した。

     展示会は、春を詠んだ百人一首をテーマにし、コケが付いた梅で長い時の流れを表した作品や、強風に吹かれて、桜の花びらが舞っている姿を表現したいけばなが並んだ。

     他にも、ユキヤナギやレンギョウといった春の花材を組み合わせた作品などもあり、来場者は風流な時間を過ごしていた。

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■1294 / 親記事)  「千両ケ辻 ひな祭り」 京町家や商店にひな人形
□投稿者/ 管理人 院生(1302回)-(2025/03/03(Mon) 15:32:20)

     桃の節句に合わせ、京町家や商店にひな人形を展示する「千両ケ辻 ひな祭り」が2日、京都市上京区の大宮通(今出川通―中立売通)一帯で開かれた。町家に並ぶ各時代のひな人形に多くの人が見入っていた。

     一帯は糸問屋や織物商が並び、1日に千両に値する商品を売買したことから「千両ケ辻」と呼ばれる。ひな祭は地域を盛り上げようと、有志が2016年から開催している。

     6回目の今年は町家や商店など10カ所がひな人形を展示。「町家写真館」には、江戸中期から平成までの人形がずらりと並んだ。大宮通沿いには布小物や軽食を売るブースも並び、まち歩きを楽しむ人でにぎわった。

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■1293 / 親記事)  長岡京市の「梅の名所」でようやく開花 まだつぼみ多く「今年の満開は…」
□投稿者/ 管理人 院生(1301回)-(2025/03/03(Mon) 15:27:37)

     長岡天満宮(京都府長岡京市天神2丁目)の梅が、ようやくほころび始めた。梅の開花は、強い寒気の影響もあって全国的に遅れ気味。拝殿前の紅梅は、寒気が緩んだ27日に10輪ほどが花を開いた。隣の白梅はつぼみをふくらませているが、まだ一輪も開いていない。

     「うちの梅は全体的に遅咲きですが、それにしても今年は遅い」と同宮禰宜の中川正盛さん。8日には、お茶席(有料)が楽しめる梅花祭が控えているが満開にはほど遠い。

     隣接する長岡公園梅園には137本の紅、白梅がある。下の梅林はようやく五分咲き、上の区画はまだつぼみがほとんど。管理する市公園緑地課は「例年なら2月20日ごろには満開になる。今年の満開は3月10日過ぎあたりか。このままいけば3月下旬まで梅を楽しめそう」と話す。

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■1292 / 親記事)  炎、夜空を駆け抜け「お松明」 本行始まる
□投稿者/ 管理人 院生(1300回)-(2025/03/02(Sun) 15:47:47)

     「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂(奈良市雑司町)の修二会(しゅにえ)は1日、本行が始まった。夜には巨大な松明(たいまつ)が二月堂の舞台を駆け抜ける「お松明」があり、大勢の参拝者が見入った。

     午後7時ごろ、世話役の童子(どうじ)が燃え盛るたいまつを道明かりにして行にこもる練行衆(れんぎょうしゅう)を二月堂内へ導くと、欄干からたいまつを突き出して火の粉を振りまいた。

     14日まで上がるお松明は12日を除き、二月堂周辺での拝観の人数を制限。例年参拝者が多い12日の「籠(かご)松明」は、二月堂の信者組織の各講関係者と一般参拝者の拝観を分け、一般参拝は一方通行で順次移動しながら短時間の拝観となる。

     二月堂の修二会は752(天平勝宝4)年に始まり、一度も途絶えることなく今年で1274回目を数える。
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■1291 / 親記事)  平城京跡の住宅密集地に大型前方後円墳
□投稿者/ 管理人 院生(1299回)-(2025/03/02(Sun) 15:44:25)

      発掘調査で新たに確認

     奈良市教育委員会は1日、4〜5世紀の大型前方後円墳などが集まる同市北部の佐紀古墳群で、平城京の造営に伴い埋められたとみられる4世紀末ごろの大型前方後円墳「(仮称)佐紀池ノ尻(いけのじり)古墳」(同市法華寺町)を新たに確認したと発表した。全長約200メートルと同古墳群でも有数の大きさで、ヤマト王権の中枢にいた権力者の墳墓とみられる。発掘成果は3日から同市大安寺西2の埋蔵文化財調査センターで始まる速報展で展示される。

     2023年8月に実施した宅地造成に伴う発掘調査で、奈良時代の地層の下から、古墳時代前期の4世紀後半〜末ごろにしか作られていなかった「鰭付盾形埴輪(ひれつきたてがたはにわ)」が出土。土には古墳の周りの堀に特有の腐植土が含まれ、古墳の葺石とみられる石も見つかった。

     現場周辺は現在は住宅密集地となっているが、周囲では過去の発掘で堀の南北端とみられる遺構なども見つかっている。さらに上空からのレーザー測量で全体の形や円丘部分の膨らみも確認できたことから、同センターは幅約30メートル、深さ2メートル以上の堀に囲まれた墳丘長約200メートルの前方後円墳と結論づけた。平城京造営により破壊された古墳は約30基が知られており、その中でも過去最大という。

