滋賀県高島市は26日、メタセコイア並木の観光拠点となっている市農業公園マキノピックランド(同市マキノ町)の来場者用駐車場について、10月1日から有料化する方針を示した。駐車料金は施設の管理を請け負うマキノ町果樹生産組合の収入に位置づけ、施設の拡充や観光シーズンの渋滞対策などに充ててもらう。6月2日開会の市議会6月定例会に関連議案を提出する。
市は公共観光施設の将来的な民間譲渡を目指しており、今城克啓市長は26日の記者会見で「観光施設を運営していくには民間が主体となって稼ぎ、自立する仕組みが必要」と述べた。
条例改正案では、普通車(230台収容)は平日1回当たり500円、土日祝日は最初の60分500円、以後30分ごとに300円加算され、最大2千円。バス(10台)は1時間当たり千円。自動二輪(70台)は1回当たり300円とする。
有料化は果樹生産組合の要望を受け、検討を進めてきた。試算では年約2900万円の収入が見込まれる。併せて市は、組合が収益金から毎年度支払う納付金約400万円も免除する方針で、売り場の増床や防犯灯の整備、施設整備や警備員の増強などの財源として組合に活用してもらう。
市はこのほか、約9千万円を追加する2026年度一般会計補正予算案など計32議案を定例会に提出する。会期は26日までの25日間で、一般質問は11、12、15日の3日間。
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