カレンダー
花情報
古墳・遺跡
源氏物語・文学
歴史と幕末
花 街
古典芸能
教育/修旅
飛雲庵
他府県版
海外版
報道関係
HOME
HELP
新規作成
新着記事
ツリー表示
スレッド表示
トピック表示
発言ランク
アップファイル一覧
検索
過去ログ
[
最新記事及び返信フォームをトピックトップへ
]
[トピック内全1記事(1-1 表示)] 全ページ数 / [
0
]
■1190
/inTopicNo.1)
京都大学の研究者「木で人工衛星を作ろうと思うんだけど」
□投稿者/ 管理人
院生(1199回)-(2025/01/16(Thu) 15:50:48)
要望に応えたのは大津市の工房
京都大などが開発した世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」が昨年12月、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙空間に放出された。1辺わずか10センチの小さな人工衛星に用いた木の板は、薄いもので4ミリ。実現を支えたのは、日本古来の伝統技法と職人の工夫だ。
「木で人工衛星を作ろうと思うんだけど」。2018年、びょうぶなどの表装建具の文化財修理を手がける黒田工房(大津市)の代表臼井浩明さん(52)は、交流のあった京大研究者から連絡を受けた。約10センチの大きさと聞き「そんな箱やったら作りますけど」。深く考えず応じたと笑う。
本体は「留形隠(とめがたかく)し蟻組接(ありくみつ)ぎ」と呼ばれる伝統技法で組み立てた。たんすなどに使う技法で、接着剤やねじを使わず、木材の端の一部を凹凸状に加工して組み合わせる。
木材は小口と呼ばれる断面から割れることがあるが、この技法は小口が露出せず、強度を保てるとして採用が決まった。
正確な寸法で板を整えるのに最も腐心した。板の厚み8ミリほどの初期モデルは難なく完成。だが研究が進むにつれ、内部スペースの確保やアルミフレームの取り付けなど仕様が変更され、最終モデルは最も薄い板で4ミリになった。
臼井さんと共に作業を担った従業員の崔錬秀さん(34)は「かんなひと削りがどれぐらいか」を調整しながら慎重に削ったと振り返る。板の端を凹凸状に加工するのも「ちょっとたたきすぎると、ノミが貫通しちゃって」と苦労を明かす。工夫を重ね「機械である程度まで進め、最後はたたかず突くように手で調整した」と説明した。
表装建具ではあまり活用しない技法で、当初は少し不安があった。それでも「寸法も正確にしっかり出せた。今までやってきた仕事の技術を生かせたと思う」。
臼井さんと崔さんは昨年12月9日、衛星が宇宙に放出される様子を、京大の研究チームとオンラインで見守った。臼井さんは「ここから初めての旅が始まるんだなと感動した」と声を弾ませた。
600×586 => 250×244
janu036.jpg
/
51KB
→親記事 /
引用返信
/
返信
/ チェック-
チェック記事を
編集
削除
削除キー/
このトピックをツリーで一括表示
このトピック内容の全ページ数 / [
0
]
このトピックに書きこむ
この掲示板はタグを利用できません。
他人を中傷する記事は管理者の判断で予告無く削除されます。
半角カナは使用しないでください。
文字化けの原因になります。
名前、コメントは必須記入項目です。
記入漏れはエラーになります。
削除キーを覚えておくと、自分の記事の編集・削除ができます。
URLは自動的にリンクされます。
記事中に No**** のように書くとその部分が記事Noにリンクされます(****は半角数字)。
*) 過去ログへはリンクされません! すべて半角英数字で!
トピックを作成した時の削除キーでのみ返信ができます。
Name
/
E-Mail
/
Title
/
URL
/
Comment/ 通常モード->
図表モード->
(適当に改行して下さい)
File
/
アップ可能拡張子=> /
.gif
/
.bmp
/
.jpg
/
.jpeg
/.png/.txt/.lzh/.zip/.mid/.mov
1) 太字の拡張子は画像として認識されます。
2) 画像は初期状態で縮小サイズ250×250ピクセル以下で表示されます。
3) 同名ファイルがある、またはファイル名が不適切な場合、
ファイル名が自動変更されます。
4) アップ可能ファイルサイズは1回
500KB
(1KB=1024Bytes)までです。
5) ファイルアップ時はプレビューは利用できません。
6) スレッド内の合計ファイルサイズ:[51/200KB]
残り:[149KB]
解決済み!
BOX
解決したらチェックしてください!
削除キー
/
(半角8文字以内/トピック追加には削除キーが必須です! )
/
プレビュー
Mode/
通常管理
表示許可
Pass/
HOME
HELP
新規作成
新着記事
ツリー表示
スレッド表示
トピック表示
発言ランク
アップファイル一覧
検索
過去ログ
-
Child Tree
-