     約70基からなる同古墳群は4世紀後半の佐紀陵山(みささぎやま)古墳(同市山陵町)を振り出しに、主要道の変遷などに伴って、市北西部の西群から平城宮近くの東群に築造場所が移ってきたと考えられてきた。しかし、東群に属する今回の佐紀池ノ尻古墳の築造時期はこれまで東群で最古だったコナベ古墳(同市法華寺町)より数十年古いとみられ、東西で同時期に古墳を作っていた時期があったことが明らかになった。同センターの村瀬陸学芸員は「古墳群はいずれも南北方向の向きが同じ。(朝鮮半島のある)北方を意識し、主要道の東西に作ったのでは」と話す。

     速報展ではこのほか、平城京の官営市場「東市」の推定地(同市杏町)や当時の食生活が推定できるトイレ関連遺構などの発掘成果が展示される。31日まで(土曜休館)。午前9時〜午後5時。無料。

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■1290 / 親記事)  小野小町ゆかりの寺院でマルシェ開催へ 梅園も開園
□投稿者/ 管理人 院生(1298回)-(2025/03/02(Sun) 15:34:41)

     京都市山科区の小野小町ゆかりの寺院で梅園が公開される。公開に合わせ、キッチンカーが並ぶマルシェも開催される。

     京都市山科区の隨心院で、3月8日(土)〜23日(日)まで、境内の「名勝・小野梅園」を一般公開する。開園イベントとして、8日・9日の2日間限定で「小町 美味いもんマルシェ」が開催される。

     「美味いもんマルシェ」には、たい焼きやクレープ、ベビーカステラといった定番メニューのほか、ライスバーガーやステーキ丼、ホットドリンクなどの多彩な出店が並ぶ。会場には飲食スペースも設けられる。

     また、小野梅園の茶室では、京都橘大学裏千家茶道部の協力により、抹茶と隨心院オリジナル和菓子のセットが提供される。和菓子には、梅をイメージした「はねず餅」と、隨心院「花の間」に着想を得た創作菓子が用意される。

     2日間限定で、梅の香りがついた「梅香る御朱印」も授与される。友禅印刷技法を用いた淡い色彩の小野小町と和歌があしらわれた特別な御朱印で、各日1000枚限定となる。

     「小野梅園」の開門時間は午前9時〜午後4時半。大人300円、小学生以下は無料。「小町 美味いもんマルシェ」は8日・9日とも午前9時半〜午後4時半、荒天中止。

     3月30日(日)には、伝統行事「はねず踊り」が催される。また3月31日まで、隨心院の本尊である秘仏・如意輪観世音菩薩坐像(重要文化財)の開帳も行っている(要拝観料)。
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■1289 / 親記事)  京都の非公開文化財、特別公開スタート
□投稿者/ 管理人 院生(1297回)-(2025/03/02(Sun) 15:31:59)

     京都古文化保存協会(京都市上京区)は2〜9日、普段非公開の文化財を楽しめる「京都非公開文化財特別公開」を、相国寺(臨済宗相国寺派大本山、上京区)と境内の塔頭・光源院で催す。特別公開を3月に催すのは初めて。

     特別公開される相国寺の法堂(はっとう)(重要文化財)は豊臣秀頼が1605年に再建し、現存する臨済宗の法堂建築として国内最古とされる。狩野光信筆の天井画「蟠龍図(ばんりゅうず)」は円周9メートルの大作で、図の真下で手を打つと堂内に響く音が鳴き声に聞こえることから「鳴き龍」とも呼ばれており、実際に体験できる。

     方丈では白砂の前庭や枯れ山水の裏庭、極小のお経の文字で描いた法華観音の文字絵を堪能できる。浴室も開放する。室町幕府13代将軍・足利義輝の菩提(ぼだい)寺、光源院では十二支のふすま絵や庭園を見学できる。

     特別公開は同協会が1965年秋(春は99年)から続けている。午前10時〜午後4時。拝観料は1カ所につき大人千円。
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■1288 / 親記事)  奈良おもちゃ美術館 3月20日に開館
□投稿者/ 管理人 院生(1296回)-(2025/03/01(Sat) 18:00:17)

     国内外 5千点
     「木育」がテーマ 児童書カフェも

     3月20日開館する「奈良おもちゃ美術館」の竣工(しゅんこう)式と報道向けの内覧会が28日、奈良県三郷町立野北3丁目のFSS35キャンパスの同施設で行われた。

     国内外の約300種・5000点のおもちゃを集めた同館は、多世代交流を目的とした「木育」がテーマの体験型施設。同町からの指定管理を受けて社会福祉法人檸檬会(和歌山県、前田効多郎理事長)が運営する。

     全国で13館目で、関西では初。初年度の来場者約5万人を見込んでいる。

     竣工式で木谷慎一郎町長は「互いに尊重しながら共生できる人とつながる町、すこやか未来都市さんごうを目指して愛される施設になってほしい」とあいさつ。

     館内にはこまやけん玉など日本の伝統遊びから世界の珍しいおもちゃを展示するほか、古都・奈良の街並みを表現した「おもちゃの平城京」や大和野菜の収穫遊び、県産の木材を使ったものづくりワークショップなど県の魅力を体験できるコーナーもある。

     このほか、絵本や児童書をそろえたライブラリーカフェやミュージアムショップなども併設。

     同館監修の東京おもちゃ美術館の多田千尋館長は「おもちゃは人が生まれて初めて出会うアート。木の香りのするミュージアムになれば」と話した。 

     開館日の3月20日はドミノ倒しやシャボン玉ショーなどオープン記念のイベントを開催。営業時間・チケット購入方法は公式ホームページを参照。

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